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美沙のもとへ

70PON:2018/11/12(月) 00:58:58 ID:3sxVA6OQ
車中でシートを倒し、携帯を眺めて男性運転手の視界の隅に人影が映った。
『すみませ〜ん、ちょっと良いですか?』
外を見遣れば、水色のシャツにネクタイを着た制服姿の美少女が窓をノックしている。僅かに怪訝そうな顔色を覗かせるが、幼さの残る美貌にネクタイすら簡単に挟めそうな胸の膨らみをシャツ越しに見せる、前下がりボブの黒髪美少女を一瞥すると、アッサリと警戒を解いて窓を開けた。
『何かな?』
『ちょっと、この娘を捜してるんですけど〜』
見せてきた携帯のディスプレイには、赤いリボンに白シャツ、チェックのミニスカートを着た制服姿の女子高生が写っている。だが、男性の興味はその画像よりも、手に届く距離まで接近する彼女の美貌と、見るからに巨乳と判る胸の膨らみの方に注がれた。
『あっ!』
女子高生が突然声を上げたため、男性はチラ見がバレたかと身を固くする。
『それ、私が載ってる雑誌じゃないですか〜♪』
彼女は、助手席に置かれた雑誌を指差した。その表紙を飾るのは、自らの巨乳をこれでもかとアピールするように腕組みポーズを取るグラビアタレント、RAUMであった。
『もぉ、RAUM本人を目の前にして気付いてくれないなんてショックぅ〜!良い機会だから、RAUMって名前、覚えておいてくださいね?雑誌の表紙をバンバン賑わしている、上から91―59-80のHカップグラビアアイドルの、ラ、ウ、ム、ですからね!』
雑誌を手に取って見比べてみる。グラビアで水着から零れそうな胸を強調するRAUMは、目の前ではち切れんばかりに制服シャツを盛り上げている女子高生と、全くの同一人物であると刷り込まされた。
『その本を持ってるなら、最後のカラーページも開いてみてください。ねぇ、早く!』
その場でピョンピョンと軽く跳ねるRAUM。わざとやっているのか真意が分からないが、その胸は服の中で誘うようにユサユサとバウンドする。あまり凝視しないように気を配りつつ、雑誌の後ろのページを開けば、そちらにも露出度の高いベージュのハイレグビキニでポーズを取るショートボブの巨乳美少女が写っていた。その美少女の姿と名前を確かめた男性は、ハッと目を見開く。
『そこに出てる、根本美薙って娘と一緒に遊びに来たんだけど、はぐれちゃったんですよ。いくら連絡しても繋がらないし』
そう言われ、男性は気取られないようにしつつ、内心ではあることに合点していた。
『あぁ、その子なら、向こうに停まってる車の下に携帯か何かを落としたみたいで、ずっと手を伸ばしてたよ』
『え〜っ!美薙、さっきまでここに居たんですか?』
不満そうに腕組みをするRAUMを避けながら、男性は窓から手を出して指し示す。手元の雑誌で強烈なインパクトを残すRAUMのHカップ巨乳が、とうとう数センチの距離にまで近付く。もう少しキツく腕を組んで寄せ上げてもらえれば、本当に触れてしまえそうだ。
『じゃあ、その車の所まで連れていってもらって良いですか?』
『え、連れていくのかい?』
車の場所は、指差せるほどすぐ側だ。だが、巨乳タレントのRAUM相手なら悪い気はしないと、男はその要望に応じた。


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