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友達の親父のマッサージで…
10
:
たけのこ
:2023/04/06(木) 12:38:30
次の日…
祝日で学校が休みだった俺は昼過ぎに起きて、冷蔵庫の中を物色していると、リビングから母さんの笑い声が聞こえてきた。
健子「えぇ〜、そうなんだぁ〜…アハハハ、それ面白いですね…ウフフ」
誰か来てるのかな?
俺がリビングに顔を出すと、テーブルを挟んで対面に母さんとおじさんが椅子に座っている。
意外な人が家にいたことに俺はただ驚いた。
孝輔「なんで…おじさんがいるの?」
健子「こらっ!孝輔、失礼だよ…まったく」
及川「孝輔、今起きたのか?うちの彰と一緒だなぁ、だらけ過ぎだぞ」
健子「及川さんね、わざわざお母さんに、このお茶を届けてくれたのよ、健康にすごい良いんだって、早速いただいてました…フフフ」
及川「奥さん…もう1本あるからさ…明日にでも飲んでよ…グフフ」
おじさんが持ってきたラベルがない素のペットボトルに入ってるお茶…
母さん、そんな得体の知れない物をよく飲めるな…
うちの母さんは物知らずなところがあり、人を疑ったりせず、真面目…というか、この人、天然なんだな…と思わせるような事が今までも多くあった。
そんな母さんだから、目の前にいる母さんに欲情する彰のキモオヤジさえ、すぐに信用してしまったんだろう…
健子「あらやだ、雨が降ってきてる、洗濯物取り込まないとぉ…」
そう言うと慌てた様子で母さんはリビングから出て行ってしまい、その姿が見えなくなるまでおじさんはずっと母さんを凝視していた。
俺とおじさんの2人きりになってしまったリビングで、おじさんは俺を見て、染染と喋りだす。
及川「孝輔!いつ見てもお母さん良いなぁ〜…顔も俺の超好みだし、体つきも…グフフ、今日の格好も実に良い…灰色っぽいニット素材のシャツに茶色いタイトスカート、ベージュのパンストに包まれた足…ハァハァ、全部が俺の好みだ」
孝輔「そっ…そうか、母さんがおじさんと会う時はいつもTシャツにジャージのズボンだからな、本当はいつも今日みたいな格好なんだよ」
及川「特にあのスカートのパンパンな尻が堪らんよ…グフフ、お前や旦那が羨ましいなぁ…いつも見ることができて」
母さんが戻ってきてすぐにおじさんは帰って行った…
おじさんを玄関で見送ると、母さんは神妙な顔で俺の方を向く。
健子「ねぇ、孝輔、変な事聞いていい?」
孝輔「なっ…なんだよ急に?」
健子「私って…その…くっ…臭いかな?」
孝輔「は?何言っての母さん…そんな事ないだろぉ…あっ…でも彰が前に何か…言ってたかも」
健子「彰君が!…やっぱり…そうなんだ…」
俺のとっさについた嘘で母さんは落ち込んでいるようだった…
……
………
その次の日…
学校に着くなり、彰が周囲を気にしない大きな声で俺に話し掛けてくる。
彰「おばさん、昨日の夜、うちのオヤジに電話してきてさ、明日、するみたいだぞ!やったなぁ!アハハハ」
孝輔「バカ、お前、うるさいぞ、もうちょい静かに喋れよ、そんな言い方したら、周りに誤解されるだろ!」
彰「あっ…ごめん!嬉しくてつい…、オヤジが全身するからいつもより時間掛かるけどって言ったらしい…そしたら、おばさんは、おじさんが出張でいないから、時間は気にしないだってさ」
そういえば…父さん、昨日から出張だった。
俺はすっかり忘れていた…
……
………
その日の夜、母さんと2人での夕飯…
健子「明日、お母さんマッサージの日だからね。いつもより時間掛かるかもだけど、孝輔は適当にしててよ、お父さんもいないんだし」
孝輔「俺の事は気にしなくていいよ、時間掛かるの?なんで?まさか…おじさんと…」
健子「あんたバカじゃないの!そんな訳ないでしょ!ちょっといつもと変わったマッサージしてもらうだけよ…」
俺にからかわれた母さんは、おじさんから貰った怪しいお茶を飲みながら、怒っていた…
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