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人気投票系総合スレ

1SAVEDATA No.774:2010/05/04(火) 16:37:03 ID:2mB0nbwE0
【第1回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 取り扱い説明書】

投票対象:第0話『OPENING』〜第59話『第一回定時放送』まで

投票方法:1位〜5位までを投票。1位を5ポイント、2位を4ポイント……5位を1ポイントで集計

投票期間:今から〜11日(火)23:59:59

投票時の注意事項:
 ・SSタイトルは正確に書いてください(まとめwikiからのコピペ推奨)
 ・話数や書いた人のトリは集計時には表示しますが投票時には省略しても構いません
 ・感想を書いたりすると書き手さんがほかほか状態になり何かのフラグが立つかもしれません
 ・今回は第一回目でありどれだけの人が投票に参加してくれるか分からない為作品投票オンリーです
  盛況なようなら、或いはやりたいという意見があれば死者投票やセリフ投票などへと発展する可能性もあります


投票例 (タイトルや感想は捏造です)

1位:『涙の友情クロス! 復活の機神』
ヂークベックとキューブの合体に俺の心が震えた
登場話のギャグネタをそう使うとは
オルドレイクのヴァルハラに立ち向かう二人がカッコ良すぎる

2位:『裸になってグルガァーッ!』
グルガ、そりゃあそんな姿じゃマールに悲鳴上げられるよ
巻き込まれたティムカワイソス

3位:『今は悪魔が微笑む時代だ』
ロック、恋人蘇生の為にマーダーになっちまうとは。そそのかしたエビルプリーストがいい仕事だった

4位:『私の王子様』
エリウッドー!まあ紙なお前なら一話死亡だよな〜
最後に現れて死を看取ったシエラ様にシビれた

5位:『第一回放送』
放送お前らかよw
ビネガー、ソイソー、マヨネーの掛け合いにわろたw

2SAVEDATA No.774:2010/05/04(火) 17:02:08 ID:k3Q7JFdM0
なんだこのテンプレwww

ということで早速投票

1位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』
あまりにも重すぎる話。
英雄とは何かというWA2のテーマがよく出ていた一作。
こんな話を書ける氏にはただただ脱帽させられるばかり

2位:『夜空』
なんで1位を二つ選んだら駄目なん……?(真顔)
1位との差は本当に少ししかなかった。
まさかのアクセスには本当にシビれた。

3位:『夢をもう一度』
一番驚かされた作品がこれ。
読んだときは本当にえええええええぇぇぇぇぇぇ!wと思った。
最近氏の作品は見ないが、機会があれば是非復帰してほしい。

4位:『OPENING』
待ちに待ったオディオ主催のパロロワ。
そのオディオを圧倒的な筆力でらしく書ききった作品だと思う。

5位:『Body Language』
私的ベストコンビの結成話。
ロワ中だろうと構わず筋トレする高原と、高原と戦うマッシュのお馬鹿さ(褒め言葉)に吹いた。

3SAVEDATA No.774:2010/05/04(火) 20:07:43 ID:hhlm.RDI0
……復活の機神に私の心の科学的な部分がくすぐられるwww
感想をつけられてない頃の話なので、ちょっと長めに投票させていただきます。


1位:『三人でいたい』

 説明しがたい「好きさ」を感じる話。正直に言うと、今も読むたびに泣かされてしまうw
 ルカ様の恐ろしさがよく分かる前半も面白いけど、この話の肝となるナナミのパートを読んでいる
 ときのテンションの上がり方は異常……。ゴゴたちの言葉に繰り返し頷くさまや、「ねえ、ねえ」といった
 呼び掛けから、彼女の気持ち(仲間の気遣いに対する感謝トカ、リオウたちに会えない無念トカ)を想像出来る
 空白の残し方がいいなぁと。読んでいるこちらも、ともすれば頷きながら心情を噛みしめていたりして。
 物真似を見破られたゴゴのパートも、物真似師の掘り下げと同時に良い余韻を残してくれるのが素敵すぎますッ。


2位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』

 RPGロワの面子ならではの重いテーマを、巧みな演出で魅せてくれた話。
 階段を下りた『底』で「英雄の意味」を知ったユーリルが、もとどおりに階段を登ってもなお、胸の中に
 生まれた影をまえに立ち尽くすという組み立てはシンプルだからこそ、読む側にはストレートに響いてきた。
 背塔螺旋から逃げるように後戻りしたって、いちど何かを知ったら、知らない頃にはもう「戻れない」よなぁ……。
 アナスタシアによる語りの場面も、しっとりした――あるいは粘性を秘めた情景が如実に浮かんでくるのがいい。
 色々と考えさせられて、考えるほどにこちらまでずっしりとくる。そこが非常に魅力的な揺らしだったと思う。


3位:『エドガー、『夜明け』を待つ』

 かっこいい。むしろ、格好良い。ひと言で表すなら、そんな単語が似合う話だなぁと思う。
 仲間ゆえにエドガーの揺らぎを見抜いて彼を狙わず、塩を送る形となるのに発破をかけたシャドウ。
 シャドウの行為の是非は別として、彼の仲間だったがゆえにケジメをつけることが出来たエドガー。
 この話に限ったことではなく、こういう描写が出来るのが氏の良いところだなぁと感じてならない。
 「固定観念」に振り回されるフロリーナのバトルから一転、エドガーの決意表明と、FF6勢は見知った
 相手となる魔導アーマー(withトカ)とのロマン溢れる「共闘」でカタルシスを感じる構成も好きだなあ。


4位:『夜空』

 個人的には3位タイにしたいけど、順位が問題じゃない、ここで感想を書くのが大事ナノダ。
 そして、やっぱり氏の話には涙腺が刺激されるw 良い話だけど、本当どういうことなの……!
 リルカ、ジョウイの登場話でも触れられた「魔法の言葉」についてのくだりをきっちり昇華して、
 「リルカの魔法」≒アクセスを行う流れに圧倒された。リルカのビジュアル面でのテーマカラーであろう
 赤と、紅の暴君キルスレスのイメージとが重なって、「魔法」を使う光景が鮮やかに浮かぶのもニクイ演出。
 彼女の魔法に立ち向かった魔王にしても、単に彼女を否定するだけで終わらないところが風格を醸し出しててGJ。


5位:『アナスタシア、『手』を繋ぐ』

 登場話のなかで好きだったのがこれ。アナスタシア&ちょこがコンビを結成する話。
 剣の聖女と言われたアナスタシアの、等身大で生臭い面が如実に出ているのが何とも言えない。
 一度は首を絞めようとしたちょこに縛られる錯覚は、戦力的にはちょこにアナスタシアが依存する関係となり、
 また、アナスタシアがちょこの過去について知った今読み返すと、色々な意味で胸にクるものが。
 生への暗い執着と対比させるように明るく、世界への憧憬に満ちた「新婚旅行(観光)」の方針も巧かったんだよなぁ。
 タイトル的にもアナスタシア主体の話、そのなかで、じつに上手く彼女の立ち位置を決めてくれたと思う。

4SAVEDATA No.774:2010/05/04(火) 20:30:19 ID:Uh8ors1g0
>>1
スレ立て乙!
なんだその素敵な投票例はw
ヂークベックとキューブの合体とか超見たいわwww
それはさておき、投票をば。

1位:『夜空』
正直、心から震えた。
第一放送前にこれほど熱い話が投下されるとは思わなかった。
氏のクロスオーバーの上手さが垣間見えた一作。
ロワ参加キャラの中でもリルカは本当に大好きなキャラなんだが、予想以上にカッコよく切ない散り方に感情を揺り動かされた。

2位:『アナスタシア、『手』を繋ぐ』
俺、アナスタシアは対主催になると信じて疑わなかったんだ…。
予想外だったが、それでも生きたいと強く望む彼女らしかったと思う。
ちょこを利用するアナスタシアと、アナスタシアに依存めいた感情を抱くちょこ。
その歪なコンビを作り出した発想は見事だった。

3位:『ダブル・ナイトメア』
暗殺者の、暗殺者による、暗殺者のための登場SSだった。
シャドウとジャファル、一流の暗殺者の交錯は短いものであったが、二人の実力がよく伝わってきた。
渋いその一戦は、マーダーとしての活躍を期待させてくれた。

4位:『Let's go XXXX』
皆殺しの剣に魅入られたリンに、首輪解除に大きく貢献するであろうルッカが殺されないかとハラハラした。
何が印象に残ってるかって、オートボウガンで剣戟を受け止めた一シーンだ。
バグ技再現というゲーム原作ならではの発想に感心した。

5位:『HUNTER×HUNTER』
フルアーマーカノン、イカすぜ。勇者ドリルを装備した彼女の姿がありありとイメージできた。
エルクを圧倒したが、あの参戦時期ならそら強いわと妙に納得してしまった。
敵のカノンは強かったからなぁ…。

5SAVEDATA No.774:2010/05/05(水) 01:57:11 ID:YY1U0wTE0
これは第二回投票、第三回投票とテンプレ主らでタイトル・感想でっち上げをリレーする流れになって欲しいなーw

1位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』
『勇者』と『英雄』
自らそうなった者となってしまった者の対峙
されど本当はどっちもなるしかなかっただけの者達
アナスタシアだからこその強い訴えにユーリルは選んだ者でなく選ばれし者故に揺らいでしまう……
上手かった。とにかく衝撃的で上手い話だった


2位:『三人でいたい』
普通の人間で最高のお姉ちゃんなナナミの最後のがんばり物語
切なくもそこで終わらない何かがある
締めのゴゴの言葉も相まって余韻が心地いい

3位:『エドガー、『夜明け』を待つ』
此の話そのものが既に夜明けである!
そう断定できる爽やかさがある話
友情に厚いマーダーっつう変な立ち位置がすごい似合う、シャドウ
ライバルの叱咤からの立ち直り、共闘で因縁の敵撃破な少年誌的な流れもすごいかっこよかった


4位:『夢をもう一度』
トルネコさあああああん!
惜しい人をなくしたと自然に思えるほどトルネコさんの良い人っぷりが出ていた
それがまさかひとりの男を覚悟完了させちまうとは
大人の苦味のある話だった

5位:『Body Language』
肉体言語ここに極まりけり
馬鹿と筋肉のコンフュージョンがこうも素晴らしいとは
見てて気持ちいい二人だった
というか登場話そうそう何ぶつかり合う初対面な対主催とは新鮮w

6SAVEDATA No.774:2010/05/07(金) 00:20:51 ID:GS2Cjjaw0
何だこのテンプレwwww
ものすごく読んでみたいじゃないか

それにしても,5個だけ選ぶのがこんなに難しいとは

1位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』

WA2とDQ世界の差というか,「英雄」の扱いが良く出ていた作品
ユーリルは大きく揺さぶられて,墜ちていくわけで.
衝撃的な話でした


2位:『夜空』

まさかのアクセスには痺れました
リルカの散り様にただ合掌
ジョウイや魔王の行動や思考に大きな影響を与えたのも見逃せない


3位:『エドガー、『夜明け』を待つ』

少年漫画的なエドガーとシャドウのやりとりが素晴らしい
トカの相変わらずな感じも最高です
前話と迷ったけどエドガーとシャドウのかっこよさに惹かれてこちらをチョイス


4位:『三人でいたい』

ナナミのお姉ちゃんっぷりが泣けた
ルカ様の凶悪さとゴゴの思考や最後の独白にもやられた感がある
切なさ満載の一作


5位:『ストレイボウ、『友』を信じる』

カエルは普通に対主催をやっていくのだと,そう思っていた時期が(以下略
エイラの存在から築かれたカエルマーダー化フラグ
そして過去の自分への後悔からただ仲間を信じようとするストレイボウが良かった

7SAVEDATA No.774:2010/05/07(金) 04:12:51 ID:ojx6FgcQ0
宴の準備じゃあ!に出遅れたぁ!
でも、投票するぜ。

1位: 『Body Language』
高原、マッシュの脳筋コンビ。
バトルもあり、高原もいつも通りで熱くなったぜ。

2位:『 (血のような跡が染み付いていて読めない)』
中世編後のストレイボウがすっごい気に入った。
彼にはすっごいがんばってほしいので。

3位:『Wild Lady,Strange Scientist』
トカのインパクトが癖になったトカ、ならないトカ!?

4位:『死んだのにイキテルマン(×2) 』
タイトルがすっごい印象に残ってるので。
あと、ティナ追悼に

5位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』
勇者とは何か、というものに一石を投じる作品だなと思いました。

8SAVEDATA No.774:2010/05/09(日) 09:14:21 ID:/.R3OTKM0
グルガ様吹いたw
早くその番外編を開催する作業に戻るんだ!

1位:『三人でいたい』
ナナミィィィィィィ! ルカのスヴェルグ相手によく頑張った。
死ぬ直前まで姉であり続けた、ナナミにしかあり得ない素晴らしい最期だと思う。
このロワのゴゴの特徴を見事に生かしたラストは、彼の今後に大きな影響を与えた。

2位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』
もはや伝説となった一話。
キャラ死亡はおろか戦闘すらもないにもかかわらず、ここまでの読み応えはそうそう出せない。
塔内での『無音』が伝わってくる演出が見事だった。

3位:『踊る道化は夢を見ない』
まさかの。まさかの! ……そんな話。
被保護者であり、主人公側であったシンシアの登場話。
複数の強者を落とした異色マーダーの始まりであった。

4位:『夜空』
リルカ……。彼女のこの最期の台詞が好きなんだ。
アクセスなんて予想できるかよw
他作品の支給品を用いての変身。クロスオーバーの醍醐味のひとつ。

5位:『Mr. & Miss. Mysterious』
ゴゴという人格を設定した話。
今でこそ当たり前のように書かれているが、FFDQのゴゴという前例があるため、なかなかこの発想には至れない。
ただ、ビッキーのものまねをしるゴゴを想像すると、結構気持ち悪いw

9SAVEDATA No.774:2010/05/10(月) 22:56:20 ID:paOtGaEA0
1位:『OPENING』
感動モンですよ、本当に。
いろんなロワを見てきましたが、ここほどインパクトのあるOPは見たことが無いです。

2位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』
世界による、言葉の意味の違い。
そしてキャラクター毎の捉え方の違い。
この両者が本当に上手くかみ合ってて本当に面白い作品です。

3位:『三人でいたい』
原作未把握でもナナミのキャラが良く分かるいい話でした。
そして、本物にはなれなかったゴゴから漂う哀愁が……

4位:『夢をもう一度』
セッツァーがマーダーは予想出来てましたが理由が意外だった!
時間軸をズラすことをすごく有用に生かしていた話だと思います。

5位:『言葉と拳に想いを乗せて』
テンプレ通りの死亡フラグなのに……レイがカッコイイぜ!
人間を敵視するピサロと人間の心を知ったレイとのバトルがすごくよかったです。

10SAVEDATA No.774:2010/05/11(火) 01:49:03 ID:Qye8Loe20
1位:『OPENING』
 オディオきた! これでかつる! でした。
 漂う絶望感がはんぱねえっす。
 RPGロワを知ったなら、まずはこれを読むんだ。それからだ! ってことで一位。

2位:『三人でいたい』
 序盤中盤ももちろん面白い。でもやっぱり、この話で語るべきなのは――
 >俺は、ゴゴ。物真似師だ。
 この一文だと俺は思う。たまらないですね。イエー。

3位:『Body Language』
 いまはもういないけれど、一番好きなヤツらでした。こいつらが死ぬ話もまたいいんだよ、いや、もう、あれはさあ! ……と脱線脱線。
 知力25が大好きな俺にはたまらん話でした。もう、これだ!
 俺はこいつが好きだから現代編を何度もプレイしてたんだ! とw にしてもバカだなあ、こいつらwww

4位:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』
 オディオが主催だとか、参加している連中だとか、DQ4の設定だとか、もちろんアナスタシアの過去だとか。
 いろいろひっくるめて、ここで『勇者』の話を持ってきたのはGJすぎて脳汁出た。

5位:『エドガー、『夜明け』を待つ』
 エドガーとシャドウ、どちらも実に男前。
 ああもう、なんつうかFFシィィィィックス!

11SAVEDATA No.774:2010/05/12(水) 00:00:06 ID:PFtz7/2k0
第一回投票期間ここまで!

12第一回集計結果発表:2010/05/12(水) 20:18:13 ID:PFtz7/2k0
皆様、投票に参加していただきありがとうございました
投票結果の発表に移らせていただきたいと思います
発表は上位5位を5位から1位の順にコメント込みで発表したあとで全ての集計結果を張らせていただきます。では

5位/10ポイント 003:『Body Language』現◆KGveiz2cqBEn氏
051:『エドガー、『夜明け』を待つ』◆Rd1trDrhhU氏
     
まさかの同率5位に輝いたのはこの二つです
     前者は当ロワ中でも人気だった脳筋コンビの結成話に相応しい熱い馬鹿っぷりが、
     後者はその少年漫画的なFF6勢のかっこよさが票を集めました

4位/12ポイント 000:『OPENING』◆6XQgLQ9rNg氏

      全ての始まりであるOPENING
     主催がオディオだから……だけでは済まされない筆力の高さが人気の秘密なようです
     このOPのクオリティがあったからこそ誘発された書き手・読み手も多いかと

3位/17ポイント 041:『夜空』◆iDqvc5TpTI氏
      
      コメントで見られるようにまさかの魔剣によるアクセスがこの話の肝
     ロワらしいクロスオーバーの上手さと話し自体の熱さ、かっこよさ、切なさが読んだ人の心を動かしたみたいです
     また、リルカだけでなく魔王やジョウイも良かったという意見もありました

2位/23ポイント 050:『三人でいたい』◆iDqvc5TpTI氏

      ナナミのお姉ちゃんっぷりが涙を誘った話
     彼女の心理の掘り下げやルカ様の恐ろしさも評価が高いが、この話を語る上で忘れてはならないのはゴゴ
     物真似師としてのありようと最後の一文がたまらないとという声多数でした

1位/30ポイント 048:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』◆6XQgLQ9rNg氏
 
      もはや説明不要
     WA2、DQ6、LAL、アナスタシア、ユーリル、オディオ
     英雄とは何か? 勇者とは何か? このロワならではの重いテーマを余すことなく掘り下げ魅せた話
     その衝撃に誰もがやられた伝説的な話が見事1位を勝ち取りました

13第一回集計結果発表:2010/05/12(水) 20:19:10 ID:PFtz7/2k0
集計結果総計

1位/30ポイント 048:『『勇者』の意味、『英雄』の真実』◆6XQgLQ9rNg氏
2位/23ポイント 050:『三人でいたい』◆iDqvc5TpTI氏
3位/17ポイント 041:『夜空』◆iDqvc5TpTI氏
4位/12ポイント 000:『OPENING』◆6XQgLQ9rNg氏 
5位/10ポイント 003:『Body Language』現◆KGveiz2cqBEn氏
051:『エドガー、『夜明け』を待つ』◆Rd1trDrhhU氏
7位/7ポイント  011:『夢をもう一度』◆0RbUzIT0To氏 
8位/5ポイント  022:『アナスタシア、『手』を繋ぐ』◆Rd1trDrhhU氏
9位/4ポイント 002:『 (血のような跡が染み付いていて読めない)』◆Tt7VpJAYxU氏
10位/3ポイント 006:『ダブル・ナイトメア』◆jtfCe9.SeY氏
015:『Wild Lady,Strange Scientist』◆6XQgLQ9rNg氏
012:『踊る道化は夢を見ない』現◆KGveiz2cqBEn氏
13位/2ポイント 026:『Let's go XXXX』現◆KGveiz2cqBEn氏
021:『死んだのにイキテルマン(×2) 』◆jU59Fli6bM氏
15位/1ポイント 014:『HUNTER×HUNTER』◆iDqvc5TpTI氏
029:『ストレイボウ、『友』を信じる』◆Rd1trDrhhU氏
005:『Mr. & Miss. Mysterious』◆wlyXYPQOyA氏 
030:『言葉と拳に想いを乗せて』◆6XQgLQ9rNg氏 

以上により第一回人気投票を終了させていただきます
第二回人気投票はいつ頃からがよろしいでしょうか?
では、それまでしばらくの余韻をお楽しみいただければ幸いです

14<ワタナベ>:<ワタナベ>
<ワタナベ>

15SAVEDATA No.774:2010/05/13(木) 13:43:14 ID:4nFZ6Ebk0
集計乙!
やっぱりあの話かw バトルもないのに凄いなー。
結局、台詞とか死者投票はやらないのかな?

16SAVEDATA No.774:2010/05/13(木) 19:30:34 ID:qUikNONM0
台詞投票とかは作品投票よりも参加者が少ない傾向にありますので
人が来続けてくれるのならありかと思いますが、一回目の参加者数(個人的には満足)からするとちょっと難しいのでは?

17SAVEDATA No.774:2010/05/13(木) 21:55:04 ID:yA0MLyVc0
やるなら投票するぜー

18SAVEDATA No.774:2010/05/14(金) 03:20:47 ID:bice.li.0
まあ台詞はともかく死者は一回目と二回目合わせてでいいんじゃね、やるとしても?
とりあえずまずは第二回作品投票か

19【第2回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 取り扱い説明書】:2010/05/22(土) 13:09:30 ID:unzFy9Jo0
投票対象:第60話『心の行き着く先』〜第87話『第二回定時放送』まで

投票方法:1位〜5位までを投票。1位を5ポイント、2位を4ポイント……5位を1ポイントで集計

投票期間:今から〜5月30日23時59分59秒まで

投票時の注意事項:
 ・SSタイトルは正確に書いてください(まとめwikiからのコピペ推奨)
 ・話数や書いた人のトリは集計時には表示しますが投票時には省略しても構いません
 ・感想を書いたりすると書き手さんがほかほか状態になり何かのフラグが立つかもしれません
 ・今回は第一回目でありどれだけの人が投票に参加してくれるか分からない為作品投票オンリーです
  盛況なようなら、或いはやりたいという意見があれば死者投票やセリフ投票などへと発展する可能性もあります


投票例 (タイトルや感想はでっち上げです)

1位:『柱』
押し寄せるモルフ軍団
ヴィンスフェルトやシャンテといった参加者のものまで含む圧倒的兵力に只一人立ち向かうティムがかっこいい
エーギルを吸ったネルガルがティムの柱としての活性効果と制限により保有していたエーギルの急な増大化に耐え切れず消滅したのも衝撃的だった
最後まで生きてコレットのもとに帰ろうとしたティムの奮戦が全滅で締めくくられた皮肉が切なかった

2位:『機心咆哮! 叩き込め、炎のゼロクライシス!』
かえってきた! 僕らのヴァルゼルドが帰ってきたあああ!
戦力強化の為にキューブとヂークベックの残骸からデータを回収した時から生じていたノイズ
それに気付いたロボの説得は暴走したヴァルゼルドはおろか俺の魂まで揺さぶった
最後のあえてゼロクライシスを急所から逸らすとこなんてもう!
なにこれなにこれなあにこれ!? 熱すぎるんだけど!

3位:『君を想う』
ロックVSマシュー
共に恋人の死を背負い、けれどもこのロワでは逆の道を歩んだ似た者達の戦い
内に想いを秘めた二人の盗賊同士の戦いは静かで悲しくてそしてどこか綺麗だった
最後のマシューの瞬殺の描写もすごい

4位:『べ、別にあなたのためにしたんじゃないんだからね!』
サニアが可愛すぎる、どうしよう!
順調にカイル×ソニアが進展してるけれどロワ的に恋愛フラグは怖いw
しかしこいつらこの話内でもだけど戦力的にもナイスコンビなんだよなあ
近接・物理・回復・壁役に遠距離・魔法・補助役ってw

5位:『ふりっくん珍道中』
フリックwww
すっかりベルフラウとルーシアの保護者が板についちまったなーw
相変わらず清涼剤なこのトリオには和みっぱなしだぜ
これからも振り回されっぱなしだろうが、がんがれ。超がんがれ

20【第2回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 開幕】:2010/05/22(土) 13:10:23 ID:unzFy9Jo0
それでは第二回開始とさせていただきます

21SAVEDATA No.774:2010/05/23(日) 02:50:03 ID:Y/NNchhY0
一番乗りかな?

1位:『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』
ケフカVSシュウ&サンダウンの大バトル!
ケフカの絶望的な強さの前に立ち向かう
シュウとサンダウンのコンビがかっこよかった。
負けたけど、大健闘だと思う。

2位:『トゥルー・ホープ』
カノン・アキラVSルカ。
ルカ様の悪役っぷりが最高。
そして、マザーイメージで母の面影を見て、撤退したのも印象的。
ルカ・ブライト知らなかったけど、だんだん好きになってきた。


3位:『ボボンガ』
仲間の死を悲しまない高原が高原らしいと思った。
レイ・クウゴの技を受け継いだところがいい!


4位:『勇者と野球しようぜ!』
シリアスとギャグの共存。
脳筋コンビはここでも清涼剤だということを思い知らされたw


5位:『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』
トカの自重のなさに惚れちゃったトカ?
でも、シャドウとのバトルも忘れてはなりませんぞ!

22SAVEDATA No.774:2010/05/23(日) 18:54:43 ID:gQ0zXThs0
1位:『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』
2位以下は随分と迷ったが1位はすんなりと決まった。
ガンマンコンビとケフカのバトルが熱い。
アルテマやハリケンショットなど、持てる最大火力をぶつけあったまさに総力戦
登場した人物に空気キャラがまったくいない名作

2位:『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』
リ、リオーーーーーーーーウ!
まさかここでリオウが落ちるとは、この海のリハクの目をもってしてもry
俺……リオウはこのまま原作通り仲間をスカウトしまくると思ってたんだ……。
直前にトカも勧誘してたし。
チャンスを見逃さずきっちり物にするシャドウの仕事人っぷりがやヴぁい。 

3位:『トゥルー・ホープ』
正直、予約された時点で、はいアキラかカノン死んだー!
って予想はしてたけど、たった二人でルカ相手に奮戦する姿を見ると応援せずにはいられない。
最後にカノンの心を満たしてあげたアキラの男前っぷりが光る

4位:『Trust or Distrust』
方や相手はあのピサロ、方や相手はあの抜剣アティ。
戦力的に圧倒的に不利な局面を戦いぬいたミネアさんとリンに拍手。
ネタ扱いされてたけど、ミネアさんもピサロにロザリーのこと教えてあげたりで活躍してるよね!

5位:『ユーリル、『雷』に沈黙する』
ユーリル君のどうしてこうなった伝説第二幕。
雷呪文のフラグ自体はまったく別のパートで立てられたものだけどw
少しずつ拠り所を失っていくユーリル君を見ると正直興奮せざるを得ない。

23SAVEDATA No.774:2010/05/24(月) 03:30:55 ID:ou0hgOEA0
>>19乙!
カイル……お前にサニアは渡さねえよ……。屋上(ry

1位:『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』
命を捨ててまで、知り合ったばかりの男を回復したリオウ。
それは、原作でもこのロワ内でも多数の『救いきれなかった無念』を抱えた彼の最期としてはこの上ないもの。
凹むトッシュがゴゴの言葉で立ち上がるのは、さらなるワクワクを期待させるいい締めだった。

2位:『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』
ビクトールさんとルッカの対照的な死を描いた話。
熊さんは何気に凄い頑張ってた。意外にもカエル魔王を追い詰めてはいたんだよね。
ルッカは悔いが残る退場だったかもしれん。記憶石がどう影響を及ぼすかは今後に期待、か。

3位:『トゥルー・ホープ』
正直、カノンは長生きできないとは思ってた。
しかしルカさま相手によく頑張った。
心を読めるアキラならではの看取り方もナイス。

4位:『暗殺者のおしごと-The style of assassin』
エドガーーーーー! あとフロリーナ。
まさに晴天の霹靂。恐怖のマーダーコンビの初キルカウント。
死んでなお戦い続けたエドガーに拍手。

5位:『どこを向いても奴がいる』
アティ先生……アンタひたすら不幸だったなw
狂いそうになっても優しくあり続けただけなんだが、それがセッツァーの目には半端モノに映ったのかもしれない。
しかし先生の不幸伝説はこれで終わらない。……どこの武藤カズキだよw


5票じゃ足りねえよ……。

24SAVEDATA No.774:2010/05/24(月) 20:59:11 ID:cL2KBWzQ0
>>19
相変わらずテンプレが素晴らしすぎて困る.
…………むしろもっとやれ.いや,やってください.

5つだけ選べって,それ何て拷問?
順位もなかなか付けられない.選べなかった作品の書き手氏ごめんなさい.

1位『トゥルー・ホープ』
ルカ様と再会する事で,2人とも死んだかと思ったがそんな事は無かった話
カノンが最後に満たされて逝ったことと,それを演出したアキラも良かった
後はマザーイメージの使い方が良かったと思う
ルカ様の今後に期待が膨らんだ


2位『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』
ケフカの圧倒的な暴力に立ち向かうガンマンコンビ
争いをただ止めようとするビッキー
総力戦の結末は敗北だったが,彼らの奮闘は後にしっかりと繋げられた
読んでいて,LALの西部編BGMが脳内で止まらない.アンタらかっこよすぎだ


3位『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』
ルッカとビクトールの奮闘と散り様の話
どいつもこいつも格好良く散りやがって.
必要に迫られて手を組んだカエル魔王が今後どう活躍していくのかに注目


4位『風雲フィガロ城』
トカが2人に増えて,リザード星時空の拡大がとどまる事を知らない
トカ博士関連の話はどれも再現度が高すぎて素晴らしい.
笑いすぎて腹が痛かった
シャドウやトッシュの侵入という,次話へ向けての引きもいい感じ


5位『使い道のない自由』
ヘクトルの単純なだけじゃない資質,ブラッドの渋さ,イスラの危うさ等々
色々と積まれていて面白かったです.


長々と失礼しました.

25SAVEDATA No.774:2010/05/24(月) 22:31:41 ID:.QnSFZSA0
>>19
ティム…ムチャシヤガッテ。

1位:『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』
かつての敵であり仲間でもある魔王にたった一人ルッカが対峙するシーンでは、タイトル通り魔王決戦が脳内で流れてきた。
具体的な戦闘描写がないのにビクトールの奮戦っぷりがありありと浮かんでいた。
それくらいに強烈なイメージをもたらしてくれる一作。
ジョウイの手に輝く盾の紋章が宿り、慟哭するシーンは物悲しくも鳥肌が立った。

2位:『シュウ、『嵐』に託す(前編)』『サンダウン、『花』を見守る』
二転三転するバトルは誰が死ぬかわからなくて、手に汗握って文章を追った覚えがある。
圧倒的な強さのケフカ、どこまでも抗うシュウとサンダウン、真っ直ぐで純粋なビッキー、その誰もが魅力的だった。
キャラ立てが非常に素晴らしく、セリフ回しがとても秀逸。
ケフカの「シンジラレナーイ」をラストで持ってきた点はセンスを感じた。

3位:『メイジーメガザル』
この作品を読んだ後、奇妙なざわつきと正体不明な穏やかさを混ぜたような、不思議な読後感が胸に残った。
感覚に訴えかけてくる話だったように感じる。
少し抽象的なシナリオだったように思うが、それ故に独特の雰囲気を作り出していた。
好みは分かれるかもしれないが、個人的にはかなり好きな作品。

4位:『暗殺者のおしごと-The style of assassin』
惑い続けるフロリーナの、あっけないとさえ感じられる死に様は、ある種救いのように感じられた。
対し、志半ばで散ったエドガーは無念だったように思う。
暗殺という描写や表現の難しい方法にも関わらず、違和感なく書ききった手腕に脱帽した。

5位:『風雲フィガロ城』
トカもゴゴも、お前らマジで自重しろwww
読みながら思わずツッコミを入れてしまったぜ。
強烈なボケの面白さの合間に差し込まれるリオウの心理描写が非常に素敵で、彼を応援したくなるお話だった。

26SAVEDATA No.774:2010/05/25(火) 05:01:27 ID:qtERwVAY0
よし、では……投票させていただきます。
前回も思ったけれど、5本選べっていう時点で結構な無理ゲーだよなぁw

1位:『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』(◆Rd1trDrhhU氏)

 あぁもう、どうしよう。すげー好き。面白い。胸を衝かれる。考えるほどそれしか浮かばんw
 ケフカと戦うにあたって、ハリケンショット発動までの時間を稼ぐという話に「継続戦闘による疲労」を
持ってきて中だるみを防いだ着眼点と、「信頼」を軸に二転三転していった展開がじつに良かったッ!!
 参加者の誰も信頼出来なかったシュウが、サンダウンの腕を認めたとはいえ、ピンチになれば疑う≒キャラとして
ニュートラルなところに戻る。サンダウンだってそれは同じで。世界を救えるようなヤツでも、自分の芯にある
ものには抗いきれないって構図が、燃える展開のなかに苦い味わいをにじませていて、もう、良いよなーと。
 戦闘では強いケフカがビッキーを前に脆さをみせるラストといい、変心を真っ向から書いて魅せる腕に瞠目した。


2位:『トゥルー・ホープ』(◆6XQgLQ9rNg氏)

 予約の時点でカノンの死を考えたけれど、その予測を裏切らず、期待以上に書ききってくれたことに拍手を送りたい。
 参戦時期的に「英雄」のくびきから逃れられていなかったカノンの抱える「課題」は、アキラだからこそ
理解出来たところが素敵。死に方こそ無残なものだったけど、無駄ではなかったと思うに十分以上なものだった。
 マザーイメージに揺れたルカ様といい、そのパートにいるキャラをきっちり活かしきった手腕は流石の一語につきる。
 そして、それを真っ向から書ききってみせた文章を読んでいて背筋がふるえる。最初のパートからして、確かな
描写を重ねてカノンの心中に没入させた筆力と思い入れは……素晴らしいを通り越して、恐ろしくさえあったんだw


3位:『ビッキー、『過ち』を繰り返す』(◆Rd1trDrhhU氏)

 とにかくリレーが巧い。ナナミに的を絞った前話から、放送や死を受けた生存者の側に目を向けた点が巧みだった。
 それでいて死者をないがしろにすることもなく、我慢していたリオウを死したナナミの影でもって癒すっていう
構図が……すごく優しいのに、ナナミ本人につながらないところが切ない。こういう落ち着いた描写に徹するとキャラが
能動的に動かなくなるという危険性も含むものだけど、そこらを吹き飛ばして動きを生んだケフカとの遭遇もお見事。
 タイトル的にはビッキーが前に出てるけど、この話で出たルッカ&ゴゴのコンビも好きだったんだよなぁ。
 ゴゴの手で優しく掘り下げられたルッカのキャラ、それを受けての「私は優しいのよ」の流れは輝いてたッ!


4位:『メイジーメガザル』(◆jU59Fli6bM氏)

 超能力でもって「傷を忘れさせる」という目の付けどころと、その昇華の仕方につよく惹かれる。
 とくに、ミネアと意識を同調するアキラのパートにおける、なんとも言えない魅力から目が離せなかった。
 ミネアのなかに吸い込まれかけてしまっているアキラに同調した自分までも、SSの内容に引き込まれる――。
 引き込まれて足許が不覚になるような感覚は、並大抵のことでは出せない。そこまで演出できる力が素晴らしい。
 ミネアのパートでは、混濁していた意識が徐々に戻っていく感覚と、ラストのカードでほっとした。
 傷を忘れた、という異様な感覚に言及しつつも、スッとした読後感を残せるさじ加減も魅力的な部分だと思う。


5位:『ノーブルディザイア』(◆SERENA/7ps氏)

 アナスタシアとちょこの繋ぎ。そして貴重なサービスシーンw
 こういう、「ロワの進行には関係ないが、キャラにとっては大事な話」は好きなんだよなー。
 やったことといえば「海で遊んでやっほー!と叫ぶ」くらいなんだけど、もと英雄である前に、ひとりの少女
であるアナスタシアの掘り下げについては流れが綺麗で、かゆいところにもちゃんと手が届いている。
 イスラとの邂逅を活かしたのが、海に体をつけての独白。海に入りたいという欲望を満たしたあと、冷えた頭に
浮かぶのが「裁かれるかどうか」という危惧。こうした思考の流れが丁寧で、容量以上に読み応えを感じた話だった。

27SAVEDATA No.774:2010/05/28(金) 04:59:29 ID:QhNJGYbUC
あと三時間…
通勤に入る人もでそうだがそろそろか…?

28SAVEDATA No.774:2010/05/28(金) 05:01:28 ID:QRkjKYMEC
雑談スレの誤爆なんだ
ごめん

29SAVEDATA No.774:2010/05/29(土) 15:02:20 ID:T70pP1no0
なに、気にするなw
んじゃ俺も遅れたけど投票を

1位:『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』
文句なしで魂を震わせた話
王道的な激しいものとは違う、静かな、されど煮えたぎる熱さのある話
シュウとサンダウンというキャラならではの信頼が二転三転する様がいい
各所で度々出てきた白い花って言葉がすんげええ味を深めていた
もうねえ、好きすぎる!
立ち上がるシュウとか、薬莢を抜くサンダウンとか!
貫いたよ、おめえらほんと!

2位:『トゥルー・ホープ』
これぞその人にとっての最終回な死亡話だと思った
カノン完全燃焼
ルカ様の圧倒的ぶりもひしひしと
その二人に対してのアキラの使い方もうめええ
マザーイメージは盲点だった

3位:『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』
原作さながらの一騎打ちを通してのリオウとトッシュの語り合いにシャドウの襲撃、リオウの死
そのどれもこれもが面白かったけど何気にゴゴの働きも美味しい
トカを説得するときやトッシュを叱咤する時のあいつはすげえかっこよかった

4位:セッツァー、『山頂』で溺れる
セッツァーからのトッシュへの強さの評価と、その後の護れなかったことを悔いるトッシュの比較がよかった
黙々と剣をふるい、剣を投げ、アークを思い出すトッシュが切ない

5位:『メイジーメガザル』
特徴的な題名を抜きにしてもなんだか心に残る話
心を読む描写やミネアが死んでいるとと思った時の描写、家に帰れるかって言葉、意識をさまよわせるミネア
言葉にしにくいがどの描写やセリフをとっても上手いし独特の味がある

30SAVEDATA No.774:2010/05/31(月) 00:19:39 ID:iiDcLdgo0
集計は明日に

31SAVEDATA No.774:2010/05/31(月) 00:49:58 ID:GrjohsO60
ぎゃああああ、今日までだったァァァ
すいません。集計からは外して構いませんが、せっかくなので投票させてくださいorz


1位:『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』
 たまらない! ガンマンって素敵!
 ケフカの恐ろしさったらないぜ。ゲームで苦労しなかったのを忘れてしまうレベル。
 花を見守るサンダウンさんの最期に痺れる。

2位:『暗殺者のおしごと-The style of assassin』
 「バ…バカな… か…簡単すぎる… あっけなさすぎる…」
 暗殺者とはこういうものだよなぁ。手際のよさに寒気が。
 エドガーお疲れさま。あ、フロリーナも。

3位:『勇者と野球しようぜ!』
 知力25の知力が実に25で、知力25らしく、知力25でした。
 正直、この発想はなかったと言わざるを得ない。
 ……と笑っていると、ユーリルの描写にゾクリ。

4位:『ユーリル、『雷』に沈黙する』
 あげて落としたァァァァ! 雷はいかんって、君たち!
 あわわわわ、です。あわわわわわわわ。

5位:『ノーブルディザイア』
 一息つく感じの話。海はいい、実に。
 いまはえらいことになっている分、余計にこの頃が懐かしいぜ。

32SAVEDATA No.774:2010/05/31(月) 01:03:21 ID:HiqAl0RY0
俺も間に合わなかった……
一生の不覚ッ……!!
なんだかカッコわるいですが、投票させてください。

一位:『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』
ルッカァァァァァ!!
もうなんていうかシメのビクトールといい、ルッカといい散り際がかっこよすぎる。
残されたジョウイの気持ちも切なくてイイです。

二位:『ボボンガ』
新しい死者への感情表現が好きです。
嘆くわけでも、笑うわけでもなく。
闘って死者の事を喋るというのがすごく新鮮でした。

三位:『ユーリル、『雷』に沈黙する』
当然のように雷が存在する世界。
それに対するユーリルの絶望というか、そんな気持ちがひしひしと伝わってきました。

四位:『奔る紫電の行方、燃える炎の宿命(さだめ)』
軍人不器用すぎるだろ……原作はまだそこまで把握してないんですが、アズリアさんのかっこよさが本当に伝わってきます。
そして無力を自分を悔しがるエルクの最後が切ない……

五位:『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』
>「な、らば……つ、らぬ……け」
このセリフにいい意味でゾクっと来ました。
サンダウンにシュウ、男な二人が本当に最高です。

口下手で上手く伝えられないのが悔しいぜ……。

33第二回集計結果発表:2010/06/01(火) 01:33:11 ID:8Af5EYDo0
皆様、投票に参加していただきありがとうございました
投票結果の発表に移らせていただきたいと思います
発表は上位5位を5位から1位の順にコメント込みで発表したあとで全ての集計結果を張らせていただきます。
尚、一日遅れで投票された方々の票に関しましては、まことに申し訳ありませんが本発表時は集計外とさせていただきます。
ただし、コメントや最後のまとめで触れさせていただきますのでどうかご容赦の程を。では。

5位/6ポイント 『メイジーメガザル』◆jU59Fli6bM氏
          
       ミネアと意識を同調するアキラのパートなど独特の吸い込まれるような描写や言葉にできない味が評価を集めました。
      尚、五位は激戦だったため『暗殺者のおしごと-The style of assassin』、『ボボンガ』、『メイジーメガザル』、
      『ユーリル、『雷』に沈黙する』と名だたるSSが五位付近に浮上してきます。

4位/12ポイント 『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』◆iDqvc5TpTI氏

       ルッカとビクトールの散り様が点数を集めた話。
      カエルや魔王、ジョウイと生き残った者達の次への期待も大きかったようです
      この話も総計では三位と入れ替わります。

3位/13ポイント 『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』◆6XQgLQ9rNg氏
      
      トカの自重のなさやリオウの死、仕事を淡々とこなしていくシャドウが票を得た要因のようです。

2位/23ポイント 『トゥルー・ホープ』◆6XQgLQ9rNg氏

       満たされたカノンの最後、邪悪全開無双ルカ様
      その両方を読心とマザーイメージでナイスアシスト(?)した名作。

1位/28ポイント 『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』◆Rd1trDrhhU氏
 
       シンジラレナーイ面白さの当作が第一位を見事飾りました
      ガンマンコンビならではの痺れるかっこよさ
      凶悪な強さを誇るもビッキーに揺らされるケフカ
      そして白い花やセリフ回しの素晴らしさが人気を得た模様です

34第二回集計結果発表:2010/06/01(火) 01:33:48 ID:8Af5EYDo0
1位/28ポイント 『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』◆Rd1trDrhhU氏
2位/23ポイント 『トゥルー・ホープ』◆6XQgLQ9rNg氏
3位/13ポイント 『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』◆6XQgLQ9rNg氏
4位/12ポイント 『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』◆iDqvc5TpTI氏
5位/6ポイント 『メイジーメガザル』◆jU59Fli6bM氏
6位/4ポイント 『暗殺者のおしごと-The style of assassin』 ◆SERENA/7ps氏
7位/3ポイント 『ビッキー、『過ち』を繰り返す』 ◆Rd1trDrhhU氏
『風雲フィガロ城』◆iDqvc5TpTI氏
『ボボンガ』◆iDqvc5TpTI氏
10位/2ポイント 『セッツァー、『山頂』で溺れる』◆Rd1trDrhhU氏
『奔る紫電の行方、燃える炎の宿命(さだめ)』◆iDqvc5TpTI氏
『Trust or Distrust』◆6XQgLQ9rNg氏
『勇者と野球しようぜ!』◆6XQgLQ9rNg氏
14位/1ポイント 『ユーリル、『雷』に沈黙する』◆Rd1trDrhhU氏
『どこを向いても奴がいる』現◆KGveiz2cqBEn氏
『使い道のない自由』◆SERENA/7ps氏
『ノーブルディザイア』◆SERENA/7ps氏

35第二回集計結果(総合:2010/06/01(火) 01:34:21 ID:8Af5EYDo0

1位/34ポイント 『シュウ、『嵐』に託す』『サンダウン、『花』を見守る』◆Rd1trDrhhU氏
2位/23ポイント 『トゥルー・ホープ』◆6XQgLQ9rNg氏
3位/17ポイント 『たったひとりの魔王決戦』『約束はみどりのゆめの彼方に』◆iDqvc5TpTI氏
4位/13ポイント 『機械仕掛けの城での舞踏』『剣豪と影と輝ける星と』◆6XQgLQ9rNg氏
5位/8ポイント 『暗殺者のおしごと-The style of assassin』◆SERENA/7ps氏
6位/7ポイント 『ボボンガ』◆iDqvc5TpTI氏
7位/6ポイント 『メイジーメガザル』◆jU59Fli6bM氏
『ユーリル、『雷』に沈黙する』◆Rd1trDrhhU氏
9位/5ポイント 『勇者と野球しようぜ!』
10位/3ポイント 『ビッキー、『過ち』を繰り返す』 ◆Rd1trDrhhU氏
『風雲フィガロ城』◆iDqvc5TpTI氏
12位/2ポイント 『セッツァー、『山頂』で溺れる』◆Rd1trDrhhU氏
『奔る紫電の行方、燃える炎の宿命(さだめ)』◆iDqvc5TpTI氏
『Trust or Distrust』◆6XQgLQ9rNg氏
『ノーブルディザイア』◆SERENA/7ps氏
17位/1ポイント 『どこを向いても奴がいる』現◆KGveiz2cqBEn氏
『使い道のない自由』◆SERENA/7ps氏

36SAVEDATA No.774:2010/06/03(木) 06:24:50 ID:APrQ41Kw0
集計乙!
改めて見返すと、大規模バトル多いよなー。
過疎ロワな分、SSは派手なんd(ry

37【第3回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 取り扱い説明書】:2011/02/13(日) 15:02:24 ID:JEnsokBE0
投票対象:第88話『有限世界の少女たち』『昭和の男とエルフの願い』〜第105話『第三回定時放送』まで

投票方法:1位〜5位までを投票。1位を5ポイント、2位を4ポイント……5位を1ポイントで集計

投票期間:今から〜2月20日23時59分59秒まで

投票時の注意事項:
 ・SSタイトルは正確に書いてください(まとめwikiからのコピペ推奨)
 ・話数や書いた人のトリは集計時には表示しますが投票時には省略しても構いません
 ・感想を書いたりすると書き手さんがほかほか状態になり何かのフラグが立つかもしれません


それでは今回もはりきって投票しましょう

38SAVEDATA No.774:2011/02/13(日) 15:10:05 ID:JEnsokBE0
目につきやすいようにageげておきます

39SAVEDATA No.774:2011/02/14(月) 03:02:40 ID:pYZ7zjWE0
さて、一番手はいただいていく……ッ!

一位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』 ◆6XQgLQ9rNg
ケフカァァァッ!
こいつの死に様に叫びたくなるとは思わなかった
意味のない破壊を信条としていた男が、ビッキーに揺さぶられ、彼女を最後にしようと意味を破壊に付加してしまったが故の敗死
最後の「つまらん……」をはじめとした花園での描写も圧巻


二位:『戦友へ』◆jtfCe9.SeY
RPGロワでの追悼話には名作が多いと思う
この話は繰り返し描写もすごく効果発揮していて、シャドウの心情と、夕日に照らされた荒野の情景が思わず再生される
最高にかっこよくて、綺麗で、切ない話だった

三位:『ですろり〜イノチ〜』◆iDqvc5TpTI
少女は強く訴える、命の価値を
ユーリルとの叫び合いは、駄々っ子同士の喧嘩のようで、だからこそ、真摯に胸を打つものがある
最後までユーリルの友達であろうとした最強の脳筋共にも乾杯

四位:『グリーン・デスティニー』『BLAZBLUE』『DARKER THAN BLACK』◆iDqvc5TpTI
力は貸すものではなく、合わせるもの
その言葉に全てが集約させられているアシュレーとアティの、二人による抜剣シーンは必見
そして個人的にはシャドウとゴゴの一流同士、無口同士の静かなやりとりも気に入っている

五位:『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』◆SERENA/7ps
最悪の再会、最悪のすれ違い、最悪の開戦
ユーリルとシンシアが、ピサロとロザリーが、ジャファルとニノが、想い、泣く
当時の生き残りの過半数を巻き込んでの乱戦の開始で、FEとDQの面子にいたってはそれぞれ一同に揃っていて、この後どうなるかもくわくした

40SAVEDATA No.774:2011/02/14(月) 04:16:50 ID:sIfB8Z/E0
自分も投票させていただきます。
話数は多いということもなかろうに、圧倒的に票数が足りねぇw


一位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』(◆6XQgLQ9rNg氏)

 ケフカ。こんなにも静かな終わり方が、この男に与えられるとは思わなかった。
「つまらん」が、こんなにも哀しく響くものだとは思わなかった。ビッキーとの関係がどう昇華されるだろう
かと思っていたところに、絶句するしかないほど美しい世界を見せてもらえるとは思わなかった……。
 思わなかった尽くしなのに、バトルはじつに骨太な描写で、存分に魅せてくれる。ブラッドとイスラ、
それぞれから見えてくるヘクトル像といい、打ち合いにならない戦闘の構築といい、戦いに接した参加者、
各々が抱く思いの掘り下げといい……高水準でまとまっているのに、作中の世界が閉じてはいない。
 そこがとても素晴らしくあり、ときに恐ろしいとさえ感じてしまうからこそ大好きな作品。


二位:『ですろり〜イノチ〜』(◆iDqvc5TpTI氏)

 クロノたち脳筋トリオの死亡話――なのに、最期まで向日性があったなあ、こいつら。最高だった。
 そして、ルカに対するネクストキック! マッシュと高原が自分で選んで使ったスパイラルソウル!!
 クロスオーバー的にもおいしかったですが、誰かと繋がることや、なにかを明日にと繋げることを
真正面から書き切っていることに拍手を贈りたいです。照れが入りそうなところをよくやった。泣いた。
 で、どういうふうにふたつのパートが繋がるかな、と思っていたところに来たちょこの全力にも涙した。
 そしてなにより……最後の最後にやってきたバナナクレープは! あれは反則だった……!


三位:『グリーン・デスティニー』『BLAZBLUE』『DARKER THAN BLACK』(◆iDqvc5TpTI氏)

 ――蒼炎のナイトブレイザーッ!
 クロスオーバー環境を活かしきって生まれた、このフレーズだけで色々伝わる気がするから困る。
 昏い部分もあるのに、読後が気持ちの良い話でした。ゴゴの「涙を流してしまいそうだ」、トッシュの
「ちきしょう」、シャドウパートの締めくくり、ラスト一文と、良いフレーズも目白押しだったなあ。
 ロワ内では信じたもの(言葉)によって殺されたアティの別の側面を描き得た、この発想が出来たことが
凄い。アシュレーの内的宇宙だけで話を完結させず、つないだ手を外界に伸ばしたところも素晴らしい。


四位:『僕は泣く』(◆iDqvc5TpTI氏)

 イスラとヘクトル、未把握だった人たちに興味を抱いて、実際に触ってみようという気持ちにさせて
くれた作品。放送後の反応として、すごい直球で……もうね、ヘクトルが真っ直ぐすぎて眩しい。
 小気味良く心情を掘り下げられての叫び、その描写には思わず自分も涙がにじみました。
 そして、今回は二位と三位にも氏のSSを挙げましたが、瞠目したのは文章。派手な展開もしっとりと
丁寧な言葉選びで魅せるところから原作を大切にしていることが伝わってきて、読んでいて嬉しくなります。


五位:『飛行夢』(◆6XQgLQ9rNg氏)

 世界観をきっちり構築して、かつ、読む側にしかりと伝える文章にやられた話。
 最初の四行でもう、SSを読んでる自分が夢を見ているセッツァーと一緒になって、高空にある感覚を
受けてしまう。丁寧に書かれているのに、空にある疾走感を殺さない文章の色がじつに良い。
 うつつの夢と、夢まぼろし。これを綺麗に対比させつつ、オーソドックスな筋で魅せる地力に拍手。

41SAVEDATA No.774:2011/02/14(月) 14:42:01 ID:yG/Mg3Ik0
一位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』

『「つまらん……」 』
から
『なのに。
 ケフカ・パラッツォが、それを振り払うことは、なかった。』
までの流れが神すぎる。
読後の余韻が半端じゃなかった……。

二位:『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』
シンシアは最期の台詞の選択をミスったばかりに……w
あくまでユーリルをすくうつもりだったのに、最悪なすれ違いを起こしてしまった。だがそれがいい。

三位:『有限世界の少女たち』『昭和の男とエルフの願い』
人間ではない種族の二人が人間の神の前で行う「人とは何か?」という問いかけの流れがいい。
そして女に守られてばかりの松も、このころはまだいつか活躍してくれるんじゃないかと思わせてくれた。

四位:『空虚の輪郭』
どうしてこうなった♪ どうしてこうなった♪
まさかほんの半日前まで清く正しい勇者をやってたユーリルがここまで堕ちてしまうとは誰が予測できただろうか。

五位:『悪魔みたいに、アイツは立ってた。』
ネタキャラミネアさんの最後の輝きメガザル。
お前ら! ミネアさんはちゃんと最後まで頑張ったんだぞ! ちゃんと褒めてやれよ!

42SAVEDATA No.774:2011/02/19(土) 00:53:50 ID:mIiJYbUc0
一位:『グリーン・デスティニー』『BLAZBLUE』『DARKER THAN BLACK』◆iDqvc5TpTI氏
投擲のスペシャリスト・シャドウによるクレッセントファングの投擲、トッシュとゴゴによる連携攻撃真空斬双牙。
そして何より、蒼炎のナイトブレイザーにウィスタリアスセイバー。
氏の持ち味であるクロスオーバーがたっぷり楽しめる激アツの一作。
読み返しても鳥肌が止まらない。

二位:『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』◆SERENA/7ps氏
読み進めていくうちに、ドキドキが大きくなっていったのを覚えている。
外道ではあったが、あまりに報われないシンシアの死は衝撃的だった。
FE勢終結と乱戦の開幕は、次の展開が読めないだけに非常に気になった。
あれだけの人数をさばききったその手腕に感服。

三位:『戦友へ』◆jtfCe9.SeY氏
渋い。渋すぎる追悼話。
暗殺者として戦いの道を選びながらも、戦友のことを大切に思う気持ちがひしひしと伝わってきた。
行間の取り方が絶妙で、静けさと切なさを見事に演出していた。
読みながら、脳内ではシャドウのテーマが流れっぱなしだった。

四位:『僕は泣く』◆iDqvc5TpTI氏
三位にあげさせて頂いた話とは趣が異なる追悼話。
ヘクトルによる直球ドストレートの嘆きは本当に悲しげで、思い切り胸に詰まった。
イスラが心を揺さぶられ、涙を流してしまう気持ちもよく分かる。
また、作品の内容をよく現している、ストレートなタイトルも素晴らしい。

五位:『アシュレーのパーフェクト首輪教室』◆iDqvc5TpTI氏
ついに首輪の内部構造に踏み出した一作。
考察話でありながら、非常に読ませる力があったのは、非常によくできた構成とクロスオーバーのためだろう。
RPGロワが折り返し地点に差し掛かったような感慨を受けた作品。

以上、非常に迷った末の投票でした。

43SAVEDATA No.774:2011/02/20(日) 22:28:43 ID:8g.vbW5M0
ギリギリになってしまいましたが,投票させていただきます.
相変わらずいい話が多くて選ぶのに困る.
……贅沢な悩みですねえ


1位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』◆6XQgLQ9rNg氏

ケフカとビッキーの関係の集大成.
意味がない破壊を行っていたはずが,ビッキーに拘り,
意味を持たせてしまったが為に敗れたと.
読後の余韻がたまらなく良いです
ブラッドら3人の描写も良く,リニアレールキャノン発射に至る流れも見事.


2位:『有限世界の少女たち』『昭和の男とエルフの願い』◆SERENA/7ps氏

マリアベルとロザリーという,人でない2人による,ヒトについての考察話.
ヒトとは何か?,そしてオディオの目的とは何なのか.
其処に至る思考の流れが良い.

またしても他人に守られてしまった松の想いも伝わってくる.


3位:『グリーン・デスティニー』『BLAZBLUE』『DARKER THAN BLACK』◆iDqvc5TpTI氏

氏のクロスオーバーの巧さが光る一作.
シャドウとゴゴの遣り取りも良い.
迫り来るクレッセントファングに向かうトッシュとゴゴ,
そして蒼炎のナイトブレイザー登場で鳥肌が立った
亡霊と化したアティにはただ合掌.


4位:『戦友へ』◆jtfCe9.SeY氏

夕日の下での追悼の情景が鮮やかに浮かび,惹き込まれる.
間の取り方も良く,静けさとシャドウの心情の演出が見事.


5位:『飛行夢』◆6XQgLQ9rNg氏

読んでいて疾走感が伝わる一作.
夢と現実の対比,そして,夢に対するセッツァーの想いが良い.


…………やっぱり5票って少ないよなあ.

44SAVEDATA No.774:2011/02/20(日) 23:25:57 ID:ylk6XJKY0
人気投票期限もあとわずか。
何とか間に合ったぜ…

1位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』
ケフカの壮絶な最期。2対1でも全然勝てる気がしないケフカにびびった!
やっぱりケフカに止めを刺したのは
ビッキーなのだなぁ…

2位:『有限世界の少女たち』『昭和の男とエルフの願い』
ロザリーの健気な願いに心を打たれた。
争いを止めたい彼女の気持ちが泣けるでぇ!

3位:『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』
スーパーな大乱戦の予感がしてドキドキした作品でした。

4位:『ですろり〜イノチ〜)(前編)(後編)
脳筋コンビ+クロノの健闘に敬意を表して。
だが、ルカ様の壁は厚かったか…


5位:『悪魔みたいに、アイツは立ってた。』
ロワらしい無情なる死。そして、前々から言われていた
ミネアさんのメガザルにも感動した。

45SAVEDATA No.774:2011/02/20(日) 23:40:27 ID:UFv6kzc60
本スレ見るまで忘れてたぜ! あぶねえ!

1位:『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』◆SERENA/7ps氏
2位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』◆6XQgLQ9rNg
3位:『悪魔みたいに、アイツは立ってた。』◆KGveiz2cqBEn
4位:『ですろり〜イノチ〜』◆iDqvc5TpTI
5位:『空虚の輪郭』◆6XQgLQ9rNg

46SAVEDATA No.774:2011/02/20(日) 23:51:34 ID:H7NCk1Tk0
一位:『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』
素晴らしい! 素晴らしすぎる!
ケフカの「殺したくない」という気持ちが彼を殺したという皮肉。
怒涛の展開の末にケフカがポツンと零した最後の一言は圧巻。
それと対比するように、ビッキーは最後までずっと健気だった。

二位:『ですろり〜イノチ〜』
対主催三人の死亡話。でもそこまで鬱話じゃあない。
馬鹿を極めた筋肉どものおかげだろう。
残されたユーリルは……あんなことになっちゃったか。
でもバナナクレープに篭めた思いは死んでないって信じてるぜ。

三位:『飛行夢』
綺麗なんだよこの話。
セッツァーの心に広がる美しい景色が脳内に再生された。
今まで見てきた単独キャラ話の最高峰といっていいかもしれない。
ロザリーは報われねぇなw

四位:『悪魔みたいに、アイツは立ってた。』
なんだかんだいってミネアさんは最後までメガサらない。
そう思ってた時期が俺にもありました。
最後の晴れ姿。見事。
マーダーコンビの恐ろしさも半端なかったよ。

五位:『戦友へ』
このロワの単独予約は美しい話が多いな。
戦友を思うシャドウ。その心理描写は「お前マーダーだよね?」ってなるほど。
でも、彼にしか出来ない追悼だった。
洋酒が出てきた瞬間に原作での思い出が湧き上がってきたよ。

47第三回集計結果発表:2011/02/22(火) 11:02:26 ID:yGhH45X60
集計が遅れて申し訳ありませんでした。
今回もたくさんの投票に恵まれ、誠に感謝しております。
では発表は前回のように五位から一位までをコメント込みで、残りはまとめて結果を掲載させていただきます。


5位/11ポイント『有限世界の少女たち』『昭和の男とエルフの願い』◆SERENA/7ps氏

        マリアベルとロザリー、人外の種族の二人だからできた『ヒトとは何か?』という問いかけ。
        そしてオディオへの考察も含めた会話が住人に好意的に受け入れられました。
        この他にも、わずか1ポイント差で暗殺者の描写に定評のある◆jtfCe9.SeY氏の『戦友へ』が6位にランクインしています。
        
        
4位/13ポイント『グリーン・デスティニー』『BLAZBLUE』『DARKER THAN BLACK』◆iDqvc5TpTI氏

        蒼炎のナイトブレイザーッ!!この一言に全てが込められている。
        シャドウ、ゴゴ、アシュレーら漢たちの魂の輝きに魅せられた人が多数。
        氏のクロスオーバーの上手さを存分に発揮した作品でした。

3位/14ポイント『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』◆SERENA/7ps氏

        二段階ワープによって集まった10人以上の参加者たち。そして始まるすれ違い、乱戦、放送、雨。
        放送後の大乱戦を予感せずにはいられない作品でした。
        外道マーダーだったシンシアでしたが、そのあまりにも報われない最期には同情する声もちらほらと。
        
2位/15ポイント『ですろり〜イノチ〜』◆iDqvc5TpTI氏

        さらば脳筋トリオよ。この三人相手でも勝利するルカ・ブライトの強さと恐ろしさは半端じゃない。
        ちょこはユーリルとなんとか分かりあおうと家族の素晴らしさを懸命に伝えるが、後に家族であるシンシアとユーリルは悲惨な結末を迎えます。
        脳筋トリオの窮地を知ってユーリルは舞い戻るが、時すでに遅し。三人は事切れていた。
        そしてとどめのたい焼きとバナナクレープ。このニクい演出には涙腺をやられた人が続出しました。

1位/34ポイント『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』◆6XQgLQ9rNg氏

        実は5位から2位までのポイント差はたったの4。超接戦だったのです。
        しかし1位は2位の倍以上の差をつけての圧勝。第一回人気投票の30ポイントをも超える34の数字を叩き出したのは◆6XQgLQ9rNg氏。
        かつてこれほどまでに「つまらん……」の使い方が上手かった作品があったでしょうか。
        読後の余韻のまた素晴らしく、ほぼすべての人が1位に推した傑作中の傑作です。
        ◆6XQgLQ9rNg氏はこれで二回目の人気投票1位を獲得。

        それでは、最後に集計結果を貼って第三回人気投票を終了します。
        次回が開催された暁には、みなさんのたくさんの投票をお待ちしております。

48第三回集計結果(総合):2011/02/22(火) 11:04:04 ID:yGhH45X60
1位/34ポイント『妖星乱舞』『壊れた心に貫く想い』 ◆6XQgLQ9rNg氏
2位/15ポイント『ですろり〜イノチ〜』◆iDqvc5TpTI氏
3位/14ポイント『Fate or Destiny or Fortune?』『Famille?』『Throwing into the banquet』 ◆SERENA/7ps氏
4位/13ポイント『グリーン・デスティニー』『BLAZBLUE』『DARKER THAN BLACK』◆iDqvc5TpTI氏
5位/11ポイント『有限世界の少女たち』『昭和の男とエルフの願い』◆SERENA/7ps氏

6位/10ポイント『戦友へ』◆jtfCe9.SeY氏
7位/7ポイント『悪魔みたいに、アイツは立ってた。』◆KGveiz2cqBEn氏
8位/5ポイント『飛行夢』◆6XQgLQ9rNg氏
9位/4ポイント『僕は泣く』◆iDqvc5TpTI氏
10位/3ポイント『空虚の輪郭』◆6XQgLQ9rNg氏
11位/1ポイント『アシュレーのパーフェクト首輪教室』◆iDqvc5TpTI氏

49SAVEDATA No.774:2011/02/22(火) 14:56:17 ID:XgcgEssg0
圧倒的ではないか、◆6XQgLQ9rNg氏は!w
集計お疲れ様です
思い起こせば◆SERENA/7ps氏はこのころの参加でしたね
二位以下は大混戦だなー

50【第4回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 取り扱い説明書】:2011/12/17(土) 21:00:38 ID:uHhtrdNU0
投票対象:第106話『届け、いつか』〜第121話『第四回放送』まで

投票方法:1位〜5位までを投票。1位を5ポイント、2位を4ポイント……5位を1ポイントで集計

投票期間:今から〜12月25日23時59分59秒まで

投票時の注意事項:
 ・SSタイトルは正確に書いてください(まとめwikiからのコピペ推奨)
 ・話数や書いた人のトリは集計時には表示しますが投票時には省略しても構いません
 ・感想を書いたりすると書き手さんがほかほか状態になり何かのフラグが立つかもしれません


投票例 (タイトルや感想はでっち上げです)

1位:『鬼嫁戦記』
暴走ミスミ&ソーニャVS女王ジールの妻シリーズ最終決戦。
いや、そりゃスバルの死体を抱えてるジールを見たらミスミもそう思うわな。ソーニャさんの誤誘導も完璧だったし。
でもそれについて何の言い訳もせずに己の姿だけで親のありかたを示しきったジールもマジ女王だった。
永遠の白南風と決死のハレーションの激突は映像で再現できた。
最初はミスミの初期装備にルックの風の紋章とかアウト過ぎるだろとか
ジール参戦時期狂う前かよとか思ったが、今ならこれでよかったと思える。お疲れ様でした。

2位:『Good Apple!!』
総勢20人を越えるキャラと4エリア使って行われるアップルとアンデルの知略決戦。
最初に予約を見たときはアーヴィングが死んで出番の終わった新ARMS残党or持て余しキャラの在庫処分かと思ったが、
まさか全員アンデルに因縁を持っていたとは……
文字通り全員の全てを「使い切り」ながらアンデルを追い詰めていくアップルの差配にぞくりと来た。お前本当にあのアップルか。
最後にアンデルの奇策で追い詰められたときに、アーヴィングの手がアップルの手を導いてアンデルを詰ます演出に感動した。

3位:『ナイトオブナイツ』
ゾゾ山ならぬポンポコ山での侍と騎士の邂逅。
失ったものを取り戻す決意を固めたカイエンとそれでも馬上にて剣士のあり方を貫こうとするライアンの語らいが渋い。
狂気山脈を手に入れたカイエンが放つ第九の必殺剣がいったい何なのか。
読んでるほうも息を呑む、一位でもおかしくない戦闘直前話でした。
サ ブ リ ミ ナ ル で は い る『げ ー、っ げ げー』が な け れ ば な

4位:『第四回定時放送 時よ止まれ、門よ閉じろ』
節目の放送……と思ったらいきなり時の三賢者&レックナート様来てるー!?
これまでに少しずつ書かれてきた外部乱入のフラグが一気にきたなと思った。
だけどそこでまさか放送中のオディオが現れて皆殺しにしてしまうとは予想できなかった。
封印とか追放じゃなくて殺害するオディオもそうだが、じゃあ放送してるオディオはいったい誰なのか。
いろんな意味で怖い放送話でした。

5位:『ギャレ王』
お前これがやりたかっただけだろwwwww
これまで徐々に開かれてた聖櫃が、まさかギャレオの尻にジャストフィットするとか予想できるかwww
しかし、これ、中に何が封印されててもきついな……封印されつづけるorギャレオの尻からギャレオを乗っ取る。
こころなしドヤ顔のギャレオがことさらムカつくwwww この後のリレーが気になりすぎるw GJでした!!

51SAVEDATA No.774:2011/12/17(土) 21:02:42 ID:uHhtrdNU0
それでは、それでは今回もはりきって投票しましょう

52SAVEDATA No.774:2011/12/18(日) 20:31:41 ID:XUMB87oQ0
せっかくだし上げ!

53SAVEDATA No.774:2011/12/19(月) 20:44:37 ID:GmDa0b7A0
一番手いただいていきます


1位 シャドウ、『夕陽』に立ち向かう◆Rd1trDrhhU氏
二位と悩んだけれど、予約面子から想像が出来なかった分、より衝撃的だったこちらを一位に
とにもかくにも圧巻で、壮絶で、切なくて、そして綺麗な話
怒涛のバトルラッシュに、父を二度失った少女と娘をおいてきた男との静かな会話と交流、シャドウの独白と最後…
見せ場だらけだったけど、何より捨ててきて、置いてきてばかりだったシャドウが、命の答えを見つけたことに泣いた

2位 デモンベイン五部作◆iDqvc5TpTI氏
こちらもまたクライマックスの連続が光る話でもある
英雄決戦から続くちょこやティナまで参戦してのアシュレー奪還は確かに燃えた
でもそれ以上に、クライマックス連打の締めを飾る桜パートの静かさと美しさが心を捉えて離さない
情景描写やゴゴとトッシュのやりとりの一つ一つがすごく透き通った感じでよかった

3位 バトル・VSロードブレイザー〜ファンタズムハート◆y.yMC4iQWE氏
原作ではありえなかった蒼き剣の英雄VSオーバーナイトブレイザーL/L2
VSロードブレイザー、決着
これまで原作で、そしてロワでアシュレーが紡いできた絆の集大成にふさわしい物語
それ故の勝利、それ故の再誕
個人的に魔神に止めをさしたのがただの人の武器と人の技だったのも燃えた

4位 ぼくらがいた――(Esa Promesa) ◆MobiusZmZg氏
RPGロワでは珍しい、いや唯一の料理話
一緒に料理して、それを食べるフィガロ城組に、ああ、こいつら本当に仲間だよなーっと思いつつ
それぞれが焼きそばパンから想う、今は亡き仲間への気持ちにしんみりとする話

5位 ne pas céder sur son désir.4部作 ◆MobiusZmZg氏
ユーリルという鏡を通しての彼ら彼女らの話
誰も彼もが自らと向き合うこととなったけれど
それまでのじぶんを否定することをよしとしたイスラと、これからの自分をより強固にしたジョウイが特にかっこよかった

54SAVEDATA No.774:2011/12/22(木) 03:07:39 ID:7.xBoQu20
迷いに迷った。五つしか枠がないとか、なんて残酷なんだ!

1位:『夜雨戦線 -Cross Battle-
    夜雨戦線 -Real Force-
    夜雨戦線 -Emotional Storm-』
ブラッドとロザリーの死亡話。
この二人、長時間行動を共にしたわけでもなく、原作での接点なんかももちろんないんだよね。
なのに、乱戦の勢いを削ぐことなく、一話の中でその両人の死にざまをキッチリ書ききるとか未だに信じられない。
男の熱さに惚れて、女の切なさに泣かされたよ。
ちなみに、一位と二位は本当に迷った。
他に順位のつけようがなかったので、自分の苦手な乱戦を書いたこちらを上位に。

2位:『憎悪の空より来たりて
    正しき怒りを胸に
    我等は魔を断つ剣を取る
    汝、無垢なる刃、デモンベイン
    ――トゥーソード』
中盤の山場といえば、東の乱戦と西の魔神。
ルカとトッシュという、タイマン最強の二人が同じ話で脱落か。
期待してた死に方を大幅に上回るカッコよさだった。
iDさんの真骨頂とも言えるド派手バトルからの、最後の静かな桜はもう圧巻。
地味に難易度の高いトカ殺しをやってのけたのも見事!

3位:『きみがぼくを――(ne pas ――――――――――)
    きみがぼくを――(ne pas ceder ―――――――)
    いばらのみち――(ne pas ceder sur son ―――)
    いきてしんで――(ne pas ceder sur son desir.)』
前話での流れるような展開をどう引き継ぐのかと思ったら、これは凄い。
これでもかというほどの人間描写。
ここでやるとは、相当な勇気がいるもんだろう。拍手!
乱戦終結から次の展開にスムーズに移られたのは、この話の功績が大きいね。
そして、前の投票者の方も言ってるけど、この話はジョウイが見どころだ。彼こそがこの話の主役だと思う。

4位:『暴かれた世界』
簡潔な文章だからこそ、先の展開が読めないわ。
誰がどう動くのか、予想すらできなかったのは初めてかもしれないなー。
結果はとても悲しい終わり方になってしまった。
最後に振り返らないヘクトルがカッコいい。

5位:『光の『英雄』、闇の『勇者』』
ジャファルを思うニノの心が全部書かれてるんだよ。
だからこそそれを知ってるのに別れを告げるジャファルが切ない。
原作からして不器用すぎるんだよお前はよー……。
終盤のセッツァーのセリフもイカしてる。

55SAVEDATA No.774:2011/12/22(木) 15:11:57 ID:1bmptjpM0
1位:アキラ、『光』を睨む
 長編、大きく動くSSが多いこの時間帯ですが、一番読み返したのはこれ。
 あの問いに知るかと答える彼が好き。

2位:憎悪の空より来たりて 正しき怒りを胸に 我等は魔を断つ剣を取る 汝、無垢なる刃、デモンベイン ――トゥーソード
 圧巻のバトルの後の、静かなラストパートが特に素晴らしい。

3位:きみがぼくを――(ne pas ――――――――――) きみがぼくを――(ne pas ceder ―――――――) いばらのみち――(ne pas ceder sur son ―――) いきてしんで――(ne pas ceder sur son desir.)
 読むものを引き込む心理描写パワー。
 
4位:夜雨戦線 -Cross Battle- 夜雨戦線 -Real Force- 夜雨戦線 -Emotional Storm-
 ロザリィィィィッ! 続きどうなんだよぉー感が異常。

5位:シャドウ、『夕陽』に立ち向かう
 さようなら、シャドウおじさん。またいつか、一人じゃないシャドウおじさん。

56SAVEDATA No.774:2011/12/24(土) 09:04:42 ID:M8nBdKW20
一位:シャドウ、『夕陽』に立ち向かう(◆Rd1trDrhhU氏)

 ああもう、すんげぇ好き。気の利いたことが言えなくなるくらい好き。
 シャドウは物語のメインストリームにいたかというと、けしてそうではないのだけど、だからこそ
シャドウが原作から抱えて、ここでも積まれてきたものがここで一気に昇華された。そのやり方も好きだな。
 すでに正解を手にしていたっても、シャドウ本人がそれを認められないと彼は救われないわけでさ……。
 そこをちょこ、そしてルカとの戦いで真正面から取り組みまとめた力に拍手。

 それと、最後は家に帰る、あの終わり方も良い。
 ……最期って書きたくないんだ、あのシャドウおじさんに限ってはさ。


二位:夜雨戦線 -Cross Battle-/夜雨戦線 -Real Force-/夜雨戦線 -Emotional Storm-(◆6XQgLQ9rNg氏)

 何度読んでも思う。なんて美しい乱戦なんだろうと。
 フラグバーストのなかでも、短期的な目標が見えて後続が書きやすくなったとか、そんなものは読み終えた
当時はどうでもよくて、ただただロザリーの皮肉にすぎる死と、最後まで人を導いて逝ったブラッドたちの
生き様にやられた。「死者」が出る話なんだけど、登場人物全員の「生き様」をみたって気持ちでいっぱいだった。
 しかし、叫びたい! とか泣いたわ……となる作品も好きだけれど、極限まで無駄を廃して「これしかない」と
思える構図と流れで一枚絵を仕上げてしまえる氏の作品には言葉を失うしかない。その感覚が心地いいんだよなあ。

 そして、地味に期待していたのが、アナスタシア。
『勇者』の意味、『英雄』の真実で彼女をあんなふうに書いた氏が、もう一度彼女を書くとなったときには
ドキドキしたものだけど……あの展開には救いがあった。あのときの彼女にとっては、あの気づきはこれ以上ない
皮肉だった。でも、ああいう気づきに打ちのめされる心があったからこそ、彼女も救いようがあると思えたんだ。


三位:憎悪の空より来たりて/正しき怒りを胸に/我等は魔を断つ剣を取る
 汝、無垢なる刃、デモンベイン/――トゥーソード(◆iDqvc5TpTI氏)

 メリハリのついた構成のおかげで一気に、そして全力で読めてしまう全開バトル。
 盤面そのものを壊すかと思うほどド派手に展開したのに、文章の端々に静謐さや繊細さが滲むところが好きだ。
「おかーさん」とか思い出しただけで涙がにじむなと思いながら読み返したら、やっぱ泣きました。
 そしてトッシュ、ほんとによくやった。あんなにも綺麗な散華……もう、言葉にしようとも思えないな。

 あと、『我等は魔を断つ剣を取る』に出てきた一節に気づいてビクッとした。

 “それでは全てを救う道には繋がらない”

 ……◆iD氏の成長や進化の一端は、RPGロワの展開とともに見てきたように思うけれど、あの話に
繋がる思いの片鱗がここにもあったのかもなと、そういう意味でも感慨深くなってしまう話に今なったよ!


四位:アキラ、『光』を睨む(◆Rd1trDrhhU氏)

 >55さんが的確に書いてくれてるのだけど、とにかく「知るか」って言葉が良い。
 あんなふうに言われたって、答えを求めてやまないユーリルを取り巻く世界は何も変わりはしない。だけど
あれを言ったアキラと言われたユーリル、そして、今までの話を読んできた自分の気持ちが、なんか救われたんだ。
 また、『メイジーメガザル』に続いて参加者の内面世界が出てきたのだけど、炎によって世界の塗り替えられる
さまが目に浮かぶ描写も素敵。そしてその、ニクスタシアさん出落ち見事でしたね(肉)。


五位:暴かれた世界(◆KGveiz2cqBEn氏)

 冒頭の示唆に富んで強い惹句。まずあれで話に引き込まれてしまう。
 一文の情報量がよく絞られてて、あの乱戦から外れた位置にあるセッツァーをどう放り込んでくるか読みきれなかった
からこそ、各人の手筋や行動によって見えてくる気持ちや、何より次の一文を読みにいくプロセスが脳に嬉しかった。
 当時は水を一気飲みするみたいに読みきって「面白かった」と思ったものだけど、再読してみると細かな
描写が胸に来るなぁ……。回復魔法への制限と、相手の正義感の強さを逆手に取った展開も面白い。
 このロワではなかなかない、生き汚さや酷薄さを描いた戦いを存分に魅せてくれたと思う。

57SAVEDATA No.774:2011/12/24(土) 23:04:32 ID:.nuuzkAo0
1位 シャドウ、『夕陽』に立ち向かう ◆Rd1trDrhhU氏

この一話が『家族』をテーマとしたストリームを作り上げたと名作だ思う。
ボロボロになりながらも戦い抜いた果て、家へと帰るシーンではシャドウのテーマが耳に蘇るほどの完成度。
実に胸が詰まる物語だった。

2位 憎悪の空より来たりて
    正しき怒りを胸に
    我等は魔を断つ剣を取る
    汝、無垢なる刃、デモンベイン
    ――トゥーソード ◆iDqvc5TpTI氏

トカが死んだー!?
などと驚いたのも束の間、ルカ様の死、ロードブレイザーの覚醒と、飽きさせない展開で一気に読み進めた。
怒涛の展開と、静かな桜の描写はメリハリが効いていて、強く印象づいている。

3位 きみがぼくを――(ne pas ――――――――――)
    きみがぼくを――(ne pas ceder ―――――――)
いばらのみち――(ne pas ceder sur son ―――)
いきてしんで――(ne pas ceder sur son desir.) ◆MobiusZmZg氏

書き手氏の語彙、表現力をまざまざと叩きつけられた一作。
巧みな言葉選びで形作られる心理描写は圧巻。
独自の世界観を構築できる表現力がたまりません。

4位 バトル・VSロードブレイザー
   どんなときでも、ひとりじゃない
   ファンタズムハート ◆y.yMC4iQWE

まさに『絆』の物語。アシュレーがこれまで出会った人たちとの力を繋いでいくさまはまさに『どんなときでもひとりじゃない』と思えた。
フルフラット・アルテマウェポンは鳥肌が立つほどのクロスオーバーだった。
ゼファー、ルシエドを宿らせてアシュレーが再誕したときは驚いたが、納得のいく描写だった。

5位 無法松、『酒』を求める ◆Rd1trDrhhU氏

これまでを振り返るような一話。
この話を読んだら、最初から読み返したくなった。
綺麗にまとめられていて好きなお話。

58SAVEDATA No.774:2011/12/26(月) 00:24:49 ID:ggox6ixI0
投票ありがとうございました。
集計結果は後日。

59第4回集計結果発表:2011/12/26(月) 22:35:14 ID:ggox6ixI0
お待たせしました。
今回は急な開催及びこれまで以上のボリュームのSSが多数ある中でも投票に恵まれ、誠に感謝しております。
では発表は前回のように五位から一位までをコメント込みで、残りはまとめて結果を掲載させていただきます。


5位/7ポイント『アキラ、『光』を睨む』◆Rd1trDrhhU氏

        英雄とは、勇者とは何か。このロワの中心にあるその問いに真っ向から反逆、もとい、垂直にぶつかった一作。
        ともすれば問いから逃げているようにも取られかねない答えを、アキラの真ん中にある『ヒーロー』で貫いたのは痛快だ。
        それによって逆に、以降のキャラたちの答えに一層の深みを生み出した作品でした。       

4位/10ポイント『きみがぼくを――(ne pas ――――――――――)』『きみがぼくを――(ne pas ceder ―――――――)』
       『いばらのみち――(ne pas ceder sur son ―――)』『いきてしんで――(ne pas ceder sur son desir.)』◆MobiusZmZg氏

        バカモノ共、大いにグダグダする。緻密でありながら繊細、そして流麗な描写で描かれるのはつまるところそんなもんである。
        ユーリルを見つめ、それぞれが自分自身を省みる。すげえ、あいつら戦闘しながら自分探ししてやがる。
        この話では彼らは自分を見つけられてないのだろうけど、それが逆に良かったと思いました。
        簡単に見つかるようなものなら、ここまで痛烈に問い続けられないだろうから。

3位/11ポイント『夜雨戦線 -Cross Battle-』『夜雨戦線 -Real Force-』『夜雨戦線 -Emotional Storm-』◆6XQgLQ9rNg氏

        これぞ乱戦、これぞ群像劇! といえる妙作。カメラはあちらこちらに飛び回り、主役はころころ入れ替わる。
        なのにこれだけ振り回されても、楽しいとしかいえない読後感は、氏の職人芸とも言えるだろう。
        誰が死ぬのかも予想できなかったのも楽しかった。
        文字通り命を懸けて2人の魔王を止めたブラッド、ロザリーの2人には惜しみない拍手を送りたい。
        
2位/16ポイント『シャドウ、『夕陽』に立ち向かう』◆Rd1trDrhhU氏

        多くの投票者の1位に名前を刻んだ傑作。
        ルカとのバトル、シャドウとちょこの絆、取り上げるべき点は沢山あるのですが、 
        『ひとり』という言葉の意味に立ち向かった一作だと、思います。
        家族や仲間、みんなというこのロワでも重要なファクターを、その真逆の『ひとり』を突き詰めた話。
        だからこそシャドウの答えが、そして最後の奇跡が素直に受け止められる。
        この奇跡を無価値・虚妄ということは出来るのに、なぜか言いたくない。だからこの話は凄い。

1位/19ポイント『憎悪の空より来たりて』『正しき怒りを胸に』『我等は魔を断つ剣を取る』
       『汝、無垢なる刃、デモンベイン』『――トゥーソード』◆iDqvc5TpTI氏
       
        誰一人として1位に挙げてないのに、それでも1位になったことが、この話の凄さを物語っている。
        トカゲはいつの間にか死に、狂皇子は邪悪なまま滅び、あの演出をバックにドヤ顔で現れた我らがかませ犬。
        と思ったらゴッシュ達を圧倒しちゃったと思ったら『褒美として私を物真似する権利をやろう』ニア『だが断る』。
        幼女はさりげにムチムチボインにトランスして5連アルテマでスーパー紋次タイム(相手は内的宇宙から追い出される)。
        もう止めて!東側のフラグと焔の災厄のHPはゼロだけどやっぱ来たわ蒼き剣の英雄ーッ!!

        やりたい放題120%の完全エンターテイメント。
        最後の桜を優しい心で見ることができたのはもう肉体的に精神的に疲れが溜まってたからという可能性は否定できないと思う。

        え、感想? 面白かったッ! それでいいだろう!!


        それでは、最後に集計結果を貼って第4回人気投票を終了します。
        次回が開催された暁には、みなさんのたくさんの投票をお待ちしております。

60第4回集計結果(総合):2011/12/26(月) 22:37:26 ID:ggox6ixI0
1位/19ポイント『憎悪の空より来たりて』『正しき怒りを胸に』『我等は魔を断つ剣を取る』
       『汝、無垢なる刃、デモンベイン』『――トゥーソード』◆iDqvc5TpTI氏
2位/16ポイント『シャドウ、『夕陽』に立ち向かう』◆Rd1trDrhhU氏
3位/11ポイント『夜雨戦線 -Cross Battle-』『夜雨戦線 -Real Force-』『夜雨戦線 -Emotional Storm-』◆6XQgLQ9rNg氏
4位/10ポイント『きみがぼくを――(ne pas ――――――――――)』『きみがぼくを――(ne pas ceder ―――――――)』
       『いばらのみち――(ne pas ceder sur son ―――)』『いきてしんで――(ne pas ceder sur son desir.)』◆MobiusZmZg氏
5位/7ポイント『アキラ、『光』を睨む』◆Rd1trDrhhU氏
6位/5ポイント『バトル・VSロードブレイザー』『どんなときでも、ひとりじゃない』『ファンタズムハート』 ◆y.yMC4iQWE氏
7位/3ポイント『暴かれた世界』◆KGveiz2cqBEn氏
8位/2ポイント『ぼくらがいた――(Esa Promesa)』 ◆MobiusZmZg氏
9位/1ポイント『光の『英雄』、闇の『勇者』』◆jtfCe9.SeY氏
       『無法松、『酒』を求める』 ◆Rd1trDrhhU氏

61SAVEDATA No.774:2011/12/26(月) 22:49:45 ID:rX1Yp7Ro0
集計お疲れ様でした。
投票前のウソSSに、結果まとめのひと言にと、いつも楽しませていただいてます。
面白いSSがあるから投票するんだけど、気持ちのよすぎる気分で臨めるのが素敵だぜ!

62【第5回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 取り扱い説明書】:2012/06/29(金) 21:31:05 ID:JGNd57.E0
投票対象:第122話『第4回放送・裏』〜第135話『第五回放送』まで

投票方法:1位〜5位までを投票。1位を5ポイント、2位を4ポイント……5位を1ポイントで集計

投票期間:今から〜2012年7月16日23時59分59秒まで

投票時の注意事項:
 ・SSタイトルは正確に書いてください(まとめwikiからのコピペ推奨。分割話の場合は省略していただいて構いません)
 ・話数や書いた人のトリは集計時には表示しますが投票時には省略しても構いません
 ・感想を書いたりすると書き手さんがほかほか状態になりアクセスしたりするかもしれません


投票例 (タイトルや感想はでっち上げです)

1位:『月に吠えるもの』
第九の必殺剣 狂。
まさかあの有名な暴走河童モードを必殺剣として再現するとは……。
ライアンを致命傷を与えて尚斬り続け、ヴィンスフェルトの形見である狂気山脈を取り返そうと乱入したカイーナをもミンチにする様はまさに惨殺。
愛に狂ったカイエンの壮絶さをまざまざと魅せつけた話だった。

2位:『グルガチャージ・オーバードライブッ!』
グルガとギャレオうっせええよwww
本人らは至ってシリアスに聖櫃から蘇ろうとしている闇黒の支配者を押しとどめようとしているのにどうしてこうなったwww
闇黒の支配者も目がー、目がー!なんて言ってんじゃねえよw
そりゃあ第一形態だったのが災いして聖櫃から這い出ようとした時にギャレオの尻が目玉に刺さっちまったのには同情するけどよw
何よりも吹いたのは三者とも本人達はシリアスしているせいで誰もツッコミがいなかったことだよ!w

3位:『第五回定時放送 The Avengers』
遂に明かされた主催者の正体、ネオ・オディオに戦慄した。
まさか最終編オディオルートによる歴史改変から生じた、消えた時の復讐者だったとは。
しかもその性質上、参加者たちがロワに呼び出されたり死んだりすることで起こる歴史改変すらも、自らの力にしてしまうのだから質が悪い。
レックナート達が歴史を修正しようとしたことで、改変された歴史が消え去ることになってもう一人の更なるネオ・オディオが生まれてしまったのは皮肉。
そういえば元凶ではあれどこのロワには直接関与していないことが発覚した本物のオディオは今頃どうしているんだろう?

4位:『ファングジョーカー』
義賊としての黒い牙の活躍を読めるのがこのロワの見所の一つだったけれど、遂にロイドとライナスが合流。
ゲーム本編じゃ見れなかったロイドとライナスが肩を並べて戦う姿は感無量。
しかもリッチモンドによる身辺調査で鬼嫁戦記での誘導を始めとしたソーニャの悪行も明かされたし。
エビルプリーストに誑かされ、死んだソーニャを蘇らそうとしたブレンダンの目を覚まさせようとする二人は最高に熱かった。
だからこそ既に進化の秘法の実験体にされていた父が最後に化物になってしまった時の兄弟の絶叫は悲壮だった。

5位:『サニアのどきどきタロットゲーム』
サニアが休憩がてら仲間であるカイルやフリック、ベルフラウにシエラ様らを占う話。
ほのぼのな息抜き話かと思いきや、知らずと銀のタロットで占ってしまっていたせいで大変なことに……。
よもや引いてはいけないカードを引いてしまうだなんて!
まさかのうっかりによる全滅かと思いきやの、「制限がなければ即死だった」という一文によるオチに吹いたw
確かに即死系は禁止だったよ、忘れてたw

63【第5回 RPGキャラバトルロワイアル人気投票 開催】:2012/06/29(金) 21:31:35 ID:JGNd57.E0
それでは投票開始です!

64SAVEDATA No.774:2012/06/30(土) 22:52:55 ID:jI1wcEks0
一番乗りいかせていただきます。そしてそこまでにしておけよグルガ。

1位:第四回放送・裏
7部作だと思ったか? 残念、裏放送でした!
いや、好きなんだよなー。なんというか、“RPGロワの”オディオの内面、情がよく分かる話で。
表放送では女性型フォビア侍らせて孤独に、裏放送で野郎達に囲まれて問答というバランスの良さ(?)。
本来最後に問うべきテーマがここで出てきたことで、このロワも佳境に入ったのだと思わされた。

2位:<ハジマリ>のクロニクル/なまえをよんで/Resistance Line
単体としてはこの区間で一番好きです。
マリアベルが死んじゃったのは確かにショックだったが、七部作の時点で死んでもおかしくなかったしな。
それでも友達としての絆がついに伝わって、アナスタシアがついに立ち上がるという展開に燃えないわけがない。
最終乱戦突入の幕開けとして実に最高な話だった。

3位:アシュレー、『名』を呼ぶ
呼べばなんでも届くわけじゃない。この話はその一言に尽きる。
ゴゴからセッツァーへ。ちょこからセッツァーへ。そしてアシュレーからオディオへ。
どれだけ心を込めても、どれだけ命を懸けても届かないものは届かない。
それでも呼び続けるか? と遠くない先の展開を試されたような気分になる。にくい。
 
4位:ソラノカケラ――(Brightest Darkness)
オディオが去った夢の中でまで幸せに拒絶反応起こす魔王マジハイパードM。
時空を越えて未来を変える物語から来てるのにこいつが一番変わることを良しとできていない。
こいつはもうどうしようもなく変われない、それでも足掻いて最後は欠片と消えるしかない。
そんな末路を想起した話だった。それでも『生きる』しかないんだな、誰だって。

5位:デイブレイク
最後のマーダー同盟結成話。話の前後から結論は決まってるんだけど、それでもはらはらした。
3人が見つめる朝日の感想が違うように、もう最後はバラバラになるの分かってるんだけど、
それでも今は3人で朝日を見つめてるっていう利害しかない乾いた関係が素敵でした。

65SAVEDATA No.774:2012/07/02(月) 22:23:24 ID:uK0f6Yxw0
二番手いきまーす。
ネタ感想と分かっていても「制限がなければ即死だった」という一文で吹かされるなんて……!

1位:龍の棲家に酒臭い日記(◆wqJoVoH16Y氏)
「忘れないで」。何度読んでも、この一語に胸を衝かれる。
 この書き手さんは物事の「始まり」をはっきりさせて、そこから答えを導いていく手法を
得意としている印象だけれど、その魅力があらわれている作品だと思います。
 あの六部作で出た「リレーしている」って感想に全力で同意したものだけど、この作品でも
前の話をきっちりと読み込んで、拾ってくる能力が発揮されてるんだよなぁ……。
 そして、理合いをもって話が構築されているからこそ、諧謔味と爆発力を備えた台詞や、ふとした
一文にこもる情感の深さに読みの手を止めることもしばしば。読後、勝手に色々考える時間も幸せです。

 たとえば「(始まりや土台となっているものを)忘れないで」という言葉を真に向けられたのは誰か。
 このへんを考えていくとドツボにはまりかねないのですが、そこも氏の作品の好きな部分だったりします。

2位:救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)
 裏放送への思いは書いてもらったんで、こっちをチョイス。
 ◆iD氏がまたひとつ、そして、明らかに進化したと思えた作品です。原作再現から一歩踏み出し、
デモンベイン五部作で綴っていた「すべてを救いきる道」が全面に出てきた。
 それまでの作品にもあった熱さや爆発力をさらに上げながら、パロディやクロスオーバーに対する
丁寧さや誠実さを失わない作品を読んだあと、『夜空』や『三人でいたい』あたりの話を読み返して
「あぁ、ここにも片鱗があったんだな」となって震えるところまでがセットで楽しみでした。

 この書き手さんだから、って色眼鏡をかけるような読みではなく(主観が交ざるのは仕方ないのですが)、
企画の展開とともに技が伸びたり骨が見えてくるところを追いかけたい書き手さんが多い点もRPGロワの魅力です。
 その筆頭にあるのが、まだまだ伸びそうなトップの書き手さんっていうのもまた、幸せなところだよなぁ……。

3位:<ハジマリ>のクロニクル/なまえをよんで/Resistance Line(◆6XQgLQ9rNg氏)
 アナスタシアが一歩を踏み出す話。
 可読性を確保しつつ全員を活かす構成と、無駄を廃した文章の美に言葉が奪われてしまう。
 一歩を踏み出すって観点ではこれしかないし、これ以上ない流れで話をまとめきっているのだけど、
リレーの面ではしっかりと伸びしろを残しながら後続にバトンを渡せる切り分けが素晴らしい。
 どれもリレーの基本なのだけど、基本がここまでしっかりしているからこそ圧倒されてしまいます。
 だから、読後は圧倒されたまま胸をいっぱいにするのも楽しみのうち。そこで失われた時間もいとおしいな!

4位:アシュレー、『名』を呼ぶ(◆Rd1trDrhhU氏)
 空。空の描写にやられるんだよなぁ……。
 無法松の話といい、氏の話には空の描写が多く出てくるのだけど、その時々で綺麗に人物の心を
映し出している。だから、その情景を読んだ時点で話の流れに惹き込まれるという。
 話の流れは一番手の方が綺麗に説明してくださったのだけど、この話の問いがあるから、「それでも」
名前を呼ぶ、相手を呼んでみせるという各人の選択も映えたんじゃないかなと感じています。

 そして終盤に入ってきたせいか、この時間帯は直近の話で対になる部分が見つかることが多い。
 この話と「なまえをよんで」、冒頭なら「乾いている(ソラノカケラ)」「湿っていた(夜の温もり)」など。
 まとめ読みしているうちにそういうのが見つかると、読んでいてちょっと嬉しい気分になるなぁ、と。

5位:王国暦1998年の紅蛙(◆wqJoVoH16Y氏)
 ユーリルの物語では救いきれないカエルを、掬って展開させた話。
 話を収束させる流れを作った点も素晴らしいのだけど、カエルの無様さ、どうしようもなさが響く。
 このカエルといい、次の時間帯でのストレイボウやジョウイといい、自分の愚かさを知ってなお動かずに
いられないような莫迦を描かせたら氏の叙情の部分は輝くと再確認した。
 理合いで読めば色々なところで次への布石が打たれていると分かるんだけど、カエル好きとしては
計算が分かっていても描写に惚れ込むしかない話。そこが氏の恐ろしさ(褒め言葉)でもある。

66SAVEDATA No.774:2012/07/04(水) 16:31:48 ID:AUCe3MoU0
感想が短くてすみません。
例文の「制限がなければ即死だった」には私も爆笑しました。
1位:救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)
頑張ったんだね、頑張ってたんだねって、そう思えるお話。
これまで描かれてきた普通の青年としてのユーリル像を壊さずに、それでもと世界を救わずにいられなかった姿がありありと伝わって来ました。

67SAVEDATA No.774:2012/07/04(水) 16:41:47 ID:AUCe3MoU0
途中送信すみません、改めて三番手いきまーす。
感想が短くてすみません。
例文の「制限がなければ即死だった」には私も爆笑しました。
1位:救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)
頑張ったんだね、頑張ってたんだねって、そう思えるお話。
これまで描かれてきた普通の青年としてのユーリル像を壊さずに、それでもと世界を救わずにいられなかった姿がありありと伝わって来ました。
2位:エラスムスの邂光現象(◆wqJoVoH16Y氏)
ジョウイが遂に暗躍しだしてくれたのが嬉しかったお話。
実は結んでも余裕ではなくぎりぎりの成果なところも彼らしい。
3位:Re:どんなときでも、ひとりじゃない(◆iDqvc5TpTI氏)
リレー小説ならではのタイトルとそれにふさわしい内容がずるいお話。
忘れられたかのように装備されたままだった花飾りがまさかこうくるとは。
4位:英雄伝説『黒き魔王』/Running to the straight/組曲の行方(◆SERENA/7ps氏)
ストレイボウの過去語りはいつ来るかいつ来るかと期待していたのですが、素晴らしい話が来てくれました。
まさかの決闘という形でストレイボウに溜まったものを吐き出すニノの強くはないのだけど強くなろうとする姿がすごく好ましかったです。
5位:〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉(◆MobiusZmZg氏)
オディオの見ている世界がゴゴを通してまざまざと伝わって来ました。
人間だなと語るオディオが物寂しく、彼こそが人間に思えるお話。

68SAVEDATA No.774:2012/07/08(日) 10:02:53 ID:VR4CadZM0
4番手いきます。

1位 救われぬ者 人間が大好きだった壊れた物真似師の唄 Salvere000 全てのキミの魂の詩 ◆iDqvc5TpTI
問答無用にただ全てを救うあのシーンは衝撃でした。
強さも弱さも全部ひっくるめて繋げていってここまで積み重ねてきた勇者の話。
全ての収束点がこの話でよかった。

2位 <ハジマリ>のクロニクル なまえをよんで Resistance Line ◆6XQgLQ9rNg
このロワで勇者や英雄と同じくピックアップされてきた絆が印象的。
ここでやっと繋がってくれたかと思うのとここで逝ってしまうのかというのと。
なんというか、色々と胸にくる話でした。

3位 英雄伝説『黒き魔王』 Running to the straight 組曲の行方 ◆SERENA/7ps
何一つ問題は解決なんかしていない。
これからも抱え続けていくもので先送りでしかないのだけど、それでも、
これからに希望を持たせてくれる良い話でした。

4位 王国暦1998年の紅蛙 ◆wqJoVoH16Y
この話単品の魅力という形だけではなく異なる勇者を上手く対比してくれた群像劇らしい話。
終わりがどんどん近付いてきているのがひしひしと感じられて寂しくもあった。

5位 第五回放送 ◆iDqvc5TpTI
ここまでの話全てに対するオディオの見解や敗者の王としての在り方。
敗者をかえりみろというメッセージが参加者だけでなく読者にも伝わってきた。



正直どの話も全部が全部、言葉にできない所もあるけど残るものが一杯あって、
順位付けるのが躊躇われるしスゴイ悩まされたなぁ。
もっと書きたい感想も語りたいことも一杯あるけど言葉にできないのが悔しい。

69SAVEDATA No.774:2012/07/15(日) 22:27:18 ID:0IfEPzvk0
あやうく投票逃すの忘れてた

1位:龍の棲家に酒臭い日記
なんか好きなんだよなこの話。
早期死亡したサモンナイト3のキャラを思い出させてくれるいい話だったと思う。

2位:英雄伝説『黒き魔王』 Running to the straight 組曲の行方
非常に丁寧なLALの中世編の描写がグッド。
ストレイボウとニノの、弱さを認めてなお抗おうとする二人が好きだった。

3位:王国暦1998年の紅蛙
最後の
どくん。
1999年、約束の日が迫る。
ていう部分がすごく心に残った一話。
人数差を覆すために奇襲に出るカエル魔王も勝ちにいってる感じがすごい出てたと思う。

4位:デイブレイク
相変わらず氏は読後の余韻に浸れるお話を書いてくださる。
ただのマーダー連合結成話がすごい魅力的に見える。

5位:<ハジマリ>のクロニクル なまえをよんで Resistance Line
おおマリアベルよ しんでしまうとは なさけない
ていう冗談は置いといてマリアベルが死んだときは結構凹んだorz
常識人でストレイボウの罪も許してくれたマリアベルの死は対主催にとって大きな喪失だったと思う

70SAVEDATA No.774:2012/07/16(月) 00:33:18 ID:abdpQrec0
えっと、投票って今日の夜まででいいんですよね?間に合ってなかったら抜いて下さい。
六番手いきまーす。
あと、もう一つのでっちあげRPGロワがどう決着つくのか楽しみになってきたw


1位:救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)
「この一撃で、“救われろ”……ッ!!」
熱い!熱過ぎるッ! 裏放送も好きなんですが、やっぱり読んでて滾ったこちらの話に。
ユーリルがオディオ化した時は、ラスボス化するか空しい最後を迎えるようなことになってしまうんだろうな、
なんてなんとなく勝手に思ってたりしたけど、見事みんな(ジョウイ除く)救いきって逝ってくれました。
一度揺らいでしまった主人公が、再び意味を取り戻し復活するというのは、ある意味王道RPGらしい展開と思う。

2位:夜の温もり −タエラレヌヤサシサ−(◆6XQgLQ9rNg氏)
氏の話は、文章なんだけどほんと絵としてきれいだといつも思いながら読んでます。月下のマリアベルとか、荘厳さがありありと浮かんだ。
あとストレイボウが打ち明けるきっかけとなった理由――罪悪感・自責感に囚われまくっているために
非難も罰しもされない"優しさ"が逆に耐えられなかった、というのはすごい納得させられました。
ユーリルの時や、あと第五回放送後の話だけどゴゴとか、氏はキャラを「堕とす」のも上手い。

3位:龍の棲家に酒臭い日記(◆wqJoVoH16Y氏)
トカの退場以来すっかり薄らいでいたギャグ分がメイメイさんによって帰ってきた!
……なんて油断してたので後編でドンと重い話が来てちょっと驚いた。
空き瓶をはじめ、随所の例えが秀逸だなあと思いました。

4位:〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉(◆MobiusZmZg氏)
「愛ちぎれてすりきれる」とか、「膿む」と「倦む」とか、ほか漢字の開き方などの独創的な表現が、
なんというか、どうしようもない憎しみに翻弄されている二人の心境をよく表しているなと思いました。
オディオの「おそらくは、いまも。」の一文は胸にズドンと来た。

5位:英雄伝説『黒き魔王』/Running to the straight/組曲の行方(◆SERENA/7ps氏)
オディオを生み、この殺し合い開催の遠からぬ原因を作り出してしまったストレイボウを、誰しもが簡単に受け入れられるわけではない。
力がありながらも罪を犯した様は、守るために強さがあればと望んでいたニノにとっては特に。
憎いけれど、それでも許すため納得するためにと決闘を申し込んだニノの感情や、中世編の解釈がすごく丁寧に伝わってきました。


……ここに挙げた以外でも「すげえなあ」と思う話ばかりなんで、選ぶのも順位つけるのも難しかった。
なんか的外れっぽいことや勝手なことばかり書いてしまいましたが、申し訳ありません。
完結本当に楽しみにしています!

71SAVEDATA No.774:2012/07/16(月) 16:11:04 ID:ToL7OyBE0
言われてみればお題RPGロワは完結するのでしょうかw
今日中とのことなので七番手いかせて頂きます。

1位:救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)
救われなさすぎた勇者が救いようがないと思われていたゴゴを救う話。
ユーリルに話題が集まりがちですが、FF6の仲間集めを象徴する白い鳥によりゴゴが復活するシーンも気に入っています。

2位:ソラノカケラ――(Brightest Darkness)(◆MobiusZmZg氏)
オディオの力を使おうともサラだけは“この手で”。
その譲れない想いがあるからこそジャギはどこまでもジャギなんだと思います。

3位:エラスムスの邂光現象(◆wqJoVoH16Y氏)
漸く実を結び始めたジョウイの暗躍にドキドキしました。
こいつのおかげでこの先もどうなるか分からないと思わせてくれる内容でした。

4位:デイブレイク
三者三様に見る朝日。
日が昇るといういかにも希望的な内容なのにそれを見ているのは闇に生きる者たちで、しかれども確かに乾いた希望は抱いているという何とも言えない雰囲気が素敵でした。


5位:夜の温もり −タエラレヌヤサシサ−(◆6XQgLQ9rNg氏)
題名がなんといっても中身を全て表している話。
いつだいつだと期待され続けていた(?)ストレイボウが遂に告白する引きが最高でした。

72SAVEDATA No.774:2012/07/16(月) 22:19:22 ID:86IbBn6o0
1位:救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩
2位:アシュレー、『名』を呼ぶ
3位:Re:どんなときでも、ひとりじゃない
4位:王国暦1998年の紅蛙
5位:〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉

73SAVEDATA No.774:2012/07/16(月) 22:58:19 ID:/xNXzAx20
すみません、期限ギリギリなので、とりあえず投票だけさせてください。
感想などは後から。

1位:救われぬ者 人間が大好きだった壊れた物真似師の唄 Salvere000/全てのキミの魂の詩
2位:<ハジマリ>のクロニクル なまえをよんで Resistance Line
3位:王国暦1998年の紅蛙
4位:〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉
5位:龍の棲家に酒臭い日記

74SAVEDATA No.774:2012/07/17(火) 00:17:08 ID:EXnWFqJQ0
>>73
了解しました
集計までしばらく時間かかりますのでその間にでもご記入頂ければ書き手の皆様は喜びます

というわけですので投票自体は締め切らせて頂きます
たくさんのご投票及びコメントありがとうございました

7573:2012/07/21(土) 06:24:31 ID:PkrXNIWo0
遅くなってすみません。
感想です。

1位:救われぬ者 人間が大好きだった壊れた物真似師の唄 Salvere000 全てのキミの魂の詩
数奇な運命を辿ったユーリルのクライマックス。
いろいろあったけど、結局は勇者は勇者だったと言えるよ。
そんな彼の思いが、キャラも書き手も読み手も、みんなの思いが全部こめられた一撃だった。
ひとりのキャラの生き様をここまで描ききった話はなかなかないわ。

2位:<ハジマリ>のクロニクル なまえをよんで Resistance Line
ついに、ついにアナスタシアが変わり始めた!
長かったけど、その分ワクワクが半端ねー。
マリアベルは、今までは対主催全体のことを考えてたまとめ役だったんだよな。
そんな彼女が、ひとりの友のために死んでいったってのは印象深い。

3位:王国暦1998年の紅蛙
カエルだって勇者なんだよ。そんな一話。
本当に勇者だからこそ、堕ちるしかないってのが切ない。
文章は静かだし、全体的な雰囲気は悲しいんだけど、でもなぜか熱い不思議な一話だった。
書き手の表現力がすっげーからだろう。うん。

4位:〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉
相変わらず文章が綺麗。
丁寧なんだけど、ところどころに楽しませてくれる表現があるのだよね。
オディオがゴゴに『絡みつく』感じが、もうおっそろしい。
でも、この話の本質はオディオのキャラに奥行きを持たせたことだと、自分は思う。

5位:龍の棲家に酒臭い日記
メイメイさん、まさかの登場。そして退場。
いろんな種を撒いてくれたよね。
しっかし、この人のセッツァーはすげぇわ。
態度は軽いのに、セリフに重みが感じられる。


どれもこれも力作で選ぶのに苦労しました。
死んでった人が残した思いを背負って進みだす、今回はそんなピリオドだったかなと思いました。

76【第5回人気投票集計結果発表】:2012/07/21(土) 06:53:32 ID:JAQ4W3iY0
皆さん、お待たせしました。
RPGロワも終盤に突入していることもあり、一つの時間帯におけるSSの数は少なくなってきています。
それでいて、どれもこれも面白い作品のため、激戦となった順位も多く見られました。
それでは、発表はこれまでのように5位から1位までをコメント込みで、最後に全結果をまとめて掲載させて頂きます。


5位(10P):英雄伝説『黒き魔王』/Running to the straight/組曲の行方(◆SERENA/7ps氏)

  弱かったが故に罪を犯したストレイボウ、弱かったがために罪を犯させてしまったニノ。
  罪の十字架は二人へと伸し掛かり続け、それでも、弱さを受け入れ尚抗う二人は新たな一歩を踏み出していく。
  そんな彼らの道程に、険しかれども希望の光を感じられる作品でした。

4位(11P):王国暦1998年の紅蛙(◆wqJoVoH16Y氏)

  決して派手ではなく、むしろ静かで、されど多くの人が惹かれた物語。
  随所で脈動する鼓動の音が、物語の終わりと、カエルの抱いている熱を感じさせ、響くのだ。
  私達の心に、そして後々の展開に。

3位(14P):龍の棲家に酒臭い日記(◆wqJoVoH16Y氏)
  
  なんか好きなこの話。どこか好きなこの話。
  喩えや諧謔をふんだんに使用しており、それこそお酒のように苦いのに癖になる、味わい深さのあるお話。
  「忘れないで」という言葉は、或いは。ピサロ達、殺人者だけではなく、私達読み手にも投げかけられた想いなのかもしれない。

2位(16P):<ハジマリ>のクロニクル/なまえをよんで/Resistance Line(◆6XQgLQ9rNg氏)

  おやすみなさい、マリアベル。はじめまして、マリアベルの親友で、僕達の知っているあなたらしいアナスタシア。
  多くの人達に好かれ皆を支えてきたマリアベルと、独りぼっちでただ自分のことだけを考えてきたアナスタシアの心が、願いが繋がって。
  そして始まる、この島での最後の戦いが。少女にとっては最初の闘いが。

1位(34P):救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)

  それは、いや、このロワは。喪い迷い苦しみボロボロになりながらも、それでも、それでもと、願い続けた、欲し続けた、想い続けた、一人の少年の物語。
  全てを“救う”。あまりにもでたらめで、あまりにも荒唐無稽で、あまりにも無茶苦茶なそのイノリを抱きし者の名は“勇者”。
  “救われぬものを救うもの”。ああ。全く、その通りだった。キャラも書き手も読み手もユーリル自身も――その一撃に、救われた。



以上、結果発表でした。
『勇者』の意味、『英雄』の真実以来、RPGロワの代表として見なされてきたユーリルの物語も、強さも弱さもひっくるめて繋げられて堂々と完結。
ですが、RPGロワはまだ終わってはおりません。これからです。これから、完結を迎えるのです!
既に進行中の第5回放送以降の時間帯をお読みの皆様は知っているはずです。
これら今回皆様が投票して下さった物語が、いいえ、今まで投票してもらったOP〜第五回放送までの物語が単一の物語に留まらず、後々に大きく影響していることを。
それがリレーであり、繋ぐということであり、故に。
次回の人気投票でまたお会いしましょう。お疲れ様でした! 続く!

77【第5回人気投票集計結果(総合)】:2012/07/21(土) 06:55:05 ID:JAQ4W3iY0
1位(34P):救われぬ者/人間が大好きだった壊れた物真似師の唄/Salvere000/全てのキミの魂の詩(◆iDqvc5TpTI氏)
2位(16P):<ハジマリ>のクロニクル/なまえをよんで/Resistance Line(◆6XQgLQ9rNg氏)
3位(14P):龍の棲家に酒臭い日記(◆wqJoVoH16Y氏)
4位(11P):王国暦1998年の紅蛙(◆wqJoVoH16Y氏)
5位(10P):英雄伝説『黒き魔王』/Running to the straight/組曲の行方(◆SERENA/7ps氏)
6位(9P):アシュレー、『名』を呼ぶ(◆Rd1trDrhhU氏)
7位(7P):エラスムスの邂光現象(◆wqJoVoH16Y氏)
8位(6P):ソラノカケラ――(Brightest Darkness)(◆MobiusZmZg氏)
8位(6P):Re:どんなときでも、ひとりじゃない(◆iDqvc5TpTI氏)
8位(6P):〈 愛ちぎれる 金色の 断章 〉(◆MobiusZmZg氏)
9位(5P):デイブレイク(◆6XQgLQ9rNg氏)
9位(5P):第四回放送・裏(◆iDqvc5TpTI氏)
9位(5P):夜の温もり −タエラレヌヤサシサ−(◆6XQgLQ9rNg氏)
10位(1P):第五回放送(◆iDqvc5TpTI氏)

78【第六回RPGキャラバトルロワイアル人気投票 取扱い説明書】:2013/07/27(土) 17:41:46 ID:wpdvgyLA0
投票対象:第136話『世界最期の陽』〜第150話『第六回放送』まで

投票方法:1位〜5位までを投票。1位を5ポイント、2位を4ポイント……5位を1ポイントで集計

投票期間:今から〜2013年8月11日23時59分59秒まで

投票時の注意事項:
 ・SSタイトルは正確に書いてください(まとめwikiからのコピペ推奨。分割話の場合は省略していただいて構いません)
 ・話数や書いた人のトリは集計時には表示しますが投票時には省略しても構いません
 ・感想を書いたりすると書き手さんがほかほか状態になりアクセスしたりするかもしれません


投票例 (タイトルや感想はでっち上げです)


第1位:『届いた翼』
復活ッ復活ッッ勇者オルステッド――――ッッッ!!
レックナートと三賢者の置き土産でついにネオ・オディオ発生の根源である
『最終編オディオルートEDのルクレチア』にたどり着くマール一行。
アキラたちに勝利しても何も得られず、あげく時の復讐者を生んでしまったことに疲れ果ててテラスに佇むオディオが痛々しすぎる。
だけどマールの人として、王女として、女性としての言葉が、あたたかくて、やさしくて……
読みながらそうなんだよって頷いてしまった。彼に必要だったのは、ほんと、その一言でよかったんだよ……
震える足を押さえて、ゲーに跨がるところとか、勇者の復活っぽくて最高でした。ありがとう!

第2位『我ら偉大なるその背中に報いる 八部作』
進化してしまった、させられてしまったブレンダンに立ち向かうFE決戦。
まさか本当に連戦するとは思わなかったけど、形態1つ倒す度にタイトルが変わる演出がかっこいい。
父を前にして息子として首領を前にして四牙として、恥じぬように駆け抜けるロイドとライナスがかっこいい。
その裏で逃げようとするエビプリを看破し、対峙するリッチモンドが、犯人を追いつめる名探偵みたいでかっこいい。
逃げられるものの、エビプリの知ってた情報を最後の鍵としてオディオ調査報告書を完成させてロボに転送するのがかっこいい。
来ると思った最後の台詞はやっぱりかっこよかった。
大人になるのに必要なのは進化ではないと、親父も、探偵も、子供にただその背中で己を示す。
そんなかっこよさに満ち溢れた1話でした。

第3位『大筋肉超剋螺旋陣−シャイニーマッスルVSブラックマッシブ−』
バトルとしては今回の範囲では一番だと思う。
前話最後での闇黒の「遅れてきたww直接攻撃のwwwっwエースっww」
で乗っ取られて爆笑したのを忘れるほどのガチバトルだった。
最初の斧VS斧で周囲全部ぶった斬りからもう熱い。必死に呼びかけるクルガも汗くさい。それがいい。
それでもなにもかも吹き飛んでも全裸で光の拳と闇の拳を打ち付けるあたり、ギャレオも不器用すぎる…………
最後の100倍クルガチャージと豪砕拳・モラル崩壊からの展開は、
見事としかいいようがありませんでした。お笑い担当とか言ってすいません。

第4位『竜の門 開かれた扉の向こうへ』
最新話から。フリックと別れを済ませたベルフラウの前に現れたエビルプリーストのゲス顔ダブルピースがすばらしい。
前話の余韻とか全部踏みにじって、これまで沢山の血を吸ってきた狂気山脈とカイエンの死体を触媒にして竜の門の解放儀式とかどんだけKYよ。
あらがおうとするベルフラウに、テュポーン大先生けしかけるとかマジでブレないなこいつは。
そこに追いついたマシューやマール組が出てきたときは、これは何とかなるか、っておもったのに、
まさか筋肉最終奥義の余波が駄目押ししてしまうとは……マップの4分の1が吹き飛ぶ最後だったから仕方ないけどさ!
ついにここまで引っ張ってきた竜の門が開かれるが、向こうにあるのは竜の世界か、あるいは……放送後が楽しみです。

第5位『サムライスレイヤー/Brade Arts/咲き誇れ、月の光とともに』
放送直後のカイエンVS対主催集団。っていうか、虐殺。
狂気山脈ならランドルフの代用も可能ってことに読み手の誰も気づけなかった。
放送前のギャクも、今ではこれの為の伏線としか思えない。
もうカイエンが圧倒的すぎる。起死回生を狙ったサニアとカイルの二連必殺の一撃を「虎月」で減衰させるとか、もうね。
生き残ったフリックも復讐鬼になるし、もうきれいさっぱりデストロイで笑いがでたよ。
だからこそ、最後に月を背にしたシエラとベルフラウのシーンが本当にきれいだった。

79【第六回RPGキャラバトルロワイアル人気投票 開催】:2013/07/27(土) 17:43:59 ID:wpdvgyLA0
それでは投票開始です!

80SAVEDATA No.774:2013/08/03(土) 13:19:33 ID:DV9QZg360
でっちあげRPGロワも遂に最終局面開始かーw
リッチモンドさんはこんなちょこっとな断片でもやっぱかっこいいなー
てなわけで投票一番手頂いていきます

1位:一万メートルの景色
圧倒されるとはまさにこのこと
圧倒的な文章力と表現力で描かれるのは絶望的としかいいようのないセッツァーのすごさ
この話の何がすごいってセッツァーを一切弱体化させることなく書ききったのが脱帽モノ
ゴゴのこのロワならではのエンディング後を、上手く原作内に着地させた手腕もお見事
でもやっぱりこの話といえばYボタン!
メタなのにメタじゃない、LALやった人なら誰でも痺れる持ってき方!
物語は読むものなのに、それでも思わずコントローラー探して出してきて押しちまうそんな愛が詰まったフレーズでした

2位:世界最期の陽
ピサロがやばい、ピサロにしびれた
想い出の総決算でピサロに言葉も魔法も想い出も届かせたニノも超いい子だよ
でもそれ以上にやっぱりこの話はピサロにやられた!
こいつ本当にロザリーを愛してたんだなって
ロザリーを愛していたからこそ、彼女を奪った人間を憎み、ロザリーを愛していたからこそ、彼女を救ってくれていたニノに感謝する
敬意と感謝の篭ったありがとうに泣かされて、そしてその意思でニノを刺したピサロが心に来た


3位:魔王様、ちょっと働いて! リプレイ・エンピレオ

派手ではないんだけど、綴られている言葉や内容の一つ一つが好きなお話
これまでも考察されてきた舞台や首輪に関する、様々な世界の技術や施設の複合具合への答えに、ああ、って納得した
この殺し合いを構成するすべての要素が、首輪も、島も、敗者の墓標だったのか
エピタフっていうWA好きなら感じいる表現がなされていたのも素敵だった
そしてそんなオディオが省みろと言った全てを、永遠に変わらないと諦めてる全てを
始まりも終わりも奪って背負って楽園という終焉へと持って行こうとするジョウイは、確かに、世界を背負う、王なんだって思った

4位:『為すべきを成すべき時 −Friend's Fist with Brave−(前編)』〜『そして、世界変革の刻 −A.D.1999 The Day of Apocalypse 00:00−』時の10部作
動いた、やらかした、奴が、遂に!
これまで散々こいつ対主催じゃね?扱いされていたジョウイが遂に本領発揮!
否、これまでも実は発揮しながら見極めていたことが明らかになってのここに来ての起爆!
まさかお前が魔剣を、しかも自分に適格させることで抜こうとは……
リルカにハイネルと懐かしい顔やここで来るかの顔が出てきたのも嬉しかったなーw
そして何より、覚醒からクロクロ演出に続いてのあの名言
その強さがあれば〜に対応する、「――――守るよ。この力で、全てを」にぐっときた!

5位:瓦礫の死闘10部作
全話の引きからの畳み掛けるような怒涛の描写がたまらない
中でもセッツァーとピサロが高みへと至る、至ってしまった二人の描写が凄まじい
全てを捨てて一つの感情で己を満たすというのはこういうことなのか
愛の化け物、夢の化け物、おおう……
それでいてカエルが復活したりイスラが奮起しだしたりゴゴが現実を見つめたりと次への希望もある
続きを気にさせるいい繋ぎだった。繋ぎなんだよなあ、これ、十部作なのに!

81SAVEDATA No.774:2013/08/10(土) 18:18:21 ID:gyemOCZA0
嘘ロワまでクライマックス突入してて吹いた。
つーかクルガとギャレオは何がどうなってこうなったんだよ!w
今回も激熱SSばかりで迷いましたよ。

1位:抗いし者たちの系譜−再始の聖女/逆襲の魔王/虚構の物真似師− ◆iDqvc5TpTI氏

この区間のバトルで一番大好きです。
再誕したカエルブレイザーを前にビビり倒すアナさんとか、
そんなアナさんにロドブレとしての憎悪とカエルとしての羨望をぐちゃぐちゃにしながら怒濤に攻める紅蓮とか、
戦いを通じて伝わる彼らの弱さがいじらしい。でもやっぱり一番はちょこと魔王のシーン。
シャドウは人間ちょことしての父親って感じだったから、ジャキの存在にアクラは救われたと思うよ。
血肉全てを振り絞ってゴゴやちょこ、アナスタシアに託す魔王の壮絶は、もう善悪ぶっちぎってイカしてました。
(もう一人はサボってたので知らねえ)

2位:クロスファイア・シークエンス ◆6XQgLQ9rNg氏

バトル繋ぎというか混戦整理というか、書き手さんのクレバーが光る話。
FE勢が大ピンチに入った北エリアにジョウイ・ちょこ・そして覚醒アナスタシアが参戦! VSカエル本格開戦!
と戦闘と言うよりはFF6のナルシェ侵攻ムーブみたいで、こういうの滾る。
もちろんそんな無味なものだけじゃなくて、このあたりから脳筋気味になってきたストレイボウとか、
ゴゴの中にあった歪みがイミオディオと共に顕在したり、ついに魔剣否聖剣ルシエドを鞘走ったアナスタシアとか、
てんこ盛りな燃える要素が無駄なく収められた、うめー、すげーと思わせられる話でした。

3位:Disintegration/遥かなる理想郷/『そうはならなかった』お話 ◆SERENA/7ps氏

自由と統治という、相容れない思想の激突。
投下当時ある1点でいろいろありましたが、それも内容そのものには関係なく、面白かったなあと。
他人を蹴落としてでも己が想いを押し通す自由を願ったセッツァー達と、
法の下に弱きものの想いを守ろうと願ったヘクトル達の対決は自明。
誕生したばかりの勇者と、王だからこそ枷に囚われた君主も、
ある意味人として自然な弱さで、今回は純粋に想いの強度の差だったのかなと。
勿論こいつらこうすれば良かっただろうにな、と思うことしきりですが、それもまた感動の形なのかなと。

4位:ある『暗殺者』の終わり/ある『暗殺者』の終わり、そして、ある『勇者』の始まり ◆jtfCe9.SeY氏

どこかでも言われてましたが、前話がRPGロワのニノの為の物語なら、これはFE烈火のニノの為の物語でした。
セッツァーには変節漢にしか見えなかっただろうけど、ジャファルは本当にニノに全てを捧げていたんだろうなあ、と。
そしてそんな愛する男に残る全てを奉納し、ただ一つの願いを託すニノの姿は本当にいじらしい。
もしここにラフティーナがいたら、その祝福も呪いも愛だって言ってくれるだろう。
あの雷のように完成されたものない闇の勇者は、きっと弱さに対する救いに違いなかった。


5位:さよならファイアーエムブレム ◆iDqvc5TpTI氏

そんな彼らの想いを継承する儀式。他の2戦と違ってこの戦いはそんな儀礼的なものを感じました。
自分の手では叶えられなくなった彼らの想いをかみしめて、それぞれが受け止めていくのは読めていても感じ入る。
その妄念を形にしたようなデュランダルに立ち向かうジャスティーンは勇気を教えてくれたでっかいヒトだったよ。
そして最後のイスラとヘクトルだったものの戦いは、子が親を越えていくような不思議な感覚で胸が熱くなりました。
(封印でヘクトル子供いるけど)

82SAVEDATA No.774:2013/08/12(月) 00:43:28 ID:70OETLPo0
一応定時になりましたので、投票自体は一応の区切りとさせて頂きます。
投票頂いた方及びそのコメントありがとうございました。

集計自体はすぐ終わると思いますが書評に少し時間がかかると思いますので、
もしも間に合わなかったという方がおられましたら、ぜひどうぞ。

83【第6回人気投票集計結果発表に代えて】:2013/08/15(木) 00:46:50 ID:QSTi60Ws0
お待たせしました……が、今回最終の週末が某所イベント及びお盆と重なったためか、御覧の通りの投票結果となりました。
これはひとえに開催時期を見誤った当方の不徳の致すところです。申し訳ありませんでした。
通常ならばこれで順位をつけるのですが2票だけで決めても仕様がなく、
だからとて頂いた票を無駄にするのもどうかと思いますので、
ちょうど選外となった話が残り5話にコメントを付けて、第六放送までの回顧としたく思います。
スレのお目汚しと思う方もおられるかもですが、ご容赦を。(順番は投下順です)


私がわたしを歩む時−I'm not saint−

最終兵器聖女(ヒドイン)、降臨。
今までのシリアスはいったいなんだったのかと、呆れを通り越していいぞもっとやれ。
最初からこのノリでなくて、よかったですね本当。
じゃじゃ馬をジョウイがあしらえるのはナナミが居たからなのかなと。
全体を通して過去との因縁を片づけなければ、先には進めないという話だったなあと。
魔王に辛酸を嘗め続けたジョウイしかし、遙か過去にロードブレイザー痛み分けをしたアナスタシアしかり。
だからこそ、紅蓮というキャラクターの登場になるほど、と思いました。

堕天奈落

アララトス遺跡の最深部で、思念だけとはいえ遂に交わりあう二人の敗者の王。
魔界を追われた魔王ゼククが残した楽園の名残で、というシチュエーションが静かに熱い。
生存者の中でオディオの思想そのものに真っ向から対立しているのはジョウイだけだったりするので、この対立はRPGロワの中で異端。
しかしオディオはやれるものならやってみろと王座から見下ろし、
ジョウイも何も言わずただ奈落から天を見上げるのみ。お前ら実はお互い大嫌いだろ。
本格的な対決前の前哨戦といった感じの駆け引きにゾクゾクする作品でした。

Aquilegia−わたしの意地、私の意地−/Phalaenopsis−愛しいきみへ、愛するあなたへ−

アナスタシアVSピサロ、そして彼の恋路の決着。
他のチームは3人掛かりなのにこいつだけ単騎とかアナスタシアマジチート。
逆に言えば他の戦い以上に、濃密な想いのぶつかり合いを突き詰めた戦いでした。
英雄ではなく一人の女として恋を語るアナスタシアに、ついにピサロの心情が吐露される。
落涙ッ!? これですよね、この面倒くささがピサロですよね。殺す覚悟決めるのにここまで煩悶するのがピサロクオリティ。
そしてここまで巡ったロザリーの夢が、本当に届けたい人に届いた。
今読んでも、彼女の純粋な祝福と呪いが切なくもいじらしい。これがラヴだよ。

84【第6回人気投票集計結果発表に代えて】:2013/08/15(木) 00:47:29 ID:QSTi60Ws0
オディオを継ぐもの

ジョウイによる3戦闘の総括と次に向けて。
>眩しかった、からね この染み入るような言葉が重い。
剣の中の憎悪に語りかけるそれは本当に体験としての実感が籠もっていて、だからこそ継承ができたのだろうと実感させられる。
希望・勇気・愛・欲望、そのどれもに祝福されないジョウイが手にしようとするのが
白痴のグラブ・ル・ガブルで出来た死喰いというのが皮肉すぎる。
4つの感情に中てられて揺るがされて浮き足立ってるのがいい意味でも悪い意味でもジョウイだなあと思いました。メイメイさんが止めてるのに。
しかし、身に過ぎたものを目指して自滅しようとする様が、なんでこんなに絵になるんだこいつは。

第六回放送

ジョウイに揺れ動かされて過去を回想するオディオ。
英雄伝説でストレイボウが語る過去との解釈の差違が、2人の隔絶を表していると感じました。昔は、すごい、輝いてた。
だからこそ、オディオの憎悪が燃え上がる。希望に、勇気に、愛に、欲望に、そして理想に。
二度と手に入らない眩しいものに憎悪をたぎらせるのは持たざる者ゆえにか。
貴種守護獣をついに形成した6人、理想という魔法と魔剣を手にしたジョウイ、彼らを天空から見下ろすオディオ。
死者を喰らい続けて誕生のカウントダウンを始めた死喰い。
状況の構図がはっきりと見えてきたからこそ、この後の展開に希望と不安が入り交じる放送でした。



全編通して激闘死闘だったターンの中で、様々なことが起きました。
FE組の決着、アナスタシアの戦線参入、貴種守護獣の降臨、マーダー達とのそれぞれの決着。死喰いとこの舞台の全貌の解明。
もはや読み手の視点で隠されたものはほとんどなく、結末についてある程度の想像も可能かもしれません。
そう、ある程度でしかない。まだ、決まっていない。
残すは地の底で楽園を目指し続けるジョウイ、そして天空の城から勝者たちを睥睨するオディオ。
死喰いの目覚めつつある墓標の上で勝ち残った6人はどうするのか。
繋ぎ、繋がれ、ついにここまで来ました。ここからまた紡がれる彼らの『想い』を、どうか見守ってください。

以上、これで第六回放送までの振り返りを終えたいと思います。
もし次があるのならば、次の投票でお会いいたしましょう。
投票していただいた方、駄文に付き合っていただいた方、ありがとうございました。

85SAVEDATA No.774:2013/08/15(木) 10:53:09 ID:f9oXYs7Q0
乙〜
コミケあったりしたから仕方ない


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