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【習作】1レスSS集積所【超短編】

1 名無しさん :2015/11/21(土) 00:23:52 ID:gr26XeI60
「SS書けたけどツイノベには長いし、1000文字には満たない…」
「投稿所の新着に載せる/自分の作品ページに1作置くほどでもない…、でも日の目を当てたい!」
「初作で躓いて変なイメージついたり、叩かれたくない…」
「まずは匿名でいいから反応を見てみたい…」

 そんな初心者や超短編作家の皆様! この度、談話室に『1レスSS集積所』を作成しました!
 初心者作家の叩き台から、本館作家の息抜きネタSS、そしてその感想など、様々なレスを投じてください。
 魔物娘さんたちといちゃエロちゅっちゅしたりほのぼのするSSをお待ちしております。

 【このスレのルール】
・SSの内容に関するルールは本館と同じとします。
・作品とその感想は1レスでまとめてください。特にこのスレでの連載は禁止します。
・基本的にここで作品を投稿しても匿名になります。匿名ゆえのトラブルのリスクは投稿前によく考えてください。HN・トリ付けは自己責任で。
・ほんわかレス推奨です!


他にも色々なスレがあります。目的に適したスレをご利用ください。

※魔物娘図鑑と関係ない話題でもOKです。
雑談スレ12:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1446028423/

※新刊同人誌の話題は解禁されるまでネタバレスレでお願いします。
ネタバレスレ:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11485/1294842422

※エロ魔物娘図鑑やSSに関する考察・妄想・ネタ話などはこちらへ。
エロ魔物娘図鑑スレ10:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1441958563/

※魔物娘の生態や世界情勢など、図鑑世界にまつわる考察はこちらへ。
魔物娘図鑑世界考察スレ6:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1411941292/

※SS作者さん特有のピンポイント過ぎて微妙な質問・相談などはこちらへ。
SS書き手で雑談しましょ 8:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1445590184/

447 名無しさん :2017/05/21(日) 17:58:00 ID:fyvZi1isO
「うむ、なかなかじゃな」
「……どうしてこうなった」
「ん、どうしたのじゃ?」
「い、いや。なんでもない」

狭苦しいアパートの中、風呂上がりのアイスを笑顔で頬張る少女を前に、俺は彼女から見えないようにため息をついた。
「そうか? 大分辛気くさい顔をしてるみたいじゃが」
「……気のせいだ」

財布の中身を思い出す。
残り五千円が俺の全財産だった。
友人だと思った奴に騙されて、借金の保証人にされた時の事が頭をよぎる。
誰も信じられない。
世の中はズルい奴が勝つ。

そんな事を考えて、俺はある凶行に及んだのだ。

「しかし、誘拐とは、初めての体験なのじゃ」
「……そうだろうな」

すなわち、誘拐である。
小さな子供を攫って、身の代金を受け取る最悪の行為。
計画は上手く行った。
道を歩いている、可愛らしい少女(口調はちょっと変わっていたが)を後ろから押さえつけ、縛り。ハイエースにのせて家まで運んだ。
しかし、そこからは全く上手く行かない。
彼女に家を聞いても、家族はいるのかと聞いても要領を得ない。脅しても全く怖がる様子がないのだ。
口を開けば、魔界とかバフォメットとかよくわからない事ばかりだった。

「とはいえ、夜も遅い。帰るとするかの」
「帰る。だと?」
「うむ、魔界にな」

アイスを食べ終えた少女はさも当然とばかりに笑う。
その後ろには、よくわからない空間の歪みが出来ていた。

448 名無しさん :2017/05/21(日) 17:58:58 ID:fyvZi1isO
>>447
ぎゃあああ。
書きかけ投稿してしまった……。

449 名無しさん :2017/05/22(月) 20:55:26 ID:TdybJQqQ0
>>446
真面目なSSのはずなのにオチがギャグ風で笑えますね
>>447の続きもお待ちしています

そして自分は駄文を投下

450 名無しさん :2017/05/22(月) 20:59:02 ID:TdybJQqQ0
SS作者にとって、題材にする魔物娘の選択にはもちろん好みがある。
サキュバスやドラゴン、ヴァンパイアに稲荷などは人気種族の筆頭だ。
彼女たちは元の存在からメジャーであるためとっつきやすく、設定部分でも話が作りやすい。
そういうところでマイナー系の魔物娘たちとは投稿SS数に差が出るのは、まあ仕方ないことなんだろう。
だけど僕は、ちょっぴり可哀想にも思ってしまうのだ。
もし彼女たちが自分の種族のSS数が少ないのを見たら、やっぱり少し寂しいんじゃないかと。

「……あの、わたし……その……」

でもね。
だからといってね、ワーバットちゃん。
僕なんかのところにお悩み相談に来られても困っちゃうんだけど。

「あっ、うぅ……あの……」

目の前のワーバットちゃんは、翼で頭を抱えたままプルプル震えてしまっている。
というのも、彼女たちは光にとても弱く、明るい場所ではこうして何もできなくなってしまうのである。
かろうじて用件は聞き出せたけれど、このままだと会話が中々前に進まない。

かくなるうえは……えい、豆電球にスイッチだ。

「私のSSを書いてほしいんだけど、できるわよね?」

部屋の照明が薄明かりになった途端、彼女は先程おどおどしていたのが嘘のように口調が変わった。
次第に薄暗い中に目が慣れていくと、彼女の目隠れフェイスにはニヤニヤと嫌らしい笑み。
暗闇の中での彼女たちは意地が悪い。その表情にははっきりと『僕が困っているのが面白いです』と書いてある。

「あのさ、どうして僕なの?」
「だってあなた、前にマタンゴの頼みを聞いてたじゃない」
「いや、あれは、だけど……」

確かに前にマタンゴちゃんから青春ぐらふぃてぃーなSSを頼まれたけれど、結局あれも別の人たちがちゃんとしたものを書いてくれたわけで。
僕も一応はSS書いてみたけど、正直最初は書くつもりはなかったっていうか、そういうわけでして。

「ワーバットSS、最後に投稿されたのがもう5年前なのよ?」
「それはそうだけどさ……」
「同じような状況だったのに、マタンゴだけSS書いてもらうなんて! 不公平よ、不公平!」
「あーうー、それを言われると……」
「私にも青春をちょうだい! みんなが羨むようなスクールラブライフを!」
「え゛? またそっち方面なの?」

キーキーと甲高い声で不満を述べるワーバットちゃんと、思わず変な声が出た僕。
まあでも、前回のマタンゴちゃんに比べれば、彼女たちの青春SSはなんとかなりそうではある……けれど。
ここで彼女の頼みを聞けばどうなるか。おそらく続々と「私も青春したい!」という魔物娘たちが押しかけてくるはずだ。
次はシー・スライムちゃんかバブルスライムちゃんか。そのまた次にはおおなめくじちゃん辺りだろう。

……どうしてこうも学園生活と縁が遠そうな子たちばっかりなんだろうか。

「ほらぁ、もし頼みを聞いてくれたなら――」

僕が返事をためらっていると、ワーバットちゃんは艶かしい声で囁きながら、こっちに身を乗り出してくる。
そして、僕の頬にちゅっと口付けると。

「――とっても良いこと、してあげちゃおっかな?」
「〜〜〜〜っ!?」

かなり衝撃的な台詞が飛び出てきた。
キスされた箇所を中心に、かあっと僕の顔に熱が集中してしまう。

「分かったから、書くから! 書くから離れて! お願い!」
「顔真っ赤にしちゃって、かわいいんだからー♪」
「あうぅ……」
「あ、お友達にも書いてもらえると嬉しいんだけどなー」
「はぁい、分かりましたぁ……」

これで僕もSSを書かないわけにはいかなくなってしまった。
おまけに他の人の分まで頼まれてしまって……他の人たちはこんな事情で書いてくれるのだろうか。
仕方ないから、頼もう。また1レスSSスレの人たちに協力してもらおう。
まあお題は『ワーバットちゃんで学校舞台のSS』なら……集まるのか、不安だ。

僕はがっくりとうなだれたまま、部屋の照明の紐に手を伸ばす。
上機嫌で翼をはためかせていたワーバットちゃんは、明かりがつくと「ひゃんっ」と可愛らしい声をあげて、またプルプル震え始めるのだった。

451 名無しさん :2017/05/22(月) 21:05:10 ID:TdybJQqQ0
マイナー気味のワーバットちゃんにも愛の手を、というネタ
みんなでSSを書いてあげればワーバットちゃんも喜ぶかなーと
そしてみんな大好き青春SSなら喜びも倍増のはず

お暇な方はご一緒にお書きいただけると嬉しいです

452 名無しさん :2017/05/23(火) 15:05:29 ID:NyY73..2O
「アントラセンにフェノチアジン……」
「うん……」

かりかり、かりかり。
カーテンを閉め切った第二図書室の中、僕はワーバットの同級生に、勉強を教えていた。
小さなシャープペンシルが動くたびに彼女の真っ白なノートに、僕の書いた内容が写されていく。
彼女に教えるようになってから、ノートを書くのに気を使うようになったのを思い出す。

「化学は、こんな感じだったかな」
「……ありがと」

数時間の格闘の末、彼女に今日の範囲を教え終えた僕は、背もたれに寄りかかった。

「いつも、ありがと……その、わたしのために時間とらせちゃって」
「いいよ、僕も勉強になるから」

いつも通りのやりとりに、苦笑する。
ワーバットである彼女は昼間にあまり目がよく見えない。一番前の席に座らせて貰ってはいるものの、やはり黒板の文字を見るのもひと苦労だという。

「けど、最近知ったんだけど、この学校ってヴァンパイアやワーバット向けの夜間授業あるみたいだよ。僕に聞くよりそっちの方が効率いいんじゃないかな」
「……うん。夜間授業の事は知ってる」

前髪の奥にある、夜を写したような黒い瞳を揺らしながら彼女は首を振った。

「だって、君と過ごす時間が……」

彼女の言葉と同時に、すうと部屋が暗くなる。
どうやら日が完全に暮れたようだ。

「一番、楽しいのよ」
「……!?」

一瞬、暗さに戸惑う僕に、覆い被さる影。
唇に触れる甘い感触。

「これは料金だから、明日もよろしくね」

闇の中、にっこり笑う少女に、僕は小さく頷くのだった。

453 名無しさん :2017/05/23(火) 18:32:23 ID:zzNRpiXI0
>>452
短い中でワーバットちゃんの特徴がばっちり盛り込まれていて
それでいてほの甘い青春な雰囲気……お見事です
こんなの出されちゃうと自分のSSが恥ずかしくなるなぁ

454 名無しさん :2017/05/23(火) 18:37:54 ID:zzNRpiXI0
ああ、もう。
お日様がずっと沈んでいれば良いのに。
そうすれば私は、先輩のことを……。

「どうかした?」
「あ、いえ……なんでも、ないです」

ワーバットである私は光がすごく苦手だ。
もし街を照らす夕日を、この日傘が遮ってくれなければ。
私はこの場で一歩も動けなくなってしまうだろう。
今は学校からの帰り道。
駅までの10分ほどの距離が、今日最後に先輩と一緒にいられる時間。
この時間が幸せで、それでいて、とても歯がゆくて。

「それなら良いけど、気分が悪くなったらすぐに言ってよ?」
「はい……ありがとうございます」

先輩。
大好きな先輩。
日光に当てられて、倒れてしまった私を助けてくれた、素敵な先輩。
普段はおどおどして何も出来ない私に、こんなにも優しくしてくれている先輩。

この想いを伝えたいけれど、光の中ではそんなことはできなくて。
でも先輩と一緒に過ごせるのは、日が昇っている間だけ。
だから私は、今も臆病なまま。
二人の関係はただの先輩と後輩というもの。
その先の一歩を、私は踏み出せないまま。

「それじゃ、また明日ね」
「はい、先輩……また、明日……」

駅に着くと、バイバイと手を振って、先輩は雑踏へと消えていく。
もう少し。あともう少しだけ、先輩が私と一緒にいてくれれば。
先輩に本当の私を見せてあげられるのだけれど。
待ってという言葉が私にはかけられない。
光の中では、私は臆病なのだから。

ああ、もう。
お日様がずっと沈んでいれば良いのに。
そうすれば私は、先輩のことを。
好きにしてしまえるのに。
きっと私のことを。
好きにしてしまえるのに。

455 埃ある古本 :2017/05/29(月) 22:17:13 ID:MA9Ub8KI0
学校に入学して1週間が経った。
魔物が制服を着て歩いている姿が目に入ると、思わず身構えてしまう。
それでも初日よりは落ち着いて行動していると思う。
入学式の時は、いつ襲われるのかと気が気でなかったから。
僕は少しだけ怯えながら教室に向かう。
その途中で、俯いている女の子がいることに気づいた。
彼女も魔物だ。
頭から生えた大きな耳と腕の代わりに広がっている翼。
ワーラビットともワーウルフとも違う薄い耳は、周囲の音を拾おうと小刻みに震えている。
ハーピーともワイバーンとも違う薄い翼は、華奢な体を包み込んでいる。

アンデッドじゃなさそうだと思って、入学式にもらった図鑑を開く。
他の人の邪魔にならないように壁に寄りかかってページをめくっていくと、彼女に似た魔物の挿絵が出てきた。
ワーバット。
夜行性の魔物で、昼と夜とで性格が変わるらしい。
昼は臆病で夜は強気。
ワーバットの特徴を見て思ったこと。
「なんで夜間学校に通わないんだろう」
近くに人が通り過ぎるたびにびくっと震える彼女を見て、僕は不思議に思った。


どうやらワーバットの彼女は、同じクラスの子だったみたいだ。
彼女の席は窓側の最後尾。
その場所でカーテンを閉め切って、彼女は背を丸めて授業を受けていた。
「おはよう」
僕が声をかけると、彼女は大きく体を震わせて驚いた。
「え? え?」
慌てて周りを見渡して、そして僕を見た。
「よ、よん……だ?」
「うん」
「そ、そぅ、なんだ」
ぼそぼそと喋る姿を見ると、苛めているんじゃないかと不安になってしまう。
これで夜になると性格が変わるとか言われても、全然想像できない。
「夜の方が元気だっていう話だけど、どうして夜間学校に通わないのかなって」
いつでも行きたい時間に通えばいい。
入学式の時に聞いたから、よく覚えている。
彼女は何かを言おうと口をパクパクさせるけど、声は出てこない。
「あー、うん。無理には聞かないよ。どうしてかなって思っただけだから」
あまり話しても困らせるだけかな。
そう思って離れようとすると。
「あ……」
「ん?」
振り向くと、彼女はうつむいたまま、じぃとこちらを見つめている。
「あた、らしい……おともだち、つ……つくり、たか…ったの」

それから少しだけ話を聞いた。
夜に会う友達とは仲が良かったけど、せっかく学校に来たんだからもっと色んな人と友達になりたかった。
でも日中に出会う人たちに話しかけようとしても、本当に話しかけていいのか不安だった。
戸惑っている内に話をするグループが出来て、入り込む隙間がなくなっていた。
少し涙が混じった声で、少しずつ、彼女は話してくれた。

「それじゃ、僕と友達になってくれるかな?」
僕は、この1週間、殆ど誰とも話をしてこなかった。
魔物と友達になれるか不安だった。
人間の学生は積極的に色んな魔物に話しかけていて、話しかけるタイミングが掴めなかった。
気づけば一人きりで、お話をするみんなを眺めていた。
彼女と同じだったんだ。
そう思って、手を差し伸べた。
「こんな僕でよければ、だけどね」
少し冗談めかして笑う。
彼女は何度も瞬きをして僕の手を見つめる。
「あ、あのあ、あ、あうぅ、あの」
「うん」
慌てる彼女を安心させようと頷いた。
「よ、よろ、しく……ですっ」
尖った爪のある両手で、僕の手を握ってきた。



そして爪が刺さった。
痛くて血が出てお互いに慌てたり謝ったりしながら、僕たちは友達になった。

456 名無しさん :2017/05/30(火) 19:33:42 ID:1nD9aj6k0
>>455
これまたワーバットちゃんが可愛いSSですね
ワーバットちゃん、きっと内心では男の子に対して
「お友達からお願いしますってことよね(はぁと)」とか思ってるんだろなと

いやはや、ごちそうさまでした
やっぱり出会いの場面は青春っぽさが出てすごく良いですね

457 名無しさん :2017/06/18(日) 21:01:47 ID:18Ha84I2O
「はぁ……」
「どうしたの? ため息なんてついたら幸せが逃げるよ?」
「アレですよ」
「ああ。アレかあ……」

ため息を吐いた僕が指さした物を見て、同居人であるサキュバスの先輩は渋い表情で頷いてみせた。
パサパサと彼女の羽が動きに併せて揺れる。

「買い置き。ないですよね」
「うん。たしか無かったはず」

リビングに佇む僕たちの目の前には、ちかちかと点滅する蛍光灯。
端の方を見れば、寿命が来ていることを叫ぶように真っ黒だった。しかも、左右二本とも。
最近調子が悪い事は知っていたけれど、忙しさを言い訳に買いに行くのをサボった結果だった。
部屋が真っ暗になったり、明るくなったり。なかなかに忙しい。

「近所の電器屋……はもう閉まってるし。今日は通販で頼んで、明日付け替えかな」
「えー。明日お出かけでも良いじゃん。久しぶりにデートしたいし。あ、目に悪いから。これは消しとくね」

先輩の言葉と同時にパチリと電源を切る音。真っ暗になる室内。
明るいところから急に暗くなったせいで、周りが良く見えなくなる。

「でもこれだと僕が何も見えないんだけど……」
「大丈夫。代わりのものなら見つけたから」

不平をいう僕の前で、ぽう、と小さな明かりが灯る。
彼女の手元には、いつの間にか、小さなろうそくがあった。
サキュバスの魔力で作られた桃色の炎がゆらゆらと室内を照らしていた。

「こういうのも。悪くないでしょ?」
「……うん。たしかに良いかも」

ウィンクする彼女に、頷く僕。
暗闇の中、仄かに照らされる彼女の姿は、どこまでも扇情的な、妖しさを持っていた。
翼も、角も、尻尾も、闇の中では普段の親しみやすい彼女からは想像も出来ないくらい。危険な麗しさを秘めている。
先輩の白い肌の上に刻まれた快楽のルーンが、魔力の炎に反応して薄く輝いていた。

「ふふ、今日は積極的なんだね」

キスをせがんだのは、どちらからか。
妖しい炎に照らされながら、唇の粘膜を触れあわせる。
強い刺激を求めて舌を出すと、ちゅう、と吸われて唾液が纏わされる。
お返しとばかりに入れられた暖かな舌に歯列を丁寧に舐め溶かされると、くにゃりと力が抜けてしまう。

「キスだけじゃ収まりなんてつかないよね」

唾液の橋を作りながら、妖しく笑う彼女に、頷く僕。

結局、次の日に蛍光灯を買いに行ったけど、未だに付け替えは終わってない。
……夢中になってしまったからだ。

458 名無しさん :2017/06/19(月) 21:42:56 ID:lfCGbgE.0
>>457
イチャイチャ短編ごちそうさまです
毎日さぞかし(性的に)豊かな生活を送ってるんでしょうなぁ

459 名無しさん :2017/06/20(火) 23:01:03 ID:CtAeYXyM0

「「あっ」」

それは、一瞬の接触だった。
棚に陳列された、一冊の本……それを取ろうとした自分と、目の前の女性の手が重なってしまったのだ。
変な誤解をされても困るので、自分は慌ててこの事故が故意のもので無かったことを弁明する。

「ご、ごめんなさい……この本を取ろうとしたら、たまたま手がぶつかってしまったみたいで」

「い、いえ。こちらこそ済みません……まさか、そちらも同じ本を取ろうとしてたなんて思慮が至らなくて」

余計な心配だったようだ……少し安堵する。
目の前の女性は、見た目20歳前半といったところか。ウェーブした茶色がかった黒髪が、ちょっとふわふわしていて可愛い。
衣服はこの辺りでは珍しい……というかやや奇抜だ。
綺麗な肩を露出したノンスリーブに、トランプのクローバー柄をあしらったグリーンカラーという下世話ながらちょいセクシーな衣装に、
ネックと両腕のアーマーという「兵隊さん」染みた装甲が、妙にミスマッチだが、それが妙に背徳的……いかんいかん。
お世辞にも女性とまともに付き合った経験があるとは言えない自分にとっては、ちょっと目の毒というか煽情的というか、
流石に直視すると結構膨らみのある胸元に視線が向きかねないというか、かといって素肌を凝視するのも失礼というか、
……まぁなんだ、自他ともに認めるウブな自分は、微妙に女性から視線を外しながら会話を進めようとした。

ちなみにここは、親魔物領の片隅にひっそりと建っている古本屋……
決して大きい訳ではないボロッチィ店だが、反面品揃えは昔人気を博した一般文芸から専門書、果ては官能小説まで
意外な「掘り出し物」が見つかると評判の隠れた穴場だ。
どちらかというと中年のおっさん、せいぜい俺みたいな20代後半のしがない趣味人が立ち寄るようなアングラな場所に
このような色っぽさを携えながらも清楚美人な女性がいるのは結構珍しい気もするが……そういうこともあるのだろう。

自分と彼女が手にしていたのは、やや黄ばみがかった「戦史もの」のハードカバーだ。
それもこの世界の物品ではない……数年くらい前に、リリムの何女だったかが接触したとかいう「チキュウ」なる異界から持ち込まれた、
その世界における、それはもう凄惨な戦争に携わった人々の物語を記した類のもので、とてもだが女性が読むイメージの本ではない……

「こういう本……読まれるのですか?」

「えぇ。ちょっと変わってるってよく言われますけど、興味深いんですよ。
 決して面白いわけじゃなくて、やっぱり悲惨で目を背けたくなる描写も多いんですが……それでも、そういった本って
 世界が決して優しくなかった時代でも、懸命に生き抜こうとした人たちの、決して忘れちゃいけない『記録』じゃないですか。
 だから、世界が変わりつつある今だからこそ、そういった物語は大事に未来へ繋げていきたいと、私はそう思うんです」

凛とした女性の眼差しと微笑みに、つい先ほどまでよからぬ想像をしていた自分自身を恥じた。
古本屋に訪れる様な変わり者かと思えば、しっかりした女性ではないか。
過去から語り継がれた『物語』に決して偏見を持たず、真摯に受け止めようとするその姿勢。
物語をただ単純に娯楽として読み漁るくらいしか能のない自分が、少し情けなくなってしまった。

「……自分も、素敵だと思いますよ、上手くは言えないのですがそういうのって。本はお譲りします」

「あ、ありがとうございます」

女性は頭を下げると、アコースティックギターを演奏していた老年の店主の元へと駆け寄り、本の会計を済ませる。
店からの去り際、彼女を見送ろうとしたその刹那……その女性は「姿を消した」。
消したというのは語弊があるが、厳密にいうと彼女は「巨大なトランプ」に飛び込み、そのまま目の前から消失してしまったのだ。

「魔物……だったのか」

店に戻ると、文庫の陳列棚から一冊の小説がはみ出していた。ふと手に取ってみると、そのタイトルは『不思議の国のアリス』。
何となくだが、彼女からのメッセージに思えた自分は、その本を手に、ギター演奏を再開しようとしている店主の元へと向かった。

460 名無しさん :2017/06/20(火) 23:04:33 ID:CtAeYXyM0
他の皆様に触発されて、自分も未熟ながら数年ぶりにSSっぽいものを書いてみました……
求められてるSSの内容とあまり噛み合ってなかったら済みません。

461 名無しさん :2017/06/21(水) 19:10:32 ID:gzlt60lM0
>>460
丁寧な描写の作品をごちそうさまです
真面目なトランパートちゃんというのも珍しいですね
またお気軽にSSを投稿してください

462 名無しさん :2017/06/21(水) 19:57:20 ID:obbpp/5kO
豪雨が降った後の夜の帰り道。

「あー。晴れた晴れた」

澄んだ色の夜空を見上げて、伸びを一つ。
ついでに息を深く吸い込んだら肺の中に蒸し暑い夏の空気が一杯に入ってきて、僕は顔をしかめた。
傘をささなくても良くなった代わりに、今度は蒸し風呂である。
豪雨の後は大体晴れ。
梅雨が終われば、不快指数の高い夏がやってくる。
昔から夏が好きでは無い僕にとっては、まだ雨が降り続いた方がましなのだ。
暑い上に--

「どしたの? そんないやそな顔して」

夏の風物詩。
プーンという、人類の天敵の羽音。

「夏が来るからだよ」
「ええー、良い季節じゃないの」

不機嫌そうに顔を上げると、そこにはある夏の昆虫--をかたどった姿の同級生の魔物がニヤリと笑っていた。

「雨は降らないし、植物は元気な緑になるし--何より、君が半袖になるから吸いやすいし」
「僕は蚊が嫌いだって言ってるだろ……」

鋭い歯を見せて笑う少女の姿に眉間に皺がよる。
そう、彼女は蚊の魔物、ヴァンプモスキートだった。
蚊は僕にとって不倶戴天の強敵である。
あの抜けがたい痒みに肌の弱い僕は悩まされ続けてきた。
今では数年前に流入した魔界の技術で痒みなどは抑えられるようになったけれど、それでも未だにあの羽音が聞こえると首をすくめてキョロキョロしてしまう。
そもそも、人間にとって蚊は人間以上の天敵なのだ。
マラリアなどの伝染病で命を落とした人が沢山いる。
だから、不快に思うのは僕だけのせいじゃない。本能だ。

「ふーん……でも、君ってさ」
「な、なんだよ」

プーンと、耳に響くあの羽音。
思わず首をすくめる僕の後ろに、彼女はいつの間にか回り込んでいた。

「蚊がキライって割には。血が美味しいよね」
「……」

ペリペリと首筋に貼っていたかゆみ止めのシートが剥がされる。
むき出した肌の上にあるのはじくじくとかゆい、虫さされ。

「健康な方が美味しいって言ったら、毎日ジョギングしたり、お野菜をバランス良くとってくれたり」

意地悪な声を出しながら、首筋を舐める少女。
痒みが独特の快楽に変わる、不思議な感覚が襲ってくる。
振り返れば、相変わらずの天敵の不敵な笑み。

「蚊は嫌いだよ……でも」
「でも?」
「……君は、好きだから良いんだよ」

それが真っ赤に崩れた所を見ながら、僕は痒みとも快楽ともつかない。彼女の歯に身を委ねていた。

463 名無しさん :2017/06/22(木) 18:54:53 ID:m/pWcK/s0
>>462
お天気にタイムリーなSSごちそうさまでした
ヴァンプモスキートちゃんらしさと情景のマッチした良いSSですね
最後に照れちゃうところが可愛らしい

464 名無しさん :2017/06/26(月) 16:51:40 ID:s9En9B8o0
「おいすー」
「よう脳内お天気バカ河童」
「町内一美人のエロ河童? やだ、本当のことを堂々と!」
「河童以外言ってねえよバカ」

「いやー、梅雨ですねー。最高の時期ですねー!」
「最悪の時期だっての。ジメジメするわ、バカは来るわ」
「そこは『お前に会えるからいい時期だな』でしょー!」
「お前自身が言うんじゃねーよ」
「とかいーつつも、昨日と同じく、氷水につけたきゅうりと自家製味噌の横には、
 何故か二人分の取り皿があるのでございました」
「うるせっ」
――――――――――――――――――――
浮かんだものをそのまま。
地の文なくても気軽に書けるのがいいね、このスレ。

465 名無しさん :2017/06/27(火) 18:58:32 ID:FGqs83LE0
>>464
あ、良い。なんか良い会話

466 名無しさん :2017/07/11(火) 14:33:25 ID:v40936eg0
デユラハン「くっ、敵国の軍に囚われてしまった……このままでは殺されるよりもひどい目に……」

将軍「くく……いい女じゃないか。兵士の慰み者にしてやろう。
『態度はでかいがおっぱい揉んだだけで下着の中に射精しちゃう系早漏ツンデレ耳年増ショタ兵士』の慰み者にな」

デュラハン「(そう焦ることもないか)」

467 名無しさん :2017/07/11(火) 22:37:09 ID:qYUj.SR.0
>>466
むしろご褒美ですなw
(そして終了スレ流しage)

468 名無しさん :2017/07/12(水) 16:52:14 ID:arNLr99U0
結局リャナンシーちゃんの批評云々言っていた輩共は別スレ立てず

リャナンシーちゃんも来なくなったね。

希望すればリャナンシーゆあん来てくれるのかな?

来てくれるなら希望したい。んで批評云々言って何もしない輩は
来ないで欲しい。

469 名無しさん :2017/07/12(水) 19:08:30 ID:L9z9tkIQ0
>>466
早く慰みものにされるシーンを書くんだ

470 名無しさん :2017/07/12(水) 21:42:23 ID:L9z9tkIQ0
>>468
そういうケンカ腰のレスしてたら駄目だよ
リャナンシーちゃんも怖がって来なくなるって

471 名無しさん :2017/07/12(水) 22:07:03 ID:Fa/5DXVE0
>>468
元リャナンシーの中の人だけど、書いてくれたら書くよー。
……まあ、他の人がうるさいって言うなら辞めたほうがいいと思うけど……。

472 名無しさん :2017/07/13(木) 16:48:44 ID:0HXGt0fI0
反対する筋合いのある人間なんていないと思うよ
リャナンシーちゃん達が出て行ってからスレがまた更地になったんだから
過疎化を見過ごして来たのに文句を言おうなら勝手が過ぎる

473 名無しさん :2017/07/13(木) 18:01:09 ID:gKHRMZIo0
批評スレ立てようかって話で急にキレてスレ立て反対しだした人がリャナンシーちゃんのことを余計だと言ってたもんな
ほんと自分勝手だし短気すぎるわ

474 名無しさん :2017/07/13(木) 19:31:49 ID:0Cfx6hFg0
本当に正義感で言ってたと思わないほうがいいぞ

ちょうどつつけそうな遊び道具があったから
壊れるまで遊ばれただけってのが案外真相だろう。
なんでもかんでも真摯に対応すれば良いという訳じゃない。何にでも突っかかりたい輩は雑音と断じ、無視する強硬さも時には必要だ

475 名無しさん :2017/07/13(木) 21:03:50 ID:Ghy43cHY0
妬ましいの。
貴方が妬ましいの。
ああ、ああ。
妬ましくてたまらないわ。
妬ましいのよ。

何が妬ましいって、それよ。
貴方のその言葉よ。
『愛してる』って、その言葉よ。
どうして、どうしてなのよ。
貴方の『愛してる』は、こんなにも私の心を揺さぶるのに。
私からの『愛してる』は、ちっとも貴方の心に届かないんだわ。
同じ『愛してる』なのに何が違うっていうの?
ああ、妬ましい。妬ましくて妬ましくて気がおかしくなりそう。

ちゃんと届いてるって? そんなはずないわ。
私の『愛してる』が届いてるなら、貴方はそんなに落ち着いていられないはずよ。
だって私は、貴方に『愛してる』って言われると、それだけで気が遠くなりそうなの。
魂だけの私が、愛おしさで燃え尽きてしまいそうになるの。
胸が苦しくて、熱くて、もうどうにかなってしまいそうになって。
涙が溢れそうなほどに……貴方の言葉が嬉しくて。

貴方の『愛してる』は、こんなに厄介で、素敵だっていうのに。
私が『愛してる』って言っても、貴方はこうならないでしょう?
妬ましい、妬ましいの。
私の『愛してる』の、何がいけないの?
私の方が貴方を『愛してる』はずなのに。

ああ、妬ましい。貴方は本当にずるいわ。ずるくて、酷い人ね。
何か秘密があるんでしょう? 教えてちょうだい。

そんなの無い? 妬ましい、貴方ったら嘘を言うのね。
妬ましいわ。笑ってごまかそうなんて、そうはいかないわよ。
さあ教えなさい。貴方の『愛してる』に、どんな秘密があるの?

ほら、また『愛してる』だなんて言って。
私は一層、この心が愛で焦がれてしまうのに。
ああ、妬ましい。貴方が妬ましい。
何をニヤニヤ笑っているの? 早く白状した方が身のためよ。
まあ、貴方ったら。妬ましい、妬ましいわ。
私はこんなに悩んでいるのに、貴方は分かったような顔をして。

妬ましい、妬ましい。
ああ、ああ。
妬ましくてたまらないわ。
もう、貴方ってば。
妬ましくて、愛おしくて、変になりそうよ。

貴方ってば、もう。
まったく、妬ましいわ。

476 名無しさん :2017/07/14(金) 15:59:10 ID:WHtNQUyk0
リャナンシーちゃんも希望すれば戻って来てくれるようだし、また活性化
すると登校する人も増えそうだし、嬉しい限りだ。
雑音はスルーするしかないね。

477 名無しさん :2017/07/14(金) 16:50:27 ID:WHtNQUyk0
連投すみません。以前、投稿しなかったお話。

「へぇ〜男の人の部屋って……あたし、初めて入りました」

魔法学校の放課後、一緒に登下校しているトトとサーヤ。
帰り道、ひょんな会話からトトが持っている魔石を見せてもらえることになった。

「はは……ちらかっていてごめんね」
「そんな事ないですよ。あたしの部屋なんかより、ずっときれいですよ」
「ありがとう。ちょっと待っていて、今何か飲み物持ってくるから」
「はーい」

そう言ってトトは部屋を出て行った。
サーヤはベッドにちょこんと座り、辺りを見回す。
本棚にはきちんと整頓された魔法書や、魔法生物の図鑑。
机の上には魔法研究部で発表された魔石が飾ってあった。
そして、その横には皆に冷やかされ照れながらも、夏の海水浴で撮ったツーショットの写真。

「…………」

サーヤは『ふふっ』と笑うと何を思ったかバフっとベッドに倒れ込んだ。
俯せになり、柔らかい生地のシーツに顔を埋める。
トクトクと心の臓の音が自分でも驚くほど大きく脈を打っている。

(……先輩の匂い……いつもここで先輩は寝ているんだ……)

枕に頭をのせ、今度は天井をむく。

(先輩があたしのことを考えながら……って、それは欲張り過ぎか……あ……やだ
ちょっと濡れて……)

サーヤの下着が僅かに湿気を帯びた。
意識しなくとも、本能が高ぶるのだろう。
魔法学校の女生徒、サーヤはれっきとした魔物娘であり、魔女なのだ。
が、未熟なため『黒ミサ』には行けず、使い魔も使役できないが……。

(もっと魔力を高めて、立派な魔女にならないと……先輩にふさわしい彼女に)

サーヤは呆然とそんなことを考えていた。、
すると、ふと後頭部に何か平たいものがあたる感触を感じた。

478 名無しさん :2017/07/14(金) 16:51:02 ID:WHtNQUyk0
(枕の下?……何だろう?)

サーヤはパッと枕をのけた。

「ひっ……!?」

そこにあったのは、『ド淫素人娘〜童顔の誘惑〜』『女の子をイかせる方法(初級)』
とデカデカと銘打たれ本だった。

「え……えと……そ、その……」

サーヤの頭の中は完全にパニックにおちいった。

(先輩もやっぱり男の人だから当然……でも私がいるのに? い、いや、でもやっぱりそういうのを求めるのは恥ずかしくて……)

その時、親友達からしょっちゅう言われている事を思い出した。

『サーヤが先輩の部屋に行くって事はエッチしてもいいよ、OKって事なんだからね』
『ちゃんと準備して、排卵日はちゃんと計算してる?』
『経験したらたら報告すること』
『あたし達は魂の友だもんね?』

(ああ…も、もしかして先輩は……わ、私と、そ、その、そういうことしたくて……)

嬉しいやら恥ずかしいやら、あたふたしている内に部屋のドアが開いた。

「サーヤちゃん、お待た……」
「あ……え!?」

止まる時間、その空間を包む気味が悪いくらいの清寂。
それをやぶったのはサーヤだった。

「すっごーい! こういう本、初めて見ましたぁ! 先輩も男の人なんですねっ!」

ぽむっと手を叩いてにっこり微笑むサーヤ。
そして再び止まる時間、その空間を包む気味が悪いくらいの清寂。
それをやぶったのはトトだった。

「ご、ごめん! 本当にごめん、サーヤちゃんが来るのにそんな……そんな本を置いていて!」
「あ、せ、先輩! そんな泣くことないですよ! あたしの方がもっとすんごいの持ってますから!」
「へっ……ほ、本当!?」
「ゴメンナサイ……ウソデス」
「あああ…………」

この世の終わりを告げられたような顔して床に伏せるトト。
いてもたってもいられなくなり、サーヤはベッドから降り、歩み寄った。

「大丈夫です、先輩。 こんなことで先輩を嫌いになったりしませんから」
「サ、サーヤちゃん……でも……」
「そんなに謝るくらいなら……罰として顔を上げて目をつむって下さい」
「あ……う、うん」

言われた通りに顔を上げ、目をつむるトト。

「先輩……好きです」

ふっと触れる柔らかい感触、それが一瞬だけ訪れた。

「え……?」
「もういいですよ、目を開けても」
「サ、サーヤちゃん、さ、さっきのって」
「ふふ、二人だけの秘密です。誰にも言わないで下さいよ、初めてのキス」

おしまい

上げてすみません。
リャナンシーちゃんを希望。柔めでお願いします。

479 名無しさん :2017/07/14(金) 21:35:20 ID:LEUe8YQ60
>>478
まず君はこのスレが1レスSS投下スレってことを理解しよう
複数レスにまたがったSSを投下してる時点でマナー違反
リャナンシーちゃんに来てほしいのは分かるけど、ageてるのも含めて配慮が足りてない
ちゃんと謝って出直して来ようね

リャナンシーちゃんもお願いだから甘やかさないでね
折角戻って来れるかもしれない状況なのに、違反者の相手をしちゃうと事例として良くない
せめて謝罪レスを確認してから批評をお願いします

480 名無しさん :2017/07/14(金) 22:05:06 ID:bmsuYnRU0
そうだな、ここは1レスSSであって自治厨が好き放題スレでもない
確かにマナー違反ではあったけど謝罪要求とか馬鹿かと
お前はゴルスタ運営か何か?

481 名無しさん :2017/07/14(金) 23:04:04 ID:LEUe8YQ60
>>480
俺に突っかかっても何も良いことないぞ
違反しちゃった奴が謝って、次は気を付けてねってことにしてからリャナンシーちゃんが来てくれた方が丸く収まる話じゃないか
これで俺らが喧嘩でも始めようものなら、更にリャナンシーちゃんもレスし辛くなるだろ?
止めようぜ。喧嘩して喜ぶのは荒らしだけだ

482 名無しさん :2017/07/14(金) 23:11:01 ID:bmsuYnRU0
SS書いた人が荒らしとは恐れ入る
リャナンシーちゃんも自治厨が我が物顔で闊歩するところには居たがらないだろうな

483 名無しさん :2017/07/14(金) 23:35:02 ID:2n7gau.I0
>>482
レッテル貼り、煽りに、相手の意見無視。

まだこのスレ荒らしがいるのか・・・。

484 名無しさん :2017/07/14(金) 23:39:32 ID:bmsuYnRU0
素晴らしいブーメランの持ち主だな
ただ相手のマウント取りたいだけのガイジよかマナー違反だろうと作品投下した奴の方ががよっぽどマシだろうに

485 名無しさん :2017/07/14(金) 23:46:23 ID:LEUe8YQ60
じゃあみんなでSS書こうぜ
それで投下すれば良いんだよ
まさか書けないなんて言わないよな?

486 名無しさん :2017/07/15(土) 00:15:16 ID:hC9iIJQI0
なんでこんな急に治安悪くなったんだ・・・
ぶっちゃけこのスレ閉鎖して大人しく短編集としてCGIに投稿した方がいいんじゃないかな・・・結構ガチで
ここはもう何やったって炎上するし、させたい人もいっぱいいるから触らんほうが良い。

リャナンシーちゃん・・・ってか、その中の人もだいたい特定されてるから言っておくけど
今はマジで戻ってこない方が良い。匿名ならまだしもほとんど名前が割れてるのにこの状態で戻ってきたらヤバい
あなたを待ち望むファンもたくさんいるのは分かってるけど、
鬼畜軍曹も鍵山白煙も消えた今、このクロビネガで一番アンチが多いのもおそらくあなただ。
大概、謂われない中傷が殆どだが、ここの殆どの投稿が貴方だったというのは正直言って賛否両論あっても仕方ない。
そういう所を執拗に叩く奴が出て来るのは断言できるし、それへの反論でさらに収集が付かなくなり炎上するのは目に見えてる。
もちろん、あなたが悪いとは思わないがただ、この状況を鑑みて察してくれるとありがたい。

487 名無しさん :2017/07/15(土) 00:29:12 ID:U7bqT7aI0
犬コピペ改変SS

犬  「何処いくの!? 散歩!? ねぇ! 散歩! 散歩いくの!?」
飼い主「仕事だよ」
犬  「本当!? 散歩じゃないの!? リード持たない!?」
飼い主「あぁ、仕事だからリード要らないよ」
犬  「そうかぁ! ボク犬だから! 犬だから仕事わかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬  「うん! でも仕事なんだ! そうなんだぁ! じゃあ着いてっていいんだよね!」
飼い主「違うよ。お留守番だよ」
犬  「そうかぁ! じゃあお留守番だね! 守ってよう!」
飼い主「うん、守ってようね」
犬  「あぁ! お仕事だからお留守番だね! ね、ご主人様!」
飼い主「うん、いい子で待ってていいよ」
犬  「あぁーご主人様とボクは今家を出てているよー! お散歩だよねぇー!」
飼い主「お留守番しててよ」

 ◇

犬  「投げるの!? それ、投げるの!? ねぇ!ボール! ボール投げる!?」
飼い主「あぁ、投げるよ」
犬  「本当!? ボール投げるの!? 嘘じゃない!?」
飼い主「あぁ、ボール投げるから大丈夫だよ」
犬  「そうかぁ! ボク犬だから! 犬だから投げたふりとかわかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬  「うん! でもボール投げるんだ! そうなんだぁ! じゃあ取って来ていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。取っていいんだよ」
犬  「よかったぁ! じゃあ投げようね! ボール投げよう!」
飼い主「うん、投げようね」
犬  「あぁ! ボール投げるからボール取れるね! ね、ご主人様!」
飼い主「うん、ボール見てていいよ」
犬  「あぁーご主人様がボールを今投げているよー!」
犬  「ボールないよ! ボール!」
飼い主「投げたふりだよ」

 ◇

犬  「渡るの!? これ、渡るの!? ねぇ! 信号! 信号渡る!?」
飼い主「あぁ、渡るよ」
犬  「本当!? 大丈夫なの!? 赤じゃない!?」
飼い主「あぁ、青だから大丈夫だよ」
犬  「そうかぁ! ボク犬だから! 犬だから色わかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬  「うん! でも青なんだ! そうなんだぁ! じゃあ渡っていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。渡っていいんだよ」
犬  「よかったぁ! じゃあ渡ろうね! 信号渡ろう!」
飼い主「うん、渡ろうね」
犬  「あぁ! 信号青だから信号渡れるね! ね、ご主人様!」
飼い主「うん、前見てていいよ」
犬  「あぁーご主人様とボクは今信号を渡っているよー! 気をつけようねぇー!」

 ◇

犬  「眠るの!? 僕、眠るの!? ねぇ! 今! ここで眠る!?」
飼い主「あぁ、眠るよ」
犬  「本当!? 大丈夫なの!? ただ疲れただけじゃない!?」
飼い主「あぁ、15年も生きたから大丈夫だよ」
犬  「そうかぁ! ボク犬だから! 犬だから歳わかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬  「うん! でも15年も生きたんだ! そうなんだぁ! じゃあ眠っていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。いいんだよ」
犬  「よかったぁ! じゃあ眠ろうね! 穏やかに眠ろう!」
飼い主「うん、眠ろうね」
犬  「あぁ! 15歳だから大往生だね! ね、ご主人様!」
飼い主「うん、静かに眠っていいよ」
犬  「あぁーご主人様は今ぼろぼろ泣いているよー! 笑って見送って欲しいよー! 今までありがとねぇー!」

 ◇

クー・シー「天国!? ここ、天国なの!? ねぇ! 天国! 本当に!?」
飼い主  「いや、違うよ」
クー・シー「本当!? 本当にご主人様なの!? 嘘じゃない!?」
飼い主  「あぁ、本当だから大丈夫だよ」
クー・シー「そうかぁ! ボク犬だから! 犬だからあの世とかわかんないから!」
飼い主  「違うよ、もう犬じゃないよ」
クー・シー「うん! でも天国じゃないんだ! そうなんだぁ! じゃあご主人様と離れなくていいんだよね!」
飼い主  「そうだよ。離れなくていいんだよ」
クー・シー「よかったぁ! じゃあ散歩いこうね! 一緒に歩こう!」
飼い主  「うん、歩こう」
クー・シー「あぁ! これからずっと一緒にいられるね! ね、ご主人様!」
飼い主  「うん、ずっと一緒だよ」
クー・シー「あぁーご主人様とボクはずっと一緒だよー! 幸せだねぇー!」

488 名無しさん :2017/07/15(土) 01:44:06 ID:UouuTg760
>>484
いや……投稿する以上最低でもマナーは守るべきだろう……

489 名無しさん :2017/07/15(土) 01:54:25 ID:fJZM3zj.0
>>487
やめろ、その話は俺に効く・・・やめてくれ・・・
いや、話としてはいいんだがね
そのなんだ、心にくるんだ

490 名無しさん :2017/07/15(土) 02:22:58 ID:rDW8IA7IO
空を飛ぶためには、大切な事があるのだと、少女は言った。
彼女は翡翠色の美しい翼を持ったワイバーンだった。
蒼い空を自在に翔る彼女の姿は宝石のようで、他の誰よりも美しいと評されていた。

「空を飛ぶために大切な事。それは、一体どんな事なんですか?」
「うーん、一言で言うなら、愛かな?」

手作りの飛行機械を飛ばす準備をしながら質問する僕に、彼女は柔らかく笑ってみせる。
さらりとした銀髪が飛行機械の作る風を含んできらきらと光った。

「愛?」
「そう、愛情なんだ」

訝しげな声を上げる僕の唇を、彼女の竜の指が優しく塞ぐ。
ジワリと伝わる。少女の体温。

「この空は広くて、本当に広くて。そして自由で」

少女は一旦言葉を切る。
風が頬を撫でた。

「独りきりじゃダメなんだ」

彼女の言葉が終わる。
飛行機械のセットアップが完了する。
プロペラがバタバタと音を立て始めた。

「だから、僕は君に追いつこうと思って、これを作ったんだ」

僕は、小さく首を振った。
愛が大切なら、僕だって飛べる。
彼女の隣で、飛びたかったのだから。
さみしそうな顔をする彼女から目をそらす。
機械が飛び始める。
しがみつく僕の身体がガクガク揺れる。
ゆっくりと重力のくびきを断ち切る機械の翼。
ふわりと感じる独特の浮遊感。

そして、ぎしっという不吉過ぎる音。

「うあっ!?」

真っ二つに折れる機械の翼。
実験では上手くいったのになんて言い訳は通用しない。
投げ出された身体が中空に浮かぶ。

掴むものの無い。孤独なソラ。
一直線に落下する僕。

「……!?」
「もう、言ったでしょ?」

叩きつけられる!
目を瞑る僕の体に衝撃はない。
いつの間にか、彼女が抱き留めていたのだ。

「独りで飛ぶ必要はないの」
「……」

翼で抱き留めながら、少女は僕を覗き込む。

「キミと居るだけで私はとべる」
「……」
「キミの翼は、私がなってあげる」

ふわり、再び体が持ち上がる。
ずっとずっと高い世界へと。
それは何時も彼女が飛んでいるよりもずっと上の世界だった。

491 名無しさん :2017/07/15(土) 14:15:31 ID:U7bqT7aI0
>>490
爽やかなようで、少し苦味も感じられる作品をごちそうさまです。

492 名無しさん :2017/07/15(土) 14:21:25 ID:U7bqT7aI0
子供が生まれたらクー・シーを飼いなさい。

子供が赤ん坊の時、
子供の良き守り手となるでしよう。

子供が幼少期の時、
子供の良き遊び相手となるでしょう。

子供が少年期の時、
子供の良き理解者となるでしょう。

子供が青年になった時、
自らの体をもって子供に命の生まれる仕組みを教えるでしょう。

そして子供が父親になった時、
子供の最愛の妻として幸せな家庭を築いていることでしょう。

493 名無しさん :2017/07/15(土) 16:08:16 ID:CpWPHccs0
>>492
いいですな〜
・・・ところで、コボルドでもいいかな?

494 名無しさん :2017/07/15(土) 21:10:20 ID:U7bqT7aI0
>>493
もちろんコボルドちゃんでも大丈夫なはずですよ。

何かこのスレがまた盛り上がる方法はないでしょうかね。
SSコンペの企画でも考えてみましょうか……。

495 名無しさん :2017/07/16(日) 17:38:18 ID:6ZKxICyM0
「おデブのオチンチン臭い、ちゃんと洗っているの?」
「そんな……ノラ様が洗うなって言ったじゃないですか」
「んんん? そんなこと言ったかな?」
「まぁいいよ。おデブはチンチンの大きさだけは大人以上だし」
「あ、あの……ノラ様、その……できれば語尾に『にゃ』って付けてくれませんか?」
「えー、あれってさ、人間の幻想だって。 スフィンクス全員が『〜にゃ』なんてつけると思ってる? キモイんですけど、唾吐いてやる、んぐんぐ……ペッ!」
「そんなぁ〜、初めて会った時『逃がさないにゃ』って言ってくれたじゅないですか」
「あれは気分だよ、気分、その時の気分」
「お願いします、交尾頑張りますから」
「……はぁ〜しょうがないなぁ、いいよ、そのかわりちゃんと気持ちよくすること」
「はい、褐色猫娘様、万歳!」
「ったく返事だけはいい……にゃ。 じゃ、あたしのここに早速入れるにゃ」
「ノラ様のオマンコ、パクパクして……美しいです」
「ニャハハハ、照れるにゃ……じゃ、ここで問題にゃ!」
「はいい」
「1+1は?」
「任して下さい! 2ィ」
「お利口にゃぁ、じゃ、ハムがなっている木って何ていう木にゃ?」
「?????」
「はやく言うにゃ〜、ハムができる木にゃ〜素晴らしい木にゃ」
「ハムって何ですか?」
「おデブ、とんてもないバカにゃ! オチンチン食べてやるにゃ!」
「あああん、らめぇ!」
このあとめちゃくちゃセックスした。

おしまい

496 名無しさん :2017/07/17(月) 13:03:58 ID:p6Rcc3ZI0
>>477-478
久々に召喚されました、新人リャナンシーです。今日も熱にうなされながら微乳な感想を口走っちゃいます。

さて、柔らかめの感想は、実は苦手なんだけど、真綿で首を締める感じでいいのかな?。
魔女のサーヤちゃんがとってもかわいく書けていたと思います。遠慮せずに、もっと淫らになっていいのよとか背中を押してあげたくなるわよね。
問題なくシーンの想像もできるし、特にわかりにくいところも無かったわ。文章的に問題なしね。
気になった点は色々とあったけど、柔らかめなので、その中で一つだけ。
体言止めが多いことが目についたわ。しかも、登場人物名のものが特に多いわよね。
だから、テレビドラマなんかでやっている「目の不自由な人のための副音声」みたいになっちゃっているのよね。わかりやすくはあるけど、情緒に欠ける感じがするわ。
人物名の体言止めは「(人物名)は〜」という形と互換性が高いから、多分、「サーヤは〜」「トトは〜」というのを連発するのを避けるために体言止めしたんじゃないかな?
そういう場合は、明確なら主語を抜く方法もあるから、そっちの方がいい感じになると思うわ。
>ぽむっと手を叩いてにっこり微笑むサーヤ。
→ぽむっと手を叩いて、精一杯の明るい笑顔を浮かべた。
違和感ないでしょ? 誰だかわからなくても、次の台詞で確定するから問題なし。そもそも登場人物が二人なら混乱も少ないから、適度に主語を抜くのは気にせずにバンバン使っちゃっていいわ。
私の個人的な感覚だけど、体言止めの多い作品を読むと、手抜きっぽく感じちゃうのよね。だから、ついつい指摘しちゃうけど、そのあたりは個人の判断でよろしくね。
それじゃあ、またの投稿をお待ちしています。


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