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【行き当たり】リレー式で幻想入りをノベるスレ【ばったり】

1幻想入りした名無しさん:2008/09/28(日) 13:32:04 ID:riHCgVIw0
というのを何故か急に思いついた。
暇だったら適当に参加してみてほしい。

・レスで話の続きを書いていく
・どの文章の続きなのかわかるように必ずアンカーをつける
・複数のレスがついた場合、先にアンカーをつけて続きを書かれたほうを採用
→Aに対してBとCの続きがあり、誰かがBの続きを書いたらCは不採用
・一人の人による多重投稿は基本的にしない

というわけで、出だしも誰が書いてくれてもかまわない。
目を覚ますとそこは〜みたいな始まり方でもおk。

16幻想入りした名無しさん:2008/11/19(水) 02:12:24 ID:o992/6vQ0
>>14

ゆっくりと眼を開く。あまりの頭痛に意識が定まらない。
つーか超いてぇ。あの子、妹紅といったか。頭が超合金かなんかで出来てんのか?

「お、眼が覚めたみたいだな」
少し離れたところから、妹紅の声がする。
ここは、さっきの診療所のようだ。俺は、診療所の隅っこに敷かれた布団に寝かされているらしい。
「えっと、永琳さんは?」
「ん、なんか用事があるとかで、どっか行った」
そうか。そりゃ残念だ。永琳さんにつきっきりで看病されてたなら最高だったのに。
むくり、と上半身を起こす。その瞬間、鋭い痛みがする。
「いててて……」
「おい、大丈夫かよ?」
妹紅が心配そうに額に掌を当ててくれる。少年のような容姿の彼女だが、掌は柔らかくて体温がとても高い。
その行為に驚き、「な、なんだよ。自分がやったんだろ」と皮肉を言ってしまう。
む、と口を曲げる妹紅。
「だいたい、お前があんな失礼なことを言うのが悪いんだろうが。反省しろ」
まぁ、状況はともかく、俺の発言は著しく不適切であったことを認めるしかないな。
「あれ、頬の傷、消えてら」
「まぁ、庵なんでも一応、優秀な医者だからな」
ふーん、結構ざっくりいった気がしたけどな。いくら優秀でも、こうもすぐに治るもんかね。
少々不思議に思ったが、そこまで気にすることでもないだろう。
「あとさ、いつまでも『お前』じゃ呼びにくいだろ? 私は名乗ったんだからそろそろ自己紹介してくれよ」
そうだった。年下(だと思う)の少女に先に名乗らせといて、自分は匿名は失礼だろう。
「俺の名前は―――」
ん? いや、ちょっとまて、
「名前、は」
なかなか二の句を告げない俺に、妹紅も不思議そうにこっちを見ている。
いや、決して個人情報をばらすつもりは無いとか、そういうことじゃないんだが。
「―――思い出せん」
「は?」
首を傾げる妹紅。そりゃそうだ。なんだよ自分の名前が思い出せないって。
でも事実なんだからしょうがない。
「それは本気で?」
「……マジで」


「うーん、強く頭を打った所為かしら」
帰ってきた永琳さんに状況を説明すると、すぐに診断してくれた。
彼女にも詳しい理由は分からないらしく、恐らく先程の爆裂頭突きが原因だろう、と言われた。
「ごめん! ほんとーに、ごめん!」
それを聞き、さっきから平身低頭の妹紅。
「いいよ、別に気にしてないから」
これは強がりではなく、なんか本当に大丈夫な気がするのだ。理由は無いが、これが自然な状態な気がするのだ。
まぁ、名前なんか無くても生活には困らないし。
「当分は名無しで行くよ。それよりもさ、」
さっきから気になっていた、二人の恩人の服装。
昔話に出てきそうな町並み。医療器具の一切無い診療所。
さっき聞いた妖怪やスキマという単語。
「ここは一体、どういう場所なんだ?」



ラブコメ展開してみた。
次の人に期待。

17幻想入りした名無しさん:2010/01/18(月) 01:46:56 ID:vaBUTykc0
>>16

「どういうって、何、そんなことも忘れちゃったの? 診療所よしんりょーじょ」
「いやそっちでなくて」
顔の前で指をそろえた手をぶんぶんしながら突っ込む俺を見て、永琳さんは少しだけほっとしたような顔をする。
なるほど、今のは俺の記憶がどこまで吹っ飛んだのかを確認する冗談だったようだ。
問題が解決するわけではないが、そのやり取りで場の空気が少しだけ和む。
と、和んだのを確認したのか永琳さんはすっと立ち上がって、それじゃ、と笑顔を浮かべてすたすたと玄関に向かう。
「安心したところでわたしは失礼するわね。とりあえず今晩は診療所を貸してあげるから、妹紅、ちゃんと面倒みなさいよ」
「は? わたしが?」
「恨むなら自分の仏心を恨みなさい。ほら、すりこみってあるでしょ、あなたはさしずめその子の保護者。あ、夕食は心配しないでいいわ、言わなくなってあなたの“保護者”がつくりに来るでしょう。診療所だって閑古鳥がよく鳴いてるしね、たまには入所患者がいたほうがいいのよ」
べらべら好き放題喋ったかと思うと、こちらの反論を許さぬ速さで外に出てしまう永琳さん。
あの笑顔は何かを楽しんでる笑顔だなぁ、と感じたのは俺だけではなかったようで、顔をあわせると妹紅も「はぁ〜」と大げさにため息をついて見せた。
が、任された手前動くにも動けないようで。

……そのままちょっと静寂があって。
気づいたら、この殺風景で昔ながらな家にも既に西日が差していた。
柔らかく燃える橙色が木造りの家を照らす中、あぐらをかいた白髪の少女は長い間の沈黙をそっと呟くようにして破る。
「あんたはおそらく外の人間で、ここは幻想郷と呼ばれるもう一つの地上だ。……さてと、どこから話したもんかね」
妙にあぐら姿が堂に入った少女。
口調は俺よりもずっと男気溢れ、だからなのか素直で律儀で、それら全部が嘘みたいにやたらめったら、……そう、気を抜けば見とれてしまうほどに綺麗だ。
夕暮れの中ならなおさらと思ったのは、一体なんでだったか。
俺はそれから、幻想郷のことと俺がここにいることの意味・理由といったものを夕食時まで説明されることになる。
と、思う。


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