こんな幻想入りが見てみたい

186：名無しの視聴者：2008/05/23(金) 22:05:22 ID:uXtszLNg0: 新撰組が幻想入り。
【起】
京都最大の警察機構、新撰組。
その隊士の一人であり新撰組結成依頼の仲間である沖田は、病気で弱っていた。
幻想郷という場所で、病気に利く薬が手に入ると聞いた近藤は、
下男に金を持たせて薬を買いにやらせるものの、誰を送っても行方知れずになってしまう。
これは裏に何かあると考えた近藤は、鬼の副長と呼ばれる土方と共に、
無理やりついてきた沖田と一緒に幻想郷へ向かうのだった。

【承】
幻想郷は妖怪と人が仲良く暮らす楽園であった。
とりあえず帰るためには時期を待たないといけない事が分かり、暫くここで暮らす事になってしまう。
妖怪退治の専門家であり、「博麗の皇子」と呼ばれる修行嫌いの生臭神主と仲良くなったり、
男らしい見た目で一人称も「俺」なのに行動がいちいち女々しい霧雨家の妖術使いと人形使いアリスの恋愛を見守ったり、
座薬vs石田散薬の薬品対決をしたり（実験台は沖田）、季節の妖怪を前に豊玉宗匠の俳句が炸裂したり、
PAD長に手を出そうとした近藤がハリネズミになったり、土方が弾幕に対して刀一本で斬りかかっていったり、
妖精としては規格外の強さを持つゆえに孤立し氷のように心を閉ざした少女チルノを新撰組式で鍛え上げてやったり
疑う事を知らない真っ白で純粋な兎てゐが、大人の暗黒面に塗りつぶされてしまったりする。

【転】
沖田もすっかり全快し、行方不明の下男も無事発見でき、
さあ帰るぞ、といったところで魔界の軍が幻想郷に攻めてくる。
新撰組は幻想郷の面々と協力し、撃退する事に成功するのであった。
活躍したチルノは他の妖精に慕われるようになり、「あたいったらさいきょーね！」とすっかり有頂天。
博麗はこれに反省して結界をきっかり封印し、二度と外から人が来れないようにした。
負傷した霧雨は、修行を中止して外界の実家へ去っていった。アリスは涙を呑んで見送った。

【結】
元の世界に戻った新撰組。
その後、討幕運動などゴタゴタに色々巻き込まれるが、完全復活した沖田の機転などにより、
後に言う鳥羽・伏見の戦いは、最終的に幕軍の勝利へと終わった。
そして歴史は続いていく――――

幻想郷の過去話と、幻想郷がある世界（首都が京都で人類が月に侵攻していたりするパラレルワールド）
へのターニングポイント、みたいな。

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