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みはち童話保管スレ^◇^
32
:
名無しさん@^p^
:2011/02/14(月) 17:55:30
みはち童話 〜黄金の鹿3〜^◇^
やきまんじゅうをたいらげ、ふかふかのベッドで眠りについたみはちでしたが
そこにまた不思議な声が聞こえてきました^◇^
「あなたは今から5人の人間に屋敷の中を引きずりまわされます。
その間、決して声をだしてはいけません。そうすれば、あなたは死なずにすむでしょう」
みはちが飛び起きると、確かにそこには5人の影があり、あっというまに
みはちを縄にくくりつけ、ものすごい力で床を引きずり始めました^◇^
あまりの痛みに、何度も声が出そうになりましたが、みはちはなんとか
こらえて、そのうち5つの影が消えると、みはちは傷だらけの身体をひきずりながら、
なんとかベッドに戻りました^◇^
「さあ、そこにある薬を塗って、眠りなさい」
不思議な声が言うとおり、みはちは傷ついた身体に薬を塗りこむと
そのまま泥のように眠りにつきました^◇^
目を覚ますと、傷があった身体は元通り元気いっぱいになっていました^◇^
ダイニングルームにいくと、その日もやはり願い通りのごちそうが出てきました^◇^
「これを食べたら、城へもどらなくちゃp^◇^q」
しかし、城へは戻れませんでした^◇^
城へと続く跳ね橋が上がってしまっていたせいで、行き場を失くしたみはちは
結局、また屋敷へ戻るはめになってしまったのです^◇^
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