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33名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/11/15(金) 11:56:15


 路地裏に音を鳴り響かせ、紫電が疾走る。
 翡翠色の燐光を身に纏い、血のにおいを辿って地に足を着けたのは、
 手に小太刀を握り締めた黄金色のショート髪の少女。
 その黒真珠のようなまん丸の目は男を見ていた。

「……。」

 淡い燐光を周りに漂わせた少女は、顔を引き締め無言で男の足元に広がる赤い水溜りを見る。

「これは、お前が?」

 射るように細めた目が、再度男を見る。


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