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5 名無しさん :2020/12/02(水) 05:13:27
ttp://poppo456.music.coocan.jp/in/b_Douglass.htm
■『ある黒人奴隷の半生』 フレデリック・ダグラス、刈田元司、筑摩書房、1963

…私は、ロイド大佐の農園にいた。そこで取れるのは、タバコ、とうも ろこし、小麦。
ボルチモアへは、大型帆船が往復していた。 本部農場には400人の奴隷がいて、
近くの農場にはさらに多くの奴隷がいた。◆監督は20人。逃亡したり、反抗したり
した奴隷は、鞭打たれ、よそへ売り飛ばされた。

奴隷は月に、8ポンドの豚肉、36リットルの麦を受けた。年一回支給される服は、
シャツ2枚、ズボン1足、上着1枚。10才までの子供たちは、ほとんど裸で過ごした。
ベッドはなく、毛布が与えられたが、それよりも睡眠不足に悩まされ た。
日中は畑仕事で、炊事、洗濯、繕いは、夜中に回される。

しかも、 道具の手入れもしなければならない。睡眠は不足勝ちだった。朝はラッパ
で起こされた。起きない者には、◆監督が鞭の雨を降らせた。セピア氏の残酷は筋金入り
だった。母親の許しを願って泣き叫ぶ子供の前で、だらだらと血を流させ、半時間も
ひとりの女を鞭打ち続けるのを見た事がある。残虐さに快感を感じているかのようだった。…

奴隷の総数は千人はいた。多くは、大佐の顔も知らなかった。ある 時、大佐は
公道でひとりの奴隷に話しかけた。「お前はどこの奴隷だね」「ロイド大佐です」
「大佐はお前を優しく扱ってくれるかね」「とんでもねえです、旦那」
「食べ物の方は充分かね」「今のところは充分です、旦那」

◆気の毒な奴隷は、主人の悪口を言った罪で、よそへ売り飛ばされる羽目になった。
何の前触れもなく、家族からも、友人からも、永久に引き離されたのだ。北部の人が、
奴隷の境遇について尋ねた時、ほとんど例外なしに、自分は満足している、主人は親切だ、
という答えが返って来るのは、この為である。

農園主の中には、◆奴隷の中にスパイを放つ者もいる。こういう事が重なって、
奴隷たちは、もの言わぬが利口、という格言を作った。奴隷たちも人の子で、
よその農園主よりは自分の主人の方が良いと思い込みたがる。そして、よその奴隷たち
と出会った場合、銘々がうちの主人は親切だと言い争いをする事が珍しくない。…

ヒックス夫人は、赤ん坊の子守りを娘に命じた。しかし、娘は、六日続けて
休息を取っていなかったので居眠りしてしまった。赤ん坊が泣き出しても、うとうとと
眠っていた。ヒックス夫人は同じ部屋にいた。

婦人は娘が動かないのを見ると、ベッドから降り、樫の棒を掴み、娘の顔や体を
かまわず叩いた。鼻が砕かれ、肋骨を折り、娘は3時間後に果てた。すぐ埋められたが、
検死官が来て、掘り出された。…
しかし、逮捕はされなかった。夫人は、出廷さえ免れた。…

夫人ははじめ、私に文字を教えた。それを知って、オールド氏は禁じた。彼は言った。
「黒んぼに少しを与えたら多くを望むようになる。黒んぼは命令に従いさえすれば良い。
黒んぼに文字を教えたら、おしまいだ。もう使えない。本人にとっても不幸だ」…

彼女は優しく、親切な女性だった。奴隷制度について、何も知らなかった。しかし…
彼女は夫の教えを守り、夫と思想をともにし、やがては、夫よりも激しい気性となった。…
怒りに形相を変えて飛びかかり、私から新聞をひったくった。…


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