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●日本人だけど、日本のここが嫌い●したらば1ヶ所目

1脱日本人:2012/05/19(土) 13:40:16 ID:7hod6sLo
日本に生まれ、育ってきた、もしくは、昔は日本に住んでいた人などが
日本のこんな所がいやだ、 嫌いだ、という点について話すスレです。
日本人から見てもおかしいと思う、日本人、日本社会の悪いところを語ってみましょう。

2ちゃんねる版現行スレ
●日本人だけど、日本のここが嫌い●85ヶ所目
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/soc/1337213367/

テンプレサイト
http://www4.atwiki.jp/nihonjindakedo/pages/13.html

【お勧め書籍一覧】  ※追加自由に

■洋書(すべて国際的に高く評価されているのでオススメ)
日本 権力構造の謎  カレル・ヴァン ウォルフレン
菊と刀  ルース・ベネディクト
犬と鬼-知られざる日本の肖像  アレックス・カー
ひきこもりの国  マイケル・ジーレンジガー
お役所の掟  宮本政於
Tokyo Vice: An American Reporter on the Police Beat in Japan   Jake Adelstein
Hirohito and the Making of Modern Japan   Herbert P. Bix
Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption  Laura Hillenbrand

■社会構造の腐敗と欺瞞
1940年体制―さらば戦時経済   野口悠紀雄
日本を支配する「鉄の五角形」の正体   ベンジャミン・フルフォード
アメリカ人弁護士が見た裁判員制度  コリン・P. A. ジョーンズ
ジャーナリズム崩壊  上杉隆
官僚とメディア  魚住昭
機会不平等  斎藤貴男

■批判的日本人論
日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 山本七平
日本人をやめる方法 杉本良夫
不幸な国の幸福論  加賀乙彦
幸福途上国ニッポン 新しい国に生まれかわるための提言  目崎雅昭
「日本」を捨てよ  苫米地英人
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点 山岸 俊男
日本を滅ぼす「自分バカ」  勢古浩爾

■教育論いじめ論
残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ  リヒテルズ直子
教育工場の子どもたち  鎌田慧
友だち幻想―人と人の“つながり”を考える  菅野仁
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか  内藤朝雄
「やさしさ」と「冷たさ」の心理―自分の成長に“大切な人”を間違えるな  加藤諦三
「心の癖」を変える20の法則  ハル アーバン
日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか  古荘純一
商品化された教育 先生も生徒も困っている  佐々木賢

1040トミー ◆jdW1WNy602:2012/11/08(木) 12:28:39 ID:???
ち‐せい【知性】

1 物事を知り、考え、判断する能力。人間の、知的作用を営む能力。「―にあふれる話」「―豊かな人物」

2 比較・抽象・概念化・判断・推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまでつくりあげる精神的能力。

大辞泉より


日本で知性が高い人と言われるのはテストで良い点を取る
(=偏差値の高い学校に入学した)人のことを指す。
どんな問題の内容でも良いから兎に角点数が高ければいい。
子供の頃から知性(ガクリョク)とは競争原理の中で培われるという洗脳を受け、
落ちこぼれにならないようにみんな必死に勉強。
あんな度の越えた厳しい競争は日本と韓国くらいなのを隠し、教育という名の虐待。

子供を夜まで塾に行かせている様子から親の世代まで
洗脳が解けること無く続いているのが分かる。
2ちゃんねるの学歴板を見るとびっくりするけど、
タイトルに VS が付いてるスレが恐らく100スレ以上ある。
ガクリョク信仰により、ガクリョクだけによって人間が計れると思い込み、
学んだことをどう生かすかが大事なのに、序列を作る方が大事になってしまう。

最悪、反知性教育でも、人間と猿の境界線である人間が人間として生きる為に必要な
人権尊重の精神を心に染み入るよう、真剣に考えて教えていれば良いんだけど、
1コマ授業を取って、何となく被差別部落に関する教育をすれば
人権教育について万事解決という愚民化教育してるから終わってる。

1041トミー ◆jdW1WNy602:2012/11/08(木) 12:30:23 ID:???
日本の教育について良い文章があったので転載。
自分もこの人と同じように学校生活に落ちぶれたから日本の教育システムに疑問を持ち始めたと思う。
言われてみれば、日本のガクリョクシステムに順応して良い点を取ったりして、学歴のおかげで就職出来たりすると
その教育システムを否定することはそれを信仰し成功してきた自分を否定することになるから
気持ち的になかなか批判しようと考える意識が持てなかったりするんだろうな。


村野瀬玲奈の秘書課広報室
モチベーションを下げる大阪の教育実験
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3158.html#comment14854

[14854] 競争原理を超えて
私は学校生活では完全に落ちこぼれた人間です。
しかし、10代の後半以降、大人になってからも(教育者でもなく、子どももいないのに)なぜか教育関係の本をずいぶん読んだ時期がありました。
(今思えば、「学校嫌いだった自分はダメな人間、社会に適応できない“間違った人間”なのだろうか?」
という問いの答えを探そうとしていたのかもしれません。)
その中で、一番心に残ったのは数学者で教育学者の遠山啓(ひらく)さんのいくつかの著書でした。

当時は今よりも受験競争が激しく、わけても数学は他の科目よりも点数がつけやすいことから、
子どもたちをテストの成績で細かくランク付けする便利な道具のようになってしまっていました。
「数学が出来ない」ということで、「自分は頭が悪い」と思い込まされ、「自分は所詮、この程度の人間」とそれぞれに可能性を諦めさせられ、
大人になっても劣等感を持ち続け、「自分より頭の良い人たちのやることだから」と「権威」や「権力」に対して従順になるように躾けられる子どもたち。
数学者である遠山さんは、そのようなことに数学が利用されるのを黙って見ておれなかったそうです。
そして「数学を子どもたちの心を傷つける凶器にしてはならない」と心に決め、その後半生、積極的に教育問題に関わって行かれたようです。

その遠山さんが著書の中で何度も言っておられることがあります。
「教育の目的は、すべての子どもを賢くて丈夫な人間に育てること」、それ以外にないと。
そしてそのためには子どもたちをテストの点数で競争させて、序列を作らせるのはむしろ害があるだけだと述べられています。
そしてその競争原理による序列主義の背後には明治以来の根強い国家主義があるのだと。

「だが、受験地獄のもう一つ奥には、明治以来、百年にわたって日本の学校を支配し続けてきた一つの教育原理があると私は思う。
それは『競争原理』とでもよぶべきもので、およそつぎのような考え方にもとづいている。
 人間は、とくに子どもは生まれつきなまけものである。このなまけものを勉強させるただひとつの方法は、彼らをお互いに競争させることである。
学校ではテストの点取り競争に駆り立て、勝ったものには賞として優越感と輝かしい未来を与え、負けた者には罰として劣等感と暗い未来を与える。
毎日・毎時間の授業もこの競争原理に貫かれている。」

(続く)

1042トミー ◆jdW1WNy602:2012/11/08(木) 12:31:04 ID:???
(続き)

「競争心を刺激する方法はたしかに手っ取り早く人間をふるい立たせる力を持っている。
しかしその反面、目標を他人に置くために自分自身を見失うという欠陥をもっている。
このやり方ではせいぜい二流以下の人物を作るだけで、一流の人物を作ることはできない。
なぜなら、一流の人物は他人など眼中に置かず、事物そのものに目標をおく人たちだからである。
 また、競争心が有効に働くためには、ひとつの条件が必要である。
それは競争に参加するものすべてに勝つ機会が与えられているということである。
ところが、今の学校では、頭が悪いと烙印をおされた劣等生は点取り競争で勝つ望みを失ってしまって、競争の場から下りてしまっている。
その結果、おとなしい子は無気力となり、元気のいい子は非行にはけ口を求めることになる。
青少年の自殺や非行の増加がそのことを物語っている」

「明治以来の競争原理は実質的には破綻してしまったと私はみる。それにかわるものをどうして探し出すか。
そのためには人間の本性とは何かをもういちど問いなおしてみる必要がある。
競争原理のよりどころになっている人間なまけもの説は正しいのか。人間が本当になまけものであったら、
なぜ人間がサルから進化しえたのかを説明できまい。
 人間が生まれつきもっている強烈な好奇心もしくは探究心こそが進化の原動力だったのではないか。
だから、この好奇心もしくは探究心が全面的に発動する条件さえつくってやりさえすれば、
人間、とくに子供はやるなと言っても自発的に考え、行動するものである。
ただ、いまの学校では必要以上に知識を押し付ける『つめこみ教育』と、
早く早くと答えを急き立てる『せきたて教育』が子どもの探究心を眠らせ、麻痺させているのである」

「人間はひとりひとりがみなちがっている。顔かたちが違うように心の働き方もちがっており、また、発達の仕方もみなちがっている。
宇宙の中で人間ほど複雑で底知れぬものはない。
人間というものの底知れなさ、測りがたさに対する畏れの感情を失った時、その瞬間から教育は退廃と堕落への道を歩み始める」

「私は政治をやったことがないからわかりませんが、政治をやる人は、何かで差別というものをしないと、
おおぜいの国民を統制していくことにひじょうに不安を感じるようです。
そこで、能力というもの、頭がいいか悪いかということで差別して国民を統制していくという手段にどうしても頼ろうとしているように思われます」

(遠山啓『競争原理を超えて』太郎次郎社刊 1976年初版発行より)
2012-02-05 投稿者 : 風鈴草 URL 編集


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