函館市に導入される放射能測定器

1： ◆0jf3uuZJ1c：2012/05/25(金) 20:39:07: チェルノブイリ原発事故の後、函館市は市民の要望を受けて、当時としては
効果だったNaI(Tl)シンチレーションカウンタによる放射能測定器を購入した。

しかし、チェルノブイリ原発事故が次第に風化するにつれ、測定器の利用者
も激減。機器も壊れてしまい、メーカーから修理不能と言われて、前の
市長はこの機器を捨ててしまい、後継機種は導入しなかった。

その後、その市長は落選し、新しい市長が就任したが、大間原発には反対
を表明しながら、放射能測定器の導入には消極的だった。市にはこんなお
金はないからだという。

それから1年後、北海道渡島保健所にNaI(Tl)シンチによる簡易測定器が
導入されたが、何故か一般住民の持ち込み検査はしないという。何とも
馬鹿にした話だ。

道と市に改めて、住民のための放射能測定器を導入するよう働きかけた
が、いきなり、函館高専が放射能測定器を導入。名目は教育のためとは
いえ、一般住民からの検査依頼にも対応するという。1検体5～6千円程度
とのこと。

そうしたら、今度は函館市長が、より高感度なGe半導体式の測定器を導入
することを表明。ただ補正予算案が可決すればの話なのだが。

函館市長もやはりこのところのがれき問題や、原発から放出された放射能
の量に驚いているのかも。

さて、これからどういう展開になっていくかが楽しみである。

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