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人 間

141NAME:2014/05/24(土) 17:06:59
「あなたのせい!」怒る矢口真里
片田珠美(88)矢口さん、「幸福こそ復讐」ですよ 女性誌に怒るより、再婚でぜひ幸せに
2014.5.24 07:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140524/wlf14052407000006-n1.htm

〝クローゼット間男〟氏との不倫が発覚して離婚し、タレント活動も休業中の矢口真里さんが、取材に来た女性週刊誌の記者に対して「あなたたちのせいで! あなたたちのせいで、本当に…本当にどれだけ私たちが迷惑しているか!」と激怒したとか。 「あなたたちのせいで」と怒りたくなる気持ちも、わからないではない。大騒動になり、離婚したうえ無期限の活動休止に追い込まれ、芸能界復帰のめどがいまだに立っていないのだから、怒りをぶつけずにはいられなかったのだろう。 世間では非難囂々(ごうごう)だったが、私は矢口さんの欲望に忠実な生き方を美しいと思ったので、この連載でも、ワーグナーの妻のコジマや、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」で仲間由紀恵さん演じる葉山蓮子のモデルとなった女流歌人の柳原白蓮(やなぎわら・びゃくれん)など、不倫相手の男性と再婚して幸せになった女性を紹介して、エールを送った。

 しかし残念ながら、矢口さんはいまだに再婚しておられないようだ。再婚を妨げているのは、一体何なのか? 再婚とは「経験に対する希望の勝利」と、18世紀の英国で「文壇の大御所」と呼ばれたサミュエル・ジョンソンは言っているが、最初の結婚のときのつらすぎた「経験」に、再婚への「希望」がなかなか勝てないのだろうか。それとも、また同じような過ちを繰り返してしまう「反復強迫」を恐れているのだろうか。

矢口さんが言葉を発した時点で、読者の欲望を満たすことに…

79年の生涯で8度結婚した女優のエリザベス・テーラーはCNNのインタビューで、「結婚はレストランのメニューみたいなもの。正しい選択をしたかどうかなんて、消化されるのを待たなければわからないわ」と語ったらしい。矢口さんにもこれくらいの心意気で再婚に踏み切って、幸せになっていただきたいものである。よく言われるように「幸福こそ、最大の復讐」なんだしね。

 最後に、老婆心ながら助言を一つ。不倫を報道したマスコミに対して腹が立つのはわかるけど、こんなふうに怒りを示したら、矢口さんの負け。のぞき見への欲望が強い読者に、「他人の不幸」を「蜜の味」として味わわせるのが週刊誌の使命なのだから、矢口さんが言葉を発した時点で、読者の欲望を満たすことになってしまう。 「沈黙は自分自身を警戒する人にとって最良の安全策である」というラ・ロシュフコーの言葉に従い、ここはぐっとこらえて沈黙を貫くべきでしたね。そうしていれば、少なくとも私にはネタにされずにすんだでしょうから。

 世間を騒がせたニュースや、日常のふとした出来事にも表れる人の心の動きを、精神科医の片田珠美さんが鋭く分析します。片田さんは昭和36(1961)年、広島県生まれ。大阪大医学部卒、京都大大学院人間・環境学研究科博士課程修了。著書に『無差別殺人の精神分析』(新潮選書)、『一億総うつ社会』(ちくま新書)、『なぜ、「怒る」のをやめられないのか』(光文社新書)、『正義という名の凶器』(ベスト新書)など。


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