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日 本

364NAME:2013/05/05(日) 04:54:53
「安倍外交」したたかに国益追求 資源国を歴訪 暗に「値切り」 
2013.5.4 21:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130504/plc13050421360014-n1.htm

安倍晋三首相が4日、ロシア・中東歴訪から帰国した。今回の歴訪で首相は「実利主義」と「総力結集」の姿勢に徹した。二国間関係だけをモノサシにせず、カードをちらつかせて相手の出方を瀬踏みし、したたかに国益を追求する「安倍外交」の一端を垣間見せたといえそうだ。

 「実は、日本のことは結構好きなんだ」。ロシアのプーチン大統領は会談後、首相の耳もとでささやき、「日本に行くのが本当に楽しみだ」と続けた。

 停滞していた北方領土交渉を再スタートさせただけに、首脳間での「信頼関係構築」とみることもできるし、リップサービスともとれる。ただ、プーチン氏が歩み寄ろうとしてきたことは間違いなく、資源外交で「各国を天秤(てんびん)にかける」(首相周辺)戦術が奏功したといえる。

 ロシアは原油やガスの欧州向け輸出が低迷し、安定した供給先として日本に秋波を送る。首相はロシアに肩入れすることは避け、日本の原油輸入量1位と2位のサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)も訪れ、各国に対し暗に「値切り」を求めた。

 資源国同士を競わせ、主導権を日本が握る−。それが首相の狙いだった。

 価格交渉を下支えする「武器」も携えた。首相は原発をはじめとしたインフラに加え、医療や農業など日本の誇る技術力をアピールした。資源を絶え間なく供給させるには海上交通路(シーレーン)の安定も不可欠で、中東各国と安全保障対話を新設し、影響力を強める意思も示した。

 とはいえ、資源価格交渉が本格化すれば一筋縄ではいかず、ロシアとは領土交渉への波及効果も見極める必要がある。インフラなどの海外展開は日本の成長戦略も左右する。今回まいた種を果実として収穫できるかが課題となる。(半沢尚久)




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