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「有事法制」&テロ 関連スレッド2

379。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 09:53 ID:T/7F47cQ
http://www.janjan.jp/editor/0404/0404263618/1.php
 第2の流れは、自分の気に入らない議論に口汚い集中砲火を浴びせる人々の存在だ。
それが権力の世論誘導に与する結果を招いているところが薄気味悪い。
 「2ちゃんねる」をはじめとするインターネット上の掲示板での人質とその家族に対する罵詈雑言の
嵐はすさまじかった。その中身は「自作自演説」「迷惑論」「自己責任論」の3つだが、「論」と
呼ぶにふさわしいものはごく少ない。ほとんどは、罵り、嘲りの言葉の投げつけに過ぎない。
残虐な、あるいは差別的な表現を楽しむ風もある。
 こうした書き込みをするのはどんな人たちなのだろうか。匿名なので、どこの誰かはわからない。
ただ、性格的には暗さを感じる。書き込みのなかに「サヨク」や「市民」を毛嫌いする表現が多い
ことから見ると、右寄りの思想傾向、市民意識に根ざした活動をする人たちが嫌いな人が多いの
かもしれない。いずれにしても、その書き込み数の多さは一定の世論を形成する力を持っている。
 問題は、そうした掲示板上の書き込みが、政府要人や与党(自民・公明)幹部の口から
発せられる「自作自演説」「迷惑論」「自己責任論」と軌を一にしていることだ(「竹内外務次官の発言」)。
一部マスコミ(とくに讀賣新聞や産経新聞、週刊新潮など)の報道・評論が、それを増幅したことも間違いない。
 国論を二分したまま超憲法的な自衛隊派遣を決断した政府・与党にしてみれば、自衛隊が撤退
しなければ人質を殺すという犯行グループの要求は、まことに具合が悪い。自衛隊が撤退しても、
人質が殺害されても、いずれの場合も政権が危うくなる。有効な人質の救出策が見つからないなかで、
世論工作の焦点を人質たちの非難に向けたわけだ。(略)

 第2の流れが第1の流れを非難する日本の異常な世論状況は、海外からの批判を浴びることになった。(略)
 政府・与党は事件発生から声高に指摘した「自己責任論」をすでに引っ込めはじめている。
渡航禁止の法制化は海外渡航の自由を保障した憲法上の制約から見送ることになった。
「救出費用の自己負担」についても、バグダッド〜ドバイ間のチャーター機の費用(約66万円)を
請求することはせず、同じ経路のエコノミー運賃分(3人で約13万円)だけにとどめることにした。
 政府・与党にとってみれば、人質と家族に非難を浴びせることで、政権への批判を躱(かわ)すことに
成功した。世論工作という情報戦はすでに、その目的を半ば達成した。そのことがトーンダウンの
動きにつながってきたのであろうが、それにしても、理屈のうえでも、法的にも、まことに奇っ怪な
世論があっという間に形成される社会状況には戦慄を覚える。
 救いは第1の流れだ。こちらがもっともっと大きくならないと、この国の将来は危うい。


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