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【原発】原発情報 避難所 22 【放射能】

992転載無用:2020/03/30(月) 21:35:37 ID:zUTDBlGs0
>>988
ちょうど今読んでた…
共用プール
タイミングは大丈夫だったはずの3号機が操作ミスで
メルトダウンしたタイミング。
すなわち、13日の9:30ごろ。
プールの水位に関しては
この本ではここではじめて出てくる。
まだ大丈夫だったと言うことだろうか?

1号機はすでにメルトダウンしていた。
つまり、原子炉破裂で東日本壊滅か
ベントの結果水素爆発かの2択だったのでは無いだろうか…

以下、メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故より

東電の対策本部にいた者たちの中には、
午後7時25分に清水が注水停止を命じ、
同8時20分に「再開」するまでの55分間、
菅の命令によって海水注入が止められた、
と受け止めたものがいた。
実際にはそうではなかったのだが、
東電の中には、
「海水注入を東電が開始したあとに、
官邸から一旦ストップがかかった」と、
被害者意識が醸成されていく。
自衛隊機にいったん搭乗して帰京しようとした
清水を再び名古屋に引き戻した失策と同様、
民主党政権の大失策と彼らには映った。
実際には海水注入は中止されなかったし、
すでに燃料は溶融し、
メルトダウンが起きてしまった後なので、
東電が問題にする「55分の空白」が、
ただちに原子炉に大きな影響を与えたとは考えにくい。
それなのに菅への嫌悪感や反発心から、
東電の中には「非常に厳しい状況下における『55分間の空白』は
炉の健全性を損ねた」という意識が共有されていく。
後の「菅降ろし」につながっていく政権への敵愾心が東電の深層に芽生えている。

「自宅療養の患者もいるから何とか計画停電を少し遅らせられないか」。
枝野と福山はそう要請した。
「大企業などの大口の電力需要者に節電を呼びかけ、
医療機関や在宅患者への電力を融通して欲しい」。
人道上、当然の要請だった。
すると藤本は「大口は当社のお客様ですから、
節電して欲しい、ということはできません」と突っぱねた。
あまりの横柄な対応にぶち切れたのが枝野だった。
「もしこれで本当に人が亡くなったら東電は殺人罪だ。未必の故意で告発するぞ」
枝野や福山の怒りはもっともに思えるが、
この枝野の叱責に非常に立腹したのが実は、藤本を始め、東電の幹部たちだった。
14日午前1時52分、東電の電話会議システムが
ワイシャツにネクタイ姿の藤本の姿を映し出している。
秘密保持を徹底するためか「マイクを消して」という声が上がっているが、
切れてない。
憤懣やるかたない藤本の声は全部拾われている。
「いいですか。
輪番停電のことで官房長官から非常に強いことを言われていることについて、
情報共有ということでお願いします。
まず、『明日午前6時20分から計画停電をやることは絶対認めない』と。
官房長官、福山官房副長官、蓮舫節電啓発相の3人からですね。
『人工呼吸器、人工心肺を家庭で使っている人を殺すことになる』と。
『お前らがそれを承知して計画停電を行うということは、俺は殺人罪にお前を問うぞ』と、
だいたいそういうことを言われました。
要件は人工心肺、人工ナントカを持っている人たちに電源を手当てをするまで計画停電を延ばせ、
需要の大きいところは切れ、と言われました」
そのうえで「お客様に『大臣命令か官房長官命令だということを言え』と。
できるだけ需要を抑制してお前ら努力して依頼しろと言われた」と言った。
節電をお願いする大口を「お客様」と呼び、
電気がないと死ぬかもしれない人たちを「人工ナントカを持ってる人」と藤本は表現している。
結局東電は14日開始の計画停電を見送るが、
自分たちに風当たりの強い官邸への不満が増幅されていく。
東電の広報担当者はこの一件をメモにし、
枝野の言動を暴露する怪文書をつくってマスコミ各社にばらまく作戦に出たのである。




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