したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

悪液質。朝起き会。

793NONAME:2017/01/04(水) 14:36:15
>>790 >>791 の続きとなる。
>>792 直接にはそのように表明していないが、「教育勅語」を教えの根底に
していることは明らか。宏正会はいかにも戦後社会に適合するかのような教えを
装っているいるが、その教えの根底は「教育勅語」(明治23)であり、それを
昭和の戦時下に具体化した「国体の本義」(昭和12)や「臣民の道」(昭和16)。
それを宏正会の会長がどのような説き方で誤魔化しているのかを読み解く
ことが必要となる。
宏正会はこの教えに基いた戦前の国家体制を宏正会という会の中に引き込んだ
ものだ。要するに、天皇を会長に、臣民を会員に置き換えて、会長=天皇が
会員=臣民に教えを垂れるという仕組みを採っている。
会長上廣を天皇とする大日本帝国が宏正会ということだ。
そうすると、どのような会の体制、仕組みとなるか。
会長上廣は天皇だから現人神であり「神聖ニシテ侵スベカラズ」という存在となる。
会員は天皇から「教育勅語」を戴くように、会長の言うことは絶対的な言葉として
なんの疑問を持たず、ただありがたく押し戴いて感謝するしかないことになる。
会員の皆さんは、講師や幹部がこのように演出しているのはよくご存知のはずだ。
そして臣民(会員)は会長(天皇)のため、お国(宏正会)のために滅私奉公(普及、カネの奉仕)
するのが義務であり最高の働きということになる。
宏正会の前身は戦前の「ひとのみち」教団であることは、現在では公然の事実
となっているが、「ひとのみち」教団といえば「大本教」と並んで戦前の宗教弾圧
の事例としてどの歴史の教科書にも載っているからご存知の方も多いと思われる。
「ひとのみち」教団は「教育勅語」を教典とし、国家主義的な教えを説きながら
どうして国から弾圧を受けることになったのか。教祖の女性信者への強姦が
表向きの理由だが、その奥にはこの教団の神の性格と教祖の立場が当時
の国家体制に受け入れ難いものがあったからに他ならない。
宏正会は組織も教義もこの「ひとのみち」教団そのものだから、この教団を
知ることは宏正会の本当の姿を知ることになる。
さて、中国めぐってアメリカ、イギリス等欧米諸国との対立が深まりこれらの国との
戦争も已む無しという機運が盛り上がっていた昭和十年代に国は「国体の本義」(昭和12)
や「臣民の道」(昭和16)を出し、臣民の精神を一つにまとめようとした。
西洋諸国との対決だから、その精神も東洋の精神、その精髄たる日本精神
ということになる。「日本・・・」という言葉が国中に氾濫した時代だ。
西洋に対抗できる哲学といえば、日本には仏教ぐらいしかない。西田幾多郎
を筆頭とする京都学派は仏教を西洋哲学の論理でもって説明し、東洋の思想の
素晴らしさを世界に示した。この時代の宗教家も挙って国体に協力した。
この間の事情については、『禅と戦争: 禅仏教の戦争協力』ブライアン・アンドレー ヴィクトリア著や
『仏教者の戦争責任 』 など市川 白弦の一連の著作を参考にして欲しい。
「国体の本義」や「臣民の道」には、前に示したような仏教教義を国体に合わせた
解釈が多くなされている。
私が言いたいのは、この流れの中に宏正会の教えがあるとことだ。
戦後70年以上も過ぎた現在においてもなおこの戦前の国家主義的な教えを
説き、会長一族つまり上廣家のために利用しているのではないかということである。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板