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第二汎用スレ

1 「鍵を持つ者」 :2011/09/03(土) 23:54:23 ID:???
汎用という言葉に無限の可能性を感じる今日この頃

2 とある世界の冒険者 :2013/02/03(日) 20:20:07 ID:HrALPToE
-森-

森の中に花畑があった。
傍らには朽ちた石碑。
その根元には何者かが掘り返したような小さな穴が開いている。

「がぉ!」

そして泥だらけでありながら
地に着きそうな程の長髪の合間から垂れ耳とモフモフな長い尾が覗く二頭身のイヌ科亜人が其処にいた。

3 とある世界の冒険者 :2013/02/04(月) 20:43:46 ID:FH.i46B.
-とある噂のある森の奥-

最近王都で囁かれている噂がある。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

其処で兵を待つ武芸者が居る、と誰かは言う。
武芸者は打ち破った者たちの得物を集めている、と。
集まった得物の中には伝説級のものもあるらしい、と。

歌声が聞こえてくるのだ、と他の者が言う。
魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つ歌姫だった、と。

お尋ねモノが潜んでいるらしい、と賞金稼ぎ。
さる村の教会からうら若き乙女を連れ去った極悪非道の男だ、と。

森の奥には化け物しか居ねえよ、と冷静に突っ込む者が多数。
酷い目に遭った…と。

そういや化け物退治している奴がいたなぁ、と少数。
見たような顔から全く見かけない騎士だかゴーレムだか分らんのまで色々遭遇した、と。

分らんのと言えば、と誰かが言う。
誰かを待つように佇む鎧を纏った獣を見た、と。
他の場所では跳ね回る大きな金属の球も見た、と。

大きな黒い卵があった気が…あれ、場所違ったっけ?
そうそう、巨大な生物等によって蹂躙された様な木々のある場所だったわ、と違う話も飛び交う。

森といえば奥地にひっそりとある墓石が最近朽ち果てたらしい、と青年。
そのせいか死霊の類が彷徨っているらしい…と。

え、奥地には200の階段があって、更に十数本の鳥居で出来た
若干うねりのあるアーチを抜けた其の先にネオベイ風神社があるんじゃなかったっけ?と誰か。

ん?其処って元々草原であった場が歪な黒い草木茂る嫌な気配漂う場になってるんだっけ?
鳥の羽音も虫の声も獣の気配もしないが、少女の歌声が聞こえるって聞いたが、とも言う。

昔から魔女が棲んでいるとの噂が立っているのも森の奥だ、と老人。
庭らしき部分に薬草の類が雑多に生え、
煙突からは怪しげな煙が天高く上がっている小ぢんまりとした一軒家があるのだ、と。

そんな訳で草木生い茂る視界の悪い森の奥で今日も何かが潜んでいる。
兎にも角にも此処はそんな場所である。

4 とある世界の冒険者 :2013/02/06(水) 20:44:11 ID:Nyy4LJKI
-森-

森の中に花畑があった。
傍らには朽ちた石碑。
その根元には何者かが掘り返したような小さな穴が開いている。

「がぉ!」

そして泥だらけでありながら
地に着きそうな程の長髪の合間から垂れ耳とモフモフな長い尾が覗く
二頭身のイヌ科亜人が其処にいた。

5 とある世界の冒険者 :2013/02/07(木) 22:36:26 ID:3nSl/jS2
森と草原の境界線にある公園のような墓地

白銀の髪で耳が尖っている長髪の女の人が椅子に座っている

6 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 20:32:10 ID:ehhp4NNw
-とある噂のある森の奥-

最近王都で囁かれている噂がある。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

其処で兵を待つ武芸者が居る、と誰かは言う。
武芸者は打ち破った者たちの得物を集めている、と。
集まった得物の中には伝説級のものもあるらしい、と。

歌声が聞こえてくるのだ、と他の者が言う。
魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つ歌姫だった、と。

お尋ねモノが潜んでいるらしい、と賞金稼ぎ。
さる村の教会からうら若き乙女を連れ去った極悪非道の男だ、と。

森の奥には化け物しか居ねえよ、と冷静に突っ込む者が多数。
酷い目に遭った…と。

そういや化け物退治している奴がいたなぁ、と少数。
見たような顔から全く見かけない騎士だかゴーレムだか分らんのまで色々遭遇した、と。

分らんのと言えば、と誰かが言う。
誰かを待つように佇む鎧を纏った獣を見た、と。
他の場所では跳ね回る大きな金属の球も見た、と。

大きな黒い卵があった気が…あれ、場所違ったっけ?
そうそう、巨大な生物等によって蹂躙された様な木々のある場所だったわ、と違う話も飛び交う。

森といえば奥地にひっそりとある墓石が最近朽ち果てたらしい、と青年。
そのせいか死霊の類が彷徨っているらしい…と。

え、奥地には200の階段があって、更に十数本の鳥居で出来た
若干うねりのあるアーチを抜けた其の先にネオベイ風神社があるんじゃなかったっけ?と誰か。

ん?其処って元々草原であった場が歪な黒い草木茂る嫌な気配漂う場になってるんだっけ?
鳥の羽音も虫の声も獣の気配もしないが、少女の歌声が聞こえるって聞いたが、とも言う。

昔から魔女が棲んでいるとの噂が立っているのも森の奥だ、と老人。
庭らしき部分に薬草の類が雑多に生え、
煙突からは怪しげな煙が天高く上がっている小ぢんまりとした一軒家があるのだ、と。

そんな訳で草木生い茂る視界の悪い森の奥で今日も何かが潜んでいる。
兎にも角にも此処はそんな場所である。

7 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:32:20 ID:ABz8mJkg
「………………………」

「どうもかけた術式が悪かったみたいだ。 出口に行くどころか奥に進んでいる気しかしない」

噂の森の奥にまた一人。戦闘よりも逃げる事に特化した軽装備の青年が足を踏み入れた
手のひらの上には見えない糸で吊るされたかのように浮かんでいる木の棒があり、淡い光を放ちながらどこぞを指している
しかし青年の手により魔術を解かれ懐にしまい込まれた。
どうも効果が狙っていた其れと違っていたらしい。

「単純な術式で何とかなると思ったけど、やっぱり実践してみると思うようにいかないもんだね」

「下手したらここで野宿するハメになりそうだな……」

8 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:34:39 ID:ehhp4NNw
>>7
ドガグシャア!

嘆くディフの真横を何かが勢い良く通り過ぎて後方で地面に叩きつけられる音がした。
…いきなり剣呑である。

9 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:39:07 ID:xyoc2Ftw
「気付いたらこんな所かぁ」
「まあ飛べば戻れるからいいけどさー」
【薄青髪の少女が森の中を歩いている】

「・・・やけに怪しい雰囲気だなぁ」
「そもそもこの辺は最近いろいろと事件が起こってるらしいし」
【ガサガサと草の音を立てながら進んでいる】

「(というより何でこんな所に居るのだろうか・・・・?)」

10 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:41:49 ID:ABz8mJkg
>>8
例え当たらずとももはや無意識レベルに間合いをあける事が刻まれていた
横に飛び小声で呪文を叫び、愛用している魔具を武器化させた

「……下手したら野宿とかそんなちゃちなもんじゃなかった」
「これ、下手したら今日眠れそうにないよ……」

銀色に輝くハンマーを構え、いつ向こう側から攻撃が来ても対応できるよう足の体重のかけ方を変える
夜目が効かず飛んだ物体がなんであるか確認できない。目を凝らすしかない

「(……照明魔法を使うのはまだだ。 相手が生物なら近づいたときに一気に使うのが良策)」

「(少なくとも僕はそう思う)」

11 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:43:06 ID:ehhp4NNw
>>9
そんな物思いに耽るレイヤの眼前に、
ドガグシャア!と地面に叩きつけられた竜の様な骨の様な虫っぽい何かが!!

ぴくぴく痙攣しているので未だ生きているが、凶悪な見た目である。

12 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:45:08 ID:ehhp4NNw
>>10
残念、ディフの注視した方向と全く逆に何者か。
すなわち正体不明の何かが吹っ飛んできた原因が姿を現す。

「…」

ディフの姿を見つけるが無言で歩みを続けていく。

13 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:47:31 ID:xyoc2Ftw
>>11
「!?」
【突然の物音に数cm飛び上がる】

「・・・何が起こったんだろう」
【物音の方へ進んで行く】

「なにこれ・・・気持ち悪」
【その何かを発見しその見た目から少し後ずさりする】
「(つついてみようかな・・・)」
【その辺に落ちていた長い木の棒でつついてみる】

14 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:50:51 ID:ABz8mJkg
>>12
「(………何だろう、また馬鹿げた推理モドキの妄想をひけらかしている気がする)」

「(そして前方よりも後方から気配を感じるのは何故だろう。)」

虫っぽい何かが通り過ぎたのを既に攻撃と認識してしまっていた。
通り過ぎた時に無駄に大きな動きをしたのが原因だ、あれで自分への攻撃なのか単に通り過ぎただけなのか判断できなくなった
背後の気配を感じながらも、優先的に対応することができない

15 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:53:37 ID:ehhp4NNw
>>13
?「ぐぎゃらげ…」

紫の体液っぽい何かを全身から垂らしてボロボロの様子。
しかも体液に触れた木の棒がジュジュジュ、と音を立てて焼け落ちた。
いや、溶けたのかもしれない。

>>14
す、と気配が横を通る。

両端を垂らした紅いマフラーと二本角の鉢金を身に付けたボサボサな黒長髪で長身の男であった。
その目は前を向き何かが吹っ飛んで行った先を見ている。
…それから数秒遅れて『ぴぎゃあ』と鳴く煌めき宙を漂う小さな海月の様な生き物が素通りする。
ガン無視此処に極まれり。

16 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 21:58:09 ID:xyoc2Ftw
>>15
「溶けたっ!?」
【溶けかけた木の棒を投げ捨て数m程下がる】

「酸か何かなのかなぁ・・・」
「酸・・・骨みたいなの・・・どっかで見たような・・・」

17 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:03:18 ID:ABz8mJkg
>>15
「(不意打ちされるよりもガン無視されるほうが辛いとはこれいかに)」

「(……このまま歩き去るのもなんだか、癪だよな)」

宙を浮く海月に怪訝な視線を浴びせ、そっと長身の男の後をついて行く青年
決して不意打ちをくらわせたり、敵意があったりするわけではない事を伝えるため軽く音を経てて移動する

後について行くと何かの生き物の残骸、そしてレイヤの姿が
さっき通り過ぎた物と残骸を結びつけるのは難しくなかった

「……狩りでもしていたのか? ちょっと見慣れない生物……だったもの、だけど」

18 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:08:18 ID:ehhp4NNw
>>16>>17
?「がぎゃぎゃぎゃ…」

ブスブスと身体から黒い煙にも見える瘴気を散らしてのたうつ怪物。
瘴気が周囲の草葉に触れると葉の表面が竜の鱗の様なものに変化し歪む。
正常なものが瘴気によって悪いものに変質しているようである。

そしてレイヤの前に現れる二人の野郎と海月一匹。

?「ぎぎゃあっ!!」
男「…」

のたうちながらも敵意を長身の男に向ける怪物。
長身の男は眉一つ動かさず腰を落とし、拳を引いて、勢い良く突き出した。
それだけでゴバッ!と怪物が周りの地面ごと吹っ飛ばされる。
種を明かせば溜めに溜めた魔力を一極に放出した事で凄まじい破壊を生んだのだが、
放つその瞬間まで男の魔力の流れは例えるならば静かな林の様な様子であった。

19 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:20:12 ID:xyoc2Ftw
>>18
「何なんだろうか・・・」
【瘴気が草に触れて変化している様子を見る】

ーーー
「何が・・・起こってるの・・・?」
【男と怪物の様子をただ見ている】

20 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:20:32 ID:ABz8mJkg
>>16>>18
レイヤに視線を向け、少し肩をすくめる青年
何となくレイヤと自分が着いて行っている男に関わりが無い事を察したのだろう
そして青年の反応からも、この男とは赤の他人であることがわかるはず

「瘴気を放って竜に変質する怪物。 噂には聞いていたけど実際に見るのは初めて……」

「……あれ、あれって確か駆除する方法無かったんじゃあ? 下手に吹っ飛ばしたら逆に……」

21 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:23:47 ID:ehhp4NNw
>>19
?「汚染だ、終わった」

構えを解いて短く男が呟いた。
そしてディフの懸念は全く無駄に終わる…不可解な話である。
事実として竜の瘴気は触れるものを無差別に変異させる。
それは只の魔力であっても同じであるし、その事例ばかりが冒険者の中でも広がりつつある。

22 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:24:20 ID:ehhp4NNw
>>21
 >>20のもだ、すまぬ!!

23 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:35:25 ID:xyoc2Ftw
>>20
「?」
【視線に気づき振り向く】
「竜に変身する・・・怪物?」
【青年が呟いたことを聞いているようだ】
>>21
「汚染・・・?終わった・・・?」
【口調が疑問型になる。何が起こったか理解できてないようだ】

24 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:49:16 ID:ABz8mJkg
>>21-23
「……汚染について知ってるって事は考え無しに吹っ飛ばしたわけじゃない?」

「あれ、ひょっとして処理できる魔法が開発…… ……あー、いつものアレが発動しそうだ」

考え無しに喋って結局違うアレ
しかし考えがあって吹っ飛ばしている当たり、期待できるのではないだろうか


「最近王都周辺で出没している龍みたいな化け物、物理攻撃どころか魔法さえ効かないらしい」
「しかもその化け物の体に触れたら汚染されて同じ生物と化す、らしい」

25 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 22:50:28 ID:ehhp4NNw
>>23>>24
?「…」

男はオウム返しに紡がれた言葉に小さく頷くだけで説明はしてくれない。
ディフが説明を始めているので一層喋らない!!

26 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:01:22 ID:xyoc2Ftw
>>24-25
「ふーん・・・初めて聞くなぁ・・・・」
「つまり何も効かない・・・無敵って訳?」
【ディフの方を向いて言う】

27 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:05:19 ID:ABz8mJkg
>>25-26
レイヤの言葉に頷いた。

「無敵なのに仲間を増やす、だから王都冒険者も処理できず困ってる。」
「一部の人が頑張ってるらしいけど僕もあんまり詳しくは……」



「………ごめん、都合が悪くなかったらさっきの魔法について色々聞かせてくれないか?」

「不透明な部分が多いのに遭遇率が低くない、しかも簡単に倒せない」

「過ぎた質問だろうけど、聞かせてほしいんだ」

28 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:09:05 ID:ehhp4NNw
>>26>>27
?「…連中ハ魔力の塊に過ぎナい、そレに勝る魔力で叩けバいい」

酷く簡素な説明だ。
あと偶に片言っぽく聞こえる。
どうも旅慣れた人物ではないようで・・・

29 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:15:37 ID:ABz8mJkg
>>28
「―――!」

「意外とシンプルな……! ありがとう、早速実践……」

まさか答えてくれるとは思えず、顔を綻ばせる
手段さえわかれば次から対処できる、自分の魔力じゃ足りないかもしれないが工夫すれば……

「……あれ、ちょっと待ってくれ」

「魔力の塊ぶつけて駆除できたとしても汚染は大丈夫なのか?」

30 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:23:40 ID:ehhp4NNw
>>29
?「瘴気ごと叩ケ」

レベルを上げて魔力で殴れという風潮。
しかし其れが易々と出来れば苦労しない筈だ、数々の冒険者達が苦戦する相手である。

31 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:29:59 ID:xyoc2Ftw
>>27
「つまり結構厄介な奴って訳?」
「よく分かっていない、強い、数が多いの三拍子が揃っているし」
>>28>>30
「魔力の塊・・・そしてそれ以上の力で叩くのか・・・」
「・・・それであとは瘴気ごと潰せばいいのね」

「・・・でも今まで倒されてないならかなりの魔力が要るって訳ねぇ」
【戦法を練っているようだ】

32 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:49:03 ID:ABz8mJkg
>>30-31
「……すがすがしいほどのゴリ押しだなぁ」

汚染も意外と楽に消せる物だ、今まで試した魔法使いのがいないのが不思議なくらい
だがシンプルな戦法ほど敢えて見つけにくいのだろう

「それにしてもよく駆除方法見つけられたね、汚染される前情報があったら自然と回避しちゃう手法だし」

33 とある世界の冒険者 :2013/02/09(土) 23:52:24 ID:ehhp4NNw
>>31>>32
?「そうか?」

ディフの呟きに不思議そうに答える。
別に彼にとってそれは特別なことではないようで。

34 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:02:23 ID:iR6Q4vlo
>>33
「……少なくとも僕から見ればすごく見えるよ。つまり凡人基準ではすごいって事。」

こういう発見者は例外なく謙遜する、いや素で不思議そうにするものなんだと実感した
逆に我欲にまみれた自分みたいなのは一生 やめよう、ネガティブな考えは何も生まない

「そういえば二人とも、王都に戻る手立てとかある?」
「これから王都に戻るところだけど無いなら一緒について来ても……」

35 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:02:24 ID:UAh6r26U
>>32-33
「・・・まあゴリ押しといえばゴリ押しだけど倒すにはそういう戦法しかないからねぇ」
「私もある程度の火力はあるけど通用するかな・・・?」
【少し心配そうな口調で言う】

「・・・一定以上が効いて一定以下が効かないとかそういうのかな?」
「というよりやってみないと分からないし」

36 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:05:37 ID:Wk4BjJ52
>>34>>35
「…」

二人の問いかけに無言の男。
先ず王都が分からない。
そしてやってみないと分からないレイヤの話には答える術がない。

37 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:10:39 ID:iR6Q4vlo
>>35-36
「(……こっちの女の子は考えに夢中っぽいとして、また静かに……)」

「ああ、ここら辺で一番大きな町。 色んな冒険者が拠点としてる場所」

何となく察した様で、男性に説明する青年
旅慣れていないが旅人?っぽいし多分初めての土地なのだと

38 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:21:42 ID:UAh6r26U
>>36-37
「とにかく一発で仕留めれば問題はなさそうだけど・・・」
「チャージとかすればいけるかもしれないなぁ」
【もはや戦法を考える事しか頭にないようだ】

39 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:22:41 ID:Wk4BjJ52
>>37
「…」

片眉をあげて男が興味を示した。
喋らん奴である。

>>38
本当にそう簡単にいくのであろうか…

40 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:37:29 ID:iR6Q4vlo
>>38-39
「………」

ポン、とレイヤの肩に手を置いた

「考えるのは安全な場所に戻ってからの方がいい、正直今まで何も襲ってこなかったのが不思議なくらい危険な場所だよここは」


杖をしまった懐とは反対方向から、青銅製の方位磁石らしき物を取り出す青年
強い魔力を感じる。 何となく北の方角を刺している訳じゃなさそうだ

「それじゃあ、王都に向かおうか」
「途中で獣に襲われるかもしれないから武器はしっかり、ね」

41 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:51:23 ID:UAh6r26U
>>39-40
「・・・確かによく考えればここって森の奥だった」
「武器なら一応持っているから大丈夫だよ」
【彼女の腰には2本の剣がさされている】

42 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 00:53:14 ID:Wk4BjJ52
>>40>>41
何だかんだで一行はそのあと何もなく王都につけたそうで…お終い!!

43 とある世界の冒険者 :2013/02/10(日) 20:53:11 ID:Wk4BjJ52
-とある噂のある森の奥-

最近王都で囁かれている噂がある。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

其処で兵を待つ武芸者が居る、と誰かは言う。
武芸者は打ち破った者たちの得物を集めている、と。
集まった得物の中には伝説級のものもあるらしい、と。

歌声が聞こえてくるのだ、と他の者が言う。
魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つ歌姫だった、と。

お尋ねモノが潜んでいるらしい、と賞金稼ぎ。
さる村の教会からうら若き乙女を連れ去った極悪非道の男だ、と。

森の奥には化け物しか居ねえよ、と冷静に突っ込む者が多数。
酷い目に遭った…と。

そういや化け物退治している奴がいたなぁ、と少数。
見たような顔から全く見かけない騎士だかゴーレムだか分らんのまで色々遭遇した、と。

分らんのと言えば、と誰かが言う。
誰かを待つように佇む鎧を纏った獣を見た、と。
他の場所では跳ね回る大きな金属の球も見た、と。

大きな黒い卵があった気が…あれ、場所違ったっけ?
そうそう、巨大な生物等によって蹂躙された様な木々のある場所だったわ、と違う話も飛び交う。

森といえば奥地にひっそりとある墓石が最近朽ち果てたらしい、と青年。
そのせいか死霊の類が彷徨っているらしい…と。

え、奥地には200の階段があって、更に十数本の鳥居で出来た
若干うねりのあるアーチを抜けた其の先にネオベイ風神社があるんじゃなかったっけ?と誰か。

ん?其処って元々草原であった場が歪な黒い草木茂る嫌な気配漂う場になってるんだっけ?
鳥の羽音も虫の声も獣の気配もしないが、少女の歌声が聞こえるって聞いたが、とも言う。

昔から魔女が棲んでいるとの噂が立っているのも森の奥だ、と老人。
庭らしき部分に薬草の類が雑多に生え、
煙突からは怪しげな煙が天高く上がっている小ぢんまりとした一軒家があるのだ、と。

そんな訳で草木生い茂る視界の悪い森の奥で今日も何かが潜んでいる。
兎にも角にも此処はそんな場所である。

44 とある世界の冒険者 :2013/02/11(月) 20:08:11 ID:oEyYzKWc
-森-

森の中に花畑があった。
傍らには朽ちた石碑。
その根元には何者かが掘り返したような小さな穴が開いている。

「がぉ!」

そして泥だらけでありながら
地に着きそうな程の長髪の合間から垂れ耳と
モフモフな長い尾が覗く二頭身のイヌ科亜人が其処にいた。

45 とある世界の冒険者 :2013/02/11(月) 22:18:44 ID:oEyYzKWc
Fo

46 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 22:49:26 ID:54fYdNlA
『本当にする気なのか』
「ええ、今日は暇ですので」

ここは王都からそれなりに離れた、見通しの良い草原
しかし、普通の草原と異なるところがあるとするならば、
大きめな魔法陣が描かれている点か

黒い髪の中性的な容姿の青年が、魔法陣の外側に佇む
霊感が備わっているなら、近くに女性騎士の霊の声が、姿が捉えられるだろう

「妬み恨み嫉妬……、
ここ最近そんな思念が、霊的な存在と同等ともいえるぐらい、
強く残されているように感じます
それを一か所に集結させたなら果たしてどうなるのか……」
なにやらよからぬ企みを企てているらしい
実際、魔法陣には邪悪な、魔力にも似たようなものが集まり始めている
そういったものに敏感な人間であるならば、その様子も目視できるであろう

47 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 22:52:36 ID:iFI3ojk6
が、そういったものに敏感な『ヒトデナシ』もこの世には居るもので。
ビシィッ!と硬いものに亀裂が入ったような音が空間に響いた。

48 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 22:56:43 ID:54fYdNlA
「……おや? どちら様でしょうか」
背に背負っていた、人ほどの大きさを持った人形を地面におき、
霊の姿が消えたかと思えば、人形は黒色の髪を後ろで括った、そんな女性の姿に

<好奇心>を満たすためにも、警戒し始める青年

49 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:01:15 ID:iFI3ojk6
パリン、とガラスの様に空間が砕ける。
そこから覗くのは只の闇。
そして這い出る『ヒトデナシ』

「……ォオ」

それは真っ黒な肌に血管の様に浮かび上がる紅い光が見て取れるミイラ化したヒトガタ。
宙で砕けた空間から這いずる様にして出てきたそれは、無様に地面へと叩きつけられる。
が、触れた地面が一気に黒に染まり不毛の地と化す。

50 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:10:16 ID:54fYdNlA
>>49
「おや、化け物が這い出たようですね
しかし、こちらも十分に時間は稼げました」
思わぬ敵をおびき寄せる結果になるものの、計画に変更はなく

そして魔法陣の負の怨念が、茶色い鎧をまとい、茶色い剣と盾を所持した、
大男のような姿となっていく

「……従え、怨念
拒むならば、鎖に繋がれろ」
小さな人形を取り出して、それを怪物に投げたなら、
それが取り込まれていく

『……オォォ』
一歩ずつ、一歩ずつ、ミイラと化したヒトガタのほうへと歩みを進めていく怪物
錘を引きずる人間、歩み方を見たならそんな風に映るかもしれない

そして、巨大で硬そうな、茶色い剣を振り下ろす

51 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:14:03 ID:iFI3ojk6
>>50
「sssソ、ソソソソ………即席の木偶に何ができる?」

暫く地面でもがいていたヒトガタが急に立ち上がる。
しかも流暢に確りとした口調で人語を話しながら。
そして振り下ろされた剣の腹を軽く繰り出した左手の甲で迎え撃つ。
軽く繰り出しただけでとんでもない衝撃波を生み出して。

52 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:25:15 ID:54fYdNlA
>>51
(チョコレートを恐ろしく硬くしたような材質で構成されているのでしょうか、あの怨霊の塊は
勝敗関係なしに、それなりに面白いデータがとれそうです)
タイミングを見計らって逃走を考えつつも

「オォォ!」
衝撃波のせいか、剣にヒビが入る
ヒビからは、黒い霧のようなものが漏れ出している

53 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:30:43 ID:iFI3ojk6
>>52
「寄越せ、全てな」

そのまま怪物へと自身の手を伸ばし触れる。
相手の負の怨念を奪い、食らい、己がチカラへと変えるため。

54 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:36:06 ID:54fYdNlA
>>53
『グォォォォォォ!』
幾らか怨念を取られてしまうものの、
それでもまだ動くらしく
恨みつらみ嫉妬、そんな感情の塊でもある怪物

左手に持った巨大な盾をヒトガタへと投げつける怪物

55 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:40:00 ID:iFI3ojk6
>>54
盾は避けようともしないヒトガタに当たるがおそらく砕け散るはずである。
怪物の形をなしているものがネガティブな感情であるなら。

「…」

56 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:51:21 ID:54fYdNlA
>>55
案の定というか、盾は砕け散る
勝ち目がないと、判断する人間が一人

「……封印」
と青年が言葉を発すると、なにかに吸い込まれるかのように、
黒い霧と化していく怪物
しかし、吸収するだけの隙を与えているのもまた事実である

57 とある世界の冒険者 :2013/02/12(火) 23:55:58 ID:iFI3ojk6
>>56
「もう遅い」

手を宙にかざすヒトガタ。
周囲のネガティブな若しくはどっちつかずのチカラを可能な限り吸収しにかかる。
草木でも生えていたら残らず枯れ果てるだろう。

58 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 00:17:18 ID:WoE9vAME
>>57
「グゴォォォォ!」
相当量の負を奪い取られてしまう
自分の姿を単体で目視できなくなるぐらいには

「……逃げますか」
糸で負を幾らか保存した人形を絡め取り回収したあとに、
騎士が投げるのは煙球

枯れ果てたこの場所に、二人の姿と人形はなかったとか

//区切りっぽいのでこのあたりで
お付き合いいただきありがとうございました!

59 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:06:46 ID:jy9LG1kY
-とある噂のある森の奥-

最近王都で囁かれている噂がある。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

歌声が聞こえてくるのだと言う。
声の主は魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つ歌姫だった、と。

60 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:22:20 ID:nL9aDAek
「ちくしょーあの行商人、覚えてなさいよ」
悪態をついている一人の幼女
カバンからコンパスを取り出した
「あと少しで酒が飲める」
長髪の銀髪で青い瞳のエルフの幼女が森の奥を歩いている
方角的には王都を目指している

「ん?」
歌声を聞いて其方に興味を持ったのか歩き始めた

61 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:27:18 ID:jy9LG1kY
>>60
澄んだ声である。
ローレライのように誰かを誘うような怪しさはない。
ただ、何かに語りかけているようではあった。

進むと道が二手に分かれている。
不思議と声の方向は分からない。
右に行けば更に森の奥へと進むだろう。
左に行くと草原に出た筈である、とは言え此処等を知るものだったら判断のつく話だが。

62 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:37:00 ID:nL9aDAek
>>61
「ここは……右!」
そう誰かに言うかの如くの独り言をつぶやくと右に進み始める
「いざ! 進めや死地へ!」
少し楽しそうに進み始める

63 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:39:44 ID:jy9LG1kY
そして辿り着いた場所。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

大岩の上で魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つ裸足の幼女が歌っている。
その周囲では青白い鬼火が複数舞っていた。

64 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:46:24 ID:nL9aDAek
「これは良いわね! お酒が進みそう!」
そういって、カバンから一本のお酒を取り出した
それもポケットサイズではなく、丸々一本
「んやぁ……危険な臭い……これはアレね、少し飲んでから行こう」
そう言って、そのお酒をぐいっと飲み始めた。それも、ラッパ飲みで
「んやーイイわこれ。最高!」
色々と騒がしく感じるかもしれない
「行ってみるか」
少しずつ幼女が魔族風幼女に近づいていく

65 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:48:34 ID:jy9LG1kY
>>64
「ん?」

魔族風幼女が歌を止める。
リーリヤに気がついたようで。

「こんばんはー!」

元気にあいさつしてきた。

66 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 22:54:40 ID:nL9aDAek
「ドーブルイ ヴェーチェーール!!(訳 こんばんわ)」
聞いたことも内容な言葉で話してきた
魔族風幼女がソルビニア語に詳しければ問題はなさそうだが
「あ、違った。こんばんわーーーー!!」
そして、元気よく挨拶

「貴方は此処で歌ってたのかな?」
ニコニコと笑顔で、頬も少し赤い
手には透明なお酒

67 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:00:03 ID:jy9LG1kY
>>66
「どーぶ…?」

首を傾げる。
ソルビニアという単語を知っているかどうかさえ怪しい。

「そだよー。ぷすぷすが遊びたがってたから」

68 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:10:29 ID:nL9aDAek
「気にしない、気にしない。私の国の言葉だから」
ぐびっと水を飲むかのようにお酒を一口飲む
「くぅー、美味しい」
凄く美味しそうに飲んでいる

「なに? ぷすぷすって? ペット? おつまみ?」
既に酔いどれているリーリヤ

69 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:13:21 ID:jy9LG1kY
>>68
「ぷすぷすは めらめらで ぴかぴかで でも ほんわかです」

抽象的な説明が返ってきた。
酔いどれ脳には理解しがたいのではあるまいか。

70 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:16:55 ID:nL9aDAek
「んー」
酔っ払い幼女は考えている
「つまりアレね。貴方の周りに回ってたアノ青い炎ね?」
しかし、まだ考える事ができるようだ

「あ、貴方も飲む? 美味しいよ?」
そういって、お酒を進める
そういっても、彼女が持っているお酒ではなく、違うお酒のようで、カバンの中の水筒を取り出して進める

71 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:20:15 ID:jy9LG1kY
>>70
「うん、そう」

頷く魔幼女。
その周囲で青白い炎はゆらゆら揺れている。

「それなーに?」

流石に飲んだことはないようで。

72 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:23:37 ID:nL9aDAek
「食べれそうに無いね……」
至極残念そうに言いながら、お酒をラッパ飲み
「ジュースよ、ジュース。ホットワインって言うジュース。美味しいよ」
そういって、水筒ごと勧める
「体があったかくなって気持ちよくなるジュース!」
一応、ホットワインもアルコールが入っている。大抵が熱で抜けるがやはり入っている

73 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:27:23 ID:jy9LG1kY
>>72
「へぇー…」
『お嬢にンなもん飲ませるな』

いつの間にか左片眼鏡をかけ燕尾服を纏った一房の赤髪が混じった黒髪の青年が背後に立っていた。
その腰には一振りのサーベル。

「あれー、るべるべ?」
『ルベリエです、お嬢』

74 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:34:00 ID:nL9aDAek
「え?」
ふと、後ろを振り向くと青年がいたので少し驚いているリーリヤ

「 何で? 美味しいジュースなのに」
首を傾げて凄く不思議そうに燕尾服の青年を見つめたあとで、残念そうにホットワイン入りの水筒を見つめる
彼女の基準からしたらジュースなのだろう

「てか、貴方は誰? この子の使用人?」
ルベリエの服装を見てそう思っている

75 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:39:09 ID:jy9LG1kY
>>74
『そんなところだ。という訳で迎えに来ましたよ、お嬢』
「まだ、遊びたーい」
『駄目です。メイが呼んでますから』
「…ぶー」

ふくれる魔幼女。
でも言う事には従う。
そして消えていく青白い炎。

『お嬢の相手をしてくれて感謝する。じゃあな』
「またね−!」

急いでいたらしく、さっさと連れられて行ったそうです。

76 とある世界の冒険者 :2013/02/13(水) 23:42:45 ID:nL9aDAek
「また今度ねー!!」
そういって、手を振りながら。、彼らを見送る
そのまま、手元にあったお酒を一気飲み

「一体何者なのかしらね、アノ人たちは……」
ポツリと呟く

77 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:00:12 ID:pdccdhaQ
【王都郊外 岩場】

夜更けの岩場が、厭に明るい。
夜更けの岩場が、厭に熱い。
夜更けの岩場が、厭に紅い。

「…………っ、っ、―――ぃ……。」
『メノウ、止めよう? こんなのは……』
「――っ!!!」


夜更けの岩場が――紅蓮の地獄へとその姿を変えている。

78 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:19:40 ID:pdccdhaQ

『……メノウ、帰ろうよ。 メノウが暴れてもボブはさ――』


「―――――っ!!」
『っ、グルウゥゥゥッ……!!』

岩場の周囲がまるで真昼の様に明るく、紅に染まっている。
見上げれば、上空には5m大の火球、まるで――小さな太陽。

「(いらない。)
「(……そんなこというガルムなんて、いらないっ!!)」

『……グルルル…!!』

それと対峙するのは3m大の体躯を持つ青い毛並みの大氷狼《フェンリル》――。

79 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:27:33 ID:sAFD.PRU
「む………妙に暖かいなぁこの辺………」

火球から少し離れたところに一人の少女がいる。

違和感には気づいているもののとんでもないことが起こってることには気づいていない。

80 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:29:50 ID:pdccdhaQ

「(きらい。)」
「(きらい、きらい、きらい、――きらいっ、だいっきらいっ!!)」

火球が肥大化する。
岩場の岩岩が余りの熱に融解を始め、周囲は溶岩が溢れだしたかのようになって。

『――ッ、グルルァァァウッ!!』

氷狼が火球に凍結波をぶつけるも、梨の礫。
周囲が自然に炎上し始めている。

81 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:36:31 ID:IKHtTisI
「(な、何……アレ……!!)」

爛々とした赤が、視界を覆う。
後々にこの岩場も溶岩と化すだろう。
その惨禍の中心が未だ見えぬまま、魔術師はそこに身をやつしていた。

臙脂色のローブに、桜色の髪をした若年の魔術師が。

82 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:38:46 ID:fVp8mjqE
>>80
「…………えっ」
「……何かあっちでものすごいことが………」

ふとそちらの方を見た時、彼女の目に写ったものは
巨大な火球、溶け出す岩、真っ赤に染まる大地………。

少女はそれをただ唖然と立ち尽くして見ているのである。

83 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:39:07 ID:pdccdhaQ

「………っ!!!」

ごう、と熱風が周囲を通り過ぎ上空の火球から熱戦が漏れる。
漏れた熱線は地面を抉り燃やす――否、"溶かす"。 ドロドロの、溶岩へと。


 『……っ!? ちょっとそこのニンゲン二人っ!
  割かし今修羅場だから逃げてもらっていいかな、死ぬし!』

熱線の余波に身体を焼かれつつある大氷狼が少女二人に声を飛ばす。
近づこうにも、この熱では近づけない。

84 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:44:01 ID:fVp8mjqE
>>83
「えっ、やっぱり逃げた方がいいの?」

「それにしても眩しい……まるで太陽だなぁ……」

後ろの方へ大きく下がる。

85 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:45:59 ID:IKHtTisI
>>83
「……っ!」

後方へ飛び、逃げろという声を聞く。
しかし、その要求は呑み込めなかった。

熱波が通り過ぎた瞬間、声の主が誰か気付いたからか。

「こ、これ……どないしたん……!?
あかんよ、放って行かれへんよ!!」

訛りのきいた、しかし凛とした声を投げてやや長身の娘が言う。

86 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:51:40 ID:pdccdhaQ
>>84
『言ってないで速くっ! 死んでもわんこは知らないよ!!』

言いながら大氷狼が大きく吠え、自らの足元の大地を凍らせ始める。
大分温度は下がった物の、凍る傍から解けていく、いたちごっこだ。

>>85
『いやちょっとね……って、うぇ? どちらさん――って言ってる場合じゃ、無いッ、かッ!!』

思い当たる声の主にハッとした大氷狼だが、
巨大な火焔球から溢れた熱線に会話を中断する。


火焔球の真下にはゴシックロリィタ服の少女。
杖を持って、うつむき、地面に座り込んでいる。

87 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:54:44 ID:fVp8mjqE
>>86
「あっ、やっぱり?」

軽くジャンプし、体を少しひねる。
そして少女とは思えない程の猛ダッシュをかける。

88 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 22:58:39 ID:IKHtTisI
>>86
「ガルムちゃ……あぶなっ……!!」

熱線の流れ弾が、こちらへ飛んで来る。
焔で出来た障壁で誤魔化すと、渦中の姿を見やり

「メノウちゃん……?」
眼を見開き、その姿を凝視する。

89 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:02:30 ID:pdccdhaQ
>>87
『事故で処理すっからはやく行ってってのっ!!』

大量に溢れ出し始めた熱線を、氷壁で防ぐ。
防ぐ端から、溶けて消えるが。


「――……。」
何か、座り込んでつぶやいているように見えるが、聞こえない。
彼女には声を出す事が出来ないから。

90 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:07:29 ID:fVp8mjqE
>>89
「……この辺は安全…なのかな?」
「でも事故って……何があったんだろう………」

数十メートルほど離れた場所で立ち止まり、そっちの方を見ている。

「(あんなの私の魔法でも絶対太刀打ちできないなぁ……)」

91 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:10:21 ID:IKHtTisI
>>89
「メノウちゃん!メノウちゃーん!!」

二歩進んでは熱線で三歩分退かされ、その繰り返し。
もどかしくも歩みを進められぬまま、座り込んでいる少女へと懸命に声を投げる。

92 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:11:34 ID:pdccdhaQ
>>90
10mほど離れても、まだ熱波が届いて来る……。
至る所から火柱が立ち上り、熱線が地を抉る。

まさに地獄、だ。

>>91
「……っ。」
ぴくり、と。

火焔の中心の少女が反応し、上空の火球が弱まる。

93 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:16:38 ID:fVp8mjqE
>>92
「……ここが王都の中心だったら………」
「はっ……そうこう言ってる間にこんなことやってたら丸焼きになりそう……」

自らの周囲を冷気で覆い、熱から身を守る。

94 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:19:07 ID:IKHtTisI
>>92
「メノウちゃん!
……熱……ッ、うちやよ、ユーノやよ……!!」

いつしか背を追い抜いた娘。
歳相応の姿ながらも、その声は確かにユーノの物だった。

そして伝わっている感触を得たユーノは、メノウに何度も声を掛ける。

95 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:20:27 ID:pdccdhaQ
>>93-94
「…………っ、……っ……?」


ふっ、と。
大火球が霧散する様に、消える。

『……グ、ルルルゥ……
 っ、は――……命令式に逆らいながら、って応える、って』

大氷狼は息を吐いて横に倒れて、
中心の少女はユーノの方を向いて、固まる。

96 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:26:54 ID:fVp8mjqE
「あれ?消えた……!?」

火球が突然消滅したことにより、少し近づけるように……。

「ねぇ……何が起こってたの……」

97 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:28:10 ID:IKHtTisI
>>95
「……!」

「メノウちゃん!」

熱の残りがチラチラと火花を散らす中、杖を放り捨ててメノウの方へと走る。
すっかり大人びた表情だが、瞳の中にある優しそうな雰囲気は変わらない。

>>96
「話は後でございますっ、ガルムちゃんを見てあげて欲しいでございます……!」

急に珍妙な丁寧語でレイヤへ言うと、そのままメノウへ駆け寄っていった

98 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:30:35 ID:pdccdhaQ
>>96
『あー……まぁ、事故だよ、事故、事故』

地面に横たわった大氷狼が暢気にそう言う。
暢気ながらも全身からは血が噴き出している。

>>97
「(……ゆー、ちゃ……?)」

杖を抱きしめたまま、ユーノの方を向いて。
幽かな念話が聞こえてくる。

99 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:37:52 ID:fVp8mjqE
>>97-98
「ガルムって………?あの狼のこと?」

「うん……で、どんな事故なの?」
タッタッタっと氷狼の方へ駆け寄る。

100 とある世界の冒険者 :2013/04/13(土) 23:40:27 ID:IKHtTisI
>>98
「良かった、お話出来るんやね……。」

滑る様に膝から座り込み、メノウの眼前へと。
安堵の笑みを浮かべながら、聴こえていると相手へ示す。


>>99
「そうでございます。
本当はメノウちゃんのお友達でございます。」

と、少し困った様な表情をしながら。
彼女自身、今の状況に惑っている。


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