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【身土不二】日常的な食生活/健康問題 一問一答風スレ【千島学説】

130じぃく:2007/12/21(金) 11:54:17 ID:Bh3lRfq20
(以下引用)

◆ 憂国広場:「全世界的規模で飢饉発生か? 小麦相場史上最高値記録」 ◆
http://blogs.yahoo.co.jp/warabidani/50946756.html

小麦相場がアメリカで史上最高値を更新し、ついに一時1ブッシェル(約27㎏)=10ドルを超えた。世界的な小麦需給の逼迫が懸念されており、国連は価格高騰に苦しむ貧困国のために緊急措置を検討している。

シカゴ商品取引所の小麦相場は、1年前に比べると価格はほぼ2倍に高騰した。ほかの穀物もトウモロコシが前年の約3ドルから4.39ドルに上昇しているほか、大豆は過去30年間で最高に、乳製品や米の価格も大幅に上がっている。

小麦相場高騰の理由としては、オーストラリアなど主要輸出国における悪天候、インドや中国などの発展途上国における急速な需要増加、米国の穀倉地帯でエタノール用のトウモロコシ栽培に充てる面積が増えていることなどが挙げられる。
世界の穀物在庫も過去30年で最も逼迫している。

アメリカの食品小売り価格上昇率は今年は5.3%だった。アメリカ人消費者は平均して所得の約10%を食費に充てているが、発展途上国ほど食費の割合が高いので打撃も大きく、すでに暴動が発生している国もある。

日本も小麦製品の値上げラッシュが続きそうだが、世界的飢饉が発生した場合食糧自給率39%(カロリー換算)の日本は深刻な事態になるのは避けられない。

石油の供給も制限されれば、自給率は更に低下する。
こんな危機管理意識が欠落した国は世界中どこを見ても存在しない。食の安全保障という観点からすると、日本は世界でも最低ランクに位置する。
自給率の低さに関しては昔から危惧されてきたにもかかわらず、農水省は大臣をすげ替えるだけで、まともな政策を何一つ実行していない。目に付くのは無駄なばらまき行政と天下りの利権による詐欺行為くらいである。
農業自体過疎化老齢化が進行し、救いようのない状態になっている。
日本を独立させないためのアメリカの圧力であることはわかっているが、傀儡政権の自民党に投票する国民が大勢いる以上、 事態が改善される見込みはない。農業の荒廃は更に深刻化することだろう。

平野が少なく人口が稠密な日本であるが、各地で休耕田が増加している。老齢化で担い手がいないからだ。
このあたりで終戦後から続いている個人経営を基本とする農業制度を抜本的に改革する以外に打開策はない。個人相手にいくら補助しても、現状ではばらまき行政にしかならない。限られた税金を投入する以上、資本投下をするのも集約化する必要がある。第一に目指すべきは農業の企業化である。農業の機械化が進んでいる以上個人経営には限界がある。国策企業を設立して、若い従業員を確保する必要がある。うまく機能すれば地方にとって産業の活性化につながるだろう。

今回の小麦騒動にしたところで、日本は国産が消費全体の1割も占めていない。農水省のやっていることは、輸入小麦の価格をいじくり回すだけで、自給率増加の努力など全くしていない。

御用学者の中には「グローバル社会の中では国家も役割分担をするべきで、日本のように農業に適さない国は、無駄な資金を投入して農業などせずに、その金をもっと得意分野に回すべきだ」などとまことしやかに言っている。
「政府も食糧確保のために常に複数の輸入ラインを確保しているから、日本が飢饉になるようなことはあり得ない」とも抜かしている。
上記の言葉を真に受けるほど馬鹿な人はいないだろうが、現実に政府は対策を立てていない。判断力のない連中が自殺的な投票行動を続けている現状では、これ以上は語るも愚かな話なのである。


関連:小麦相場、史上最高の10ドル乗せ〜懸念される世界需給のひっ迫
http://www.usfl.com/Daily/News/07/12/1219_026.asp?id=57523

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食べ物と水を備蓄しましょうw




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