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仏教

1南無阿弥陀仏:2009/06/20(土) 16:22:02
 今、仏像が熱い。3月31日から6月7日まで東京・上野の東京国立博物館平成館で開催されていた「国宝 阿修羅展」(朝日新聞社ほか主催)の入場者は90万人を超え、阿修羅像をはじめとする仏像を扱った雑誌や書籍の完売・増刷も相次いでいる。今、なぜ仏像なのか。【長岡平助】

 「(仏像好きの)層が広がっている」と語るのは「一個人」(ベストセラーズ)の編集長、高橋伸幸さん。「一個人」は公称15万部で、「永久保存版特集・仏像入門」と題して、その歴史や鑑賞の基本などを掲載した6月号は創刊後、初の増刷となり18万部を超えた。これまで仏像好きと言えば中高年層が中心だったが「アンケートはがきには、17歳の女子高校生からのものもあった。モデルのはなさんのエッセイ『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎文庫、2006年)に代表されるように、仏像人気は若年層にも確実に浸透しているようだ」と話す。阿修羅像に魅せられた女性たちが一部で「アシュラー」と呼ばれ、仏像好きの女性が「仏像ガール」を名乗るなど、これまでの仏像好きのイメージとは明らかに異なる人々が目立つのも、今回の人気の特徴だ。

 「仏像鑑賞がポピュラーな趣味になった」と話すのは「奈良興福寺 阿修羅」などの「魅惑の仏像」シリーズを刊行する毎日新聞社出版局の永上敬さん。「魅惑の仏像」シリーズは01年の刊行だが、昨今の仏像人気を受けて増刷が続いている。「みんな実は仏像が好きだったのかもしれない。でも非常に専門的な世界なので、なかなか好きだと口に出せなかった」。ところが、1993年から刊行されている作家のみうらじゅんさんといとうせいこうさんが全国各地の仏像を独自の観点から鑑賞する「見仏記」(角川文庫)シリーズ以降、「誰でもキャラクターとして仏像を楽しめるようになり、趣味として認知され始めたのではないか」と分析する。

 ◇普段は見られないところまで 展示会の工夫

 展示会の工夫も見逃せない。昨年11月1日から今年5月10日まで大阪・東京・福岡で開催された「国宝 三井寺展」(毎日新聞社ほか主催)は約21万人の入場者でにぎわった。大阪会場となった大阪市立美術館の研究副主幹・石川知彦さんは「これまで厨子(ずし)の中に(仏像を)安置したままの展示が主だったが、近年は寺院のご厚意で、厨子から(仏像を)お出ししてご覧いただけるようになった。結果、背面や側面にも参加者が回れるように主催者側で工夫することが多くなった」と語る。これが「普段は見られないところまで見られる」という付加価値を生み出し、来場者が増える傾向にあるという。「三井寺展」では同様の工夫を施した結果「(仏像の)全身が見られる」と評判で、「阿修羅展」でも、360度どこからでも阿修羅像を鑑賞できるように工夫されていた。

 ここ数年の間に開催された「仏像 一木にこめられた祈り」(読売新聞社ほか主催)「国宝 薬師寺展」(同)「三井寺展」「阿修羅展」を挙げて「国宝級の仏像の数々が多くの人の目に触れたことが、結果として仏像を人々に再認識させたのではないか」と、石川さんは推測する。

 当分は続きそうな仏像人気。「ぜひ仏像に親しんでほしい」とした上で、石川さんは鑑賞の心構えとして「頭の片隅に、仏像が信仰の対象であるということを置いてほしい」と話した。

2南無阿弥陀仏:2009/06/20(土) 16:25:28
<みんなのニュース>「アシュラー」に「仏像ガール」 広がる仏像人気

6月17日12時28分配信 毎日新聞
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「魅惑の仏像」シリーズ「京都広隆寺弥勒菩薩」表紙

 今、仏像が熱い。3月31日から6月7日まで東京・上野の東京国立博物館平成館で開催されていた「国宝 阿修羅展」(朝日新聞社ほか主催)の入場者は90万人を超え、阿修羅像をはじめとする仏像を扱った雑誌や書籍の完売・増刷も相次いでいる。今、なぜ仏像なのか。【長岡平助】

【仏様の姿に萌える】十一面観音など、ほかの仏像関連本の写真も

 「(仏像好きの)層が広がっている」と語るのは「一個人」(ベストセラーズ)の編集長、高橋伸幸さん。「一個人」は公称15万部で、「永久保存版特集・仏像入門」と題して、その歴史や鑑賞の基本などを掲載した6月号は創刊後、初の増刷となり18万部を超えた。これまで仏像好きと言えば中高年層が中心だったが「アンケートはがきには、17歳の女子高校生からのものもあった。モデルのはなさんのエッセイ『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎文庫、2006年)に代表されるように、仏像人気は若年層にも確実に浸透しているようだ」と話す。阿修羅像に魅せられた女性たちが一部で「アシュラー」と呼ばれ、仏像好きの女性が「仏像ガール」を名乗るなど、これまでの仏像好きのイメージとは明らかに異なる人々が目立つのも、今回の人気の特徴だ。

 「仏像鑑賞がポピュラーな趣味になった」と話すのは「奈良興福寺 阿修羅」などの「魅惑の仏像」シリーズを刊行する毎日新聞社出版局の永上敬さん。「魅惑の仏像」シリーズは01年の刊行だが、昨今の仏像人気を受けて増刷が続いている。「みんな実は仏像が好きだったのかもしれない。でも非常に専門的な世界なので、なかなか好きだと口に出せなかった」。ところが、1993年から刊行されている作家のみうらじゅんさんといとうせいこうさんが全国各地の仏像を独自の観点から鑑賞する「見仏記」(角川文庫)シリーズ以降、「誰でもキャラクターとして仏像を楽しめるようになり、趣味として認知され始めたのではないか」と分析する。

 ◇普段は見られないところまで 展示会の工夫

 展示会の工夫も見逃せない。昨年11月1日から今年5月10日まで大阪・東京・福岡で開催された「国宝 三井寺展」(毎日新聞社ほか主催)は約21万人の入場者でにぎわった。大阪会場となった大阪市立美術館の研究副主幹・石川知彦さんは「これまで厨子(ずし)の中に(仏像を)安置したままの展示が主だったが、近年は寺院のご厚意で、厨子から(仏像を)お出ししてご覧いただけるようになった。結果、背面や側面にも参加者が回れるように主催者側で工夫することが多くなった」と語る。これが「普段は見られないところまで見られる」という付加価値を生み出し、来場者が増える傾向にあるという。「三井寺展」では同様の工夫を施した結果「(仏像の)全身が見られる」と評判で、「阿修羅展」でも、360度どこからでも阿修羅像を鑑賞できるように工夫されていた。

 ここ数年の間に開催された「仏像 一木にこめられた祈り」(読売新聞社ほか主催)「国宝 薬師寺展」(同)「三井寺展」「阿修羅展」を挙げて「国宝級の仏像の数々が多くの人の目に触れたことが、結果として仏像を人々に再認識させたのではないか」と、石川さんは推測する。

 当分は続きそうな仏像人気。「ぜひ仏像に親しんでほしい」とした上で、石川さんは鑑賞の心構えとして「頭の片隅に、仏像が信仰の対象であるということを置いてほしい」と話した。

3南無阿弥陀仏:2009/06/20(土) 16:26:25
天台宗座主が高野山参拝 1200年の歴史上初、相互訪問へ

6月15日11時29分配信 産経新聞
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弘法大師降誕会での天台座主の半田孝淳座主(奥2人目・オレンジ)と真言宗の松長有慶座主(手前2人目・青)=15日午前9時、和歌山県伊都郡高野町 (竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)

 比叡山延暦寺(大津市)の住職で天台宗の半田孝淳座主が15日、高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)を訪れ、松長有慶座主らと「弘法大師降誕会」に参列した。天台宗トップの高野山への公式訪問は1200年の歴史上初めてで、金剛峯寺の役員は「今度は(参拝していただいた)お礼に訪問しなければならない」と話すなど、交流が深まりそうだ。

 両宗派のトップ交流は、天台宗を伝えた最澄と、真言宗を伝えた空海がともに中国で仏教を学んだ間柄ながら、晩年に教えや修行の違いなどから絶縁状態になり、交流が途絶えたとされる。私的なトップ訪問はこれまであったようだが、記録には残っていないという。

 今回の訪問は、半田座主と松長座主が宗教サミットなどで数回顔を合わせることがあり、半田座主が打診し、松長座主が高野山の最大行事に招待した。両宗とも「宗祖降誕会」があることから、金剛峯寺は「弘法大師降誕会」と名称を変更する気の使いようをみせた。

 天台宗一行は、半田座主と濱中光礼・宗務総長ら13人。半田座主は大師教会大講堂の壇に上がり、読経が流れる中、花御堂にまつられた稚児大師像に甘茶ををかける灌沐(かんもく)作法を行った後、奥の院を参拝した。

 真言宗関係者は「現在ではまったく確執はなく、今度はこちらがうかがうことになる。数年後には相互訪問できるだろう」と話し、天台宗関係者も「今回を機に交流が深まることは喜ばしい」と歓迎している。

【関連記事】

4南無阿弥陀仏:2009/10/10(土) 17:17:11
浄土真宗本願寺派 参院選へ僧侶候補公募 比例代表で擁立検討

10月6日9時29分配信 京都新聞
 浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は来年夏の参院選で「宗門特別推薦」を行うことを決め、宗門が擁立する候補者の公募を始めた。候補者公募は今回が初めてで、全国の32教区に適任者がいないか調査を依頼した。
 本願寺派は2007年の前回参院選で新たに宗門特別推薦の規約を設けた。宗門代表として民主党公認(比例代表)の藤谷光信氏、自民党公認(大阪選挙区)の谷川秀善氏の僧侶2人を推薦、ともに当選した。
 2人は公益法人制度改革など宗門が関連する問題の国会審議を報告し、国政と宗門をつなぐ役割を果たしているといい、来年の参院選でも引き続き、国政と宗門のパイプ役となる人材を送り込みたい意向だ。
 公募は本願寺派の僧侶(教師)であることが条件で自薦、他薦は問わない。所属政党も問わないが、宗門を挙げて全国組織で支援することから、比例代表での擁立を検討している。
 本願寺派は「国政の課題に宗教的な考えを伝えるためにも国会へ人材を送りたい。選挙も迫っており、なるべく早い時期に候補者を決めたい」としている。


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