[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その2
361
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2018/10/18(木) 02:10:23
>>360
(エイノー)
エイノーの意識は暗黒の淵に沈められ、
半ば以上、失われてしまっている。
自身を強引に持ち上げる腕の強さと、
振り回される風切り音を耳に感じるも、
どちらも遥か遠い世界のように感じている・・・・
当然、スタンドは解除されている。
>>359
(高遠)
動揺を受けた心音が、明らかな不協和音を奏でる。
?
──── バッ !
高遠『氷面』から突き出された拳を見据えながら、
『クレモンティーヌ』をエイノーの救援に向かわせる。
崩れ落ちた教授に向けられたその右手には、手首から先がない。
発現条件である『手を握る』を満たすためには、
指の残されたスタンドの左手を使わざるを得ないからだ。
──即ち、『踊り子』を維持しながら対象の手を握り、
次の『踊り子』とする高遠の得意戦法は、今は封じられている。
壁にもたれるた状態のエイノーを前腕で掬い上げた瞬間、
エイノーを仕留めた腕が引っ込むのが見えた。
床と天井の氷はあらかたエイノーが破壊したが、
両脇の壁には無数の薄氷がこびりついたままだ。
危険は承知だが、これしか手はない・・・・
ギ ャ ン !!
さらにその二人を、高遠自身が飛び込み、盾となって『護──
──ゴギィン!!
壁側に向けた高遠の後頭部が、鐘を打つような金属音を発した。
『スイート・バイト』は甘くない──
エイノーを囮にし、高遠をも絶命させるはずの一撃だった。
・・・・相手が『不滅』でさえなければ。
『スイート・バイト』
「チッ!・・・・そうだったねえ。
『本体強化』が能力だったよ。あたしとしたことが」
『鏡』の中から届く、歯噛みするような声。
『踊り子』の高遠にはダメージは愚か、反動一つさえない。
九死に一生を得た高遠は、エイノーごと後方に跳躍し、浜岡の足元に着地する。
(まだエイノーの『不滅化』は果たしていない)
同時に、突き出された腕も引っ込む──
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板