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三国志Ⅸ 公孫度伝

134野に咲く一輪の花:2014/04/05(土) 17:33:54
☆☆☆☆衆心2☆☆☆☆

200年4月、大陸に2つの報が駆け巡った。
『曹操、魏王に任じられる』
『公孫度、大将軍に任じられる』
曹操は、先の戦いで馬騰、劉表、劉備、孫堅、袁紹を討伐した功績をかねてのことであるが、問題はそこにない。
領内を纏め、着々と地盤を固めていく曹操の手腕こそ評価すべき点である。
これにより、漢の中に極めて強力な王国が出現した。
一方、公孫度の大将軍就任の件、公孫度は恭しく受任した。
大将軍は、元々袁紹が任じられていた。
この受任により袁紹は大将軍の任を解かれたが、袁紹はそれを不服として自称でそのまま名乗り続けた。
これにより、2つの大将軍が存立したのである。
公孫度陣営は曹操の狙いが読めた。
第一に、袁紹とそのまま争わせ、その間に体制を立て直す狙いがあること。
第二に、袁紹の矛先を公孫度に向かわせることである。
袁紹の自尊心を最大限利用した謀略である。
それをわかっていてその策にあえて乗ることにした公孫度。
袁紹は、華北ではまだまだ余勢があり、このまま放置すれば揺さぶりが必ず来ると判断されたからである。
時代は、新たなる分岐点を英雄達に投げかけるのである。


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