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三国志Ⅸ 公孫度伝
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野に咲く一輪の花
:2014/04/02(水) 14:12:47
☆☆☆☆飛翔7☆☆☆☆
曹操らが、君臣共に新たなる境地に到達している頃、南方にいる親子もまた現状を改善すべく動いていた。
親子とは、孫堅、孫策である。
この親子の前に立ち塞がったのが、張遼をはじめとした曹操軍の武将達である。
張遼の優れたところは、荊州の武将、文聘を用いたことである。
かの人物は、軍事にも明るく、孫堅軍の水軍には劣るが曹操軍の弱点とされた水軍の整備を行った。
これにより、張遼はこの文聘を副将に任じ、積極的に孫堅軍の港を急襲し、孫堅軍の出血を強いた。
この地方の曹操軍の戦略目的は、圧倒的な物量を基に孫堅軍の疲弊を誘う事である。
これを最初に気がついたのは、魯粛である。
その頃から、この親子は現状を変えるべく秘かに行動に移していた。
漢の統一時代は、江東の衰退を招いた。
この時代の中心は、中原にあり人はいつの時代でも中心に集まるものである。
今や中原と江東との人口の差は、歴然としていた。
人口差は、兵力差、国力差にも繋がる。
そんな中、消耗戦に持っていかれることは、非常にまずい事態であることが、親子の共通の認識になった。
ところで、孫一族は、孫子の末裔であることを自認している。
『このあたりに何か現状を変える方策がないか?』
孫子は、軍政改革の中で弩兵を重視した。
今こそ孫子に倣い改革をすべき時である。
孫堅、孫策は江東の威信を賭け、取り組んだのである。(注4)
また、これ以上の人口流出を抑えるべく、戦乱で傷ついた地域の治安回復を図り、民心を安定させた。(注5)
こうして、時は新たなる年を迎えるのである。
注4:孫堅・孫策の兵法に「連射」を追加し、弩兵兵法熟練度1000とする。
注5:孫堅の治める全都市の中で「民心」が700未満の都市すべてを700にした。
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