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ツォルマリア文明統一機構・広報総括部

1ツォルマリア広報官 ◆16UszMVNb2:2010/10/14(木) 17:34:15
星団各国にお知らせ致します。
この度、我々は統一機構の広報部として正式に独立する事となりました。
外交部の事務的負担を軽減し、各種情報管理をより効率的なシステムへと昇華させるためです。
各国の皆様を混乱させてしまいました事を深くお詫び申し上げます。

今後、統一機構の情勢公開を含むあらゆる形態の報道はこの広報部にて掲載されます。

48ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2010/12/17(金) 17:34:49
【中央政府。質量兵器の稼動を検討か】
中央政府は、文明国の安寧をより確かなものとすべく、質量兵器「ヴァラノルカの絶望」の稼動を検討していると発表しました。
これは最後の全面核戦争から271年もの間封印されてきた最終兵器であり、各界を震撼させています。
ベラメーラ総帥はこの政府の動きに対し、正気の沙汰ではないと激しく批難した上で、断固阻止すると表明しました。
また、メルバ・ラオムティカにて展開中の反政府軍(平和武装団体)もこれに同調し、更なる武装蜂起を呼びかけているようです。

【制裁の検討にロマクト社が猛反発】
メルバ標準時の16時、ロマクト社は防衛部長の同社に対する制裁措置案に対して、組織の総力を挙げて阻止すると発表しました。
また、グラウストラ会長が務める経済部長職の解任案に関しても、全面的に争う意向を示しています。

【首都メルバにて大規模な掃討作戦を開始】
メルバ標準時の12時頃、中央政府はメルバ全域の反動勢力(暴徒含む)を徹底的に鎮圧すると表明しました。
これを受け、これまで防備に徹していた警務総括部隊が一斉に突入を開始し、容赦の無い殲滅戦を繰り広げています。
また、要所の警備を担当している公共安全管理部隊もこれに呼応する形で銃撃を開始し、多数の死傷者が出ている模様です。
なお、対立する武装団体の多くが中央政府の解散命令を拒否しており、徹底抗戦の構えを見せています。

49ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2010/12/21(火) 13:22:56
【駐留監督軍。ラギルネ連邦軍の動きを警戒】
昨夜未明、バルネーザにて作戦行動中のツォルマリア監督軍は、ラギルネ連邦軍の動きを牽制すべく大規模な戦略部隊を展開させました。
これに対して連邦大統領は「徹底的に粉砕する」と述べており、進軍の用意に何ら揺らぎが無い事を示しています。
また、各地の革命軍(反乱軍)の動きも活発化している模様です。

※詳細は通信機構の公式ページを参照の事。

【ロマクト社領ヴェスメーラ自治区が陥落?】
昨夜未明、当該地区の警備に当たっていた警務部隊が全滅したとの報告がありました。
また、公共安全管理部隊も壊滅寸前にまで追い詰められている模様です。
中央政府はこれらの報告を受け、治安回復措置法を発動し公共安全「執行」部隊の派遣を決定しました。
なお、ロマクト関係の施設には何ら被害はなく、政府の疑念は益々深まる事となるでしょう。

【防衛部長が経済部長の不信任案を提出。召集議会にて審議を開始。】
防衛部長が提出した経済部長の不信任案に関して、召集議会で審議が始まった模様です。
現在、賛成派と反対派の間で議論が交わされており、議決に至るまでは時間を要するものと推察されています。

【首都メルバ。総力戦の様相を呈する。】
愛の戦線が「救国人道軍」を名乗り、本格的に攻勢をかけている模様です。
また、力の戦線もそれに対抗して「統合革命軍」を名乗り、活動を活発化させています。

【防衛施設を撤廃。中央政府が防衛艦隊の増設計画を発表】
代表の説得が功を成し、二機の防衛施設を撤廃する事が正式に決定されました。
今後の方針としては、代表が提出した修正計画案を実行する予定(政府筋)。

※修正計画案の概要
1、空いた二箇所に掘削を実行。
2、別の二箇所に埋め立てと高速整地を実行。
3、都市計画案を実行。
4、第四次防衛計画の進行と同時に防衛艦隊を増設。

50ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2010/12/21(火) 21:21:24
【バルネーザの現状(記録保存)】
通信機構の情報ページを整理中。

※王国最高指導部(反ラノーザ)
ジャルラ・エルメリカが率いるバルネーザ連合王国の正統(?)政府。
要職の殆どが10歳〜14歳の子供達で占められており、大人達で構成される議会は殆ど機能していない。

※革命軍(反エルメリカ)
バルネーザの地方軍。自由な政治を求めて一斉に蜂起した。
現王国指導部の打倒を掲げており、ツォルマリアに帰属する事を希望している。

※監督軍
憲兵機構と行政監察機構が構成するツォルマリアの監督軍。
召集議会は王国指導部に対して各種憲章の違反を咎めたが、エルメリカはそれに応じず態度を硬化させた。
その後の長きに渡る対立の末、業を煮やした中央政府は王国指導部の解任を執行すべく、監督軍を派遣した。

※ラギルネ連邦軍の動きについて
ラギルネはツォルマリアに属さぬ非加盟国だが、バルネーザでの様々な権益を守るべく介入した。
バルネーザ領空にて度々ツォルマリアの空軍を牽制しているが、陸地においても相当数の特殊部隊が潜んでいるものと推察されている。
ツォルマリアに対して、バルネーザから手を引くよう要求している。また、隣接する加盟国の領土問題についても譲歩するよう要求している。

51ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/01/07(金) 21:25:07
●ツォルマリア文明統一宇宙軍の発足。
中央政府はメルバ標準時の12時、統一宇宙軍の発足が正式に成されたと宣言しました。
ヴィガルダコロニー(開拓連盟の首都)で開催された発足式典には、各自治体の首脳陣と関係機関の上級将兵ら30万人余りが出席し、防衛機動艦隊による大規模な
行進が行われました。発足式典で挨拶したグランドレイン防衛部長は軍事的抑止力の重要性を強調し、文明国の安寧をより確実なものにしていきたいと語りました。
また、ラッフィーア最高議長は演説で、「統一宇宙軍は地上国だけでなく開拓連盟との連携によって成り立っており、こうした関係を壊す事のなきよう慎重に務めて
いきたい」と述べました。

【軍事パレードの見所】
①防衛艦隊の代表として、プリンセス・センプリチェ級早期警戒電子戦管制艦が前面進行。
②機動艦隊の代表として、ナイトメア級ティアフルドリームが威風堂々と前面進行。
③その他、パンスペルミア級10個機動艦隊が続々と進行。

●開拓連盟が大規模な経済改革を断行。中央政府との協議の上で今後の経済モデルを発布。
開拓連盟のムカンダ首相は、市場関係機関の行き過ぎた既得権益に関して、とうとう強硬な命令を発しました。ムカンダ首相は、市場機関の許容枠に関する諸制限を
一段と厳格化するよう指導しましたが、その概要は一部の独立企業にとって最も収益性の高い業務を徹底的に制限する内容となっており、ロマクト社との協力関係に
揺らぎが生じています。また、旧リゲイリア星間帝国の提案に基づき、市場経済の導入を強力に推進していたジェルビア大連合との政治的緊張も高まっている模様です。
しかし中央政府は、この件に関してムカンダ首相の改革案を全面的に支持すると表明しており、反ムカンダ派の示威行動を強力に牽制しました。

【ムカンダ首相が提唱する経済改革の概要。】
①資源市場を大幅に削減し、公正な人口の誘致に務める。
②新たな収入モデルとして、国営工場を建設し、増設する。

●メルバの紛争。未だ治まらず。
ブラムスティー警務部長は、作戦展開中の全ての治安部隊に対して一時後退を命じました。首都圏の各所で防衛を担うブルシェンドルーク近衛軍と、救国人道軍が
真っ向から睨みあっており、混沌とした状況が続いている模様です。召集議会では、公共安全執行部隊の出動も真剣に検討されているようです。

●アルソレイ広報部長がツォルマリア代表の解任案を提出。
星団会議場での代表の振る舞いについて、アルソレイ広報部長が怒りを露にしているようです。広報部長は代表のお粗末な対応が星団諸国との亀裂を招きかねないとして、
召集議会に解任案を提出しました。しかし当の代表は、「あれも立派な外交作戦です」と反論しており、中央政府内においても重厚な議論が続いている模様です。

●どうするカタ共和国。
ファルーフ外交部長は、カタ共和国を巡る一連の問題について、下記のように述べました。
「この問題が一日でも早く、適切に解決される事を切に願う」。

52ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/01/11(火) 12:43:50
●中央会議室

スパーーーーーーン!

防衛部長「も う が ま ん で き な いっ!」

外交部長「��(・д・ノ)ノビクッ」
最高議長「…どうしたの?w」

防衛部長「カタ共和国ですよ閣下。混沌を撒き散らしておいて放置プレェイしちゃうような連中には、おしおきが必要です。」
最高議長「へぇ。どうするの?w」
防衛部長「鉄拳制裁です。STミサイルという名のゲンコツを奴らの頭上に叩き込んでやりましょうぞ!」
外交部長「こらこらおっさん!無茶を言うんじゃないっ(笑)」
最高議長「…やった瞬間。今度はツォルマリアが目の敵にされるわねぇ。」

防衛部長「大丈夫だ!問題ない!奴らは盛大に孤立しているからして今がチャンスだ!」
最高議長「よろしい。では枢軸国にその旨通達してきなさい。」
防衛部長「え…いいの!?(゚ノ∀`゚)」
最高議長「貴方の船団が枢軸国に辿りつけたら…ね(ニヤリ)」

警務部長「…もうやだこのひとたち」

53ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/01/15(土) 18:24:08
●防衛部長が談話を発表。『同盟を分裂させているのはカタ共和国である。』
ニーレンベルギア枢軸国の懸念に対して、中央政府のグラハウド・グランドレイン防衛部長はツォルマリア標準時の15時、文明国内放送局、
公共ラジオ局、通信機構テレビ局を通して、「同盟を分裂させているのはカタ共和国である」というテーマの談話を発表しました。内容は下記の通り。

枢軸国の的外れな不快感に静かな怒りを感じるが、ここは辛抱強く堪える所なのだろう。少なくとも中央政府としてはそのようにしていくつもりだ。
カタ共和国の混沌としたテレビ番組を楽しみにしつつ、個人的な見解を発するにあたり、私はあらゆる報道機関を通じて、共和国政府の意気地なし達にも
一定の敬意を示そうではないか。

その上で、(カタ共和国の)番組の出席者が仰る新しい安全保障の構築とやらが一体何なのか?私は最大限の疑念を込めて見守ろうと思う。
三者会談をことごとく放置し、意図的に決裂させ、フィオーレの名誉を傷つけたままにしている中で、一体どんな面を下げて関係各国との良好な
外交関係を構築していくおつもりなのか?私は大いに興味を持っている。カタ共和国の今後の動きに期待しよう。

54ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/01/16(日) 12:18:35
●中央会議室

警務部長「あのさぁ…」

防衛部長「あぁん?」
警務部長「あぁん?じゃないよ!おっさん!」
防衛部長「あはぁぁぁぁんっ…グボォうっ」
警務部長「きもちわるいんだよ!…たくっ。みんなちょっとコレ見てよ。」

キュルキュルキュルキュル

>>カタ共和国の混沌としたテレビ番組を楽しみにしつつ、個人的な見解を発するにあたり、私はあらゆる報道機関を通じて、共和国政府の意気地なし達にも
一定の敬意を示そうではないか。むふぅ

外交部長「・・・」
広報部長「・・・」

警務部長「なんだかさぁ」

警務部長「キモイんだよっ!!」(グシャっ)

警務部長「区切るたびにポージングしおって!この政府の恥さらしめっ!」
広報部長「上半身裸だし。」
外交部長「…こ、これって現実?」
警務部長「残念ながら現実です。泣いていいですか?」

防衛部長「恥さらし…だと?意気地なしどもにこの俺のまっするパワーを見せ付けてやったのだ。これで奴らも大いに恐れをなしぶふぅっ!!」
警務部長「しんでください」
広報部長「しねばいいのに…」
外交部長「逝ってよし…」

55ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/02(水) 21:00:58
開拓連盟・ヴィガルダコロニー

反首相派のツォルマリア宇宙軍によって包囲されている。

オオオオオオオオオオオオオオ

ムカンダ首相「クッ…ハト派の臆病者どもめが!あくまでも参戦を阻止する気か!」
オペレーターA「敵陸戦隊の侵入を確認。防衛部隊が応戦中の模様。」
防衛大臣「…如何なされますか?」
ムカンダ首相「知れた事。我がヴィガルダ精鋭軍の恐ろしさを…とくと味わわせてくれるわ…」

総攻撃じゃい!!全隊迎え撃てぇぇぇぇぇ

連盟軍士官「主砲射撃よぉぉぉぉぉいッ!!」

てェェェェェェェェッ!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

_____________________________________________________________________________________________________________________________________________________________
場面は変わり、中央政府会議室

警務部長「という訳で、宇宙ではずいぶんとド派手な事になってますが、どうしましょう?」
最高議長「まったく次から次へと…」
防衛部長「うむ。もはや地位協定などというものは必要ないだろう。直接制御してやろうではないか。」
経済部長「うん。賛成。」
外交部長「…どうやって?」
防衛部長「気合だ。気合でねじ伏せろ。」
外交部長「ははは。こやつめ。」
防衛部長「あーはっはっはっは」
外交部長「いーひっひっひっひ」

防衛部長「はぁ…まぁ冗談はおいといて、策はある。ムカンダを始末すれば収まるだろうよ。」
外交部長「そうですかー。それではまかせました。じゃ!」

バタン!

防衛部長「…なんじゃいあの態度は。ヤキいれてやろうか!!」
広報部長「最近の緊張で相当疲れてるだろうしね。まぁ大目にみてあげて。」
経済部長「疲れてんのはみんな一緒じゃ。たくよぉ、いい年こいた部長があれじゃー示しつかんでなー」
広報部長「貴方達もね。」

最高議長「うーん…」
警務部長「…大丈夫ですか?」
最高議長「うん…」

午後19時。中央政府はムカンダ首相及び暴走宙域軍の征討令を発した。
これに対して九割弱の宇宙軍が支持を表明し、直ちに行動を開始。
ヴィガルダ・コロニーは即時占領され、ムカンダ首相は自決した。



外交部長「まだだ。まだ終わらんよ。」
警務部長「どうしたの?」
外交部長「救えなかったよ…何もかも。」
警務部長「・・・」
外交部長「なぁ教えてくれ。我々は自分に言い訳をしているだけなのか?本当にこれで正しかったのか?」
警務部長「知らないよそんな事…。私に聞かないでよ…」

56ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/11(金) 20:20:36
●ヴァラノルカの絶望を解禁。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。ニュースをお届けいたします。
ラッフィーア最高議長はメルバ標準時の15時。首都メルバにおいて記者会見を開き、質量兵器ヴァラノルカの修復と機動を行ったと表明しました。
近年の星団情勢の悪化を受けてやむなく解禁に踏み切ったとしていますが、国内平和団体の多くが猛烈に反発しており、紛争の苛烈化が懸念されて
います。しかし最高議長はこれに対し、「安心してください。星団社会においては大量破壊兵器など抑止力にすらなりません。」と冷徹な様子で
語っており、各界に波紋が広がっているようです。

●正式国旗の制定を巡り、議論が白熱化。
ツォルマリア文明の正式国旗の制定を巡り、召集議会において激しい論戦が繰り広げられているようです。特にラノーザ王国やフィンスパーニア王国、
インスニカ帝国や開拓連盟代表のこだわりが半端ではなく、時には取っ組み合いの大喧嘩にも発展し、多くの代表達が辟易としている模様です。開国以来、
まったく終結の兆しが見えない問題ですが、ラッフィーア最高議長は「気を長くして待つしかないでしょう」と述べています。ただし、余りにも長びく
ようなら、改めて一般公募をかける事になるだろうとも述べています。

●中央政府。国内反動勢力の駆逐に向けて大規模な殲滅作戦を開始。
中央政府はメルバ標準時の16時、首都メルバの全域を開放したと発表しました。その過程で反動勢力の本部が制圧されるなど、容赦のない掃討戦が繰り広げ
られています。また、首都圏の各所で築かれていた平和市民団体のバリケードも、公共安全執行部隊の装甲車両部隊によって正面から破壊され、多くの死傷者が
出ている模様です。そして更に、メルバの防衛を担うブルシェンドルーク近衛軍も治安の回復に向けて本格的な軍事行動を開始し、救国人道軍の本隊を壊滅させたと
報じています。ラッフィーア最高議長はこの事に関して、「もはや情け容赦は不要です。国家が強くあらねば滅びが待つのみ。」と声明しており、全ての指定反動
組織に対して投降するよう呼びかけました。

57ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/11(金) 20:21:16
●エスペリオ大佐が中央政府を評価。
指定反動勢力、統合革命軍のエスペリオ大佐が中央政府の姿勢を評価し、物議を醸し出しているようです。同大佐は、中央政府が国内反動勢力の駆逐に向けて重い腰
をあげた事に関して、高く評価しているとした上で、星団諸国に対してもその強さを以って望むべきではないだろうかと表明しています。また、召集議会においても
現実感に富んだ改革がなされていると概ね満足の意向を示し、「我々の国家的革命は成功しつつある」と述べました。しかし、これに対してブラムスティー警務部長は次の
通りに述べています。「反動勢力が如何に私達を評価しようとも、反動勢力であるという事実に変わりはありません。したがってエスペリオ大佐にはお亡くなりになって
頂きますし、それに付いて混沌を齎した者どもにも等しく死を与えましょう。…貴方方には二つの選択肢がございます。投降し、安楽死するか。もしくは私達に刃を向け、
華々しく散るか?或いは拘束され、ありとあらゆる苦痛を受けた上で死に至るかです」。なお、これに対してエスペリオ大佐は「望むところだ」と述べており、組織の
総力を以って玉砕すると表明しました。

●開拓連盟が憲兵機構の直接監視下に。
一連の不祥事によって混沌とした情勢が続いている開拓連盟ですが、憲兵軍の直接管理下に置かれる事が正式に決定したようです。なお、これは無期限の措置であり、
統一宇宙軍の運営はもとより開拓連盟議会においても管理官が常駐し、議決の正当性をその都度判断する事になりました。これに対して多くの開拓民が奴隷時代の
再来だと批難していますが、中央政府は「連盟国民を酷使するつもりはないし、管理といっても余程の事がない限りは横に付いているだけだ」としており、健全な
統治の実現に向けて理解を求めています。開拓民の約四割弱が反プラントだとの調査結果がでていますが、ムカンダ前首相はこれに関して過大に膨張し、悪質な
政治工作を行ったものとして断罪されています。第七機動艦隊のマート・バウチャー上級大将は、統一宇宙軍の総意として中央政府及び召集議会、並びに憲兵機構の
意向に従うと表明しており、また、関係機関の間でも特に大きな混乱も無く収束に向かうだろうと予測されています。

●文明通信機構発表。中央政府の報道管制に応じる意向を表明いたします。
文明国民の皆様にお伝えいたします。当通信機構はメルバ標準時の16時30分。中央政府との協議の結果、あらゆる報道管制に従う用意があると通達いたしました。
これは昨今の星団情勢を鑑みて、中央政府の外交努力を充分に考察した上での決定であり、諸外国に対する自由な報道が文明の安寧に悪影響を及ぼさないようにする
ための措置です。無論、言論の抑制を意味するものではございませんし、当通信機構が政府の圧力に屈するものでもなく、あくまでも自主的に応じる意向を示している
に過ぎません。我々はツォルマリア中央政府の今後に期待し、矛を収める旨を表明いたします。中央政府がまたも堕落したその時、我々は再び立ち上がり、その時こそ
ペンの力を突き付ける事でしょう。最後に。我らが議長であるリノス・アルソレイ広報部長の政治手腕にも「期待」し、終了とさせて頂きます。貴女を解任する日が
こない事を願って。

58ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/15(火) 00:14:18
●中央政府がニーレンベルギア枢軸国に直接軍事支援を要請。ラギルネ連邦大統領が「火の海」発言。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。ニュースをお届けいたします。メルバ標準時の20時頃、ファルーフ外交部長は記者会見を開き、
「ニーレンベルギア枢軸国による直接軍事支援が正式に決定された」と発表しました。ニーレンベルギア枢軸国対外惑星外交機関は政府の要請に対し、
「直ちに枢軸陸軍特別任務部隊を編成し派遣する」と回答しており、ツォルマリア文明国内における反動勢力の動揺が激しさを増している模様です。
また、バルネーザ問題を巡りツォルマリアと対立しているラギルネ連邦共和国政府も、相当な衝撃を受けていると声明しており、重大な警告を発しています。

ラギルネ連邦大統領「幣国はツォルマリア覇権主義のあらゆる軍事的脅威に対して徹底的に応戦し、全ての文明国を火の海と化す決意である。
我々はツォルマリア中央政府に対して共倒れの覚悟を表明するとともに、全戦力を投じきっての進軍を開始するであろう。我々はツォルマリア
文明統一機構に対して、心よりの慈悲を込めて警告する。これが最後だッ!!」(カメラに向かって発砲)

ラギルネ連邦政府は警告と同時に、連邦国内において大規模な核実験を断行しました。現在、両国間の軍事的緊張が極限にまで高まっています。
しかし中央政府はこれに対し、「当機構に対してその都度露骨な恫喝を繰り返すラギルネ連邦政府は、まもなく後悔する事になるだろう。我々の
迎撃システムを侮ってはならない。」と、極めて異例とも言える強い声明を発しており、枢軸軍を召喚する意思に変わりは無い事を改めて強調しました。

●救国人道軍がラギルネ連邦に直接軍事支援を要請。
えー、たった今、新たな情報が入りました。現在、壊滅状態に陥っている救国人道軍ですが、ベラメーラ総帥がラギルネ連邦政府に対して直接軍事支援を要請した
模様です。ラギルネ連邦政府は全面的に支持すると表明し、中央大陸における共同戦線の構築を宣言しました。これに対してジェルビア大連合の全軍が臨戦態勢に
移行し、帝政連合軍も大陸東部(ラギルネ本国)に向けて南下する用意があると声明しています。また、統一宇宙軍艦隊も全面降下を開始し、大陸東部(ラギルネ)
における制空権を完全に掌握したと発表しています。

●中央政府。枢軸、フィオーレ間のノルト紛争に関して中立の意思を表明。
中央政府は一連のノルト問題に関して、基本的に中立を貫く構えのようです。戦時において安全保障条約に基づく軍事的支援の要請を受けない限り、
一切介入するつもりはないと表明しました。現在、外交部はフィオーレ市との関係改善に向けてあらゆる努力を惜しまないとしており、枢軸国に対して
可能な限り冷静に対応するよう進言したとの情報もありますが、ファルーフ外交部長はこれに関して「コメントを差し控える」と回答しています。

59ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/18(金) 15:49:36
●中央会議室
8:00【粛清前日】
(通信職員が誤って流出した映像)

マカン「…以上をもちまして、ニーレンベルギア枢軸国との協議に関する中間報告とさせていただきます。」
外交部長「うむ。さすがニーレンベルギアだ。我々の立場と意図を正確に読み取ってらっしゃる。少し寒気がするけど…」
最高議長「私達はやるべき事は充分にやってきた。協議も、交渉も、何もかも。武力の行使も極力抑えてきた。だからあとは反発者次第。…そうでしょう?」
経済部長「何度も言うが、俺は反対だ。こんなもんは狂気以外の何物でもない。」
最高議長「…ええ、私は狂気を以って彼らを始末しますよ。ほら、この通り召集議会の 議 決 もある事ですしね。」
広報部長「経済部長殿。貴方も反動指定されるかもね。」
経済部長「チッ…開き直りやがって。大したタマだよアンタらは。」

警務部長「とりあえず報告事項として、メルバの掃討戦を完全に遂行しました。これより後は全ての反動分子を抹殺し、統一に向けて行動します。」
防衛部長「…ですってよ。ファイナルアンサー?」
最高議長「くどい。」
防衛部長「ははっ。本気ですな!」
経済部長「アンタが散々煽った結果だよ。えぇ?ユウシャさんよ。」
防衛部長「アァンッ?」
経済部長「・・・」
防衛部長「この野郎。そう言うおめぇは何だ?ラギルネと契約でも結んでんだろうが!」

最高議長「およしなさい防衛部長。グラウストラ殿が真に潔白であるなら、おのずと明らかになりましょう。」

防衛部長「しかしですねぇ閣下。見てくだされこのロマクト社の疑惑の数々を。経済部における搾取疑惑。通信機構における労働組合への焚き付け疑惑。
開拓連盟における経済改革の妨害疑惑。その他16545項目にも及ぶ不正疑惑。どれを取っても胡散臭い事この上ない。もういっその事、引導を渡して
やったほうが無難でしょうぞ?」

最高議長「おのずと明らかになる…と言いました。」
防衛部長「ここまできて明らかも何もないだろうに。しょーがねぇな…」
警務部長「今の我々にとって、疑わしきは全て黒なんですよ経済部長殿。行動には気をつけてくださいね。」
経済部長「…気分悪くなってきた。少し失礼するよ。」

外交部長「で、ラギルネの様子は?」
マカン「枢軸を下ろせば即座に宣戦布告し、進軍を開始するとの事です。」
外交部長「あっそ!私には連中のほうが狂ってるとしか思えないね!」
最高議長「これ以上彼らの被害妄想に付き合う必要はありません。」
警務部長「奴ら…色々もっともらしい事言ってるけどさ。結局ツォルマリアの土地が欲しいって事でそ?」
広報部長「どう考えても無理です。外交部は今まで本当に頑張ったと思う。」
外交部長「いやぁ…出来れば戦争は避けたいのだけどね。もうどうにもならんのですか…」
広報部長「どうにもなりません。すでに加盟国の大部分がその気になってます。もう止められません。」

防衛部長「だいたいだな、国内のヤンチャどもを潰して終わらすつもりだったんだろ?それを内政干渉されちゃあなぁ。」
警務部長「そう言う事ね。まぁ人道なんて嘘。最初からこうすべきだったわ。」
最高議長「まだ人道は潰えていませんが。」
警務部長「…ああ、すみません。(つい本音が…ね。)」
広報部長「しかし良い時代になったものねぇ。開国直後が嘘みたいだわ。」
外交部長「…本当に変わってしまったな。何もかも。」
マカン「それでは、枢軸国には前向きに対応してもよろしいのですね。」
外交部長「ああうん…。詳しい事は後ほど通達するから、待機しとくように。」
マカン「畏まりました。ところで前任の代表はどちらに?」
外交部長「ああ、彼ね。彼は惑星内向けの代表として動いてもらう事にしたよ。」

60ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/18(金) 15:50:37
●中央会議室
9;31【過去を振り返る】
(通信職員が誤って流出した映像)

外交部長「しかしあれだな。君もずいぶんと変わったもんだ。」
警務部長「それは褒め言葉だと受け取って良いのかな?」
外交部長「さぁてなぁ…。ギルナージャ人権法がどうだと騒いでた頃を思い出してね。君の平和主義はどこへやら。」
警務部長「あー…無邪気だったねあの時は。私さ、何も知らなかったんだ。恥を知れって言われてもおかしくないレベルだよ。」
外交部長「ま、私も人の事は言えんがね。ディクトラルダ殿には惨い事をしたよ。」
警務部長「ボーラムか…。さっさと死刑にしてやりたいけども。」
外交部長「またまた。今の君ならできるだろ。それこそ今からでもな。」
警務部長「…私は腐っても警察官ですから。ヤルなら諸々の情報を引き出した後でも…ね。」
外交部長「あの男が口を割るとは思えんがね。それに、例の新型改変種だから薬もなにも利きやしないって?あまりにも出来すぎだよなオイ。」
警務部長「割る気がないなら、割る気になるまで嬲り続けるまでだよ。」
外交部長「・・・」
警務部長「…なんてね。何が楽しくて大のオッサン相手に締め付けなきゃいけないんだよ。変わってよ。」
外交部長「御免被る。旧友を追い詰めて平気でいられるほど腐ってないからね私は。」
警務部長「…あのさ。人はそういうのを偽善者って言うんです。」
外交部長「ああうん…悪かったよ。もう何も言わないよ。」
警務部長「分かればよろしい。」
外交部長「まったく誰に似たんだか…。女王相手にこんな事言うのもアレだがね。私は親の顔が見たい。」
警務部長「…余計なお世話です。」
外交部長「ついでに言わせてもらうと、ラノーザ王庁の教育体制も盛大に疑うね。」
警務部長「おほほ…よく言われます。」
外交部長「この際とことん言わせてもらうが、正直ドン引きするんですけど。」
警務部長「へいへい。ガサツで悪うございましたね。」
外交部長「クックック…。実はどこぞの蛮族が入れ替わったとかなんじゃないの?」
警務部長「・・・」
外交部長「おじさんが躾けなおして差しあげようか?」
警務部長「…ねぇ。」
外交部長「なんだよ。」
警務部長「最近やたら突っかかってくるよね?貴様も粛清してやろうか!」
外交部長「ほらきた!いけませんねぇ。女王陛下ともあろう者がそんな事では…。お里が知れますよ?」
警務部長「こ、こんにゃろう…」

61ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/18(金) 15:51:16
●議長執務室
12:19【嵐の前の静けさ】
(通信職員が誤って流出した映像)

最高議長「はぁ…」
警備兵A「・・・」

防衛部長「ふんっ…ふんっ」

最高議長「・・・」
警備兵B「はぁ…」

防衛部長「むぅぅぅぅんッ!!」

最高議長「(チラ…)」
警備兵C「うぅっ…」

防衛部長「むふぅ。」

最高議長「(…イライラ)」
警備兵A「げ、げふんげふんっ!」

防衛部長「うほぉあ…」

最高議長「ねぇ貴方。」
防衛部長「ふぬっ何でしょうか最高議長閣下。」
最高議長「…暑苦しい。」

防衛部長「えっ?」
最高議長「許可するから…スポーツクラブにでもお出かけなさい。」
防衛部長「嫌です。」
警備兵B「何故っ!…ハッ!す、すみません。私とした事が、つい私語を。」
最高議長「いえ。いいのよ。気になって仕方がないものね。」

警備兵C「防衛部長殿。お願いですから出て行ってください…」
防衛部長「断る。鍛錬の過程を直々に魅せてこそ意義があるのだよ。」
最高議長「命令です。即刻立ち去りなさい。」
防衛部長「お こ と わ り し ま す。」
最高議長「・・・」

防衛部長「ふんっふんっふんっ」

警備兵A「・・・」
最高議長「…ねぇ貴方。彼をここから…」
警備兵A「・・・ッ!!か、勘弁してください。」
最高議長「…貴方は?」
警備兵B「ごめんなさい。無理です。」
最高議長「(…チラ)」
警備兵C「ひぃ…ッ!そんな殺生な!」
最高議長「・・・」

防衛部長「ほぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!むふぅぃ…」

警備兵A「く、くそっ」
最高議長「やむおえないわね…」

ピッピッピッピピッピ
トゥルルル トゥルルル

最高議長「内線○○番へ。公共安全管理局に通達します。ええ。そうよ。直ちに執務室へ。…ええ。部隊編成は任せます。いつもすまないわね。」
警備兵B「うん。それしかないよね…」

62???:2011/02/21(月) 16:56:31
●公開処刑
とある執行官のお話。

何処の世界でも言える事だが、自分の我を通すだけならば楽だろう。
市民団体を自称する彼らの多くが、「自分は法によって守られているのだ」と誤解している。
彼らの団体行動によって健全な物資の流れが阻害され、身動きの取れない数多くの中小企業が倒産している。
彼らの団体行動によって健全な救命活動が阻害され、ただただコストだけが無尽蔵に増大していくのだ。
彼らの団体行動によって健全な治安維持活動に支障をきたし、狂人達が我が物顔で威張り散らしている。

これが平時であるならば、拘束し、然るべき裁判を経て処断するのだろうが…。もはやそのような段階ではない。
政府の連中も本当は知っていたのだろう?こういう時はどうするべきなのか。人道派気取りに気を利かせた結果がこれだ。
…まぁ今更過去を嘆いても仕方が無いが。ともかく、仕事を始めるとしようか。

さて、いま我々に許しを乞うているこの女。罪状は「個人に対する中傷及び指定反動組織に対する煽動行為」。
尤も、中傷とは言っても取るに足らぬ内容だ。された側が流せば良いだけの話であって当局が介入するほどのものでもない。
煽動行為といっても、まぁ精々イケイケと煽っている程度のもので…。いちいち構うのも馬鹿らしい…が。
そんな事はどうでも良いんだ。この際、メンドウな連中は全て殺す。それがお上の方針であり、我々の仕事だ。

●粛清
とある兵士のお話。

今は…

そうだな。もうそんな時代ではない。
えーと…どこの国の言葉だったかな?

「因果応報」

…だからさ、今から良い子になっても遅いんだよ?
警官に対する暴行及び殺人、並びに強姦致死。我々は絶対に許さないよ?

今、我々は自称平和市民団体の立て篭もるビルをクリアしている真っ最中だ。
催涙弾なんて生易しいものではない。一室一室回ってさ、盛大に焼き払っている所だよッ!!
これは現実なのか夢なのか?散々人道を叩き込まれた一兵士としては、気分爽快になるよな。
室内の奥から断末魔が聞こえてくるよ。「止めてくれ!」…ですって。嗚呼、実に愉快だ。

…だからさ、今から良い子になっても遅いんですよ。
ごめんなさい。反省しますじゃ済まされないんですよ。

…ダメですよ。

そんな素人が銃口を向けたってさ、残念ながら我々には通用しないんですよ。

何故庇護される側に回らなかったんだ。

63ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/22(火) 18:00:25
●VR市長声明。「もうたくさんだッ!!」。
提供・ラノーザ王国通信連盟

前略

我が愛しき街を襲った統合革命軍の恐怖は一体何だったのだろうか?今となっては、もはや何もかもが霞んで見える。
いまこの時、王国全土の恐怖は枢軸軍の参戦によって絶望へと塗り潰されつつあるのだろうか。一体誰がこの
ような状況を望んでいたのか?我々は文明機構と枢軸国に対して問わずにはいられない。我々は、メルバの
粛清をも超える未曾有の絶望に直面した。我々は全ての文明国に向けて、枢軸軍と文明軍が行った狂気の是非を
問わずにはいられない。そして、このような事態をなおも静観している王国軍の諸君にも問わねばならない。
イフランス大統領にも!召集議会にも!そして中央政府にもッ!!誰がこのような惨劇を望んだのかッ!?

※回覧注意
【市長が抱えている少女の遺体の図。】
【全裸で吊るされている黒焦げた女の図。】
【公道における夥しい量の死体の図。】
【革命軍民兵の首を掲げ、一服しながら悦に浸る文明軍兵士の図】
【革命軍民兵の首でサッカーに興じる枢軸軍兵士の図】
【血塗れの文明軍兵士と枢軸軍兵士が肩を組み、ピースしている図】

後略

●VR市における枢軸文明両軍の規模

枢軸軍 約10万人。
文明軍 約1万5千人。

●首都ギルナージャにおけるラノーザ王国軍の規模

王国首都防衛軍 約21万人。

●ラノーザ王国全土における統合革命軍の規模

約49万人(推定)
その内の約七割が現地で採用された民兵であり、反イフランス政権を掲げる成金どもの関与も疑われているが…。
ラノリア・ブラムスティー警務総括部長はこれらの疑惑に関して、証拠を掴み次第速やかに抹殺していく方針だと述べている。
現状、統合革命軍は王国南部に向けて一斉に後退したらしく、エスペリオ大佐も下記の図によって健在である事が確認されている。
現在、後退途上の市町村においては大規模な焦土作戦が行われているため、早急な鎮圧が望まれるだろう。

※回覧要注意
【枢軸軍捕虜の頭に釘を刺して狂喜しているエスペリオ大佐の図】
【CR市郊外にて枢軸軍の捕虜が貼り付けにされ、火炙りにされている図】
【屈強な革命軍民兵が枢軸軍捕虜の首を切り落とし、その血を自らの顔や体に塗りたくっている図】

なお、エスペリオ大佐は「中央政府の凶行を高く評価する」と声明しており、「平和ボケした全ての市民に対して地獄を見せるべき」だと述べている。
また、枢軸軍に対しても「我々の期待を裏切らない貴国の凶行に深い感謝を表明し、最大限の礼儀を以ってそれに報いる所存だ」とも述べている。

●中央政府。枢軸軍の行動に関して「問題ない」との認識を示す。
提供・ツォルマリア文明通信機構

おはようございます。こんにちは。こんばんは。ニュースをお届けいたします。
VR市で起きた一連の大規模な浄化事件に関して、ファルーフ外交部長は記者会見を開き、改めて問題ないとの認識を示しました。
VR市はかねてより反動分子が集結する事実上の無政府地帯であるとしており、殺害された当該市民の人権については予め剥奪
されていると強調しています。また、政府によるVR市からの避難に関する全面支援にも関わらず、かの地に留まった市民の自己責任
であると強調しており、指定反動地帯に自ら足を運んだ他市民についても同様だと述べています。中央政府は、反動勢力の駆逐に
関して、やむおえない措置との認識を明確に示しています。これに対して、召集議会の一部では波紋が広がっていますが、
代表の多くが政府に同調する旨を表明しており、枢軸国との外交問題に発展する可能性は今のところ低いと分析されています。
なお、中央政府はVR市長の声明についても怒りを露にしており、「反動勢力を支援」してきた愚か者だと断じています。

64ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/24(木) 16:59:01
●緊急速報!自由報道部が通信機構からの脱退を宣言。独立報道連合が即日発足

メルバ標準時の12時、通信機構の構成機関の一つである自由報道部が突如離反し、独立報道連合の発足を宣言した。
独立報道連合は中央政府の報道規制に従う事に関して異を唱えており、リノス・アルソレイ議長(広報総括部長)が
率いる通信評議会と激しく対立している模様だ。中央政府はこの件に関してあらゆる措置を検討していると発表したが、
文明憲章で定められている報道各法に反する可能性があるため、召集議会の議決を得る事は非常に難しいものと分析
されている。なお、通信労働組合はこの件に関して、「彼らの抗議活動を阻止する事は非常に難しい」との見解を示している。

65ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/25(金) 21:47:26
●中央会議室

マカン「えー、次に、傭兵国の問題に関する中間報告でございますが、

警務部長「ブー○族ですって…」
外交部長「モ○ー族…だと。」
警務部長「見てよ。この重厚なダ○ィクールの顔!経済部長殿もびっくりの御尊顔だね!」
外交部長「いやいや、外務大臣殿の御尊顔もなかなかどうして…」
広報部長「というかこの人。どうみてもアノお方の顔だよね。」
外交部長「私はスルーしたい…」

マカン「…政府といたしましてはこれを静観すべきか、あるいは何らかの声明を発する必要が

最高議長「やる実○って…(笑)」
経済部長「うん。こやつ(⇒将○軍)はだめだな。風貌からして終わっとる。」
防衛部長「神様なんかどうみても遊び人じゃねーか!」
経済部長「野党の面々もひっでーな…。なんじゃこりゃ。」

マカン「…しかるに、ツォルマリア文明中央政府としてのご判断を仰ぎたく存じ

警務部長「…なにこれ。レ○パーが主席やってんの!?…信じられない。」
外交部長「というか、仮にこの種族と人類種の交配が可能であったとして、どうしてこの外見になるのか?」
広報部長「そんな事よりさ…マ○ス○ゴミしねですって。通信機構の敵だよね。」
警務部長「こんなのうそっぱちにきまってる!やっぱりあやしいよ!」

マカン「…あの?皆さん?きいてます?」

最高議長「結論は無視で。」
経済部長「うむ。こんなものは沈黙すべきだな。」
広報部長「そうね。私もスルーに賛成します。」
防衛部長「神は言っている。今は不干渉であるべきだと。」
外交部長「…と、言う事だマカン君。文明政府は静観する事にしたよ。」
最高議長「必要に迫られない限り…ね。」

マカン「・・・」

66ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/26(土) 11:35:14
●傭兵戦争に関する中央政府見解

1、文明機構は本件に関して、今現在は静観する方針である。
2、同盟国の存続が脅かされた場合において、要請あらば参戦する。
3、同盟国の状況に応じて即時参戦する可能性も否定しない。
4、当機構の安寧と利益が脅かされた場合、即時参戦する。
5、プラントとの不可侵よりも、同盟国の「主権の存続」を優先せざるおえない。
6、万が一の事態に備え、戦時体制への移行を宣言する。

以上。

67ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/26(土) 22:11:41
●中央会議室
【ニューソク関連】

最高議長「…あれ?様子見てから国交と仰いませんでした?」
外交部長「そうですね。でももういいでしょ。結んじゃいましょう。」
警務部長「外交部長。そんな外交で大丈夫か?」
外交部長「大丈夫だ。問題ない。」
防衛部長「神は言っている。今すぐ締結すべきだと。」
広報部長「議会の代表達も、彼らの素晴らしい国家情報を見て大絶賛しております。是正派はあっけなく粉砕されました。」

外交部長「それにしても…見れば見るほどあなどれん国だ。」
警務部長「これ見てください。ニューソク義勇軍のデータですが。」
防衛部長「うむ。情報によると聖域の守り手らしいな。ジタクケイビのプロとも称されているのだとか。」
経済部長「我が社の調査によると、封印されし者どもの巣窟らしい。能力のほどは不明だが。」
警務部長「そ、それってひきこも…」
広報部長「封印されるほど驚異的なのね…」
警務部長「・・・」

外交部長「これは聞いた話なんだが、なんでも時間すら超越してるとかなんとか。」
警務部長「いや、それは単に時間の感覚が…」
経済部長「(ぶわっ)素晴らじい!感動ぢだ!」
警務部長「・・・」

警務部長「いや、人の話を…モゴモゴっ」
外交部長「…言うな。しぬぞ。」
防衛部長「おい。新しい情報だ。義勇軍の構成員には第三の目ギ○スが備わっているらしいぞ。」
警務部長「それってジャキガ…ゴフッ」
防衛部長「言うなと言うとろうが。」
広報部長「困りましたねぇ…。もうすでに急所を握られているようなものじゃないですか?」
外交部長「議長閣下。これはもう締結しかありませんね。我々は完全に外交的に敗北しました。」

最高議長「そうね…。悔しいけど認めざるおえないわ。」
警務部長「何がだよ。みんなおかしいぞ…ムモゴゴっ!」
防衛部長「あれ…なんかおじさんとってもきもちよくなってきたぞ。」
警務部長「むごーっ!むごごーっ!(離せ!この野郎!)」
広報部長「それでは、こっこうのていけつをおこなうほうしんでいきましょう。」
経済部長「うむ。これにはんたいするものははんぎゃくしゃである。」

外交部長「…と、言う事だマカン君。せっかくだから我々は彼らと国交を結ぶ事にしたよ。」
マカン「・・・」

68ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/02/27(日) 08:59:31
●傭兵戦争に関する政府見解2

なんとあっけないものだろうか。傭兵国の目覚めはもう起こりえない。確定した。
同国が崩壊した以上、我々はコロニー連合の惑星権取得を支持する事になるだろう。
同国の人類を保護する事は、将来的見地から鑑みて当機構の利益であり、損をする事
はなきものと見ている。我々は我々の安寧のために、反人類的な要素を極力除いていく
必要があるのだ。なお、今後の関係国の反応によっては支持を撤回する可能性もある
事を予め補足する。

69ハブルル・マカン特命全権大使 ◆16UszMVNb2:2011/02/28(月) 10:27:38
●ツォルマリア国内の戦力事情(簡易版)
※文明加盟国の大部分が選抜徴兵制を採用している。

【対ラギルネ連邦戦力】
約500万弱(枢軸軍含む)

【開拓連盟監視戦力】
約500万弱

【ロマクト社監視戦力】
200万強

【地下プラント開拓戦力】
約800万強(監察軍含む)
(地下プラント軍は除く。)

【統一宇宙軍陸戦部隊】
機密事項

【その他の戦力】
約180万弱

70ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/15(火) 17:56:14
●外交部長執務室

・・・ ・・・ ・・・

ファルーフ外交部長「ふぁぁ〜あ…」
ブラムスティー警務部長「・・・」

外交部長「んー。」

・・・ ・・・

警務部長「ねぇ。」
外交部長「ん?」
警務部長「…平和だね。」
外交部長「ああ。今はな。」
警務部長「うん…」

・・・ ・・・ ・・・

警務部長「ねぇ。」
外交部長「ん?」
警務部長「国の改革…ほんとにやるんだね。新政府の発足とか。独立政党の立ち上げとか。」
外交部長「うむ。それが上手く行けば…また一歩安寧に近づくんだな。政党はまだ分からんが。」
警務部長「いやさ、なんだか…急展開なんですよ。どうしてそうなった。」
外交部長「創造主がやりたいと思ったからやるらしい。」

・・・

警務部長「…は?」
外交部長「あー…スマン。なんか口が勝手に動いた。」
警務部長「・・・(勝手に動いたってなんだよ。変人?)」

・・・ ・・・ ・・・

警務部長「ねぇ。」
外交部長「ん?」
警務部長「リシドが…鎖国したんですって。」
外交部長「ふぇ…」
警務部長「…?」
外交部長「ふぇ…ふぇ…」
警務部長「!?」

外交部長「ぶぇえぇっくしょぃいぃいぃぃぃッ!!」

警務部長「!!!!!」

外交部長「ぶふぃぃ…」
警務部長「・・・」
外交部長「あ、ああ、そのようだね。」

警務部長「…ねぇ。」
外交部長「ん?」
警務部長「唾…かかったんですけど。」
外交部長「え?リシドに唾?…君は怖いもの知らずだね。」
警務部長「・・・(ぷっころしてやろーか)」

71ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/15(火) 20:41:21
●通信機構発表
諸事情につき、諸外国に関する報道規制を一部解除いたします。

●プラネットリシドが鎖国。反応様々。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。ニュースをお届けします。
メルバ標準時の18時頃、アルソレイ広報部長はプラネットリシドの突然の鎖国に関して、「大変驚いている」との声明を発しました。
同国とは、旧カタ共和国の問題を発端として関係が冷え込んでいましたが、今回の鎖国については大変残念であると述べています。
また、ラッフィーア最高議長は、同国が再び開国する時が来れば、その時こそ和解に向けて努力を行いたいと述べました。

★メルバ市民の反応

16歳男性(公共開拓団勤務。学生)
「いやぁ…僕は正直ほっとしてるんですよ。本当に怖かった。」

22歳女性(農業プラント勤務。学生)
「うん。だってあいつら危ないし…。政府はもう二度と関わらないで欲しいわ。」

30歳男性(買い物中のニート。)
「害虫めが。一生引きこもってろ!!」(←人道法に引っかかり、この後逮捕された。)

33歳女性(デパート勤務。社員)
「うんー。なんとも言えませんけど…後味は悪いですよね。」

45歳男性(会社勤務。営業マン)
「ほほぉう…本当に鎖国したと。いきなりどうしたんだろうねぇ?」

47歳女性(工業プラント勤務。作業員)
「…別に?どうもしませんが。」

50歳男性(貿易会社経営。代表取締役。)
「まぁその…政治的な事情はどうあれ取引は再開したかったですね。いやー残念だ。」

54歳女性(医療センター勤務。ナース)
「そうねぇ。まるで糸が切れたみたいよね…。」

60歳男性(フリーライター)
「あれだけ脅威に感じていたのに、いざいなくなると胸にぽっかり穴が開いたようです。この感覚はなんなのでしょうな。」

72ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/17(木) 11:54:00
●中央会議室

★出席者
ナスーラ・ムル=ラッフィーア文明最高評議会議長
ナミール・シャムス・ファルーフ外交総括部長
リノス・アルソレイ広報総括部長
グラハウド・グランドレイン防衛総括部長
ロンディー・グラウストラ経済総括部長

経済部長「…で、どうすんじゃこれ?」
外交部長「さぁ…どうしよう。」

警務部長「どうしたの?」
外交部長「ああうん…」
経済部長「マーセナリ社の機関警備員がな…」
警務部長「…え。」
経済部長「この五千人余りの人員をどうしろと?」
警務部長「うわぁ…。間に合わなかったの?最低…」
広報部長「帰ろうとしたけど、宇宙怪獣に襲われて航行できなかったんですって。」
防衛部長「ついでに、護衛のフィオーレ艦隊が少々な。往生しとる。」
警務部長「うほっ…」
最高議長「残りの一万人は無事に帰還できたらしいけどね。」
経済部長「…うちの会社でやとったろか。」
警務部長「いやいや、アンタんとこ監視中だから…。」

最高議長「困ったわね…。今その方達はどうしてるの?」
広報部長「とりあえず通信機構が保護してますが…此方で採用しようかしら?」
経済部長「なにぃ…っ!?」
最高議長「無理ですね。…ほら。経済部長から殺気が。」
防衛部長「ふむ。ならば、防衛総括本部の警備として迎え入れようではないか。」

経済部長&警務部長「!?」

広報部長「・・・」
防衛部長「そ、そんな睨む事ないだろ…」
最高議長「却下します。取り残された者達とは言え、他国の組織ですから。」
外交部長「じゃあみんなでわけあおう!分割して配属すればよろしい!」

・・・

外交部長「…なんてね。ハハハ。そんな怖い顔しなさんな。」

経済部長「ま、しょーもないノリは置いといてだな。真面目に考えようぜ。」
広報部長「国家公務員として雇うのが無難かしら。警備区域は今まで通りで。」
最高議長「税金ドロボーってね。国民が煩いわよ。」
警務部長「治安が回復したら警務部だけでも間に合うし…。」
経済部長「だいたいだ…あいつらプライド高いだろ?扱いづらいでな…」
外交部長「うーん。」
広報部長「…なら、地下プラントは?」
防衛部長「いや待て。ファルローンはどうだ!?」

!!!

警務部長「うおっそれいいね!」
広報部長「名案ね。事務総長に取り次ぎましょう。」
経済部長「いやいや!ちょっとまてちょっとまて!」
警務部長「なんだよっ!!ちゃちゃいれんなよ!」
経済部長「うるせぇや!そんな事したら地下プラントがやいやい言うぞ!絶対!」
最高議長「…本国の方もね。」
防衛部長「大丈夫なんでねぇの?あいつら最近寝てるみたいだし。問題なかろう。」
外交部長「いやぁ…下手をすれば外交問題になるんじゃないかなぁ。」
最高議長「…仕方ないわね。この件は一旦保留で。後程対応策を考えましょう。」

73ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/18(金) 18:42:10
【「末期的な時代の到来だ。」外交部長が談話を発表。】
大国が相次いで滅亡していく近年の情勢に関して、ファルーフ外交部長は「危機的な情勢」だとする談話を発表した。

外交部長「我が文明が開国してから、ここ数年(ツォルマリア基準時)の間に、実に多くの国が滅びました。銀河帝国…星間帝国…カタ…
ノルトラント…レブラカーン…セントポーリア…傭兵国…。リシドは殻に閉じこもり、あの強大なフィオーレでさえも…この星団に絶望して
去ってしまいました。多くの国が…書物の中の内容と化してしまった。そして今、我々が保護下に治めようとしているアレストフィリアも
そうです。敵も味方も…数多くの文明が姿を消してしまいました。…なんとも無情な話ですね。さて、惑星内においては未だ紛争の火種が
尽きないものの、少なくとも外敵に脅かされる心配はなくなりました。しかしながら、私は未だかつて無いほどの危機を感じております。」

中略

外交部長「…さて、我々中央政府一同は、数多くの無様を晒しながらもこの文明国家を守り抜いてまいりました。それはこれからも何ら変わり
無く継続されていく事でしょう。しかし皆さん…考えて見てください。ここで足を止めるべきか否か?この停滞期にうつつを抜かして良いものか?
確かに我々は…外敵に脅かされる事のない…そういった平和を求めて邁進してきました。しかしその結果はどうでしょうか。友好国も敵対国も、
何も無い…実に空虚な世界です。今、この瞬間ですよ。力を持て余しているとか、血に飢えているとかそういう次元の話ではありません。激動
なき世界は緩やかな滅びの始まりなんです。愚かな事に、我々は今の段階でそれに気づいてしまった…。いや、再認識させられたと言うべきか。
皆さん想像して見て下さい。退屈で空虚で、何ら生に意味を見出せない。そんな時代の風潮に染まり切った国家に、本当の安寧が訪れましたか?
…応えはNOです。」

中略

外交部長「私が何を言いたいのか、全く分からないと仰る方も多い事でしょう。一体何を問題にしているのだと?…私を罵る声が聞こえてくるようです。
そうじゃないんです。私は…この安定なき仮初の状態を問題視しているのです。反動分子の駆逐は順調に進んでいます。ラギルネ連邦との和解交渉も
恐らく成功する事でしょう。国家体制の改革も、時間はかかるでしょうが成し遂げられるものと信じています。しかし、その先に何があるのでしょうか?
…何もありません。空虚で退屈な日常が在るだけです。退屈な人間社会は堕落への第一歩です。これは歴史が証明しています。我々が求めるべきは虚飾に
満ちた平和などではなく、流動的で揺るぎのない安定ではないでしょうか。今、我々は流動的であるために何をなすべきか?まさに今、それを考える段階
にあるのではないでしょうか。」

後略

74ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/20(日) 00:17:15
【エレウテリア艦隊の革命的自殺行為に不快感を表明】
中央政府はメルバ標準時の16時、同艦隊において行われている事実上の政策放棄に対して、重大な疑念を抱いているとの発表を行いました。
ラッフィーア最高議長は、本件に関してしばらく様子を見ると述べていますが、最悪の場合にはレッダス国民の保護を行うべく武力行使に
踏み切る事も視野にいれていると述べています。なお、レッダス連邦内おいては、エレウテリア主導の革命に準じる艦隊派閥と、自由主義的な
改革路線を掲げる労働者との間で衝突が頻発しており、治安が著しく悪化している模様です。ツォルマリア中央政府は、自由主義革命政府の
要請を受け、救済を検討するとの返答を行いました。また、解放後の惑星管理権については、セント・ヴィアンズ・コロニー連合政府の元に
移管されるべきものとして認識しているとの回答を行っており、エレウテリア艦隊及び各国の反応を充分に伺った上で行動を決するとしています。

【フレンチカ連邦の放置政策に対する疑念を表明】
メルバ標準時の17時、エレウテリア艦隊に関する会見直後において、最高議長はフレンチカ連邦に対しても一定の疑念を抱いているとの発表を
行いました。「進出したばかりの段階で放置するなら、星団社会に出てこなくても良いのでは」と述べており、このような怠慢を許す事は社会の
停滞と堕落を招く要因のひとつにもなりえるとして、武力行使を含むあらゆる措置を検討しているとの見解を示しています。しかし、文明国内に
おいては、そのような政府の姿勢に対して疑問の声も数多くあがっているため、介入すべきかどうかは今後の協議によって決するとしています。
また、フレンチカ連邦政府が機能し、尚且つ統治の意欲が確認されたならば、直ちに圧力行動を差し控えるとの見解を示しました。ラッフィーア
最高議長は、「怠け者の集団に宙域の一部を占拠される有様では、当機構の今後の経済活動に支障をきたしかねない」とも述べています。

【政府の能動的介入行為に対して、ラノーザ王国大統領が反対を表明。最高議長が反論。】
同日、ラノーザ王国のイフランス大統領は記者会見を開き、中央政府の強権的な外交姿勢を強く批難すると表明しました。同大統領は、先のオーシア
問題における苦汁を忘れるなと、極めて強い口調で反対の意を示しており、ツォルマリアの外交に因縁の実例を作ってはならないと述べています。
これに対してラッフィーア最高議長は直ちに反論し、イフランス大統領の見解こそが停滞を齎す大きな要因だと強く批難しました。最高議長は、先の
オーシア問題におけるフィオーレ側のそれと当文明の姿勢には明確な違いがあるとしています。まず一点、相手国の出方を充分に伺った上での行動指針
である事。第二に、相手国に完全な選択の自由を与えている事。第三に、相手国が健全に反応するのであれば、何ら要求するものはないと述べました。
また、強引な干渉行為ではあるが、あくまでも流動的な星団社会の確立を目指すものであり、単なる侵略行為とは全く次元が異なる話だと述べています。
また、流動的な星団社会を目指す上で、必ずしも戦乱に満ちた世界を望んでいる訳ではないとも補足しました。しかし、停滞して滅び行く世界である
ならば…(通信遮断)

75ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/22(火) 14:07:18
●自由主義革命政府。ブルーネ国の侵攻に徹底抗戦の構えか?
レッダス連邦。自由主義革命政府はブルーネ国の突然の宣戦布告に対し、重大な衝撃を受けていると発表しました。
現在、同連邦内においてはエレウテリア主導の旧革命政権に対する全面改革が進行していますが、その機に乗じた
あからさまな征服行為であると明確に批難しています。ツォルマリア文明中央政府は、この事について「慎重に対応
しなければならない」と述べていますが、自由主義革命政府の強い要請もあり、軍事介入の可能性が極めて高いものと
推察されています。

●カイバー条約本部移設問題。CVCUBAに不快感。
召集議会では、今回のCVCUBAの報道に対して強い不快感が蔓延している模様です。
これについて、ファルーフ外交部長は次の通りに述べました。

外交部長「本件に関しては、あくまでも外交頻度を基準にして遊星王国を推薦しただけの話であって、ヘバステシアン王国に対して何ら物申すものではございません。
ヘバステシアン王国が本部の設置を行いたいと申すのならば、それに従うのみであり何ら問題はないはずです。このような些細な事案を問題になされて、私どもといたし
ましては非常に困惑している所なのですが…。」

●血盟保護問題。強硬派と穏健派の対立が苛烈化。
今回の旧血盟領域の保護を巡り、CVCUとの対立が深刻化している模様です。召集議会では、この機会に強い
ツォルマリアを確率すべきだとする強硬派国家と、これまで通りの安寧路線を支持する穏健派国家との間で
対立が激化しており、予断の許さない状況が続いています。

●フレンチカ連邦問題。放置の方針。
中央政府は、フレンチカ連邦の政策放置行為に対して、今回は沈黙を維持する事に決定したと表明しました。

コメンテーター「うん。彼らの反応を期待してましたけれども、もう良いんじゃないですか?
どうせ滅亡間近ですし、我々の経済活動の妨げにならぬよう対処すれば良いことですしねぇ。
…開国して早々に衰退する。こいつぁとんだお笑い草ですな!HAHAHAHAHA」

なお、この問題発言を行ったコメンテーターは、統一人道法違反に問われ逮捕された模様です。
タルーバ憲兵長官はこれについて、「コメントの内容自体はともかく、最後の一言が余計だ」として、
怒りを露にしています。また、中央政府に対しても発言には十分に気をつけるよう警告を発したと
述べました。

76ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/03/28(月) 23:28:44
●ヒンケル総統。文明機構との連合を支持すると表明。
CVCUより、惑星カラードの保護権が委譲された事を受け、ツォルマリア文明機構はブルーネ国に軍を派遣した。
同国では、CVCUから突如支援体制の打ち切りを告げられた事に対して動揺が広がっているが、ヒンケル総統は
「文明機構がその埋め合わせをすれば良い」と述べており、柔軟に対応していく旨を表明している。

●文明機構。革命レッダスの掃討を宣言。
メルバ標準時の18時頃。レッダス連邦の自由主義革命政府は、全国一斉解放に向けて行動を開始すると表明した。
同国内においては、政府軍と革命レッダス軍との間で戦闘が続いているが、文明軍の越境によって間もなく平定され
るだろう。文明中央政府は全ての艦隊派閥を反動指定し、徹底的に粉砕していく旨を表明した。なお、投降した者の
扱いに関しては保護規定を適用し、所定の手続きを経て解放すると述べている。

●文明中央政府。資本主義レジスタンスの身分を保証すると表明。
レッダスの保護権が正式に文明機構の手に委ねられた事によって、レジスタンス兵士の亡命が相次いでいるという。
ブルーネ国の侵攻を招いた事に関して、責任を追及されるのではないかと恐れているらしい。なんとも間の抜けた話だが、
文明中央政府は責任を問うつもりも粛清する気も微塵もないと明言しており、自由政府に属している以上は正規の組織
として扱うと表明している。同レジスタンスについては様々な疑惑があるが、おそらく穏便に処理される事だろう。

77ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/03(日) 20:35:32
●外交部長執務室

外交部長「遊星王国の状況はどうなっとる。」
マカン「見ての通りです。その書類に書かれている事が全てです。」
外交部長「ふむ。支援の提案はしたかね?」
マカン「書類見てよ…」ボソッ
外交部長「え?何て?」
マカン「あ、いえ…滞りなく済ませております。後は彼ら次第です。」
外交部長「…クオン陛下の安否は??」
マカン「そこに書かれていないと言う事は、不明だと言う事です。」
外交部長「ソウデスカ。確認してこい。」
マカン「ハイ。」

・・・

外交部長「さて、カイバー条約の状況に関してどう思うね?」
広報部長「半ば瓦解しているのではないかと思われます。」
外交部長「うん。私もそう思うよ。」
広報部長「本部設置の件…いいんですか?」
外交部長「放置する訳にもいかんだろう…」
広報部長「そりゃそうなんだけども…」

78ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/03(日) 22:53:16
外交部長「オーシアは相変わらず平和そうだな。」
広報部長「そうね…。」
外交部長「そろそろ軍事力の増強を促さんとな。」
広報部長「うん。」

中略

外交部長「枢軸国も特に何も無し…か。」
経済部長「適当に話でも振るか?」
外交部長「うーん。」
防衛部長「ふむ。メンドウな話でも振ってやろうか。」
経済部長「ねぇよ。このバカ。」

外交部長「グモルティーネは…」
広報部長「怪獣に襲われているようです。」
防衛部長「なに、彼らなら大丈夫だろう。衛星砲でちょちょいのちょいだ。」
外交部長「…うむ。我々が動くまでもないな。」

外交部長「ズェムリアも行政改革を行っているようだな。」
広報部長「そのようですね。当方とは違って丁寧に行われているようですが?」
外交部長「向こうは完全に統一されているからな…。こっちはそうもいかん。」
防衛部長「まぁゆっくりやりゃいいんでねぇの。どうせ何処の国も気にしとらん。」
外交部長「違いない。」
経済部長「アンタら…そんなんで大丈夫か?」
防衛部長「大丈夫だ。問題ない。」

中略

外交部長「偽神条約連盟もお変わりないと…」
広報部長「うん。」

外交部長「フリート・ドールズは…」
広報部長「詳しい事は分かりませんが…。若干の混乱が続いているようですね。」
警務部長「復興もままならないのかしら。」
外交部長「要注視…だな。」

79ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/05(火) 15:09:49
外交職員A「失礼します…ニューソク国より反乱軍の討伐依頼がきておりますが。」
外交部長「既に応じている。戦時体制への移行を確認次第、鎮圧予定だ。」
外交職員A「そうですか…。それにしても、張り合いのない反乱軍ですね。」
外交部長「反乱軍がバカだってことさ。主席への反乱=VS文明軍の図式を理解していないらしい。」
外交職員A「まったくその通りです。今の我々に歯向かえる組織など皆無皆無!!」
外交部長「もういっその事…世界征服でも始めてやろうか…?上から順にな!!」
外交職員A「そうですね!!今ならなにやっても許されそうな気がします!!」
外交部長「クックック…。」

外交職員A「HAHAHAHA…ギャーーー」ドシュッ
警務部長「赤いのいっぱいでた。わぁい。」

外交部長「はぁー…空しい…な。」
警務部長「職員からかっちゃだめよ。」
外交部長「うん。」

80ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/10(日) 11:02:33
●止まらない鎖国の嵐。星団活性化は極めて困難か。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。ニュースの時間です。
文明中央政府はメルバ標準時の11時、ニーレンベルギア枢軸国の円満引退について極めて重大な衝撃を受けているとの発表を行いました。
枢軸国に一体何が起こったのか?その情勢については様々な憶測がありますが、外交総括部はこの件に関して、「枢軸国の感情に配慮して当分非公開にする」
と述べています。これに対して帝政連合を始めとする多くの諸国が情報の公開を求めていますが、中央政府は「文明の安寧に関わる事ではない」として
沈黙への理解を示すよう強調しました。現在召集議会は二派に分かれての対立状態が続いており、事態の収拾には今しばらくの時間を要するものと見られています。

●国内動乱。収拾の見通し。
召集議会では混沌とした状況が続いていますが、中央政府は国内のあらゆる動乱に関してまもなく平定されるだろうとの見解を示しました。
文明各地での掃討戦は順調に進み、ラノーザ王国を始めとする各国情勢の安定化が期待されています。また、ロマクト社を巡る一連の不正疑惑に
関しても事実上証拠不十分の扱いとし、同社との関係改善に向けて協議を行っていくとの発表も行いました。なお、星団諸国に対する情報の公開が
不十分であるとの指摘に関して、「問われれば対応するし、そうでなければその必要ももはやないだろう」と回答しています。

81ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/13(水) 11:44:15
週刊メルバで掲載されたリュドヴィック・オーリク氏(元ツォルマリア広報官)の談話の一部

【No.005 人道主義の終焉】

●停滞か流動か。新しき開幕か。或いはまたもや興ざめか。
あらゆる時が停滞している今日この頃。久方ぶりの「強い国家」の開国に、文明国民の多くが警戒感を強めているようだ。
その一方で、「時の流れ」と「退屈な日常からの脱却」を期待する者の間ではやはりというべきか歓喜の声があがっている。実に愚かなものだ。
私はここで今一度文明機構の外交史を振り返ってみたい。文明機構は開国当初からオーシア問題が収束するに至るまで、人道主義を掲げて「理想的な
平和と安寧」を追求してきたものであるが、この星団社会に人道など一切通用しない事が悉く証明され、召集議会において偽善者の多くが政治的に
抹殺されていった。賛否両論あれど、文明国民ならば誰もが知る「稚拙な話」であろう。…今となっては懐かしい話ではあるが。

さて、今の文明機構に必要なものは「自己啓発」である。間違っても「国威のアピール」などではない。
人道が幸福か。人道とは何か。利益か幸福か。「理想に縋らぬ利益の追求」を「思い出したばかり」の我々には、
まだまだ「経験」が足りないようだ。しかし少なくとも、偽善者達の天下は既に崩壊していると言えるだろう。

【文明機構の現状。】

●召集議会
概ね国家利益を求める傾向にあるが、まだまだ甘さが抜けきっていないと言えるのではないだろうか。
現実主義者が人道的現実主義者を罵る光景は既に見慣れたものだ。無論、その逆も。おそらく、どちらかが
滅びるまで決着はつかないかと思われる。ただ喜ぶべきは、理想的人道主義者が淘汰された事だろう。
リソウテキナなジンドウに縛られる彼らにとって、社会帝国が齎す幸福は決して受け入れ難いものである。
六年前に社会帝国が開国しなかった事は真に幸福と言えるだろう。

●中央政府
中央政府もだいぶ考え方が変わってきているようだ。あれほど安寧を求めていたのに、今では全体の華やかさを重視しているのではなかろうか。
いや、正確には安寧を維持しつつ華やかさを求めているのであろうが、彼らも葛藤しているのかもしれない。この衰退しきった世界に潤いを齎す事が
出来るのならば、おそらく悪魔とだって契約する事だろう。節操がないと言えばそうであろうが、私はあえて前向きに考えたい。

●これは衰退への第一歩なのか?人々の心に潤いを!
メルバの街中を観察して常々思う事。市民の間では風俗の乱れが目立ってきているようだ。公共安全管理局の内部では惰性が横行し、役人の怠慢も
目に付く今日この頃。長らく続いている内戦の影響か、病的なまでに戦場への意欲を見せる若者達。老人達の間では孤独感が蔓延し、隣人同士の諍いが
表面化してきているようにも思われる。年配層の間では無気力感が広がり、労働への意欲が大いに低下しているようだ。一体何がどうなって
そうなってしまったのか?中央政府は様々な政策を展開するも受け入れられず、傘下の指導者達はただただ困惑の表情を浮かべるばかりである。
誇大化しすぎた国家経済は徐々に崩壊への兆しを見せ始め、あまつさえ終焉への憧れすら抱く不穏分子(新興宗教団体)が台頭するなど、いよいよもって
末期の様相を呈してきているのではなかろうか。これが私達の求めた安寧なのか…。こんなものが安寧と言えるのか…?幸福とは何か?私は今こそ問いたい。

●ドラックの蔓延。警務部の闘争は続く。
刺激を求めてその種の薬に手を出す輩のなんと多い事。あれほど安定を求めてやまなかったその連中の多くが、今刺激を求めて狂気している。
つくづく愚かなものあるが、一体何が楽しくてリスクを求めるのか。私には理解できない。中央政府はこれら反動分子の取り締まりに向けて様々な
指令を行っており、その都度対応に追われる加盟国の間では苛立ちが燻っているようである。私には彼らの叫びがよく聞こえる。

「いっその事、疑わしきは全て殺してやろうか」と。

今、文明機構は病んでいる。それも末期的に。

82ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/18(月) 20:04:19
社会帝国に見習い、報道形式を改定しました。

4135年6月11日(ヴァレフォール暦基準)
【ヴァレフォール基準時とメルバ基準時の同時調整は極めて困難か。】
惑星バラノルカの全人類を苦しめる最大の災厄は何か?そのように問われると、おそらく文明国民の間では概ね同一の見解に至るのではなかろうか。そう。死の猛威だ。
その内容に関しては種々様々あるも、何よりも特筆すべきは強烈な空間歪曲によって多大な脅威を齎す点にある事だろう。学会においてはこれを時空裂と称するが、
この時空裂が強大化したその時、最悪の場合にはひとつの惑星すら消滅しかねない(何処かの見知らぬ宇宙に転移するという説もあるが。)。バラノルカの人類は常に
その恐怖と隣り合わせで生活している訳だが、外宇宙からの旅行者の動向についてもよくよく注視せねばならない。もちろん政府としては今更言われるまでもなく指導
している事だろう。…さて、前置きが長くなってしまったが、バラノルカと外宇宙の時間の差異について、多くの公共機関が研究しているにも関わらず未だに明確な解明
に至っていない事は大いに懸念されるべきところである。当惑星圏において一定規模の時空裂が発生する度に外宇宙との時間差が生じるこの謎の現象について、様々な
憶測があるものの未だに解明されていないのが現状だ。・・・その都度、領域ごとパラレルワールドに飛ばされているのではないかとの噂もあるが、いずれにしても恐怖
以外の何物でも無い訳である。ただ確実に言える事は、開拓連盟宙域を含むバラノルカの全領域が極めて不安定な状態にある事だろう。唯一の救いは、これら特殊な時空裂
によって時間差が生じる以前に、何らかの予兆がある事くらいか。早々に解明される事を祈りたい。

4135年6月13日
【外交総括部。社会帝国の発展に注視か。】
現在、社会帝国において行われている宇宙移民事業の推移について、ファルーフ外交部長はTNNの取材に応じ、「大いに評価しているし、必要とあらば積極的に支援して
いきたい」と発言した。これについて、同国を警戒する一部の国民の間では「売国奴を断固糾弾する活動」が大々的に展開され、日を追うごとに熱を帯びているが、外交部
は過剰に反応しないよう注意を呼びかけている。また、警務部も文明国内の治安が急速に回復(一部の加盟国は除く)する最中で神経を尖らせており、中途採用枠の拡大に
よって警戒網の強化を試みるなど、機動部隊の増設計画を明確に示している。

4135年6月17日
【治安当局。マイクロハザード実行犯とおぼしき者の身柄を拘束か】
公共安全管理局はメルバ標準時の16時、星団各国において発生したハザードの実行犯らしき集団を拘束したと発表した。数年前、周辺宙域の警戒にあたっていた公共安全
管理艦隊によって、CVCUの輸送船が残骸で発見された事件があったが、中央政府はこれを教訓として警戒網の更なる充実化を推し進めてきたものである。結果、いつも
の海賊ではないが怪しいステルス船団(通称、おまぬけ船団)を発見。駆けつけた管理艦隊が直ちに停船命令を発するも、何を考えたのか無謀にも闘争の意を示したため、
やむなく攻撃を開始。その後、白兵戦へと持ち込み乗組員を拘束したとの事である。なお、逮捕されたテロリストのリーダーは次の通りに証言しているらしい。「ステルス
機能さえ故障しなければこんな事にはならなかった」。テロリスト達がどこに向かおうとしていたのか不明だが、カイバー星系(しかも文明機構の近隣)での通航を試みた
のが運のツキであった。ともあれ、彼らのハザード行為が疑われている事について、公安に確かなのかと質問したところ、「船内調査で押収された大量のウイルスカプセル
が決め手となりました」…との事。なんとも陳腐な話であるが、恐ろしい行為である事には違いない。

4135年6月21日
【スヘル・バルニッツァ連邦との関係強化に向けて】
ファルーフ外交部長はメルバ標準時の20時頃、資源の主な調達先としてスヘル・バルニッツァ連邦との関係を強化する方針との発表を行った。星団諸国の閉鎖が著しい
昨今、ランド・プラントやラン・ヘバステシアンが崩壊した事により、ツォルマリア資源市場の運営に重大な支障をきたしているようだ。ひいては関連株価の大暴落に伴う
混乱が大いなる貧困を齎すなど、一部の文明圏ではいよいよもって混沌とした様相を呈してきていると言えよう。というのは嘘で、別にそこまで酷くはない。尤も、資源の
入手にだけ拘るならばグモルティーネとの交易(無論、拒否されなければの話だが)も考えられる訳だが、中央政府としては新規国家との関係強化も兼ねているのではない
かと見られている。

83ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/04/22(金) 13:14:26
4135年8月
【カイバー条約。瓦解間近か】
ファルーフ外交部長はメルバ標準時の11時頃、カイバー条約に関する記者会見において、条約崩壊を危惧する記者(通信機構)の問いに対し、次の通りに回答した。

外交部長「同条約の崩壊につきましては、現状を鑑みて既に始まっていると見て間違いないでしょう。霄龍大公国は皆様が既にご存知の通り、国内の復興に追われ
星系の防衛どころではございません。中央政府といたしましては、やむおえない事情によるものと認識しております。また、オーシアにつきましてご質問を頂きました。
同国においては表面上特に大きな混乱は見当たらないものの、各種開発事業の停滞、および同国中枢部の無事が心配されております。当方政府といたしましては安全調査
部隊の派遣も検討しておりますが、オーシア軍国境警備艦隊の厳重な封鎖により、事実上の様子見を余儀なくされております。警備艦隊に対して接触を試みるも依然とし
て応答は無く、当方艦隊はオーシア軍による無言の威嚇射撃によって一時撤退を余儀なくされました。おそらく同艦隊も国内政府の現状について正確には把握していないの
ではないかと予測しております。何にせよ、同国政府の安寧を祈るばかりです。」


外交部長「最後に。グモルティーネ嬢王国ですが、現在星債に関わる事項についてやり取りを行っております。当方政府といたしましては、これについて特に問題にする
意図はなく、それよりもカイバー条約の存続について問わせて頂いているのですが、未だに明確な回答を得ておりません。先方の態度を鑑みて、おそらく両国間の信頼関係
の喪失を持ち出して不義理を働くのではないかとも予測されておりますが、私どもといたしましてはむしろこれを歓迎させて頂く用意もございます。さて、カイバー条約
とは一体なんでしょうか?それは加盟国間がお互いの防衛力の向上を目指し、協調して外敵の脅威にあたる意義にあるはずです。断じてツォルマリアによる保護国の集合体
などではございませんし、それについては国際社会の理解を得られるものと信じております。同王国の対応の遅延、当方が催促して初めて通信に気づくという体たらく。
それだけではありません。行って然るべき軍備の増強を怠り、ひいてはカイバー条項の遵守が疑われております。現在は渋々感はあるものの幾つかの艦隊を配備したよう
ですが、当方の問いに対して露骨に無視を決め込んでおります。その癖、星債の件に関してはしっかりと御対応なされる。それも相当横柄な態度で。それも別に構いません
が、此方の問いにはしっかり答えて頂きたい。当方政府はそれを切に願っております。開発事業の停滞に関してはオーシアもそうですが、これまでその都度礼節ある対応を
して頂けましたのでまだ許せます。外交部といたしましてはなるべく穏便な態度で事にあたる方針ですが、同王国が条約内における協調を重視していない以上、当方には
同王国の防衛義務だけが残る事になります。同王国が条約の危機に際して立ち上がることなど、恐らくないのではないかと疑わざるおえません。そういった意味(試す意味
で)で星債の件を問うたのは正解だったと見ております。こういった時に加盟国の義務感というものがはっきりしますからね。よって、同王国の今後の御対応に期待したい
と思います。決して曖昧にしてはなりません。」

ファルーフ外交部長はそのように述べた上で、後程、グモルティーネ嬢王国に提案事項を提出すると発表しました。

84ハブルル・マカン(ツォルマリア全権外交特使) ◆16UszMVNb2:2011/05/12(木) 18:12:17
広報部長「とうとう10ヶ国を切りました。」
外交部長「うむ…」

・・・

広報部長「…もっと減るでしょうね。」
外交部長「うん…」
広報部長「新規の国はあってないようなものですし。」
外交部長「うむ。情報が…な。」
経済部長「このままでは、五ヶ国以下になっても不思議でない。」

防衛部長「…大公国は?」
広報部長「全ての通信が途絶えた。それ以外になにがあるの?」
外交部長「・・・」

広報部長「議論すべき事は他にもたくさんありますよ。」
経済部長「うーん。」

防衛部長「しかし活発なのは社会帝国だけ…か。」
警務部長「なんにしても、当面の間は確実に平和ですからね。」
防衛部長「そりゃそうだろうが…お前さんはポジティブだなー。」
警務部長「ぼやくだけなら無能ですから。」
防衛部長「これは手厳しい。」

広報部長「皆さん。オーシア政府の方々がお見えです。」

外交部長「ああ…うん。では、行こうか。」

85ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/05/24(火) 23:31:48
4137年4月1日
【社会帝国との通商拡大に一定の懸念か】
文明国内での動乱が収束しつつある昨今、外宇宙においては社会帝国との交易が益々拡大している事に関して、各方面より懸念の声が挙がっているという。
中でもツォルマリア国内代表(元全権外交特使)はこの異様な流れに対して、「サイバーオーガンの暴挙を忘れるな」と強い口調で中央政府を批判しており、
パンスペルミア以外の機械種に対する諸々の警戒感を露にした。また、ラノーザ王国代表も国内代表ほど苛烈ではないにしろ、社会帝国が如何に危険な存在
なのか熱弁を振るい、今後の外交方針を巡って現政権との対立を本格化させている模様だ。そして、ジェルビア連合の盟主たるフィンスパーニア王国も異例の
声明を発し、「潜在的な敵に対して塩を送っているようなものだ。最近の外交部はどうかしている」として深い懸念を表明した。しかしその一方で、開拓連盟
は中央政府の方針に賛成の意を示しており、「従来の先入観で方針を決め付けるのは全くもって愚かである」としてこれらの反対意見を一蹴している。また、
これに加えて「臆病風に吹かれて静観するような政府であれば、我々は独自の路線を取る事になるであろう」と発言し、文明機構からの脱退を仄めかすなど、
各界を大いに震撼させた。何にせよ、現時点においては社会帝国との友好関係の構築に賛意を示す勢いが強く、中央政府も諸々の反対意見が重大な影響を
及ぼすものとは見ていないようだ。今後の動静を注視していきたい。

4137年4月8日
【ラノーザ王国。紛争終結間近か】
ニーレンベルギア枢軸軍の突然の撤退を受け、更に混迷を深めるであろうと予測されていた同国であるが、ロマクト社の不正疑惑を巡る一連の問題が解決
(というより、うやむやにされたと言った方が適切か)されつつある事に伴い、中央政府が重い本腰をあげた事によって統合革命軍との紛争は収束しつつ
あるようだ。従来の人道主義から脱却した文明機構軍の攻撃は日を追うごとに苛烈さを増し、現地においてはいまや無抵抗にも等しき統合革命軍の民兵達を、
文字通り「皆殺し」にするような勢いである。また、これまでは首都の防衛に徹していたラノーザ王国軍も攻勢に転じ、文明軍が齎す新たな恐怖に慄きつつも
各所の解放に向けて躍起になっているという。同国大統領は、文明軍のあまりの容赦の無さに対して深い懸念を表明しつつも、事実上は頼らずにいられらない
といったところだろうか。統合革命軍は占領地域における多くの市民を巧妙かつ恐るべき手法を以って洗脳し、督戦部隊を配置した上で突入させているという。
また、取り残された一部の王国軍捕虜を軍事顧問として強制するなど、まさに暴虐の数々を行っている。だがしかし、今や鬼と化した文明軍の前では、いかなる
卑劣な手段を用いようとも、もはや通用などするはずがない。歯向かう者は誰であれ容赦なく銃弾を浴びせる事だろう。中央政府は重い腰をあげるまでに様々な
平和的手段を試みていたものであるが、それが人道的プロ市民らの増長を招き、ひいては統合革命軍という未曾有の悪魔を生み出す結果となってしまった。もはや
正しい正しくないの問題ではない。これらの反動勢力に対して何ら効果的な手立てがない以上、中央政府は始めから強硬に対処すべきであった。かつての中央政府
と召集議会において蔓延していた偽善が、結果としてこれほどの被害を齎す事となったのは言うまでも無い。この紛争が完全に終結した時、王国の国民は何を思う
のだろうか。

86ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/05/24(火) 23:32:28
4137年4月11日
【中途半端な改革にNOを!】
かねてより中央政府が推し進めている惑星統合決議案に関して、ラギルネ連邦を覗く非加盟国との協議は進んでいるものの、肝心の加盟主要国が今後の統治の在り方を
巡って対立しており、提出から数年が経過した現在においても解決の兆しは見えていないという。だがそれは尤もな事であろう。仮に統合したとして、果たしてその
政治形態はなんとすべきか?最高指導者の立ち位置はどうするのか?そもそも惑星規模の話である。世界中の国民が平等に参政するとなると、根本的に思想の異なる
政党が数多く乱立する事が予想され、ひいては文明機構の分裂ともなりかねない。政治のイロハも分からぬ者が幅を利かし、これ以上はないほどの愚集政治と化すで
あろう。現在のように、加盟国の内政権を尊重しつつ調整を図るのとでは訳が違うのだ。最高議長の権限や中央政府そのものの在り方に関しては多少の改善が見られ評価
に値するが、こと今回の決議案に関しては全てにおいて慎重に決せねばならぬ。そもそも文明機構が発足した背景には何があるのか?それは外敵に対する結束であって、
必ずしも惑星規模の政治的統合ではないはずだ。文明機構は、惑星内におけるあらゆる軍事的脅威に対抗すべく発足し、近年においては宇宙怪獣に対抗すべく更なる結束を
促し、そして星団社会における強大な列強の脅威に対抗すべく開国した。また、現行の中央政府は召集議会の致命的分裂を防止するための組織であって、末端の国民を
直接治める存在ではない。また、憲兵機構を始めとする全ての監督組織は、文明機構の秩序を維持するための組織であり、そこに末端の優秀な国民が加入できる以上、
必ずしも統合を行う必要性など無いのではないか。中央政府の言う惑星統合など、夢のまた夢である。

87ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/06/02(木) 10:09:00
●中央会議室

ガッシャーン!

経済部長「…」

外交部長「!」
経済部長「軍のまぬけどもは…まだプォールプを落とせんのかッ!!」
外交部長「うん、落ち着け。」

警務部長「グモルティーネの防衛艦隊は思いのほか優秀のようで。」
防衛部長「作戦を練り直すしかないな。」

広報部長「後でコードを回しておきます。」
外交部長「お願いします。」

経済部長「お前ら…のんきに紅茶飲むな。」

最高議長「まぁ、制限をかけているとはいえ、物申したくもなりますか。」
警務部長「税金をドブに捨ててるようなものですからね。」
広報部長「このまま遠巻きに展開していても、埒が明かないでしょう。」

防衛部長「議長、突入の許可を。」
最高議長「仕方ないわね…」

88ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/06/03(金) 15:22:02
防衛総括部発表

ターン1919:ツォルマリア文明統一機構がグモルティーネ嬢王国(2,4)地点に向けて80発のPPミサイル発射を行いました。
(有効8発/怪獣命中0発/怪獣無効0発/防衛70発/無効2発)

ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、一帯が壊滅しました。
ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、一帯が壊滅しました。
ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1919:-(1, 4)の惑星に命中、規模が減少しました。

ターン1920:ツォルマリア文明統一機構がグモルティーネ嬢王国(0,13)地点に向けて80発のPPミサイル発射を行いました。
(有効7発/怪獣命中0発/怪獣無効0発/防衛0発/無効73発)

ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、一帯が壊滅しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、一帯が壊滅しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、一帯が壊滅しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。
ターン1920:-(0, 13)の惑星に命中、規模が減少しました。

ツォルマリア文明軍の電撃的突入により、ポリューテッドプラネットを除く両惑星の掌握に成功した。
彼の地上世界においてはグール部隊(通称、バーサーカーゾンビ)による散発的な抵抗もあったが、何れも
当方浄化部隊による軍事作戦によって撃滅。その他の残存部隊は相次いで投降した。

●惑星ミトスの情勢
文明艦隊の陸戦部隊は大規模な降下を行い、旧DBU研究本部を中心として各地の施設を接収した。
また、当該地区においては研究職員70名を拘束。政府内で彼らの処遇を巡り協議を行っている。
無論、破滅的な要素を含む研究成果などは全て没収し、憲兵機構に提出した上で警告処分を下した。

その他、ミトス各地において謎の危険生物との散発的な戦闘が続いているが、特殊浄化部隊の投入に
より今後の安全区域の拡大が期待されている。居住可能区域は全て制圧済み。※浄化部隊とは主に
当方惑星の地下世界にて活動を行っている部隊であり、変異体との戦闘経験が豊富のため、軍内の
士気は当初の予想よりも至極健全に保たれているとの事。

●惑星プォールプの情勢
かつては魅力ある未開惑星として物議を醸しだしていた同惑星であるが、相当数の現地民が一部グール部隊の
餌として扱われていた事が判明。当方降下部隊は直ちに保護を行い、当事者に対して事情徴収を行っている。
この事実を惑星ポリューテッドプラネットの連中が把握しているのかは不明だが、レブラカーンの御意思に
反する行為である事は間違いなさそうだ。

無論、グモルティーネが内政をどのように行おうが、他国の安寧を脅かさぬ範囲においては自由であるし、
これをあげつらってグールどもを裁くつもりはないが、我々の保護下に入った以上は人道的規定を以って
現地民と接するであろう。しかし、地理上では未だに未開拓の領域が数多く存在しているため、近く本格的な
調査(探査)を行う予定である。環境総括部の職員らが赴く事になるだろう。

以上を以って両惑星の現状報告とす。
今後、文明機構の領域圏として編入されるべきかは、検討を行っている段階にある。

89ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/06/18(土) 05:04:01
●外交部長執務室
『ただいまいっぷく中』

外交部長「鬼とプラント…か…」
警務部長「何かご不満でも?」
外交部長「いや、別に。ただあの連中を鬼さん方が御せるか…心配でねぇ」
警務部長「…」
外交部長「凶悪なセンチネルに獰猛な植物、怪物、魑魅魍魎!」
警務部長「うん。」
外交部長「新興勢力には過ぎた惑星だと思わんかね?」カチン!シュボ
警務部長「ほぅ…それで?」

外交部長「地下プラントの方々も煩いのなんのって…」スパスパ
警務部長「うんうん。それで?」

外交部長「うん?」
警務部長「…?」

外交部長「…それだけだよ?」
警務部長「それだけってなんだよ」
外交部長「これ以上何を言えと仰るのか…」スパァー
警務部長「顔に煙をかけるな…こんにゃろう」

警務部長「げほっ…不満ならさっさと鬼が島いってこい」
外交部長「別に…不満じゃないもん」

警務部長「…おっちゃん。自分に正直になろうね?」
外交部長「うるせぇや!」

90ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/06/23(木) 10:22:35
4138年7月3日
【文明機構、未所属惑星の分担に尽力】
中央政府はこのほど、未所属惑星の取り扱いに関する一連の協議について、「一定の成果を得た」として満足の意を表明しました。
しかし召集議会においてはセイルナシア星系の空洞化について懸念が広まっており、今後の対応を巡って議論が継続されている模様です。
ラッフィーア最高議長は、「現時点においては同星系での保護を行う意思はない」とした上で、文明機構に重大な影響を齎すようであれば
なんらかの措置を取る可能性があるとの見解を示しました。

4138年7月7日
【グモルティーネの怠慢に終止符を】
メルバ標準時の20時、防衛部は惑星プォールプおよび惑星ミトスを完全に平定したとの発表を行いました。
まず惑星ミトスに関して、DBUの組織改革を徹底させる方針です。
以前の研究内容に関しては安全保障上の理由により、非公開(極秘裏に破棄される)になるとの方針が示されました。
また、ミトス各地において発見された162名もの所属不明者に関して、内85名を宇宙海賊と認定し、処刑しています。

惑星プォールプにおいてはアヴニール研究所の無事を確認、パンスペルミア研究員との接触を果たし協議を行っている模様です。
また、環境部より派遣された職員らが現地入りし、文明軍の護衛の下で未踏査地区の調査を開始。ほどなくして全域の安全が確認されました。
その間にサイバーオーガンやリゲイリアの物と思しき多数の機器が発見されましたが、それらの取り扱いついて議論を継続しています。

4138年7月10日
【霄龍情勢、文明軍の介入は確実か】
中央政府は鬼ヶ島から引き渡された女性について、大公ご本人であるとの認識を示しました。
現在、翔流宙域においては文明艦隊が集結しつつありますが、地上世界では既に戦闘が始まっている模様です。
防衛部はこれらの事象について、「公国軍(禁裏白備佐軍)の反撃が始まったのだろう」と予測しており、今後の動静が注視されています。
しかし召集議会においては、文明軍の警戒にも関わらず敵性勢力の侵入を許してしまった事が問題となり、防衛部に対する追及が勢いを
増しているようです。ラッフィーア最高議長は更なる悲劇を防ぐべく、カイバー星系における警戒態勢の格上げを命じました。

4138年7月15日
【オーシア連邦に文明軍が進駐、今後の安定化に向けて協議】
中央政府は連邦政府の承諾を得た事に伴い、旗艦ツォルマールが指揮する第47宇宙軍艦隊の派遣を行いました。
しかし現時点においては連邦政府の支援に徹するため、陸上部隊の駐屯などは最小限に留められる見通しです。
※反乱軍の戦力そのものは恐れるに値しないものの、そのコマンド能力は侮り難いと評価されています。

4138年7月17日
【文明機構軍、新兵器を続々と配備。各地で反感か】
旧パンスペルミアとの通商に伴い議論されてきた新防衛計画が公式に承認された事を受け、中央政府は現行の通常兵器を全て退役させる方針を明らかにしました。
首都圏(ヴィガルダコロニー、メルバ・ラオムティカ)においては既に同国製の兵器が配備されつつあり、ロマクト社製の派生品も数多く開発されているようです。
また、防衛部が新たに提出した軍事費に関する来年度の概算要求が圧倒的多数にて可決され、戦力内容の更なる充実化が期待されています。

91ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/06/24(金) 15:08:26
【重役達の温度差】

●外交部長執務室
マカン外交官『…以上が、ズェムリア帝国の方針のようです』
外交部長「なるほど、要するに変態の波及を恐れているわけか…」
マカン外交官『有体に言えばそうなりますね。正直私も、ニューソクに渡航した時は内心ひやひやしてましたから…』
外交部長「まぁ君は子供ではないからな。主席の好みに合わんだろうし、その点は心配してなかったよ」
マカン外交官『いいえ、主席のあの目は絶対にいやらしいものでした。あの手の方々は前任の代表にでも任せるべきです』
外交部長「そりゃ悪かったな。だがあの男では勤まらんよ。型破りな連中に耐性ないからね」
マカン外交官『…』

外交部長「不満そうだなぁ」
マカン外交官『はい、それはもう…』

●最高議長執務室

最高議長「結局、保護するのかしないのかどっちなんです?」
国内代表『なにぶん例の対立が激しいもので…各国とも翻弄されているのが現状のようです』
最高議長「そんな事はどうでもいい。ねぇ貴方、環境問題の時もそうだったけれど、本当に対応能力ないわね」
国内代表『…申し訳ございません』
最高議長「この無能者が…謝るだけなら一介の職員にだって出来る事です。来週までに結果を出しなさい」
国内代表『畏まりました。極力善処いたします』

最高議長「はぁ…まったく」

広報部長「…辛辣ですね」
最高議長「ええ、そろそろ現実を思い知らせないとね」
広報部長「しかし文明機構の外交官を務めていた人ですよ。あまり雑に扱うのもどうかと思うのですが…」
最高議長「あら、彼を解任に追い込んだのは貴女でしょう?」
広報部長「当時の状況では止む得ないかと。工作員による煽動が強まってましたし…まず国民感情を抑える必要がありました」
最高議長「うん」
広報部長「私は単に政治的な解決を図ったのであって、今でも彼の実績を評価してます」
最高議長「なるほど。それで貴女は彼を庇うと?」
広報部長「そうですね。ここは一方的に責めるのではなく、適切に指導していくのがよろしいかと」
最高議長「聞き捨てならないわね。じっくり話し合いましょうか?」

●警務部長執務室

警務部長「私はデモが嫌いです」
クリスティーネ・エリクション環境総括部長「ウン」←読書中

警務部長「私はデモ隊というものが大嫌いですっ」
環境部長「ウン」←読書中
警務部長「奴らを見たら粛清したくなります!」ガッ
環境部長「ウニュ」←読書中

警務部長「あれも反対、これも反対、かと言って打開策はなしっ!反対反対もううんざりです」ガッガッ
環境部長「ア…その辺サイコ…」
警務部長「先の紛争といい、彼の市民団体は一体何度繰り返すおつもりなのでしょうか?」

環境部長「♪」←スーパーリラックスモード
警務部長「お嬢ちゃんきぃーてんのかこらこらこらっ!」ユサユサユサ

環境部長「あぅあぅあぅ!…あぅ?」

警務部長「お姉さんは今とてもイライラしてます…」
環境部長「ならお姉様…お花屋さんを開業しませんか?」

警務部長「…貴女の言うお花屋さんはプラントでしょう?」
環境部長「ハイ!センチネルの皆さんも一緒ですぅっ」
警務部長「一緒ですぅっ…じゃ…ねぇよ!」
環境部長「あ痛っ!」

警務部長「ねぇ書記官。業務的なノイローゼに陥るのと、化け物に食われるのと、どっちが幸せ?」
書記官A「?」

●某ビーチ
---ザザッザ---気持ちのいい木曜日の朝です---メルバの観測情報をお届けします---

防衛部長「ふんっふんっふんっ」ムキムキ

---冒険野郎にはグッドな北の風---天候は上々---波もいい

防衛部長「ふんむっふんむっふんむっ」ビキビキ

ダダダダダダダダダダダ

防衛部長「!?」

疾走中の海兵隊員A「おはようございます防衛部長殿!踏みつけ御免っ!」
防衛部長「ぎゃっ」
疾走中の海兵隊員B「おはようございます防衛部長殿!今日も絶好の鍛錬日和ですねっ!」
防衛部長「ごふっ」
疾走中の海兵隊員C「おはようございます防衛部長殿!えいやっ!!」
防衛部長「げぼぁっ!!」

・・・

92ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/07/06(水) 17:53:57
●中央会議室
【外交部長解放】

外交部長「どうも、この度はご迷惑をおかけしました。」
経済部長「おー、生きてたか。」
最高議長「ご無事で何より。」
警務部長「やつれてるし…顔色悪いけど大丈夫?」
外交部長「うん。だいぶこっぴどくやられたけど、業務に支障はないから。」
防衛部長「しかしまぁ、あの俗物ども(⇒憲兵機構)がよく解放する気になったもんだ。」
最高議長「マカン外交官の様子は?」
外交部長「相当な嫌がらせを受けているようですが、ご安心を。まもなく解放されましょう。」
最高議長「そうですか…」
広報部長「外交部長殿、お疲れのところ申し訳ないのですが、ヒゲは剃るように。」
外交部長「あ、ああ、すいませんね。ちょっと顔洗ってきます…」

93ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/07/06(水) 20:25:25
外交部長「よっこらせと…」

広報部長「やっぱりその顔でないとね。ヒゲは似合わない。」
経済部長「どうだ、我が社の髭剃りは完璧だったろう。」
外交部長「いやぁお陰さまで、今の気分は最高です。」ニカッ
警務部長「うわっ…」

環境部長「正式に復職なされましたね。お慶び申し上げます。」
外交部長「ありがとうございます。で、私が拘束されている間になにやら大変な事になってるみたいですが…」
防衛部長「うむ。お前さんがいない間に文明軍の仕事が増えてな。このところずっと俺のターンだ。」
警務部長「防衛部長、デタラメを言うでないぞ。」

外交部長「大変恐縮ですが…先程ようやく解放されたばかりでして、今の情勢がよく分からないんですよ。」
警務部長「うん、ニュースくらいみてこようね。」
環境部長「えーとですね、どこから話せば良いのやら…」
最高議長「広報部長、簡潔に説明を。」
広報部長「御意。つまりですね、社会帝国が独断で惑星ヘバストの領有を強行しました。」
外交部長「なにそれわかりやすいです。」
広報部長「無論、文明機構はこれを敵性行為と見做し厳重抗議してます。そしてその後のやり取りの末、第二恒星の放棄を行わせました。」
外交部長「うわぁお…そいつぁすげぇやっ!」
警務部長「めでたしめでたし。」
外交部長「…」

94ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/07/08(金) 11:36:39
外交部長「ズェムリアの方はどうなっとるんです?」
警務部長「あの…解放されたばかりとはいえ、情勢の把握を怠るのは如何なものかと。」
外交部長「しょうがないだろう、会議室の前で解放されたんだから。」
警務部長「…ほぇ?」
最高議長「総監殿(憲兵)のささやかな嫌がらせでしょう。」

中略

警務部長「ああなるほど…お送りしますとかなんとか言って、何にも知らない状態で突き出したと…はぁ…」
外交部長「まったく連中も子供じゃあるまいし、つまらん事をする。…で、ズェムリアは?」
広報部長「専らニューソクの内政に追われているようで、本件については特に感心なさそうです。」

環境部長「ニューソク国民の四割以上がニートらしいですよぉ。」
広報部長「で、星の経済が回らないだとかで、ズェムリアの内務省が躍起になっているようですけどねぇ。」
外交部長「なるほど…なら特に何もなさそうだな。」
環境部長「驚かないんですか?ニートですよっニートっ!奴隷として買い取れば…」
警務部長「いやいやお嬢さん、へなちょこが何人集まろうと糞の約にもたちませんて。」
防衛部長「んむ、しかしこの俺が直々に鍛えてやっても良いんだが…」

最高議長「無能者だらけのニューソクでも、指導部が優秀だから成り立っていたのでしょう。」
警務部長「優秀…だったのか…?」
広報部長「なんだかんだ言っても国として稼動はしてましたからね。…大したもんです。」
警務部長「…レイパーの宝庫ですけどね。」
環境部長「今はどうでしょう。ズェムリアは偉大な大国ですが、果たしてあの破天荒な星を治められるかどうか…」
外交部長「まぁそれに関しては様子を見るし、必要であればズェムリアを支援するとしてだ…今後の事を検討しないと。」
広報部長「社会帝国の動向ですね。それに関しては既に文明軍が…」

95ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/07/24(日) 11:39:50
【カイバー平定はまだ先か?】
諸事情により、今後の展望に関する発表を見送る事に決定。時期は未定。
大公国の情勢としては、現地軍によって徐々に押し返しつつある模様。
文明軍は引き続き支援を続行し、必要に応じて陸戦隊の降下を行うとの事。

96ツォルマリア通信機構 ◆16UszMVNb2:2011/07/25(月) 23:27:16
【文明艦隊、惑星翔流に突入】
ラフィーア最高議長はメルバ基準時の21時、霄龍軍の一部が敵性勢力と密かに同盟し、首都クァンカンの陥落を手引きしたとして、
地上世界への降下命令を発令しました。文明艦隊はまもなくクァンカンの頭上に展開し、現地の正規軍とともに反動軍の壊滅を遂行するでしょう。
我々は、今は亡きレブラカーンへの手向けとして、一つの安寧を成就させなければなりません。そして、その時は確実に近づいています。
さぁ祝福しましょう。まもなく訪れるであろうカイバーの平和を。そして祈りましょう。その後の平和が長く続きますように。

【ユーシア元事務職員らを拘束、亡命を企てた罪で】
文明機構の軍事法廷は、ユーシア東部において潜伏していた旧都市連合の事務職員らに対し、自らの責任を省みず亡命を企てたとして即日死刑を言い渡しました。
また、事務職員らと関係者の面会に関してはこれを認めず、手紙のやり取りなども完全に禁じられます。職員らの上告は全て廃却し、弁護権の行使を認めません。
猶予期間は一ヶ月で、それまでの間に何もなければ執行される見通しとなっています。

【社会帝国の動向を注視せよ】
バレナリス代表は24日、「社会帝国における孤高主義の増長には一定の懸念を抱かざるおえない。文明機構を露骨に敵視しかねん」と発言しました。
また、「個人的主観に過ぎない」と述べた上で、「終末的破滅主義者を含む不穏分子の動向に関しても引き続き注視すべき」との考えを示しています。
中央政府はこれについて、「必要とあらば更なる措置を検討するだろうが、現時点において介入する気はない」と回答しました。

【防衛情報局長、国家承認基準の繰上げを要求。】
カンタン・ルスュール防衛情報総合管理局長はこのところ、「統治能力を欠く国家の興亡に呆れている」との見解を示し、「国家承認基準の繰上げを
検討すべきだ」と発言しました。また、鬼が島にも大いに失望していると述べ、「惑星プラントを預かりながら内政を怠るとは、国際社会を愚弄して
おるのか」と、極めて強い口調で怒りを露にしています。これに関して中央政府は、「直ちに軍の出動を行うつもりはない」とした上で、「建国後に
放置を繰り返す有様では、この世界は未所属だらけになってしまうだろう」との懸念を示しました。

97モンブラン 万年筆:2013/11/30(土) 16:29:27
ツォルマリア文明統一機構・広報総括部 - 箱庭星団諸国・星団会議場 モンブラン 万年筆 http://www.pslcbi.com/montblanc.html


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