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レッドストーン北米版スレpart4

16名無しの冒険家:2009/10/04(日) 00:02:05 ID:pG3zJAFI0
大臣も殺されるとわかっていて、自分の娘を王になどやりたくない。
しかし、シャハラザド、
「大丈夫です、私は死にませんから」
と意気揚々と王室に。
そして、いつものように夜伽が済むのだが、
ここでシャハラザド、
「最期の別れがしたいので、妹をお呼びしていいですか?」
と一言。機嫌が良かったのか、王様承諾。
妹、
「お姉さま、朝までお話をしてくださいませ」
シャハラザドは知識教養が非常にあり、
文化や歴史など多くの物事に精通していた。


シャハラザドは王様と妹にお話を始めた。
話は大いに盛り上がり、
明け方になってしまったが、話はまだまだ終わらない。
多方面にわたる知者の話がつまらないわけが無い。
王様そこで一言。
「続きを聞かせろ。それまでは処刑しない。」
シャハラザドと妹は無事生き残る事に成功したのだった。
以降、夜のおつとめが終わるたびに何かしらお話を続けるのだった。
その間に子供も当然生まれ、1001日経った日、
シャハラザドは泣いて王に頼んだ。
「もうお話出来るお話がございません。
 後継ぎも生まれましたし、処刑するのはご勘弁願えませんでしょうか」
長い3年の間に改心していた王はこれを快く承諾し、めでたしめでたし。
(過去に処刑された女の子が浮かばれないとか言ってはいけない)


このシャハラザドが1001日間お話するのが、
「アラビアンナイト(千一夜物語)」であり、
アリババやシンドバッド、アラジン達は、
シャハラザドが話してくれる中の1つになっているのです。(作中作)


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