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【ノベール】REDSTONE 小説upスレッド【SS】

34壮士:2009/12/30(水) 04:42:27 ID:EfrBXDmk0
新参者ですが、皆さんどうぞ宜しくお願いします。
拙い文章や、表現等の文は少し大目に見て下さい……早速投稿いたします。

――古都ブルネンシュティグ
 この街は数多の冒険者達が、活動拠点に選出する中心街の一つ。
その訳は「REDSTONE」と呼ばれる至高の宝石を探索することにある。

 REDSTONEは巨万の富、名誉ある地位、名声を齎す宝石と冒険者達の噂は持切りになった。
それを信じた冒険者達は危険を顧みず、各地を赴きダンジョンに挑戦する日々はいつしか、日課になる。

――数多の人間が行き交う中、一人の冒険者が古都ブルネンシュティグに足を踏み入れた。

「ふぅ……ようやく着いた……やっぱり広いなぁ」

――広い。そう古都ブルネンシュティグの広大さは各地に点在する街や都市と比べ
一回り、二回り、群を抜いて大きく、経済活動の集中する中心街だ。

「これだけ広いと迷うかも……やっぱり宿屋、探す方が先かな……」

徒歩で訪れたのもあるが、やはり緊張が解けたのか、安堵感を先に身体が求めた。
 冒険者は右往左往と目線を目まぐるしく泳がせ、周囲に宿屋はあるか探し始めた。

――ドンッ!
何かにぶつかる音と共に視点は一変し、冒険者は尻餅をつく。

「うぅ、痛ったぁあ……」
「……おい! どこ突っ立ってんだ!? あぁ、痛てぇ……」
「兄貴、大丈夫か? 冒険者さんよぉ……兄貴が怪我したじゃねぇか?」

尻餅をついた矢先、眼前には柄の悪そうな二人に捲くし立てるように絡まれる。

「え、あ……う、ごめんなさ……」
「謝って済む問題じゃないんだよ! なぁ? 兄貴……」
「あぁ、その通りだ。慰謝料払って貰わねぇと……分るだろ?」

理不尽な理由で、軽い怪我を大事に祭り上げる二人は冒険者に迫る。

「そ、そんな……こ、この街に着いたばっかりで、お金ないです……」
「そうかよ? それなりにどうなるか、覚悟は出来てんだろうな?」
「兄貴! 何発か入れときましょうや! この街で活きてくんなら……」
「「俺達に逆らうな!」」


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