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再生偉人同盟一覧

1名無しさん:2017/02/04(土) 00:17:10
『再生偉人同盟』

アノスの「霊廟」から盗み出された英雄の遺骸を触媒に肉体と精神を再生させられた偉人集団。
「キャスター」のクラスは頭目として彼らに対する支配権を持ち、その行動を強制して使役している。
もっとも、海千山千の英雄達である。従う振りをして寝首をかこうとする者、自由にできる範囲で最大限に好き勝手やる者、様々である。

神でこそないものの、英雄偉人として長年受けた人々の「信仰」は彼らに「宝具」と呼ばれる「結実した偉業」の能力を与える。


『絶対悪』赤のキャスター

「人とは不完全に過ぎる。数多の犠牲の果て、一握りの選ばれし者を集め。俺はかつて人と呼ばれたものを救ってやろう。それこそが俺の慈悲だ」

「人類の幼年期の終わり」を標榜して再生偉人同盟を指揮する実質的リーダー。
今は物質界に干渉する事のできない神のエネルギーを強引に引きずり出し、真の革命に使用するために深遠な策謀を巡らせている。
吸血鬼シックスの直弟子であり、彼から「絶対悪」と称される野心家。
人の救済を標榜するが、彼は今を生きる人々を旧人類と称し決して愛そうとしない。
再生偉人でもなんでもないが、未来英雄「アーサー・C・クラーク」を自称する。カイの親戚筋のアレ。


『美の追求者』青のキャスター

「美しいモノはいい。ただそこに在るだけで人を豊かにする」

美を追求し、収集する者。
仮面に自分の精神をダウンロードし、それを装着した人間に寄生・支配する事で存在しているので厳密には再生偉人ではない。
今の宿主は遺跡で巡り合ったとあるエルフの娘。彼の嗜好にその娘の容姿・性格が一致したために100年ほど共生する心づもりでいる。
とはいえただ体を一方的に扱うのも申し訳ないので、せめて100年に見合う美的・能力的成長を与えようと日々エステに特訓に明け暮れている。

赤のキャスターのように積極的に行動する事はないが、求められれば絶大なる才能を生かして作戦の補佐をする。
本人曰く、「万能の天才」


『傾国の者』黄のキャスター

「コンコンコン、暗躍は基本得意なのよね」

決して表に出ず、影に潜んで工作を行う正統派キャスター。
権力ある男性をたぶらかす事を得意としていて、幾人もの貴族を篭絡し支配している。
キャスター達は赤が行動、青が補佐、そして黄は再生偉人同盟の資金調達や裏工作を担当しており、ある意味での組織の生命線。
その願いは不明だが、黄のキャスターはあくまで再生偉人同盟の活動をバックアップする事に全力を尽くしている。

2名無しさん:2017/02/04(土) 00:17:45
『復活を待つ剣神』赤のセイバー

「――――――――――……」

今はまだ完全に復活をしていない剣神。
限りなく神に近い存在ゆえ、尋常なる手段では決して復活させる事はできない。
もし復活したとしたら、彼は王権を揺るがす「奇跡」の再現を行うだろう。
それが彼自身の望みと関係あろうと、なかろうと。


『勇猛なる義士』青のセイバー

「商売なんぞ大分若い頃にやったきりなんだがなぁ。まったくあの小娘ときたら……」

アノス国営ホテル「モノクロームゲート」の会計担当。
とは言っても商人としての技能は低く、本人は用心棒のつもりでいる。
もっとも彼の面相を見て「偉大なる商売の英雄の生き写し」として慕い奮起する者も多く、現場の要ではある。

本人曰く「適正は槍兵(ランサー)か騎兵(ライダー)」だが、セイバーであるがゆえに「信仰が昇華して宝具となった剣」を持つ。
外見見れば一発で真名が分かる系。青のアーチャーからは「バレバレだから剃れ」と言われているが、断固拒否している。


『永遠の狂王』黄のセイバー

「――殺す。殺す。殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。必ずや、――を殺す!」

偉人同盟により幽閉された狂乱せし王。
とある存在に並々ならぬ殺意を抱いている。
自由を得ればすぐにでも『――』を斬ろうとするだろう。
もし、『――』を庇いだてする者があれば諸共に斬り捨てるだろう。
可能・不可能、善悪正邪、あらゆるものを判断できぬほどに彼は狂い果てている。
絶対の死によってでも、その狂気を清める事はできなかった。あるいはそれは、彼が抱えている魔剣の呪いによるものか。

3名無しさん:2017/02/04(土) 00:18:42
『今は作る者・やがて乱す者』赤のアーチャー

「この大偉業を完遂させる。昔も今も、それのみが俺の復讐なればこそ」

「神を称える塔」の総合責任者。
素性の知れぬままにQB系有力貴族の養子筋となり、瞬く間にアノスの国土交通大臣にまでのぼりつめた鬼才。
人を導くという行動について非常に手馴れており、時に出資者達を納得させ、時に現場に立ち陣頭指揮を取って人々を鼓舞し、
アノス史以来最も偉大と言われる難行を「やれるのではないか」と国民に期待を抱かせている。

本人曰く主武装ではないらしいが、弓を携えている。あるいはそれが彼の切り札なのだろうか。
アーチャーなのに弓を使うとはどういう事なのだろうか……?


『カリスマお嬢様』青のアーチャー

「お〜っほっほっほ! 優秀な人材が適材適所で優秀な仕事をする! これこそが成功の秘訣なのよ!」

アノス国営ホテル「モノクロームゲート」の総支配人。金髪ツインテール系お嬢様。
性格は中々ド派手で苛烈で奇天烈だが、商才は確かで特に人を見る目がある。
あちこちから優秀な人材をヘッドハンティングしては部下にするのが実益を兼ねた趣味。

檄を飛ばすからアーチャー。個人の武勇? 何それ新種のスイーツ?


『傲岸不遜なる貴人』黄のアーチャー

「血の色は何色かだと? 決まっているだろう。青だ。愚民とは違うのだよ」

とある滅亡した王家の末裔との触れ込みで国政に入り込み、辣腕を振るう政治家。
ちなみにセンスライによる尋問も潜り抜けた。そりゃそうだ。だって本人だもん。
外務大臣に就任して以来、主に近隣国家への侵略行為を行っており、評価は分かれるが国益を潤しているので誰も何も言えない。
善良であり紳士ではあるが非常に独善的であり、現場の手柄も独り占めにして立身出世しているため反感は買いまくっている。

とあるものを飛ばすからアーチャー。弓矢ではない。そんな重いもんは貴人の持つものではない。

4名無しさん:2017/02/04(土) 00:19:26
『最悪の売僧』赤のランサー

「ほっほっほ、今日はどの女に夜通し功徳をくれてやるとするかのう?」

極めて優秀な神の奇跡の担い手であり、ファリス神殿大司教の椅子を正当に勝ち取った神学の天才。
徹底した異端の排除を提唱し、立場の弱い亜人や下級市民を弾圧する事でファリスの権力を高めようとしている。
そして高まった権力によるコネを悪用し、夜は立場をちらつかせて女性に手を出している真正の外道。

ファリスの権勢は確かに彼の手によって他の宗派を圧倒するほどのものになっている。
善良な信徒は彼が成果を上げ続ける限り、その醜い肥大が放つ腐臭の耐え難さに顔を顰めるばかりである。

メタな話をすると、多分こいつの真名に関しては誰も分からないと思う。ダントツで超ドマイナー。


『ハッスルマッスル』青のランサー

「フゥーハハハハハ! 来るべき日のために鍛え続ける! それが唯一の最適解なのですな!」

兵士の訓練を担当している熱いマッスル教官。
厳しすぎるほどに厳しい訓練ではあるが、そこには筋肉への愛があり、愛ある限り人は立ち上がる。
誠実で実直な人柄であり、真っ直ぐにマッスル。彼に鍛えられた者もまた、一流の戦士(マッスル)となる。

働きは地味ながら、現在の戦乱多きアノスを支えるマッスルメイカーである。


『一騎当千、万夫不当』黄のランサー

「望みは無いが不満も無い。今生は一介の武芸者として心行くまで戦うまでよ」

アノス国営ホテル「モノクロームゲート」でコンシェルジュを務める専属冒険者。
もっとも本人はただ強き敵を求めるだけで、大きな戦があればそちらで槍を振るう自由人。
指示や指揮には従うが、誰かに主君面されるのを大変嫌う。青のアーチャー曰く「あ、こいつも忠義関係には死ぬほどめんどくさい奴だわ」との事。

青や黄のキャスターは彼の扱いを理解しており、優秀な武芸者の駒としていつか適切なタイミングで使い捨てるだろう。

5名無しさん:2017/02/04(土) 00:20:06
『創造神の加護ぞある』赤のライダー

「クッフフフフフ! 高く大きく積み上げるのは実に気分が良いのぉ!」

「神を称える塔」の現場責任者。褐色ロリ。
仕事の無い者を集め、仕事を与える。その采配は幼女ながら尋常ならざるものがあり、国家的一大事業を支えている。
名目上は国土交通大臣秘書ではあるが、実態は赤のアーチャーが苦手とする経済的な補佐を全面的に担当している。

面倒見と気前はよく、彼女の宝具に蓄えた財宝で散財してはアノスの経済を回している。船に乗るからライダー。


『最強将軍』青のライダー

「どうせならオランでも攻めさせろ。大国潰してこその戦争だろうが」

少女の見た目でありながら、常勝を誇るアノスの将軍。
外見イメージはチンク・ナカジマでもラウラ・ボーデヴィッヒでも好きなほうで。
個々の戦場では常に圧勝しているが、本人は長期的戦略を立てた戦で生前のリベンジをしてみたいらしい。

好きなものは戦争、嫌いなものは政治家。戦象に乗るからライダー。


『革命する邪仙』黄のライダー

「ひぇひぇひぇひぇ、今度こそ上手くやるわい。再生偉人なんて連中は、みぃんなそんな事を考えているだろうがよぉ」

古代魔法王国の後に興った蛮族の王国末期、妖術を極めて反乱を起こした邪悪な魔術師。
現在はアノス領地の各農村を回り、生活の知恵を授けながら何やら啓もう活動を行っているらしい。
再生偉人は保存された遺体から全盛期の肉体で再生させられるが、彼が魔術を極めたのは老境であるため老人の姿で再生されている。

一部の再生偉人とは遺恨があるが、今回はお互いに手出しをしない事を事前に誓約し、以降関わるつもりはないらしい。
神輿に乗るからライダー。

6名無しさん:2017/02/04(土) 00:20:49
『怪力無双』赤のバーサーカー

「GOOOOOOOOOOOOOO!!」

アノス相撲界で異例のスピードで番付を駆け上がっている超相撲シンデレラ。
ただ押すだけで、ただ払うだけで、100kgを超す超重神聖力士達を次々となぎ倒す。
決して髷を結おうとしないので保守的な層からは非常に嫌われているが、実力はあるので人気はある。

彼は狂戦士として再生させられているため、知能が著しく低下し、筋力が上昇している。
ただ本人は、神前にて心行くまで暴れるだけで良い今生にわりと満足はしているようである。


『変態の到達点』青のバーサーカー

「閃いた! 次の作品では戦艦と刀剣が擬人化して乱交パーティーを繰り広げるンだ!!」

アノスの風紀を著しく乱すとして指名手配一歩手前まで行っている変態のカリスマ。
しかし彼は何も公序良俗に反する行為はしていない。ただ、淫靡極まる小説を書くのみである。
彼が書き連ねる性欲の物語は一部の退廃した貴族を大いにうならせ、大多数の民衆を腐敗させる。

狂戦士として再生しているが、狂っているのは作品のみなので本人はわりとまとも。まとも?


『黄金伝説』黄のバーサーカー

「アアア……アアアアア……!」

狂戦士であり、戦闘能力は有するがそれは生前からあるものではない。
彼は狂いながら呪いをばらまき続ける者。それを利用されているだけの存在である。
QB一族の重要な財源となっている彼ではあるが、能動的に動く事はない。

7名無しさん:2017/02/04(土) 00:21:29
『暗殺の麗人』赤のアサシン

「仕事はするさ。求められれば殺す、ただそれだけが人生だ」

中性的な容姿をした暗殺者。とはいえ、危険度の低い要人暗殺を専門に行っている。
本来、赤のアサシンに求められる最大の仕事はたった1点の暗殺仕事だけだった。
しかしその遂行までを無為に過ごすのは性分ではない赤のアサシンが適当に請け負っている。

外見イメージは両儀式(空の境界)。


『人民を見守る者』青のアサシン

「政治とはただ一人の才ある者の私物ではない。多くの才無き者達がより良い未来を選び取るためにあるのだ。……そのはずだ」

新人ながら人望を集め、辣腕を振るって行政を采配する役人。
多くの部下・同僚達の意見を聞き、堅実な仕事をするため人気は高い。
ただ彼の役割は赤のアサシンとはまた違う標的の暗殺であり、役人としての仕事はあくまで本人の趣味である。

まるで何かの罪を償おうとするかのように、彼は国政にかかわり続ける。


『天下御免』黄のアサシン

「一度きりしかねぇと思ってた人生に二度目があった。こいつは今生もなおさらド派手に粋の花火をあげにゃあなるめぇよ」

無駄な殺しは野暮とか言い出す系アサシン。アサシン?
盗賊ギルドを敵に回し、独自に犯罪者(ヴィラン)の一大組織を築いている裏稼業の日陰者。
もっとも頭領などはガラではなく、支援だけして好き勝手暴れさせるだけなのでタチが悪い。
アノスの治安を乱せるだけ乱すのが役割で、本人も大いに楽しみながらそれを行っている。

8GM:2017/07/09(日) 20:28:13
アノス王都ファーズや周辺地域のNPC説明


〜ホテルスタッフ〜

レインボーアーチ・アノス支店には優秀なPC達がいるが、スタッフはまだ募集中である。
コンシェルジュとして外部雇用している扱いの冒険者達は出入りしているが、まだ知名度は高くない(1話終了時点)
今後はネームドのNPCスタッフを増やしながら設備を拡大していく事が求められる。
現在のスタッフには『記憶喪失の自称芸術家精霊(?)』「ミシェル」と『バーテンダー兼酒仕入れ担当』「イナガキ・GOロー」がいる。


『新米冒険者』ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット

マミをパーティーリーダーに結成された女の子だらけの新人冒険者集団。
メンバーはモンゴル相撲の「マミ」、盾術の「ホムホム」、軍刀術の「ミキプルーン・サヤカ」、弓術の「マドカ」、槍術の「アンアン・アンコ」ちゃんで構成されている。
魔法使い系の技能保持者は少ないが、全員がなんらかの武術の達人の弟子なので総合戦闘力は高く、勢いのある冒険者達である。


『達人伝』チーム梁山泊

ピュエラなんちゃらの師匠達が自分達の武を世に役立てるという名目でホテルに入り浸って弟子達を見守っている。
モンゴル相撲の達人で元横綱の「コジョー」、アノスでも有名なヒーローであり盾術の達人「キャプテン・アノス」、
元ムディール騎士団長で軍刀術の達人「シンクレア」、QB一族中立派で弓術の達人「QB・ド・モコミチ」、精霊魔法使いで槍術の達人「12代目クーフーリン」で構成されている。
全員が単騎で10レベルのレッサードラゴンを屠れる実力者であり、間違いなくホテルでも最強クラスの武術家集団。
シンクレアはムディールで騎士団を率いていたこともあり、バレットや許嫁のクズノハとは顔見知りであり、サヤカちゃんの空回り恋愛をハラハラしながら見守っている。


『チーム自走式核地雷』グルメ四天王

シーマ・ブンキチの仲間でありQB一族の一族否定派で構成された一流冒険者の集団。QB一族の切り札とも言われているが、あいつらの言う事聞きたくないで一致。
ただなんだかんだ何するかわからん変な連中の集まりであるため、完全な味方サイドとはいいがたい。その証拠にこっそりモノクロームゲートでも仕事をしている。
カポエイラマスターで耳の聞こえない作曲家「サムラゴウチ・ジャイアン」、タフティーブの達人で鼻のきかない調香師兼ポールダンサー「クレオパトラ・クリリン」、
劈掛掌と八極拳を極めた味の分からない美食家兼新聞記者「ヤマオカ(流言飛語のアーチャー)」、プロレスの神であり無痛症で全身の感覚が無い同人作家の「クリムゾン猪木」
彼らにたまに盲目の整体マスター『女子高生ハンター』「シーマ・ブンキチ」と死んだ魚の目をした『六人目の四天王』「ズッキーニ」が加わって冒険をしている。


『第三の協力者』ホテルを利用する冒険者の方々

それなりの有力者が利用することになるが、当然の事ながらエースはPTメンバーで同格が数グループ、格上が2つ3ついる程度。
格上と言っても何かしらの性能がとがっている形なので、総合力で言えばやはりPTメンバーがホテル一番の腕利きとなるのだろう。
とはいえ、冒険者の宿としても王都でも有数(になる予定)の施設であるためそれなりに頼れる冒険者が何人も出入りしている。
『黄金鉄塊騎士』「ブロントさん」『ベテランヴィジランテ』「アイアンパンマン」『ミラルゴの勇者』「オバマ」などがいる。

9GM:2017/07/09(日) 20:29:02
『アノス学院』

神学では大陸最高峰だが基本的にみんな神殿よりだし古代魔法なんて胡散臭い学問は相手にされず、オランが近いとはいえわりと不遇。
むしろオランが近いので優秀な人物はみんなそっちへ留学してしまい、アノスの学院はオラン学院のサブや倉庫みたいな役割に甘んじている。
とはいえ、オランに近いし治安は最高水準なので保管庫としての機能は高く、貴重な文献やマジックアイテムの充実ぶりではオランの学院にも負けない。
暇すぎ&人材不足すぎて学院長カンショクノ・リストライヤーが教師技能8レベルを生かし自ら教壇に立って生徒の指導を行っているのが現状である。


『アノス芸能界』

アノス国民は娯楽に餓えているが基本的に清貧が尊ばれるので過度な娯楽は排除され、酒場で粛々と飲み会をするか
あるいは聖歌隊による清らかな歌声を聞くのが精々であるため、聖歌はアノスで享受できる数少ない娯楽の1つなのである。
だが楽しみ方は精々が慰問のある教会に出向くか広場に特設会場ができるぐらいで、劇場と呼べるような施設は公式に存在しないのがアノスの実情である。
今人気のあるグループは『ヴェーナー最高司祭』「ミズキ・ワンロー」『アノスナンバーワン聖歌隊』「グレゴリオ48」『ロックスター』「ゲンジョー・サンゾー一味」など。


『アノス商工会』

アノスでは職人の練度が高い。基本的に民度が高いので真面目に励む事が美徳とされ、ぶっちゃけ仕事するか祈るぐらいしかやる事がないからである。
そして職人に恵まれればあとは商人の分野である。初対面センス・イービルという極めて無礼な挨拶がまかり通る国柄なので下心のある商人は排斥できるが
だからこそ他国から食い物にされないよう懸命に励む優秀な人材を少ないながらも育てられる。人間の善意が担保されるからこそ、少数ながら優秀な人材で固められるのだ。
それゆえに、やや排他的な嫌いはあるが商工会の結束は固く、一度味方につければ王都でこれ以上頼もしい後ろ盾は存在しないとも言える。
洗濯屋「ケンちゃん」寿司屋「Qべぇ」精肉店「ブッチャー」酒屋「ノンダクレ」服屋「ジラソーレ」武具屋「スタークインダストリーズ」などは他国まで名がとどろく一流店である。


・『ソノザキ家』

現在アノスで一番金を持っている商工会長も務めるフルーツ専門店の一家。先代のムスカ時代には後ろ暗い噂もあったが
当主が長女のメロンに変わってからは彼女の経営手腕を頼りにまっとうに成長を続けているアノス経済界の星。
『当主』「メロン」『駆け落ちした次女』「シオン」『家長』「ムスカ」『島津ソウル』「シュラウド」『クズ』「ミッチーマウス」『飼い猫』「ミック」で構成される。
各方面に大きな影響力を持っているので仲良くしておくといい事あるタイプのお金持ち集団。


『アノス神殿』

ファリスが最大派閥であるが、信仰の自由はあるし同じ光の神々の信徒なんだからと一応神殿は存在している。
最近はアノスが何やら不穏な空気であるため、実力があって現場で対抗できる優秀な司祭が最高司祭として派遣されている。
ファイターレベルが高く布教よりも戦士の育成を主に行っているマイリーの師匠(メンター)「マイリーエ・ブンガク」、
オランから引っ越してきたジョーベェの育ての親でもあるマーファの菓子職人「エンリコ・プッチンプリン」、
ムディールに商会を持ち大陸をまたにかける貿易商会の長でもあるチャ・ザの大商人「シンドバッドおじさん」、
学院で勉強している時間の方が長いほぼ本業はセージのラーダの歴史学者「メガネ・ハクシキ」、
の4人がそれぞれ8レベル以上のプリーストレベルを保持した最高司祭として派遣されている。この中の誰かはあるいは9レベルかもしれない。


『アノス相撲界』

アノスは国技である相撲が大人気であり、最高位たる横綱は聖騎士に並ぶ聖横綱として最上位の尊敬を受けている。
現在は品格の高さからも国民の人気№1の『技の横綱』「明神山ウルド」、リザードマンである外国人横綱『体の横綱』「氷結海ベルダンディ」、
いまだ未完の大器でありながら成長を続ける若き横綱『心の横綱』「黄金花スクルド」の三人が三大横綱としてアノス相撲界をけん引している。
最近は赤のバーサーカーという超新星の登場で激動を続けるが、アノス国民は聖横綱こそアノス最強という一種の信仰をもって応援している。
当然、タニマチ(スポンサー)も多く相撲の興行では莫大な金が動くため商人たちはその利権に食い込むため日夜機嫌をうかがっている。

10GM:2017/07/09(日) 20:30:24
『アノス政治界』

今、アノスの政治は混迷の極みにある。大陸中に手を広げていたQB一族がQB・トリューニヒト公爵の号令のもと一転集中しているからだ。
彼らはアノスの権力を手にするため、時に再生偉人同盟と手を組み、特に三大妖怪の企みを利用してあらゆる陰謀を繰り広げている。
法皇レファルド4世を内閣総理大臣アベ・ハートを筆頭とした正義を信じる政治家達はそれに対抗しているが、
中立派閥のチューリッツ・イーブンやネロ男爵ちゃん達軍部の協力を得られずにいるためQB一族の影響は日々増えている。
また『シックスのリスト』と呼ばれるゾディア辺境伯に弱みを握られて操られている貴族・役人も多く、危機的状況が続いている。
現在は「アノス周辺国家は武力を解体し、アノスの軍隊をもって防衛されるべし」という悪法『憲法Q条』が提出されている。


・『法王』レファルド4世

アノスの法王。実直な性格で信仰心も篤く、民からの支持率は最高の文句の付けどころのない法王。
だが最近のアノスでは政治屋が幅をきかせており、政務に関しての影響力を失いつつある。
アノスを取り囲む不穏な状況についても察知しており、なんとかせねばならないと思っているが打てる手がそう多くないのが現状である。
冒険者のブロントさんとはかつて彼が命がけで自身を助けてくれた関係もあり、深い恩を感じている。


『アノス盗賊ギルド』

どれだけ清廉な国であろうと落ちこぼれは存在し、その受け皿は必要になってくる。
アノスでは肩身が狭いながらも昔ながらの任侠として細々と運営されているのがここの盗賊ギルドである。
王都の酒場を隠れ蓑に、お上ににらまれない程度に地下で賭場を開いたり下っ端や余所者に仁義を教えて生き延びている。
最近はヴィラン関連やらナショナリズムやらで特に締め付けがキツくなっているので青息吐息。情報収集分野でもあまり使えない体たらくである。
ギルドマスターの『妖怪任侠』「ミスター・ダンディ」は現在、なんとか生き残ろうと頑張っているがロマールの幹部「レギーネ・クルーガー」や
ファンドリア貿易ギルド商隊護衛隊長「マガツヒドットコ・ムジード」を食客として抱える事になってしまい、分不相応の戦力に胃を痛めている。


『アノス農村部』

農民にとって信仰よりも日々の生活が優先ではあるが、アノス周囲の農村部はファリス信仰は強い。
最近はそれを上回る「黄巾の教え」がはびこってはいるが、善良で勤勉な農民が飢饉もなく食料を増産している。
ただ増える人口には追い付いていないので、新しい作物や食糧難対策は急務であると国は日々上申を受けている。
周囲の村々を束ねる中心のコメドコロ村では8レベルファーマーに至った脅威の農民3人による合議制で運営されており、
『クライベイビー』「サクラ・ソーゴロー」、『花売り』「ユウカ・カザミ」、『一揆倒千』「タゴサク」はそれぞれ国宝とも言われる超一流の農民である。


『アノス武具職人組合』

神に奉納するための神剣を作るという名目でアノスでは優秀な武具職人は優遇される。
特に今は偶然にも、大陸全土でも10人といないミスリルを鍛えられる武具職人が4人もそろい、ブラックスミスフィーバーが起きている。
ミスリルを鍛えられるのは『鋼鉄女帝』「ベゴニア」『神剣職人』「ダテマ・サムネ」『一本だたら』「ダークネス・スミス」『天才系クズ』「センラン・アーダン」の4人。
軍事に使われる安物の装備から最高品質の武具まで、今のアノスでは多くの武器防具が求められ、職人たちは昼夜を問わず仕事に勤しんでいる。


『神を称える塔製作委員会』

「神を称える塔」とは、赤のライダーや赤のアーチャーら国土交通大臣組主導により急ピッチで建設されている至高神を称えるための巨大な塔である。
最先端の建築技術が導入されており、各種魔法対策・潤沢な高級資材が注ぎ込まれており、完成すれば以降千年は陰ることなく大地にそそり立ち続けるだろうと言われている。
ただしそのためのリソースを奪われて各地のインフラが割を食っている状態であり、建設資金を侵略戦争で稼いでいるような後ろ暗い事情もある。
タカの実家のカトー工務店もそのために来ていたが、娘の就職先も大事なのでわりとレインボーアーチの改修作業を優先してくれているので実際安心。

11GM:2017/07/09(日) 20:31:23
『東大陸狩猟組合』

ミラルゴ周辺を主な猟場として日々狩猟に勤しむ狩人達の組合。未開の地も少なくないため、後進や同輩の育成のために立ち上げられた。
シャーマンも多く在籍しており、アノスではあまり好意的に見られない精霊魔法の使い手を積極的に保護し魔法などを伝えている。
彼らがアノスに活動の拠点を移し、育成に力をいれている大きな理由は伝説の狩場「オオエヤマの狩猟解禁日」に備えての事である。
組合の中心人物は『エルフの守護者』「ガンスギーラ」『伝説の猟師』「ダイゾウ爺さん」『エルフの釣りキチメイド』「1341893」らである。


『ファリス神殿』

次期法王の候補者である5人の司教が務める大陸最大のアノス神殿だが、近年メンツの入れ替えに伴ってやや混乱している。
黒い手腕で成り上がった赤のランサー、『聖女』と呼ばれる最年少司教のジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィを新しく加え
ファリスとしては大変不本意な権力闘争の様相が日に日に濃くなり、司教達はファリスの、アノスのための貢献を競って争っている状態である。
現段階では各派閥に根強いコネクションを持った赤のランサーが有利であり、法王に何かあれば彼が次期法王に選ばれてしまうだろう。


『ホテルモノクロームゲート』

アノスの有力者達が外貨獲得のために建設したホテル。出資者代表はネロ男爵ちゃんで総支配人は青のアーチャー。
レインボーアーチのシステムを積極的にパクり、アノスの上層部とのコネを求めて集まる冒険者達や宿泊客でにぎわっている。
特に黄のランサーを筆頭に優秀な人材を惜しげもなくコンシェルジュ業務に貸し出しており、評価はレインボーアーチをやや上回っている。
わりと好戦的な連中なので、よくセールやキャンペーンをかぶせてきたり、お客様満足度勝負を挑んでくるそこそこ愉快なライバルとなっている。


〜妖魔の森〜

アレクラスト大陸でも屈指の魔境。無数の妖魔がひしめく危険区域。人が決して踏み入れてはならぬ土地。
逆に言えば人の手から逃れるためにそれなりの実力を有する者が隠れ住んだりもしている。
最奥にはノーライフキング・受肉した魔神将・エルダードラゴン・エンシェントドラゴンなどが息をひそめていると言われている。
外周部にはいくつかのグループが存在するが、それぞれ森の外への関わり合いの態度として大きく革新・保守・中立の派閥に分かれている。
ちなみにアノスからは忘却の湿原にあるワープ遺跡から直通で行ける。


『革新派』

最奥の超越者達を見張るためにも外部と協調すべき、あるいはそのための力を求めて領土を拡大すべきと主張する一派。
人類から領地を切り取るべきと考えるゴブリンハイロード(10レベル)やダークジャイアント(暗黒魔法使いの巨人)の集落、汚い忍者の隠れ里
外部との積極的交流を望む若い妖魔や亜人達の勉強会や若い集落など考え方は様々であり、人間に対する態度も穏健から抹殺まで多岐にわたる。


『保守派』

あくまで外界との接触を断ち続ける事を望む「長老」と呼ばれるエルフを中心とした妖魔の森独立史上主義者達の集まり。
外交で独立すべきと考える者や森に近寄る存在を片っ端から殺すべきと考える者など、考え方はそれぞれ違っているが
外界との交流によって自分たちは不幸になるという考えは一致しており、革新派よりはある程度まとまった集団である。


『中立派』コーマカン勢力

吸血種「レミリア・レムリア・スカーレット」が建てた洋館型難民受け入れキャンプ。はぐれ者の最後の寄る辺。
妖魔の森で生き辛かった種族や様々な理由でアノスに馴染めなかった半端者達が互助を行いながらお嬢様の庇護を受けている。
来る者は拒まず、去る者は追わず。揉め事はお嬢様と愉快な仲間達が力業で解決し、なんかふわっといい感じに生きている。
主要メンツは『爆裂狂妹様』「フランドール・メグミン・スカーレット」『脳筋』「パチュリー・ウッ」『門番』「Qジョー・メーリン」『受肉系魔神将』「コアクマ」
あとはサクヤとかそんな感じの名前のメイド長が何人かいて全員ジョルノ・ジョーベェの母親を名乗っている不思議がある。

12GM:2017/07/09(日) 20:33:04
〜完全敵対勢力〜

『クエストブレイカー』

政治闘争と暗殺は切っても切り離せない関係にある。ゆえにQB一族は長い年月をかけて暗殺者の育成に力をいれてきた。
クエストブレイカーはそんなQB一族が抱える暗殺者集団の中でも最高位に位置し、Q技と呼ばれる絶技を用いて暗殺を成功させる死神である。
大陸中で様々な暗殺を行ってきた彼らは、召集を受けてその全員がアノスに集結して次々に要人・優秀な冒険者を暗殺している。
暗殺の場を整えてからの直接戦闘に優れており、クライマックスに登場しては冒険者に戦いを挑むのがクエストブレイカーの名の所以である。
ぶっちゃけキャンペーン中のボスには取り巻き役として大抵こいつらが絡む。総勢は20組には届かないほどしかいないQB一族最凶の切り札である。

『Q偉人』

Q偉人はQB一族の選んだ9人の重要人物である。
QB一族は国を超えての一族コネクションを利用しつつ、それぞれの才覚を生かして政治の要職についている。
その目的は「神を喰らう」という事であるが、それは建前であり本気でそのために行動している者はほぼいない。
あくまで一族として結社の縁を結んでいるのが有利であるから群れているだけの富と名声を求める亡者の集まりである。
クソみたいな一族ではあるが能力とコネクションは本物であり、旨い汁を吸うために才覚を発揮するプロの寄生虫である。
QB・トリューニヒト公爵の養女としてアノス最大の権力を手に入れたミンシン党党首「レンホウ・QB・トリューニヒト」、
クエストブレイカーの首領でありQB一族の裏切り者を暗殺するQBの死神「ヤQ」
リインカーネーションの呪縛で何百年にも渡って歴史をねつ造し続ける歴史編纂家「ヒエダノアQ」
他にもQB一族に敵対的な海洋冒険家兼寿司職人のBタロー・Qジョーや正義の戦隊Qレンジャーなどがいる。


『ヴィラン勢力』

「ヴィランの活動に国家が最低限の支援をする。しかし破壊活動中に捕まったヴィランは契約により社会奉仕活動をする事」
この乱暴ですらあるヴィラン法案で勢いをつけているヴィラン達には大体3つの派閥がある。
黄のアサシンに率いられる最大派閥のヴィラン軍団。『汚い忍者』や『オオエヤマ盗賊団』などの大物軍団も参加に入っている。
やむにやまれぬ事情でヴィランに身を落とし、法案による援助を受ける事で生き延びるヴィランとして生きるしかない貧困層。
そして昔から存在し独自の勢力を保持するヴィランらしいヴィランである。盗賊ギルドは3番目の派閥扱いされている事をとても嫌がっている。

13GM:2017/07/09(日) 20:33:54
〜『再生委人同盟』以外の悪の組織〜

・『三大妖怪』

「妖怪」と呼ばれる不可思議なるモンスターの中で、最も力あると言われている三体。
妖怪はそれぞれ独自のルールに沿って生きており、基本的に他種族と群れる事は無い。
しかし、三大妖怪だけはその畏怖をもって他の妖怪を従える事が可能だと言われている。
近年、アノスでは妖怪が大量発生・跋扈する例がいくつも報告されており、勢力の拡大が懸念されている。


『鬼の王』シュテンドウG

「酒はいい……人間の生み出した文化で何よりも素晴らしい」

150年前、大江山に出現した鬼の盗賊団の首領。
ファリスの神官騎士達を次々と返り討ちにしながら略奪の限りを尽くしていたが
当時に起こった大江山財宝争奪戦に巻き込まれる形で一党は壊滅。
シュテンドウジと幹部達は長き眠りについていたが、妖怪の活性化に呼応するかのように目覚めた。
当面は力を貯める事と念願の大江山の財宝を入手する事を目的としており、幹部を含めて身を潜めている。
幹部は立場的にはシュテンドウGと同格であり、5人のオオエヤマ幹部はそれぞれ「ひき逃げ」「裏切り」「公然わいせつ」「音痴」「クソ実写製造機」の大罪を背負っている。


『最大最悪の呪い』ダイマエン

「………………(語る言葉を持たない)」

かつてアノスにおける政権闘争に敗北した法王。
彼は最後までアノスを案じ、アノス繁栄のための教典を記したが、
当時の法王達はそれを受け取る事もせずにつき返した。
絶望した彼は己の血で経典に呪いの言葉を記し、アノスを呪う大魔縁となった。
今は呪いを鎮めるために霊廟に奉られ、歴代のアノス法王によって鎮魂の儀を行われている。
しかし、ダイマエンの教典は妖怪を招く呪いとなって、いまだアノスに存在し続けている。


『金毛白面の者』九尾の狐

「アノスよ、大いに乱れよ。悲嘆と絶望に舞い狂え。その時こそ私は、なりたいものになる」

妖怪を支配してアノスを騒乱させている伝説の大妖怪。
太古の昔に発生し、歴史の影で暗躍してきた神獣に近しい超存在であり、幾たびも人類と大きな戦いを繰り広げてきた。
妖怪とは様々な概念と物質が結びついた精霊に近い存在であるが、九尾の狐は強大な自我(エゴ)をもって自身を妖怪に転生させた。
禍々しく肥大化したその自我は他の全ての存在を飲み込んでただ自分の理想のみをかなえようとする。
最終目的は不明だが、様々な使い魔を通じてアノスを混乱させる事を当面の目的としている。

14GM:2017/07/09(日) 20:34:53
・『アノスを憂う者達の会』

国内有力貴族がアノスを蝕む内憂外患の対処のために意見を交換し合う伝統と格式ある会合。
彼らの話し合いで決まった物事については法王ですら時として意見を曲げねばならぬほどの力を持つ。
一部愛国心や野心や信仰心が強すぎる参加者の影響か暴走しがちの傾向がある。
この会が抱える最大の問題点は、本来外様であるはずのQB一族が主流派となり、会の意向を左右するようになっている事。


『怒れる軍神』ネロ男爵ちゃん

「弱き国、弱き民では生き残れない! 国を腐らせる軟弱な連中なんてワシ、10発はヤっちゃうよ!」

アノスの新鋭騎士団「猛る種付けおじさん」の団長を務める新米男爵。
生まれた国、育った国をそれぞれ腐敗とそれに伴う革命で失っており、惰弱な治世を嫌う。
また、それぞれの原因がいわゆる後宮の腐敗にあるため女性を極端に蔑視している。
本人に戦闘能力は皆無だが将軍としての統率・指揮能力は現在のアノスでも随一であり、
やや独善の嫌いはあるが我が身を顧みずに国に尽くそうとする姿に忠義を誓う騎士は多い。


『人類悪』ゾディア・キューブリック辺境伯

「フフッ、楽しいねぇ。悪い事をするのはとてもとても楽しいねぇ」

アノスにおける後ろ暗い務めを代々行ってきたアノスの闇の象徴の一族。
その正体はアノスの闇に潜み続ける力あるヴァンパイア、『シックス』である。
彼の正体は上層部の一部には薄々気付かれているが、アノスの暗部の記録をたてに追及を免れている。
アノスというヴァンパイアにとっての一番の脅威を隠れ蓑に、彼は今日も悪事を重ねている。
彼は大きな目的のために、また趣味を兼ねて「悪の育成」を行っている。


『QにしてBの者』QB・トリューニヒト公爵

「至高神よ、まもなくだ。QB一族の悲願はまもなく叶う」

ファリスの最高司祭が法王となるアノスにおいて公爵位とはただの名誉職に過ぎない。
しかし、富と名声を何よりも好むQB一族はその名誉職をこそ求め、長い年月をかけて上り詰めた。
トリューニヒトはQB一族の中でも原理主義であり、神を喰らうという目的を忘れずにただそのための計略をのみ練り続ける。
大国の公爵という後ろ盾を得てQB一族はわりと各々好き勝手にやっているが、トリューニヒトはそれを止める事はない
一族全体の利益をあげれば許容し、失敗すれば切り捨てる。
QB一族に存在するのはチームワークなどではなく利己主義から生じるスタンドプレーの集まりなのである。

15GM:2018/02/02(金) 21:37:31
なんとなくデータ化したシックス配下『五本の指』

『火葬』のパイロパイロ モンスターレベル9
敏捷度:19 攻撃点:16(素手) 打撃点:13 回避点18 防御点11 生命点19 精神点19 生命抵抗18 精神抵抗18
パイロキネシス:触れた部分が燃える。打撃力10追加ダメージ9の炎ダメージ。触れ続けていると10秒おきにダメージ発生。また、熱源視(インフラビジョン)で他者を認識する
煉獄連撃:戦闘開始時1R目のみ、3回連続で攻撃できる。発火能力を駆使した筋肉燃焼からの高速連打。ジークンドーの真骨頂にて敵を打ち倒す。
最速の一撃:至近距離対象にいる相手に攻撃する時、敏捷度30として行動する。

悲しみながら葬る――男。先天性精霊力異常により触れたものが全て発火するため、耐火布を全身に巻いている。
生まれ落ちてすぐに母親を焼き、父親に殺されかけたところを偶然シックスに見いだされて拾われた。
助けてくれた恩義からシックスの忠実な下僕として働いているが、シックスがパイロパイロを重用しているのは役立つからではない。
パイロパイロは誰にも愛されない。愛したとしても触れれば燃え尽きてしまうから触れる事すら叶わない。だけど、それは「愛されたくない」わけではない。
己の生まれを嘆き、誰かに愛される事を求めながらもそれを心の底に封じて怪物として振る舞い、他者を焼く。その悲劇が、シックスには面白くて仕方がないからお気に入りなのだ。
火の精霊力異常により肌は爛れ、眼球は乾き崩れている姿を隠すため、耐火布の上から大き目の黒衣に道化の仮面をつけている。この姿だけは。決して、決して見られたくない。


『水葬』のアクエル モンスターレベル8
敏捷度:19 攻撃点:14(武器) 打撃点:11+毒 回避点:17 防御点:11 生命点:12 精神点:18 生命抵抗:15 精神抵抗:21
精霊魔法7レベル:魔力10
毒:毒性値16、麻痺、12時間持続
猛毒の霧:古代語魔法のアシッドクラウドを精霊魔法として扱える。

水妖礼装グレンデル モンスターレベル10
敏捷度:17 攻撃点:18(体液) 打撃点:酸(打撃力30+追加ダメージ10) 回避点:16 防御点:14 生命点:30 精神点:25 生命抵抗:21 精神抵抗:20
一切腐食:あらゆるものを溶かす力。魔法の武具は例外だが、それ以外は触れればダメージを受け耐えきれなければ溶かし喰われる。
絶対防壁:アクエルに対するあらゆる攻撃を受け止める。アクエルの回避・抵抗に+2のボーナスを与える。

怒りながら葬る女。見眼麗しいダークエルフの種族至上主義者であり、ダークエルフの復権――地上の支配者として君臨する事――を目指している。
その種族への誇りは凄まじく、ダークエルフが手を貸してやったのにファリスに敗北したファラリスを不甲斐ないと断じ、暗黒魔法の技能を失うほど。
しかし種族特徴として精神抵抗は残っているため、それを神から奪い取った力だと妄信している程の情熱は、シックスにとって愉快な玩具となっている。
シックスをダークエルフだと誤認させられており、同じ目的のためにシックスを同志だと考えて歪んだ世界への復讐のために活動を続けている。
ダークエルフとしては暗黒魔法が使えない分、並みのエリートだが。彼女の最大の武器はその執念により100年かけて作り出した『水妖礼装グレンデル』にある。
狂える水の精霊を凝縮して作った粘液生物は彼女の怒りに呼応するかのようにあらゆるものを喰らい飲む。全ては正しき復讐のために振るわれる力である。

16GM:2018/02/02(金) 21:38:45
『風葬』のジョン・ドゥ モンスターレベル9
敏捷度10 攻撃点:17/17(二刀流) 打撃点19/19 回避点:17 防御点:13 生命点:20 精神点:15 生命抵抗:19 精神抵抗:18
風の刃:半径10m以内に存在する全ての対象を任意に攻撃対象にできる。
鉄血の颶風:攻撃点を1点下げる事で攻撃の対象人数を1点増やせる。
蹂躙の暴風:ラウンド終了時、気絶して(生命点か精神点が0以下で)倒れている対象が武器の範囲内にいた場合、無条件で殺害できる。

怨みながら葬る男。10数年前にゴールで連続発生していた辻斬り事件の犯人であり、騎士隊に捕縛される直前でシックスに回収された。
飢饉で全滅した元貧乏農村の生き残りであり、生き地獄に落ちた自分達を見殺しにしてぬくぬくと暮らしている人々への恨みで動くありきたりな殺人鬼ではあるが。
シックスが見出した天性は、まさに殺戮のための獣性であった。強い相手を殺す戦士ではない、数を頼みに徒党を組んで難敵を撃破する騎士でもない。
「自分より弱い相手を大量に殺せる」と言うくだらない才能を、シックスは大いに面白がって10数年磨き続けた。その結晶こそが、今のジョン・ドゥ(名前のない怪物)である。
同時に、今のジョン・ドゥはもはや自分が何を恨んでいるのを忘れてしまっている。怨んで恨んで呪いの炎に自分を焼き続けた結果、その復讐の対象は目に映る自分より弱い存在全てに向けられる。
年貢をちょろまかして村の滅亡の原因を作った代官を殺した事も。それで不正な利益を得ていた商人を殺した事も。自分達を見捨てた近隣の村の連中を皆殺しにした事も。全てを忘れ、ただ恨みのまま復讐に耽溺しているのだ。


『土葬』のマガラ モンスターレベル9
敏捷度9 攻撃点:17(スコップ) 打撃点19 回避点:14 防御点:13 生命点:55 精神点:19 生命抵抗:23 精神抵抗:17
対人奥義・楽しみの雪崩(ヴェースィララヴィーナ):スコップを投擲し、飛びついて組み付く技。攻撃点17/18(スコップ・腕ひしぎ) 打撃点19/17(締め付け)
サンボマスター:的確に関節を破壊していく達人の業。ダメージを与えるたびに命中か回避のどちらかが-1される。この効果は累積され、-4に達した時点で片腕か片足が折れる。
大地斬:地面ごと敵を抉り斬る剣術。「サンボマスター」のボーナスを受けない代わりに、この攻撃は回避に-2のペナルティを受け、ダメージを防御ロールを2回振って低い方が適応される。

楽しみながら葬る男。生前は傭兵だった。ただ殺し殺されるのが楽しいだけの、傭兵団を探せばすぐ1人2人は見つかるようなテンプレの戦闘狂。
ただそれだけの行いを、死んでも執着しアンデッドとなり果てても続けようとしただけの、シックスが見つけて愉快な玩具のようにコレクションした不浄の戦鬼である。
そもそも意識が残っていようがアンデッドになった傭兵を雇ってくれるのはシックスのような悪党ぐらいしかいない。なら、もうそれで充分だとマガラは考える。
自分の身長よりも巨大な獲物、巨大スコップ「タロウダチ」を振り回し、殺し殺される快楽を味わい続ける。この魂が擦り切れてしまうまで、ずっとずっと。
戦闘中は隙あらば武器を投げ捨てて相手に組み付き、関節技を仕掛けて骨を砕こうとする酔狂な部分があり、生前はそれが原因で敵に組み付いている最中に敵諸共周囲の兵に突き殺された。
アンデッドとなった今でも「死ににくいからいけるだろ」程度の安い考えからその悪癖を治そうとしない。彼と敵対するものにとっても、徐々に壊される戦いと言うのは恐怖を呼ぶであろう。相手の顔が喜悦に染まっているのならばなおさらに。

17GM:2018/02/02(金) 21:39:38
『鳥葬』のミミズク モンスターレベル9
敏捷度:15 攻撃点:16(素手) 打撃点:15 回避点:17 防御点:14 生命点:15 精神点:15 生命抵抗:17 精神抵抗:17
ヴァルチャーマスタリー:この魔物は常に「スカーレットヴァルチャー」10体を任意の位置に配置して戦闘を開始する。また、ラウンド終了時に1D6体追加される。(総数100体)
闇遁の術:半径100mを暗闇で閉ざす究極忍法。また、その闇の中でスカーレットヴァルチャーのモンスターレベルは+2される。
凶鳴:禍々しい声で鳴く。聞こえた対象は16の目標値で精神抵抗をし、失敗するとあらゆる判定を-2する。

喜びながら葬る女。元は『汚い忍者』の獣遁使いであり、輝かしい異能により次期頭領とも噂されるがその性質が異端ゆえにシックスの手に委ねられる事になる。
彼女は極めて慎み深く、他者への奉仕を尊ぶ心優しき女であるが。その魂には唯一瑕疵があった。彼女は、人の魂が鳥に喰われる事で楽園に至れると当たり前に思っている。
彼女の忍法はスカーレット・ヴァルチャーを大量に操り、彼らをサポートして敵集団を殲滅する恐ろしいものであるが、彼女はそれを無差別に使う。まったくの善意で。
気に入った相手、気に入らなくても報われるべきだと感じた相手、彼女が「もう十分頑張った」と思える相手、それらは皆、赤いハゲタカにとっての餌になってしまう。
彼女の存在はシックスにとってあまり愉快ではない。彼女はただ善意のままに悲劇を振りまくだけの舞台装置であって、シックスの望む悲劇を演じる役者ではないのだから。
しかしその舞台装置も使いようだ。たとえばテロリズムに使うなら、最大限に役者の悲鳴を引き出せる事だろう。対ゴール用決戦兵器に使われようという今、彼女はとても喜んでいる。多くの救われぬ魂を救済へと導けるのだから。


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