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おんj艦これ部 パパの会

1名無しのおんJ提督:2015/12/27(日) 19:52:31 ID:gzEkDh/U
主に「艦娘が妻・娘であったら」と言うような妄想を書き込んでいく場所やで
執事や奴隷など、そういう系の妄想もウェルカムウェルカム〜

327場所の確保は任せたのです・・・:2016/03/25(金) 01:15:05 ID:FXVuGUJ2
お二人の部屋から物音がするので確かめるも灯りは消えて異常は無し…

と、素直に立ち去ったと思わせて再度扉を開けると枕投げですか。まだまだ甘いですねぇ
狡い、卑怯だ、汚いと言われてもそれが大人なのですよ。ふふふ…

328名無しのおんJ提督:2016/03/25(金) 10:14:37 ID:MXYrYnw.
(村雨ちゃんの命で)部屋を掃除していたら、案の定わき道にそれてしまった。
アルバムをめくる。若かりし僕と村雨ちゃん、そして他にたくさんのみなさん。
実はツーショットで撮った写真は滅多になかったりする。いつも賑やかな鎮守府だった。
水雷戦隊といくらかの打撃、空母要員を擁するだけの小さな部隊。懐かしい日。
その最後を飾るページに、数少ない僕ら二人だけが並んだ写真がある。

終戦の祝賀会。
きらきらと輝いた大部屋に、老若男女の提督と同伴の艦娘がそれぞれ一人。
友達だったり恋人だったり、ビジネスライクだったり、艦娘に尽くしている様子だったり。
それぞれの関係が、それぞれを繋げて、この「終わり」を迎えたのだと感慨深かった覚えがある。
そして、そのそれぞれが分かれ、またこの終戦により部隊のみんなとも別れるともなれば、哀しみもひとしおだった。
幸運にも、その後にまためぐり合わせてなんてことなしに付き合いは続くことになったのだけれど。

区切りってものは、いつだって切なくて空しくて不安で、心の弱い僕にはどうにもつらい。今だってそうだ。
そんな時、村雨ちゃんがいてくれて本当によかった。そう思わずにはいられない。
いい人と出会えたものだ。大切にしなくては。少し若い僕らに、誓いなおした。


(昨日、大学卒業しました。村雨ちゃんはいないので非常に不安で今にも逃げたいです。)

329(村雨さんの慈愛を心に宿すのです…):2016/03/27(日) 00:10:23 ID:FXVuGUJ2
今日は例のイチゴ狩り。練乳の小皿片手に食べ頃のイチゴ探しをしました。
それでイチゴ狩りを楽しまれるお二人を見ていて気付いた事がひとつ。イチゴの食べ方ひとつで性格がよく出ますね。
舞風様は摘んだイチゴを一口で頬張るのですが、野分様は後ろから二口に分けて召しあがるのです。(イチゴは先端が一番甘い)
食べ方は人それぞれですが、ここまでハッキリと違いが出るものだな、と関心しました。

ああ、痛んでいたイチゴは野分様がジャムにして下さるようです。朝食のマーマレードも彼女の自信作だったようで。
これは是非ともご教示願わねば…。

330名無しのおんJ提督:2016/03/27(日) 00:33:47 ID:KMsFMcSM
一昨日3月25日は睦月の誕生日。
7歳のお祝いにはケーキはじめごちそうと、子供用家事セットをプレゼントしました。
村雨ちゃん…ママに憧れて、なにかと真似するところがある睦月。
これからはごっこじゃない、本番の家事に少しづつ参戦です。
喜んでいただけたようで、いやーよかったよかった。
3月生まれなのに「睦月」。睦まじく人と、光とともにあるように。暗い闇も優しく照らすように。
願いどおりというと少し押しつけがましいけれど、健やかに育ってくれてパパもママも嬉しいです。
……パパとママの生まれ月なのは、あくまで偶然ね。

ちなみに「朝霜」は、始まりの中で光を受けて輝ける、強く美しい人になってほしいという意味。
深海終戦後の新時代を生きるにはいい名前だと思う。自画自賛。
二人とも自分で光る名前じゃないのは、いつも他の誰かを気にしてほしいから。あと、願うまでもなく自ら輝くと信じてるから。

春休みも迎えて呑気で陽気な娘たち。
残念ながらまだまだバタバタな諸事情で遠出は難しいかもしれないけれど、少しは遊んであげなきゃ。
遊んでもらう、なのかもしれないけどね。


(引っ越しでバタバタするし回線が引ける日は遅いし新社会人だしでしばらくいないと思います)
(花見はみんなで楽しんでください)
(なんでワイは私事報告してるんやろ すまんね)

331名無しのおんJ提督:2016/03/27(日) 17:29:34 ID:IleeSgxg
今日は娘と旦那と一緒にお昼寝をしていた。
色白の魔術師も寝顔はあどけない少女のよう。すやすやと穏やかに眠る彼女のほっぺたの触り心地は最高だろう。
彼女の隣へベッドに入り、彼女の寝顔を眺めていたらいつの間にか自分も寝てしまった。

……で、起きたのが今頃である。

332名無しのおんJ提督:2016/03/28(月) 00:13:02 ID:TxwC8gEo
今日は珍しく車に乗って公園へ。
二分、三分くらいしか咲いていませんでしたが、桜の花が春の訪れを教えてくれました。
たんぽぽも傍らで咲いており、ますます春になったんだなあと実感。
山雲と鬼ごっこしたり、雲龍の握ってくれたおにぎりを食べたり楽しかった!
今週には満開になるのかなあ。
桜吹雪の妻と娘、いつか撮ってみたいと思う春の日でした。

333名無しのおんJ提督:2016/03/29(火) 02:03:40 ID:aVLlvPaY
もう三月も終わるんやなって
お花見行きたいンゴねぇ…

334名無しのおんJ提督:2016/03/31(木) 17:42:31 ID:qNOYO8TE
早霜との二人暮らしが始まってから困ったのがまずお互いの呼び方だ。
俺はもう司令官ではないし彼女ももう早霜ではない。ならば名前で呼ぶのが適当かと思うがどうも違う気がする。彼女も口には出さないが同じことで悩んでいるのが分かった。
そういうわけでお互い二人称を使わないといけない場面を避け続けていたある日、彼女は唐突に俺のことを呼んだ。「あなた」と
だから俺も未だに彼女のことを早霜と呼び続けている。 名前で呼ぶのは特別な時だけ

335名無しのおんJ提督:2016/03/31(木) 22:15:09 ID:izCYoh22
鎮守府時代から「村雨ちゃん」と呼んではいたけれど、村雨ちゃんからすれば「提督」じゃなくなった僕の呼び方は結構悩んだみたい。
初めて名前を呼ばれたときは嬉しかったなぁ。照れてたのが本当、可愛かった。
今ではあなたとか、子供の手前パパと呼ばれることも多いけど、名前で呼んでくれるときはいつでも嬉しい。
やっぱ根っこが恋する子供なのかねぇ。

朝霜のやつが僕のプリンに名前を書いたので、僕はその分特大プリンを仕入れて食べることにしました。これが大人だ。

336名無しのおんJ提督:2016/04/02(土) 22:45:44 ID:T/zVfkXw
呼び名、ですか。
鎮守府では提督。執事としても提督。う、うむ…?

思い返せば、舞風様と野分様に初めてお会いした時もそれ以降も苗字しか名乗っていないような…?

337名無しのおんJ提督:2016/04/02(土) 22:49:19 ID:IleeSgxg
今日は旦那とウイスキーを嗜む。
ジェムソンは割って飲むとまろやかな風味が楽しめる。
ウイスキーはハイボールにしてよし、ロック水割りにしても良し。
今宵も旦那との会話がエキサイトする。
ウイスキーを飲む旦那はいつもよりさらに格好良くて素敵だ。

デザートにはコーヒーゼリーがおいしい。
流石にゼリーの蓋には名前は書かないが。
今度はツェッペリンと一緒に手作りしてみようかな。

338名無しのおんJ提督:2016/04/03(日) 00:26:47 ID:33RCBic.
新学期も始まる前だしちょうど見ごろだし明日あたり花見に行こうかね いい公園もあるし(あからさまなネタ振り)

339名無しのおんJ提督:2016/04/03(日) 14:11:44 ID:82HSfi8c
公園での場所取りは、朝が弱い僕には大変な仕事ではあるけれど、嫌いではない。
講演での段取りは窮屈で好きになれないし、公演の音頭取りは仲間に大方任せてしまっているけれど、花見の時は頑張って早起きをする。
宴会になる前にひとり、自分好みの場所でぼんやりと桜を愛でる。これはもう特権と言っても過言ではないんじゃなかろうか。
寝袋持参のような人には敵わないが、シートを広げ、なかなかのポジションを確保して呑気に構える。
弁当はどんなものだろう、とか。娘たちは遊び道具を持ってくるのかな、とか。白露姉妹は酒持ってくるのか、とか。
色々考えながら、春の陽気が調子を上げていくのを感じつつ、穏やかな風に揺れる桃色を見上げて……。

少し遠い賑わいと、香ばしい気配、それと暖かさで目を覚ました。どうやら寝てしまっていたらしい。
日はまだ高く、青と桜と、それを背景に微笑む、少し朱の差した村雨ちゃん。「もう少し寝転んでおく?」なんてからかう彼女の膝枕は、誘いを断るには快適すぎる。
優しい栗色を弄びながら、お言葉に甘えておこうかな、と返そうとしたけど、青葉と朝霜がカメラ(本格的な趣味用と、子供用と侮れないトイカメラ)を構えてこちらに向かってきているので、自粛。
……お衣は来れなかったか。流石に編集者って大変なんだな。自由闊達なライター寄りの青葉と違って人の面倒が基本の彼女は気苦労が絶えない(と思う)。
僕の取材同行って名目で休めればいいと誘ってはみたが、そんな生兵法が通じる世界ではないらしい。今日も今日とてお仕事お仕事、だそうだ。
噂には、さらりと書けばストレートに仕上がってしまうエッセイストもいるらしい。僕もそのくらいの腕があればお衣の苦労を減らせるのかねぇ。
今度話を聞いてみたいものだ。……いや、その人のエッセイを読めばいいのか。ともかく、それであやかれればいいんだけど。
ぼんやりそんなことを考えつつ、自分の寝顔を見せつけられる猛攻から目を逸らそうとする。正面に青葉のカメラ、右に村雨ちゃんの携帯、左に朝霜のニヤニヤ笑い。このシートに逃げ場なし。

これは敗走でも戦略的撤退でもなく、新たなる進攻である―――。そんなことを嘯きつつ並木道の屋台を眺める。
いよいよ花見の盛り上がりは今日どころか今シーズンのピークに達し、きちんと場所取りをしてよかったとしみじみ思う。
そんな賑わいの中の店たちはより取り見取りの色とりどり。息の長いおでん屋台から気の早いかき氷、時の運のくじ引きなんかもある。
先ほどの香ばしさの爆心地でもあり、空いたお腹にソースやら甘さやらの誘惑が直撃する。
店が多すぎて目移りするのと、ついてきた睦月と手を繋いでいることで、ゆっくりと歩くようにしているためか、普段以上にその効果は大きい気がする。
すれ違う人たちも、それぞれの、主にのんびりとした足取り。一人だったり、家族だったり、つかず離れずだったり。甘味に足を止める子と次の店を見ようとする子の間ってのは大変そうだな。
当の睦月も、もちろん僕も、やっぱり屋台が気になる。散歩の名目で出てきたけれど、一つくらいは買っていこうか。
「睦月、なにか気になる?」
「うん!…でももうママにもらったお小遣い使っちゃったよう…」
「そっか。じゃあパパが買ってあげる」
「え、いいの!?」
「ひとつだけ、秘密な」
「うーん……」
「もう少し他のお店も見る?」
「やっぱり、いいのね。睦月だけはいけないとおもう」
「睦月……!」
子供は親が思うより早く大きくなるもの、と理屈でわかっていても、こうしてまじまじと成長を見ると心に来るものがある。何気ない日常にも、その瞬間はあるんだね。
嬉しいので、みんなで摘まめるパスタスティック(睦月の好きなチーズ味)とか、たこ焼きとかを買っていくことにした。

睦月もお手伝いしたというお弁当を楽しみにしつつ、戦利品が冷めないうちに元のシートへ向かう。
いそいそと出てきたせいで誰がいるのか、何があるのか確認しそこねていたけど、それもまたお楽しみということでいいか。
芸術祭の魔法使いさんに会って睦月がはしゃいだり、風流な、正しく「花見」といった人を見つけたり、軽く歩いただけでこれだけ楽しい。
ひらり、睦月の髪についた花弁が、綺麗に似合っている。取る必要もないだろう。彼女(たち)も花のごとし、可憐な少女に似合うのは当たり前。
お開きにはまだ早い。一人では決してみられない花を、目いっぱい楽しもうじゃないか。

340名無しのおんJ提督:2016/04/07(木) 00:44:27 ID:IleeSgxg
先週末はお花見でした。

少し早起きをして寝起きが悪い旦那を叩き起こして準備させ、予約していた花見弁当の配達を受け取る。

朝靄が残る近所のお花見会場はすでに場所取りが始まっていた。ある程度スペースが空いているところに場所を確保する。
朝が苦手な旦那はシートに座るわ否や、桜を見ずにうとうととし始めている。娘もその姿を見ると、旦那の隣に座って花見をし始めた。

満開の桜が頭上一面に広がる。
毎年見れるものの、この一週間後にはほとんど見れなくなると思うと寂しくも勿体なくも感じてしまうのは私の性か。
少しずつ落ちていく花びら一つ一つについ目で追ってしまう。
ある花びらは風に吹かれて滑るように落ち、またある花びらは回転して輝くように落ちていく。
旦那は初めて花見をした時にこの刹那に感動を覚えていた。

娘と二人でぽつりぽつり屋台を歩く。
屋台はどこも子供連れで大賑わいだ。
ふと、果物飴屋さんで足を止める。
そこで自分はイチゴ飴を、娘はリンゴ飴を、旦那にはブドウ飴を買っていった。

持ち場に戻ると旦那が起きていた。
帽子を外して飴をほおばるその姿は可愛い女の子だ。

昼下がり。3人分のお花見弁当がすっからかんになった頃、睦月がやってきた。
睦月が旦那のもとへやってきて、こないだの魔法使いさんだと喜んている。
後から二人、おそらくであるが睦月の両親がこちらにやってきて、笑顔で挨拶にやってきた。自分も慌てて立ち上がり、話しかける。
旦那は立ち上がって帽子を被ると、即興で手品を披露する。
何もないところからステッキを出すその仕草はまさしくジェントルマンのよう。いくつかマジックを披露した後、一礼すると睦月一家だけでなく、その周囲からも拍手が起こり、少し恥ずかしくなった。

帽子を被っているときはイケメンの魔術師であるが、一度帽子を外すと可愛い女の子に早変わりするという魔法を持っているのが旦那は反則だよ、もう。

341名無しのおんJ提督:2016/04/08(金) 00:38:41 ID:wMdeqS6E
今日早霜は俺が働いている図書館にふらりとやってきた。特別会いに来たというわけではなくただ本を読みに来たらしい。
しかし鎮守府から抜けて日常生活を始める際、日中暇を持て余すのではと少し危惧していたがそんなことはなく彼女は色々なこと時間を潰しているようだ(そもそも鎮守時代も頻繁に出撃するわけでもなく正直暇だった)。

今日こうやって暇をつぶすために本を読みに来る前は、俺のと自分の合わせて春服を買いに行っていたらしい。俺も早霜も提督だった頃はほとんど私服を着ることが無く、全体的に数が少ないので早霜が俺のも含めて自主的に買いに行ってくれることは凄く助かる。
完全に任せきりなのはどうかと思わなくもいが、体のサイズは完全に把握しているだろうし彼女の方が服のセンスがいいのだから適材適所だろう。

だが春服を買ったという筈の彼女の服装にはこれといった変化はない。いや春だけではない。どの時期でも彼女の服装が大きく変わることはない。彼女は上は長袖下はロングスカートか長いパンツしか履かない。
彼女は肌を隠せる服装でしか外には出ない。


(いつの間にか時間たってるから今日ってか昨日やな)
(何かスレの趣旨から外れて来てる気がするから次はちょっと甘いのしてくるで)

342名無しのおんJ提督:2016/04/09(土) 21:21:58 ID:5ld1ILeg
本スレでお茶会の話題が出ているけど
人集めとかには地域やマンションの自治会とかも良さげですねぇ
あと地域の企業のイベントが近くに行われていて自然発生的に起こるというのもありやと思う

343名無しのおんJ提督:2016/04/09(土) 21:29:31 ID:wMdeqS6E
だから現在の会員の状況纏めてクレメンス(他人任せ)

344名無しのおんJ提督:2016/04/09(土) 21:38:40 ID:wMdeqS6E
×だから
○誰か

345名無しのおんJ提督:2016/04/09(土) 23:48:29 ID:5JQ0rvAI
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1H-bRQ0P-NdazPdjUyYrjh1gf_oqPitWqeFQwYuYTC4c/edit?usp=sharing
お ま た せ
とりあえずコメント残せるようにしておいたから何かあったらこっちかこの表で伝えてクレメンス

346名無しのおんJ提督:2016/04/10(日) 01:27:22 ID:cvOIrRHw
「春の息吹は桜とともにやって来、そして桜が散る頃にいつしか夏の訪れを感じ、忘れていくようになるのじゃのう…」
初春はニュースの喧しい花見特集を見ながらそう言った。
「散りゆくものを目に焼き付けてその記憶を残していくのが人の役目ってもんじゃないかい?」
そう言って私達は花見へと出かけることにした。

やって来たるは京都は堀川。堀川のせせらぎを聞きながら遊歩道を北上していく。
その道に連なったソメイヨシノはその花の大部分を散らし、緑の葉を露わにしている。
駆け足で散っていったかの儚い花を見、ついこんなことを思い出す。
「そういえば日本のソメイヨシノは掛け合わせで生まれた雑種の花らしい。確か、オオシマザクラとエドヒガンの。」
「ほう、初めて聞いたのう、じゃが雑種であれ何であれ、誰かしらの美しい花を生み出そうという努力には痛み入るのう。
それで興が覚めるというわけでもあるまい。それで?」
「つまりは、接ぎ木とかで人の手を加えていかんと次代を残せずに、このこの景色がいずれ消え失せてまうんやなぁって」

「…」
初春は何も答えず、むずかるような表情をしながら頭の上の桜の枝を手繰り寄せた。
「わらわ達と同じじゃのう、次代に託せずに絶えゆくものは」
我ながら迂闊だったなぁ…子供がいない寂しさはお互いよくわかっていたはずなのに。
寂しげに初春は流れる川の水面を見つめ、こう発句した。

瀬を速み 帰りて来ずや 散る桜

うむ…このままブルーな気持ちのまま花見を続けるわけにはいくまい。
そう思って周りを見渡し、見つけたのは、川岸に流れから取り残された花弁が重なりあい、
さながらカーペットを織りなしているような光景であった。

水くくりては 川床となす

川の水から両手いっぱいの桜の花弁を掬い上げ、初春に見せながらこう返した。

初春は少し口角をあげ、諫めるように扇子で私の頭を軽く叩き、こう言った。
「お前様もそのことばかりじゃのう…。…まぁ、そう望み、求めるのであらば、わらわも今夜といわず
いつでも応え、受け入れようぞ」
よかった、言わんとすることはわかってくれ、機嫌は直してくれたようだ。夫婦ともども精進せねばなるまい。

そのあと、堀川商店街で和菓子などをみながらさらに北上していくと、私も見たことがないこぢんまりとした神社のようなものを見つけた。
水火天満宮といい、道真公や弁財天、また玉子神石といった雑多な神をたくさんの祠を作って祀っているらしい。
ご利益は学業成就や火難水難伏せ、また子授けと安産祈願もあるとのこと。
これは何かの縁だなと思い、その境内に足を踏み入れる。
そこには、幹は大きくないものの立派な八重桜がその枝を垂れるほど立派に花を多く咲かせている。
社務所も祠も小さく、訪れる人も少ないが、その花は悠然と存在感を主張していた。
あたかも神に、また参拝客に頭を下げるように立派な花をつけた枝を私たちの目の前まで垂らしており、
ここで私はこう句を発した。

八重桜 栄えてなおも 頭垂る

初春はこちらを見て、「わかってないのう」といいたげないたずらな笑みを浮かべると、枝の下をくぐり社に向かっていった。
私も枝をくぐりそのあとをくぐり、賽銭箱へ向かい、二拝二拍手一礼をして道真公にお参りをした。
そして戻ろうとする際、私がまた枝の下をくぐると初春はこう言った。

桜下で人は 御霊を拝す

あぁ。
なるほど。あの長く垂れた枝は桜だけではなく私達も頭を下げて拝せよという彼らの戒めなのか。
私はその神木にも畏敬の念を込め、一礼をして鳥居を出た。
彼らが我々にご利益をもたらさんことを。そう祈ってまた私達は鴨川の夜桜を見にゆくのであった。

347名無しのおんJ提督:2016/04/10(日) 01:30:20 ID:cvOIrRHw
久しぶりの投稿で長文書いてすまんな。
たまには遠出をしてインスピレーションを得なきゃならないってはっきりわかんだね。
最近投稿できてなかったけど私達はこ↑こ↓にいます〜(GKOUGRS)

348名無しのおんJ提督:2016/04/10(日) 02:06:00 ID:47sc0KZU
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349名無しのおんJ提督:2016/04/13(水) 23:49:02 ID:3aspBKhs
「それワン、ツ、スリィ〜♪」
「リードは私ですよ。舞風お嬢様?」
桜の花びらが舞い散る中、一面ピンク色の絨毯の上でダンスに耽る舞風様と私。
今日はダンスの野外レッスン、もといお花見である。
舞風様曰く、今日はダンス……じゃなくてお花見にピッタリな公園があるよ!との事でお二人をお連れしたが、これではまるで花よりダンス。
すぐ傍のベンチにお座りになっている野分様はりんご飴にクレープ、その他スイーツ諸々に舌鼓を打ち、そちらは花より団子状態。
初めこそ視界に広がる満開の桜に感動していたお二人だったが、そこはまだまだ子供。花を愛でる年齢にはまだ早いか。

「桜、見ないでよろしいのですか?」
「ううん、今はこっちのほうが楽しいよ!」
そう舞風様が今日一番の笑みを見せると、春風に舞った桜の花びらが彼女の頭や肩に降り注ぐ。
私は舞風様の頭に降った花びらを丁寧に振り払い、鼻先に乗ったそれも指先で軽く摘み上げる。
この一連の動作に舞風様も気付けば桜に負けじと頬を赤く染めていた。
「おやおや、ここにも桜が咲きましたね」
照れ隠しに頬を膨らませる舞風様はりんご飴のよう。
……当然ながら、からかった罰として野外レッスンの延長を受ける事になるのだがこれはまた別のお話。

レッスンを終えた後は催し物を見て回り、出店を楽しむ事になった。
「いきます……ってー!」
「それっ、ワン!ツー!」
射的では野分様が実践での腕を発揮し、大きな熊のぬいぐるみを一撃で仕留め、舞風様は持ち前のバランス感覚を活かし、金魚掬いで器いっぱいに金魚を掬った。
舞風様には申し訳ないが、残念ながら奥様からの言付けで金魚は持ち帰れないのでここでサヨナラである。
かわりに私が射的で色違いの熊のぬいぐるみをプレゼントする。お揃いのぬいぐるみにお二人も喜んで頂けたようで私も何よりだ。
(射的の店主はがっくりと項垂れていた気がするが、これも大人と大人の真剣勝負。悲しいかな、勝者がいればそのぶん敗者もいるのだ)

そして時間はあっという間に過ぎ、帰り支度を済ませた私の腕の中には踊り疲れたのか、すっかり夢の中な舞風様。
近くで拍手と歓声が聞こえる。ストリートマジシャンでもいるのだろうか……人盛りができているのが分かる。
舞風様が起きていれば見せて差し上げたいものだが、野分様も瞼が重いご様子。お楽しみは次回に持ち越しとしよう。

お屋敷までの帰り道、車の中でお二人はずっと眠っていた。バックミラー越しには肩を合わせ、すやすやと寝息を立てる舞風様と野分様。その腕には熊のぬいぐるみを抱いている。
「さくらの……てーじ……」
舞風様の寝言が耳をくすぐる。桜のステージとは最後まで舞風様らしい。これには桜もきっと苦笑いしているに違いない。
そんな桜が窓の隙間から花びらで別れの挨拶を告げる。次の春、桜咲く季節にまたダンスを披露しようとひとり心の中で返事をした。

350名無しのおんJ提督:2016/04/13(水) 23:58:23 ID:3aspBKhs
遅れながらお花見(お花見とは言っていない)のお話でした。

>>345
分野別のページもあったとは気づかなかった
私は家族番号16番みたいですが分野別の方では15番のままになってますよ

351名無しのおんJ提督:2016/04/20(水) 22:13:18 ID:IleeSgxg
呼び名のお話。
未だ自分は提督の身分であるためか家では旦那はアトミラール呼びしてくれることもあるが、基本は名前呼びだったり妻だったりしている。
一度ダーリン呼びされたときは恥ずかしくてたまらなかった。

自分は旦那のことはグラーフやツェッペリンと呼ぶこともあるが、ツェペリの旦那、または単に旦那呼びが一番慣れている。
確かどこかから引っ張ってきたものだと思うのだが、語感が良いのでそのまま使っていたりする。
たまにカッコつけて伯爵と呼んだりするけど。

352名無しのおんJ提督:2016/04/24(日) 19:37:31 ID:NpxuzV7I
鼻っ柱が痛い。ひどく痛い。皮もむけている。
これは議論にかけるまでもなく、昨日の日焼けのせいだろう。
公園で一日遊んだはいいが、まさかもうこんなに強く照り付けるとは思わなかった。
皆はと言えば、なんてことない様子。やはり日焼け止めをもらっておくべきだったか。
上着を羽織っていたからまだいいとはいえ、教訓にしようとしてこれで何度目、何年目だろう?
村雨ちゃんのシーズン最初の日焼け止めを毎年断って、毎年痛がっているから、10回以上は同じ過ちを犯していることになるのか。
来年こそは回避したいものだけど、きっと同じように油断するんだろうなぁ。

昔の健康的な夏の小麦色の君も素敵だったと言ったら、彼女が見せつけるかのように風呂に誘ってきた。
あの頃とは違う、透き通るようで魅力的な肌。娘たちと遜色なく若々しいこの肌も異論なく健康的だ。
本当に、いい女だよ。
そう囁いたら、のぼせたみたいに真っ赤になった。ふたりで。

353GWですね。何かお出かけされますか?:2016/04/30(土) 20:51:23 ID:IleeSgxg
夕食を済ませ、食器を洗い終えると、伯爵が手招きをしていた。
近づくと、膝枕でもどうか、と言われたのでお言葉に甘えて頭に膝に乗せる。
旦那の膝の暖かさと感触がとても気持ち良い。私はすっかりリラックスしてしまった。

「横を向いてくれないか」
旦那の言葉に気づいた私は左を向いて頬を膝と合わせる。
旦那は竹の棒を使って耳かきを始めた。

「痛くないか?」
大丈夫、むしろ気持ちいい。耳の壁をつつかれる感覚が少しくすぐったい感じで心地よい。
耳垢を掻き出される感覚がさらに気持ちいい。
目を閉じてうとうととしていると、耳の中に梵天でくるくるされる。
これがまたたまらないのである。
締めにふー、ふー、と息を吹きかけられる。
これまた何度もしてほしい気持ちよさである。
左耳もほとんど同じように心地よい感覚で掃除してもらった。

掃除が終わったあと、自分は床に座る。
「旦那さん、攻守交代。」
そう言うと旦那を膝枕させ、右耳から掃除をし始める。
こちらは綿棒とピンセットを使って耳垢を取っていく。
痛くないか、と質問すると気持ちいいとの返事が返ってきた。
この調子で掃除していくと、旦那の反応があいまいになってきた。
どうやら気持ち良すぎて意識がふわふわしているよう。
さらに耳掃除をしていく。

片耳が終わったのでふと顔を見ると、口をぽっかり開けていてよだれをたらしそうな旦那がいた。
肩をとんとん叩き、向きを変えてもらうともう片方の耳を同様に掃除する。
すると徐々に旦那の声が聞こえなくなってしまった。
代わりに聞こえるのは寝息。
耳掃除を終えた時にはすでにあまりの気持ちよさに眠ってしまったようだ。
このまま膝枕を続けると痺れるので旦那を起こさないようにそっと枕の上に旦那の頭を載せた。

旦那が眠ってしまった今は娘と私だけの二人きりの時間。
一緒にトランプ遊びでもしようかしら。

354名無しのおんJ提督:2016/05/08(日) 22:24:39 ID:IleeSgxg
GWは如何でしたか。

義理の娘として春風を迎えた。
年齢は雪風たちと同じ10歳。アクティブな村雨ちゃんとは違ってこちらは少し大人しい、大和撫子。
村雨ちゃんにはこれからはお姉ちゃんとして頑張って欲しいところもあったり。

新たに娘を迎えて最初にしたのはカードゲーム。
お姉ちゃんが進行役でいろいろわいわい。
トランプで大富豪に、七並べなどなど。
妹は花札の遊び方も知っているようで、私たちも手ほどきを受けて一緒に楽しんだ。
なお参加した中では旦那が半数以上負けていた模様。
旦那が不運なのはいつものことだけど。
逆に春風ちゃんはなんとなくだけどツキが良い気がする。

いろいろゲームで盛り上がっているともう1日が終わってしまう頃に。
今日からは家族4人。これからずっと一緒に過ごしていこう。

我が家へようこそ、春風。

355名無しのおんJ提督:2016/05/09(月) 21:10:37 ID:1u7G54OI
お久しぶりです。村雨の夫です。
諸般の都合により断絶していた通信環境も無事(?)整い、再びこちらに顔を出すことが出来そうです。
が、今夜はまた面倒事が山積しているので、ゆっくりとお話をすることも出来なさそう。
ですので、ひとつだけ。

「最近非パパ時空で無意識に『よーしパパがんばるぞっ』とか言っちゃってやばい」

みなさんの連休のお土産話、期待しております。

356名無しのおんJ提督:2016/05/12(木) 21:04:31 ID:vu8vPnko
最近はよく帰り道に家族と電話してます。歩きながら電話はちょっとよろしくないけど。
「宿題はやったのか?」とか「安いお野菜買っちゃった」とかいろいろ話してると、堅苦しいシーンからの解放感と安心感に包まれるのです。
でもでも、晩ごはんのメニューだけは教えてくれないんだよね。メインディッシュは、ほんとの安らぎは、帰ってからのおたのしみってことかな。

357名無しのおんJ提督:2016/05/19(木) 22:59:29 ID:UndU96fY
久しぶりニキー

GWは人ごみが嫌という理由で図書館で本をたくさん借りて引き籠ってたいつも通りの我が家であった

(面白いお土産話なんて)ないです インドア派だからね、しょうがないね

358名無しのおんJ提督:2016/05/22(日) 19:59:31 ID:acvLSrk6
てすてす

359名無しのおんJ提督:2016/05/29(日) 01:00:07 ID:Zl.dn1gY
雷ちゃんといっしょに今日はお勉強をした
雷ちゃんがワイに優しく勉強を教えてくれるので捗り効率もあがった
しばらくしてワイも雷ちゃんも疲れたのでいっしょにお昼寝を取ることにした



設定は特にないです
続きは今度書きます

360名無しのおんJ提督:2016/05/29(日) 19:56:19 ID:zPO17V6I
それなりの数のゴミ袋たちへ。あるいは、その元凶へ。
うらやむ視線。呆れる視線。叱る視線。
三者三様六つの瞳が向けられる。
僕は小さく、ごめんというばかり。
口さみしさに何かとお菓子を食べる癖は、治せるものなんだろうか。
娘がマネしないように気をつけなきゃ…。

361名無しのおんJ提督:2016/06/02(木) 22:59:50 ID:nfD71wqY
今晩はとある知人家族の元にお嬢様ふたりをお任せする事にしました。
これも全て奥様がご不在の中、職務が立て込んだ私の不徳の致すところであります。
しかしこれはおふたりにとっても貴重な経験になるでしょう。願わくば先方にご迷惑がかかるような事が起きなければよいのですが……嗚呼心配です。

362名無しのおんJ提督:2016/06/03(金) 00:47:19 ID:aVLlvPaY
鈴谷のやつ色々ガバガバなので一度住民票?から消しといてクレメンス
気が向いたらまた書き込むかも

363名無しのおんJ提督:2016/06/03(金) 19:45:32 ID:2RqDbbYQ
鎮守府時代のつながりは、基本的には提督と艦娘という形で培われたものが多い。
けれど、少なからず提督と提督のつながりだってあるわけで。
昨晩はその縁で、二人のお嬢さん、もといお嬢様を預かることになった。
一般家庭のうちで預かるとあってなかなか身構えもしたけど、お迎えしてしまえば、なんてことなし。
素敵な「お姉ちゃん」として、娘たちと仲良くなってくれました。

元気な舞風さんは朝霜と睦月と一緒にゲームをしたり、踊ったり。いいお姉ちゃんをしてくれました。
本人はダンスが好きなようだけど、うむ、これほど動けるならミュージカルとかもありだな…。
でも、勧誘はしないでおこう。今はダンスと艦娘で手一杯って感じだろうし。
遊んでも、話しても、いつでも楽しげな姿は、まさにさわやかな風って感じ。

真面目な野分さんは、いわゆる「大戦世代」の僕と村雨ちゃんに興味があるらしい。
アルバムを引っ張り出して、夫婦で昔語りに花を咲かせました。少しは参考になったかな?
後半、だんだん調子に乗って惚気がちになってしまったのは悪かったかなー。
どこか慣れた反応だったし、身近にカップルや夫婦でもいるのかね。
……鎮守府勤めでそんなリアクションになる状況は、だいたい予想がつくけど…。

朝霜はお二人とすぐ打ち解けた。ちょっと打ち解けすぎなんじゃないかと心配にもなったけど、お互いのいいところだと思う。
睦月から見るとちょっと歳の離れたお姉さんだけに、少し気後れしちゃったけど、いつの間にか懐いたみたい。お二人の笑顔のおかげかな。
ご自慢の手料理、秘伝のヘアケアの伝授など、村雨ちゃんも大活躍。5人でお風呂は狭くなかったのかな。
僕はゲームのコツ、表現のコツとかを教えてみたり。あと…えーっと…たのしかったです。
いずれ彼に色々教わって、僕も家事やパーティでも活躍できるようにならねばな…。提督と執事の両立ってなんなんだ、ほんと。

ともかく、そんなこんなで心暖かな一晩でした。

「お姉ちゃんたち、また来ないかな?」
「そうだなぁ、次はいつになるかな」
「そうだ!こんどはあたいたちがあっちに行こうぜ!」
「そうねぇ、久しぶりに鎮守府にも行きたいかも」
「鎮守府って言っても、僕らがいたところとはだいぶ違うみたいだけどね」
「またお姉ちゃんに会えるの?」
「さて、どうだろうね?」

>>362
はいはーい。またいずれ、やね。いつでも歓迎するで。

364名無しのおんJ提督:2016/06/05(日) 23:41:17 ID:nfD71wqY
雨粒が窓ガラスを滑るようなって数日が経つ。

ミルクティーを淹れる私の隣で、舞風様はベッドに横たわりながら退屈そうに窓の外を眺めている。
外で踊れないのが不満なのか、今日は一段と元気がない。そこでこの魔法の言葉が役に立つ。

「舞風お嬢様」
私は片膝をつき舞風様の前に片方を差し出した。時代が時代であれば吟遊詩人の餌食になりかねない。
「...Shall we Dance?」
瞬時に私の手を取りベッドから飛び降りる舞風様。先程までの退屈が嘘のように明るくなる表情に私も微笑みで返す。

今日のレッスンは何がいいか、口を開けばダンスばかりなお姫様に雨もいつしか止んでいた。そんな梅雨の黄昏。

365名無しのおんJ提督:2016/06/05(日) 23:48:48 ID:nfD71wqY
(片方→片手)

366名無しのおんJ提督:2016/06/07(火) 17:58:32 ID:SjyYLSqU
参加してみようかな…でも、設定が煮詰まんない。

ざっとレス読んでみたけど
パパの会はzawazawa辺りでサイト立ち上げて
メンバー参加型にしたら
より色んな事出来て活気付きそうやね。

367名無しのおんJ提督:2016/06/07(火) 19:10:11 ID:SjyYLSqU
あ…創設者殿みてるかな?
明確なルールとか知りたかったんや。

368名無しのおんJ提督:2016/06/07(火) 19:22:47 ID:XQmOF9NU
はいはーい。僕です。
設定が煮詰まらないのはそんなに気にしなくていいと思うよ。
パパじゃなくてもいい。夫婦じゃなくてもいい。平和ならそれでいいからね。

zawazawaはよくわからんけど、僕自身の接続の環境的にしたらばが相性悪いみたいなのよね
だから個人的には歓迎かもだけど、別に僕一人がルールってわけじゃないし、ほかのみんな次第ともいえるかな。
zawazawaがどんなもので、どんな風になっていくかを話してくれると助かるかなって。

369名無しのおんJ提督:2016/06/07(火) 19:40:53 ID:SjyYLSqU
>>368
お!!回答ありがとう。
レス全部目を通したけど、明確なルール無いしなぁと思ってたけど、
創設者殿の言葉で解決です。

スレの方でここの話題目にしてたから、
ざっと目を通してみたけど、皆艦への思いが溢れてるなぁ。

zawazawaの事については、レスを1〜365まで目を通して思ったんよ。
各々のスレで書けて皆で共有できるやろうし!とね。

zawazawaについては、各々がメンバーとして名前を持って住人として、
スレで暮らせるって感じかな、まさに家族!!。

後、本スレと同じように画像とかサムネで貼れるし、管理もしやすい。
メンバー登録してる人以外観れないようにも出来るから秘匿性が高いって感じやね。

(メンバーでも無いのに偉そうに書いてしまって申し訳ないm(_ _)m)

370名無しのおんJ提督:2016/06/07(火) 20:02:00 ID:XQmOF9NU
ほーん、まぁまぁええんやないかね
メンバーとして名前をもって、とは言うけど、それぞれ家族構成や書き方や生き方で誰かわかるしなぁ…
本スレの方でもたまに挙がるが、ネームドってものは新規の参入を妨げかねない。
特に、遠巻きだろうが何だろうが、「家族は明確にいないけど見に来る」って人がいる以上、あんまりかっちりしすぎるのもね。

画像管理とかは、まぁ、そうねぇ…

つーわけで、ワイは中立。ほかのみんな次第で。

371名無しのおんJ提督:2016/06/07(火) 23:51:57 ID:nfD71wqY
私としては人目に付きやすいzawaはどうも恥ずかしいですね
追記や脱字を編集できたり、レスのやり取りが分かり易いのは便利なのですが

正直なところ、交流はしたい、でも部に対してあまり目立ちたくはないって気持ちがあります
怪や教団でネタにされるのはちょっと…辛いです…(無理してネタに乗るか、そっとじするかしかない)

パパ会でzawazawa掲示板を新しく建てられたら良いのですがねぇ…ホント便利

372名無しのおんJ提督:2016/06/20(月) 08:24:18 ID:Jskf3juU
6月19日。
日曜日の今日は、雑貨屋のお客さんだか付き合いだかで頂いた優待券で、村雨ちゃんと二人でお出かけ。
そのメインはこれからの夏の空を先取りする、箱庭の空の天体ショー。きらきらの恋物語。始まりと終わりのロマン。
暗闇の中で繋いだ手は、どちらが先に握ったのか。ホールを出てからずっと、解かれることはありませんでした。

その後も博物館や周りの街をぶらぶら。科学のドキドキやショッピングのワクワクが山盛り。
優待券の〆切が今日じゃなければ娘たちも連れてきたんだけど、彼女たちには彼女たちの予定があるらしい。
今を逃せばもう見られないってわけではないし、たまには二人で。と送り出す義姉妹たちに背を押されて、水入らずの時を過ごした。
しかし、春雨ちゃんがもらったチケットを期限ギリギリまで忘れているとは…。珍しいこともあるものだなぁ。
得したからいい、で済ませたくもない。父として残念さや寂しさが残るのは、デートのお相手の村雨ちゃんへは失礼なのかな。

偶然なのか、天罰なのか。
喫茶店で少しばかりおしゃべりしてたら突然の大雨。
強く、弱く、断続的に降り続ける、村雨とも夕立とも言えない不意の雨。
「これじゃ海行けなさそうね」
「夕日とか、見れないねぇ」
「せっかくの発案なのに残念だったね。私も久しぶりに海、行きたかったな」
「……まぁ、その辺はあいつの鎮守府に行くときにでも」
「それもいいけど、静かで穏やかな海を見たかったんですー。……二人で」
「ん、そこは同感。だけど、まぁこれはこれで」
ぐっと強まった雨脚が、一瞬だけ、彼女の訝しむ声をかき消す。
「一日早いけど、おめでとう」
「…あら。ありがとっ」
「本当は海で渡したかったんだけど。…これからも、よろしく」
「…こちらこそ、よろしくおねがいします」
しずく一筋。あとは晴天。彼女と世界はリンクする。彼女が世界のすべてであるように。
偶然なのか、天の配剤か。

「おかえり!」
「遅かったじゃねぇか。雨大丈夫だったかよ?」
彼女の誕生日を祝おうとプレゼント用意を画策していたので、完全に忘れていた。
「パパ、おめでとう!」
「いつもありがとうな。父ちゃん」
今日は父の日。いわゆる僕の日だ。

「早く着替えておいで。きみがいっちばん主役なんだから!」
奥から顔を出す義姉。奥の様子を聞き取ってみれば、うわぁ姉妹全員いる。マジか。
「村雨の姉貴も。あと夕立の姉貴も誕生日パーティの主役だかンな?」
「はいはい」

そこからは、六月半ばのただの日曜とは思えないどんちゃん騒ぎ。もとい、素敵なパーティ。
白露姉妹総出の手料理。娘たちからは共同出資でメモ帳。そしてお手紙。
いろいろいいシーンはあったけど、一番印象に残るのはやっぱり朝霜と睦月の種明かしかな。
「春雨さんが期限付きのもの、忘れるわけないだろ?」
「五月雨ちゃんや涼風じゃあるまいし、か?」
「なっ!なんでぇ、その言い方ぁ!」
「もうどじっこじゃないんですからね!?」
「ちょっと説得力に欠けるかな?」
「時雨義姉さん手厳しい…。ともかく、その辺から仕込んでたわけだ」
「普通に祝うだけじゃ面白くないからな」
「パパだって隠れてプレゼント用意してたし」
「おかげで父の日忘れてるってわかって、仕掛ける気合がわいてきたってもんよ」
「あの相談が失策だったかー…。てことは、企画から二人で?」
「そういうこと。もちろん、白露さんたちにはたくさん手伝ってもらったけど」
「たのしかった?」
「もちろん!」
「うん。とってもいい一日だったわ」
「えへへっ」
人を見て、時を見て、場を見て、想って考えて動く。時に隠れて、時に華やかに。
見事な手腕に、娘たちの成長に、胸があつい。
心と涙腺の限界を覗き込まれるのも、存外、悪くない。今夜だけは。

「二人ともよく寝てます。…涼風も一緒に」
「ん、ありがとう。……となると、チケット代は出さなきゃだな」
「何を無粋なこと言ってンだ。あれはうちの9人からの父の日だよ」
「父て」
「鎮守府を出てからこっち、何かと助けてもらったからね。お父さんみたいなもんだよ。義弟くんだけど」
「ありゃ戦時中みんなが頑張ったからだ。あと政府のアレだし」
「細かいことはいいっぽい!」
「とにかく、これくらいはさせてください。ね?」
「わたしたち、ずいぶん子だくさんになったものねぇ」
「そうだな……ほんとに子だくさん、目指すか?」
「!?」
「そッ、それじゃ私たちは帰りますね!?」
「ごゆっくり〜っ」

はっきり言って、父としてまだまだ未熟だ。きっと永遠に未熟だろう。
それでも、少しずつ成長を見守っていけたら。永遠に見守っていけたら。
それ以上の幸福はない。

373名無しのおんJ提督:2016/06/21(火) 23:19:37 ID:IleeSgxg
旦那の机の上に2つ小さなプレゼント箱が置かれていた。
私たち3人はテーブルの向かいに座り、主役の登場を待ちわびていた。

ローストビーフにローストチキン。もちろんソーセージも食卓に。
旦那の好きな肉料理を中心に
もちろん野菜も添えて色鮮やかに。

春風は喜びつつもしとやかに食事を楽しんでいた。一方村雨はローストチキンをかぶりついて元気いっぱいに食べていた。

料理がなくなり、ささやかなパーティが終わる頃、娘ふたりは旦那に箱を開けてみてと頼んでいる。
それに応えた旦那は微笑みながら箱を開けた。
中身は耳栓とアイマスク。
小さいながらもなかなかしっかりしたもので、旦那は笑顔で感謝の言葉を述べながらふたりの娘を腕で包み込んでいた。

ちなみにお姉ちゃんへの誕生日プレゼントはオシャレなカ・バ・ン。ちょっと高かったなぁ。

旦那はすぐに耳栓アイマスクともに使って寝ていた。
いつもは弱い朝も少しは良くなった気がする。
これでいつでも寝れるようだ。

374名無しのおんJ提督:2016/06/28(火) 00:19:20 ID:nfD71wqY
父の日はお嬢様達とマカロン作り。
お揃いのエプロンと三角頭巾に着替えた舞風様と野分様はいつになく張り切っていました。
普段は私が作っているのを眺めるだけなのですが、父の日だからとこの日は自分たちも頑張るそうで。

「マッカロンマッカロン♪」
鼻歌交じりにメレンゲを泡立てる舞風様。キッチンにはマカロン作りに必要な材料の他にもトッピングに使うチョコレートやフルーツが並び、甘い香りが辺り一面に広がっています。
気のせいがトッピングのフルーツが減っていますがそこはご愛嬌。なにぶんこの日はたっぷりと働いて頂くのですから。

「メレンゲできたよ!」
「こっちも仕上がりました」
同時に響き渡るおふたりの声。肝心のメレンゲは…その自信満々な顔にも現れていました。
こんなにキメの細かなメレンゲを見てしまっては、内心楽しみにしていた駄目出しもできません。
「どう? あたし達だけで出来たでしょ!」
「ふふっ、舞風ったら一昨日からずっと本で予習してたんですよ」
「あっー! それは秘密にするって言ったのに!? のわっちのイジワル!」

そんな可愛いやり取りも不思議と何度見ても飽きないのは何故でしょう。おっと、私はオーブンの準備でもしましょうか。
せっかくお二人が仕上げたメレンゲ。このメレンゲを無駄にするわけにもいきません。

「そろそろ開けていい!?」
「まだ焼き始めたばかりですよ」

「もういいかな?」
「まだまだあと10分です」

「もう開けたい!」
「はい、どうぞ」

最後にふんわりと焼き上がった生地にクリームを挟み、トッピングで飾ったら出来上がり。
イチゴにバナナ、チョコレートに抹茶色…色とりどりのマカロンに瞳を輝かせる舞風様と野分様。
もう父の日なんて頭から飛んでいる事でしょう。初めて作ったマカロンに頭が一杯なお二人も愛らしい。

「ん……この匂い知ってる!」
奥様も呼んで昼下がりのティータイム。キッチンの後片付けに勤しむ私の背中に舞風様の喜ぶ声が刺さります。
「これ香り、さっきのシフォンケーキね」
あらら、見つかってしまいましたか。残っていた材料とこっそり準備していたスポンジで後の楽しみにと作っていたシフォンケーキ。
(私個人の)明日の朝食にと思っていたのですが奥様も乗ってしまったのならば仕方がない。



「それで…どのマカロンが一番美味しいですか?」

意味深な笑みを浮かべる野分様。大の甘党な彼女は最後に特大の爆弾を投下したのでありました。

375名無しのおんJ提督:2016/06/28(火) 00:25:54 ID:nfD71wqY
http://zawazawa.jp/onjkancolle/topic/26

zawazawaにもパパの会改め町内会ができました
こちらも併せてどうそよろしくお願いします

376名無しのおんJ提督:2016/07/18(月) 01:27:02 ID:s9fyI/Q.
このスレってリアルパッパスレやなかったのか


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