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あ艦これ文藝部

1名無しの提督さん:2015/07/22(水) 17:30:36 ID:1GwGZ/7Y
管理人様より「お好きにどうぞ」とのお言葉を頂いたので、
僭越ながらわたくしめが。

とりあえずの方針として
・政治ネタNG(荒れて収拾がつかなくなる)
・シナリオ型SS※もご遠慮願います(既存SSスレとの競合防止)
(※例:[登場人物名]「(台詞)〜〜」のような形の形態をとるもの)
・グロ・リョナ・スカトロ・暴力等、マイノリティな嗜好を含むものは、
 本編前にその旨明記すること。
・ホラーに関しては、各人の判断と良識に丸投げする!
・「自分のイメージとは違う」等、過度に作者への攻撃に走らない。
 (ここも各人の判断と良識に任せます。思想嗜好は人それぞれ)
・合言葉は「寛容と尊重」。

こんな感じで、後は好きに書いて頂けたら良いなと思います。
「この艦娘の、こんな話が読みたい!」とか希望すれば、
誰かが書いてくれるかもしれないし、書いてくれないかもしれない。
まあ、ゆるゆると、奥ゆかしさ重点で参りませう。

あ、性事的な話はこちらでもOKで(元々そういう成り立ちですので)。
冒頭表記については、各人の判断と良識に(以下略)。

159名無しの提督さん:2015/11/08(日) 17:37:46 ID:NJNUHIv6
>>158
>コメ欄で長文書くなよ(意訳) ってことを伝えに来ただけだろうに
その場で言えばいいんじゃ?と思ったけどなるほどね
わかりますた

160名無しの提督さん:2015/11/08(日) 19:44:53 ID:jeiamLpQ
はて コメ欄でも指摘されてるところを何度も見かけていましたが
てっきりその指摘を受け止めた結果コメ欄の代わりにこのスレで続けてるものだと

161名無しの提督さん:2015/11/08(日) 22:36:32 ID:7.6RE2Cs
【独白】

電です。かつての鎮守府が解散して以来、もう戦いに身を投じることは無い、と思っていました。
生き残った仲間はそれぞれの道を歩んでいきました。別の鎮守府に転籍した人、軍役を退いた人、海軍に残った人…
電は、司令官…いえ、元・司令官についていく道を選びました。この身尽きるまで、貴方と共に…。貴方が着任してから、常にそばに居た者として、他の道など考えられませんでした。

あの日から、どれくらい経ったのか…
大本営から勅令を受けて、私達は再び、海にやってきました。
あの時と変わらない、この海へと…
後悔なんてありません。電は、いつも司令官のお傍に…
志を共にした僚友達の分まで、いつまでも…
いつか、この海が静かになるまで…
いつか、宿命が私達を割いたとしても…

【砕かれぬ者】へ続く…

162「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/09(月) 00:47:33 ID:TVV0Wz0I
>>158
「コメ欄で長文書くなよ(意訳) ってことを伝えに来ただけだろうに
 なんでこのスレの住民さんはこうも攻撃的なのか」

伝えに来た際の最初の物の言い様が、
>>149 「お前らマジで目障りだから」
に始まり、
>>153 ただし他人の意見は尊重しない
>>154 目障りでも「寛容」に受け止めて俺のオナニーを「尊重」しろってね

といった、露骨な悪意のある言い様であれば、それ相応の応対になるでしょう。
「寛容と尊重」は、同じ穴の狢たる者同士、多少の見解の相違は寛い心で受け容れて、
その相違を否定すること無く尊重していこう、という意図で掲げたもので、
そういった趣旨(説明不足ではありました)を解せず、「悪口も『寛容と尊重』だろぉ?」とばかりに、
土足で上がり込んで来て、礫を投げられれば、それを弾くくらいの権利は認められる筈です。

「なんでこのスレの住民さんはこうも攻撃的なのか」
という答えについては、上記に挙げたものを参考として頂きたく思います。
また、平常このスレッドを利用してくださる方々からのレスポンスはあくまで一般的な反論であり、
「攻撃的」と評されるだけのものはほとんど無いのではないかと思われます
(最初の私の反論には、挑発的な表現がありました。反省)。
それを以って「攻撃的」と断じられるのは、甚だ遺憾とするところであります。

今後、表コメント欄にて「不快な」長文SS等を見かけたら「掲示板の文藝部に行け」と誘導してくだされれば、
コチラとしても盛況に繋がりますので、是非勧誘の程、宜しくお願い申し上げます。

また、以降新たな問題が発生しない限り、私としてはこの件に容喙するつもりは無いと明言すると共に、
私の蒔いた種で今次の問題を惹起させてしまったことを、利用者の皆様に深謝申し上げます。

163名無しの提督さん:2015/11/09(月) 01:03:43 ID:vzW.UQBI
とりあえず>>149 >>153 >>154が自分の意見押し付ける典型的無能指示厨なのはわかった。
人を従わせたいならRTSをシングルでやっててくださいね。マルチだと迷惑にしかならないからw

164名無しの提督さん:2015/11/09(月) 13:45:37 ID:/zSQzcg6
【砕かれぬ者】

「フォローミー!私に続いてくださいネー!」
旗艦金剛お姉様の指揮に併せて、出撃する。
沖ノ島…ここに敵艦隊が接近している。私達四人が揃ったからには、敵艦隊の思うようにはさせません。
この、艦隊一の頭脳を目標とする霧島、必ずや勝利をもたらしましょう!


「榛名ッ!」
榛名が金剛お姉様を庇って被弾。赤城さんも被弾し、これ以上の攻撃が難しい状態。
蒼龍さんも傷を負い、榛名に肩を貸す比叡お姉様も、浅めとはいえ手傷を…。
この霧島の分析に誤りがあったのでしょうか…
「お姉様、ここは残念ですが、撤退を進言いたします…」
榛名に至っては、次攻撃を受けたら危険だ。大事を取るなら退くべきだろう。
「いえ、お姉様…榛名は…大丈夫です…!ここまで来れば、勝利は、目前です…。」
「…ワカリマシタ…進軍デース」
「お姉様!?わかっているのですか!?今の榛名は…!」
次攻撃を受けたら危険な榛名を連れて進撃など…!
「霧島…大丈夫ネー。榛名も、赤城も、蒼龍も、比叡も霧島もワタシが守りマース」


私達は追撃を開始した。ここまで榛名は無事だった。
「これでフィニッシュ?ナワケナイデショウ!ワタシは喰らいついたらハナサナイワ!」
金剛お姉様が探照灯を照射する。必然的に生き残った敵艦の砲がお姉様の方へ向かう。
「サア、霧島!フィニッシュは貴女にマカセマース!遠慮なく撃ちぬくネ!」
ご自身の砲撃を終えたお姉様は敵艦隊を照らしながら艦隊を離れていく。
集中砲火を浴びるお姉様、その身に報いる為には…
「全門斉射!」
敵旗艦が、業火に包まれて海中に還っていく…金剛お姉様、我々の勝利です!

165名無しの提督さん:2015/11/10(火) 22:39:14 ID:hWvWEMUU
【閑話休題、広報課のお仕事】

広報課の朝は早い。近隣住民との良好な関係を保つべく、なすべき仕事は多い。さあ、今日も相棒と仕事の時間だ…。

「と、言う訳で皆さんのあられもない寝姿を撮りますよー!」
…広報課の仕事って…なんだっけ?頭が痛くなってきた…この仕事の出所は何処なのか?問いたださないと…
「ああ、近隣の商店街の青年会の方々が若い娘の写真集が欲しいとの事で…」
…あいつらか。今度空母の皆さんに“誤爆”してもらおうか?さすがに司令官に止められるか…?
「さあ!先ずは依頼のあった…白露型の部屋に潜入しましょう!」
ちょ、ちょっと!本当に行くの!?

「ふふふ…やってきました白露型の部屋!早速カギを開けて…ここからは小声で行きますよー」
なんでこんな盗人のような格好を…
「じゃあ、まずは村雨ちゃんを…おお、この娘スタイルいいですねえ…このはち切れんばかりの胸元のボタンをちょっと外して…」パシャ、パシャ…
…良いのだろうか…?なんか、来週には広報課無くなっているんじゃあ?
「ふう…最近の駆逐艦はけしからんですねえ…お次は…春雨ちゃんにしましょう、あどけない寝顔ですねえ…」パシャ、パシャ…
…相方が犯罪者にしか見えません…どうしよう?
「続いて、海風ちゃんと江風ちゃん…おお、この二人、抱き合って眠るんですねえ、ぐふふふふ…」
…寧ろ、まずこいつをどうにかするべきだろうか?
「白露ちゃんは特に要望なかったから、時雨ちゃんと夕立ちゃんを…」
…今から私だけでも逃げようかしら

「さて、次は大人気陽炎型の娘達をターゲットにしましょう」
…まだやるの?
「最初は浦風ちゃんですね。この娘もいやらしい体ですよねえ…さて、この娘もパジャマの上を剥いで…」
…完全に性犯罪者だ…
「ちょっと胸の間に棒状の物を挟んで…」
もう、解体待ったなしだわ…
「次は浜風ちゃん、磯風ちゃんどちらにしましょうかねえ?」
憲兵さん、今すぐきてー…

【広報課のお仕事(パート2)】へ続く…

166名無しの提督さん:2015/11/13(金) 00:51:20 ID:0FPl4Vj.
【広報課のお仕事(パート2)】記録者青葉

さて、良い写真が取れましたよ!これで商店街の方々にも喜んでもらえますねえ!
「…もう帰りたい…」
おや?何故か相棒の顔色が悪いようですよ?全く体調管理も出来ないなんてプロ失格ですよ。
まあ、いいです。これで17駆逐隊は撮り終えましたし…後は黒潮ちゃん不知火ちゃん陽炎ちゃんの寝姿を激写です!
「提督にばれたら…いや、それよりも軍監の人達に見つかったら…」
…全く相棒は心配性ですねえ…ばれなきゃいいんですよ。では早速、陽炎ちゃん達、服を脱ぎ脱ぎしましょうね〜♪

…ふう、全く素晴らしい姉妹ですねえ、じゅるり。
では名残惜しいですが、次に行きましょう。
次は、睦月型の部屋です!依頼にあったのは皐月ちゃん、文月ちゃんが多めですねえ。では…
「…!あ、青葉!誰か来るわよ!」
おっと!隠れないと…!



「睦月、もう眠いのです…如月ちゃんももう寝ちゃおう?」
…く、睦月型の娘がまだ起きていたとは。ですが、負けませんよ!先に第6駆逐隊から行くだけです!

さて、商店街の人気者の第6駆逐隊の撮影腕が鳴りますねえ…
「…何をしているんだい?」
み、見つかっちゃいました!?
「暁…借りるよ?探照灯を…」
ま、眩しい!?目が、目があ!?
「ウラー!!」
ひぎゃああああああ…!?
き、衣笠…助けて…!ワレアオバ…
「全く…このことは司令官に報告させてもらうよ?」
…青葉、やられました…

【キス島突入前夜】へ続く…

167名無しの提督さん:2015/11/13(金) 01:25:46 ID:svVAyyz.
日刊提督新聞 十一月十二日号 生活面より

【サンマと間違えドクカマス食し提督危篤】

艦娘によるサンマ漁が盛況を極めていた先月下旬、
無類の海外艦好きとして知られていたD提督(36)が
食中毒で生死の境を彷徨っていたことが明らかとなった。

事の発端はやはり秋津洲。「おっきいサンマかも!」と
体長1.5mにも達する巨大な魚を持ち帰ったのが悲劇の始まりであった。

これを受け取ったのは、才色兼備でD提督の覚えめでたいBismarck。
肉食民族で魚の知識など皆無な彼女が、これを塩焼きにして
提督に献上したのは無理からぬことである。

「ほら、油がのっているでしょう。食べてもいいのよ?」と
明らかに「カマス」の形状をした魚を「サンマ」として供されたD提督の心中や如何に。

供述によれば、「全部食べてから『これはサンマじゃなくてカマスだぞ』と
額を小突いてやるつもりだった」ということだが、3分の1ほど食したところで
やおら箸を取り落とし、異変に気付くも既に時遅し。
全身の発熱、しびれ、嘔吐が収まらず、三日間生死の境を彷徨ったという。

なお、この記事の掲載が遅れた理由だが、毒魚に詳しい戦艦日向さんに
所見を伺ったところ、「カマスにかまされたとは、笑うに笑えないな」、と
アリューシャンの流氷のような駄洒落を直撃されてしまい、
記者も三日間生死の境を彷徨ったためである。

168「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/14(土) 00:19:20 ID:twolv6/Y
80. 名も無き提督 2015年07月11日 16:25 ID:5t1Tb7zE0
※79
不粋にも、大和さんは穿いていると推定されている。
通常コスチュームで、脇アキから覗く顕になった側腰部に、
錨を結わえ付けてある紐が、それであると言われている。
つまり、これはいきなり袴の裾を捲り上げて楽しむのではなく、
大和の秘部を覆う、最後の砦たる薄布を、自らの手でほどき、
剥ぎ取るという一手間を加えることで、
本番までのヴァーチュアル・アドレナリン量を増大させる効果があるという説がある。
つまり、「焦らしは重要」(論点のすり替え)。
――――――――――
気力・体力の罐の圧が上がらない……!
ナマモノにもダメコンが使えたら良いのに。

169名無しの提督さん:2015/11/15(日) 02:01:36 ID:DjV7cxvY
日刊提督新聞 十一月十四日号 社会面より

【潜入取材 キスカ缶詰工場】

 [1] 一波、潜入す

この一年、各鎮守府で「駆逐余り」が叫ばれている。
大本営調べによれば、鎮守府で出撃任務を与えられる
駆逐艦の数は平均4.3。駆逐の活躍の場たる遠征任務を
与えられる艦も7.1に過ぎない。対して、鎮守府所属の
駆逐艦は平均34.2。これの意味するところは
「任務なき駆逐」が大量に存在するという事実に他ならない。

大本営もこの事実を重く見ており、出撃・遠征以外にも
各駆逐艦娘の適性に応じた任務を与えるよう指導している。

キスカ島に存在するカニ缶工場「アケボノ」は、大本営指導を
受けて開設された、駆逐艦娘が働く工場の第一号である。
しかし、「艦娘能力開発」の成功例として知られるこの工場には
数々の黒い噂が絶えない。記者は工場の実態を知るため、
決死の潜入取材を試みることとした。

まずは綾波型のセーラー服を調達し、体毛を処理する。
40を超えた身でスネ毛の脱毛は流石に辛いが、
真実の追求には犠牲がつきものである。
三年ほど切らずにおいた長髪をリボンで束ね、
鉄屑屋で買った鉄パイプで艤装を自作し装着。
ほぼ完璧な駆逐艦娘の姿となることができた。

綾波型は非常に数が多いため、それらしい名前を名乗れば
実在を疑うものはいない。私は駆逐艦「一波《ひとなみ》」を
名乗り、10月にして既に斬りつけるような風の吹く、
晩秋のアリューシャンに向かった。 [続]

170名無しの提督さん:2015/11/16(月) 01:12:43 ID:SGF8h/iw
【キス島突入前夜】 記録者如月

私達は北部海域、キス島近辺に停泊、突入準備をしています。ここで頑張って司令官に褒めてもらっちゃおうっと。
そういえば、司令官ここの情報を聞いて驚いていたわね…なんでもかつては、ここの海域は、駆逐艦だけで作戦を行う必要があったらしいわね。
今は、旗艦限定で軽巡も参加出来るみたいね。そして今回、多摩さんを旗艦に、私達第30駆逐隊が出撃することになったわ。助っ人の皐月ちゃんもよろしくね?

「如月ちゃん、燃料補給は出来てるかにゃ?」
「如月ー、弾ぎれおこさないように、ちゃんと補給しといてよ?面倒事はいやなんだよー」
ふふ、大丈夫よ?ありがとう睦月ちゃん、望月ちゃん。
弥生ちゃんは…黙々と補給中ね。皐月ちゃんは…気力に満ちてて眩しいわね。
明日はいよいよ突入作戦を実行する日ね…救助を待つ人達を見捨てられないわね。
っと…明日は晴れちゃうのかしら?いっそ霧でも出れば、それに乗じて着岸できるかしら?
風が強いと嫌ねえ…陽射しも弱くならないかしら?
なんだか、妙な胸騒ぎがするのよね…

「如月ちゃん、睦月、これ作ったの。弾除けのお守り…みんなの分あるから、全員無事に帰れるようにって…」
…!
睦月ちゃん…お守りなんて迷信だとも思うけど、この気遣い、嬉しいわね。さすがはおねえちゃん、ね。
でも、多摩さんのはないのかしら?
「もちろんあるよぉ?これ、あげるんだ!にゅふぅ」
…秋刀魚型…無駄に凝っている…
「球磨さん達から、多摩さんにって預かったにゃしぃ!」
睦月ちゃん作じゃなかったのね。随分と細かく作ってあるわぁ…
「『大井が作ったクマー』なんだって」
へえ、意外ねえ?あの人は北上さんだけだと思っていたから…

「大井から魚雷も託されたにゃ。これで殊勲賞はもらったにゃ」
多摩さんは自信ありのようだ…ともあれ、私達も、球磨型に負けない絆がある。
明日は必ず勝って帰りましょう。もちろん、全員で司令官に報告できるように、ね?
おやすみなさい、司令官。明日は勝利の報告をお持ちしますわ。


【キス島突入作戦決行!私達は沈まない】へ続く…

171「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/18(水) 23:29:53 ID:FVx/sC72
【艦これ】咥えゴム望月 他
42. 名も無き提督 2015年07月11日 13:38 ID:5t1Tb7zE0
ケッコンカッコカリを遂げた最初の晩、二人で素裸のまま一つの褥に入り、
照れ隠しで「メンドクサイからさぁ、好きにしてくれていいよ」とぶっきらぼうに嘯く望月の白い体を抱き、
「では遠慮無く」と、蛞蝓が這うかのように丹念に愛撫し、時折指が敏感な部分に触れる度に、
痙攣のように体を撥ねさせるのを受け止めながら、蜜を溢れさせる花芯の奥へと、
熱い肉の隘路を、尺取り虫のような動きで指を這わせ、爪の先がソコを掻く度に息を詰まらせ、
体を慄えさせて、枕に顔を埋める望月の細首を軽く掴み、
頭を上げさせ、窓から射し込む青白い月の光に、上気した顔を晒させると、
「言った通り、好きにさせてもらうぞ」と、眦から溢れた涙が頬を走るのを舐め取り、
そのまま唇で唇を塞ぎ、そのままお互いの体を上下で絡み合いながら、
お互いの情念で肉体と魂を瀰漫させたいだけの生涯だった。

(直接的・具体的な性交・性器描写は無いので、実際健全。猥褻が一切無い)
――――――――――
イベントが始まったけど、限定家具絡みでないイベントには不参加勢。
全体的に殺伐とした雰囲気になって、場所をわきまえずに噛み付いて回る手合が多くてコワイ……。
表を追われたのも、夏イベの時でしたなぁ……(すっかり遅筆モードに)。

172名無しの提督さん:2015/11/22(日) 00:46:09 ID:QvQsurX6
一番場所をわきまえずに長駄文投下しまくってたヤツが何言ってんだか

173「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/23(月) 00:15:33 ID:6mb.40iU
【艦これ】夏イベが珊瑚海海戦がモチーフなら祥鳳や古鷹・加古でルート固定ありそう!
60. 名も無き提督 2015年07月11日 21:21 ID:5t1Tb7zE0
※1
嫌がる祥鳳さんを磔にして、脇の下を擽ったり、脇腹を突いたり、耳に息を吹き込んだり、
うなじに指を這わせたり、太腿を舐めるかのように撫で回したり、
靴を脱がせ、いきれの立つ蒸れた足の指の間を舐めたり、
臍に指を挿れて、臓腑を練るようにゆっくり掻き回したりして、
焦らしに耐えられなくなった祥鳳さんの方から求めるように哀願させて、
後は己の欲望と本能に隷従して、獣のように交わりたいとな? この変態! ド変態!!

174「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/23(月) 00:28:38 ID:6mb.40iU
【艦これ】しおいはいつもあんな感じでち 他
53. 名も無き提督 2015年07月11日 23:25 ID:5t1Tb7zE0
※36
「キブフwww」ではなく、「キブフWWW」と表記して、
「ワールド・ウーメンズ・レスリングス(World Women's Wrestling)・フブキ」と読めば、
あっという間にマッシヴなアマゾネスめいたファイターに早変わりだ。

泳ぎ疲れて水着を脱ぎ捨て、全裸で足を海に浸したまま、桟橋で大の字になっているしおいちゃんに、
桟橋を軋ませて歩み寄り、「せめて下は何か穿きなさい」と苦言を呈すも、
「別に誰かに見られる場所じゃないから良いじゃないですか」とあっけらかんと答えられ、
「俺が見ているだろう」と返すと、「提督は特別だから良いんですよ」と悪戯っぽく笑い、
「折角体乾かしてたのに、また濡れてきちゃったなー。誰かに見られる場所でもないですし、もう一戦いっちゃいます?」と
海面から片足を抜いて片膝を立てると、その部分があられもなく曝け出され、海水とは違う、
粘り気のある潤いを纏った、海棠の花弁のようなその部分見せつけられ、
理性の焼き切れた、焦げたような臭気を鼻腔の奥に感じつつ、
灼けるような陽光と潮風の中で、二人は舌を交わせ、睦み合うのであった。(リア充死すべし)
――――――――――
ハロウィンネタは無期延期(出来るだけ早めに出来たら晒す)だ!
季節感などというセンチメンタルは、実艦標的戦艦薩摩に積んで海に沈めた。

175「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/23(月) 00:51:40 ID:6mb.40iU
【確認事項】
・このスレッドにおいては、いかなる文藝活動も基本的に自由なものであります。

・脚本形式については住み分けの問題で現在は扱っていませんが、
 スレッド利用者御各位の御意見・御要望で方針を決めていければと思います。

・その他、掌編・短編・長編・大長編は勿論、「俺、こんな設定考えた!」のようなメモから、
 リクエスト等も大いに歓迎という方針は変わりません。

・「寛容と尊重」の謳い文句の下、責任感を踏まえた創作活動を愉しんでいただけますよう!

現在ポンコツ「9,」ヨリ申シ上グル事柄ニテ御座候。(改行による読み易さについての実験も兼ぬ)

176名無しの提督さん:2015/11/24(火) 02:16:40 ID:TllOOkTU
【キス島突入作戦決行!私達は沈まない】記録者多摩

多摩にゃ。キス島突入作戦開始するにゃ。
「面倒だけど、やってやるってー」
…面倒くさがりな奴にゃ。まあ、多摩が居れば問題にゃい。見ているといいにゃ。

…敵艦隊発見にゃ!みんな多摩に続くにゃ!
「…シズメ!」
っ…!強力な砲撃。さすが戦艦にゃ、直撃していたらひとたまりもにゃいにゃ。
でも、今の多摩にゃ、問題にゃい!多摩の砲撃、当てるにゃ!

「…敵主力艦隊発見…です…」
遂にきたにゃ!駆逐隊の子達に中破した子もいるが、これなら行けるにゃ!
多摩の水雷戦隊は無敵にゃ!続くにゃ!


「もっともっと睦月を褒めるがよいぞー、褒めて伸びるタイプにゃしぃ。にゅふふふー」
成し遂げたにゃ…北上や大井には出来ない戦果、あげてやった…にゃ…
燃え尽きた…にゃ…
駆逐艦の声が…遠くに…聞こえる…にゃ…
「…多摩さん…」
「拾った秋刀魚を食べていないで、戻りますよ」
にゃ…もっと、食べたい…にゃ…
「食べ過ぎた重みで沈む訳ないでしょ!戻るよ?」
…苦しいにゃ…


【衝突】へ続く…はず…(イベント後までには?)

177「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/28(土) 23:48:49 ID:.CKToxhk
【艦これ】加賀さんにサンオイルを全身で塗ってあげたい 他
53. 名も無き提督 2015年07月12日 00:51 ID:kZb8ROGk0
うつ伏せになりビキニの胸の覆いを外した加賀さんに、サンオイルを丹念に塗り込むべく愛撫し、
乳房の裏や脇腹に塗りこむうちに、その呼吸が段々と熱と甘みを帯びてくるのを覚えながら、
白く眩しい太腿の内側などにも入念に塗りこむものの、一通り塗り終えたたところで、
「サンオイル塗布サービスはここまでです。追加料金でオプションがありますが、
いかがなさいますか?」と、加賀さんの眼前に餌を投じ、その作為に気付いているものの、
体の疼きは抑えがたく、目を逸らしてぶっきらぼうに「お願いするわ……」と言う内容のビデオを、
ベータマックスのビデオテープで販売したところ、即座に買い手がついて、
「本番のテープも早く発売するずい!」と発破が掛かったので、現在鋭意編集中です。
が、出るかどうかは分からぬ。
――――――――――
酷すぎる誤字があったので粛清!

178鹿島SS-1:2015/11/29(日) 02:50:17 ID:O3QHZfBA
行為を終え、体を離した鹿島がコンドームを外して「今日もこんなに…ふふっ、この調子なら『本番』が出来る日も、遠くないかもしれませんよ…?」と微笑まれ、もうなんなら今日ここでガッツリ生で種付けしてやろうかと第二ラウンドを検討し始めた瞬間、それを察したように「それでは、おやすみなさい、提督さん。いい夢を♪」と軽やかにベッドを下りて退室されたい


――艦娘はほぼ人間と同一の肉体を持つが、人間との性行為によって妊娠しにくいと言う研究結果がある
研究結果によると、一定量以上の精液を一定以上の勢いで子宮口に流し込む事で受精させる事が出来るが、この「一定」が通常の人間のそれより多く、強くなければいけないのではないかとの説が有力である
しかも一度子宮で射精を受けると、戦闘する素体としての、次代により強い子を残そうとする本能か、2回目以降はより多く、強い射精でないと受精の確率が下がるとする仮説も持ち上がっている
有体に言ってしまえば、最初の射精での受精が最も難易度が低く、それ以降は徐々に難易度が上がっていくと言うことである。そしてこの学説を支持する鹿島は、愛する提督の射精量と強さを鍛えるため、「練習」を提案した
今回の「練習」は1週間の自慰禁止、及び3日前から食事は精のつくメニューを取り揃え臨んだ物である。「一定」の明確な基準こそ出ていないが、男に組み敷かれ孕ませられる女としての本能から、今回の「練習」の射精量と勢いはその「一定」まで後僅かに迫っていると確信する――

「提督さん、次は2週間…いえ、16日間の自慰禁止をお願いできますか?…もう、そんな顔しないで」
「え、何でそんな半端な日数なのかって?…ふふっ、私、16日後が、いちばん、『あぶない』んです…」
「私、はじめての『本番』楽しみにしてますから…ちゃんと、ここに一杯、くださいね…?」


――16日後、念願の『本番』当日
先日の「練習」から自慰を禁じられ、そのくせ食事はしっかり栄養バランスを考えた上で更に精のつく物が毎食並んだ
執務中も、焦らすかのようにスキンシップを続けられた。廊下で擦れ違う度に二の腕や腰をさすられ、椅子に座って書類と向き合っていると後ろから覗き込む体勢になり、制服越しでも量感のある乳房を首筋に当て、耳に唇をそっと当てて「ほら提督さん、手が止まってますよ」と囁かれた
拷問としか思えない日々を、それでもどうにか耐えられたのは、鹿島に対する信頼と…何より、「鹿島に種付けしたい。孕ませたい」と言う強い欲望の賜物だった
起床時からガチガチに勃起し、苦心して下着の中に押し込み過度に刺激せぬようズボンを履く。足を動かして歩くだけで股間が擦れるのには脳内で般若心境をエンドレスループさせる事で耐える
それでもやや前屈みになるのは抑えられず、しかしどうにか司令室に辿り着き、前屈みのままそっと椅子に座り執務を始める
しばらくしてやってきた秘書艦でもある鹿島は、そんな私の様子を見ると全てを察したかのように、「ふふっ、提督さん、おはようございます」と微笑んだ
…私が提督に就任してから、間違いなく最も長い一日であった

夜も更け、本日の業務も滞りなく終了した。
「提督さん、お疲れ様でした」執務机の前に立った鹿島が、折り目正しく深々と一礼しながら労ってくれる
「あぁ、君もな」前屈みのままそう答える…正直、視界に鹿島がいるだけで射精してしまいそうで、限界が近い
少し俯いて眼を閉じた鹿島は、しかし顔を上げると、頬を上気させながら言葉を続けた
「提督さん…私のわがままに付き合ってくださり、本当にありがとうございました…」そう言いながら細い指でスカートの前を摘むと、すっとたくし上げる
机越しからでも、下着の上からでも、今にも零れ落ちんばかりにしとどに濡れ、湯気を立てんばかりなのが明らかなそこに眼が釘付けになり…思わず机の上に倒れこむようにしてスカートに目を寄せる
無様な姿にも呆れることなく、むしろ視線の強さにより一層昂ぶったのか、腰を前に押し出すようにして鹿島が囁く

「『本番』を、始めましょう…私も、我慢できないです…」
「鹿島の、いちばんあぶない日のおまんこに、提督さんの種付けミルクで、いっぱいにしてください…」
「今までの『練習』の成果、私にぶつけてください…」

179鹿島SS-1:2015/11/29(日) 02:53:18 ID:O3QHZfBA
いかん、投下ミスった。178は無視してください

とりあえず先日(と言うかここ連日やってるが)鹿島まとめでちょろっと書いた鹿島SS投下
冒頭あたりは、※欄に投下した時から微修正したもののほとんどそのまま。なんで「本番」以降と文体違うのは、まぁ愛嬌って事で一つ

鹿島に射精管理されたい。毎日執務が終わると、「提督さん、お疲れ様です…さぁ、それじゃ『練習』を始めましょうか…?」とあどけなさと妖艶さが入り混じった顔で誘われたい
「これは、あくまで『練習』ですから、ね?」と期待から既にパンパンに勃起した逸物を下着から出され、丁寧な仕草でコンドームを装着されたい
対面座位で繋がり、「それじゃ提督さん、頑張ってくださいね?」と微笑まれたのを契機に、腰を上下に激しく動かし、鹿島の華奢な体を思う存分に揺らしたい
「んっ、いいです、今日も、元気ですね…ッ」と喘ぎ混じりに耳元で囁かれ、貪るように愛するも、スタートから暴走して激しく動き始めたせいで息が切れそうになり、少しペースを落として腰を回すような動きに移行したい
「あっ、もう、それはダメだって…ッ」と弱点である奥をグリグリと攻められて息を乱した鹿島に、頭を胸元に抱き寄せられ、「もう、疲れたからって、いじわるしないでください…ほら、がんばれ♪がんばれ♪」と頭を撫でながら膣穴を締められ、更には上下の動きをねだる様に腰を揺らされ、辛抱溜まらなくなってラストスパートをかけたい
達しそうになった鹿島の脚が腰の裏に回り、そのまま締め付けられるままにどくどくと射精し、「やっ、ぴゅっ、ぴゅーって、ぴゅっぴゅーって、出てるの分かります…ッ」という鹿島の言葉を聞きながら、長い射精を堪能したい
行為を終え、体を離した鹿島がコンドームを外して「今日もこんなに…ふふっ、この調子なら『本番』が出来る日も、遠くないかもしれませんよ…?」と微笑まれ、もうなんなら今日ここでガッツリ生で種付けしてやろうかと第二ラウンドを検討し始めた瞬間、それを察したように「それでは、おやすみなさい、提督さん。いい夢を♪」と軽やかにベッドを下りて退室されたい


――艦娘はほぼ人間と同一の肉体を持つが、人間との性行為によって妊娠しにくいと言う研究結果がある
研究結果によると、一定量以上の精液を一定以上の勢いで子宮口に流し込む事で受精させる事が出来るが、この「一定」が通常の人間のそれより多く、強くなければいけないのではないかとの説が有力である
しかも一度子宮で射精を受けると、戦闘する素体としての、次代により強い子を残そうとする本能か、2回目以降はより多く、強い射精でないと受精の確率が下がるとする仮説も持ち上がっている
有体に言ってしまえば、最初の射精での受精が最も難易度が低く、それ以降は徐々に難易度が上がっていくと言うことである。そしてこの学説を支持する鹿島は、愛する提督の射精量と強さを鍛えるため、「練習」を提案した
今回の「練習」は1週間の自慰禁止、及び3日前から食事は精のつくメニューを取り揃え臨んだ物である。「一定」の明確な基準こそ出ていないが、男に組み敷かれ孕ませられる女としての本能から、今回の「練習」の射精量と勢いはその「一定」まで後僅かに迫っていると確信する――

「提督さん、次は2週間…いえ、16日間の自慰禁止をお願いできますか?…もう、そんな顔しないで」
「え、何でそんな半端な日数なのかって?…ふふっ、私、16日後が、いちばん、『あぶない』んです…」
「私、はじめての『本番』楽しみにしてますから…ちゃんと、ここに一杯、くださいね…?」


――16日後、念願の『本番』当日
先日の「練習」から自慰を禁じられ、そのくせ食事はしっかり栄養バランスを考えた上で更に精のつく物が毎食並んだ
執務中も、焦らすかのようにスキンシップを続けられた。廊下で擦れ違う度に二の腕や腰をさすられ、椅子に座って書類と向き合っていると後ろから覗き込む体勢になり、制服越しでも量感のある乳房を首筋に当て、耳に唇をそっと当てて「ほら提督さん、手が止まってますよ」と囁かれた
拷問としか思えない日々を、それでもどうにか耐えられたのは、鹿島に対する信頼と…何より、「鹿島に種付けしたい。孕ませたい」と言う強い欲望の賜物だった
起床時からガチガチに勃起し、苦心して下着の中に押し込み過度に刺激せぬようズボンを履く。足を動かして歩くだけで股間が擦れるのには脳内で般若心境をエンドレスループさせる事で耐える
それでもやや前屈みになるのは抑えられず、しかしどうにか司令室に辿り着き、前屈みのままそっと椅子に座り執務を始める
しばらくしてやってきた秘書艦でもある鹿島は、そんな私の様子を見ると全てを察したかのように、「ふふっ、提督さん、おはようございます」と微笑んだ
…私が提督に就任してから、間違いなく最も長い一日であった

180鹿島SS-2:2015/11/29(日) 02:54:20 ID:O3QHZfBA
夜も更け、本日の業務も滞りなく終了した。
「提督さん、お疲れ様でした」執務机の前に立った鹿島が、折り目正しく深々と一礼しながら労ってくれる
「あぁ、君もな」前屈みのままそう答える…正直、視界に鹿島がいるだけで射精してしまいそうで、限界が近い
少し俯いて眼を閉じた鹿島は、しかし顔を上げると、頬を上気させながら言葉を続けた
「提督さん…私のわがままに付き合ってくださり、本当にありがとうございました…」そう言いながら細い指でスカートの前を摘むと、すっとたくし上げる
机越しからでも、下着の上からでも、今にも零れ落ちんばかりにしとどに濡れ、湯気を立てんばかりなのが明らかなそこに眼が釘付けになり…思わず机の上に倒れこむようにしてスカートに目を寄せる
無様な姿にも呆れることなく、むしろ視線の強さにより一層昂ぶったのか、腰を前に押し出すようにして鹿島が囁く

「『本番』を、始めましょう…私も、我慢できないです…」
「鹿島の、いちばんあぶない日のおまんこに、提督さんの種付けミルクで、いっぱいにしてください…」
「今までの『練習』の成果、私にぶつけてください…」

…気がつけば、裸になって鹿島を布団に押し倒していた
司令室から自室まで、どのように彼女を連れてきたのか、いつの間に服を脱いだのか、完全に記憶から抜け落ちていた
解放された逸物は、性欲旺盛であった十代の頃でもここまでではなかったと確信できるほど張り詰め、腹につくのではと思うほどに反り返っており、鈴口には既に我慢汁が浮いていた
鼻息も荒くのしかかる男のそれに、鹿島はうっとりと目をやって、疼きを抑えられないと言うように体をよじる
「すごい、今までで一番逞しいです。匂いも凄くて…あ、でも綺麗です。洗ってくれたんですね」まじまじと観察しながら囁かれる
「…記念すべき日だからな」正直、洗う際の刺激でかなり危なかったが
「私は、提督さんの匂いが篭った、洗っていないのも好きですよ?…でも、そのお気持ちは嬉しいです、ふふっ」その言葉だけでまた我慢汁が新たに浮き始める
「じゃあ次は洗わないでおくよ…これからまだまだ何度でも機会はあるんだ」こちらの準備は万端整ったので、鹿島の準備を進めていく

制服の前を開け、胸元を曝け出す。既に乳首はこれでもかと自己主張を始めている
スカートと靴下は脱がさず、下着だけを脱ぎとり、丁寧に畳んで脇に置く
「…全部脱がさないの好きですよね、提督さん…」されるがままの鹿島に、くすくすと笑われる
「裸にするのはいつでもできるからな。服を着た鹿島も、裸の鹿島も、両方抱きたいんだ」もっとも今までは二回戦はお預けばかりだったから、裸の鹿島を愛したことはまだ無いが

双方準備万端整い、最後に鹿島の眼を見る
「挿れるぞ」
「はい、来てください」

怒張が愛液で満たされた秘壷を割り開いて、押し通っていく
最奥に先端が辿り着いたのが分かった瞬間――全ての枷を解放し、激しく腰を振り始めた
「やっ、やっ、提督さん、激しいですっ」
「お、おっきぃ、それにっ、やっ、ふといっ…こ、こんなのはじめて…やぁっ、だめっ」
「れっ、れんしゅうとっ、ぜんぜん、ちがいますっ…やっ、ま、まだおっきくっ…」
16日間の、いやそれ以前からの鬱憤を全て晴らさんとばかりに腰を叩きつける
禁欲生活続きで暴発してしまうのでは、と言った不安も吹き飛ばさんほどに、激しく腰を振る
そうして突いている中で、いつもあと一歩で逃げられていた「そこ」を見つける――鹿島の、子宮口
首の後ろに手を回し、息も絶え絶えに喘ぐ鹿島の後頭部を抱き締め…固定する
「ここが、鹿島の子宮口だな」耳元に囁きながら、グリグリと腰を回す
「はいっ…はいっ…!」固定され逃げ場を奪われた体の全身まで快楽の電流を流し込まれた鹿島が、泣きながら答える

181鹿島SS-3:2015/11/29(日) 02:54:53 ID:O3QHZfBA
「ここに、出すぞ。今まで溜め込んだの全部」
「鹿島の、一番あぶない日のおまんこに、ドロッドロの精液、溢れるぐらい流し込んでやる」
「子宮も膣も、一杯にしてやるからな」

鹿島の耳元で囁きながら腰を回し、子宮口を責める。こちらの言葉でまた昂ぶったのか、先ほどから小さな波を何度も迎えている膣口がきゅんきゅんと締め付けてくる

「はいっ…はいっ…おねがいします、おねがいします…っ」
「鹿島に、提督さんの、強い種付けミルク、一杯ください…っ」
「孕ませてっ…提督のっ、赤ちゃんっ…くださいっ…」

子宮口を完全に捉えた逸物の堰が溢れそうになった瞬間、鹿島の頭を引き寄せ、口付けをしながら射精を開始する
どびゅるっという音が聞こえるかのような放出に続き、玉袋の中身を全て吐き出さんとするかのように、腰を押し付け捻じ込む様にして、子宮の中へ精液を送り込む
痙攣を続ける鹿島に、舌を噛まれるのではという不安が一瞬首を脳裏を過ぎるが、それでもなお唇を離しがたく、口付けたまま射精し続ける
間違いなく過去最大の量、過去最高の勢い、過去最長の長さの射精だった

長い射精を終えてもまだ硬さを保ったままの逸物を、そっと膣から抜く
「…すごい、すごかった、です…こんなに、いっぱい…ここで、とぷとぷしてるの、わかります…」
下腹部をいとおしげに撫でながら息を整える鹿島の姿を見ていると…また、欲望が首をもたげて来た
「…続けよう」鹿島の体を起こして反転させ、尻を持ち上げる
「え、て、提督さん?…その、もうちょっと休んでからでも」「必要ない」
四つん這いにさせ、尻だけ高く持ち上げた鹿島の膣に後ろから侵入していく

「やっ、一回出したのに、すごく、かたい…っ」
「一回ぐらいじゃ、とても収まらない…今日は、壊れるくらい、愛してやる」
「あっ、あっ、だめっ、そんなっ、はげしっ…やっ、そこはほんとにっ、だめ…っ」
「そうか?締りがよくなったぞ?…折角注いだんだ、零れないよう、蓋をしてもらわないとな」
「やぁっ、ふ、ふたならっ、提督さんが、いまっいれて…っ」
「この体勢はいいな、いつもと違うが、鹿島を屈服させているみたいで…興奮する」
「やっ、も、もぅ、鹿島は、提督さんにっ、負けちゃってますからっ、提督さんのっ、つよいのに…っ」
「そういうこと言われると、もっと負かしたくなるだろ…」
「い、いいですっ、まかしてっ、提督さんのつよいのでっ、いっぱいまかしてくださいっ、げんきな赤ちゃん、生まれるようにっ」


――数年後
「ままー、きょうがっこうでてつぼうやったよ!」
「あら、そうなんですか。ちゃんと出来ました?」
「んー、さかあがりだけできなかった」
「ふふっ、さかあがりは、難しいですからね」
「うん…ぱぱはできるかな、さかあがり」
「どうでしょう、でもたぶんできますよ、パパなら」
「そうなの?…ぱぱはおとなだから?」
「ふふっ、いいえ、パパはいーっぱい『練習』しますから」
「れんしゅう…」
「ええ、パパは『練習』大好きで、いーっぱい『練習』して、『本番』は一回で成功させちゃう、すごい人ですから」
「おー、ぱぱすごい…」
「ふふっ、そうです、パパすごいんですよ」

「ね、パパ…今日も『練習』、がんばりましょうね。ふふっ」

182「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/11/30(月) 01:59:29 ID:wVGNdcGI
>>179-181
おゝ、久々の直球モノ!
しかも時節ネタの鹿島とは、流石筆が早う御座る。
最後の鹿島の一言が、悩乱するばかりに工口(「コウグチ」ナノデ)いと思います!(思春期並感)
私が現在半ば死に体なので、代わりと言っては失礼千万ではありますが、
自重することなく自由な表現の場として使っていただければ、コレ幸甚に御座ります。

183「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/12/05(土) 02:27:47 ID:RtprHcas
【艦これ】しおいはいつもあんな感じでち 他
53. 名も無き提督 2015年07月11日 23:25 ID:5t1Tb7zE0
※36
「キブフwww」ではなく、「キブフWWW」と表記して、
「ワールド・ウーメンズ・レスリングス(World Women's Wrestling)・フブキ」と読めば、
あっという間にマッシヴなアマゾネスめいたファイターに早変わりだ。

泳ぎ疲れて水着を脱ぎ捨て、全裸で足を海に浸したまま、桟橋で大の字になっているしおいちゃんに、
桟橋を軋ませて歩み寄り、「せめて下は何か穿きなさい」と苦言を呈すも、
「別に誰かに見られる場所じゃないから良いじゃないですか」とあっけらかんと答えられ、
「俺が見ているだろう」と返すと、「提督は特別だから良いんですよ」と悪戯っぽく笑い、
「折角体乾かしてたのに、また濡れてきちゃったなー。誰かに見られる場所でもないですし、もう一戦いっちゃいます?」と
海面から片足を抜いて片膝を立てると、その部分があられもなく曝け出され、海水とは違う、
粘り気のある潤いを纏った、海棠の花弁のようなその部分見せつけられ、
理性の焼き切れた、焦げたような臭気を鼻腔の奥に感じつつ、
灼けるような陽光と潮風の中で、二人は舌を交わせ、睦み合うのであった。(リア充死すべし)

184名無しの提督さん:2015/12/10(木) 16:29:23 ID:hQWUI3W2
【衝突】記録者深雪

深雪様だぜ!おっと、タイトルと記録者から深雪様が電と衝突する話だと思ったかい?
心配すんなって。そうそうぶつかってられるかよ、こんなSSで。
まあ、電がかかわるってことじゃあ似たもんだけどな

事の発端は天龍さんだ
あの人は提督が着任してから、毎日のように秘書艦に喧嘩売ってんだよ
その度に龍田さんやほかの人が抑えてるし、秘書艦の方も相手にしてないんだが、どうも空気が重くってな
そんなわけで今日は、初雪と一緒に秘書艦の調査と、打ち解けるための親睦会を開くぜ!まあ、今更だけどな…

マルナナサンマル、早速調査開始だぜ!
調査対象、秘書艦のでかい電は司令官と食事をしている
雪風に借りた双眼鏡を通しているんだが…たまに奴はこっちに目線を向けてくる。まさか見つかっているのか?
初雪はまだ来ないが、調査を続行する

マルキュウマルマル、デカ電は司令官と一緒に書類に目を通している
あの司令官が着任してから、うちの鎮守府にも演習の申し込みが多いし、書類も増えたんだろう

ヒトマルマルマル、よそから演習に来た奴らとうちの連中との戦闘を司令官とチェックしている
こうしてみると、大人に近づいたスタイルといい、漆黒のドレスといい、駆逐艦とは思えない雰囲気だ

ヒトフタマルマル、結局奴自身は演習に参加しなかった
そして昼食…の前に天龍さんが突っかかっている
相変わらずあしらっているようだ
午後も引き続き調査を継続する


【調査対象電】へ続く…


秋イベントで力尽きました
短めで

185「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/12/11(金) 02:51:26 ID:2vVPVWEg
【艦これ】深夜の胸部装甲画像スレ
装甲空母である大鳳がまな板である。
つまり、胸部装甲とは乳房の大小によって決められるものではないということだ。

浦風を裸に剥いて壁に手を突いて、脚を開いて立たせ、その背に浮いた背骨や肩甲骨のライン、
幅広の腰から広がる豊かな臀部の肉付き、腋窩から下方に向かって、肋骨が薄く浮く脇腹、
白く弾力に富む太腿、そして、胴体の両脇からはみ出して覗く、柔らかに膨らむ肉丘(裏パイ)を、
背後から見えるところまで凝視して、存分に眼に焼き付けた後、
おもむろにその肢体をさすり、撫で回し、且つ感覚が鋭敏になっている部分には一切指も触れず、
雌の顔をした浦風に「もぉ。いけず……」と陶然とした声色で詰られたかった。

(「裸」の字は出てくるが、猥褻描写は無い。実際健全。)
――――――――――
改行を追加。
アレも書きたいコレも書きたいなのに、懸案事項の量と処理能力が吊り合わない!
クリスマスネタではなにか書きたいです(挫折フラグ)。

186「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/12/20(日) 00:49:07 ID:op56Bxbg
【艦これ】黒ビキニ加賀さん 他
86. 名も無き提督 2015年07月12日 22:08 ID:kZb8ROGk0
遮光カーテンの隙間から陽が射し込み、肌がじっとりと汗ばみ始めて、
眠りが薄れた頃に水仕事の音で目が覚め、むっくりと疲れの抜け切らない気怠い体を起こすと、
台所で昨日の夜遅くまで、絡みあうようにダンケダンケしてた加賀さんの、
晩のままの白い背中が目に入り、あくび混じりに「何してんの?」と尋ねると、
「昨日のお夕飯の後始末。昨日は食べてお風呂入った後、そのまま寝ちゃったから」と、
いつもと変わらない平坦なトーンで答えられ、
「もうちょっとゆっくりしようや。どうせ日曜なんだし」と言いつつ立ち上がり、
なるべく音を立てないように背後へ歩み寄り、「でも」と言いかけた加賀さんの脇下から手を潜らせ、
ずっしりと量感のある、露に濡れた果実の肌のように汗ばんだ双つの白丘を、
下から持ち上げるようにして掌で包み、血の色を淡く透かしたような、澄んだ色の頂点を指で摘み、
僅かに眉をひそめた加賀さんに「好きなのね」と、詰るような声色で言われ、
「ああ、好きだ。大好きだ。愛してる。君だってそうだろう?」と、昨晩の酔いの残る舌先で、
耳元で囁くように並べ立て、「そうでなければ、こんな格好で台所には立たないだろう?」と嘯き、
乳房を支える掌の一方を、腹部のなだらかな曲線へと這わせ、
「まだ洗い物が……」と困ったように、尻すぼみになる加賀さんの唇を奪い、
「後でやれば良いじゃないか。どうせ休日だ」と、キッチンの床に二人で崩れるように押し倒し、
「床、冷たい……」と心地良さげに呟く加賀さんの上に覆い被さり、「すぐにここも熱くなるさ」と、
蛇口から滴る水の音だけを聞きながら、二人で床に汗の跡を刻むような行為は、阻止。
――――――――――
季節ネタは時期を逸すと、ツラい。

187「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2015/12/28(月) 04:58:57 ID:qtFxmKrA
【艦これ】鳥海ちゃんと寝たい 他
51. 名も無き提督 2015年07月12日 22:46 ID:kZb8ROGk0
鳥海が抵抗しないのを良いことに、改二のスカートの、飾り紐で縫いかがった隙間から指を挿し込み、
鼠蹊部を形作る緩やかな曲線をねっとりと指でなぞりながら
「こんなところまで見せちゃうスカート穿いてるってことは、見せたいんだよねぇ?
こうやって指で探っても、下着に当たらないんだけど、穿いてるのかなぁ?
まあ、自分から見せに行くような娘が穿いてるはずもないかぁ?」とねちっこく言葉と指で嬲りながら、
鳥海が目に涙を溜めて我慢している様子を愉しんでいると、「おい」と背後からドスの利いた声で呼ばれて、
振り向くと羅刹女のような形相の摩耶様がゲッタードラゴン立ちで立ちはだかっており、
「アタシの妹に何してくれてんだ、あぁん!?」と凄まれるも、
「ああ、そういうことか。嫉妬しなくても良いよ、摩耶君。僕は艦娘は皆等しく愛しているんだ。
君も混ぜてあげよう」とヌケヌケとほざくも、「ざっけんなぁっ!」と殴りかかってきたところで、
――――が発動して、摩耶と鳥海はゲス提督の玩具として、
姉妹で睦み合う様子を酒肴にされてしまうのであった(雑ぅッ!)。

188名無しの提督さん:2015/12/29(火) 20:13:56 ID:2Piuo2iU
軍神提督の鎮守府19(くらい)話
【調査対象電】記録者深雪

ヒトサンマルマル、ようやく初雪が起きてきたぜ。もう今日は一人で調査するのかと思ったよ…
さて、デカ電は今日も天龍さんを受け流してかわしていた。天龍さんは龍田さんに愚痴をこぼしている
一方奴の方は司令官と昼食をとっていた。今日食べていたのは洋風の料理だった。
長く経験を積むと、覚えるものだろうか?深雪様も覚えてみるかね?

ヒトヨンマルマル、午後の執務室。奴は司令官と一緒に、ドック担当の整備士から報告を受けている。
あの整備士の姉ちゃん、綺麗な人だよなあ…見たところ司令官と同じ年代か?司令官狙いなのか?…どうでもいいか
そういえば、奴は先日、空母の艦載機整備を手伝って助言もしていた。奴に出来ないことはないのだろうか?というか、何で本業の奴より整備出来るんだよ…?

ヒトゴーマルマル、奴は間宮であんみつを食べている。甘いもの好きか…今度この辺から仕掛けてみようか…
って初雪サン!?そんな大きいパフェを、いつのまに!一口分けてくれ!

ヒトシチマルマル…初雪に負けて、深雪様のだんごまで奪われた…ちくしょう、明日こそ勝つ!
…え?電?奴はゴリラ教官と香取さんと、艦隊演習の指導をしているよ。
そういえば磯波が、奴に教わってから命中率が伸びたとかなんとか…今度教わるか?
暗くなってきたし、川内さんを交えて夜も電を探っていくぜ!

【続行!秘書艦電を調査せよ!】へ続く…

文芸部長さん、部員の皆さん、書くのが遅くって申し訳ないです…

189「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/02(土) 01:52:24 ID:n.2OHcOY
>>188
書く速度は人それぞれなので、気にしなくて良いと思いますよ。
田中芳樹に西尾維新の早さで本を出せとか、星新一に京極夏彦みたいな大長編を書けというのが無茶なように、
自分のペースで満足のいく作品が書ければOK、ということにしませう。
(というか、11月中に何とかしようと思っていたネタが未だに収拾がつかない自分がYABAI。剣勇伝説YABAI)

190名無しの提督さん:2016/01/02(土) 07:35:01 ID:fp.6NaDM
軍神提督の鎮守府20話
【続行!秘書艦電を調査せよ!】記録者深雪、

さて、ヒトハチマルマル。川内さんと合流して、調査を続行するぜ!
奴は現在、調理場でカレー他、夕食を準備している。…腹減ってきたぜちくしょー…
それにしても、うまそうなんだよなー…

ヒトキュウマルマル。ホシは司令官と夕食を食べ始めた。そういえば、あの二人は普段何話してるんだろう?
つーか、川内さん何食べて…え?厨房に忍び込んで、ちょっと拝借した?…なにしてるんすか…え?くれる?あざっす。
…お、美味い

フタフタマルマル。鎮守府内の見回りをしている…というか川内さんがうるさい…夜戦なんてないっすよ。
えっと…まずは空母寮にて鳳翔さんや赤城さんと何かを話していた。続いて戦艦寮で長門さんと武蔵さん、重巡寮では妙高さん、高雄さん…
一体何を…

マルマルマルマル、どうやら鎮守府正面海域の深夜哨戒を行うようだ。うーん…今日は用意もないし、ここまでか…

「夜戦に行くんだね!?私も一緒させてね!」

…え?


【秘書艦電の実力】へ続く…

191名無しの提督さん:2016/01/03(日) 21:37:03 ID:DmzW/LWc
>>189
星新一は長編も書くけどな

192「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/08(金) 01:31:10 ID:2zUrUE3c
>>191
学が浅いのがバレましたな。失敬失敬。死刑! ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン

193「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/11(月) 00:16:29 ID:HiyCcgBM
1月9日は特I型駆逐艦9番艦の日だと聞き、イソナミストとしては居ても立ってもおられず、
夜打ち朝駆けして某所に投稿したものの、ロビンに初めて挑んだプニキの如くに空振ったものを、
供養がてらに奉納します。落胆して下さい、非エロですよ!

――――――――――
《磯波善哉》

焼き網の上の餅がぷうっと膨らみ、吐息ほどの微かな音を立てて、割れた。
それを磯波は、菜箸で摘んでひっくり返す。
火に当たっていた裏面はキツネ色に焼け、真ん中部分に黒い焦げが出来ていた。
磯波は、もう一つの焼け具合が良ければ、この焦げたものを貰おうと思った。

台所にはふつふつと鍋の煮える音と、甘い匂いが広がっている。
その鍋の中を、磯波はゆっくりと、
焦がさないよう、豆を潰さないよう、丹念にかき回した。
木べらが濃紫色の湯面に、柔らかい波の弧を描く度に、
台所の甘い匂いが少しずつ濃くなっていくようだった。

鍋に煮える小豆は、はち切れんばかりにふっくらと煮上がり、
焼き網の餅も、食されるのを焦らされているかのように、白い顔を膨れさせた。
既に用意は万端と整っていたが、磯波は今少し待ちたいと思った。

鍋の煮える音だけが、冷めかけたぬるい空気をさざめかせていた中を、
掠れた金切り音が飛び過ぎる。
磯波はエプロンを掛けたまま、玄関へ小走りに急いだ。
「お疲れ様です、提督!」

そう呼ばれた男は、カーキ色の戦闘帽に付いた雪の粒を払いながら、
「ああ」と頷いた。
「官舎周りの雪は大体片付いた。
が、また降りだしたから、2時間もすれば元の木阿弥だな」
大した感慨も無さそうに云いながら、
彼は帽子を玄関の壁に設えられたコートハンガーに掛け、黒い外套を脱いだ。

「こいつは酷い」
自分のナリをそう評しながら、コートもハンガーに引っ掛ける。
上着もネクタイも着けていない、第一ボタンを外した第三種軍装の若葉色のシャツは、
前面も背面も両の袖も、汗でペッタリと濡れ、濃い色に滲みてズボンにまで及ぼうとしていた。

「今、タオルをお持ちしますね!」
「宜しく、お願いする」
磯波は脱衣場に向かおうとするほんの一瞬、
上がり框に腰掛けてゲートルを外す彼の背中を盗み見た。
湯気の上がる背中には濡れたシャツが貼り付き、
痩躯中背といえど堅牢そうな骨柄と、山猫のような肉付きが窺え、
磯波の鼓動を早くさせた。

194「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/11(月) 00:17:19 ID:HiyCcgBM
▽▽▽

磯波が居間の炬燵にぜんざいを装った椀を置いていると、
室内着に着替えた彼――提督が姿を見せた。
季節を問わない藍染め木綿の着流し姿。
歌舞伎役者のような細面にへの字口。
黒縁のロイド眼鏡は、時代に逆行する象徴のようだった。

「見えん」
廊下と居間の気温差で眼鏡が真っ白に曇り、僅かに眉をひそめるのを見て、
磯波は小さく笑った。

「見えんが、良い匂いがする」
後ろ手に戸を閉めながら、抑揚無く彼は云った。
見えないながらも、勝手知ったる己の仮住まい。
そこは悠々定位置に着くと、胡座をかいて炬燵に入る。
しばらくもすると、眼鏡の曇りも晴れてきた。

「ぜんざいか」
そのつぶやきに磯波は、この娘としては珍しく声を弾ませ、
「はい!」と答えた。
「しかも栗入りとな」
「お正月の栗金団に使った甘露煮が余っていたので」

「ふーむ」と、彼は唸り、ヒゲのない顎をさすった。
「贅沢だな」
「お気に召さなかったでしょうか……」
磯波は途端に、怯える子犬のように首をすくめた。
「先の戦中でも、標語に書かれていた。曰く、『贅沢は〈素〉敵だ』と」
しかつめらしい顔のまま云われ、磯波は首をすくめたまま小首を傾げた。
「贅沢は素敵だ。浪費はマズイが贅沢は素敵だ。
それで良い、それで良かろう」
彼はウンウンと頷き、勝手に納得しているようだったので、
磯波も肩の力が抜けていった。

彼は自分の椀を見、それから磯波の椀を見た。
「こっちの椀には栗が二個で、そっちの椀は栗が一個なのか」
「あ、ハイ。甘露煮の余りが三つだったので、提督の方におまけしておきました」
「ふーむ」と、また彼は唸り、顎をさすった。
「あの、何か?」
「美観的にな。深い紫のぜんざいに白い餅、そして黄色い栗と並べたが、
栗の数は二個より一個の方が調和が取れているのではないか?」
「はぁ……」
「よって、交換を申請する」
「あ、あの、見た目は食べ始めてしまえば同じなんじゃ……」
「交換を要求する」
「あの、こっちのお餅は少し焦げちゃってて……」
「交換に応じなければ、陛下への上奏文をたてまつり、大海令の発議を以って……」
「わ、わかりました! 交換します! 交換しますから!」
真面目くさった顔で淡々と迫られると、どこからが冗談なのかが分からなくなるのだった。

二人は椀を取り替え、「いただきます」と声と手を合わせ、食べ始めた。
彼が、熱々のぜんざいを冷まそうと吹きかけた息が湯気を巻き上げ、彼の眼鏡を覆った。
彼は眼鏡を曇らせたまま、呟いた。
「見えん」
磯波は笑いをこらえきれず、小さく咽込んだ。

「甘いな」
彼が白眼鏡のまま呟いた言葉に、磯波はまた首をすくめた。
「あの、甘すぎたでしょうか……」
「いや、これくらいで良かろう。
僕は廣瀬中佐に負けず劣らず甘いモノが好きだから、天井知らずに甘くとも良い」
「あまり甘すぎると、お体に障ります」
「うむ。ゆえに、砂糖を増やさずぜんざいを甘くする術を知っている」
「サッカリン……でしょうか?」
「そこまで極端に走らずとも良い。
なに、簡単なこと。塩を気持ち一つまみ入れてやるのだ」
「気持ち一つまみ……ですか?」
「『甘くなれ』という気持ちの一つまみだ」
「スイカにかける塩と同じ、ということでしょうか?」
「原理はな。だが、その『気持ち』が重要なのだ」
彼は、そう云うとズズズと椀をすすった。

平素から「唐変木」と揶揄されるこの男に、
ダジャレ以外でこのような一側面があることを知るのは、磯波の特権だった。
「くれぐれも、他所で僕がこんなことを云っていたなどと口外してくれるなよ。
そんなことをされたら、僕はこの営内で頬かむりして歩かねばならん」
彼は、仏頂面を崩すこと無く釘を差した。

195「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/11(月) 00:21:59 ID:HiyCcgBM
▽▽▽

二人で小豆の粒の欠片までも余さずぜんざいを平らげた後、
磯波が台所で片付けをしていると、
居間で艦隊新聞の校正・校閲を行なっている提督から声がした。
「君は、行かずとも良かったのか? 南方海域に」

艦隊の他の要員は「強襲! 南方棲地」の名目の下、
雪降るこの泊地から南方海域へと侵出し、リゾート地奪還に全力を挙げている。
リゾート地ほどではないにせよ、臨時停泊地となった港も風光明媚で、
かつ過ごしやすい気候であると磯波も聞いていた。

「はい。みんな行ってしまうと、浦波ちゃんが帰って来た時に寂しいですから」
彼は、深く息をついた。
「そうだ、な」

彼は、更にもう一つ尋ねた。
「今日のぜんざい。アレは豆から炊いたのかね?」
「あ、ハイ……。柔らかすぎたでしょうか?」
磯波は物怖じしつつ答えた。
「いや、良い塩梅だった。柔らかいが豆の形を保ち、粒が艷やかだった。
缶詰の茹で小豆では、ああもいくまいよ。見事、見事だ」
「あ、ありがとうございます!」
磯波の顔がほころぶ。鼓動が高まるのを磯波は感じた。

「あれだけの腕前があれば、深海棲艦との戦争の終結後も、嫁の行き手に困ることはなかろう。
海軍だの兵器だの、政治だの軍人だのと関わらずとも、
生きていく術がちゃんとある。善き哉、善き哉」
満足そうに語られるその言葉を、磯波はささやかながらの消沈と聞いた。
そして、台所から覗き込んだ居間で、書類束に向かう彼の表情に浮かぶ微かな喜色に、
磯波は一抹の寂しさを抱いた。

▽▽▽

後日、磯波がぜんざいを甘くするコツを(勿論誰から教わったかは云わずに)、
磯風に伝授したことで、食堂を呻きの坩堝に変える「飽和食塩水おしるこ事件」が、
また、そのコツが比叡にも伝わり、
バレンタインデーに提督と金剛にハート型に研磨した岩塩の塊が贈られる
「しょっぱいバレンタイン事件」が引き起こされることを、
この時誰も、知る由は無かった。

(了)

――――――――――

今更ながらに、これオッサンSSですな。
遠からず、少し毛色の違うものをご覧に入れられるハズ。
(挫折フラグですが、季節ネタではないので遅かれ早かれ必ずや)

196「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/17(日) 00:59:44 ID:WXdV6pcE
【艦これ】暑さに弱い吹雪型 他
125. 名も無き提督 2015年07月13日 00:53 ID:.JuesVYg0

(中略)

休日は磯波ちゃんと日がな一日、縁側で梅干用の梅のヘタを楊枝でつつき出して、
山と積まれた青梅を漬物樽で塩漬けにして、「目と指が疲れましたねぇ」と、
はにかんだ笑いを交わしながらながら、お互いの体に染み付いた梅の香を感じつつ、
カラカラと音を立てて回る型落ちした扇風機の前で、一枚のタオルケットを二人で被って、
赤い夕陽が部屋を照らし、東の空が濃藍に染みる頃まで、夢と現の間を彷徨して、
睡魔が抜け切らない頭で身を起こすと、まだ磯波ちゃんが寝ているので、
そっと夕飯の買い出しに行こうとするも、服の裾を掴まれていることに気が付き、
「もう少しこのままでも良いか……」と、二度寝を決め込み、
結局夕食はストックしておいたサッポロ一番塩ラーメンとチャーハンを半分ずつに分けて食べ、
晩になって「おやすみなさい、提督」と微笑まれ、
「ああ、もっと甲斐性を鍛えて、楽な生活をさせてやりたいなぁ」と思いつつ、
縁側で安酒を呷るような休日を過ごしたかった。過ごしたかったァッ!(血涙)
――――――――――
時間稼ぎー。
ええ、イソナミストですとも、ええ。

197「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/01/25(月) 03:30:46 ID:JcT613TQ
【艦これ】深夜の北上画像スレ
53. 名も無き提督 2015年07月13日 02:03 ID:.JuesVYg0
北上様は貧乳でも巨乳でもない、慎乳であると何度言ったら……。

北上様が「駆逐艦? ああ、ウザい」と素っ気ない態度を取りながらも、甲斐甲斐しく面倒は見たり、
球磨型姉妹の中でも立ち位置を鮮明にせず、玉虫色の態度を貫き、
それでいて阿武隈にはちょっかいを出して、イチャイチャしてる様子を、
大井っちが奥歯も砕けよとばかりに歯噛みして見ていて、
ある時入渠が一緒になった大井に「大井っちと一緒だと、入渠も楽しいねー」と微笑みかけたところで、
大井っちのリミッターが外れ、「北上さんは私のもの、私だけのものであるべきなの!」と、
北上様を浴場の壁に追い詰め、瞳孔の開ききった目で迫り、
「やめて、やめてよ、大井っち……。アタシ達、姉妹なんだよ」と説得するも聞く耳持たず、
大井は吸血鬼のように北上の首筋を強く吸い、赤い唇の跡を刻み込むと、
己の歪み、屈折した性的な衝動の奔騰をを噴出させ、後は姉であるはずの北上様を、
己が肉欲の唆すが儘に陵辱し尽くして、最終的には大井っちの性的な奴隷にへと思考を弄り倒され、
大井の愛玩動物に堕すことになった北上様と、
自身の姉であり、性奴隷となった北上に隷従して仕える大井という、
ドロドロの倒錯した関係に陥るウー・ス・異本って無いですかね?

――――――――――
書いていたものがイロイロ行き詰まっていてアレなので、気分転換がてらですが、
書きなぐり型にはなりますが、「書け!」と仰せになるお題を募集しまづ。
任意の艦娘のみでもOKですし、シチュエーション付きでもOKです(出来ると確約はしない)。

官製はがきに住所「東京市麹町区霞ヶ関1丁目2番2号」、
宛先「海軍省教育局第4部第7課 教養・娯楽掛りマデ」と記入して投函して下さい。
(郵便番号? そんな戦後23年経って導入された制度は知りませんナ)

198名無しの提督さん:2016/01/27(水) 14:03:15 ID:Hm/85Z6s
軍神提督の鎮守府21話
【秘書艦電の実力】記録者川内

ふふーん♪夜戦だあ…!夜戦、いいよねえ!
そういえば、秘書艦の特Ⅲ型と出撃するのは初めてだね。特Ⅲは夜戦好き?
…あんまり好きじゃない?そもそも戦闘が好きじゃない?ふーん…そうなんだ…

「…川内さんはどこでもこうなのですね…ふう…」
どこでも…?ああ、確かこの特Ⅲは、以前あの提督と、別の鎮守府に居たんだっけ…そこにも私がいて…?
うーん…会ってみたいなあ。いろんな鎮守府の私と組んで夜戦…夢が広がるなあ!
ん?どうしたの、特型ちゃん?

「なあ、電…サン…?なんだってこんな時間に、こっそりと出撃してん…デスカ?」
ああ、それは私も不思議に思ってた。夜戦好きってわけでもないなら、なんでかなーって。
…誰かと逢引き!?…なワケないか…
「ちょっとした警戒なのです。それよりも…装備は身につけていますか??」
もちろん!探照灯、照明弾、夜偵!夜戦といったらこれだよねー♪
私の可愛い夜戦セット!ああ、最高…
「主砲もないのです!?」
そんなの載せたら持てないじゃん、夜戦セット!
「深雪様は何も持ってきてねえよ?」
…どうしたの、特Ⅲ型?頭抱えちゃって…そもそも鎮守府正面海域に、そんな手ごわいのは居ない…あれ?あそこに見える敵艦隊は…!?

て、敵空母!?なんで!?
「仕方ありません…電が片付けるので、川内さんと深雪さんはサポートをお願いするのです」
特Ⅲ型!?
「鎮守府防衛の為に、殲滅させちゃいます!」

…秘書艦は、結局特Ⅲが一人で片付けてしまった…なんという力…!
「まだ、敵艦隊はいるのです。進撃するのです」


【鎮守府正面海域夜間警備】へ続く…

199「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/02/07(日) 03:22:08 ID:XEHdbHfw
52. 名も無き提督 2015年07月13日 18:24 ID:.JuesVYg0
夕暮れ時に鎮守府構内を移動していると、野外に設置されたベンチで脚をブラブラさせている弥生を見つけ、
声を掛けてみると明らかに憂悶な、伏し目がちの挨拶をされたので、これは何かあったと思い、
横に腰を下ろして、「何か話したいことがあれば聞くよ? 秘密にして欲しいなら、絶対言わないし」と
持ちかけると、弥生は唇を開くも、何度か躊躇い、まるで忌まわしい言葉を吐き捨てるかのように
「うーちゃんと喧嘩したんです」と答え、「バナナの皮の剥き方で喧嘩したんです!」と、
強い語調で続け、「弥生はバナナを下の方、房に繋がってない方から剥くのを、
うーちゃんがオカシイって言うんです!」と聞き、
「ああ、他愛も無い子供の喧嘩か」とは思いつつも放っておく訳にもいかず、
「そーだねー、自分のやり方否定されるのは嫌だよねー」と、適当に同情をしつつ、
「で、弥生ちゃんはどうしたい訳?」と尋ねると、「弥生は、怒ってないから、別に……」
「じゃあ、喧嘩したままかー。困るなー。司令官、編制組むの困っちゃうなー」と露骨な揺さぶりを仕掛け、
「司令官が困るんなら、仕方無いです……」の言葉を引き出したところで内心でガッツポーズを決め、
「じゃ、日も暮れてきたし帰ろーか。PX(酒保・売店)寄って」と弥生を促し、
「なんでPX寄るんですか?」という問いに「バナナ買ってから帰ろうねー。お互いのやり方で皮を剥いてみて、
それでお互いの良い所を、見つけ合おーじゃないの」と、弥生の手を引いて立たせ、
少し後ろを歩く弥生から鼻を啜るような、噛み殺した嗚咽を聞いても聞こえてないフリを決めこんでPXに寄り、
叩きき売り状態の価格のバナナを一房買って駆逐艦寮に行き、
やはりこちらでも泣き腫らした、兎のように赤い目をした卯月を、お互いを認め合わせ、
ひとしきり抱き合って泣くのを眺めながら、まだ青い匂いの立つバナナを囓り、
弥生と卯月が涙の晴れた顔でバナナを食べるのを見て、
「ああ、今日もいい仕事をしたなぁ」と思っていたところで、
海軍特別警察隊にいきなり「またお前か!」としばき倒され、簀巻きにされてブタ箱にブチ込まれ、
弥生と卯月の証言によって解放されるまでの間、駿河問いで吊るされました。絶許。

バナナで何か卑猥な想像をするような人間は、この次元にはいないだろう。
ここは健全だからね。猥褻は一切無い。

200名無しの提督さん:2016/02/22(月) 02:48:31 ID:Uduf55XY
【艦これ】居酒屋鳳翔出張店 他
67. 名も無き提督 2015年07月13日 22:04 ID:.JuesVYg0
研修名目で非番の艦娘引き連れて、海水浴バスツアーを開催したところ、
鳳翔さんが参加してきて「珍しいな」とは思いながら、近場の磯浜にほど近い砂浜にバスを走らせ、
到着し、「艦隊、この長門に続け!!」と少女のように目を輝かせながら飛び出していった長門に続き、
他の艦娘も鉄砲水のように飛び出して行き、帰投時刻まで一眠りしようかとリクライニングを倒すと、
「みんな、元気ですねえ」と鳳翔さんが微笑み、
「アレ? 鳳翔さんは海水浴行かなくて良いんですか?」と訊ねると、
「え、ええ。水着を忘れてしまったもので」とはにかんで笑うのを、
「いや、忘れてないでしょ? 着物の下に着て来てますよね」と鎌を掛けてみると、パッと顔を耳まで赤くし、
着物の襟の合わせを閉ざし「なんでそれを!?」と驚くものであるから、
「いや、なんとなく。着こなしがいつもとどこか違うなと思って。それより、折角気合充分に着て来たなら、
尚更泳いできたほうが良いでしょうに」と勧めるも、
「そ、そーなんですけどぉ、あのぅ、帰りの下着を忘れてきてしまって……。
それに、若い子達の中で泳ぐのも気が引けると云いますか……」と尻すぼみになるので、
鳳翔さんだって、まだ「娘」なのに、「空母の母」という肩書も重いものであるなぁと思いつつ、
「じゃあ、こうしましょう。鳳翔さんの水着姿は、俺だけが拝む。他には絶対漏らさない」と、断言し、
まだまごつく鳳翔さんを尻目に、バスの窓の遮光カーテンを閉ざし、青葉がセットしていったカメラも壁に向け、
「さあ、どうぞ」と促すと、「もう、仕方ないですね」と、恥ずかしそうに苦笑いしながら、
袴の紐を解き、着物を肩から滑らせ
(記録はこのページ以降喪失し、最後一行のみ判読可能状態で残る)
鳳翔さんは、下着無しで帰った。

――――――――――

「季節遅れではない。季節先取りだ」と容疑者は語っており……。

201「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/02/22(月) 02:54:01 ID:Uduf55XY
鳥付け忘れたので、ついでにもう一本。

――――――――――

【艦これ】夏でムレムレな日向 他
46. 名も無き提督 2015年07月13日 22:44 ID:.JuesVYg0
師匠と言ったらつくば山山頂の賢者と東方不敗マスターアジアと日向でしょ。

艦娘の間で日向はインナーの下は何も着けていないのではないかという疑惑を漏れきき、
秘書艦の当直で日向が回ってきた時、デスクワークをして緩んだ着物の間から、
薄く黒い布地に覆われた緩丘と、その先端に一際黒く、影を濃縮した小さな突起が二つ確認出来、
胸が高鳴る思いがしたものの、こちらを見つめる日向と視線がぶつかった瞬間、
血の温度が五度ばかり下がり、冷たい汗が吹き出すのも分かり、軽蔑されるのを覚悟したが、
「私の顔に、何か付いているのか?」と訊かれ、「い、いや、何でもないデス」と答えると、
「そうか。まあ、息抜きも必要だが、今は仕事の時間だ。目と口を動かす暇があったら、手を動かそうな」と、
淡々と諭され「ハイ、ワカリマシタ」と、完全に主従が逆転した返事をし、再び仕事に手をつけたところ、
作業の手を止めること無く日向が「ちなみに君のさっきの視線は、セクシュアル・ハラスメントに相当するものだ。
私は特に気に留めないが、誰彼と無く向けるべき視線ではないな」と、追い打ちを喰らい、
心が死にかけたところで「そんなに見たいのならば、直接言えば見せてあげるものを。私とて女だ。
好意を抱いている相手に見られて、不愉快になろう筈もない」と言われ、
どう反応してよいか悩んだまま業務を続け、一日を終えたのだった。
日向のインナーの下は、薄くだが腹筋が割れていた。それより上は豊満な瑞雲が瑞雲して、
瑞雲的瑞雲を瑞雲で、瑞雲瑞雲瑞雲、繁み雲瑞雲瑞雲、
瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲滴る瑞雲瑞べき雲瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲……………………

202由良さんと①:2016/02/25(木) 23:32:10 ID:U3dUjhU.
先日、由良さん画像まとめのコメ欄でSS書いたら思いのほか興が乗ったので、付き合ってから後日談を書いてみた
コメ欄の方でもうゴールイン確定してんじゃねーか!と思われるかも知れないが、反省はしていない。いいじゃない、由良さん可愛いんだもの

主人公:姉の友達である由良さんに想いを寄せている。姉・由良さんより2歳年下
やや愛想が無いように見えるが姉と同様、世話焼きで頼みごとを断らないタイプ

五十鈴:主人公の姉。由良とは昔からの友人。弟に対しては時に横暴な面もあるが、姉弟仲は良い
弟と由良さんをからかいつつも、なんだかんだ応援していたりと面倒見が良い

由良さん:五十鈴の友人で同級生。昔から五十鈴の家に遊びに来ていた
一見落ち着いて見えるが、一度ペースを乱されると弱いタイプ

姉の友人:長良・名取・阿武隈・鬼怒の4人。連携プレイに定評あり

とりあえず①はまとめのコメ欄に書いたものを手直しした物。②から後日談です


<由良さんとバレンタイン・告白ver>
家に遊びに来た由良さんに「久しぶりだね」と笑いかけてほしい。すれ違うと姉とは全然違う良い匂いがしてドギマギしたい
ジュースとお菓子を届けに行って「ありがとう」と言われるも、由良さんが座ってるクッションが気になって仕方が無く、後で回収すべきか否か悶々としたい
その様子を見た姉から「こいつ照れてやんの」みたいに由良さんの前でからかわれたい
ある日、同級生と思しき男と歩いているのを偶然見かけて死にたくなるほど苦しみたい
意気消沈しているのを見た姉から、たまたま通学路で会っただけの同級生よ、と聞いてコロンビアしたい
バレンタインデーにチョコを貰い、義理でも姉への友チョコのついででも良いと神に感謝を捧げたい
お返しをどうするべきか迷いに迷い、姉に貢ぎ続け家の掃除当番を代わり続けること3週間、由良さんが好きな菓子店を教えてもらい、姉に跪いて感謝を捧げたい
ホワイトデー当日、「姉から教えてもらいました」と照れ臭さからぶっきらぼうになりながらもどうにか渡して、思いの外喜んでくれたその笑顔に見蕩れ、ほとんど無意識的に「由良さんが好きです」と口走ってしまい、「えっ」と驚いた由良さんのその後の反応を見るのが怖すぎて背を向けて逃げ出してしまいたい

帰宅して自室に篭って「なんだあの告白は…!てかなんで逃げたんだ俺…!」と猛烈に後悔し、次会った時どんな顔すれば良いんだと悶えたい
するとその日の内に由良さんが遊びに来て、いつも通りに姉と談笑しているらしき姿に安堵と落胆を感じていたら、姉から「あんたちょっと来なさい」と呼び出されたい
死刑宣告を受けた囚人の気持ちで姉の部屋に入り、「そこ座んなさい」と言われて正座するも、とても由良さんの顔を見る事は出来ず俯いていると名前を呼ばれ、恐る恐る顔を上げると腕を組んでジト目をした由良さんと目が合い、「あそこで返事も聞かずに逃げるのはどうかと思うな」と言われ頭が真っ白になりたい
もうこのまま消えてしまいたいと思っていると、由良さんが顔をほころばせて「これからも、よろしく、ね?」と言ってくれて、横で姉がニヤニヤしているのを見てやっと今のはOKの返事だと察し「こ、こちらこそ、よろしくお願いします!」とどうにか答えたい
その後、姉から「こいつ告った時どんなだったの」と質問され、「顔真っ赤にして一生懸命なのが伝わってきて可愛かったよ」と由良さんが答えるのを聞いて姉が爆笑し、羞恥のあまり叫んでしまいそうになりたい

10年後、姉から「で、こいつ指輪渡す時どんなだったの?」と質問され、全く同じように「一生懸命で可愛かった」と由良さんに評されて姉からは爆笑されるも、由良さんの指に輝く指輪を見ているだけで死んでも良いと思えるぐらいの幸せを感じたいだけの人生だった

203由良さんと②:2016/02/25(木) 23:32:56 ID:U3dUjhU.
<由良さんと家庭教師>
由良さんが近所の子の家庭教師を始めたと聞いてモヤッとしたい
「すごく素直」「勉強熱心」「毎日笑って挨拶してくれる」とベタ褒めなのを聞いて、愛想が無いと言われる我が身を省みたい
それでも男の意地で顔には出さぬよう努めて相槌を打っていたが、姉には容易に見透かされ「それ女の子よ。それも小学生」と呆れたように指摘されたい
由良さんの顔を見ると、なぜ姉がわざわざそんな事を言ったのか理解していないようだったが、こちらと目が合うと「あっ」と何かに気がついたような顔をされたい
知らなかったとは言え女の子、それも小学生に嫉妬したとバレた事を悟って、もう穴掘って埋まってしまいたい
由良さんが「その、誤解させるようなこと言ってごめん、ね?」と謝ってくるので尚更居たたまれなくなりたい
しまいには「えっと、その・・・そういうところも、可愛いよ?」とまるで彼氏がヤキモチ焼きの彼女に入れるようなフォローをされ、堪らず噴き出した姉を睨みつける事で精一杯の抵抗をしたい

204由良さんと③:2016/02/25(木) 23:33:34 ID:U3dUjhU.
<由良さんとタブー>
身体測定があった日、姉が露骨に機嫌悪そうなのを由良さんとなだめたい
本人の想定を超える数値が検出されたらしく、そりゃ毎日あれだけ間食していれば・・・と思ったが流石に口には出さないよう堪えたい
と言うか、身体測定の日=由良さんもそういう格好で同じ校内にいたと言う事実に今更ながら気がつき、隣にいるのに何考えてんだと心を鎮めたい
姉が「決めた・・・明日からジョギングするわ。美容対策に」という毎年恒例の言葉を口にしたので、思わず「いやそれダイエ」まで本音が漏れた辺りで由良さんの手で口を塞がれたい
由良さんの柔らかい手の感触に思わず顔を赤らめたのを見て幾分気が削がれたのか、姉が不貞腐れたように「違うし。胸がちょっと成長したからバランス取るだけだし」と言うのを、由良さんと苦笑して見守りたい
そんな俺たちを見た姉が、やっかむように「由良だって他人事じゃないでしょ。アンタ私と違って下に肉」まで口にした辺りで部屋の体感気温が下がったように感じられ、思わず居住まいを正したい
「五十鈴・・・それは、ね?」「アッハイ」という短い遣り取りに言葉を挟むことも出来ず、かと言ってここで由良さんの・・・その、下の方に目をやれば致命的な事態を招くことも流石に察せられ、神妙な顔で壁時計の秒針を追いかけたい
しかし由良さんが帰る際、後ろを振り向いた瞬間に思わず・・・その、下の方に目をやったのを姉は見逃していなかったらしく、「アンタを敷けるぐらいには大きいわよ」とニヤニヤ笑いながら告げられ、俺の脳内由良さんノートに新たな情報として追加したい

205由良さんと④:2016/02/25(木) 23:34:19 ID:U3dUjhU.
<由良さんと初デート>
由良さんと初めてのデートをする約束を取り交わし、この世の全てが輝いて見えるようになりたい
「この間良さげな喫茶店見つけたんですけど、行ってみませんか?」の一言を発するまでに、数十回に渡る脳内シミュレートを繰り返し、パターン決定してからも誘うまで更に三日を要したい
三日目の朝に姉から「・・・私がお膳立てしたげようか?」と妙に優しい目で言われて、流石に初デートでそれはとどうにか踏ん切りをつけたい
意を決して誘うと由良さんはパッと微笑み、「いいね、テストもこの間終わったし、三人で行こうか!」と当然のように姉をぶっこんで来たので、内心で「姉ェ・・・」と頭を抱えつつ、どうにか「いや、その・・・ふ、二人で」と伝えたい
これで「由良さんと姉の二人で行ってみませんか?」という解釈をされたら、姉が冷蔵庫に隠している高級プリンを食い尽くして泣き寝入りしようと心を固めたい
流石に由良さんも気がついたのか、「あっ、そうだよ、ね。ごめん・・・ね?」と少し赤くなった頬を誤魔化すように両手で擦りながら言う姿が可愛すぎて、俺の心(と姉のプリン)が救われたことを感謝したい
更には「じゃあ・・・デートだね、ね?」とか首を傾げて笑うので、なんかもうこのまま路上で抱きしめてしまいたい衝動を必死で堪えて、「は、はい・・・デート、です…」と答えたい

由良さんを見送って家に帰ると、先に学校から帰っていた姉が「で、誘えたの?」と聞いてきたので「ちゃんと誘えたよ」と冷静を装って答えたい
すると姉がにじり寄って来て「じゃあ・・・デートだね、ね?」とニヤニヤ笑いながら首を傾げてきたので、こいつまさか尾行を・・・ッ!と戦慄したい
いやいや単に由良さんと付き合いの長い姉のことだから由良さんのしそうな返事をトレースしただけだろうハハハ、と冷や汗混じりにスルーを決め込みたい
それを見た姉が更に「顔真っ赤にしてwww一生懸命なのがwww伝わってきてwww可愛かったよwww」と噴き出しながら言って来やがったので、問答無用で冷蔵庫から秘蔵のプリンを強奪し、姉と譲れぬ死闘を繰り広げたい

206由良さんと⑤:2016/02/25(木) 23:34:52 ID:U3dUjhU.
<由良さんと文化祭①>
文化祭当日、真っ先に由良さんのクラスに遊びに行きたい
入り口で客引きをしていた姉の友人に「あ、五十鈴の弟くんだ」と声をかけられ挨拶をすると、同じく客引きをしていた数人に「おぉ、あの噂の」と囲まれたじろぎたい
姉の事だから普段ロクな話してないだろうなと思いつつも、何と言っていたのか聞いてみると「五十鈴?いや五十鈴からはあんまり話聞かないけど。図体のデカい犬みたいって言ってたぐらい?」と聞かされたい
じゃあ噂のってなんだよと訝しんでいると、クラスから出てきた姉に見つかり、「ちょうど良いトコに来たわね」と問答無用で着ぐるみを渡され、「暇なら手伝いなさい。イイ物見せたげるから」と有無を言わせず手伝いに駆り出されたい
二足歩行のデカい犬と化した自分を尻目に、友人たちに何やら耳打ちしていた姉が、着替えた自分を見て噴き出し「似合う似合うwww3割増でイイ男に見えるわよwww」とか言いやがるので、帰ったらまたプリン戦争だなと心を固めたい
するとチラシを持った由良さんが戻ってきたのが廊下の先に見え、着ぐるみの頭を取って出迎えようとした所、姉から無慈悲な肘打ちで止められ悶絶したい
悶絶していると姉から「ちょっと黙って立ってなさい」と告げられ、姉とその友人たちが由良さんを出迎え談笑し始めたのを横目に見たい
「他のクラスにチラシ配ってきたよ」「ありがとー、後は一般入場始まってからだね」「・・・ね、五十鈴、来た?」「んー、まだよ」(来たって誰がだろ・・・?)
「そっかぁ。クラスにいなかったからこっち来てるのかと思ったんだけど」「五十鈴の弟くん?私らまだ会った事ないんだよねー」(俺ならここに・・・と言うかネーじゃないだろ!)
「で、どんな子なの?五十鈴の弟くん・・・ってか由良の『噂の』彼氏くん」と、そこまで聞いて「噂」の出所が由良さんだと察し、思わず居住まいを正して聞き耳を立てたい
そして「前にもちょっと話したと思うけど、ね」という前置きと共に、由良さんがはにかみつつも俺について話すのを聞きたい
「告白される前から、私の前ではちゃんとしていようって一生懸命なのが伝わってきて可愛いって思ってた」「ほうほう」
「真面目で気遣いも出来て、そういう所も良いなってずっと思ってたから、向こうから告白してくれた時は、年上ぶって平静装っちゃったけど、本当は凄く嬉しかった」「ほうほうほう」
「人に馴れた大型犬みたいで可愛いって思うことが多いけど、勉強とかスポーツに真剣に取り組んでる時の顔は男の子って感じで、ちょっとカッコ良いなって思う、かな」「ほーうほうほう」
姉の友人たちの適当な相槌も気にせず語る由良さんの言葉に、感極まってちょっと嬉し泣きしそうになりたい
「今日も、約束はしてなかったけど来てくれると思う」という由良さんに、朝一番で来た自分を見透かされているようで、恥ずかしくも嬉しくなりたい
・・・と、由良さんが話している隙に背後に回った姉の友人の一人に「えいっ」と着ぐるみの頭を取られて、「えっ」と固まった由良さんとご対面させられたい
しかもそのまま「あ、一般入場そろそろね」「じゃチラシ配りよろしくね、二人で」と生温かい笑顔と共に送り出され、途方に暮れたい
チラシを持って歩き始めた由良さんに着いて横に並んで歩き、嵌められたとは言え盗み聞きするような形になった事を謝ろうと「あの、さっきは」と話しかけると「今、話しかけないで」と返されたい
あああこれ絶対由良さん怒ってるよと狼狽し、横目で表情を窺おうとすると、その気配を察して「今、こっち見ないで」と釘を刺されたい

207由良さんと⑥:2016/02/25(木) 23:35:28 ID:U3dUjhU.
<由良さんと文化祭②>
いやでも悪いのはこちらなんだしやっぱり謝らないと、と意を決して由良さんの方を窺うと、由良さんの首筋が赤く染まっているのに気がつきたい
その時、前方から同級生の男子たちが歩いてくるのが視界に入り…半ば反射的に由良さんの手を取って、近くの空き教室に二人で入りたい
男子たちが通り過ぎたのを確認してから由良さんの方を振り返ると、今まで見た事のない顔をした由良さんと目を合わせたい
いつものおっとりとして余裕の感じられる表情はそこになく、耳まで赤くして潤んだ目でこちらを見る由良さんに見蕩れてしまいたい
目が合った瞬間、「ごめんなさい」と揃って頭を下げ、なぜ目の前の相手が謝っているのか分からず二人して怪訝な顔をしたい
結果として盗み聞きする形になった事を謝ると「それは気にしてないから」と苦笑しながら言われ、、由良さんからは、こちらの気持ちを知っていながらずっと何も言わず年上ぶっていた事を謝られたい
「俺も、それは気にしてないですから」と由良さんの言葉を借りたような返事をすると、由良さんに「なんで?」となんだか子供みたいな返しをされたい

「由良さんが俺の気持ちを知ってても、先に好きになったのがどちらでも、俺は由良さんのこと好きだって言ったと思うから」と、自分の中にある言葉で出来る限りの想いを伝えたい

俺の言葉を聞いた由良さんがバッと俯くのを見ながら、「あと、急に手を引っ張ってきたのも、ごめんなさい」と謝りたい
由良さんが俯いたまま、「それも、なんで?」と聞くので、前から歩いてきていた同級生の男子に、真っ赤になった由良さんを見せたくないなと思ったから、と白状したい
何やら小さく唸り始めた由良さんが顔を上げて「…その格好、似合う、ね」と、何やら据わった目で言ってきて、軽くへこんでいると「…お手」と手を出されたい
由良さんちょっと壊れ気味?と思いつつ着ぐるみの手をぽふと由良さんの手に乗せると、少し満足したような顔で今度は「…お座り」と命令されたい
戸惑いつつもお座りの姿勢をとると――不意にかがんだ由良さんが、そっと触れるように唇を重ねてきて、自分の唇に残る感触に呆然としたい
かがんだままの由良さんに、耳元に唇を寄せて「…次は、あなたから、ね?」と囁かれ、触れる頬の熱さと、耳元をくすぐる吐息と、今までに無い距離から感じる由良さんの匂いに、感覚の全てを支配されたい
「じゃあ、行くね?」と教室を出て行く由良さんが、最後に振り向いて見せた笑顔は、今まで見た中で一番可愛くて、綺麗で、言葉を失いたい


その後、軽く10分以上同じ体勢で放心していたが、ふと自分の姿を見返し、この着ぐるみをこれから姉のクラスに返しに行かなければいけない事に思い至り、頭を抱えたい
店の入り口で、客引きをしている人に姉を呼んでもらって返そうと姉のクラスに向かうと、ちょうど教室を出てきた由良さんとバッタリ出くわし、全速力で逃げられたい
廊下の端に消えていく由良さんを見送った姉とその友人たちに「こいつ何やらかしたんだ…?」とケダモノでも見るような目で見られ、今こそ着ぐるみに身を包んで犬の真似でやり過ごしたいと冷や汗を掻きたいだけの人生だった

208由良さんと⑦:2016/02/25(木) 23:40:53 ID:U3dUjhU.
<由良さんとお花見①>
由良さん(と姉)とお花見に行きたい
桜も見ごろになってきたからと姉が提唱し、俺が場所取りに行き、昔から家族でたまに来ていた穴場で、3人でささやかな宴を開きたい
乾杯早々に菓子をぱくつき始めた姉に「花より団子…」とボソッと呟きたい
全く堪えた様子も無く「そういうアンタは花より団子より由良でしょうが」と返され、全くもってその通りなのでぐうの音も出ず黙りたい
「もう、何言ってるの」と嗜めつつ満更でもなさそうな由良さんを横目に見て、つい唇に引き寄せられそうになる視線を留め、3人でとりとめもない雑談に興じたい
風も日差しも強すぎず、絶好の花見日和だなぁと思いながら桜を見ていると、由良さんに「綺麗だね」と声をかけられ、「そうですね」と頷きたい
それを見た姉が桜餅(2パック目)を空けながら、「そこは『私とどっちが綺麗?』ぐらい聞けばいいのに」などと絡んでくるので「なに言ってんだこいつ」と視線で訴えたい
比べるような物じゃないだろと返そうとしたら、何故か真に受けたらしき由良さんが緊張した表情で「わ、私とどっち、が…」などと呟き始めたのに気がつきたい
由良さんが問いを発する前に、勢いのまま「比べられるような物じゃないと思いますけど、でも由良さんの髪は桜色で綺麗だなって、ずっと思ってました」と由良さんの目を見ながら告白したい
――先日、文化祭が終わって帰宅した姉にいい物見せてくれたお礼としてプリンを献上して、上機嫌になった姉から「由良はああ見えて想定外の事態でペース乱されるのに弱いのよ」と教えてもらい、脳内由良さんノートに書き留めておいた情報を信じたい
果たして由良さんは、紙コップを両手で持ったままバッと俯いてしまい、その拍子に赤くなった耳が覗いて見えて、引かれなくて良かったと胸を撫で下ろしたい
スマホで何かを調べた姉が「ちなみに、桜の花言葉って『精神の美』とか『優美な女性』って言うらしいわよ」と言うのに、反射的に「ぴったりだな」と答えると、俯いたままの由良さんが「な、何言ってるの…」と呟く声が耳に届き、姉のスルーパスに心の中で喝采を上げたい
「でも、その…ありがとう、ね?」と上目遣いに言ってくる姿が愛くるし過ぎて、またも唇に引き寄せられてしまった視線を今度は留められずにいると、それを由良さんも察し…た辺りで、横からカシャッとシャッター音が聞こえて、我に返って振り向きたい

209由良さんと⑧:2016/02/25(木) 23:42:06 ID:U3dUjhU.
<由良さんとお花見②>
スマホを構えた姉に由良さんと二人で視線の圧力をぶつけるもどこ吹く風で「なによ、桜撮ってただけよ?」などとのたまい、挙句「まぁ桜色の綺麗なものもちょっと写ったかも知れないけど」とからかわれたい
更にそのままスマホを操作し始めた姉に気がついた由良さんが「…五十鈴、なにしてるの?」と尋ねると、「んー?お裾分け。幸せの」と答え、少し置いて由良さんが自分のスマホを取り出すのを見て、猛烈に嫌な予感がし始めたい
スマホで何かを確認したらしき由良さんが詰め寄り「なにしてるの!」と訴えるのを、「大丈夫よ、リスト限定公開だから」とかわしながら、姉が自分のスマホを渡してくるので恐る恐る確認すると、桜を背景に熱っぽく見つめ合う俺と由良さんの画像が、姉のツイートに添付されているのを発見したい
姉の友人限定リストらしいが、その友人たちからは「うわバカップルだ」「映画のワンシーンみたいだねぇ」「由良がさくらんする姿が目に浮かぶよ!サクラだけに!┗(゜`o´゜)┛」「こっちは花粉症で死にそうなんですケド!?」としっかりコメントが残されており、膝から崩れ落ちたい
尚も抗議しようとする由良さんに加勢を始めると、姉に「大体アンタ、文化祭の時に、バレてないと思ったの?」などと爆弾発言をかまされ、由良さんと二人して「見てたの!!??」と叫びたい
あまりの剣幕に驚いた姉が俺を見ながら、「いや、由良がよくアンタの噂してて、あの時いた子達には付き合ってるのバレてるって、文化祭の時のアレで分かるでしょ。流石のアンタでも」などと言うので、二人して今の流れを振り返り…頭を抱えたい
年上としての意地か、先にどうにか動揺から立ち直った由良さんが「つ、付き合ってるのはバレてても、写真ばらまかれたりするのはやっぱり恥ずかしいから、ね?」と流そうとするのに、ひたすら頷いて乗っかりたい
しかしその程度で誤魔化されるような姉ではなく、「ほーうほうほうほう…で、何がバレたと思ったの?何を見られたと思ったの?お姉さんに話してみなさい、ん?」と桜餅(3パック目)片手に迫られ、由良さんともども追い詰められたい
執拗な姉の尋問の中で、何とか由良さんとのアイコンタクトに成功し、「あの着ぐるみ姿が妙にツボに入った由良さんのリクエストで、お手やお座りなど犬の真似を披露した」という真実混じりのネタが姉の琴線に触れて爆笑を買ったことでどうにか解放されたい

――後日、姉の友人たちの間で「友達の弟でもある後輩をペット調教している」として由良さんドS女王様説が浮上し、落ち込む由良さんを「俺は由良さんの犬なら、なっても良いです!」と慰め、今度は若干引かれてしまい、女心の難しさを実感したい




―――10数年後、いつかとは違う3人で、お花見に来たい
満開の桜を前にはしゃぐ娘を、由良さんと二人で微笑ましく見ていたい
シートを敷いて荷物を置くやいなやその辺りを走り出したのを見て、花より団子にならなかったのは良いが、あのお転婆さはどっちの遺伝だろうなどと思いたい
「おとうさん、あれやって!ワンワン!ワンワン!」と娘にせがまれ、犬の真似で娘にじゃれついて喜ばれたい
一通り父親を犬扱いするのに満足してまたその辺りを走り始めた娘を「元気だなぁ」と思いながら見ていると、由良さんに名前を呼ばれたい
振り向くと横目でこちらを見た由良さんに「私の犬じゃ、なかったの?」と笑いながら言われ、若き日の自分の暴走を悔い改めたい
「お手」ぽふと手を乗せ、「お座り」胡坐から座り直し、「よく出来ました」と頭を撫でてもらいたい

耳元に口を寄せ、「…続きは、帰ってから、ね?」と囁かれ、誘うように視界に揺れる桜色にただただ見蕩れたいだけの人生だった―――

210「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/02/28(日) 15:48:45 ID:EI8O/udY
>>202-209
由良の「ねっ」、カワイイですね。ね?
今年の夏は水着グラ来るんでしょうか?
五十鈴姉さん、走り込みは体脂肪率は減るけど体重は増えますぜ……。

また思いついたネタ等あれば、お気軽に御書き込みくださればと。

私もそろそろ落ち着いてきたので再起動しないと。

211名無しの提督さん:2016/03/02(水) 12:54:19 ID:0ONHXj1Y
軍神提督の鎮守府22話
【鎮守府正面海域夜間警備】記録者川内

夜の鎮守府近海。私達にとって勝手知ったる海域は、昼とは別の顔を見せていた。居るはずのない艦種。あり得ない性能…ここは、本当に鎮守府近海なのだろうか?
「見えてきたのです…!」
そう。おかしい、あり得ない敵編成…なぜ、こんなところに、戦艦棲姫がいるのか…!
「そう身構えなくても大丈夫なのです。あれは戦艦棲姫の中でも弱めの個体…たいした相手ではないのです!」
あ!ちょっと!
…とりあえず、夜偵と照明弾で援護しようか…。特型ちゃんも応援しかしてないし。本来駆逐艦娘ちゃんに無理はさせられないけど、秘書艦は私より大きいし、重巡並だし


で、説明してもらえるかな?
…秘書艦は、結局相手に何もさせず、攻撃を躱して、一方的な殲滅をしてみせた。
正直、これだけの力があれば、天龍じゃどうしようもないね。勝負にならない。
ちょっと見てみた限り、火力も雷装も桁が違うわ、これ。
まあ、それはともかく。なぜ秘書艦がこんなことをしているのか?
「…司令官の為、なのです。かつて、若くして多大な戦果を挙げた司令官は、深海側にも要警戒人物として注目されています。その様子を偵察に来た部隊を、こうして潰しているのです。」
「さあ、帰還しましょう、なのです」

こうして、せっかくの夜戦で、私は何もせずに帰ってきたのだった。今度提督の事をよく調べておこうかと思う。

【鎮守府の愉快なスタッフ達】へ続く…と思う
気力はあるのだけれど…

212「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/03/21(月) 00:15:36 ID:TuM9IhqM
【艦これ】深夜の尻画像スレ
>おしりにおっぱいついてたらすごくよさそうだなーとふと思った
もしかして?:クリーチャー

鎮守府正面海域の比較的易しい海域とはいえ、帰投命令を無視し、
敵を深追いして大破した暁ちゃんのお尻を、ダメージ量分引っ叩いた上でドックに行かせて、
その日の業務を終えて宿舎に帰ると、通い妻と化した加賀さんが夕食を作ってくれていたので、
一緒に夕飯を頂くも、食卓で「ところで、暁を引っぱたいたそうね」と、いつもの平坦な声に、
微かな冷たい蔑みの色が見て取れたので、
「ああ、うん。安易に手を上げたことは反省している。でも、命令に反して深追いし、
手痛い反撃を喰らったのだから、その苦い戒めにしてもらいたいと思っている」と弁明するも、
「私の言いたいことは、そういうことじゃないの」と箸を止め、
真っ直ぐこちらを見据えてきて、「あんな年端もいかない娘ばかりお尻を叩いて、ずるいわ。
私も叩いて欲しいのだけれど」と予想外のド直球な返答を受け「善処します」と答え、
その日の晩は、四つん這いになった加賀さんの白く丸い尻に、力一杯平手を打ち込み、
すると柔らかな肉丘は波打つように震え、背筋と肩甲骨が影を描き出す白い背中を捩らせて、
苦悶と喜悦の綯い交ぜになった、悩ましげな呻きを溢し、
肩越しに視線で「もっと」とせがまれているように感じ、掌が堪えうる限りに叩き続けたのであった。

翌日、尻朶に赤い手形を貼り付けた加賀さんは、歩き方もどこか覚束ない様子であったが、
計画日程は演習と自主訓練だけだったので、あまり障りはなかったようだが、
こちらは掌が真っ赤に腫れあがり、ペンさえ握れない有り様となったのであった。

と、青葉から聞いたずい。ヤラシイ。ヤラシイ雌豚ずい、加賀さんは!
提督も、私にも叩かせるべきだったと思うずい!!

213「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/04/24(日) 22:58:36 ID:GG33Xbo6
【艦これ】水着でぱんぱかぱーん!な愛宕さん 他
78. 名も無き提督 2015年07月14日 18:10 ID:E.sKwvCv0
提督から愛宕を呼招するように言い遣わされた年少兵が、鎮守府構内を探して回るもなかなか見つからず、
ようやく芝生広場の木陰で、木にもたれかかって居眠りしているのを発見し
「愛宕さん、提督がお呼びです」と声を掛けてみるも、安らかに寝息を立てるばかりで、
今度は若干の勇気を絞って肩を揺すり、「愛宕さん、起きて下さい。提督がお呼びです」と揺さぶるも、
据わらない首がグラグラと揺れた挙句、バランスを崩して、上体が倒れてしまい、倒れこんだ瞬間、
たわわな胸が水風船のように弾み揺れるのを目の当たりにし、
さらに倒れた拍子に脚を広げる格好になってしまったものだから、ついつい心に魔が差し、
「愛宕さーん、起きてくださーい。提督がお呼びですよー」と、若干声を潜めながら足元に回り、
黒いレース生地の重ねで作られたスカートの中を、這いつくばるような格好で覗き込んでみるも、
黒いスカートに黒いパンスト、おまけに濃い木陰の下では両股の付け根は良く見えず、
それでもスカートの中に淀んでいた、蒸れた濃密な空気を肺腑一杯に詰め込み、
今度は上体の傍らに腰を下ろし、また「愛宕さーん、提督がお呼びですよー」と、耳元で呼びかけるも、
幸せそうな寝顔を崩さないものだから、その豊かな乳房を指で突いてみると、思っていたより弾力があり、
驚嘆を覚えながらも、更につつき、尖端を探るべく指を這わせてみた瞬間、(続

79. ※78 続 2015年07月14日 18:11 ID:E.sKwvCv0
承前)白い手が手首を掴み、声を上げる間も無く押し倒され、覆い被さられ、
長い金髪が顔の脇に垂れると、仄かな花の香りがし、
その甘美な感覚に耽る前にこちらの手首を掴んだ愛宕に、悪戯っぽい笑みを投げかけられ、
「駄目でしょ、寝ている女の子にイタズラしたら」と云われ、
このまま海軍特別警察隊に引き渡されるのかと恐々としていたら、
「君は、私に一体何をしたかったのかしら?」と尋ねられ、「それは……」と言葉に詰まると、
「じゃあ、実際やってみてくれるかしら?」と言うなり、愛宕はその豊かな胸を押し付け、
桜桃のような唇の間から、赤い舌をこちらの口中に滑り込ませ(以下略)。

※30 私も童貞です。

――――――――――
丸ひと月放置してしもうた……。
後で既出をまとめて上梓する、かも。

214「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/04/25(月) 02:40:27 ID:.5mj28gg
【艦これ】開き直った瑞鶴 他
92. 名も無き提督 2015年07月15日 00:06 ID:ZCKz44J80
小破の傷と疲れを癒やすために瑞鶴が入渠ドックに入ると、
先客で修復完了残り時間6時間半で膝を抱えて湯に浸かっていた翔鶴がうつらうつら舟を漕いでおり、
「あれ? 翔鶴姉も入渠?」と声を掛けると、ハッと驚いた様子で顔を上げ、
「ああ、瑞鶴。そうなの。敵艦爆の急降下爆撃を回避したら、丁度そこに魚雷が来てて、
被雷して大破してしまったの。毎度毎度、修復の為の資材を使わせてしまって、申し訳無いわ……」と
悲しげな面持ちで語る様子を、見ていられなかった瑞鶴は、体に巻いたタオルを外し、
湯船の翔鶴の傍に身を寄せ、「確かに、翔鶴姉は運が悪いかもしれないけどさ、
その運の悪さを埋め合わせるのが戦術や戦略でしょ? 毎回翔鶴姉を大破させる、提督さんが悪いんだよ!」
と、詰ると、翔鶴は厳しい表情で「瑞鶴、あの人の事を悪く言うのはやめなさい。
あの人はあの人なりに考えているの。大破はしても、今まで誰も沈んでこなかったのは、
提督の采配のおかげでしょ」と、たしなめられ、「それはそうだけど……」と口元まで湯に沈める瑞鶴であったが、
その胸には、姉を愛人として娶った男に対する、冥い嫉妬の焔がちらついており、そればかりか、
瑞鶴にとっては超えるべき先達にして、憧憬する目標であった加賀さえも、正妻として奪われたことに、
瑞鶴は提督に対して鬱屈した感情を抱いたままであったが、翔鶴がその男を庇ったことで、
より一層胸中の黒い火怨は、音を立てて爆ぜるのであった。

93. ※92 続き 2015年07月15日 00:06 ID:ZCKz44J80
「瑞鶴、私は貴女が羨ましいわ……」今にも湯気の中に掻き消えそうな儚げな面持ちで、
翔鶴は瑞鶴の、肉付きの薄い、女性的な豊満さこそ欠くものの、しなやかで、
躍動感を内に秘めた胸に手を当てて呟いた。瑞鶴は心臓が早鐘のように高鳴るのを感じた。
おそらく、これは翔鶴の掌にも伝わっているだろう。
だが、身動きも取れぬまま、瑞鶴は翔鶴の為すがままに身を委ねた。
翔鶴は今度は、空いた方の手で瑞鶴の手を取ると、自らの乳房に導き、握らせた。
瑞鶴の掌中には、茹で卵の剥き身のように艷やかで、それよりもなお柔らかで張りのある柔肉と、
熱い血潮を廻らせ、生固く凝った先端突起が感じられた。
「提督は私を兵器ではなく、一人の女として見てくれるの。嬉しかったわ。
でも、兵器の化身として生まれた以上、やっぱり兵器としての勤めも果たしたいの。
瑞鶴、あなたの活発な体が、私には羨ましい……」
翔鶴はそう言うと、瑞鶴へと更に身を寄せた。長い睫毛が、瑞鶴にはよく見えた。憂いを含んだ眼差しが、
瑞鶴へと押し迫る。「ちょ、翔鶴姉、近いって」その言葉は、最後まで語られることは無かった。
瑞鶴の引き締まった痩躯は、温浴の中で翔鶴の柔らかな肢体に包み込まれ、
二人の意識は恍惚の内に、白い湯気の奥へと溶けて、たゆたった。

近代化改修に成功しました!

215「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/04/26(火) 02:49:19 ID:FDPy8oP6
【艦これ】Guten Tag.(なんてラブリーな日だ)他
51. 名も無き提督 2015年07月15日 15:58 ID:ZCKz44J80
つくし さなりさんのイラストはGIF動画か。
アブナイアブナイ、馬鹿には見えないイラストかと思って「帽子を除いては一糸も纏わぬZ3が、
大きく股を開いてしゃがみ込んで、股間の前には空いたラムネ瓶が立ててあり、
その向こうの華やいだ乙女の色を滲み透かし、左手の小指で乳首を隠し、
右の乳首は右手に持った半分飲みかけのラムネ瓶で押さえ、小首を傾げた陶然とした、
淫らな笑顔で舌を出し、その赤い舌の上には、
青いビー玉が唾液に濡れて、ぬらと艶光っているぞ」なんて書いてたら、
大恥を書くところだった。確認はタイセツタイセツ。

216「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/05/26(木) 11:51:46 ID:s/PJ.Io.
【艦これ】妙高さん浴衣似合いそう 他
53. 名も無き提督 2015年07月15日 22:37 ID:ZCKz44J80
庭先に縁台を出して、浴衣姿の妙高さんと間に蚊取り線香を挟んで並んで座り、
打ち上げ花火が色鮮やかに花開き、一呼吸置いて響く遠雷のような轟きが肌をざわつかせ、
夜の濃藍に白い煙の影を残して溶けていくのを眺めては、時折視線を下ろし、妙高さんの華奢なうなじと、
結い上げた髪からほつれた後れ毛が、少し汗ばんだ白い肌に貼り付いている様に胸をときめかせ、
ふとした瞬間に視線がぶつかり、「いやですわ、提督。せっかくの花火なのに、私ばかり見られても」と苦笑され、
視線を気取られていたことに一抹の恥ずかしさを覚え、「いやぁ、ハハハ」などと気まずい愛想笑いを返すも、
妙高さんは微笑んで、「ご覧になりたい時は、仰ってくださればいいのに」と、
妙高さんの背後に黄金色の大輪の花が咲く。「私、提督のこと……」、
一拍遅れて数百の大太鼓を打ち鳴らしたような、大音響が夜気を震わす。
一番肝心な部分を聞き取れず、「もう一度!」とせがむも、
「重要な情報は一度きりしか申し上げられません」と断られ、フフフと微笑みながら、蚊取り線香をどかし、
こちらに上体を預けてくる妙高さんの体から流れ昇る石鹸の香りを、
蚊取り線香の煙の中から嗅ぎ取るだけの職業ってありませんかね?

――――――――――
ビョーインから帰ってきたので、取り急ぎ。

217「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/05/29(日) 22:37:33 ID:5V1n6nZ6
【艦これ】深夜のちとちよ画像スレ
17. 名も無き提督 2015年07月15日 23:22 ID:ZBWlDF2d0 ※17は私の書き込みではありません。
姉には手を出さないという約束で千代田を調教して行きたい。
そして、最初は抵抗を見せながらも徐々に快楽に抗えなくなり羞恥と快楽の狭間で悶える段階まで進んだと

ころで調教済みの千歳とご対面からの3Pがしたいです。
はい、扶桑姉妹でも同じ事を考えています。
でも変態じゃないです(真顔)

35. 名も無き提督 2015年07月16日 00:08 ID:ue0AxkCE0
※17
王道はやっぱり良いよね。
しかし、そこで敢えて若干のひねりを加えて、まず千歳を堕とし、徹底的に蹂躙して、
体のいたるところが性器になるよう調教し、ゴムの臭いだけで濡れるように条件付けして、
女としての悦びに溺れきった状態で、千歳の方から「千代田にもこの悦びを教えてあげたい」と、
言い出させ、その言葉を引き出したところで、「千歳に手を出されたくなければ……」と、
千代田にも手を掛け、四つん這いにさせ、後ろの孔の調教に入った頃に、背後からガンガン抉り、
掻き回すように責めながら、「実はお前に、こういう愉しみを教えたがっている奴がいるんだ」と囁き、
全裸で隣室からはにかんだ微笑を浮かべて出てきた千歳が雌の顔をしているのを見て、
全てを悟った千代田が、髪を振り乱して獣のように狂乱するのを抑えこみ、
千代田の下に千歳が仰向けに滑り込み、屈辱と憤怒に滂沱の涙を滴らせる千代田の頬を、
千歳が舐め取り、豊満な乳房同士を重ね合わせ、
愛撫する様を鑑賞しながら白熱した奔流を千代田の中へと流し込み、感情が枯れ、
木偶となり果てた千代田が、白濁を内壁にこびりつかせた、
仄赤い口を開けたままの臀部を突き出して突っ伏しているのをよそ目に、既にソコに蜜を漲らせ、
一刻も早い情けを乞う千歳と第二ラウンドとか、誰か薄い本で書いてくれないかな―?(チラチラ)

218名無しの提督さん:2016/06/01(水) 17:20:39 ID:n4MArzKA
激務に疲れた様子の提督を見て、大淀は提督と一緒に休暇を取ってプールへ行くことに
二人は更衣室の前で分かれて着替え、提督は先に着替え終えて合流地点へ・・・そこに大淀が競泳水着を着てやって来た
「提督、どうですか?」
見慣れない競泳水着にちょっとドキッとする提督であったが、すぐさま平常心を取り戻し、普通に似合ってるよと返す
ちょっと不機嫌そうな大淀だったが、二人一緒に遊ぶことに
ウォータースライダーを滑ったり、流れるプールで流されるまま流れたり、ボール遊びしたり・・・
遊び疲れた二人はそろそろ帰ろうか?と思いシャワールームへ行こうとするが、なぜか大淀が提督の手を引き、一緒のシャワー室へ
そしてシャワー室に入るなり、提督に抱き着く大淀
「提督・・・お疲れでしょう?その・・・してあげますね?」
そして耳にささやく甘い声・・・思わず大淀を抱きしめる・・・
「提督・・・大好きです・・・」
その一言で・・・提督の理性は崩壊した・・・

・・・さて、これを小説で書き直さないとなあ!(完成まで何か月かかるのやら・・・)
今日の大淀記事を見て、こんな文を思いついた
文芸ってのはこれでいいのか・・・違う気もするが、初投稿投下じゃあ!

219「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/06/06(月) 01:19:55 ID:KmAkad0k
>>218
競泳水着、良いですよね……(水泳アスリートは除く。だって肩幅がビフィダスさんだもの……)。
一時期流行った競泳水着のレーザーレーサーは、着用に数人の補助が要ると聞いた時にはグッと来ました。

>>1で掲げたご勘弁事項にさえ触れなければ、もう是非是非の御自由にお書き込みくだされれば。
スレ立て人自体が時間をやりくり出来ずに寂しいことになっていますので、
お楽しみくだされれば幸甚の至りで御座留。

――――――――――――――――――――――――――――――

【艦これ】日本の夏に順応しつつあるビスマルクさん 他
85. 名も無き提督 2015年07月16日 17:38 ID:ue0AxkCE0
着任当初は「ゲルマン軍艦の誇り」を振り回して、居丈高、高飛車な態度であったが、
昨夏の酷暑日に、通気性の悪いドイツ海軍で仕立てた制服と艤装を着用して出撃し、
無傷で帰投しながらも熱中症で港で倒れ、「大変だ、大変だ!」と、救護室へと担ぎ込まれ、
ブドウ糖液を点滴されて数時間後、ようやく目を覚ましたので、
「ゲルマンの誇りだか何だか知らんが、自己の体調管理も出来ないような艦娘に、
 戦闘という重大事が務まるか!?」と、叱り飛ばした所、
「ごめんなさい、アドミラール……。
 だって、どうやって接していけば良いのか、分からなかったんですもの……」と鉄面のようだった白い頬を赤くし、
涙で頬を濡らし、鼻をスンスンと鳴らしながら啜り泣くビスマルクの肩を抱き、胸を貸して、
葛藤と弱音と思いの丈を思う存分に吐き出させ、涙で濡れた碧い双眸で、
物欲しげに見つめてくるものだから、ついその求めに応じ、唇を重ね、柔らかな肉丘を掴み、
二人で再び、ベッドに倒れ込み、存分に情けを与えてやった結果、
救護室のベッドシーツを一枚、洗濯機行きにしてしまったのであります。
現在のビスマルクは、鎮守府構内では甚兵衛に下駄。
昼食に素麺が出ると、色付きの麺を巡って暁とレディ論を戦わせる毎日です。

220名無しの提督さん:2016/06/06(月) 10:48:55 ID:ljsGfVCM
誤ってageてしまってから3ケ月。書きたいけど時間が取れない…
ので、他の方の作品を拝読させていただく日々…

221「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/06/15(水) 22:12:22 ID:gGBSfHwk
【艦これ】朝潮って「これは命令だ」って言えば何でもやってくれそう
46. 名も無き提督 2015年07月16日 23:34 ID:ue0AxkCE0
太い鉄格子と金網が二重に嵌められた窓から鬼灯色の陽が射し込む、
カビ臭い資料倉庫に朝潮を呼び出し、ただ「声を出すな」とだけ命じて、
要領を得ない様子の朝潮の背後に廻り、その小柄な細躯を掻き抱き、一方の手はブラウスの中へ、
もう一方の手はスカートの中へと潜らせ、自分が今何をされているかを把握できていない朝潮をよそに、
ブラウスに潜らせた方の手は、薄く肋骨が浮く胸板を愛撫し、まだ未熟な、
青い果実のような膨らみを掌に包み込み、生固く突出する尖端を指の間に挟んで弄び、
もう片方は綿の布地越しに朝潮の秘せられた場所を指で探り、
感覚が鋭敏に集中した突起に指を掛けては、朝潮が「!?」と、
思わず喉を突いて出そうになる声を噛み殺し、体躯を活エビのように撥ねさせるのを愉しみながら、
朝潮の柔肉の狭隘に沈めた指に、布地越しに雌蜜が溶け出すように染みてくるのを感じつつ、
吐息を荒らげる朝潮に「少し静かに」と、ダメ出しをし、「申し訳……ございま、せん……」と、
答える間にも、耳孔に舌を這わせ、脊髄に電流が奔ったかのように身を震えさせるのを、抱きすくめ、
顔を上気させて喘ぐ朝潮に、「四ツに這え」と命じ、従順に従った朝潮のスカートを捲り上げ、
クロッチ部分とその周囲が、しとどに濡れた白いパンツに指を掛け、おもむろに引き下ろしていくと、
茹で卵のように艷やかで、シミひとつ無い、美しくもまだ熟すに到っていないが故の、
危うさを孕んだ白い双つの丘が茜色の陽光に曝し出され、
隙間に入り込み濡れた布地が引き摺り出されるに到っては、息を詰めて、
体の震えを押し殺そうとしているのを味わいつつ、今度は露わになった白い双丘を割り拡げ、
谷間の底の、微細な皺が集中し僅かに菫色にくすんだソコに舌を這わせると(文字数制限により以下省略)。

222「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/06/30(木) 02:15:09 ID:eQocmpt6
【艦これ】雷ちゃんにラムネを差し出されたい人生でした 他
20. 名も無き提督 2015年07月17日 00:33 ID:XN6W6SI.0
六駆を磯浜に連れて行って、海辺の生き物採集をするに辺り、一応水着に着替えるというので、
近くの海からも海岸沿いの酷道からも視線の届かない岩陰を見つけ、
「手早く済ませろよ〜」と、その場を離れようとしたら、雷ちゃんに服の裾を掴まれ、
「司令官は保護者じゃない? こういう時は目を離しちゃ駄目なのよ」とお説教され、
「その通りだ」と頷く響ちゃん、「はうぅ、恥ずかしいのです……」と身を縮める電ちゃん、
「れでぃの着替えるところなんて、本当は見せるのは無粋なんだけど、
司令官の顔を立てるために仕方ないから認めてあげる」と渋面の暁ちゃんらが
首から巻きタオルを被り着替える様子の一部始終を「監督」することになり、
「ちょっと! あんまり見ないでよ!」と見たら怒るくせに、
見ていないと「目を離すんじゃないわよ!」と文句をつける暁ちゃんの複雑な乙女心に悩んだり、
色々無頓着に、淡々と着替えを進めるが、かなりキワドイところまで見せつける響ちゃんに胸を高鳴らせたり、
「心ゆくまで、もっと見てもいいのよ」と言いつつ、大袈裟に体をくねらせて、
巻きタオルの綴じ目部分の隙間から、肌の色を惜しげも無くチラ見せする雷ちゃんに心乱されたり、
後ろの方でそそくさと着替えながらも、時折上目遣いにこちらを意識している電ちゃんにジャストミートされたりするも、
やはり一番堪えるのは足元に白いパンツが落ちる瞬間と、水着に体を通すため、
水着を広げて片足で立つ瞬間であるなぁと感慨しつつ、着替えを終えた六駆の、
未発達ながらも健康的な、若さと活力で張り詰めた肢体に眩しさを覚えては、
磯の生き物採集に望んだのでありますが、
何故か生息地から南下してきていた2m超のミズダコに響が襲われるという事件があったのでありますが、
紙幅(電幅?)の都合上収まりがつかないので、ここで筆を終えたいと思います。

――――――――――――――――――――

表で新たな文藝部員候補が活動しているようですが、私ではありませんので。
私はウルトラ5つの誓いの式目追加第68条項、癸条の制約によって、表には出られませぬゆえ。
(オノレ……ウルトラマンゼ○ス…………)

223「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/07/21(木) 04:12:44 ID:GZ9U.8RU
【艦これ】「北上さんとの方が良かった?」 他
67. 名も無き提督 2015年07月18日 00:05 ID:I5KBcf910
北上様には絶対手を付けないという条件の下、大井っちを徹底的に調教し、
肉体も耳の裏を指でなぞるだけで全身に鳥肌が立ち、雌芯が疼くばかりに躾け上げ、
日中は提督と艦娘、消灯時間後は飼い主と雌犬という二重生活が、しっかりその身に刻み込まれた頃、
鎮守府営外のホテルに大井っちを呼び出し、煌々とした簡易的なシャンデリアに照らされた、
ベッドルームに飾られた大きな鏡の前で、自ら着衣を外させ、
ベッドに招き寄せては、大井っちに己のモノを口と舌でしごかせつつ、白く柔らかな曲線を描く臀部から、
程よい太さとしなやかさを併せ持つ太腿を愛撫し、既に蜜を溢れさせ、雫の滴る内腿に舌を這わせ、
珊瑚色の花弁が幾重にも折り重なる、雌の匂いを濃密に醸しだすソコを強く吸い、その奥へと舌を潜らせ、
屹立する紅い肉芽を指先で軽く摘むと、喫驚の呻きと共に体を跳ねさせ、歯が当たったことを口実に、
罰として雌の肉花より恥ずかしい、後背の窄まりに蜜を存分に塗れさせ、じっくりと愛撫し、
大井っちが恥辱と苦悶の呻吟を漏らすのを愉しみながら、指が三本入るくらいまで拡張し、
「さあ、自分で挿れてみるんだ」と、仰臥したまま、反り返らせたそれの上に大井っちをしゃがみこませ、
緩んだその部位にゆっくりと先端をあてがい、腰を沈めていくのを、熱い血の集まるソコで存分に堪能し、
「鏡に向かって自分で動きながら、自分で慰めるんだ」と指示し、顔を汗と涙と涎と生臭い体液でドロドロに汚しながら、
悩乱と恍惚の表情で鏡の中自分が、後ろの孔を穿たれた状態で、秘すべき女の部位を曝け出し、
ソコに幾本もの指を埋め、抽挿をしている様に、思考回路が青白い火花を散らして糜爛し、
焼け落ちていくのを感じながら、自身が肉欲に飲まれ、堕落していく様子を、鏡像に認め、
冒涜的な悦楽が胸中に芽吹き始めた頃、

68. ※67 続 2015年07月18日 00:06 ID:I5KBcf910
「そろそろ、今回のメインイベントと行こうか」と提督がリモコンで室内の電灯を消すと、
室内は枕頭の読書灯の白熱電球の灯りだけが薄暗く室内を照らし、鏡の向こうでは、
呆然とした面持ちの北上様が、部屋を隔てる鏡面に手をついて、涙ぐんでいるのを見て、
大井っちの目には瞭然とした殺意が宿り、提督を睨めつけるも、
「約束通り、北上には一切手を付けていない。それをキミが信じるかどうかは別問題だが」と、嘯かれ、
下から強く突き上げることで、大井っちはまた雌の声で鳴き、乳房を弾むように波打たせ、
愛する北上様の見ている目の前で、大井っちはあまりにも凄惨な痴態を曝け出し、
雌としての快楽と、北上様に対する愛おしさと後ろめたさの狭間での苦悶に、より一層悩乱するのであった。
といった感じのウース異本って誰か書いてくれないものでせうか?

224「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/07/21(木) 04:15:50 ID:GZ9U.8RU
【艦これ】メガネ利根なのじゃ 他
58. 名も無き提督 2015年07月18日 15:47 ID:I5KBcf910
秘書艦当直の利根がデスクワークの間の休憩時間に、
「ところで提督。赤ん坊はどこから来るのかと聞かれたら、お主は何と答えるのじゃ?」と訊かれて、
「そんなもんは橋の下で拾ってくるもんだろ」とインスタントコーヒーを啜りながら答えたら、
「いや、そういう現実味の無い話ではなくて」と振ってくるので、
「生物学的な胎児の発生と、それに到る経緯くらいは、重巡クラスならしっていると思ってたんだがなぁ」と呟くと、
「お゛!?」と急所に打撃を喰らったかのような呻きを上げて、顔を引き攣らせ、
「む、無論知っておるとも! ただ、早熟な駆逐艦達に尋ねられてしまってのぅ。なんと答えるべきか、苦慮しておるのだ」と、
脂汗を額に浮かべ、固い笑みを貼り付けた利根の表情にその真意を酌み取り、
「そうだなぁ、雄しべと雌しべがくっついて、雌しべの奥に花粉がくっつくと子供が出来るとか、そんなくらいかねぇ」と答えると、
「そ、そんな簡単なものなのか?」と拍子抜けした様子で聞いてくるので、
「まあ、植物とは違うから、愛情の確認とかがいるけれど」と云うと、「愛情の確認?」と小首をかしげるので、
チョイチョイと手招きして、小走りに寄って来た利根を膝の上に座らせ、(続

59. ※58 続 2015年07月18日 15:48 ID:I5KBcf910
承前)「それで、愛情の確認とは」と振り返った利根の唇を奪い、のたうつ舌をよそに、歯茎の隅から隅を舐め回し、
「ぷはっ」と唇を離すと、利根の紅梅色の唇からは唾液の糸が垂れ、
「愛情とは……コーヒーの甘い香りなのじゃな」と陶然と呟く利根のスカートの隙間に手を挿し込み、
下着の薄い布地越しに、柔肉の間の狭隘な渓谷の奥を探りつつ、
「そしてここが雌しべ」と、体を撥ねさせる華奢な体を抱きしめ、
「そしてお前の尻の下で、固く大きくなってきているのが、雄しべだ」と、甘い吐息を口中から溢れさせる利根の耳元で、
「受粉のシミュレートまでやってみるか?」と尋ねると、利根は体を震えさせ、小さく、顎を引くのであった。

225「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/01(月) 23:04:47 ID:YfHV9N0o
【艦これ】「司令官、これはちょっと布の面積が少なすぎやしないか…?」 他
36. 名も無き提督 2015年07月18日 21:40 ID:I5KBcf910
態度は固くとも命令には柔順な菊月に、跪き、額づくように命令し、その背後に廻り、腰に軽く手を当て、
上へと少し持ち上げさせ「司令官?」と、怪訝そうに訊ねる菊月に、
「黙るんだ。今から『よし』と言うまで、口を利くんじゃない」と、命じ、スカートを捲り上げ、
白く清潔な綿のパンツを、黒のストッキング諸共に膝まで引き下ろし、
脚の自由を奪い、「!?」と、声を上げることも出来ず、息を呑んで惑乱する菊月の反応を愉しみながら、
限りなく黒に近い濃紺の制服と、下地の色を一切窺わせない、密なストッキングの布地に覆い隠されていた、
白桃のような滑らかな肌を、慈しむかのように丹念に愛撫し、
薄い肉付きの底から、恥辱と混乱と怯懦の震えが伝わってくるのを読み取りつつ、
捲り上げたスカートの際、腰の上辺に指を立て、双つの白丘の狭間、柔肉の間の、生固い谷底の小径へと、
ゆっくりと指を滑らせ、肌に僅かな湿りを帯び、皺が密に折り入った、谷間の中心を指が差したところで、
打って変わって少々乱暴に、双つの丘を割り拡げ、おそらく最も恥ずべきところを、己の眼下に曝け出させ、
その狭間へと顔を沈め、薄香色に色付いた、菊月の後ろの門に舌を這わせ、
わざとピチャピチャと音を立てながら舐り回し、菊月がその部分をヒクつかせ、吐息を荒らげるのを、
「少し音が大きいぞ」とたしなめたら、「おう、そうだな」と海軍特別警察隊に検挙されたのであります。
本番には及んでいないという証拠として、現場で撮影していたビデオを納めますので、保釈して下さい……。

226「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/08(月) 22:46:51 ID:H0z9gxc.
【艦これ】飛鷹とも海に行きたい 他
56. 名も無き提督 2015年07月18日 22:30 ID:I5KBcf910
研修及び慰安旅行名目で海水浴に砂浜に来て、隼鷹はキワドイビキニを纏って、
たわわな胸を揺らしながら、駆逐艦や軽巡の娘らを率いて、砕ける白波に突撃をかける一方、
ビキニを着ながらパラソルの下、ビーチチェアに身を預け、サングラス越しにハーレクイン文庫を読み耽る飛鷹に、
「せっかく海に来て水着まで着たんだから、ちょっとは泳げよ」と、促すも、「嫌よ、焼けるし」と、素っ気なく返され、
「こんな照り返しのある砂浜に来たら、パラソルくらいじゃ焼け石に水だぞ」と、苦言を呈すも、
「そうね。じゃあ、コレ、お願いしようかしら?」と、日焼け止めの瓶を投げ渡され、
「隈なくお願いするわね。後になってまだらに焼けるのは、御免よ」と、言いながら、白いビーチチェアにうつ伏せになり、
豊かな胸乳をそこに押し付けると、背後に腕を回し、胸元を覆うビキニの布地を繋ぎ留める、頼り無さげな細紐を解き、
ビーチチェアよりなお白く、魅惑的な光沢と陰影を潜めさせる背中を露わにし、長い黒髪を、どこに持っていたのか、
紅いヘアゴムで結い上げ、うなじまで視線に晒し、「さ、お願いね」と言う、蠱惑的な声色と流し目に、
心拍数と血液温度をグングン上昇させながら、日焼け止め液を手の平に振り、その白い乳液を、
数本の後れ毛が絡みつくうなじに当てると、「ん……」と、一瞬、電気が流れたかのように体を小さく撥ねさせ、
声を漏らしたものの、その後はコレといった反応はせず、大理石のように白く艷やかで、蒟蒻のように弾力のある、
悩ましいばかりの肢体を、丹念に愛撫し、乳液を擦り込んで、肩甲骨の辺りまでは記憶があるものの、
その後は背面全部を塗り終え、「前も、お願いね」と、言われたところで、熱中症で倒れたらしく、
記憶にございません。皆様も、水分・ミネラル分の補給には十分ご注意なされますよう。

227「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/08(月) 22:54:34 ID:H0z9gxc.
【艦これ】二航戦と五航戦ってどんな会話してるんだろ
74. 名も無き提督 2015年07月18日 22:47 ID:I5KBcf910
二航戦の二人が瑞鶴に百合百合しい園への道程を、自分達でやってみせたり、
瑞鶴の体躯にその悦びを刻み込んだりして、段々百合の香に染まっていく瑞鶴は、
平素と変わらぬ穏やかな様子で接してくれる姉、翔鶴に劣情を抱き始め、
自身の欲望と、姉に手をかけるという背徳感と、翔鶴に対する愛おしさで葛藤に苦しむも、
翔鶴は既に、瑞鶴が内心で敬慕する加賀によって染め上げられ、
一日も早く妹の手によって蹂躙される日が来るのを、雌芯を疼かせて待っていた。
赤城はいつもドンブリ飯です。
ってな感じの、屈折した正規空母艦隊は、指揮するのもキツそう(精神的に)。

228「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/08(月) 22:58:00 ID:H0z9gxc.
【艦これ】TBS「報道特集」の"陸奥の謎の爆発"特集でいきなり艦これが…
191. 名も無き提督 2015年07月18日 23:16 ID:I5KBcf910
陸奥の爆沈に関して、10年ほど前に見かけた話で、面白いものがあったな。
1943年6月7日、甲板清掃をしていた水兵数名が、第三砲塔の上に立って笑う、
身の丈一丈(約3m)ばかりの、燃えるような赤い髪の女を目撃。
急に怖くなり、泡を喰って艦内に逃げ込むも、目撃した全員が急な高熱を発して倒れ、
軍医長が「原因が分からないので手の施しようが無い。感染症の可能性もあるから、退艦させた方が良い」と判断して、
陸の病院に預けられるが、陸に上がった途端全員ケロリと回復。
「一応一日様子を見て、何もなければ艦に戻そう」ということになったが、結局その後、熱がぶり返す様子も、
感染症の反応も出なかったので、「じゃあ、帰るか」と言っていた矢先に陸奥が吹っ飛んだと。
「赤い髪の大女、アレは悪魔か、それとも犠牲者を少しでも減らそうとする、陸奥の意志だったのか?」と、
目撃した水兵の間でも結局答えが出なかったと。
そして本当に恐かったのは、スパイ容疑で取り調べにやってくる、憲兵や特高警察や内務省調査官とかであったそうな。
チョコチョコ記憶の齟齬に因る脚色が入ってるかもしれないけど、概ねこんな感じだったはず。

229「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/08(月) 23:02:29 ID:H0z9gxc.
【艦これ】TBS「報道特集」の"陸奥の謎の爆発"特集でいきなり艦これが…
207. 名も無き提督 2015年07月19日 01:05 ID:BQFF2f0P0
※191
なにそれ恐い・・・。

まあ、報道特集という自体政治的な番組だからなあ。ただ、もちろんあ艦これを荒らしたくはないね。個人的に思ったことは別の番組でまったく違う趣旨で取材したものを流用した事、そしてインタビューされた人との意向と全然別な方向で番組にされたのが問題かなぁ、と。すこし悲しいしTV恐い。

まあ、とりあえず、この残念な気分を劣情に変えて競泳水着むっちゃんにぶつけて来るよ・・・。

236. 名も無き提督 2015年07月19日 10:13 ID:miflYJ9.0
※207
その均整がとれ、女性的でメリハリの付いた、幻惑術めいた白いしなやかな肢体を、背中が大きく開いたハイレグカットの、
黒地にワンポイントで黄色と橙色のラインが入った水着に包み、
ラッタルからプールサイドへと上がりながら濡れた髪の飛沫を払いつつ、
プールサイドで大の字に仰臥する※207 の元まで歩み寄ると、「で、こういうのが良いの?」と、
豊満さと繊細さを併せ持つ、美しい曲面で描き上げられた、長い脚で※207 の頭部を跨ぎ、
細い黒布が喰い込んだ、白い両腿の間の艶かしい恥丘を、背後から回した腕の先の、白魚のごとき指先で押さえると、
ぽたぽたと雫が滴り、※207は砂漠を彷徨した、渇えた旅人のようにその雫を、一滴も零さぬように口腔で受け止め、
陸奥は「フフ、気持ち悪い……」と、悪戯めいた微笑を浮かべ、片脚を上げ、※207の熱き血潮を漲り亘らせ、
痛みさえ感じんばかりに屹立したソレを、海パン越しに足の指でじっとりと愛撫し、
「盛りのついた犬じゃあるまいし、もうちょっと落ち着いたら?」とたしなめつつ、脚を戻し、
「あなただけで愉しまないで、私にも少しは分けてよね?」と言いながら、おもむろに腰を下ろすと、
まだ雫の滴るその部分を、貪欲な大魚のように口をパクつかせる※207 の口唇の間へと、押し付けるような行為は認めぬ!

230「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/20(土) 16:24:37 ID:xnkWBjZg
【艦これ】TBS「報道特集」の"陸奥の謎の爆発"特集でいきなり艦これが…
207. 名も無き提督 2015年07月19日 01:05 ID:BQFF2f0P0
※191
なにそれ恐い・・・。

まあ、報道特集という自体政治的な番組だからなあ。ただ、もちろんあ艦これを荒らしたくはないね。個人的に思ったことは別の番組でまったく違う趣旨で取材したものを流用した事、そしてインタビューされた人との意向と全然別な方向で番組にされたのが問題かなぁ、と。すこし悲しいしTV恐い。

まあ、とりあえず、この残念な気分を劣情に変えて競泳水着むっちゃんにぶつけて来るよ・・・。

236. 名も無き提督 2015年07月19日 10:13 ID:miflYJ9.0
※207
その均整がとれ、女性的でメリハリの付いた、幻惑術めいた白いしなやかな肢体を、背中が大きく開いたハイレグカットの、
黒地にワンポイントで黄色と橙色のラインが入った水着に包み、
ラッタルからプールサイドへと上がりながら濡れた髪の飛沫を払いつつ、
プールサイドで大の字に仰臥する※207 の元まで歩み寄ると、「で、こういうのが良いの?」と、
豊満さと繊細さを併せ持つ、美しい曲面で描き上げられた、長い脚で※207 の頭部を跨ぎ、
細い黒布が喰い込んだ、白い両腿の間の艶かしい恥丘を、背後から回した腕の先の、白魚のごとき指先で押さえると、
ぽたぽたと雫が滴り、※207は砂漠を彷徨した、渇えた旅人のようにその雫を、一滴も零さぬように口腔で受け止め、
陸奥は「フフ、気持ち悪い……」と、悪戯めいた微笑を浮かべ、片脚を上げ、※207の熱き血潮を漲り亘らせ、
痛みさえ感じんばかりに屹立したソレを、海パン越しに足の指でじっとりと愛撫し、
「盛りのついた犬じゃあるまいし、もうちょっと落ち着いたら?」とたしなめつつ、脚を戻し、
「あなただけで愉しまないで、私にも少しは分けてよね?」と言いながら、おもむろに腰を下ろすと、
まだ雫の滴るその部分を、貪欲な大魚のように口をパクつかせる※207 の口唇の間へと、押し付けるような行為は認めぬ!

231「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/08/25(木) 20:55:30 ID:7a8u15BQ
【艦これ】時雨沼誘致の会
117. 名も無き提督 2015年07月19日 00:45 ID:miflYJ9.0
コレは、近々#暁型沼誘致の会のまとめもあるかな?

執務室に入ったら、黒髪ロングの淑女然たる美少女が、
「おはようございます、提督。本日の秘書艦はわたくしが務めさせていただきます」と、
微笑を浮かべて差し出した紅茶を受け取り、啜りながら、「ああ、よろしく頼むよ、時雨。
で、その格好と口調は、イメージチェンジかね?」と揶揄すると、
「もう、折角一泡吹かせようと思ったのに、MK5だよ!」と頬を膨らませる時雨をなだめながら、
「扶桑や鈴谷にも手伝ってもらって、完璧に偽装したはずなのに、なんで提督は気付いたんだい?」と、訊かれて、
時雨を膝の上に座らせ、「まず、声が時雨の声だった。第二に、目が時雨の眼差しだった。
第三に、紅茶の香りが時雨の淹れたそれで、第四に、私が時雨の声を聞き違えることは無いからだ」と、
豊かな黒髪をいくらか覚束ない手先で三つ編みに結いつつ答えると、
「そ、その……そこまで明言されると、流石に恥ずかしいかな? なんて……」と、言葉尻を濁す時雨に、
「ほら、出来たぞ。慣れない作業だったから、いくらか雑な部分はあるが、目はつぶってくれ」と頼むと、
「提督に結ってもらった、三つ編みだもの。勿論大切にするよ」と、
指先の仄かな温かみの残る三つ編みを愛おしげに頬にあてがい、その徐々に失われる温度を噛み締める時雨。
的な薄い本を、誰か、早う!

――――――――――

「#暁型沼誘致の会」は無かったものの、
「#第六駆版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」は現実化しましたな。

最上のものについては、水曜日中には出来なかったものの、
書いてはいるので遠からず……。

232「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/09/14(水) 22:43:43 ID:cj9f.kIM
【艦これ】最強のふたり 他
56. 名も無き提督 2015年07月19日 20:39 ID:miflYJ9.0
秘書艦としてデスクワーク中の扶桑の背後にそっと回り、胸に実るたわわな果実の下に掌を入れ、
「キャッ!?」と小さな悲鳴を上げ、身を強張らせた扶桑のソレを、弄ぶように掌中で揺さぶり上げ、
「いやぁ、随分と立派なものをお持ちのようだ。さぞかし、肩も凝るだろう」と、淫虐な笑みを浮かべながら耳元で囁くと、
扶桑は眉根に影を潜めさせながら、「肩が凝るだろうと仰るなら、肩をお揉み下さいませんか?」と、返し、
「ああ、その通りだな」と、頷きながらも、その艶美な曲線を描く稜線を、舐るかのような手つきでなぞり上げ、
袖の空いた肩口へと掌を潜り込ませるも、絹のように艶めいたその肌に、あるべきものの感触が無いことに気が付き、
指を鎖骨へと這わせ、雪面を這う蝸牛のごとき慎重さで、ゆっくりと掌を這わせ、雪のような肌が徐々に熱と湿りを帯び、
その柔らかな胸の膨らみの下に、激しく脈動する血流の鼓響を感じながら、頂点へと達し、
己の予想が間違いではなかったことを悟りながら、おそらく珊瑚色をしているであろう、
血を凝らせ、ツンと屹立したその頂点を、指の間に挟んで弄びながら、
「付けてきていないのか? イケない娘だ。せっかくの美しい形が崩れてしまうぞ」と、耳元でささめくと、
扶桑は白い頬に熱い血の色を滲ませて、「提督のために、付けてきませんでしたの」と、微笑み、
聞こえるか聞こえないか、ほぼ吐息のような声で「し・た・も……」と呟くと、体を抱き寄せ首筋に深々と唇を沈めた。
で、ニャンニャン堪能して、執務室を出たら、山城にワスプナイフで刺されました。

233「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/11/04(金) 00:06:35 ID:o/g7bS8E
【艦これ】髪水着(かみずぎ)じゃ 他
59. 名も無き提督 2015年07月19日 21:45 ID:miflYJ9.0

提督がプールサイドで監視台に腰掛け、「アチぃ〜、(サルバトール)ダリぃ〜」と独りごちながら、
すっかりぬるくなったスポーツ飲料を啜りつつ、駆逐艦達が水遊びに興じているのを、
半ば羨ましげに、半ば恨めしげに眺めていると、「なんじゃ、情けない。もうちっと職務に力を入れんか」と、
まだ改二でもないのに、裸足に改二のノースリーブセーラーワンピースをまとった初春が横に立ち、たしなめてきたので、
「だって暑いモンは暑いんだから仕方ないだろ。大体、俺は提督なのに、なんでプールの監視員なんて、
体育大学のバイトみたいなことやらされてんの?」と、尋ねるも、
「それがお主の器に丁度良いとみなされたのじゃろう」と、普段なら扇で口元を覆って笑うところを、
今日は手の甲で覆っているので、「初春はさぁ、泳がないの? なんか色々普段と違う感じだけど?」と尋ねると、
「勿論、わらわとて水浴みに来たのじゃ。それ以外に、ぷぅるに来る理由など無かろう」と言うなり、
白いセーラーワンピースの裾を掴み、捲し上げると、体の形をピッチリと描き出す、
大きく背中の空いた黒のハイレグカットの競泳水着に包まれた、駆逐艦としては発達の良い肢体が露わになり、
「では、わらわも少し戯れてこようかの?」と、呟きつつ、監視台の傍らにおおまかに畳んだワンピースを置き、
プールへと歩む脚を止め、肩越しに振り返り、「お主が望むなら、後でお主と戯れてやっても良いぞ」と、
陽に焼かれたのか、少し赤い顔でそう言うと、
白い体に黒い水着、藤紫の髪を揺らしながら、プールに入っていく初春の姿を見ながら、
今晩の予定が何も入っていなかったことを、手帳を捲って確認するのであった。

――――――――――

丸一月半放置していたダゼ!
もがみんのが1万字超えてしまって、再編しようか考え中。
ハロウィンネタも10月30日の終わり頃に思いついて、
短編として書き始めたものの間に合わなかったので、
ハロウィンのほとぼりが冷めた頃にシレッと上梓しようかしらん?

234「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/11/28(月) 05:51:50 ID:zAAT/Vwc
【艦これ】ネットの高さを駆逐艦に合わせた結果 他
58. 名も無き提督 2015年07月19日 23:04 ID:miflYJ9.0
浜茶屋の軒先で天龍ちゃん遅いなーと待ちぼうけしてたら、
しなやかな肢体を悩惑的な黒ビキニに包んだ龍田に手首を掴まれ、
首から下を巻きタオルで覆ったままの天龍が引きずり出されて来て、何をやってるのやらと思っていると目が合い、
「見んな! 見んな見んな見んな!!」と捲し立てられると、どうしても見たくなるという、
シロクマ効果的なものが働き、「龍田! 巻きタオルを剥ぎ取れ!」と命じると、龍田も喜々として「アイアイサー!」と、
勝手知ったるなんとやらとばかり、魚を卸すより手際良く、巻きタオルを剥ぎ取ると、
肉付きも豊かな、男好みのしそうな体躯を、布地の少ない白のビキニで要処だけを隠し、
普段の明け透けな態度とは打って変わって、脚も内股気味に、胸も手で隠して、
「ジ、ジロジロ見てんじゃねぇよ!」と、半分涙目に吠えかかってくるので、
「ははーん、普段はスポーティーな印象で売っていたのに、服を脱いだらトンだスケベバディであったと」と、
言葉でイジメつつ、ジリジリと躙るように距離を詰め、
「いや、それは何も悪いことではないんだぞ。女体として、一定量の皮下脂肪は蓄えておくべきで、
あまり足りないのも問題でな。そもそも、女性が思っているほどに、男の痩身嗜好は深刻なものでもなく、
むしろある程度の肉付きがある方が好ましいくらいで……」と、
天龍の弾力のある、顔を埋めたいような腹肉を、アッチコッチとつつき回し、
「ヤメロって!」と払いのける手を躱し、左の掌全体で腹肉を掴むように捕らえながら、
中指を臍に潜らせたところ、「ヒィン」と、哀れな声で鳴いて尻もちを突き、
本格的にぐずり始めたことで、より一層の嗜虐心が煽られ、十本の指を触手のように蠢かせながら、
天龍ちゃんに迫ったところで、龍田サンの呼んできたライフセーバーと恐い警察のお兄さんに取り押さえられ、
一人海水浴から離脱することになりました。それでもボクはやってない。

235「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/11/28(月) 05:53:19 ID:zAAT/Vwc
つまり、ここまでのあ艦これに詰める紳士諸卿の意見をまとめると、
白いパーカー(?)に袖を通しながらも、肩脱ぎにはだけさせ、骨柄も華奢な時雨の背後に廻り、
慎ましやかながらも女性を象るその胸には敢えて触れること無く、
巻き位置の浅い、下に水着を穿いているかどうかも危うげなパレオから上の、時雨の肋骨のラインから、
その下の艶美な曲面で構成される白い腹部をトレースするかのように、
アンボイナが這うかのような、危険な手つきで愛撫しながらも、
パレオの内へは指先一節分くらいしか潜らせず、時雨がその白い肌に汗の珠を浮かべ、
「待て」を命じられ、忍耐の限界に到達しつつある雌犬のような、陶酔した眼差しで、
煮えた糖蜜のような蠱惑的な声色で情けを乞うのを、敢えて望むままにせず、
うなじから貝の剥き身にも似た外耳の裏へと舌を這わせ、臍に指を挿し入れて臓腑を捏ね回すようにしたり、
鼠蹊部の緩やかな曲線をなぞり、内奥から滲む蜜で濡れそぼっているであろうその部分には一切指を付けず、
時雨を嬲り続け、悩乱させ続けたい。
と、いう認識で宜しいか?(憲兵隊への通報電話を持ちつつ)

236「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/11/28(月) 05:54:29 ID:zAAT/Vwc
【艦これ】早く海に行きたい島風ちゃん 他
61. 名も無き提督 2015年07月20日 17:09 ID:MYG.Lv6L0
執務室で書き物をしていると、ドアを破る勢いで「オッはようございまーす!」と、
小麦色に肌の焼けた島風が入室してきて、時計を見ると短針がもうすぐ天辺を指そうとしていたので、
「もう1130過ぎだ。それと、なんだその肌は。適度な日光浴は必要だが、肌を焼くほどの紫外線は、
シミやくすみ、小じわやたるみの原因だと、既に一般常識の筈なんだが……」とまでお説教はしてみたものの、
初手からそんな常識に拘泥する娘ではなかったなと思い直し、「で、要件は?」と、
尋ねると、「ん〜、何だっけ? 誰かに言伝てを頼まれたよーな、頼まれてないよーな?」と、
全く要領を得ないので、「じゃあ、特に用が無いなら帰ってくれないか? ドアが開けっ放しだと、
せっかくの冷房の冷気が逃げて行くし、この書類を正午までに書き終えないと、
大淀さんにセメント靴で海底を歩かされる」と、力無く頼むと、「だーめ! 一番肝心なことが終わってないもん!」と、デスクの上に身を乗り出して来た島風の襟元から、
まだ稜線の浅い小麦色の丘と、その頂きに淡く色づく先端が見え、顔を背けながら、
「ちょ、ちょっと、見える。見えるから、隠しなさい」と、促すも、島風は「見える、じゃなくて、見えた、でしょ?」と、
小悪魔めいた笑みを浮かべ、デスクに上り、膝立ちになると、スカートの脇のボタンを外すと、
青い超ミニのスカートが重力に引かれて落ちるに任せ、膝にわだかまらせたまま、
「全身隈なく焼きたかったんだけど、ここだけは残っちゃったのね」と、黒のハイレグパンツの両脇を指に引っ掛け、
持ち上げると、紐のようなその下着の位置にだけ、白い焼け残りが露わになり、
小さな布地に、柔らかな曲面そこに走る一筋の縦線が形取られ、
「最後は提督にやって、欲しいなぁ」と、駄々をこねる子供のように口を尖らせ誘うので、
思わず開かれた肌と下着の隙間に掌を滑り込ませ、島風の指からパンツの紐を指伝いに受け取り、
ゆっくりと、額を滴る汗も拭わず引き下ろしていくと、島風の股越しに、
死に逝くブラックホールのホーキング輻射より更に低い温度で笑顔を固着させた大淀さんと目が合い、ジ・エンドでございます。海底を歩かされました。
島風もお仕置きを受けたそうですが、その旨、具体的な情報を募集中です。

237「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/12/20(火) 06:44:46 ID:xKnq8pNE
【艦これ】朝霜とサボローしたい 他
92. 名も無き提督 2015年07月20日 21:08 ID:MYG.Lv6L0
朝霜に「アタイとヤり合おうってのかい?」と、喧嘩を吹っ掛けられ、「負けた方が勝った方の足を舐めるって条件な!」と、
勝つ気満々の朝霜と対峙し、「流石に子供相手に本気は出せんだろ」と思いつつ、間合いを取るも、
一跨ぎで距離を詰められ、懐に潜り込まれ、腰の回転を効かせた本気パンチの一撃を鳩尾に穿たれ、
惨めに胃液を吐きながら崩折れた頭を踏みつけにされ、「まだヤるつもりかい?」と聞かれたので、
額から脂汗を垂らしながら首を横に振ると、「チェツ、張り合いがねぇなぁ」と、つまらなそうにしながら、
「じゃあ、約束通り……、あ、ちょっと待ってろよ! 逃げんなよ! 絶対だぞ!?」と喚きながら物陰に隠れ、
こちらがようやく落ち着いた頃に、「じゃあ約束通り、足を舐めてもらおうか!」と、片手に丸めたストッキングを持ちながら、
腰に手を当て、ふんぞり返るように左足を差し出すので、蒸れた汗の匂いの立つ、白い小さな足に手を添え、
言動とは裏腹に、可愛らしい小さな指の間の谷間を、一つ一つ丹念に舌で舐め上げ、
指を口中に咥え、白い指と艶やかなピンクの爪の間から、指の付け根に到るまでを、味わい尽くすようにしゃぶり、
明らかに一本目の指の時点で動揺が隠せない朝霜をよそに、攻守交代とばかりにこれでもかと五指を舐め回し、
唾液でベタベタに汚れた脚をぶら下げたまま、
「お、おう。アタイはもう気が済んだからさ、もう相手を見ずに喧嘩吹っ掛けるんじゃねーぞ」と、虚勢を張って言う朝霜に、
「もう片方も」と催促すると、「も、もういいって言ってるだろ!」と手足をバタつかせて喚く朝霜だったが、
片足で立っていたが故にバランスを崩し、盛大にスカートの中をおっ広げて倒れ込む直前に、
その小さな体を抱き支え、目と目が合い、心が繋がり、その桜餅のような唇を吸うと、
「テメェ! 人の足舐めた口でキスしてんじゃねぇ!」と、顎に掌底を喰らい、
まだ白昼なのに視界に明滅する星を、無意識に目で追っていると、
「ちゃんとうがいしてからなら、続きヤってやっても良いぜ! 今度は絶対負けないからな!」と、
走り去る足音を聞きながら、星が薄れていく視界に、
逆さまに写り込んだ夕雲に「あんまりウブな娘をからかっちゃ駄目ですよ」と、
全く目の笑っていない微笑のまま介抱されたいだけの人生だった。

238「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/12/20(火) 06:45:36 ID:xKnq8pNE
【艦これ】「阿武隈改二!ご期待に応えます!」 他
77. 名も無き提督 2015年07月20日 23:02 ID:MYG.Lv6L0
名前のアイデンティティを秋津洲に、性能のアイデンティティを阿武隈に奪われたあきつ丸が、
二人を昏睡させ、裸にひん剥いて廃鉄鋼工場に監禁し、黒地に金の装飾を施したベネチアンマスクを着け、
謎の仮面艦娘「サークル・オブ・オータム・フォード」を名乗り、二人にお互いの肉体を慰めさせ合い、
先に情欲を満たされて絶頂に達した方を、生きたまま溶鉱炉に沈めると、「デデンデンデデン」なBGMを流しながら説明し、
「さあ、始めるのであります!」と手を打って戦いを宣言し、
顔を青褪めさせながらキャットファイトを繰り広げる阿武隈と秋津洲を、高みの見物を決め込んでいたところで、
突如憲兵隊数十人が重い鉄の扉を押し倒して雪崩れ込み、阿武隈と秋津洲に丈の長い外套を被せて保護し、
サークル・オブ・オータム・フォードには「拉致・監禁及び最重要機密無許可持ち出し」の廉で逮捕すると令状を突き付け、
「自分は、自分は……」と狼狽え、口ごもるサークル(以下略)の首根っこを押さえつけ、
「良い所を選んだものだな、サークル(以下略)さんよぉ。ここなら確かに、泣いても喚いても娑婆には聞こえねぇぜ」と、
下卑た嘲笑いを浮かべる憲兵達に取り囲まれ、マスク以外を剥ぎ取られ、
憲兵たちに「尋問」の名目で慰み物にされるあきつ丸を描いた漫画が発見されましたが、
ここに描かれた娘達は傷ついています。心当たりのあるものは、至急提督まで出頭、もしくは申告しなさい。以上。

239「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2016/12/20(火) 06:51:38 ID:xKnq8pNE
【艦これ】深夜の明石画像スレ
95. 名も無き提督 2015年07月21日 00:53 ID:DgozpIq40
時計も午前10時を過ぎて、暑くなり始めた頃、倉庫に補給物品を買いに行ったら、
明石さんがペールグリーンと白のマーブルなビキニの上に、エプロンを着けた格好で作業をしていたので、
「それ、安全的に大丈夫なんすか?」と尋ねると、
「こうでもしないと暑くてぶっ倒れちゃいますもの。で、今日は何がご入用かしら?」と額の汗を手の甲で拭いつつ、
笑いかけられたので、あれやこれやを何がしずつと注文した文句を、
手近にあったクリップボードの反古紙の裏に走り書きして、「じゃあ、昼前には工廠に届くように手配しておきますね」と、
答えが来たので、「じゃあ、宜しく候」と帰ろうとすると、「え〜、帰っちゃうんですか〜」と口を尖らせて言うので、
「だって早く帰らないと大淀さんや当直秘書艦に怒られるし」と言い訳するも、
「大淀さんなら私が丸め込めますし、大淀さんが黙るんなら、秘書艦の娘だって文句言いませんよね〜」と言いつつ、
こちらの答えを待つこと無く、明石さんはこちらの手を引いて、倉庫の中でも一際影の濃い、
切り立つダンボール箱の峡谷の狭間にへと誘い込み、「せっかく水着でお待ちしてたのに、
手を付けないなんて野暮ですよ」と、
ダンボール箱の袋小路で、明石さんは自らの首の後ろに手をやると、するりと頸に掛かっていた細紐が解け、
前へと垂れ下がり、そのまま腕を下におろし、同じように動かすと、微かな衣擦れの音と共に紐が解けたのが分かり、
明石さんは胸を覆っていた淡い色の布片を、麻地のエプロンと肌の隙間から引っ張り出し、
用を果たさなくなった布切れを適当な高さに積まれたペール缶の上に無造作に置くと、
エプロンの下に手を差し入れ、軽く揺すると、厚手のエプロン地越しにも、
揺れる豊かな双丘の頂きで、鋭敏な部分が期待に膨らみ、小さいながらも屹立しているのが瞭然と判り、
視線がその部分に吸い寄せられているのを手に取るように見抜かれて、「コッチは、提督ご自身で解いてみます?」と、
下腹部を覆う水着の結び目を軽く抓み、蠱惑的な笑みを浮かべる誘惑には抗いきれず、
生唾を嚥下する音と共に深く頷き、明石の腰骨の、両脇を飾る慎ましやかな飾り結びの端を抓み、引っ張ると、
あっけないほどに簡単に解けたが、下の水着は、両端の結び目こそ垂れ下がるも、本丸への守りはいまだ解けず、
「濡れてくっついているんです。提督のお手ずからに、どうぞ剥いて下さいませ」と勧められ、ゆっくりとそれを下ろすと、
ニチャアとした、濃い蜜のような粘り気のある水音が小さくこぼれ、引き剥がした股布は、濃い雌の腺臭を醸し出し、
上の水着と同様、じっとりと汗と蜜とで濡れそぼったそれも、同じくペール缶の上に置き、(続
「さあ、ご自由にお愉しみください」と、両手を広げて迎え入れる明石を、
麻地のエプロンに覆われた正面から掻き抱き、片方の手は白い背中を撫でまわし、
もう片方の手は臀部の、豊潤な肉丘の谷底の、小さな蕾を嬲り苛み、
エプロンで覆われたままの明石の肉襞の奥の雌芯を突き上げるたびに、たわわな果実が揺れ弾み、
尖端が目の粗い麻地のエプロンに擦れて、嬌声を溢し続けるのを堪能しながら、共に汗にまみれ、
躯二つを一つに抱いて、酷暑の倉庫の中で融けていきたかっただけの人生だった 。

追記。明石さんからは追加料金を取られました。
追々記。大淀さんには明石さん諸共こっぴどく叱られました。
追々々記。大淀さんからはお説教の後、「今度は私も混ぜてくださいね」と言われました。やっぱりムッツr

240名無しの提督さん:2017/01/05(木) 02:00:15 ID:ar.CN1Pc
以前投稿していたものを、設定とか整理してみました。そのうち落としてもいいでしょうか?

241「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2017/01/13(金) 23:16:09 ID:oW9rI2ks
>>240
大いに! お願いします!
ご覧の態でゴザイマス故、ご披露の場にしていただけるなら何卒々々。

反応がめがっさ遅れて申し訳もゴザンセン<(_ _)>

242「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2017/01/13(金) 23:25:19 ID:oW9rI2ks
しまった。sage忘れた。

【艦これ】朧ちゃんとカニ採りに行きたい 他
62. 名も無き提督 2015年07月21日 17:41 ID:DgozpIq40
ワタリガニになって瀬から瀬へと、海底を這い擦ってさまよい、エイやサメ、底引き網からも命からがら逃げおおせ、
ようやく辿り着いた浜辺には、大きなパラソルとその根本に敷いたレジャーシート、
そしてそこに、緑の簡素な意匠の水着に、紺のスカートを穿いた少女が、仰臥してうたた寝しており、
どことなく自分と同じ浜の香を少女に感じ取り、疲弊して、鉛のような躯に喝を入れながら、八脚を駆使して這って駆け、
近くで見ると尚々美しい、しなやかで活発な筋肉を奥に潜ませた陰影と、女性らしい艶美な曲面を描き上げる、
真珠のような白い肌に惑乱されつつ這い寄ると、すでにその躯の上、淡い緑の薄布で包まれた双つの丘陵の狭間には、
近族が鎮座ましまして、ハサミを鳴らしてこちらを威嚇しておるもので、これはイカンと、
別の場所から登るべく、白い山脈のような肢体を流し見しつつ、その優美な白い柔肌に、
己の甲殻に覆われた青黒い爪を立てて這い回ることを妄想しつつ、両脚の間に回り込み、更に奥へ進むと、
両腿から天蓋のように張り渡された、スカートの下へと潜り込み、蒼い天蓋の下、
緑の薄布に覆われたその頂きへ昇るべく、八本の脚と一対の爪を、白い渓谷と、緑の壁面へと突き立て、
登攀を始めた途端に大きな揺れが来て、
背中を鷲掴みにされ、「なんだろ、こいつ? あたしのカニさんとは違う種類だ」と、呟き、
こちらはハサミを振り回して懸命に暴れるも、少女の指に傷一つ与えることが出来ず、
そのまま30がらみの男の処に引っ立てられ、「おお、そいつはワタリガニだ。珍しいな!」と、
男は少女からこの身柄を引き取ると、「喰っていいのか!?」と、尋ね、「慈悲を、慈悲を」と内心にせがむも、
「お好きなように」と言い放たれ、天命が尽きたことを思い知り、「こうやると美味いらしいな〜」と、浮かれた気分の男に、
濃密な甘い香りの液体に満たされた、甕の中に押し込まれ、酒精に全身を侵されながら黄泉への旅路を渡り始め、
次生まれる時は、あの胸元にいた蟹と同種に生まれたいと、願いながら死んでいきたいだけの人生だった。

(鯉に酒を飲ますのが虐待なら、ワタリガニを紹興酒に漬けるのは良いのだろうか?)
(生きたドジョウを煮え立つ鍋にぶっこむのはOKなんだろうか?)

243名無しの提督さん:2017/01/16(月) 19:01:13 ID:dTOJxRms
許可が出たので。多分にゲームにない設定とかあるのは気にしないでください。

再掲『軍神提督の鎮守府』第0話  記録 青葉

どうも、青葉型一番艦の青葉です!今日は鎮守府に残った皆さんにニュースを届けちゃいます!
先月司令官の数々の悪事が暴かれて御用となりましたが、私たちの鎮守府に新しい司令官がやってくることとなりました!
ハイ、暁さんなんでしょう?新しい司令官がどんな人か、と?そうですよね気になりますよね!
前の司令官は散々な人でしたからねぇ。艦娘に手を出すわ、えこひいきするわ、支給される予算は着服するわでもうとんでもない人でしたからね…従わないと解体でしたし。
さて、今度着任されるのは、海軍の生ける伝説!かつて「軍神」と言われた方の様ですよ!
え?知らない?まあ駆逐艦の子たちは知らない人も多いかもですね。いちおう10年前の軍広報誌に記載もありますが…
ではでは、この青葉先生がかの「軍神」提督について簡単に説明しちゃうゾ!

―えっと、ですね。今から10年ちょっと前です。能力ある提督を育成するアカデミーに一人の有望な若者がいました。彼はアカデミーを首席で卒業し、激戦地に設立された鎮守府に赴任いたしました。
そこで彼は未熟だった艦隊を鍛え上げ、知らぬ者のいない強豪鎮守府へと成長しました。
そうした中で武名を絶対としたのが、かの有名な伝説の一戦「南海の大救出戦」です!
この戦いは現在「御簾の向こうのお方」がまだその地位に就く前に南国へ留学されていた際に、そこの島国が深海棲艦に襲撃されたのです。
そこで各鎮守府に「全戦力ヲ持ッテ救出セヨ」と勅令がおりました。ですがその戦いは大破時以外の轟沈ストッパーが適用されず、撤退しようにも敵艦による執拗なまでの追撃、圧倒的な敵艦隊…。そういった障害を前に歴戦の提督たちは持てる戦力を次々と喪い、救出を断念していきました。
そのような状況下、所属艦の大半を喪失しながらも任務を成功させたのがかの司令官なのですよ!その後彼は軍務を退き、生き残った艦娘たちはエリートとして本土防衛のために大本営直属の部隊に配属されたそうですね。
その司令官が、今回司令不在となった当鎮守府に、「御簾の向こうの方」の要請で着任することになったそうですよ!

―今この鎮守府に残っているのは先代司令に「不要」とされ、解体や改修の餌にされるのを待つ日々だった我々だけ…。ですが、「海軍のお荷物」、「不祥事の鎮守府」「不要艦隊」と言われた私達が!かの司令官と共に飛躍する機会を得たのです!
この青葉、鎮守府に残された唯一の重巡洋艦として頑張る覚悟です!みんなも一緒に頑張ろうね!
司令官の着任は明日…。そこで今日は鎮守府の大掃除です!綺麗にして新司令をお迎えしましょう!!


―新司令着任前日の鎮守府運営会議の様子

244名無しの提督さん:2017/01/16(月) 19:37:27 ID:.ENhWQxc
久々に読んだけど磯波と間宮伊良湖のやつが特によかったな

245「9,」 ◆xbIVZZ4e4A:2017/01/19(木) 23:58:36 ID:124r44u.
>>243
語り部青葉に期待!
苦節の日々から這い上がる話は、王道だけど良いデスよね。

246名無しの提督さん:2017/01/22(日) 04:46:04 ID:v8cNnnxw
『軍神提督の鎮守府』第1話 記録 天龍

ついに新しい提督が来やがった。青葉サンが言うには、かつて相当の有名人だったようだ。だが、この鎮守府においてはオレの方が先輩だ。この鎮守府の事、困んねえ様にキッチリと教えてやんなきゃなあ…?
早速この就任あいさつが終わったら龍田と突撃してやんぜ!覚悟しとけよオラア!

―ほう、誰でも希望があれば戦闘に出れる、と…いいじゃねえか。前の提督では俺をほとんど出しちゃくんなかったからよ。まあ、世界水準を軽く超えちまったオレ様だからよ、温存しときてえのもわかるぜ?
そんなオレが望むがまま戦場に…こりゃあ対深海棲艦共の戦況が一変しちまうなあ!オイ、龍田。手前ェもこの天龍様の相棒なんだからよぉ、オレのおまけとしてだが各戦線へ引っ張りだこだぜ?準備しとけよ?

っと、あれは…誰だ?顔は電っぽいが…それにしちゃあ随分とでけえ…服装も暁あたりが背伸びして買ったようなドレスを思わせる黒い衣装…漂う雰囲気は駆逐艦じゃねえ…それどころか、重巡…いや、戦艦すら超えるんじゃねえか…?

なるほど、提督が以前指揮を執っていた鎮守府の生き残りか…。後で川内辺りに調べてもらうか。
鎮守府の新スタッフ…まあ、どうでもいいか。よっしゃあ!演説も終わったようだし、さっそく司令室に突撃すんぞ!ついてきやがれ龍田ァ!ああ、緊張して転ぶんじゃねえぞ?


艦娘レポート01
青葉
鎮守府に残っていた唯一の重巡。ずば抜けた実力ではないが現艦隊の最強格。先の提督更迭後、新提督着任まで司令代理を務めていた。
特技は情報収集。趣味は集めた情報を纏めたものを眺めて自らの仕事ぶりに悦に入ること。
早く衣笠に着任してほしいと願っている。

247名無しの提督さん:2017/01/24(火) 17:14:54 ID:4QBP1r22
『軍神提督の鎮守府』第2話 記録 川内

はーいおまたせー!新しい提督が連れ込んだ秘書艦の、おっきい特Ⅲの事調べたよー。
いやあ徹夜しちゃったよ、えっへっへー。夜戦っていいよねぇ、うふふふ…
ああ、そうだ。特Ⅲちゃんの事だっけね。

―――えっとねー、あのこは着任挨拶の時に紹介された通り、提督が前の鎮守府に着任したときの初期艦なんだってさ。もちろんその頃は普通の駆逐艦だったそうだよ。能力的にも、体格的にも普通の駆逐艦。
で、提督の10年前の武勇伝は青葉さんの言ってた通りなんだけど、その時のことも調べたんだ。
そのことなんだけど…どうやら提督は、当時出された難易度ゲキムズの任務を成功させた後、表彰の場で軍の上層部を殴って軍務を退いたみたい。普通なら捕まるところをエライ人の口添えで、何とか穏便に済んだって。
で、その時生き残っていた所属艦娘が大本営直属になったり、各地の鎮守府に転属になったときにあの特Ⅲは命令を拒否して提督についていったんだってさ。
あの子の持ってる装備は当時の戦友の遺品を組み合わせたりしたのもあるみたい。廃材を修理したり、ね。本来は駆逐艦の装備じゃないのもあるんだけど…大きくなってるあの子はもう「駆逐艦」って枠に入れないみたい。
言ってしまえば…そう。深海棲艦の鬼や姫みたいな感じ?あいつらってホラ、駆逐棲鬼とか駆逐古姫とかって駆逐艦だけど枠としては鬼や姫って分類じゃん?あんな感じみたい…。

話が逸れたね。あの子、深夜に一人で訓練してたり、人知れずこっそりと出撃してるじゃん?
夜戦なのを我慢してこっそり追跡して調べたんだよー。
その時の戦い方…あれはやっぱ駆逐艦の戦い方、戦力というか…艦娘の戦い方じゃないよね。
どちらかというと、深海側か、あるいはいつだったかの霧の艦隊みたいな・・・
魚雷を一度に何体にも撃ったり、2回3回くらい攻撃したり・・・

まあ、話に聞くよりも見てもらった方がいいよねー?
ふふーん。私がこっそりとったこのVTR…見ちゃう?
え?この編集?そりゃあ昨日帰投してから朝までかかっちゃったよ。じゃあ、さっそくね―――

艦娘レポート02
天龍
軽巡洋艦。好戦的な性格だが同時にきめ細やかな面を持ち合わせている。長らく不遇の立場にあり、かつての提督からは専ら遠征隊に組み込まれていた。
義理堅く、上下関係に厳しい。趣味は刀剣型艤装の手入れと呑み会。ただし年少者がいる場合はアルコールはとらない様に努めている。

艦娘レポート03
川内
軽巡洋艦。夜戦が好き。妹達以外にはほとんど知られていないが家事全般が得意で鎮守府内の雑事をこっそりとこなしている。正面から褒められるのは苦手で真っ赤になる。
趣味は夜戦、家事、散歩。鎮守府近海をひとりで散歩するのが趣味。

248名無しの提督さん:2017/01/29(日) 02:00:40 ID:TUiwnUWQ
『軍神提督の鎮守府』第3話「響無双」 記録 響

やあ、秘書艦の電。元気かい?
ああそうか。それはよかった。こうして電に見降ろされる日が来るとはね。大きくなって嬉しいよ。
…ん?どうしたんだ、不思議そうな顔をして。10年前の鎮守府にも響はいたんだろう?ならば私も同じようなものだよ。
いや、まあ、別個体であるのは確かだよ。不死鳥の名は伊達じゃない。ところで電。久しぶりに姉妹水入らずで話さないか?

―――さて、どこから…何から話そうか。
ああ、気にしなくてもいいさ。先ほど言ったとおり、私はかつて君と同じ時を生きた響じゃない。あの響は、あの時の救出戦で仲間と共に沈んだだろう?
だがまあ、そんなことは些末な問題さ。それよりも君には心労を背負わせたね。
わかるよ。かつては私も抱えていたからね。大切な姉妹や仲間を喪って、自分だけが生き残ってしまった、あの気持ちは、よく知っているさ。
…と、こんなことを話したいんじゃないんだよ。まったく、難儀なことだね。

―――本題に入ろうか。
電。気負うことはないよ。私たちは君の姉なんだ。もちろん今の君は重巡のように大きく強い。でも、それでもだ。
この鎮守府で、君は新参だし、古参の連中の中には君を疎んじる者もいるだろう。今まで自分たちのいたところに、あとから入った元駆逐艦が、司令官の隣から自分たちに指示ばかり出し、自分が表立って出撃することはない…
君の戦歴を知らなければ、反発する者もいるだろう。
そうはならないだろうが、つらいときなどは頼るといい。あそこにいる電も、いま私の前にいる電も、どちらも暁型の末妹であることに変わりはないんだからね。


艦娘レポート04

駆逐艦であるのだが、たまに妙に大人びた面を見せるほか、自身が体験したかのように物事を語るときがある。
不死鳥の通り名のように、まるで生まれ変わっているかのような、あるいは記憶が各響間で共有されているのだろうか?
趣味はオセロ、ひなたぼっこ、釣り、旅行。特技はものまね。

249名無しの提督さん:2017/02/01(水) 23:40:25 ID:FQieTT5Q
『軍神提督の鎮守府』第3.5話「復帰の知らせ」

―――海軍本部、廊下
如月ちゃん、聞いた聞いた?提督が…睦月たちの提督が10年ぶりに戦線復帰したそうにゃし!残念だにゃあ。大本営勤めでなかったら、今すぐ異動願い出したのに。

―――提督育成アカデミー、職員室
ふうん、あの人が復帰ねえ。私も電みたいに上に逆らってたら、今頃また一緒に居れた、のかなあ。私を見たら、「丸くなったな」とかいうのかしらね。

―――某鎮守府
あの人が復帰、かあ。あの人は、私を私として見てくれたわねぇ、電探とか餌じゃなく。え?馬鹿ね、10年も前よ?妬かないの。ただ、あの人のもとで生き抜いて、今はこうしてあんたの隣にいられるんだから。

―――海軍本部、敷地内料亭
あの人が復帰ですって!?懐かしいわね。瑞鶴先輩や鳳翔さんにいろいろ教わって、受け継いで。ね、鳳翔さん。…みんな、向こうでは元気でしょうかね?

―――某鎮守府
ほう、奴がまた戦場へ、か。またみんなで飲みたいものだな。あの鎮守府で生き残ったのは、今も海軍に籍を置く睦月、如月、叢雲、五十鈴。一線を退いた葛城、鳳翔。軍務を退いた奴らが数名。私を含めても10名足らず。感慨深いものではあるな…。



艦娘レポート番外編
睦月、如月、叢雲
かつて軍神とよばれた提督が率いていた鎮守府の生き残り。現在は大本営の事務職、教職に就いている。
現在でも艤装を纏えば、並の艦娘など歯牙にもかけない実力を持っている。

五十鈴
生き残り組の一人。現在は別の鎮守府へ配属され、その鎮守府の提督とカッコカリをしている。

那智
生き残り組の一人。現在は艦娘を引退し、なんと女性提督として一つの鎮守府を預かっている。
所属艦娘とよく吞んでいるとの噂がある。

鳳翔、葛城
生き残り組。本部敷地内にて将校向けの料理屋を任されている。


生き残り組。
軍を離れ、民間人として生きている元艦娘が少数。

250名無しの提督さん:2017/02/02(木) 14:17:00 ID:QJGztq/k
『軍神提督の鎮守府』第4話「葛藤」 記録 霞

貴方が新しく赴任した司令官ね。ふん、過去にどれだけ戦果を挙げたか知れないけど、10年も間をおいてまともな指揮が執れるのかしら!?この霞が…
これは…しっかりと整備・改修された装備一式…
補給はどうなっ…全艦補給済み…
資源は!?燃料も弾薬も、いくらあっても十分だなんて…上限いっぱい…
高速回復材は!?いざという時のために…これも上限…
ふ、ふうん!まあまあ及第点ね!でもまだよ!大事なのは艦隊の質よ!この鎮守府には碌に近代化改修も練度も低い艦娘が20人満たない程度にしかいな…
これは…今後の育成計画?戦艦なんて一人も…今ドックで建造中?じゅ、重巡だって青葉司令代理だけ…私が遠征から帰ってくるまでにもう古鷹型、妙高型、高雄型、最上型、利根型揃ったですって!?もう改修済み!?
ふ、ふーん!悪くはないわね!でも大事なのは私達駆逐艦よ!ここがしっかりしてない艦隊なんて…揃えられる艦は揃い済みですって!?しかも私たち以外改修済んで順次練度上げに入ってる!?
え!?今遠征から帰った子たちも改修に入った!?お前も改修してこいですって!?ふん、偉そうに指図しないでよね!まだ認めてないんだから!でも改修はさせてもらうわ!!いったん下がるわよ!!

―――
たく、なんなのよあいつは…!これじゃあ私の口出す場が…ん?曙?あんたこんなところで何を…
はあ?提督はみんなクソ提督じゃないのか?知らないわよそんなの!急に物わかりの良い、こちらの気持ちを汲んで、力を活かしてくれる上官と出会って気持ち悪い!?
あー…まあ、その…調子狂うのは確かね。
え?落ち度を見つけてけなそうと思って、特に文句言えずに帰ってきた?あんたねえ…。

―――
まったく、曙をあっさりと懐柔するなんて…あ、満潮!いいところに…
え?別に悪くない、ですって!?なに即断速攻で落とされてんの!?
あーもう!!私は負けないから!!この霞の方が上だってわからせてやるんだから!!


艦娘レポート05

駆逐艦。しっかり者で世話焼き。手のかかる相手を見るとつい口出し手出しをしてしまいがちだが、今回の上官を相手になかなか口出すスキがなく、よい上官を持った、と思うと同時に一抹の不満、寂しさがあるようだ。
負けず嫌いで、対等以上と認めた相手にはなにかと張り合う。
趣味は自主トレ、鍛錬、座学。

251名無しの提督さん:2017/02/06(月) 22:33:58 ID:J4IZzibI
『軍神提督の鎮守府』第5話「古株の集い」 記録 青葉

ハイ皆さんお待たせしちゃいました。当鎮守府古参の皆さん!!ええ、司令官が新しく着任されてからうちの鎮守府も資源量、所属艦娘数も大幅に増えました!
ですが、古くから在籍している青葉達こそはこの鎮守府の黎明期を生きてきた屋台骨。まあ、前司令官に重宝されてた子たちはそのまま軍務を退いたり、セクハラから気を病んで入院しちゃいましたからね。
だからこそ前司令のセクハラに反抗した青葉達はレベル1のまま解体処分を待つ身となっていたのですが…まあ、過ぎた暗い過去はどうでもいいですね!
今の司令官はちゃんと青葉達もキチンと起用してくれますし、立ててくれますからね。ならば育ててくれた恩はキッチリ返すのが艦娘道。司令や司令を慕って集まってくれて青葉達を支えてくれているスタッフ達にお返ししますよー!
幸いにもその機会はもうじきです!青葉が入手した情報では、我が鎮守府は通常海域を攻略開始する計画だそうです。司令不在の間に制海権を喪ってしまって、近海にまで敵艦隊が迫ってますしね。
ちなみに青葉達が訓練や演習で練度を上げている間の鎮守府防衛は秘書艦の黒電さんがお一人で防いでくれてます。いわゆる「たわーでぃふぇんすげーむ」っていうんですかね。鎮守府正面に陣取って迫りくる敵艦隊をちぎっては投げちぎっては投げ…
え?メタはいいから進行?まあそうですね・・・

さて、今日は青葉達古株の古株による古株のための壮行会です!皆さんもご存じのとおり、実は青葉も通常海域への出撃は初めてですからねー。いままで艦隊のエースって言ってましたが、正直今震えてます。だからこそ、頑張ろう会として今夜集まったのです!
では予習のために鎮守府正面海域、通称1-1の資料映像です。初出撃は私達古参メンバーを出してくださるそうですからね。敵を知り己を知れば百戦危うからず、といいます。よーく研究して大戦果を上げちゃいましょうー!!
はい、なんですか朧さん?ああ、そのことですか?じゃあ青葉と川内ちゃんで掴んだ極秘情報も今紹介しちゃいますよー


艦娘レポートEX(青葉纏め)
電(ケッコン艦)
駆逐艦ではあるが、現在は重巡並みに成長しており、カテゴリーから外れている。
かつて「軍神」と呼ばれる前の提督が着任した鎮守府に配属された初期艦。
多くの戦いを越えて身に着けた力は最近の艦娘とは一線を画すものとなっている。
10年前の特殊ステージにて多くの仲間を喪った際大本営直属艦の辞令を断り、軍務を辞した提督について除籍となり、提督の故郷に付き添った。
かつての仲間から教わった技術・知識を有し、所持している艤装もかつての戦友の忘れ形見を拾い集め、自身の艤装に溶接を繰り返し魔改造を施している。
責任感が非常に強く、かつて自分が強ければ仲間を喪うことはなかったと思っている。服装は黒いドレスのようなものを着用(戦艦棲姫のようなもの)色はかつての仲間への弔意。
趣味は俳句。特技は事務仕事、戦闘訓練。好きなものは平和、平穏、司令官、仲間。嫌いなものは戦闘。
レベル255耐久75火力69雷装119対空89装甲69回避399対潜129索敵139運115
古式主砲+Ⅹ(火力+18、対空+5、命中+3)×2
古式酸素魚雷+Ⅹ(雷装+20、命中+8)
古式電探+Ⅹ(命中+20、対空+5、回避+8、索敵+16)
小型偵察機(命中+1、回避+1、対潜+2、索敵+4)
特殊能力「先制雷撃」「先制対潜」「多数艦同時攻撃」「二回連続攻撃」

252風流提督:2017/07/09(日) 21:54:40 ID:br1hyuhI
艦上と境界線と

鎮守府に着任し、海の何処からやってくるか分かっていない敵と戦う新任の海軍提督。
自身もそのような訳の分からぬ敵が何故襲ってくるのか分からない。
が、向こうから攻撃してくる以上、反航戦をするのが軍人としての義務でもある。
偶に…いや、最近は頻繁に私服に着替えて鎮守府の外を散歩するのが習慣になっていた。
一部の艦娘からは「やる気がない」、「放浪してるだけ」、「責任感がなくなった」などと言われているのはとっくに知っていた。
代理としての指揮官は置いてはいるものの、総責任者は司令官。つまり提督である。それを分かってもいた。
気分転換という意味もあった。それから、自分の居る場所…海に面する街。執務室からは軍港しか見えない。
立っている両脚の位置が正直分からなくなっていたのである。
いつも座っているベンチに腰を下ろしていると、街人達の活発な声や井戸端会議も聞こえる。
「ねぇ、あの人…最近よくあそこに疲れた顔して座ってない?」
「あぁ、そうだな。飛ばされてきたんじゃないかね?」
「いや、というか…つい最近赴任してきたそこの鎮守府の提督に顔が似てるみたいなのよね…気のせいかしら?」
「ああ。私がその、つい最近赴任してきた飛ばされ提督だよ。それがどうかしたかね?」
反射的に答えてしまい、その連中はささっと散って行った。
そして、自分の隣に1人の少年が座っているのに気づいた。
「これ、食う?甘いよ?」
そう言ってその少年は団子を差し出した。
「生憎お金は持ってきていな…むぐっ!」
無言で少年は持っていた団子を無理矢理口に押し込んだ。
「………本当に美味い…君が作ったのか?」
「そうだよ!ウチ、団子屋なんだ!この椅子の斜め前にあるんだけど…ずっと気づかなかった?」
無言で首を振るしかない。全く気付いていなかったのだから。
「おいでよ、今持ってるのはボクのおやつだからさ!もっと美味しいのあげるって!」
そう言って提督の手を引っ張った。
「いや、だから…支払うお金を持ってきていないから、それは無理だよ。」
「良いからもう!!四の五の言わずにおいでってば!!」
そこまで言われて結局店の中に入れられてしまった。
「いらっしゃ…あっ!」
「…?」
「お、弟が失礼を…どうかお許し下さいっ!」
いきなり畏まられて謝罪されてはどうにも反応のしようがなかった。
「え〜…私としては…何で貴女が謝るのかが分からないのだが…」
「あの…もしかして…最近いらっしゃった鎮守府の方、ですよね?」
黙ったまま頷いた。事実なのだから。
「私は伊良湖と申します。その…ご休憩を…ウチの弟が邪魔をして申し訳ありません…
邪魔をするなと言い付けてあったのですが…」
「それは別に気にしてはいないよ。そのように畏まらなくても構わない。」
「姉ちゃん!この人絶対疲れてるって!! 何か出してやってよ!!」
「弟くん、さっきも言ったが…私はお金を持ってきていないんだよ。」
「いえ、弟の非礼もありますから。直ぐに疲れの取れそうなものをご用意させていただきます!」
提督は手で制止しょうとしたが、直ぐに調理場内に行ってしまった。
その弟も遊びに行ったようだ。待つしかなかった。
暫く煙草を吸って待っていたら、伊良湖が出てきた。
「あの…取り急ぎですので…宜しかったらどうぞ。ご遠慮無くお食べ下さい。」
「ありがとう。では戴きます。」
出てきたのは宇治抹茶のカキ氷だった。

253風流提督:2017/07/09(日) 21:55:33 ID:br1hyuhI
2
盛り付けも器も非常に綺麗で非の打ち所がなかった。
一口食べたら、身体に染み渡るような味。
本物の抹茶で、しかも上等なものを使っているのは味からしても見てくれからしても明らかだった。
「あ、あの…お味の方は如何でしょう…か?」
「とても美味しい…心がこもっているのが分かるよ。
せっかくのカキ氷が解けてしまうから、先に食べさせてくれないか?
何か話もあるようだが、すまんね。」
「い、いえ…」
ゆっくり味わうように食べ、一服した。
「とても美味しかったよ、本当にありがとう。
で、何か話したいことがあるようだが?」
「あ、あの…その…」
「遠慮は無用だよ。で?」
「重ね重ねあの子の非礼をお詫びします…あの子は実の弟ではなく、私が引き取ったのです。」
「…続けてくれ。」
「一ヶ月程前の爆撃で親を亡くしたようで、怪我もしておりました。
生きるか死ぬかの境目だったのですが、お医者様のご厚意で助かりました。」
「それは私に言うべきことではないよ。」
「いいえ、貴方様でございます。」
「なぜ?」
「そのお医者様は<提督からこれ以上1人も死なせるな>との厳命を受けて鎮守府から来ている>と。
沢山のお医者様が街に来ていました。」
「………」
「その時の鎮守府の提督は貴方様でございます。」
「…済まない…私の索敵指示が遅かったせいだ。
亡くなった一般市民の命は帰ってこないが…申し訳なかった。」
「とんでもございません! 貴方様のそのご指示がなかったら、もっと犠牲者が出ておりました!! 
生意気申し上げるようですが…」
下を向いて黙ったままの提督。
伊良湖は続けて言った。
「私はその大勢のお医者様方に指示をする貴方も見かけました。
貴方様は大勢の命を救って下さったのです。
一部の焼け落ちた場所の修復でも私は貴方様を見ました。
私のお店も同じでございます。」
「貴方様は大勢のお命を救って下さったのです。私も…私も……」
「続けてくれ。」
「私は、私は…あの時…貴方様に応急処置を施された者の内の1人でございます。」
「覚えていない…覚えていることが在るとすれば、あの時私は必死だっただけだ。」
頭を振って否定した提督。伊良湖はいつの間にか涙を流していた。
提督は黙ったままハンカチを差し出して聞いていた。
伊良湖が落ち着くまでじっと待っていた。
暫くして落ち着いた彼女はそのハンカチを大事に折りたたんで、両手で持っていた。
「貴方様は…あの時と全くお変わりになられておられないのですね……
疲れた時はいつでもここに立ち寄ってお休み下さいね。」
「そのハンカチはだな…その…そうさせてもらう…そうだな…証拠みたいなものだ。」
そう言って、立ち上がって鎮守府に戻ろうとした瞬間に後ろから強く抱き付かれた。
「あ…あ…あ………あぁあああ!!」
顔を見ずとも溢れ出ている涙には直ぐに察せられた。
何を言おうとしているかも。
提督は立ったままじっとしていた。
その涙に救われている気がしたからでもあった。
受け止めてやりたいとも思ったからである。
「私はどこにも逃げたりはしないよ、伊良湖。大丈夫だ。」
伊良湖はパッと離れて、自分の取った行動に顔を真っ赤にしていた。
「は…い……あの、このハンカチは綺麗に洗って…」
彼女の正面に軍人らしく振り返り、笑顔で敬礼した後、鎮守府の方向に歩いていった。
伊良湖はずっとその姿を焼き付けるように見送っていた。

254風流提督:2017/07/09(日) 21:56:29 ID:br1hyuhI
なんだか
「本文が長すぎます!」と表示が出たので、無理矢理分けましたww

255風流提督:2017/07/10(月) 23:41:45 ID:U5OprF0I
〜いずこから天恵は〜
第一章
不幸の最中の光 1
ここは街中の料理屋の厨房。朝から板長の怒鳴りが響く。
「何回言うたら判るんじゃぃ! そこは生のまま切るて言っただろ!!また寝ぼけ眼で茹でて切った上に失敗しやがって!」
「姉様ぁあああ、私を庇わずに逃げてぇ!」
「おいおい…逃げるも何も…お前ら、ここの丁稚。」
「ごめんなさい、板長様。妹に後でよく言って聞かせるので、どうかお許し下さい…」
「う…ま、まぁ…そないに涙目になってまで謝ることちゃうけど…じゃあもっかいやり直し。今度ミスったら今日の飯は抜きやぞ。」
 丁稚奉公していて御飯を抜かれる事程、意味のない、そして辛いことはない。
二人共気合が入り、仕込みがいつもより格段に早く終わった。
 そして開店。常連しか来ないような場所にある料理屋。立地条件も良いとは言い難く。偶々海軍基地がそれ程遠くないというだけが救いだった。
それから海の幸が豊富で新鮮である。もっともこれらの新鮮な海産物は海軍の艦艇からただ同然で貰っているものである。
 「よ、大将!また着たぞ!ほら、遠征隊が帰ってきたからこれやるよ。まだビチビチ跳ねとるやろ?」
「毎度毎度助かります。あれ?鎮守府の新しい方…ですかぃ?」
「ああ、せやで。今日着任したばかりや。ま、これは着任の挨拶代わりや。」
 そんな会話を裏方で2人の女性丁稚達が聞いていた。

256風流提督:2017/07/10(月) 23:42:47 ID:U5OprF0I
「姉様、新任の司令官ですって!聞いた?」
「ええ、聞こえたわ。それがどうかしたのかしら?」
「ちらっと覗かない?ね!姉様っ!!」
「はしたないですわ。褒められた行動ではありませんことよ?」
「ちょっとだけだから!ちょうどつきだし作ったところだし。ね?」
 強引に姉を押して、カウンターに出てきた姉妹。
「あっ、お前ら!!盗み聞きを…」
「ん?その2人は何かの料理を持っとるやん。」
「あ、こいつらはウチの丁稚でして…すんません…顔出すなって言いつけてたんですが…」
 そしらぬ顔でその新司令官は聞いた。
「君達、名前は?」
「私は扶桑と申します。妹が勝手な真似をして申し訳ありません。何卒お許しを…」
 新任司令官は謝罪は聞かずに、二人の持っている料理を見ていた。つきだしにしては大きい皿に盛られた料理だった。
「それは?」
 愕然とした表情を浮かべ、宙を見上げながらボソリと言った言葉に新司令官はびっくりした。
「それ扱い…そ…れ…それ…それ、メンソ〜レ…もの扱い…私、やっぱり不幸だわ………」
司令官は軍人である。特段宗教はどうでも良い。聞きなれないその言葉に口が空いたままである。
「あ…あの…この子は妹の山城と言います。この子の口癖なんです。どうかお気になさらず…」
やっと言葉が出たその司令官。だが、不幸という言葉を連発した上でめんそ〜れ、追加、不幸だと言ったその丁稚を更に不幸だと言わせるものだった。
「え〜…不必要に大きいな。」
この司令官はつきだしっぽい料理のことを言ったのだが、主語がないために誤解された。
「(私の背丈もスタイルも小さいと?!)くっ!!…この…扶桑姉様を変な目で見ないでくださる?!」
「えぇっ?!いやいや、オレは料理をそれって言うただけであってだな…(え〜いきなり矛先が…どうすれば…)」
 責めるようなガン飛ばしをする山城。板長は山城の頭を叩いた。
「謝れ、このスカタン!!新鮮な魚介類を毎回持って来て下さる海軍の方になんて事言ってやがる!!」
 ふざけた態度の司令官の眼光が殺気を帯び、板長を睨む。
「…………」
「ど、どうしやした?」
「貴様が今その娘に取った行動をオレにも出来るか?」
「う…」
「謝れ。」
大きくはないが鋭い声。唖然とする扶桑と山城。
「っ!すすすす…すんませんでしたっ(こ、怖いっ……)」
「扶桑と山城言うたな?別に君らを妙な目線で見てはおらんよ。全くとは言わんがな、ははは!その手に持っている料理がもっと気になったから聞いてるだけや。」
「あ…これは一応…魚の粗から身をこそげ取って…煮込んだものです。下に御飯があります。」
「不幸だわ…姉様…私って不幸よね?この司令官様は私を一切眼中に入れていないのよ?」
「さっきから不幸不幸って繰り返しとるからどう返したら分からんだけやって。誤解誤解。」
「私は不幸ではなく、扶桑でございます。この子、山城もどうか視野の中に入れてやって下さい、お願い申し上げます。」
「え〜っと…」
出された料理を取り敢えず口にしようと受け取って食べてみたら、意外と美味い。見てくれは猫飯だが、味も濃すぎずにご飯が進んだ。
ちょうど腹も減っていたので皿に盛られた山盛りのつきだしをパクパクと平らげた上に、思わず無言で皿を返しておかわりを要求してしまった。
「へっ? ほ、ホントに?そ…そんなに美味しかったの?それとも…新任でいびられて御飯なし…とか??」
 口にまだご飯が残っている為に言葉が出せず、無言で首を振り、空の皿に2人を指差ししてから皿をコツコツと叩くその司令官。山城はその意味を理解できずに、首をかしげていた。
扶桑も解らなかったが、もうその料理はないのでお水を差し出した。グラスを受け取らずに水差しごと水をごくごく飲んだ。

257風流提督:2017/07/10(月) 23:43:39 ID:U5OprF0I
「慌てて食べるから喉が詰まったんですよ。お気を付けて下さいね。」
「山城…と言うたか? いびられているのは当たらずとも遠からず、ってやつや。そこで、だ。」
「やったぁ!姉様っ!!私達のサクセスストーリーの開幕よ?!」
「私達2人を…どうしようというのでしょうか?度々の妹の無礼をお許し下さい…」
(サクセスかどうか分からんが…妙なところで頭のキレが良い?!)
「え…引き抜かれるとあっしが…その…困るんで…っ!」
 いきなり軍刀を鞘ごと喉元に突き付けられた板長。
「現物支給だ。わかったか、こら?」
 ジェントルメンぶっておいて損はないと判断し、かっこつけた新司令官。
「荷物は置いたまま。こっちで全て用意するから。秘書として2人を雇う。(引っ越してきたばかりでみかん箱しかないし…)」
 取り敢えずはみかん箱整理係というのも知らず、扶桑は涙目。山城は扶桑に抱きついて嬉々としていた。
(秘書の仕事はこれから始まるとか何とか言えば何とか成るやろ…も〜適当に。アバウトに行くかな。)
「飛行機とか大砲とかぶっ放したりするのですよね、そうですよね?!」
「飛行機はぶっ放したりしたらあかんやろ…中に操縦士居るんやし。」
「山城?貴女の得意な言葉を貰ってもいいかしら?」
「へっ?」
「なんでもないわ…気にしないでいいのよ。」
2人は魚介類一箱で鎮守府にドナ・ドナされているという厳然たる事実には気付いていない。ほっとした新司令官。
「私が行くからにはごはん抜きとかさせたりしませんわ!」
 と…大いなる誤解を持ったままの山城と、妹の尻拭いは続くという不幸な扶桑。
山城には護衛を頼み、扶桑には、妹はこれから立派に育つ、などという適当極まりない発言でごまかした。
「そうですわね…私達が司令官様をお守りする御役目なら…期待できそうですわ。」
 2人を持ってきた手押し車にほいほいっと乗せて、さながら人力車のように、その新司令官は鎮守府に向かって引っ張っていった。
 当然行きの魚介類だけよりも人2人の方が圧倒的に重い。自身の発言がいきなり事実になるとは露知らず。新司令官は鎮守府の近くで力尽きて、2人の肩を借りながら手続きを済ませた。
自然に載せられて引っ張ってこられた扶桑と山城は肩を貸している段階から、ここからもう護衛任務であると誤解していたのである。

258セイバー:2018/01/03(水) 20:46:07 ID:09JZ..z2
第二章
錯綜と思い込みと
1.
山城と扶桑に担がれて、新任提督は医務室に運ばれた。不幸からの脱却どころかサクセスストーリーの序章と誤解して、医務室の外で仁王立ちになる山城。
扶桑はというと、医務室にある道具を使って、提督に水を飲ませた。
「えっと…こういう時って確か…そうね…首の後ろと脇の下冷やさないといけないのだったかしら?で、でも…本人の意識のないまま剥くなんて…はしたないですわよね。」
「姉様?緊急措置よ! 剥いて冷やさないとダメ!」
「う、う〜ん…そ、そう。そうよね!!」
服のボタンなんぞ一切無視して、提督の服を破り、文字通り剥いてしまった扶桑。茹でダコのように真っ赤になった顔。
医務室なので大抵のものは揃っている。
氷をオペ用の手袋に詰め込んで、おでこと脇の下に仕込んだ。
「つめたっ! あ、あれ?! 何で俺、服が破れてんだ?!」
「扶桑姉様が貴方を剥きましたの。」
「山城?その言い方だと私がまるで寝ている間にいかがわしいことをしようとしていたようではなくて?」
提督は自身が意識がなくなってからとこの状態…つまり首の後ろ、腋下を冷やされているのを比べて気づいたが、態とイヂワルを言った。
「ほほぅ?しかし扶桑は一切脱いでいないな。不公平だな、山城?」
「そそそ、そんな意味ではないから!姉様はそんな事しませんっ!!」
「判ってるって。少しイヂワル言っただけ。」
一張羅は破られた一着しかない。後は昔の水兵服が数着。ジャージ。のっけから提督としては全く威厳のないジャージ。
立って取りに行くつもりだったが、ふらついたところを扶桑に支えられた。
「無理してはダメですわ。」
「でもよ…このまんまの剥かれた服で居るわけにも…」
「では一緒に取りに行きましょう。着替えたらまたここに戻って休みましょうね?」
途中で何人もの艦娘達にびっくりしたような、また憐れむような、そして含み笑いをするような目で見られた。
「司令。その方は?お会いしたことがありませんね。鎮守府の関係者ですか?」
不知火が相変わらずの口調で聞いてきた。間違いなくこの服の破れ方と扶桑を見て、何か考えているはずだが表情には一切出していない。
提督は黙って首を振って、返事とした。黙礼をしながら立ち去った不知火。会った時より足早に歩いている。どうせ誰かに言いふらすのだろうなぁ、などと思った。
「ああ、ここ。俺の部屋。鍵は開いてるから。」
「失礼致します。」


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