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第一回戦:【過去】工場 感想スレ

1メインGK(珪素):2014/10/22(水) 16:05:48
一回戦第6試合、柊時計草(風月藤原京)vsシシキリ の感想スレです。
2つの試合SSのどちらにも、ご自由に感想をどうぞ。
tp://www60.atwiki.jp/dangerousss4/pages/127.html

2やまいち:2014/10/24(金) 21:43:38
マッチングの妙がいくつも生まれているダンゲロスSS4ですが、
工場はその中でも随一だったと思います。
殺人鬼と探偵、それぞれがそれぞれのSSで本領を発揮しており、とても面白かったです。

・その1
なんて美しいホラー。
最後の段落の悪趣味で綺麗な〆もとても印象に残りました。
あと、中の人の本名って堀町臨次ですよね?

○その2
シシキリへの推理が完全に決まっていました。
特に「梔子(シシ)=くちなしを切る、もう一度話しかけて欲しいからシシキリ。」という解釈は、柊時計草(風月藤原京)のキャラ設定も踏まえたうえでこれ以上ないほどの解答だったと思います。
花刑法庭の美しい描写も含めて、シシキリという怪物の物語を終わらせるに相応しい傑作だったと思います。

3ヌガー:2014/10/28(火) 21:54:06
その1
それだよシシキリー!カッケー!!
やられたと思わせてからの復活逆転はこの手のジェイソン型モンスターに求める王道展開ですね。
相手のキャラを丹念に立ててから根こそぎ断ち切るような惨殺は、キャラクターの死とは、レイプとは何かを刻みこむように教えてくれます。
やれーシシキリー!もっとトラウマを作れー!
相手プレイヤーのことを思うと、より一層興奮出来てよいですね。
ところで、最大の弱点属性とも言える相手を一回戦で撃破したことは、あたかも太陽を克服した吸血鬼のごとく、モンスターとしての格を一段階高める結果となります。
物理・精神両面共に生ぬるい攻撃での打倒は出来なくなったと言っていいでしょう。
悪役としてより一層の活躍が楽しみです。

その2
内容以前に、文章のリーダビリティに難があって好みではありません。
主語や目的語の省略や、指示代名詞がなにを意味しているのか、語句がどこにかかっているのか、また文章と文章のつながりもわかりずらいことが多く、一読してすっと内容が入ってこないからです。
苦手な文章であまり読めていないので、内容についてのコメントは控えます。

4柊時計草(風月藤原京):2014/10/29(水) 17:26:59
怪人と探偵と言う王道の組み合わせで、かつほまりんさんがヒントを下さったので楽なように見えましたが
実際は作劇にかなり苦戦させられました。今少しシシキリのモンスター性を描き出せれば勝てただろうな、思うだけに残念です。

その1
少々私贔屓になってしまいますが、探偵がもう少し頭が良く、なんで怪人が人工探偵について知っているか納得があり
最後にワンアクションあってそれを捻じ伏せていれば完全敗北していたと思います。
工場と言う舞台の活かし方や短いセンテンスでの的確な情報のまとめ方、最後の段落などを考えると
初見は負けるかなと思わせ、結局開票までドキドキさせられっぱなしでした。
何だかんだで表層的な怪物性は剥がされ、異常な人間性と言う内面で勝負せざるを得ないと思うので二回戦以降が楽しみです。
ホラーは二作目、三作目と続くとB級臭さが出てしまうので、きっと別方向で攻めるんだと思います。

その2
文章の長短こそあれ、互いに打ってきた手が似通っていた所を見ると最適解は打てていたんだなと思います。
文章の読み辛さはプロローグで指摘された通り、情報を散らかし過ぎたのと、少々エゴを出し過ぎました。
単純に失敗したとも言えますが、趣味に欲張って布石を打った点を除けば視点の誘導についてはまぁまぁかなと。
それでも、まだまだ読みにくいと思うのでその辺の改善は今後への反省点ですね。

実のところこちらが志向してきた戦略を犯人相手では打てず、シシキリ攻略にリソースを取られたのは
主導権を取ると言う意味では相当苦労しましたね。ホラー好きながらシシキリさんの描写は表層をなぞるので精一杯でした。
もう少し判断の材料があればシシキリを理不尽な存在に出来たと思いますが、そうするとこちらが喰われかねなかったかなと。
探偵側の異常性を出してみましたが、少しもったいぶった感じになってしまったかもしれません。
謎を解きながらばら撒きまくったのは書き手のエゴだと思いますが、それでもプロローグと違ってお気に入りの一本に仕上がったと自信をもって勧めます。

5トキワ:2014/11/06(木) 22:43:15
その1
全体的に描写が丁寧で長さもちょうどよかったので読みやすかったです。
投票の決め手となったのは花刑シーンの美しさでした。
カードを切らされた状態でもきっと面白いものを書いてくれるという信頼感があります。

その2
上手く表現できないのですが、雰囲気がすごく良かったと思います。
他方で、状況を理解するのには労力を要しました。
最後の展開は続きが気になるもので、投票を迷わせました。

6祝薗盛華:2014/11/20(木) 00:49:40
柊&風月さま。
頑張って作ったシシキリプロローグの仕掛けに取り組んで頂き、見事な回答をくださってとても嬉しいです。
謎めいた成華さんの笑みに象徴される純文学的な香りは他のSSには見られないもので、すごく価値のある一本だったと思います。
また、過去作と比べると奇想と幻想性はそのままに読みやすさが格段に上がっていて、やばい負けるかも!と怯えました。

工場その1の難点について、ちょっと解説しますー。

>探偵はもう少し頭が良いはずだ
これは……僕の頭が探偵ほどは良くないので仕方ない……力不足です。ごめんなさい。
探偵を書くのって難しいです……。

>シシキリが人工探偵について知っていることに納得感がない
ここの説明を省略したのは良くなかったかもしれません。
実はシシキリは情報戦も意外と強い裏設定があるのですが、書く機会あるかなぁ。
いまのところは秘密で! 二回戦負けるとは限らないし。

>最後に探偵側からワンアクションあったら良かった
そうですね。あったら良かった!
それをシシキリが捩じ伏せるのは難しそうですが!

自分としては全力を尽くして書きましたが、ご指摘いただくと成る程もっともで、改善の余地はありますね。
勉強になります。重ね重ねありがとうございます。
また、シシキリの物語を書くので手一杯で、探偵の物語については終幕に相応しいものを書けなかったのは心残りです。
対戦相手のキャラに最高のエンディングを与えながら勝つのが理想的なのはわかってるのですが、実践するのは難しいです。
特にシシキリでは難しい……!
そんなシシキリなのに、「このSSになら負けても嬉しい!」と思えるようなSSを書いてくださってありがとうございました。
復帰戦、おおいに期待しております。


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