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第一回戦:【現代】テーマパーク 感想スレ

1メインGK(珪素):2014/10/14(火) 20:28:05
一回戦第2試合、撫霧煉國vs錬鉄の元・魔法少女 キュア・エフォート の感想スレです。
2つの試合SSのどちらにも、ご自由に感想をどうぞ。朗読ラジオなどにもご活用ください。
tp://www60.atwiki.jp/dangerousss4/pages/111.html

2ドライな感想:2014/10/22(水) 00:40:06
作品単位、いや下手をしたら作者単位での好対照な対戦カードになったと言えるんじゃないだろうか。
これは結局、どちらの作風が多くの人に受け入れられるか、つまりどちらが好みの人が多いか、というレベルの勝負になる気がする。
ただ敢えて言うなら、ダンゲロスSS4は能力者同士のバトルロイヤルがテーマになる訳で・・・そうなるとその1はやや趣旨からズレるか。カレーライスを頼んでハヤシライスが出てきて果たして満足できるかどうか。
一方で、その2はちょっと羽美ちゃんをサイコにし過ぎかなーとは感じた。その1のキャラ印象変えは登場人物の影響なのに対し、その2の印象変えが根っからの物になっているのはちょっと抵抗を感じるかも。
感想スレらしからぬ書き口になってしまったが、つまりはそういう分析をしてしまうくらいにどちらも同じくらい面白かったという事で。

3ナキ:2014/10/22(水) 13:49:17
その1
冒頭のシーンは二回使うだけあって、とても決まった書きまわしの文章だと思います。
撫霧少年が随分な好漢に書かれていて、本当なら減点級のキャラ改変かもしれないけど、幕間が出されたタイミングが執筆期間中だったので仕方ありません。
対戦者に一切遠慮しない素晴らしい姿勢で書かれたSSですが、特に撫霧の能力は「どうせお前はここで消えるのだから、出し惜しむ事なかろう」と言わんばかりに使い倒してます。
能力と舞台を使い倒してやろうという姿勢、成果はその2に比べて明確に優った部分だと思います。


その2
どうしても華の無い脳筋バトルになりがちなこの組み合わせに、その1が「そもそも対戦者と戦わない」スタイルで対処したのに対して、こっちは完全に逆のスタイルでぶつかってます。
会話もほとんど挟まず、地の文だけでゴリゴリ戦う正統派スタイルですが、最後だけは作者の趣味なんでしょうか、ちょっとえぐみのある演出が入りますね。下手すりゃそこで票を失うこともありうるだろうに、そういうエゴは好きですよ。
その1に比べて舞台の使い方は狭いですが、戦闘パートで優っています。この2作品はかなりハードチョイスだったんじゃないかなぁ。

4その辺の一読者:2014/10/22(水) 22:22:24
非常に面白い対決でした。どちらのssも高水準ながら奇跡的なまでに対照的であり、投票に非常に迷いました。

その1
対戦相手の撫霧を「理解できない戦闘狂」から「暗い過去を持つ喧嘩屋」まで庶民的にして、魔法少女のパートナーとして十分許される人物像にしたことは流石の一言です。対戦相手をリスペクトしつつ独自の設定で輝かせる、良いキャラ改変だったと思います。ただ撫霧の能力にも関わる「戦闘狂」の部分はもう少し見たかったです。
読んでる途中で果たしてキュアエフォートはこの戦力でこの先勝ち残れるのかという不安が芽生えましたが、彼女の固有魔法は「努力が実る」でした。今後強くなっていく姿を見たいと思える作品でした。

その2
対戦相手に一切の遠慮なく殺し合いを強要する展開、実に撫霧らしい良い作風でした。
余計な部分がないため文字数が程よく抑えられており、戦闘描写に引き込まれている間に終わったという印象です。
最後のシーンは少し唐突に感じましたが、全体の作風に合ってたので許容範囲だと考えました。

5その辺のアインなぺんさん:2014/10/23(木) 19:17:31

その1
相手の過去に結構な勢いで設定を付け加えたり、舞台設定もかなり独特だったりと、やりたい事の為に無茶をしているような印象を受けました。
しかしその分狙いはしっかりしているし、全て終わった後は無茶をしただけのことはあったな、と思います。
途中出てくる戦闘描写も、使いにくい撫霧の能力を最大限活用しており、能力バトルへの造詣の深さがうかがえます。
何より、撫霧もキュア・エフォートちゃんもとても魅力的に書かれていたのがよかったですね。
この人なら、自分のキャラも魅力的に書いてくれるだろうという安心感が沸きました。

その2
実はその1よりも先にこちらを読んでいたのですが、途中まで、てっきりこちらがエフォートのSSかと勘違いしていました。
それ位対戦相手の設定をしっかり拾ってきて、心の動きを見事に表現しています。それが重厚な戦闘描写をより一層際立たせている。
ただそれだけに、最後の決着の付け方が勿体無い。
エフォートが、今までの描写から、予想できない行動を取っており、かなり好みが分かれる形になっていると感じます。
それを差し引いても素晴らしい出来であると思うので、結果の予想が付きません。開票が楽しみです。

6やまいち:2014/10/24(金) 21:40:01
皆さん既におっしゃっていますが、まさにSSキャンペーンを象徴するような「俺はこれが書きたいんだ!」という信念のぶつかり合った名勝負だったと思います。
どちらもそれぞれのやりたい方向性で非常にクオリティが高かったです。
逆に言えばお互い対戦相手をかなり自分寄りの世界観側に改変しており、人によってはネガティブな印象も受けたかもしれません。

○その1
まるで劇場版のような熱い魔法少女の戦いが描かれていました。
煉國のキャラも、かなりキャラ説やプロローグからの乖離は感じたものの、
きちんと作中内でフォローをしており、ある程度の納得感を持たせられていたと思います。
NPCと2人で協力するという展開は、PC同士の戦いを期待する人にはマイナスに働く面もあったかと思いますが、個人的にはとても面白く読ませていただきました。
『ギャハハハハハハハハ』

・その2
非常にシビアな戦闘が濃密に書かれていて面白かったです。
特にプロローグでも使われていた「彼は死体には興味が無かった。」の一文が最後に効果的に使われていて、とてもゾクリとしました。
ただ、個人的にはキュア・エフォートのキャラ改変がちょっとやりすぎ(というか最後の展開に合わせるためのご都合設定)のように感じてしまいました。

7ツヴァイなキュア・エフォート:2014/10/25(土) 16:23:46
対戦ありがとうございました。
開票前に感想を書いておきます。
……私は対戦相手だから、スーパードライな感想書くぜ! 読んで泣くなよ!


【その2】

・冒頭の魔法少女同士の回想中における掛け合いが良くできていて、「……あれ。こっちがキュア・エフォートのSSだっけ?」と思いました。二回戦があればそのまま引用させていただきたいくらい完成度が高かったです。

・服装のショートパンツが被っていて驚きました。ただ、上の服装は私のエフォートの方がビッチ度が高かったので、「ふふふ、ビッチ度における前哨戦は制したぜ!」と思いました。

・作劇において遊園地にいるNPCをどう排除するかで半日くらい悩んだので、「最初からいない」という舞台設定を読んで、「その手があった……これが天才……」と頭を抱えました。

・同様に会敵過程も大変悩んでいたので、こちらのSSを読んでなるほどなぁと思いました。

・肉弾戦描写は「絶対勝てない」という事前想定通りの絶対っぷりで、この土俵で戦わなくてよかったと強く思いました。

・「オーラは見えないけど、肉体の動きは良く見えるから、なんとなく錬の範囲を特定できるよ」というのは、「弾は見えないけど銃口や引き金を引く動作は見えるから、銃弾避けるよ」に近いカッコよさがあり、煉國が達人であることを感じさせてくれました。

・会話で煉國の闘争狂とキャラ説にある狂った言動が良く表現されており、こういうのが書きたかったなーと思いました。

・エフォートがレンゴクを世界の敵と認めるところは、「まじか……。闘争一本で、『全人類を家族という名の栄養源にしようとするアイツ』や、『映画で全人類を発狂死させようとするアイツ』に並びやがった……。錬國……恐ろしい子……!」と思いました。

・脳内物質強制分泌が被ってましたね!
キャラ説を読んだ上で僕の抱いた勝手な印象だと、「コッ!コロコロコココロロロロス!コロスッ!コロスウウウィイイイイヒイイヒイイ!!!」程度にはアレなかんじになるのかなって思ってたのですが、意外と普通に我慢できていて「あっ、そうなんだ……」と思いましたw

・キャラクター容姿ギミックである「ベルト」に対する「周」運用も、「弾のない銃」に対するフランクリンの切断指運用も看破されていて、「アチャ―!」と思いました。まさかこんなに拾われるとは!

・スーツケースから生首が出たところは、インパクト抜群で、「やばい死んだ!」と思いました。「大荷物」という小道具に対するアンサーはこっちの方が断然良かったと思いました。そして、その隙を突かれて殺された結果、仲間達の死体と一緒になることができ、いいハッピーエンドだなぁと思いました。

・殆ど死んでるのにアルティメットゴッドモード(?)を使おうと頑張ってキメラ化するところは、首をもがれたあとのピトーを思い出して良かったです。

8柊時計草(風月藤原京):2014/10/29(水) 15:44:00
今回のSSキャンペーンでは、戦闘前の情報戦とか魅力的な舞台を相手に
どれだけ自分の世界に相手を呑み込めるか、それが焦点のひとつであると思います。
そんな中、外縁から包み込むか、内側に取り込むか、いい意味で対照的なカードであったと感じます。

その1
テーマパークという舞台に正面から向き合っていたためか、好意を持てる反面、文字数が膨らんだ一戦です。
私としては出来が良ければ、どれほどの分量であっても構わない性質ですが、
一対一の一戦目の時点で少々長すぎたのもちょっと不安を煽る要因だったかもしれません。
戦闘狂への対処法がメタ的にも能力的にも向こうの領分に入らないと言うのは小狡い気もしましたが、クレバーな解法で私は好みです。
無体すぎる能力と世界観を元ネタありきとは言え、呑みこませるのは完全に好みの問題だったと思いますが
小ネタ含めクスリとさせていただきましたし、王道を貫きつつ今後の展望を見据えた欲張りさが好きでした。

その2
肉弾戦描写は流石に言わざるを得ませんし、短くまとめられた構成も初弾として申し分ありません。
ただ、オープニングのような一回戦と言う印象です。良くも悪くも同じような勝ちの拾い方と言う受け取り方をしてそこはあまり好みではありませんでした。
相手方の心理(思考法)が強引だったのは両SSで共通する点であったと思いますが、その辺を舞台背景の説明で躱していた
その1に比べると、やや際立ってしまったかなと思います。初見では圧倒されますが、再読するとちょっと違和感が目立ってしまったかな、と少々。

9少年A:2014/10/30(木) 12:02:36
既に結果が出ているけど思うところ書いちゃうぜ。

その1:
魔法少女の魔法少女による魔法少女の為のSS。
舞台と設定を独自解釈で練り上げつつ、シリアスもコミカルも織り交ぜているぜいたくさと
お互いの能力や魅力を磨き上げた丁寧さが両立している辺りは流石です。
こんな世界観描けるとかすげえなあこの後にSS書く人は大変だなあと思いました。

その2:
戦闘狂の戦闘狂による戦闘狂の為のSS。
キュア・エフォートという魔法少女を分解・再構築し、内に秘めた決意と一片の狂気をもって
闘争本能の権化・撫霧煉國の相手に相応しく、そして相容れない者として描ききったのは見事です。
こんなバトル描写書けるとかやべえなあこの後にSS書く人は大変だなあと思いました。

10トキワ:2014/11/06(木) 22:11:55
その1
世界観の構築は圧倒的だったし、読後感の爽やかさもよかったです。
ただ、キュア・エフォートが戦力的に強大であったこと、煉國の改変度が大きかったことから、
別に対戦相手が煉國でなくても構成部分の大半である敵の登場から撃退までは書けたのではとも思ってしまいました。
とはいえこれは作者様の表現力の高さによるものでもあると思います。
2回戦も楽しみにしております。

その2
ハードな戦闘が描かれており、これぞダンゲロスSSという印象を受けました。
緊張感のある戦闘描写は読んでて素晴らしい!私には書けない!と思いました。
最後の描写はえっとなりましたが、ソリッドな世界観には合っていたと思います。


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