>>276
では、指揮指南の前に、英語の特訓をしなければ。
とりあえず、以下の文章を訳しなさい。例の第1楽章の81小節目の注釈です。
最初の行に出てくるbbは、bフラットです。フラットは機種異存文字なので
書き換えました。
Aはベートーベン自身による手稿、Brはブライトコフ版のことです。
276, 80, 346は、第1楽章の小節番号です。
Grove(1898:342)とは、George Groveが1898年に著した"Beethoven and his
nine Symphonies."の342ページからの引用です。
Fl, Ob: n.2 d in all sources; Br's bb was
apparently invented by analogy with
276/80, 346. Yet Beethoven wrote d in
both instruments in A, so it can hardly be
a mistake. Incidentally, Grove(1898:342)
evidently expected d; it appears here in
his music example.
Fl、Ob: すべてのソースのn.2;
ブライトコフ版のbフラットは、
第一楽章276小節、80小節、346小節への類推で明らかに発明されました。
しかし、ベートーベンが自身による手稿の両方の楽器にdを書いたので、
それはほとんど誤りであるはずがありません。
ところで、George Groveが1898年に著した"Beethoven and his nine Symphonies."の342ページでは、
明らかにdを予想しました;
それはここ、彼の音楽の例に現れます。