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∞無限小説∞

1りか:2014/05/04(日) 21:14:01
はじめまして。
小説を書こうと思います。

総受けとすばるくん受け丸ちゃんの受けは苦手です。
まるすばの受けはどうしても女々しくなるんで...

次から更新します。

52そう:2015/06/12(金) 01:19:40
「ぁん、は、ひぅ、ぁん、ひゃん、んぁ‼︎」
「亮っ…かわええでっ…俺だけが観れる姿っ…」

激しく激しく、休みなど入れずにひたすら腰を動かし続ける。

「あ、あ、イくっ‼︎イく、イってまうっ…‼︎」
「はっ…亮っ…‼︎」

いつの間にか錦戸の胸から外された村上の舌。その代わり、錦戸の名前を呼ぶ。

「あ、あ、あ、あ、‼︎」

錦戸は、高い声を上げた。正直、村上ももう限界だった。
前立腺を、強く突き上げる。

「ぁぁぁあああああ‼︎」
「亮っ、亮っ…‼︎」

またしても、2人ほぼ同時に果てた。錦戸の高い声と、村上の、錦戸の名前を呼ぶ大きな声が窓のないこの部屋に反響していた。

ズルリ、と村上の自身を錦戸の孔から引き抜く。

「ひゃん‼︎」

それにすら反応を見せる錦戸。どろり、と流れ出る村上の2回分の精子。
錦戸は、肩を上げながら息を整えていた。

「亮、愛してんで」
「んぅ…」

疲れたのか、そのまま眠りに入ってしまった錦戸。
そんな錦戸の頭を撫でながら、村上はポツリと呟いた。

「誰にも渡さん…」

美しい愛か。はたまた行き過ぎた愛なのか。
錦戸の監禁生活は、まだまだ続く予定だ。

end

53そう:2015/06/12(金) 01:22:37
終わりました、雛りょ。
いや、SMは難しいですね、やっぱり。誤字脱字等、申し訳ございません。
スケア様、気に入って頂けたでしょうか?

リクエスト、まだ受け付けております。学パロなどもきっと大丈夫だと思います。ドラマパロは無理です。

54Eva:2015/06/12(金) 18:03:33
リクお願いしてもよろしいですか?(2つあります)
1、亮君総受けで媚薬とか使ってくれたらうれしいです。

2、横亮で横受けの学パロがみたいです。

55そう:2015/06/13(土) 00:20:00
Eva様、了解しました。
しかし私、テスト期間に入ってしまったので、書き始めるのが今月の終わり頃になってしまうのですが、宜しいでしょうか?

遅くはなってしまいますが、必ず書きますので。ご理解の程、宜しくお願い致します。

56そう:2015/06/27(土) 23:20:36
遅くなりました。どっくん総受けです。




「亮ってかわええよな」

それは、突然渋谷の口から発せられた。

「は?いきなり何なん。気持ち悪いで、自分」

そんな渋谷に、横山が一喝。

今日はメンバー全員で飲む予定だったが、錦戸はあいにく、ドラマの撮影が入っていたため遅れてくることになっていた。

「いや、なっ?ほら、あいつって天邪鬼やん。ツンデレの極みやん?てか、もはやツンツンツンツンデレぐらいやん?」
「まぁ、せやなぁ…」
「裕ちんに負けず劣らずの照れ屋ですからねぇ」
「おまっ、俺関係無いやろっ」
「亮なぁ…かわええよな…」

そんな会話を、大倉は黙って聞いていた。
錦戸がかわいい、というのは非常に共感できる。
しかし、いきなりそんな事を言った渋谷は、きっと

57そう:2015/06/27(土) 23:29:41

「亮ってかわええよな」

それは、突然渋谷の口から発せられた。

「は?いきなり何なん。気持ち悪いで、自分」

そんな渋谷に、横山が一喝。

今日はメンバー全員で飲む予定だったが、錦戸はあいにく、ドラマの撮影が入っていたため遅れてくることになっていた。

「いや、なっ?ほら、あいつって天邪鬼やん。ツンデレの極みやん?てか、もはやツンツンツンツンデレぐらいやん?」
「まぁ、せやなぁ…」
「裕ちんに負けず劣らずの照れ屋ですからねぇ」
「おまっ、俺関係無いやろっ」
「亮なぁ…かわええよな…」

そんな会話を、大倉は黙って聞いていた。
錦戸がかわいい、というのは非常に共感できる。
しかし、いきなりそんな事を言った渋谷は、きっと何かを企んでいるに違いない。

「でなっ!そのデレが最近なくない?」

渋谷の発言に、他のメンバーは黙って頷いた。
確かに錦戸はここ最近、疲れているのかツンばかりだ。

「…でも、ドラマの撮影とかあって、疲れてるからとちゃうん?」
「そこでやっ!!よぉ聞けや?」

やはり。渋谷は何かを企んでいる。

「疲れている亮ちゃんをみんなで癒して、尚且つデレも見ちゃいませんか?♪」

…相当酔っているのだろう。大倉と村上、そして横山はそう思った。
というか、言っている意味が理解できなかった。

「…なるほどな、渋やん。俺、協力すんでっ!」
「丸山隆平、右に同じくっ!!」

しかし、安田と丸山には理解できたようだ。

「すばる君、どういう意味?」

渋谷が意味のわからない事を言い始めた辺りから一言も喋っていなかった御大倉が、三人を代表して口を開いた。
すると、渋谷の口から衝撃的な言葉が発せられた。

「やからぁ…皆で亮を犯さん?」

58そう:2015/06/28(日) 16:34:25
「…は?」


大倉、横山、村上がハモった。
それはそうだろう。渋谷が言ったのは、つまり、錦戸と一緒に7Pしよう、という事なのだから。

「何でそうなるん?」
「やってさ、亮最近疲れてるやん?やから癒したろう、思うて。ツンしか見てない、言う事は皆に甘えれてないっていう事にもなるやろ?」
「…まぁ」
「やから、甘えれさせたろうや。ストレスも吐き出せるやろうし」

果たして渋谷が言っている事は本心なのだろうか。そして正論なのだろうか。
少なくとも、横山も村上も酔っていた。

「ええやろ?な?雛」

村上は渋谷にめっぽう甘い。渋谷はそれを知っていた。

「…せやな。ええんとちゃう?」
「は、ちょ、雛っ?!」

そして、横山は村上にめっぽう甘い。渋谷はそれも知っていた。

「ええやん、横。な?すばるもいうてる事やし…」
「…わーった!もうっ」

結局、賛同して居ないのは大倉だけになってしまった。だけど、大倉はこの作戦には賛同できない。

「あかんやろ、メンバー抱くなんて」

ピシャリと言い放った大倉。なぜならば、錦戸の事が好きだから。
好きな人が他の男に犯される姿など、絶対に見たくない。

「大倉、諦めぇ。多数決で決定や」

完全に屁理屈である渋谷の発言。きっと、錦戸の事をただ抱きたいのだろう。
もしかしたら、ここに居る全員が錦戸の事を好きなのかもしれない。

横山は村上以上に錦戸に対して甘いし。村上は渋谷以上に錦戸に対して甘いし。渋谷は何だか相思相愛だし。丸山は錦戸を笑わせようと必死だし。安田はベタベタくっ付いているし。

「横、媚薬とか持ってないん?」
「…渋谷さん。まさか今日、ここでやる気?」
「え、せやけど」
「はぁ…多分あったと思う」

そう言うと立ち上がった横山。今日は横山の家で飲んでいる。

「ほれ、あったで」

数分経って、横山が戻ってきた。そして、手に持っていた媚薬をポイ、っと渋谷に渡した。

「おー、サンキュー」
「はいはい」
「大好きやで、横ちゃん♪」
「暑苦しいっ!どっくんならまだしも、何でお前に抱きつかれなあかんねんっ」

つい。本当につい。
横山は言葉にしてしまった。それは、つまり錦戸の事が好きだ、と言っているようなものだ。

「横」
「っ…なんでも、あらへんわっ」
「ふーん…そか」

急に横山を見る目が変わったメンバー。やはり、ここに居る全員が錦戸の事を好きなのだろう。

もちろん、大倉も含めて。

59そう:2015/06/29(月) 22:19:37
ピンポーン

「横山くん?俺っ。来たでー♪」

ニコニコの笑顔で画面に映る錦戸の顔。

「ん、今開けるわー」

横山が席を立ち、オートロックを開ける。すると、数十秒後に玄関から入ってきた錦戸。

「うーっす!遅なってごめんなぁー」
「かまへん、かまへん。ほら、早よ座りぃ」

村上が錦戸に座るように促す。そして、渋谷は丸山に酒を持ってくるようにアイコンタクトを取る。

「亮ちゃん、まずはビール飲む?」
「おん、そうするわ」
「ほな持ってくるな」
「んじゃお願い」

自然に席を立ち、キッチンへと向かう丸山。その手には媚薬が握られていた。そして、錦戸にバレないようにビールを注いだコップに薬を2錠入れる。

「はい、亮ちゃん。まだまだあるからいっぱい飲んでなぁ?」
「ほな、亮も揃ったことやし。横山さん、もう一度お願いしますわ」
「はいはい…じゃ、かんぱーい!」
「「かんぱーい!!」」

コツン、とコップがぶつかり合う。錦戸は撮影の疲れを消すかのように一気にビールを飲んだ。

「ぷはぁ!やっぱ酒は美味いわー!」

そんな錦戸を、他のメンバーは妖しい目で見ていた。いつ媚薬の効果が現れるのか。
特に丸山は楽しみで仕方がなかった。
丸山が入れた量は、規定の倍の量であったからだ。

「亮、撮影お疲れぇ。今日はパーッと飲んで騒ぎぃ!横ちょの家やしっ」
「俺の家やから騒いでええってなんやねんっ(笑)」
「横山くん家やし、騒いでええやろっ!なぁ、亮ちゃん」

錦戸の目には、いつもの光景のように見えていた。これから何が起こるのかも知らずに。大倉は、この時点でもう罪悪感と嫉妬に押しつぶされそうだった。

60そう:2015/06/29(月) 22:20:58
数十分後。錦戸の身体に変化が起こり始めた。

「あー、暑なってきた!!」

そう言い、Tシャツを脱ぎ捨てた錦戸。そんな錦戸に、隣に座っていた安田がすかさず動いた。

「えー、そぉ?そんな暑ないけどなぁ…熱でもあるんとちゃうよね?」
「っひゃん!」

ピタ、と錦戸の首筋に触れた安田。すると、媚薬の効果だろうか。錦戸は、それにすら敏感に反応を見せた。

「っ…熱なんてあるわけ、ないやん(笑)」
「それならええけど…」

そんな安田を見て、次は年上組が動き出した。

「亮、隣きぃや!一緒飲もうっ」
「え、すばる君っ?行く行く!♪」

渋谷の誘いに乗り、安田の隣から渋谷の隣へと移動した錦戸。

「…亮。こっち向き」
「え、なんっ、」

錦戸の唇に触れる、渋谷の唇。キスはどんどん激しく、深いものに変わっていく。

「ふ、ちゅ…んん、んぁ…」

錦戸は、突然のことで頭が混乱していた。確かに、メンバーと飲んでいて酔いが回ってしまいキスをする、またはされる都行った事は度々あった。
しかし、今回は訳が違う。渋谷の口調からするとそこまで酔いが回っている訳ではなさそうだ。しかも、ディープキスなんて、された事がない。

「んん、っあ!!」

いつも以上に敏感になった身体は、渋谷のキスだけでも充分感じていた。すると突然、胸に手が伸びてきた。

「亮、もう乳首勃ってんで?」
「んぁ、ぁ!は、ぁ、ぁん、ふ、んんっ」

その声は村上のものだった。指の腹でくにくにと錦戸の胸の突起を刺激する村上。

「あれ、亮。ここもこんなんなってんで?」
「あぁん!!」

錦戸は、渋谷の口からつい、舌を抜いてしまう程の快感に襲われた。
横山が、錦戸の自身を握ったのだ。

「こっちに集中しろや」
「ふぁ、ぁ、んんっ、ひぅ、や、ぁ、」

渋谷はまた、自分の舌と錦戸の舌を絡めた。

「亮、ここキツイやろ?」

いつも間にかどっくん呼びからジュニア時代の亮呼びへと変化していた横山。
そして、錦戸のズボンのファスナーを下ろした。

「亮。下着にめっちゃ染み付いてんで?キスと乳首だけで、どんだけ感じてるん?」

横山はニヤリと笑いながら、下着の上から錦戸の自身をなぞった。

「ひぁん!!横山くっ、やめっ…」
「りょーお。キスに集中せぇって」
「んんっ!!」
「乳首、そんなに気持ちいいん?」
「んぁ!!ふ、ぁん、ゃ、はぅ、」

喘ぐ錦戸。そんな錦戸を見て、安田も丸山も黙って見ている訳にはいかなかった。
年上組だけにやらせてたまるか。そういった気持ちが前面に出てきた。

しかし、大倉だけは手を出す勇気がなかった。それなのに、嫉妬心ばかりが大きくなっていた。

61そう:2015/06/30(火) 23:51:00
「亮ちゃん、ここヒクヒクしてんで?」

いきなり後ろに回された手。その手は丸山のものだった。指を入れる事はせず、孔の辺りを優しく撫でる。
前は相変わらず、横山に愛撫され続けていた。

「んにゅ、ふぁ、んぁ、ふぅ、あ…」

自然と腰が揺れる錦戸。身体に力が入らず、後ろから抱きしめるよう胸を愛撫していた村上に身体を預ける形になった。

「亮、大丈夫?」
「ん、ふぅ、ぁ、ゃう、」

こくこく、と頷く錦戸。村上はそんな錦戸を見て、胸の突起を摘んだ。

「んぁ‼︎は、ぅあ、ふぅ、ん、ぁ!」

「渋やん、ちょっとええ?」
「ん、ちゅ…なんやねん」
「亮?フェラして?」

我慢できなくなった安田は、渋谷を退かして空いた錦戸の口に自身を無理矢理咥えさせた。

「んんっ!ん、ふぇ、ぁ、ふぅ、んっ!」
「っ…ええでっ…」

安田は、錦戸の舌使いに翻弄された。決して上手とは言えないが、錦戸にされてるという事だけで、安田は人生で一番に感じていた。
そんな中、渋谷は、錦戸の身体中にキスを落としていた。村上、横山、丸山も動きを止めてはいない。

「っあぁん‼︎まりゅっ…ん、ふぅん‼︎」

突然の異物感が錦戸を襲った。丸山が錦戸の孔に指を挿れたのだ。そのまま中指を第二関節まで差し込み、中でグニグニと曲げて肉壁を押す。

「亮ちゃん、気持ちええ?」
「んぁ、は、やぅ、は、ふぅ、」
「っ噛んだらあかんで?」

そのまま、二本三本と指を増やしていく。媚薬の効果もあり、いつも以上に身体が敏感になっているせいか、すぐに解れ始めた錦戸の孔。

「んぁあ‼︎よ、こやっ…あかっ‼︎」

突然大きく甲高い声で啼いた錦戸。横山が、錦戸の自身を咥えたのだ。

「ん、ふぅ…りょお、きもひええ?」
「あぁ‼︎喋ったら、あかんっ…‼︎」

安田のものを愛撫する動きを止めてしまった錦戸。すると、また無理矢理自身を咥えさせた安田。

「ちゃんとやれや」
「んんっ‼︎」

もう、錦戸の腰は揺れっぱなしだった。
横山による自身への刺激。丸山による孔への刺激。村上による胸への刺激。
そして、渋谷による赤い跡。安田による降伏感。
ただ一人、錦戸に触っていない人が居た。

「お、おくらっ…見んといてっ…んんっ、」
「え、亮ちゃん…?」

しかし、それは間接的な刺激を与えていた。
大倉に見られている。
それだけで元から熱い錦戸の身体は余計に熱を持った。

62そう:2015/07/02(木) 21:23:37
「ん…解れたな」
「ひぅ‼︎」

丸山が、錦戸の孔から指を抜く。それだけでも充分に反応する錦戸の身体。

「ちょお丸退け。俺が挿れる」

完全に解れた錦戸の孔。そこに、今渋谷が自身を挿れようとしている。

「えぇー!何でぇな‼︎」
「俺はキスしかしてへんねん。ええやろ」
「俺は解してしかないですっ‼︎」

錦戸の耳に、二人の会話が少しだけ入る。その間も、村上、横山は錦戸のことを愛撫し続け、安田は自身を咥えさせている。

「ふ、ん、ぅあ、はぅん‼︎」

すると突然、横山が強く扱いていた。そんな快感に錦戸が耐えられるはずもない。

「あぁん‼︎」

錦戸は、横山の口の中に欲を吐き出した。

「ん、ご馳走様」

そう言い、喉を動かした横山。錦戸の欲を全て飲んだのだ。
そして、テカった唇を、真っ赤な舌でペロリ、と舐める。

その姿は実に美しく、錦戸の後ろで見ていた丸山や村上でさえ惚れてしまいそうになる。

一度果てて萎れた錦戸の自身。しかし、村上はいつまでも横山に見惚れている訳でなく、すぐに胸の刺激を強める。

「ぁん‼︎は、ぁ、やぁ、ひぅ‼︎」
「亮、もうアソコ元気になってもうてるやん」
「ひゃあ‼︎」

果てたばかりの錦戸の身体はより敏感になり、すぐに元気を取り戻した自身。

熱く熱く熱を持った身体が、快感を求める。まるで全く別人の身体になったみたいだ。

「いれ、てっ…ふぅ、ゃん、んぅ‼︎」
「っ…ええから退け‼︎」
「んぁぁあ‼︎」

いきなり入ってきた、指なんかとは比べ物にならないくらいの質量と熱を持った渋谷の自身。
自然と、錦戸の腰が揺れる。

「ん、はぁ、ぁん‼︎」
「っ…亮、力抜いてっ…!」

きゅうきゅうと締め付けてくる中。渋谷は、痛いくらいの快感を感じていた。

「亮ちゃん。こっち向いて」
「んぇ?」

すると、渋谷に居場所を奪われた丸山が、錦戸の前に顔を持ってきた。
安田は、噛まれたら大変だ、と言い、錦戸の手で自身を愛撫させていた。

「んんぅ!ぁ、ふぁ、」
「ふっ、」

丸山が、錦戸にキスをする。深い深いキス。
すると、力が抜けた錦戸。それを見計らい、渋谷は錦戸の孔の奥へと自身を進めた。

63そう:2015/07/02(木) 21:24:23
「あぁぁあ‼︎は、ぁ、んぁ、はっ、」

役目が終わったかのように、丸山はその場を去ると、携帯電話を手にし、撮影し始めた。
しかし、そんな事が行われているとは分かっていない錦戸。渋谷が、錦戸の腰をガツガツと突いてくる。
それに合わせ、錦戸の腰を振る。

もう、理性などはなかった。
目からは涙を流し、口はだらしなく開き、焦点が定まらない。

そんな錦戸を、大倉はただ見ている事しか出来なかった。

「ぁあん、はぅ、んぁ‼︎ゃ、あ、ぁん‼︎」
「はぁっ、ぁ、あかん、かもっ…‼︎」

渋谷は急にスピードを上げた。

「ひぁん‼︎は、ぁ、あ!ゃ、んぁ‼︎」

錦戸は、それに合わせて安田の自身を扱く手も速めた。

「りょ、も、あかっ…‼︎」

すると、安田は錦戸の手の中に欲を吐き出した。

「イくっ…‼︎」

渋谷も、強い締め付けにより、果てた。
トクトク、と錦戸の中に渋谷の精子が入ってくる。

「はぁっ…良かったで、亮」
「ひぅ‼︎」

ズルリ、と自身を引き抜いた渋谷。それにも反応する錦戸。

「亮。エロい顔してんで」

村上が、そう耳元で呟くと、ビクン、と反応した錦戸。

「お、おくらっ…挿れてっ…?」

そして、錦戸が発した言葉で、その場に衝撃と沈黙が走る。

64そう:2015/07/03(金) 00:20:09
「え、亮…ちゃん…?」
「はぁ、はぁ…大倉っ…」

今まで見ている事しかできなかった大倉。止める事ができなかった大倉。それは、ダメだと分かっていても、大倉の中の酷く汚い欲が邪魔をしていたからだ。

「はぁ…大倉。しっかりせぇよ」
「え?」
「ったく、このヘタレが…」
「は?」
「たつ。亮待たせんなっ」
「ちょっ…」

年上組から訳のわからない事を言われ、また、錦戸に言われた言葉がグルグルと頭の中で回っている。
果たして、自分は今どうすべきなのだろう。

「おーくらっ!もうっ、何やってんねん‼︎」
「大倉。亮ちゃん待ってる」

挙げ句の果てには安田と丸山からも言われる始末。これは、錦戸のことを抱くのが正解なのだろうか。
しかし、今、錦戸は理性が効かなくなっている。ただ、誰かに挿れて欲しいだけなのではないのだろうか。

「亮ちゃん…?何で、ここで俺なん?」

そっ、と錦戸の潤んだ目を覗き込む。

「大倉、が、ええっ…からっ…///」

すると、照れるように顔を背けて話す錦戸の姿が。
これは…脈アリなのだろうか。

「亮ちゃん…」
「皆そんなに見んといてっ…///」

「はぁ…つまらんのー。ほな雛ん家行くか」
「何で俺ん家やねんっ」
「そら、一番広いからなぁ?雛ちゃん」
「そーやで!信ちゃん家が一番ええとこやんっ!」
「信ちゃん!早よ行こっ!」
「はぁっ…お前らはほんまに…」
「ほな大倉。ちゃんと戸締りお願いな」
「…は?」

ゴチャゴチャしたかと思うと、ゾロゾロと横山宅を出て行ったメンバー達。
錦戸と2人きりになった大倉。

65そう:2015/07/03(金) 00:25:48
「おーくらっ…はよぉ…」
「んっ‼︎」

何もしてこない大倉に対して痺れを切らしたかのようにキスをしてきた錦戸。そのまま、舌が入ってくる。

「んん、ふ、っ‼︎」
「ん…ちゅ、んん、ふぅ、」

すると大倉はスイッチが入ったかのように錦戸に覆い被さり、その唇を貪った。

「んんっ‼︎」
「ん…ぷはぁ…」

苦しくなり大倉の背中を叩くと、離れた唇。少し寂しさを感じる。

「亮ちゃん。俺、止まらんで?」
「はぁ…はぁ…止まらんで、ええよっ…」
「今、嫉妬で狂いそう」
「それって…」
「…好きやで、亮ちゃん」
「おおくっ、」

心の内に閉じ込めていた長年の想い。たった一言だが、その一言がなかなか言い出せなかった。
それが今ここで。非常に珍しい形で伝えることができた。
何故か横山宅だが。

大倉は、錦戸が名前を呼び終わる前にその口を塞いだ。

そんな大倉のズボンのベルトに、錦戸が手を掛ける。

「おーくらの、こんなんなってる…」
「ぁ…ほんま、誘い受け得意やな…」

丸山と渋谷によって充分に解された錦戸の孔。そこに、大きくて硬い、そして熱を帯びた大倉の自身を挿れる。

「あぁ…‼︎」

一度果てて、媚薬の効果はなくなっているはずなのに、錦戸はまた、大倉の自身をきゅうきゅうと締め付ける。

「はっ…亮ちゃん、腰動いてるっ…」
「は、ぁ、ぁん、やぅ、ぁん‼︎」

自分から腰を動かした錦戸。大倉も、それに応えるように激しく腰を動かす。中では、渋谷が出した精液がぐちゅぐちゅと音を立てて泡立っている。

「ぁ、おおくらっ、おおくらっ…‼︎」
「亮ちゃんっ…好きやっ…!」

奥の奥まで、自身を突き刺していく大倉。

「あぁあ‼︎そ、こっ…ぁ、はぅ、や、んぁ‼︎」
「ええトコ見っけ…」

前立腺を突かれた途端、先程以上に高くなった声。大倉は、そこばかりを突いてくる。

「あ、あ、あ、あ、‼︎」
「亮ちゃっ…ごめ、…‼︎」

錦戸は、高い高い声をあげ、本日二度目の射精をした。大倉は、その締め付けで果てた。錦戸の中は、渋谷の精液と大倉の精液でいっぱいになっていた。

「はぁっ、はぁっ…亮ちゃん?」
「……」

錦戸は疲れたのか、はたまた快感が強すぎたのか。そのまま眠ってしまった。
錦戸の身体中にある紅い跡。これは渋谷が付けたもの。この胸に、村上が触った。この局部を、横山が愛撫した。錦戸の孔を解したのは丸山。この綺麗な手で、安田のを触った。

「ほんま…何やねん…」

大倉の頬に、ツー、と涙が流れる。何で散々メンバーに好き勝手された錦戸のことを抱かなければならないのだ。

「手ぇ出せなかった俺が言えることちゃうか…」

大倉はゴシゴシと涙を拭き取り、錦戸の後処理をした。それが終わった頃、大倉の携帯に電話がかかってきた。

66そう:2015/07/03(金) 00:26:13
「…もしもし」
『あ、大倉?お前、やるときはやるんやなぁ…』
「え?どゆこと?」

相手は渋谷。やるときはやる、とはどういう事だろう。

『ぜーんぶ見てたで。雛ん家で。そこら辺に俺の携帯あるやろ?それで中継してましたー』
「はぁ⁈」
『アホっ!そんなデカイ声出したら亮が起きるやろっ‼︎』
「いやいやっ…」

キョロキョロと辺りを見回す。すると、見慣れた携帯が。

「あったし…」
『ふっ(笑)ほな、亮の事よろしくなぁ?」
「ちょっ‼︎」
『ゆっくり寝ぇ。俺らは雛ん家に泊まるから。ほな」

ブチッ、と一方的に切られた電話。これは、一体何だったのだろうか。

「寝て、起きれば分かるか…」

取り敢えず、錦戸を寝室まで運び、そのベッドの中に大倉も一緒に入る。
そのまま、深い眠りについた。

次の日。
錦戸が目を覚まして絶叫し、昨晩の事を思い出し赤面し、その声で大倉が起きて2人が付き合い始めるのはまた別のお話。

end

67そう:2015/07/03(金) 00:29:51
終わりました、どっくん総受け。結局大倉とくっつかせてしまった…。てか、みんなで攻めてるとき、大倉全然出てきてない…。

すみません。Eve様、こんなんで大丈夫でしたか?

続いて、同じくEve様リクエストのBJの横受け、学パロ行きます。

68そう:2015/07/06(月) 08:46:03
放課後の教室/黄黒



「ちょ、どっくん…?///」
「ん?何?」
「退いてくれへんかな…///」
「顔真っ赤にして言っても意味ないで?」

何で、こんな少女漫画みたいな状況になったのだ。

今、横山の目の前には錦戸の顔が。そして顔の両脇には錦戸の手が。横山の背中は不自然な形で机に反るようにして付いている。

69そう:2015/07/06(月) 09:39:44
横山は、所謂机ドンをされていた。

放課後の空き教室。ただでさえ空き教室に人など来ないのに、今は放課後。しかも錦戸は教室の鍵を閉めていたし。
横山に逃げ道はどこにもないのだ。

「んっ!」
「ん…」

すると突然キスをしてきた錦戸。啄むようなキスを繰り返す。

「ん、ん、んっ…」

ちゅ、ちゅ、と角度を変えながら、何度も何度も。キスの雨を降らせる。
横山は苦しくなり、錦戸の肩を3回ほど叩くと離れた唇。

「はぁ、はぁ、なんやねん、いきなりっ…///」
「横山君、部活お疲れ様」
「えと…ありがとう?」
「カッコよかったで、汗かきながら走り回る姿」
「なんやねん、ほんまっ…///」

昨日はバスケ部の試合だった。この試合で負ければ3年生は即引退という、大事な試合。
しかし、横山たちのチームは負けてしまった。3年生である横山は引退だ。

「頑張った横山君にご褒美あげる」
「っ…」

この状況でご褒美が何か分からないような弱い頭ではない。つまり、錦戸をくれる、ということなのだろう。

半分は、部活が忙しくて最近出来ていなかったため、錦戸が溜まっている、というのもあるだろうが。

「横山君も後半年で卒業や…」

すると、背中に手を滑り込ませてきた錦戸。そのままぎゅう、と抱きしめられる。
それに応えるかのように、横山も机についていた手を、錦戸の背中に回した。

「どっくんは後1年半で卒業やな」
「横山君よりも若いからな」
「そんなん言うてもまだ高校生じゃ‼︎」

あれ?こんなんしててええん?これ。

そう気付いた横山。しかし、「ご褒美は?」などと自分から言える性格ではない。それに、今まで学校で抱かれそうになれば、幾度となく錦戸を蹴飛ばして来た手前、今更そんな事を言う気にもなれない。

「そういえば、まだ聞いてへんかった」

そう言うと、錦戸は気を取り直したかのように横山の背中に回していた手を移動させ、頬へと持ってきた。

「ご褒美、欲しい?」

妖艶な笑みを浮かべる錦戸。そんな錦戸の顔を見て、横山はゴクリと喉を鳴らした。

「…欲しい」
「んは、よう言えました」

3年生の横山が2年生の錦戸に見下ろされる画。不思議なものである。

70そう:2015/07/11(土) 00:02:54
今度は啄むようなキスではなく、食らいつくような深いキスが横山に与えられる。

「んっ、ふぁ、ん、むぅ、」
「んっ…ちゅ…」
「んんっ!」

舌で歯列をなぞられ、背筋にゾクリ、と電気が走ったような感覚に陥る。
錦戸は、キスが上手い。そんなキスに、横山はいつも翻弄させてしまう。
だから、いつもなんだかんだ言って、流されてしまう。
それはそれで良いかな、と思っているから、というのもあるが。

「ふ、っ、」

苦しくなり、錦戸の肩をトントンと叩くと、名残惜しそうに舌をちゅう、と吸って離れた唇。二人の間には、銀の糸が引いていた。

「はぁ、はぁ…」
「俺のキス、そんなに気持ちええん?」

ニヤニヤと笑いながら聞いてくる錦戸。しかし、この男はストレートに言葉をぶつけられることに弱い。仕返しだ、と思い、横山は沢山の羞恥心を背負いながらも言葉を発した。

「めっちゃ、きもちええ…///」
「っ〜?!///」

真っ赤に染まった横山の頬と唇。そんな状態で、そんな事を言ってくるなんて。
錦戸は、理性が切れるのを精一杯止めた。

「今日は、素直、やねっ…///」
「っ…なぁ、この体勢、キツい」
「え?せっかくの机ドンなのにっ?」
「めっちゃ背中痛いもん」
「っ///」

もん、はアカンって。
錦戸は、心の中でそう呟いた。舌ったらずな言い方で、そんな可愛い喋り方をされたら、また、理性が切れそうになってしまう。

「ほんなら、床でもええ?」
「…それも、身体めっちゃ痛なるやん」
「今日はワガママやなぁ」
「やって、ご褒美、なんやろ?」

コテン、と首を傾げる横山。錦戸は、まだ制服を脱がしてさえ居ないのに、このエロスにやられそうだった。

「ほんなら今日は立ちバックな。はい、立って?」
「っしょ、っと。…ええよ、立ちバックで」

トイレでやるときは、だいたい立ちバック。しかし、横山はいつも立っているのが辛い、という理由で嫌がる。
今日はどうしてしまったのだろう。

「…そんなに、負けたの悔しかったん?」
「…そら、悔しいやろ。俺の青春、終わりやぞ」
「じゃあ、今日は目一杯甘えて?」

そう言うと、錦戸はまた、噛みつくようなキスをした。
そのまま、制服のネクタイを緩めていく。

「むぅ、んんっ、は、ふぁ、」
「ん、ふ…」

積極的に舌を絡める横山。二人の唾液が混ざり合う音が、この空き教室に響く。
そして、錦戸が横山のネクタイを外す。

71そう:2015/07/11(土) 09:41:18
「ん、はっ、ふぅ、」
「ん…ちゅ…くちゅ…」

お互いに舌を絡ませ、熱いキスを続ける。
錦戸の自身が、横山の太腿に当たった。いや、錦戸自ら擦り付けるように当ててきた。
そうしながら、錦戸は横山の制服のボタンをプチプチと1つずつ丁寧に外して行く。

「はぅ、は、どっく…くる、しっ…」
「んっ…はぁ、はぁ…」

銀の糸を引き、互いのテカった唇が離れる。双方とも、息が上がっていた。

「どっく…」
「亮」
「っ…りょぉ…はよ…///」
「きみ君っ///」

横山は待ち切れず、錦戸の手を自分の胸へと持っていった。
胸は、横山の弱い場所。錦戸はそれを知っているし、横山自身ももちろん分かっている。
こんな風に積極的になる時などほとんどないのに。
相当、試合で負けた事で気が滅入っているのだろう。

「きみ君が悪いんやからな?」

錦戸は遂に理性が切れた。横山の胸の突起を、激しく愛撫する。

「ぁん!は、ぁう、ゃん、あぁ‼︎」
「きみ君…かわええで…乳首めっちゃ勃ってるやん」
「ぁ、言わん、といてぇ…はぅ、あん‼︎」

強い快感により、横山の自身が熱を持つ。横山は、先程の錦戸のように、自分の自身を錦戸の太腿に擦り付けるようにしてあてた。

「っ…きみ君、腰揺れてんで?」
「ひぁ‼︎」

錦戸が、横山の腰をそっと撫でる。それだけで、横山はビクンと体を跳ね上がらせた。

「あぅ、は、もっ…下も、触って…ぁん‼︎」
「いっつも、こんぐらい甘えてもええのに…」

ご褒美、と言われたから。横山は目一杯甘えていた。普段はこんな事、恥ずかしくて絶対に言えないけど、今日は錦戸の優しさに甘えたい気分だった。
我ながら、猫のような性格だと思う。

「ふはっ、きみ君のココ、どんなんなってるんやろ?」
「ひぅ‼︎ぁ、ぅあ、ぁ、ひぁ、」

ズボンの上から、横山の自身を優しく撫でる。そして、その手の動きを変え、緩く扱いていく。

「ぁん‼︎は、っ、りょ、直接っ…ゃ、はぅ、さわっ、て…?ぁん‼︎」
「っ…ほしがりやな、きみ君は」

横山の発言は、錦戸の腰にキタ。錦戸の自身も、横山と同じように熱を持っていた。

72チュム:2015/07/12(日) 13:52:27
途中ですが、リクエストお願いします。

一作品前の亮総受の続編?がみたいです。
大倉と別れて、また7pされて、違う人と付き合う…のような。

73そう:2015/07/13(月) 06:34:46
チュム様>リクエストありがとうございます。了解です。書いてみます。

74そう:2015/07/17(金) 19:00:54
横山のベルトを外し、ファスナーをジーと開ける。するとズボンは重力によって膝より下へと向かっていった。
下着の上から、肥大化した横山の自身を優しく撫でる。

「ぁあっ…はぅ」
「感じてるん?」
「ぁう、もっ…ちゃんと、触って…///」

頬を赤らめながら横山はそう言った。すると錦戸は一気に下着も下ろした。横山の自身が外気に触れる。

「きみ君、そこ座って?」
「ぁ…」

錦戸が指差したのはきっと1年は使われていないであろう机。
横山には錦戸のしようとしていることが分かった。分かった上で、その命令に従った。
期待をしているかのように少し脚を広開いて座った横山。

「脚開いちゃって…期待してるん?」
「そんなんと、ちゃう…///」

プイ、と明後日の方向を見てしまった横山。これはただの照れ隠しである。

「ひぁ‼︎ぁ、ぁん‼︎」
「ん…」

すると、錦戸は横山の予想通り、横山の自身を咥えてきた。下腹部から、ジュブジュブという水音が漏れる。上下する錦戸の頭。横山はそのフワフワな髪の毛に吸い寄せられるように錦戸の頭に手を伸ばした。

「ぁ、ひぅ‼︎は、ぁん、ぅあ、」
「ん…きもひええ?」
「あぁ‼︎喋ったら、あきゃんっ…‼︎///」

いつもの噛みグセなのか、快感により舌が回らなくなっているのかは定かでは無いが、きっと後者なのだろう。
横山の頬は先程よりも紅潮し、錦戸が目を上に向けその目を捉えると、物欲しそうに見てくる。

「ぁん、は、きもちっ、ええっ…ゃん‼︎」
「ふなおなこぉはふきやへ?(素直な子ぉは好きやで?)」
「あぁ‼︎喋らん、といてっ…///」

そう言いながらも、横山は錦戸による快感を求めていた。
錦戸の口腔で、横山の自身はどんどんと硬さと大きさを増し、熱を持っていった。

75そう:2015/07/20(月) 04:02:36
「あぁ、もっ、イクっ!イクぅ‼︎」

まるで女性のような声で喘ぐ横山。学校なのに、声を抑えようともしない。
その声を合図に、錦戸は思いっきり吸い上げた。いつもならここで口淫をやめて意地悪をするところだが、今日はとことん甘やかすと決めたから。

「あぁぁぁ‼︎」
「ん…きみ君、声大きいで」
「はぁっ、はぁっ…亮が、激しくする、からぁ…」

息乱れながらも、言葉を発する横山。

「濃かったわ。溜まってたん?」
「…亮やないと、イけへんのやもん」
「っっ…‼︎///」

横山は誘うつもりでそう言った。もっと、もっと快感が欲しい。錦戸が欲しい。
そんな横山に、錦戸は当然煽られた。
白い肌は薄紅色に染まり、真っ赤な唇から見え隠れする真っ赤な舌。
真っ白な肌にポツンと付いている真っ赤な胸の二つの突起。堂々とそそり勃つ横山の自身。

「…自分、悪い奴やなぁ…」
「よう言われるわ…ぁん‼︎」

すると錦戸は突然、横山の胸の突起を舐め始めた。それに応じてなのか、横山が錦戸の自身に触れてきた。

「ちょ、あぅ…きみ、くっ…」
「はっ…亮、感じてる…?ふぅ、はぅ…」
「ん、ぁ…っ…」

いくらズボンの上からだろうが、大好きな人の手で愛撫されて感じないはずがない。それに、いつもはこんな事、錦戸から言わない限りしてくれないから、新鮮だ。

「煽ったんはきみ君やからなっ…」

そう言うと錦戸は横山を机の上から降ろし、四つん這いにさせた。そして、横山の孔を舐め始めた。

「ひぁう⁈」

突然の感覚についていけなくなる横山。ねっとりと湿り気を帯びたソレが秘部の入り口を這いずり回る。
錦戸が、横山の孔に舌を入れてきたのだ。

「んっ、は…ぁ‼︎ひぅ、ゃん‼︎」
「ん…ん…」

わざとピチャピチャと音を立てながら孔を舐める錦戸。その音にすら反応を示す横山。

「あっれぇ〜?今ここいら辺で声した気ぃしたんやけどなぁ…」
「っ…‼︎ぁ、くっ…」

廊下から突然聞こえた声。先生が放課後に文化部が部活をやっているわけでもないこの階で声がしたような気がして見に来たのだろう。
錦戸と横山は廊下からは見えない死角に居るため、声さえ聞こえなければバレる事はない。

「きーみーくーん。あんまり大きい声出すと先生にバレてまうで?」
「っぅ…ふ、くぅっ…」

先生にバレたら…。
考えたくもない。先生にバレたらそのうち生徒にまで噂が出回る。そうすると、錦戸と横山は引き離されてしまうかもしれない。
そんなの、絶対に嫌だ。
かといって、錦戸が快感を休めるわけもなく、ピチャピチャと横山の孔を舐めながら、横山の自身を手淫してくる。

「ぁっ…は、ぅ、っ〜…」

横山は歯を食いしばり、必死に声を我慢した。

76そう:2015/07/21(火) 22:52:41
「ん〜、やっぱり気のせいかっ!」

教師が戻っていく足音が聞こえてくる。それを合図に横山の孔に錦戸の指が入って来る。

「んぁ‼︎っ、はぁ、」
「よお声我慢したね。偉いで」
「ぁん、は、ふぅ、っあ!」

自然と浮いてしまう横山の腰。錦戸はその腰を孔に入れていない方の手で厭らしく撫でていた。

「きみ君、今何本入ってるか分かる?」
「っあう、ゃん、ひぁ!」

孔の中でグニグニと動く指。指と指の隙間を拡げて中を拡張したりしている。

「なぁ、何本?」
「さん、ぼっ…ぁん!ふ、んぁ!」

3本の指が、バラバラに横山の中で動き回る。錦戸はそろそろいいかな、と考え、分かりきった横山のある場所を指で刺激した。

「ぁあん‼︎っ、!」

錦戸の指が横山の前立腺をゴリ、と刺激する。

「ここ、ええんやろ?」
「ぁあ、ゃん‼︎ぁ、あかっ、っあ、ひぅ‼︎」

錦戸が横山の耳元で喋る度に熱い吐息がかかる。それにすら感じてしまう横山。
自身はパンパンに膨れ上がり、グロテスクなまでに赤黒くテカっていた。

しつこく前立腺ばかりを刺激してくる錦戸。
指じゃなくて、もっと、もっと…。

「ぁあ、ゆび、いやっ…!」
「…何が欲しいん?」
「りょ、のっ、太くて熱いのん、ぁ、んぁ、ちょーだ、いっ?」
「っっ〜///」

何も、そこまで言えとは言っていないのに。目先の快感に弱いとは、このようなことを言うのだろう。

「はい、立って?」
「えっ…」

すっ、と指を抜き、横山を立たせた錦戸。

「今日は立ちバックって言うたやろ?」
「っ…分かった」

錦戸は立ちバックが好きだった。壁に手をつき崩れ落ちないように必死になる姿も、快感によって脚がガクガクと震えているのも、全部が興奮につながる。
もちろん、横山限定だが。

「挿れんで?」
「ん、早よキて?」
「きみ君、好きやっ…」
「ひゃぁん‼︎あ、あっ、ゃん‼︎あ、ソコっ…ええっ、気持ち、ええっ…‼︎」

挿れてすぐに前立腺を突いた錦戸。最初から激しく横山の身体を貫く錦戸の自身。

「ぁ、あ、ゃん、は、んぁ、はっ、」
「っ…めっちゃ締め付けてくるやんっ…そんなに気持ち、ええんっ?」

きゅうきゅうと錦戸の自身を締め付ける横山の孔。まるで錦戸の自身を離すまいとしているようだった。
その締め付けにより、錦戸の自身はどんどんと大きさと硬さを増し、熱く熱く溶けていくようだ。

「あぁ、りょ、っの、ぁん、うぁ、おっき…っあ‼︎」
「っ…ほんま、淫乱やな。い、ん、ら、ん」
「はぅ、ゃん、ふ、ぁん‼︎んぁ、ひゃ、ぅあ、」

目の前がチカチカする。脚がガクガクする。口が閉まらない。
横山は快感により、自分で見たら顔をリンゴのように真っ赤にしてしまうほどのだらしない姿になっていた。
錦戸は、そんな横山を見てさらに興奮していた。

77そう:2015/07/25(土) 00:24:31
放置すみませんっ!!

続きです。↓



結合部からはグチュグチュという卑猥な音が響いている。

「きみ君、かわええで…」
「ひぁ⁈っあ、やぁ…それっ、ややぁっ…ぁ!ぁん、は、ひぅ‼︎」

ぬるりとした感覚が耳を襲い、水音が一番近いところで鳴る。それでも相変わらず錦戸は横山の孔を広げるかのように激しく腰を振っている。
ピチャピチャとなる水音で、横山の頭はより一層とろけ、クラクラし、目は焦点が合わなくなっていた。横山の中もとろける程に熱くなり、締め付けを強めていた。
限界。
その言葉が一番似合うだろう。

それは、錦戸も同じだが。眉間にしわを寄せ、横山の耳を舌で擽りながら、荒い息遣いによる熱い吐息も吹きかけていく。
横山の中にある錦戸の自身はどんどん肥大化し、凶器と化していた。

「あ、りょ…も、あかっ…!」
「お、れもっ…はっ、一緒、イこ?」
「あ、あ、あ、あ、あぁあああ‼︎」
「っ…ぁ…」

ラストスパートをかけるようにその真っ白で中性的な丸みを帯び、しっとりと湿り気を帯びた尻たぶに錦戸の肌をぶつけると、横山は今日一番の嬌声を上げ果てた。

そして錦戸も、痛いほどの締め付けにより、果てた。

「はぁ、はぁっ…」
「ごめっ、中出しっ…」
「ええからっ…あとしょり すれば、ええやろ?」

舌ったらずな横山の声が耳に残る。
最初に入った時よりも随分と湿度と熱気が上がった気のする放課後の空き部屋には、二人の荒い息遣いが響いていた。

「きみ君、今日めっちゃ素直やった」
「…うっさいわ、あほ」

ギュウ、と抱き着く横山。運悪いことに錦戸の自身はまだ入ったまま。
色気ムンムンの横山のそんな行動に自分の欲求に素直に生きている錦戸が我慢出来るはずもなく。

「ぁう、またおっきなったぁ…///」
「きみ君が可愛いことするからやん」
「なっ…‼︎///」

その後今度は椅子に座った錦戸の上に座らされ、対面座位で下校時刻ギリギリまで繋がっていた。
その後腰が痛すぎて怒った横山を見て錦戸が可愛い、などと思っていたことを横山は知らない。

end

78そう:2015/07/25(土) 00:32:56
終わりました、BJコンビ!
この二人は可愛いですよね。
大人っぽいというよりかは可愛いです。大好きです。((

続いてチュム様リクエスト、どっくん総受けの続編です。
多分明日の夜中に書き始めます。

79そう:2015/07/26(日) 00:45:24
泥沼関係/緑黄前提の橙黄



「は、ぁ!っぅん、ゃん、ぁん!」
「亮ちゃん…はぁっ」

この部屋に響いているのはある二人の男の熱い吐息と厭らしい水音だけ。目に見えない思いが交差して、頭と身体を麻痺させていく。





きっかけはひょんな事だった。色々あった末に錦戸の彼氏となった大倉が、女性週刊誌にスクープされた。
内容は有名女優との熱愛。写真までバッチリ。大倉は必死になって違うと否定したが、ここまで証拠が揃っているのにそんな言い訳を信じられるはずがない。

…もしかしたら、大倉の言っている事が本当なのかも。
そんな事を思っていても、結局は錦戸。負けず嫌いな性格が災いし、どうしても信じることが、そして許すことが出来なかった。

そして、家を出た。大倉を一人置き去りにし。

「何で、追いかけてこうへんねんっ…」

追いかけてきて欲しかった。この手を掴み、引き止めて欲しかった。大きな腕で抱きしめ、包み込んでもらいたかった。

なのに。大倉は追いかけて来なかった。ヘタレが発動したのだろう。なんて残念なイケメンなのだ。
この事により、錦戸の怒りはどんどん頂上へと登りつめていった。

「もうええっ!大倉なんて知らんっ‼︎」

あの家には帰らない。しかし自分の家に帰ったらもしかしたら大倉が来るかもしれない。だから自分の家にも帰らない。そうすると必然的に誰かの家に泊まる事になる。

「…どーせあいつは暇やろ」

ぼそりと独り言を発し、携帯を手に取り連絡先を開く。
その中に大倉からの着信履歴はひとつもなかった。

付き合って約2年。所謂 倦怠期というものなのだろうか。…いやしかし。錦戸は大倉の事が好きだし、飽きて嫌になった事などない。じゃあ、ただ単に大倉が錦戸に飽きただけなのだろうか。

だったら悲しすぎる。虚しすぎる。

「っ…早よ電話かけよっ」

駄目だ。こんな事を考えていると今にも涙が出てきてしまいそうになる。考えるのはやめよう。

「…もしもし」
『もしもし亮ちゃん?どないしたん?』
「今日オフ?」
『そうやけど…』
「ほんなら今から行くわ。じゃ」
『えっ、ちょ、亮ちゃん⁈』

ブチ、と電話を切る。きっとこいつも知っているのだろう。大倉が撮られたことを。だからこそ、電話は早く切りたい。グダグダと聞かれるのはごめんだ。


そこから約15分後。タクシーを捕まえた錦戸はある人の家に着いた。勢いで大倉の家を出てきたので、変装も何もしていない。
そのため運転手にはすぐバレた。

ピンポーン…

玄関チャイムを鳴らすと、ドタドタという足音が中から聞こえてくる。
ガチャリと扉が開き、この家の住民が顔を覗かせる。

「亮ちゃん、いらっしゃい♪」
「ごめんな、丸。いきなり来て」
「全然大丈夫やで?ささ、上がって上がって!」
「…ありがとう」

丸山は始終ニコニコし錦戸を出迎えた。その笑顔の中に、大倉のことを聞こうとしてくる様子は見られなかった。彼なりの優しさだろう。

「さっきお酒買ってきてん。飲む?」
「…ほんなら、飲もっかな」
「昼間やけど、酒盛りやぁ!♪」

テーブルの上には沢山の酒が。その中には錦戸の好きな酒がたくさん乗っていた。この短時間で足りない分を買ってきたのだろうか。
袋を持って走る丸山を想像し、少しおかしくなった。

クスリと笑った錦戸。そんな錦戸を見て微笑む丸山。この後、あんな事になるなんて誰が想像しただろう。

80そう:2015/07/26(日) 23:13:27
「うぅ…まるぅ〜…」
「亮ちゃん、大丈夫?」
「大丈夫とちゃう…大倉ぁ…」
「っ…」

大倉、大倉と言いながら丸山に抱きつく錦戸。電話がかかってきた時から分かっていた。大倉と喧嘩したのだ、という事は。

そして、それを利用して丸山は錦戸に近づこうとした。
しかしそれが裏目に出て、結局は今、自分を苦しめている。

「亮ちゃん、飲み過ぎやって!」
「ええねん…今日は飲むねんっ!」

ゴクゴク、とウイスキーを口に運ぶ錦戸。思わずその喉仏に目が行く。

「まるぅ…浮気しよ。大倉に仕返しやぁ!」
「は、え…は?」
「だーかーらー!俺と丸が浮気すんの‼︎」
「それはアカンやろっ」
「ええねんっ、あんな奴…」

そう言いながら、錦戸は丸山にキスをした。
知っている。この男は自分に好意を寄せている。その他のメンバーも同じだ。利用して悪いと思う気持ちと、俺の事抱きたかったんやろ?という気持ちが交互に頭の中に浮かぶ。

「丸、抱いて…?」
「亮、ちゃん…」

あぁ、丸山にすべきではなかったのかもしれない。亮とかどっくんとか呼ぶ人たちにすれば良かった。《亮ちゃん》と呼ばれる度に大倉の顔が浮かんでしまう。
それでも、もう後戻りは出来ない。

「…どうなっても知らんで?」
「っ、むぅ、ん、ふぁ…」

丸山は後頭部に手を回すと、錦戸の薄れの唇をハムハムと食べるように口付けた。
そして、唇を割るようにして口内に舌を侵入させる。

「ん、ふぅ、むぅ、んんっ、」

錦戸もそれに応えるように、必死に舌を絡ませる。大倉、大倉、大倉。心の中で大倉を呼ぶ自分の声を無視しながら。

「ん…はぁっ」
「ぷはぁっ…」

唇を離すと、二人の間に今にも切れてしまいそうな銀の糸が引いた。まるで今から始まる関係を表しているかのようだ。

「…ベッド、行こっか」
「おん…」

あくまで浮気相手。それを分かっていながらも丸山はこのチャンスに食らいついた。身体だけでもいい。錦戸の身体だけでも自分のものにしてしまいたい。

「亮ちゃん…」
「丸…」

寝室に着くと、錦戸を優しくベッドに押し倒した丸山。酔った勢いだっていい。もしも明日の朝になったら忘れていたっていい。自分の中で、求められたという事実があれば、それで充分だ。

「んんっ!ん、は、ふ、むぅ…」
「ん…ん…」

くちゅくちゅ、と音を立てながら激しい口付けを交わす。この行為の中に気持ちがなくとも、丸山はそれでもいいと思っていた。

「ゃん!は、ぁ…」

酔っているせいか、錦戸の身体はいつもより敏感になっていた。Tシャツを捲られ、丸山の長い指で腹筋を撫でられる。

「ひぅ‼︎ぁ、ぅあ、」

丸山の唇は錦戸の唇から離れ、頬を撫で、首を撫で、鎖骨を撫でていた。
そして丸山はその鎖骨に付けられた紅い跡を見つけた。…大倉が付けた跡。

「ぁん!」

チクリ、と痛みが快感となって身体を駆け巡る。丸山が跡をつけたのだろう。恐らく大倉が付けた跡の上に。
ごめんな、ごめんな、丸。利用してごめん。
錦戸はひたすら頭の中で謝った。
お前の気持ち気付いてるのに、こんな酷いことさせてごめん。
大倉の跡の上に付けられたとみられる紅い跡。それを思うと、自分が今どれだけ酷いことをしているのかが身に染みて分かる。

81そう:2015/07/29(水) 01:05:41
錦戸の服は器用に脱がされ、いつも間にか上半身裸になっていた。
冷房を付けず、扇風機すらも回していない寝室のモヤモヤとした空気が錦戸を包み込む。

「んっ…は、ぁ、んぅ、ゃ、」

キスで濡れた丸山の唇が、今度は綺麗に割れた腹筋に触れる。舌を使い、ねっとりと登っていく唇。
そして、その唇は錦戸の胸まで辿り着いた。
そのまま、右乳首を唇でつつく。

「ぁん!は、ぅ、んっ…」

身を捩らせ快感に耐える姿は、丸山の興奮を煽る材料としかならない。
そして、つついていた唇の間から舌を出し、ねっとりとしっとりと愛撫をする。

「ぁあ!ぁ、はぅ、ん、んぁ、」
「ん…」

左乳首は、丸山の右手で愛撫をする。

「っあ、ゃ、ぁん、は、」

熱い舌でねっとりと舐め回したかと思えば、ちゅう、と吸われ。
コロコロと指先で転がされたかと思えば、くにくにと指の腹で押され。
錦戸の頭が、だんだん快感に支配されていく。

「ぁ、んぁ、っ、ひぁ‼︎」

すると突然、カリと胸の突起を噛んだ丸山。突然の強い快感に、つい声が溢れる。

「…亮ちゃん…」

そのまま丸山は顔を上げ、錦戸の目の前まで持ってきた。

「ホンマにええん?」

優しく聞くその声が、大倉と重なる。大倉はいつも、最後までやる前にそう聞いてきた。大倉はいつも優しかった。もっとガッツきたいはずなのに、いつでも錦戸に確認を取った。

「っ…ええよ、最後まで、してっ…?」
「…おん。分かった」

丸山は、錦戸を求めてしまった。少しのチャンスに目を眩ませ、判断力が低下し、自分の事だけを考えて行動してしまった。
その結果が、今自分を苦しめている。こうなったのはつい数十分前の事なはずなのに、後戻りが出来なくなってしまった。

錦戸の目は、自分を見ていない。それぐらい、頭の悪い丸山でも分かった。錦戸は、丸山に大倉を重ねて見ている。目に、生理的な涙ではない、悲しみの涙を浮かべて。

だけど、今更後悔したって遅い。両者とも、その気になってしまったのだから。

「丸っ…下も触って?」

そう言うと、胸にあった丸山の手を掴み、自分の自身の上へと持っていった錦戸。

「その顔、めっちゃそそる…」

快感を待つ錦戸の顔。この顔を、大倉はいつも見ていたのだろう。この顔を知っているのは、自分だけではないのだろう。

それが何だか悔しくて。醜いと分かっていても錦戸を自分のものにしてしまいたいという独占欲が湧き出てきて。

ドロドロとした感情が身体中に渦巻いていく。

「あぁん‼︎」

その感情を押し込むかのように、ズボンの上からでも充分に主張する錦戸の自身を思いっきり握った。

82そう:2015/07/30(木) 23:54:14
「あぁ、っ、ぁ、はっ、くっ、」

胸を愛撫されるより、断然快感が大きくて。女性のようなその声を止めるために口元へ手を持っていく。
それが、丸山には堪らなかったようだ。

「声、聞かせて?」

そう言うと、錦戸のズボンのベルトをカチャカチャと外し、ファスナーを下げてズボンと下着を無理矢理下ろした。
今度は、錦戸の自身にモヤモヤとした空気が触れる。

「ぁ、あぁ!ひ、ぁっ、ぁん‼︎」

丸山が触れた錦戸の自身は既に熱を持っていた。声を出させるため、始めっから激しく扱く。先走りでテカテカと濡れている錦戸の自身。それは質量と硬さを増し、さらに熱を持っていった。

ここで、冒頭に戻る。

ここからが、ややこしくやってくる。

ピンポーン

「えっ…?」
「っ…なにぃ?」

突然、チャイムが響いた。

「亮ちゃん、どうする?」
「一応、出た方がええんとちゃう…?」
「…分かった」

丸山は錦戸の上から降り、寝室を出てスタスタと玄関に向かう。

「…嘘、やろ…」

インターフォンに映っているのは大倉以外のメンバーの姿。酒やらなんやらを持っている。

『おい丸。はよ開けろ』

まるで輩のような渋谷の顔が映る。

『ここに亮がおるんは知ってるんやからな』

続けてこのセリフ。惚けるわけにはいかなくなってしまった。

「…今、開け、ます」

片言になりながらも玄関を開ける丸。ゾロゾロと入って来るメンバー達。

「…亮は」
「…二人で飲んでたみたいやけど?」

リビングの飲み散らかした酒のゴミを見て言った村上と安田。静かに丸山を見つめる渋谷と横山。
これは、どうしよう。なんと言えば良いのだろう。あぁ、片付けておけばよかった。

「ちょ、信ちゃん⁈」

そんな事をグダグダと考えていると、スタスタと寝室の方へ歩みを進めて行った村上。ダメだ、バレている。もう、隠し切れない。

バン、と音がして、寝室の扉が開く。

「っ⁈むらか、み君っ…?」

村上の目に映ったのはほぼ全裸の状態で自身を反り勃たせている錦戸の姿だった。
その後ろからゾロゾロと他のメンバーが入って来る。

「な、んでっ…」

もちろん、その中に大倉の姿はなかった。

83そう:2015/07/31(金) 23:22:30
「…亮。何してるん?」
「や、すっ…」

生理的な涙なのか、感情的な涙なのか。どちらなのかは錦戸にしか分からない。
しかし、大倉がいない事を知った途端、ツーと頬に涙を流したのは紛れも無い事実だった。

「…丸。お前な、」
「ちゃうねん‼︎ちゃうねん、横山君…」
「亮ちゃ、」
「俺が誘ってん‼︎もう、大倉なんか、要らんって…だから、抱いてくれ、って…」

これで、とことん分かった。自分は大倉に必要とされていない。今まで錦戸の強がりだった感情が、怒りとも悲しみとも違う感情へとなっていく。

もう、大倉の事は好きじゃない。

「…亮は、ええんか。ホンマにええんか」
「ええに決まってるやろ。ええから、丸と気持ちええ事してたんや…すばる君は?せぇへんの?」

明らかに変わった目。ただ、その目はまだ丸山を真っ直ぐに捉えることは出来ていない。

感情が、丸山へと傾いたのか。
ここにいる全員…いや、丸山以外の全員が頭の中で考える。

「はよ…もっ、限界やって…」

錦戸は近くに居た村上の腕を引っ張ると自分の顔の前に村上の顔を持っていき、深い深いキスをした。

「っ…は、ぁ、」
「ん…ん…」

ネチネチと絡み合う二人。挑発するように、村上の頭越しに横山、渋谷、安田を見る錦戸。

「…渋やん」
「…もう、ええやろ。なぁ、横」
「あんな挑発されたらなぁ…」

バサリ、と上着を脱ぎ捨てる皆。呆然と立っている丸山。

「丸。もう、後悔しても遅いんや。求められたら応える。それでええんや」
「渋、やん…」

「ぷはぁっ…」
「はぁ…村上君、良かった?」

渋谷達の会話を少しだけ聞きながら錦戸とキスをしていた村上。こんな事されて、その気にならない男なんて居ないだろう。

「んんっ!」
「ん…」

形成逆転。村上は丸山のベッドの上に乗り、錦戸に覆い被さるようにして深くて熱いキスをした。そこに、錦戸からの感情がない事を知っていながらも。

「雛、何抜け駆けしてんねん」

そんな村上に声を掛けたのは意外にも横山だった。安田か渋谷が来るの思っていたのに。

「ん、ちゅ…感情なんか、無くてもええねん…」
「…それには、どっくんかて応えられへんやろうしな」

そう言う村上と横山の顔は、どこまでも切なく、悲しいものだった。

84そう:2015/08/04(火) 01:32:41
知っていた。メンバー全員が錦戸の事が好きだと。きっと大倉も、まだ好きだろう。
なのに、独り占めした気分でいた。この錦戸を見れているのは自分だけだと。

「ぁ、っや、ひぅ‼︎」
「ふはっ…亮?すぐ入ってったで?」

プツリと錦戸の孔に沈む横山の細くて長い指。今はまだ、一本だけ。グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでいく。

「亮はどこが弱いん?」

そう言いながら先程まで丸山が弄っていた胸の突起にねっとりと舌を這わせる安田。

「ぁん!ぁ、んぁ、きも、ちえっ…ぁん‼︎」

ザラザラとした安田の舌が錦戸の胸を丸山よりも激しく愛撫する。

「ホンマ、淫乱やなぁ…」
「あぁ‼︎ぁ、っは、ぁう‼︎」

すると渋谷が、硬く反りだった錦戸の自身を口に含んだ。そして、根元を手で擦り先をチロチロと舐める。
激しい刺激は与えず、焦らしに焦らす。

村上はビクビクと震える錦戸の身体にキスを落としていった。紅い跡を残しながら。

「あ、そこっ…ぁん、ゃ、あかっ…‼︎」
「ココ?亮、ここ好きなん?」

錦戸が今まで以上にビクンと震え、大きく腰を浮かせた。横山は錦戸が強く反応を示したそこばかりをグニグニと執拗に刺激する。指は、いつの間にか3本になっていた。
渋谷の咥内で錦戸の自身が大きくなる。先走りが、先程よりも多く出てくる。

最初は焦っていた丸山も、今は焦っておらず、絡み合うメンバーを見てタイミングを見計らっていた。
こうなったら誰が嫌われても一緒。それに、錦戸から誘ってきたのだ。もう…開き直りの精神しかない。そもそも一度犯しているし。

「亮…」
「ひぅ‼︎」

すると安田が胸から舌を離し、耳の中へと入れてきた。
クチュクチュと一番近い場所で鳴る水音。錦戸の耳までもが犯される。

身体には絶えまなく村上がキスを落としていて、時々チクリとした痛みが快感として身体中に響き渡る。

「もう解れたかな…」
「ぁう‼︎」

一気に指を抜いた横山。それにすら反応を示した錦戸。

「裕ちん、俺ええ?」

ニヤリ。
その言葉が今の丸山には一番似合うだろう。
いつもとは想像がつかないぐらい妖艶な笑みを浮かべた丸山が横山を見る。

「…どーぞ」

今回ばかりは譲ってやろう。ここまで錦戸をその気にさせたのは丸山だし、ご褒美とお礼の意味を込めて。

「ぁああん‼︎」

錦戸の中に、指とは比べ物にならない質量のものが入ってくる。下腹部に重みを感じる。

「ぁ、まりゅっ…ぁ、あ‼︎はっ、ゃん‼︎」
「はっ…亮ちゃん…」

横山も渋谷も安田も村上も、錦戸から身体を離していた。

85そう:2015/08/05(水) 00:16:54
「ぁ、は、んぁ、ゃん‼︎んぁ、ぁん‼︎」
「めっちゃ締め付けてくるっ…はっ、」
「ぁ、まるっ…まる、まるっ…‼︎」

錦戸の手は丸山の背中に回り、跡がつくぐらいに強く爪を立てていた。
そんなこと御構い無しに丸山はズンズンと自身を錦戸の孔に埋めていく。

「ぁあ‼︎はっ、そこっ…」
「亮ちゃん、ここがええん?」
「ぁ、ゃん‼︎ぁ、あ、あっ、ダメぇっ…おかし、なるぅ…‼︎」

丸山は錦戸のいいトコロを見つけると、横山と同じようにこそばかりを執拗に刺激する。そのせいで快感はより強いものとなり、錦戸の締め付けも強くなった。
締め付けられることにより、丸山の自身もどんどん熱く、大きくなっていく。
お互いに、絶頂が近づいてくる。

「ぁ、まりゅ…‼︎もっ、あかっ…‼︎ぁ、ぁん‼︎」
「俺、もっ…一緒イこっ?」

ラストスパートをかけるように丸山は腰の動きを速くする丸山。それに合わせ腰を激しく動かす錦戸。
結合部からはグチュグチュという卑猥な音が聞こえてくる。

「あぁぁぁあ‼︎」
「くっ…‼︎」

そして、2人ほぼ同時に絶頂を迎えた。

「はぁ、はぁっ…」

荒い息遣いがムンムンとした部屋に響く。

「俺ら、どうなってまうんやろ…」

ボソリ、と安田が呟いた。

「…亮。亮は今、誰が好き?」
「っ…」

心中を見透かしているかのような渋谷の目に見つめられる錦戸。好きな、人は…。

「….ま、る…」
「えっ⁈」

大倉の次は丸山。なんてひどい男なのだろう。
錦戸は自分でそう思った。しかし、しょうがない。
皆だって俺のことを抱いたんや。何も言われへんやろ。
そう、思ってしまう。

「…ほなさ、大倉やめて俺と付き合おう?」

堕ちていくのを覚悟した顔で錦戸の顔を覗き込んだ丸山。
大倉とはもう普通には喋れないだろう。ここに居るメンバー全員とも今までより少し…いや、大分かもしれない。いずれにせよ気まずくなる事は確定だろう。

「…おん」

その返事は、いつの間にか時計の秒針の音だけが響いていたこの部屋に、酷く重々しく重なって響いた。

「…どうなっても、しゃーないやろ」
「…せやな…」

村上と横山がそう呟く。丸山と錦戸だけでなく、ここに居る皆が堕ちることを覚悟しているようだった。
きっと大倉も、想像がついたから錦戸に電話をしてこなかったのだろう。

どんどんどんどん、堕ちていく。

end

86そう:2015/08/05(水) 00:20:09
終わりました、どっくん受け続編。
チュム様、いかがでしたでしょう?
うん…総受けは難しい。しかも大倉攻めてないし。名前しか出てきてないし。

すみませんっ!!

私事で申し訳有りませんが、村上氏を欲しています。((
もちろんそれ以外もリクエスト受け付けているので、どんどんネタをくださいっ!!

87さあら:2015/08/09(日) 10:34:49
そう様の小説最高です!
リクエストよろしいですか?

よこすばヒナで亮を攻める…みたいな。
3pです□
設定とか任せます←

88そう:2015/08/14(金) 01:34:47
さあら様>最高なんて…ありがとうございます。
リクエストお預かりします。しかし、私情により更新出来ないかもしれません…。
一週間ほど空くかもしれませんが、少々お待ちください。

89さあら:2015/08/16(日) 11:45:00
88コメおめでとうございます!

90そう:2015/08/18(火) 23:17:38
さあら様>本当だ、今気づきました!!何かいいことが起こるかも…!!


…はい。本編です。どうぞ。

91そう:2015/08/18(火) 23:44:08
よく覚えていないけど/黒赤紫→黄


「せんぱーい、全然飲んでないじゃないっすか〜!」
「ちょ、飲んでる、飲んでるから!」

いつもの如く、横山と飲んでいた錦戸。仕事で嫌なことがあったらしい。そして浴びるように酒を飲んだ。
結果。手のつけようがないほどに出来上がってしまった。

「せんぱーい…」
「はぁ…ほんまにもう」

すると錦戸は横山の膝の上に乗り、縋って来た。ベロベロになるといつもそうだ。めちゃくちゃに酒を飲み、甘えたになり、横山に抱きついてきたり、こうやって膝の上に座ってきたり。

その度に横山は、こっちの身にもなってほしいと思っていた。

「んぅ…」
「どっくん、こそばいわ」

すりすりと横山の首元に頭を擦り付ける錦戸。酒のせいで頬は紅潮し、目はウルウルとしている。横山は理性を保つのに精一杯だった。
それに気づかれぬよう、必死に冷静を装う。

そこへ、厄介な二人がやって来た。

ガラガラッ

音を立てて開いた、個室の扉。

「いよぉ、なんや、随分飲んだみたいやなぁ(笑)」
「おい横。なんでお前はいつもそのポジションやねん。ズルいわ、コス山!!」
「…いや、なんでおんねん」

なぜか入ってきた村上と渋谷。

「大将が横たちがここにおる言うてたからさぁ」
「丁度二人で飲みに来たらおるんやもん。ラッキーと思って入ってきた」
「いやいや…」
「せんぱ〜い…あ!村上君とすばる君やぁー♪」

ぎゅう、と横山の膝の上に座って正面から抱きついていた錦戸は、やっと渋谷たちに気づき、そちらに寄っていった。
横山は、名残惜しそうに錦戸を離した。

「二人も飲もうやぁ!」

いつも以上に飲んだ錦戸。まだ飲むとでも言うのか。横山が心の中で呟く。

錦戸の酔い具合を見て、横山が居るのにこんなに飲んだなんて…渋谷たちは疑問に思ったが、横山は錦戸にめっぽう甘いことを思い出し、あぁ…と声を揃えた。

「あ、せやぁ!なぁ、せんぱい。俺、せんぱいの家行きたーい!!」
「ぅお」

そんな言葉を発すると、再び横山の方へ擦り寄り、ぎゅうと抱きついた錦戸。
渋谷と村上はちゃっかり座敷に上がっている。

「ええやん、横ん家で飲もうや!」
「ええやん、ええやん」
「四人で飲もぉ!!ええやろっ、きーくんっ!!」
「っ…きーくんて…///」
「うわ、顔あっか」

もういい。この際二人がいてもいいから宅飲みしてしまえ。もっと酔わせてしまえ。そして、自分も酔ってしまえ。
こういう風に錦戸が甘えてきてくれるのは飲んだ時だけだ。そして、その相手は必ず横山だった。
宅飲みをしたら理性が持たないかもしれない。それでも、酒のせいにしてしまえ。そもそもこんなに飲んでいる上にさらに飲んだら記憶などなくなるだろう。

二人だって、ある程度飲んだら帰るはずだ。

「ええよ、宅飲みしよ」
「やったぁ!きーくん大好きやぁ♪」

横山のその考えが甘かったことに、本人はまだ気づいていなかった。

92そう:2015/08/23(日) 05:04:42
「りょお〜!」
「なにぃなぁ?♪」
「亮。ほら、ここ座りぃ」

タタタッと渋谷の方へ向かって行く錦戸。それに対抗するように渋谷と自分の間をトントンと叩き座るように示す村上。

「…」

そんな二人に振り回される錦戸を見て、可愛いな、と顔を緩めていた。
すると突然。

「すばぅく〜ん…」
「っ‼︎」

酔っ払った錦戸が渋谷にキスをした。そして同じように酔っていた横山がついに我慢ができず、誰よりも先に手を出してしまった。

「…どっくん。こっち来ぃ」
「ん〜?なにぃ?♪」
「ん…」
「ちょ‼︎」
「んぅ…」

村上が声を上げたその時、横山が錦戸の唇に吸い付いた。そのまま、渋谷と錦戸のキスとは違く、深いキスへと向かって行く。

「ん、ふぅ、ちゅ…」
「んんっ、っ、ふぅ、んぁ…」

錦戸の鼻から、甘い声が漏れる。横山は後頭部を掴むわけではなく、愛おしそうにその頬を撫でながらキスをした。

そんな二人を後の二人が黙って見ている筈もなく。特に何もしていない、そしてされていない村上が黙っている筈もなく。

「いっ!」
「ええからこっち向け」
「え、あ、んんっ‼︎」
「んっ…」

錦戸の髪の毛を引っ張り無理やり自分の方へ向かせると、横山と錦戸の唾液で濡れたその唇に吸い付いた。

93そう:2015/08/28(金) 00:56:40
放置すみません。

続きです↓


「んっ…はぁ、はぁ…」

村上と唇を離した錦戸は肩で息をしていた。
唾液で濡れそぼった錦戸の唇。酒のせいか、はたまた先ほどのキスのせいか、トロンとして焦点の合わない目。紅く紅潮した頬。
その全てが、横山、村上、渋谷の理性を刺激していく。

「りょお。ここ、もうこんなんなってるやん」
「んぁ‼︎」

酒のせいで敏感になっている錦戸。キスだけで感じてしまったようだ。渋谷が、もっこりと盛り上がった錦戸の自身をズボンの上からツー…となぞる。
そして、ギュッと握った。

「んぁあ‼︎あ、あかっ…‼︎」
「えっろ…」

口をパクパクとさせ、目に涙を溜める錦戸。また、理性が刺激される。

「亮…ごめんやで?」
「えっ、んぅ…」

すると横山が錦戸の服を捲り、そのまま脱がせた。つまり、錦戸の上半身は何も纏っていない状態になった。

「ひぅ‼︎あ、そこっ…やぁっ…」

突然、錦戸は快感に襲われた。横山が、錦戸の胸の突起を舐めていたのだ。

「ふっ…亮かわええ…」
「んむぅ!っ、ふ、ぁあ、んちゅ…」

蕩けた表情の錦戸。そんな彼を見て村上は今一度、その濡れそぼった唇に吸い付いた。
今度は先ほどのようなキスではなく、優しく、愛らしく、でも激しく。

胸と口腔の快感により、気づいていないのだろうか。
渋谷はその間に錦戸のズボンのファスナーを下げ、ズボンを降ろしていた。
そして、下着もズラし、錦戸の自身を外気にさらす。

大きく膨れ上がった自身を、渋谷はそっと手で包み込んだ。
そのまま、激しく上下に擦る。

「あぁあ‼︎あ、んぁ、はっ、ぁん‼︎や、あ、くっ…」
「亮。キスに集中せぇ」
「そんなにすばるがええの?」
「りょお。気持ちええ?なぁ、気持ちええ?」

大きな大きな快感。耐えきれずに自分でも驚くような声を出した錦戸。しかし、それは三人の心に火を点けただけだった。

94そう:2015/08/28(金) 23:29:51
「ぁ、ふっ、んぁ、ふぁ、はっ、」
「うわ、先走りヤバイで?」

執拗に乳首を愛撫する横山と、執拗に錦戸の自身を愛撫する渋谷により、錦戸のそこは我慢汁で濡れていた。

「もう、入るんちゃう?」
「え、もう?」
「ええんとちゃうのん?」

そんな会話が錦戸の耳に薄っすらと聞こえてくる。そして、渋谷が自分の指に錦戸のカウパーを絡めた。
すると突然、錦戸の後孔に指が入ってきた。

「んくっ⁈」
「亮。力抜きぃ」
「ほら、こっち向いて」
「大丈夫、すぐ気持ちようなるから」

グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでくる渋谷の指。感じたことのない気持ち悪さと圧迫感、そして痛みにより、錦戸の目からポロポロと涙が溢れる。

「ん、ふぅ…んぁ、ちゅ…」

そんな錦戸を見て、力を抜けるように深いキスをしてきた村上。決して激しくはなく、甘い甘いキスだった。

「ぁん!っ、ふ、くっ…」

村上と同様に、また胸の愛撫を再開した横山。それでまた、体の力が抜ける。

その隙を見て、渋谷は一気に指を進めた。指先が、ゴリっとした感触の部分へ当たる。

「あぁ‼︎ひっ、ぁん‼︎や、らぁっ…そこっ…‼︎」
「ここ?気持ちええん?」

錦戸の前立腺を見つけると、渋谷はそこばかりをグニグニと押した。本当ならば態といいトコロを外しておねだりさせたい所だが、生憎錦戸は初めて男に抱かれる。いくら大量の酒が入っているからといい、意地悪をしてもポロポロと涙を流して終わりだろう。
…初めてでなくては、困るのだけれども。

「んぁ‼︎」
「ん…」

すると村上が、カリっと錦戸の下唇を八重歯で噛んだ。それにすら反応を示す錦戸。
胸は相変わらず横山によって愛撫され、後孔は渋谷の指によって解されていく。

村上はキスをやめ、錦戸の自身の方へ向かっていった。そして、大きく膨れ上がった自身へと顔を近づけ、少し息を吹きかける。

「ひゃあ‼︎」

錦戸は既に羞恥心など忘れ、快感のままに声を上げていた。

95そう:2015/08/28(金) 23:30:12
「ぁ、ふっ、んぁ、ふぁ、はっ、」
「うわ、先走りヤバイで?」

執拗に乳首を愛撫する横山と、執拗に錦戸の自身を愛撫する渋谷により、錦戸のそこは我慢汁で濡れていた。

「もう、入るんちゃう?」
「え、もう?」
「ええんとちゃうのん?」

そんな会話が錦戸の耳に薄っすらと聞こえてくる。そして、渋谷が自分の指に錦戸のカウパーを絡めた。
すると突然、錦戸の後孔に指が入ってきた。

「んくっ⁈」
「亮。力抜きぃ」
「ほら、こっち向いて」
「大丈夫、すぐ気持ちようなるから」

グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでくる渋谷の指。感じたことのない気持ち悪さと圧迫感、そして痛みにより、錦戸の目からポロポロと涙が溢れる。

「ん、ふぅ…んぁ、ちゅ…」

そんな錦戸を見て、力を抜けるように深いキスをしてきた村上。決して激しくはなく、甘い甘いキスだった。

「ぁん!っ、ふ、くっ…」

村上と同様に、また胸の愛撫を再開した横山。それでまた、体の力が抜ける。

その隙を見て、渋谷は一気に指を進めた。指先が、ゴリっとした感触の部分へ当たる。

「あぁ‼︎ひっ、ぁん‼︎や、らぁっ…そこっ…‼︎」
「ここ?気持ちええん?」

錦戸の前立腺を見つけると、渋谷はそこばかりをグニグニと押した。本当ならば態といいトコロを外しておねだりさせたい所だが、生憎錦戸は初めて男に抱かれる。いくら大量の酒が入っているからといい、意地悪をしてもポロポロと涙を流して終わりだろう。
…初めてでなくては、困るのだけれども。

「んぁ‼︎」
「ん…」

すると村上が、カリっと錦戸の下唇を八重歯で噛んだ。それにすら反応を示す錦戸。
胸は相変わらず横山によって愛撫され、後孔は渋谷の指によって解されていく。

村上はキスをやめ、錦戸の自身の方へ向かっていった。そして、大きく膨れ上がった自身へと顔を近づけ、少し息を吹きかける。

「ひゃあ‼︎」

錦戸は既に羞恥心など忘れ、快感のままに声を上げていた。

96そう:2015/08/28(金) 23:30:22
「ぁ、ふっ、んぁ、ふぁ、はっ、」
「うわ、先走りヤバイで?」

執拗に乳首を愛撫する横山と、執拗に錦戸の自身を愛撫する渋谷により、錦戸のそこは我慢汁で濡れていた。

「もう、入るんちゃう?」
「え、もう?」
「ええんとちゃうのん?」

そんな会話が錦戸の耳に薄っすらと聞こえてくる。そして、渋谷が自分の指に錦戸のカウパーを絡めた。
すると突然、錦戸の後孔に指が入ってきた。

「んくっ⁈」
「亮。力抜きぃ」
「ほら、こっち向いて」
「大丈夫、すぐ気持ちようなるから」

グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでくる渋谷の指。感じたことのない気持ち悪さと圧迫感、そして痛みにより、錦戸の目からポロポロと涙が溢れる。

「ん、ふぅ…んぁ、ちゅ…」

そんな錦戸を見て、力を抜けるように深いキスをしてきた村上。決して激しくはなく、甘い甘いキスだった。

「ぁん!っ、ふ、くっ…」

村上と同様に、また胸の愛撫を再開した横山。それでまた、体の力が抜ける。

その隙を見て、渋谷は一気に指を進めた。指先が、ゴリっとした感触の部分へ当たる。

「あぁ‼︎ひっ、ぁん‼︎や、らぁっ…そこっ…‼︎」
「ここ?気持ちええん?」

錦戸の前立腺を見つけると、渋谷はそこばかりをグニグニと押した。本当ならば態といいトコロを外しておねだりさせたい所だが、生憎錦戸は初めて男に抱かれる。いくら大量の酒が入っているからといい、意地悪をしてもポロポロと涙を流して終わりだろう。
…初めてでなくては、困るのだけれども。

「んぁ‼︎」
「ん…」

すると村上が、カリっと錦戸の下唇を八重歯で噛んだ。それにすら反応を示す錦戸。
胸は相変わらず横山によって愛撫され、後孔は渋谷の指によって解されていく。

村上はキスをやめ、錦戸の自身の方へ向かっていった。そして、大きく膨れ上がった自身へと顔を近づけ、少し息を吹きかける。

「ひゃあ‼︎」

錦戸は既に羞恥心など忘れ、快感のままに声を上げていた。

97そう:2015/08/28(金) 23:31:47
すみません、多重書き込みしてしまいました。読みにくくなってしまい、申し訳ありません。

98そう:2015/08/31(月) 01:03:34
「亮、敏感過ぎ」
「そらそやろ。喘ぎ癖のある亮があり得ないぐらいの量の酒飲んだんやで?」
「ん…それもそやな」
「ひぁ‼︎」

今度は横山が胸の突起へ息を吹きかけ、錦戸が反応を示す。それを合図に村上が錦戸の自身を咥えた。

「あぁん‼︎」

錦戸の自身がネットリとした感触に襲われる。暖かい村上の口の中で、ネチネチと舌が絡み付いてくる。錦戸の自身は既に達してしまいそうだった。

「ぁ、あかっ…イくっ、イってまうっ…‼︎」

錦戸はそのまま吸われてイかせてもらえると思っていた。しかし村上はそこまで優しくない。それに、好きな子が相手となると、余計に意地悪をしたくなるタイプだ。

つまり、そう簡単には行かず。

「な、んでぇ…?」

錦戸は生理的な涙を大きな垂れ目からポロポロと流し、村上を見下ろした。

「簡単にイってもうたらつまらんやん?」

村上が微笑みながらそういう。その言葉を聞き、錦戸は背中にゾクリとした何かが走った。その挑発的で、でも余裕のある表情で見られたことによる快感か、はたまた恐怖か。
村上はその錦戸の反応を見て、更に笑みを深めた。

「ん、ぁう、ひんっ、ぁ…」

そうしている間も胸からはピチャピチャと横山が突起を舌で愛撫する音が響き、後孔からはグチュグチュという中を掻き混ぜられる水音が漏れていた。

「もうええやろ。亮、挿れんで?」
「ひゃっ!え、ちょっ…んぁあ‼︎」

渋谷は錦戸の後孔から指をサッと抜くと、素早く自分のズボンと下着を降ろし、その体の大きさには似つかわしくない自身を、おもむろに取り出した。
そして、それを錦戸の後孔に充てがうと、グイッと一気に奥まで差し込んだ。

「あぁあ‼︎」

錦戸の身体がビクリと震える。奥まで入ったことにより、もう達してしまったようだ。
しかし渋谷はそんな事御構い無しに、充分に解された錦戸の中で激しく自身を暴れさせる。

その間、他の二人は少し離れていた。一方は写真を撮り、もう一方は動画を撮りながら。

99そう:2015/08/31(月) 20:47:22
「ぁ、奥っ、きも、ちっ…ぁん、ゃ、あぅ‼︎」
「はっ…亮、淫乱…」

まるで遠慮など知らないかのようにガツガツと腰を打ち付ける渋谷。一度達した錦戸の身体は、更に敏感になっていた。

「亮っ…好きやでっ…ごめんなっ…」
「ぁ、んぁ、ひぅっ、ぁん‼︎」

渋谷は快感と切なさから、眉間に皺を寄せる。明日の朝が怖くてたまらない。
そんな事は知る由もない錦戸は、ただひたすら、ひゃんひゃんと鳴き、止めることを知らなかった。

「ぁ、あ、あ、イくっ…‼︎ぁあああ‼︎」
「くっ…‼︎」

錦戸は今日一番の嬌声を上げて二度目の射精を放った。渋谷もその締め付けにより果てた。
錦戸の中にトクトクと注ぎ込まれる渋谷の精子。なんとも言えない感覚だ。

「ひゃん!」

渋谷が自身を抜いた。錦戸の中を一掻きしてから。
それにより、またしても錦戸の中が疼く。
それを悟ったかのように、間髪を入れずに横山の肥大化した自身が入ってきた。

「んぁぁ!」

こちらも先程の渋谷のように一気に奥まで差し込むと、ガツガツと前立腺を突いてくる。
達したばかりの錦戸の自身は、すぐに元気を取り戻した。

「亮…すばるのが中でグチュグチュんなってんでっ…?」
「はぅ、ぁ、言わん、といてぇ…!ぁん‼︎」

耳元で囁く横山。そのまま、ぷっくりとした唇でカプリ、と錦戸の耳を甘噛みする。そんな小さなことにさえ反応を示す錦戸。

「ぁ、あかっ…イってまうっ…よか、まくっ…‼︎」

口をパクパクとさせ、顔は真っ赤に紅潮し、目からは生理的な涙がポロポロと溢れる。
横山はその口から覗く真っ赤な舌に吸い付いた。
そのまま、更に腰を激しく打ち付ける。

「ぁあああ‼︎」
「はっ…」

錦戸は、またしても大きな嬌声を上げ、三度目の射精を放った。身体がビクリと震え、足の指先まで伸び切っている。

すると、今度はダランと身体の力が抜けた。

「おい、横。亮、気ぃ失ってもうたやんけっ」
「そんなん知らんわ、早いもん勝ちや」
「そーやで、雛ちゃん」

挿入するとこなく終わってしまった村上は、この後終始不機嫌だった。
しかし、やはり錦戸のことが好きなのだろう。その身体をそっと抱き上げると横山に案内をさせ、寝室のベッドの上にトン、と降ろした。

「おやすみ、亮」
「ええ夢…はどうやろな」
「夢ん中で腰痛いー騒いでんとちゃう?」

クスクスと笑いながら寝室を後にした三人。錦戸は全く気づいていない。

100そう:2015/08/31(月) 20:48:06
次の日の朝。村上は錦戸の様子を見に寝室を訪れた。

ガチャ

「っ…村上君!俺、何で裸なん⁈ここどこ⁈後、何でめちゃくちゃ腰痛いん⁈」
「……覚えて、」
「ないっ‼︎」

ベッドの上には既に起きていて、腰が痛いのだろう、眉間に皺を寄せた全裸の錦戸が布団にくるまっていた。

「ほぉ〜ん…亮、今日仕事は?」
「午後からやけど…」
「奇遇やな、俺も午後からやねん」
「え、あ、そうなん…?てか、質問の答え‼︎」
「ここは横ん家。何で裸なのか、何で腰が痛いのかは…これから思い出そっか」

錦戸の目の前には、妖艶な笑みを浮かべた村上。グイッと顔を近づけ、その後頭部を掴んだ。

「え、え、ちょっ…」
「忘れた亮が悪い」
「なっ…ん、ふぅ…んんっ!」

錦戸の薄い唇に口付けすると、無理矢理舌で唇をこじ開け、ネットリと絡ませる。

「っ…///う、そやろ…?」
「ホンマや、アホ」

するとまた寝室のドアが開いた。

「おいゴラ!俺のベッドの上で何やってんねん‼︎」
「よかーま君!なぁ、俺何でっ…」
「覚えてへんのやって」
「……そっか」

錦戸は横山の表情を見て、だんだん村上が行動で示したソレが、本当のように思えてきた。

「朝っぱらからうっさいのぉ…」

今度は頭をガシガシと掻きながら明らかに寝起きの渋谷が入って来た。

「あ、ゴリラ!亮に近づくなやっ、昨日挿れれなかったからって襲おうとしたんやろ‼︎」
「ちょ、すばる君⁈」
「すばる、どっくんは昨日の事覚えてないらしいで?」
「……マジかぁ…」

これは、やってしまった。


その後は年上三人に会う度に身体を求められ、好きだ愛してるだ囁かれる毎日。身体を求めない日ももちろんある。しかしそれもそれで本気だと感じてしまう。

答えはまだ出ないが。むろん、いつかは出さねばならないのだろう。

一体どういう始まりなのかは覚えていないけれど。

end

101そう:2015/08/31(月) 20:54:16
終わりました、どっくん受けの三馬鹿攻め。
終わり方微妙で申し訳ございません…。
さあら様、いかがでしたでしょうか?お気に召さないようであれば申し訳ございません。

リクエスト、まだまだ受け付けております。更新できる時間は少ないですが頑張りますのでよろしくお願い致します。


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