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∞無限小説∞

1りか:2014/05/04(日) 21:14:01
はじめまして。
小説を書こうと思います。

総受けとすばるくん受け丸ちゃんの受けは苦手です。
まるすばの受けはどうしても女々しくなるんで...

次から更新します。

2りか:2014/05/04(日) 21:30:40
安倉
安side

大倉。...お前は、誰の物なん?...

緑「んふふっ...っぅ...」

久し振りのメンバー全員でも飲み会。

緑「んぅ...っ...すばぅくん...ちゅーしてぇ??」
赤「安にしてもらえやぁ...」
緑「すばぅくんがせぇへんなら俺がするぅ...っえ!?!?やすっ...」
青「お先に上がらせてもらいます。」

いてもたってもいられず、大倉を引きずり乍店を出た。

3りか:2014/05/04(日) 21:57:01
大倉side

安の家に無理矢理連れ込まれた。

緑「んぅっ...っふ、...やっ、...すぅ」
青「お前は、誰の物なん?」
緑「安の物...」
青「だよなぁ?...もうちょい分からしてやるわ。...」

安の寝室に連れられベッドに座ると安が部屋を出た。
少しすると戻って来た安の腕には、玩具と何かが入った瓶。

緑「ひっ....っ」
青「怖がらんでもええやん?...これ飲み?」

安から貰った瓶。
ちょっと甘いにおい。...これは、なに?

緑「んっ!?....んぐっ....けほ...っ」
青「ほーら。...気持ち良くなろうなぁ...」

安にズボンも下着も一気に脱がされて
慣らしていないのに玩具を入れられた。

緑「いっ....やぁっ...んあぁっ...あぁっぁ...」
青「これがええんやろ??...大倉は、婬乱ちゃんやもんなぁ...」

いきなり強にされたのに気持ち良い。
....今日の俺可笑しい、...
もっともっといじめられて気持ち良くされたい気分。

4りか:2014/05/04(日) 22:38:20
そして、今日も.....


緑「んっっぁたす、...けてえぇ...!」
青「助けるわけないやん。...」

”貴方の嫉妬のため僕は今日も鳴くことになります。
........。今日も僕は....貴方の全てが欲しいです。”

「もっともっといじめて気持ち良くして、...」

end

5りか:2014/05/04(日) 22:40:09
最後はやけくそですね。←
下手ですいません。

6そう:2015/04/26(日) 22:09:13
しばらく使われていないようなので借ります。

リクも受け付けております。横受けが好物ですが、基本的にどのコンビでも書けます。もちろん横攻めも可能です。
甘〜裏まで書けます。リクエストをする場合はシチュエーションも書き込むようお願いいたします。

まずは雛横です。

7そう:2015/04/26(日) 22:33:09
紫黒/久しぶりに



「んんっ…ふ、ぅ…ん、ふぁ…」
「ん…」


くちゅくちゅ、と卑猥な音が、玄関に響く。


横山侯隆、村上の彼女。最近は村上の後を追うかのように特番の司会をやって、お茶の間に姿を見せる機会が以前にも増して多くなった。
つまり。
仕事が忙しくなった。そうなると、当然のようにプライベートの時間は減る。
恋人との時間も、同じように、どんどん減っていった。

お互いに忙しい身。嬉しいことだが、素直に喜べない。恋人に会えないというのは、とても辛い。

週に1度、お昼の生放送番組で共演するが、その後はどちらも仕事。もしくはどちらかが仕事。
その仕事が終わっても村上は某ラジオへと行ってしまう。

そして今日。

久しぶりにオフが重なった。もちろんデートだ。本当ならどこかに遠出したいところだが、生憎、互いに疲れている。結果、お家デートになった。

ピンポーン…

チャイムを鳴らして玄関を開ける。すると、はーい、という大きな声が聞こえが、足音と共に聞こえてくる。


「…久しぶりやな」
「ほんまやな。…会いたかった」


ストレートに自分の気持ちを打ち明けた村上は、そのまま横山に抱きついた。

そして、キス。


「ひな…」
「よこ…お疲れさん」
「んっ…ちょ、おま、ここ玄関っ…‼︎」
「そんなん知らんわ。もう我慢できひん」


そこから噛みつくようなキスが横山を襲う。
ここで、冒頭に戻る。


「ん、ふ…ひ、な…くる…し…」
「ん…」

トントン、と軽く肩を叩くとちゅ、と名残惜しそうに横山の下を吸って離れた、薄い唇。


「あほ、何を盛ってんねん」
「そりゃあ、久しぶりに恋人見たら盛るやろ」
「変態」
「とか言いつつお前、勃ってんで?」
「ぁ…」

そっ、と、横山のズボンの盛り上がった部分を撫でる。

「な、ええやろ?」

耳元で、低く呟く村上。横山はこの声に弱い。それを知っていてやる村上は、まさに策士。

「っ…ここは、嫌や」
「分かってますよ」

そう言うと、靴を脱いだ横山を見てすぐに、ひょい、と持ち上げた村上。横山は驚き、何すんねん‼︎と声を上げた。
キャンキャンと犬のように騒ぐ横山を無視して、村上は寝室へと向かって行く。

8そう:2015/04/26(日) 23:07:14
寝室に着くと、トン、とベッドへと体を落とされた横山。

「あんた、また痩せた?」
「ジム続けてるからな」
「ちゃんと食べぇや。体壊すで」

ただでさえ忙しいんやから。
そう言い、村上は切なそうな顔をした。

「お前かて、忙しいんやから無理するんとちゃうぞ」
「わーてるわ」

そう言うと、Tシャツを脱ぎ、半裸になった村上。
相変わらず、綺麗に割れた腹筋は維持されている。
そして、村上は横山の服も脱がせ始め、あっという間に横山も半裸になった。

「よこ…まだちゃんと腹筋割れてるんやな」
「んっ…あたり、まえっ…や…んぁ」

スルスルと腹筋を撫で、その指は上へ上へと上ってくる。
そして、白い肌についているピンク色の突起へと着くと、その突起を摘んだ。

「んぁ‼︎は、ぁ…ぁ、ひ、なぁ…んっ‼︎」
「ほんま、乳首弱いなぁ…」
「んあぁ‼︎あ、あ、は、ぁん‼︎」

ぺろり、ともう片方の突起を舐めると、さらに大きな声で鳴く横山。そんな反応を楽しみながら、村上は両方の突起を愛撫していく。
するとどんどん硬くなり、勃っていく突起。色も、鮮やかになってきた。

横山は、敏感な場所を攻めらせて、喘ぎ声しか出なくなっていた。

くにくに、指で押したり、摘んだり、撫でたりしながら、もう一方は下で転がし、時々押す。快感は、止め処なく横山を襲う。

下はもう、十分に硬く膨らんでいた。

「よこぉ?ここ、めっちゃ大きなってんで?」
「んぅ…言わん、といてぇ…ぁん、や、は」

恥ずかしがる横山を見て、更に発情した村上。
横山の自身と同じように、村上の自身も大きく膨れ上がっていた。

村上は横山のベルトをカチャカチャと取り、下着だけにさせた。

「よこ?もう濡れてんで?そんなに気持ちよかったん?」
「なっ…何言うてんね、ん…ぁ」

下着の上から横山の自身をなぞると、先走りでびしょびしょになっていた。
びくん、と反応する横山。
村上から見れば、可愛くてしょうがない。

一気に、下着をずらす。
すると、ぶるん、と出てきた、大きくなった横山の自身。
先走りでテカテカと光り、より性欲をそそられる。

村上はそれを、口へ含んだ。

「ちょ、なにすっ‼︎ぁあ‼︎んぁ、は、ぁん、ぅあ、ぁ、あ、」
「ん、ふ…ふ…」

亀頭を舐めたり、裏筋を舐めたりすれば、先ほどまでよりも一層高い声で喘ぐ横山。それを見た村上は激しく、横山の自身を口内で扱いた。するとそれを合図に横山は大きく、甲高い声を上げた。

「ぁああああ‼︎」

どくん、と村上の口内へ流れ込む横山の精液。それを、村上はゴクリと飲み干した。

「え、飲んだん…?」
「当たり前やろ。…濃いなぁ。溜まってたん?」
「あ、あほかっ‼︎なに言うてんねん‼︎」

紅潮した頬。潤んだ瞳。汗で髪がへばりついた額。
全てが村上の性欲を刺激し、更に自身が大きくなった。

9そう:2015/04/26(日) 23:22:23
後ろへと手を回すと、すでにヒクついていたそこ。

「ヒクヒクしてんで、ここ」
「んっ…いちいち、言うなやぁ…」

また、一段と顔を赤くする横山。その姿は、本当に可愛い。

村上はささっとローションを取りに行き、手へとつけた。そのまま、横山の孔へと指を侵入させていく。

「んっ、ふぅ…」
「すぐ解けるから…」

異物感により眉間にしわを寄せる横山。いつになってもここは慣れない。しかし、痛みは初めての時よりはない。ただ、異物感が襲う。

しかし、それも次第に快感へと変わってくる。

「ん、ぁ…は、んゃ、ぁん‼︎」
「今、2本入ってんで…」
「ぁん、ふ、ぁ、ぅあ、」

指をバラバラに動かす村上。わざと、まだいい所には当てない。

10そう:2015/04/27(月) 18:52:37
「今、何本入ってるか分かる?」
「ん、は…んぁ、ぁ、ぅ、」


横山は、焦ったさを感じていた。わざと、良いトコロに当てない村上。もう、早く触って欲しい。

「ほら、3本も入ってんで?」
「あ、は、や、ひなぁ…んぁ、も、ええやろっ…」
「何が?」
「はよ、当てて、やぁ…は、んぅ…」
「どこに?」

そんなの、恥ずかしくて言えない。
横山は、口ごもってしまった。
しかし、村上は一向に良いトコロに当てようとしない。村上は村上で、横山に言わせたいのだ。

「ほら、言うてくれな分からんで?」
「っ…ぜ、んりつ、せん…っあ…は、」

やっと口を開いた横山を見て、村上は満足気に微笑んだ。
その途端、強い快感が横山を一気に襲った。

「ぁん‼︎は、ぁあ、んぁ、は、ゃん、ぁ‼︎」
「えっろ…」

横山が言葉を発した途端、良いトコロばかり攻める村上。
横山は、声を止められずに、ただただ鳴いていた。

「は、ぁ、んぅ、ふ、ぁん‼︎や、ぁ、ふ、」
「もう…ええかな…」
「ひゃあ⁈」

だいぶ解れた孔。すると村上は指を引き抜き、自らのズボンと下着を脱ぎ、横山と同じように、生まれたときの姿になった。

「挿れんで?」
「ん…はよ、キて?」
「っ…」

妖艶な横山から発せられた妖艶な言葉を聞き、更に肥大化した村上の自身。
それを先ほどまで解していた孔に当てがう。

そしてそのまま、一気に挿れた。

「ひゃあ⁈ひ、ひなっ、んぅ、一気にっ…は、はぁ」
「すまんっ…でも もう我慢できんくてっ…」
「っ…ん、ええよっ…動い、て?」
「おんっ…」

横山のそこは、いくら解したとはいえ、まだキツかった。その締め付けが、更に村上を興奮させる。

「よこっ…力抜きぃ…‼︎」
「そんな、んっ…んん…ふ、ぅ、ん、ふぁ…」

深いキスをすると、緩まった孔。それを感じ、すかさず腰を動かす。

「ぁん‼︎は、あ、あ、ぁん、は、ゃん‼︎」
「はっ…よこ、よこっ…」
「っあ、あ、あ、はっ、」
「好きやっ…愛してるっ…ずっと…‼︎」
「ぁん‼︎あ、ひ、なっ…ぁ、は、っ…俺、もっ…ぁん‼︎や、は、ぅあ、はっ」

愛してる…

鳴きながら言った横山の言葉は、しっかりと村上の耳に届いた。
その言葉を合図に、村上は更に激しく動いた。

「あ、あ、ゃ、は、ぁん、ぅあ、っあ、‼︎」
「よこっ、よこっ…きみ、たかっ…‼︎」
「ぁん、ひ、なぁ、っあ、は、んぅ、しんごっ…ぁん、は、‼︎」


「ぁぁああああああ‼︎」
「っ…はぁっ…」

そして横山は今日一番の高く大きな声を出し果てた。その締め付けで、村上も果てた。

11そう:2015/04/27(月) 18:55:20
「はぁ、はぁ…溜まってたんは、お前やろっ…」
「そりゃ俺かて溜まってたわ。当たり前やろ。あんたやないと抜けへんし」
「なっ…あ、アホかっ‼︎」

村上の言葉を聞いて、耳朶から首まで真っ赤に染める横山。
そんな横山のことを、村上は愛おしそうに見つめた。

「よこ…ずっとこうしていられたらええのにな」
「…そうやな」

恋人に会えなくて溜まっていたのは、横山も事実だった。それが言えればいいのだけれど、生憎、村上のようにストレートに物事を言える性格ではない。

「仕事は仕事やしなぁ…」
「嬉しいことやん、仕事たくさん貰えるんは」
「ふはっ…せやな。なぁ、よこ」
「なん?」
「…同居、しよっか」
「……は?」

同居。その言葉は、確かに横山の耳に届いていた。が、にわかには信じ難かった。

「せやから同居。そしたらどんなに仕事が忙しくても、一緒に居られるやろ?」
「…ほんまに?」
「なぁんでこんな嘘つかなあかんねん」
「…迷惑に、ならへん?」
「誰がそんなん思うかいな」
「…おん」
「えっ?今のは…」
「っ…しよ。同居」

村上は、飛び上がりたいぐらい嬉しかった。同居をすれば、例えどんなに忙しくとも、恋人の寝顔は完全に見ることができる。
朝起きれば、恋人がいることだって、ありえる。
そんな幸せ、十分すぎて困るぐらいだ。

「よこ」
「な、なに?」
「…明日も、頑張ろうな」
「ふっ…せやな」

これから寝て、朝起きればまた仕事。だけど、それは嬉しいことだ。頑張らないと。

「後処理して、もう寝よか」
「おん…」

その後は言葉の通り、後始末をして二人でそのまま寝た。

「おやすみ…愛してんで…」
「ふふっ…おやすみ、ひな」

俺もやで。
とは言ってくれなかったけど。
心が通じ合っているから、分かる。

俺もやで。
とは言えなかったけど。
きっとあいつなら分かってくれるだろう。

静かに、夜が明けていく。


end

12そう:2015/05/01(金) 00:02:43
処女作、いかがでしたか?
とういか、人いますか?笑
もし居たら、リクエストお待ちしております。

続いて、丸すば行きます。

13そう:2015/05/01(金) 00:34:29
橙赤/可愛い嫉妬



メンバー全員が居る、楽屋。皆、ワイワイ楽しく喋ったりなんだりして居るのだが、明らかに不機嫌な顔をして居る人が1人。顔には出さないが不機嫌オーラがだだ漏れの人が1人。


最近、丸山の横山への懐き方が酷くなっている。
そのくせ、彼女である渋谷の事は髪の毛を引っ張ったりして、まるでおもちゃのように扱う。

正直渋谷はイライラしていた。…嫉妬だ。
今だって……

「なぁ、裕ちん 裕ちん‼︎」
「んー?なにぃ?…って、近いねん、あほ」
「ええやぁん♪照れんなって♪」
「あのなぁ…」

チラリ、と。
渋谷を目だけで見る横山。その次に、錦戸の事もチラリ、と見る。
そうだ、横山には錦戸亮という可愛い彼女が居るではないか。なぜそんな横山に、丸山は懐くのだ。

渋谷もそれとなく錦戸を見てみると、実にイライラした表情で丸山たちの事を見つめていた。彼だって、嫉妬して居るのだ。

「丸、お前…「横山君‼︎」…なにー、どっくん?」

何かを言いかけた横山だったが、その言葉は錦戸によって遮られた。

「…呼び方」
「ふはっ…なーに、亮?」
「んふふ、何もないで?」
「うわっ…もぉ、何やねん///」

ぎゅう、と横山に抱きつく錦戸。照れながらもそれを嬉しそうに受け止める横山。
…気に入らない。

どうして他の恋人同士がイチャつく姿を見なければならないのだ。こっちは嫉妬で狂いそうなぐらいイライラして居るというのに。

「ラブラブやな、あの二人(笑)な、すばる君‼︎」
「…何やねん、うっさいわ」

錦戸のように、欲求に素直をなれば良いのだか、生憎、渋谷はそんな風に甘えられる性格ではない。
そして、憎まれ口を叩いてしまう。

「すばる君?」

子犬のように丸を下げて渋谷の顔を覗き込む丸山。
そんな顔をされたって、渋谷の機嫌は直らない。

「はぁ…ほんまにお前らは…」

様子を見てか、新聞を読んでいた村上が立ち上がり、渋谷と丸山の元へと寄ってきた。

「おいゴラ丸。お前、ちょお付いて来いや」
「え?ちょ、えっ??なにぃ??」

まるでヤクザのような村上に連れられて楽屋から出てきた丸山。その顔には、明らかに困惑と恐怖の色が浮かんでいた。

そんな丸山の姿を、渋谷は黙って見ていた。


「ちょ、信ちゃん?どないしたん?」
「どないしたん?ちゃうわアホ」
「え?なにぃ?僕なんかしました…?」
「はぁっ…」

ズルズルと引きずられるようにして自販機の所にあるベンチまで連れてこられた丸山。
何故連れてこれたのかが全く分かっていない丸山に、村上は深い溜息をついた。

「すばる悲しませんなや」
「え…?」
「お前、最近横に近すぎんねん。すばる、めっちゃ嫌そうな目でお前らのこと見てるで」
「うそ…え、それってもしかして…」
「もしかしてもなにもあるかいな。嫉妬や、嫉妬」
「えぇっ⁈あのすばる君が⁈嫉妬っ⁈」
「はぁっ…」

まさか嫉妬してくれているなんて。嬉しくてたまらない。
そんな感情が滲み出た、だらしのない丸山を見て、村上はまた、深い溜息をついた。

「亮かて、目だけでほんまに人殺せるんちゃうか、みたいな目でお前らのこと見てんで。ヒヤヒヤして堪らんわ」
「え…」

それはそれで、大変なことだ。錦戸に睨まれていたなんて。

「とりあえず‼︎すばるのこと悲しませんな。次はないからな。ボッコボコにしたるからな」

長年渋谷の保護者を務めてきた村上は、それだけ言うとベンチから腰を上げ、スタスタと楽屋へ戻っていった。

「嫉妬…へへっ」

1人になった廊下で、さっきの村上の言葉を思い出してニヤける丸山。
しかし、こうはしていられない。渋谷は悲しんでいる。なんとかしなければ。

そう考えると、いてもたっても居られなくなり、走って楽屋へと戻った。

14そう:2015/05/01(金) 17:03:38
「すばる君‼︎」

ガチャ、と扉の開く音がするのとほぼ同時に丸山の声が楽屋の中に響いた。

「な、なに…?」

ズカズカ、と渋谷に近づいていく丸山。そんな丸山に、渋谷は少し戸惑ってしまった。
そんな渋谷の前まで来ると、同じ目線になるように、しゃがみ込んだ丸山。

「めっちゃ好きです。僕が好きなのは渋谷すばるだけです。」
「え…ちょ、おまっ」
「世界中ですばる君だけやから。すばる君だけを愛してる」
「っ…なんや、ねん…」

ぎゅう、と抱きしめられた渋谷。丸山はそのまま言葉を続ける。

「丸、ちょお、離せや」
「ええやん。もう少しこのままでも」
「こ、ここは楽屋やっ!メンバーもおるしっ…」
「関係あらへん」
「ちょっ、ん…何すんねんっ///」

周りにメンバーがいるにも関わらず、渋谷に甘いキスをする丸山。

渋谷は、恥ずかしさ半分、嬉しさ半分、というところだった。
いや、嬉しさの方が大きかったかもしれない。横山に嫉妬していた渋谷。しかし今は、そんな気持ちなど何処かに行ってしまったようだった。
すばる君だけを愛してる。
それは、渋谷にとっては充分すぎる言葉だった。

「丸」
「はい」
「俺、も…丸だけ、やで…っ」

言葉足らずな渋谷の精一杯の言葉に、丸山は今すぐにキスの雨を降らせたい衝動に駆られたが、それは止めておいた。
それをしてしまったら、きっとメンバーの誰かしらに怒られる。

「…もう、離れよか」
「えぇ…」
「丸…」

俺が恥ずかしい。

その言葉を聞き、やっと体を離した丸山。周りを見ると、顔を真っ赤にしている人や、呆れたような顔の人、安心したような顔の人など、いろいろな顔をしたメンバーが居た。

「お、お前ら楽屋で何やっとんねぇん!」
「横山君、今噛んだやろ」
「か、噛んでへん!」

丸山は渋谷からの愛してるの言葉を聞きたかった。
しかし、渋谷がこんな大勢の前で言ってくれるはずかない。
なので、渋谷からの愛してるはベッドの上で聞くとしよう。

「すばる君、愛してます」
「…知ってる」

口下手な彼だからこそ、可愛い嫉妬をする。

end

15みさき:2015/05/02(土) 15:33:14
やぁばいですよー!
ちょーキュンキュンします!
リクいいですか?
BJで横攻めの、メンバーには内緒で付き合う…
みたいな小説がみたいです!

16そう:2015/05/02(土) 23:10:03
リクエストありがとうございます。裏はアリの方がよろしいでしょうか?

17みさき:2015/05/03(日) 11:17:25
はい!
おねがいします。

18そう:2015/05/03(日) 17:22:26
了解しました。
では、BJ行きます。

19そう:2015/05/03(日) 17:52:02
黒黄/秘密の関係



ライブ終わり。
ドラマの撮影や特番などと重なっているにも関わらず、ライブを全力で楽しんできた彼らは、未だに騒がしかった。
楽屋から、誰一人として出ようとしない。

そんな中、横山が席を立つ。
ある一人とアイコンタクトをしながら。

「おー、よこ。もう帰るんか?」
「おう。じゃあ、またな」
「じゃーねー、横山君‼︎」
「バイバーイ‼︎」
「裕ちん、またなっ♪」
「今日、ゲームすんの?」

横山が帰ると言うと、皆が思い思いに声を上げる。

「いや、俺今日は無理やわ。すまんな。ほな」

横山は渋谷の誘いを断った。今日のライブはオーラスだった。つまり、明日は休める、ということだ。
eighterに逢えなくなるのは寂しいが、それすらも吹き飛ばしてしまうくらい嬉しいことがある。

「じゃあ」

ガチャリ、と楽屋の扉を開け、一人で出てくる。
そして10mほど歩くと、さっき横山が出てきた楽屋から、ある人が出てきた。
さっき、アイコンタクトをとった相手だ。

少し小走りで横山の元へと寄ってくる。それを、横山は立ち止まって待っていた。

「横山君‼︎お疲れっ‼︎」
「おう。どっくんもお疲れ。…帰ろっか」
「おんっ‼︎」

頭を撫でてやると、嬉しそうに笑う彼。
どっくんこと、錦戸亮と一緒に宿泊先のホテルまで帰る。

メンバー内恋愛禁止。
それは、横山も錦戸も分かっている。それでも、好きだった。横山が、錦戸のことを。錦戸が、横山のことを。

メンバーに知られたら、なんと言われるか分からない。渋谷にバレたら、なんと言われるのだろう。
皆、気持ち悪がるだろうか。それとも怒るだろうか。はたまたそのどちらでも無く、祝ってくれるだろうか、理解してくれるだろうか。

どれにせよ、自分たちはグループの決まりを破っている。そして、世間一般的にも理解され難い恋愛をしている。

それを理解した上で、付き合っているのだ。

「横山君。今日、何で帰る?」
「んー…タクシーでえっか」
「せやなっ」

まるで子犬のように、横山の後を追いかけてくる錦戸。普段は横山イジリに精を出しているが、二人きりになると何とも可愛らしい。

そう思っている横山と同じように、錦戸も、二人きりの時と横山がかっこよく見えて仕方がなかった。

タクシーを捕まえ、乗り込む。

「○○ホテルまで」
「はい」

「楽しかったなぁ、ライブ…」
「せやなぁ…次は夏かぁ」
「俺、あのどっくんが作った曲好き」
「おえかき?」
「おん。なんや、可愛らしいやん」
「んふふ、せやな。おえかきやもんな」

こんなたわいのない会話でも、横山と話せることが嬉しくてたまらなかった。
名古屋公演の時、横山がまさかダブルブッキングしていたなんて思っても居なかったから、つい、あんなことを口走ってしまったが、まさかMCで言うとは。

すばると約束してる、と言うから、バレてはいけないと思う心だけであの日は帰ったが、やっぱり寂しかった。

「横山君」
「ん?」
「…ひと段落、やな」
「…そやな」

久しぶりの、恋人との時間。バレたらいけないというスリル。
それが、二人の恋を、燃えさせていた。

20そう:2015/05/03(日) 18:12:57
ホテルに着くと、二人で横山の部屋へと向かう。

部屋に入ると、横山はすぐに鍵を閉め、チェーンロックもした。

そして、キス。

「んんっ…ふ…ぁ…っ‼︎」

錦戸の後頭部を押さえ、唇の間から舌を捻じ込ませる。
それと同時に、錦戸の自身を、ジーンズの上からなぞると、ビクリ、と反応した錦戸。

「んっ…よ、こやっ…ふぅ…くる、し…」

トントン、と横山の胸を叩く錦戸。すると唇を離した横山だったが、3秒ほど経つとまた、唇を塞がれた。

もちろん、錦戸の自身は扱かれたままだ。

「んぁ…ふ、は、…ぁ、ふぅ…」
「ん…ふ…」

くちゅくちゅ、と唾液の混ざり合う音が、錦戸の耳を刺激する。
扱かれ続けている下は、どんどん大きさと硬さを増していた。

膝がガクガクで、立っているのが辛い。
すると錦戸は、しゃがみ込んでしまった。
離れる唇。

「はぁ、はぁっ…横山君っ…」
「ん…ごめん。最初っからやり過ぎた」
「ううん、ええよ。…なぁ、ここ、キツい」

そう言って錦戸が指を差したのは、錦戸の自身だった。

いつもはツンデレの錦戸だが、久しぶりに二人きりの時間が出来て嬉しいのか、いつになく素直だ。

「亮」
「っ…なぁに?」
「ドラマお疲れ。ライブも、お疲れ」
「横山…きみ君も、お疲れ」
「ふはっ…続き、したい?」
「っ〜///え、と…その…し、したいっ…」

どっくん、横山君。
という、メンバーの前での呼び方から、二人きりの時の呼び方へと変わる。

「よいしょっ」
「ぅわっ‼︎」

最近体を絞っている横山は、錦戸の事をヒョイ、と持ち上げると、そのままベッドの上へと優しく落とした。

「お姫様抱っことか…きみ君のキャラちゃう」
「ええやん、カッコつけさせてぇや」

カッコつけなくても、カッコええで。

そう言いたかったが、言葉を発する前に横山に口を塞がれてしまった。

「ん…ちゅ…ふぁ…は、あ」

横山のぷっくりとした唇は、横へとずれ、錦戸の頬をなぞりながら耳へと向かった。

21そう:2015/05/04(月) 09:15:07
「あぁ…それ、いやっ、や…ぁ、ふ、」

くちゅくちゅ、くちゅくちゅ、と、一番近い場所でなる水音に、錦戸は敏感に反応した。

すると、カチャカチャという音が下の方から聞こえ、錦戸の自身がひんやりとした外気に触れた。

「ふ、ぁ、んぁ、は、」

横山の大きくてひんやりした手で優しく扱かれる錦戸の自身。
先走りで、下着にはシミができていた。

「ぁん、は、きみ君っ…は、みみっ…あ、は、やめてっ…」
「ん…分かった」

横山は、錦戸の耳から舌を抜いた。
それでも、錦戸の自身を扱くことはやめなかった。
さらに、強く扱く。

「ぁん‼︎あぁ、は、ぁ、んぁ、ぅあ、」

錦戸の声が大きくなったその時。
廊下がガヤガヤした。

「亮、声っ‼︎」
「んっ…んん、ふ、ん、んん‼︎」

錦戸は、自分の腕を噛み、必死で声を抑えた。

「いやぁー、楽しかったな、ほんま」
「いつまで言うてんねん」
「なぁなぁ、誰かご飯食べに行かへん?」

「俺今日は大倉とゲームするから無理」
「俺今日はすばる君とゲームするから無理」
「俺今日ゆっくりしたいから無理」
「丸ー、俺暇やで〜」
「じゃあ、安‼︎一緒行こうやっ♪」
「おんっ♪」

まだライブ気分が抜けないのか、大きな声のメンバーの話し声が部屋まで聞こえてくる。

丸山と安田は飯を食べに行くようだ。
しかし横山の部屋の両隣は渋谷と村上。
つまり、錦戸は声を抑えるしかない。

22そう:2015/05/04(月) 10:01:29
「んぁ‼︎」
「しーっ‼︎声、バレてまうで?」

いきなり孔に指を入れてきた横山。錦戸は抑えきれず声を出してしまった。

横山は、一気に入れた指三本を、バラバラに動かす。分かりきっている錦戸の良いトコロに時々当てながら。

「ん、んん…ふ、ん、んん、ふぁ」
「腕、痛いやろ…?ちょっと待ってて」
「ややっ‼︎腕は大丈夫やらか…離れんといてっ…」

頬は紅潮し、快感からか、分厚い涙の幕がかかっている瞳で上目遣いをされれば、誰だって逆らえないだろう。
そして、さらに欲情するだろう。

「亮が悪いんやからな…」
「えっ?…あぁ‼︎い"だっ…あ"あ"ぁっ‼︎」
「っ…キッツ…」

まだ解しきれていない孔に、横山の大きな自信を挿れる。

「亮っ…力抜けっ…」
「は、あ、無理やっ…ん、ふぁ、ぁ、」

深い口付けをすると緩んだ孔。
ゆっくりと腰を動かし始める横山。

「っ、あ、は、んぁっ…」

痛みからか、錦戸の目が大粒の涙が流れる。

「ごめんなっ…すぐに気持ちようなるからっ…」
「あ、んぁ、は、っ、」

苦しそうに眉間にしわを寄せる錦戸。そんな錦戸を見かねて、横山は良いトコロを突いた。

「あぁぁ‼︎あ、は、んぁ、ぅ、あ、」
「声抑えてっ‼︎…バレたら、あかんやろ?」
「んん、ふぁ、ん、んんっ、」
「両隣、雛とすばるやで?バレてもええん?」
「んぁ、は、んん、ふぅ、んっ、‼︎」

強く強く腕を噛む錦戸。さすがに跡がついてしまう。
腕となると、皆の目に触れることの多い体の部位。そこに噛み跡なんてあったら、マネージャーから怒られてしまう。

「亮っ、俺の肩噛んでええからっ、腕はやめぇ」
「んぁ、は、ぁ、分かった…」

すかさず、横山は動きを再開する。
それと同時に、錦戸は横山の白い綺麗な肩に噛みついた。

「っ…亮っ…かわええでっ…」
「ん、は、んん、ふぅ、ふ、‼︎」

ぐちゅぐちゅという水音と、パンパンという肌の肌が触れ合う乾いた音が部屋中に響く。
その一つ一つが、お互いの性感帯を刺激していく。

「亮っ…も、ええっ…?」
「んん、ふ、ぁ、は、」

錦戸は必死になって首を縦に振った。
そんな彼の目からは、今度は快感による大粒の涙が流れていた。

「っ…は、亮っ…亮っ‼︎」
「んんっ、ぁ、は、ふぁ、ん、んんっ‼︎」
「好きやでっ…大好き…愛してるっ…‼︎」
「ん"ん"ん"ん"ん"ーっ‼︎」

錦戸は声にならない声を出して果てた。その締め付けにより、横山も果てた。

23そう:2015/05/04(月) 10:02:18
ズルリ、と横山の自身を引き抜くと、それにさえ反応する錦戸。
お互いに、息を整える。

「はぁっ、はぁっ…焦ったぁ…」
「ほんまやでっ…こうならへんように結構早めに帰って来たんに…」

二人とも、まさか事の最中にメンバーが帰ってくるとは思ってもいなかった。

「んふ、でもええなっ♪」
「ん?何が?」
「秘密の関係、って燃えるやん?」

そう言った錦戸の頬には、楽しそうな笑みが浮かんでいた。

「なぁ、何で今日は上触ってくれなかったん?」
「そんな余裕なかった」
「え?何で?」
「…久しぶりの二人きりの時間やから、はよ、繋がりたかったんや…///」
「きみ君っ…‼︎」
「ぅわっ‼︎ちょ、亮っ…もう、アホ」
「んふふ、アホでええもん」

つい、横山に抱きついた錦戸。
思いがけない横山の言葉に、錦戸はこの上ないぐらい幸せだった。
だって、錦戸もそう思っていたから。

「亮、後処理せな」
「んっ…チャチャッとやってや?」
「分かってるわ、今日はもう体力あらへんし」

孔に指を入れて拡げると、重力によりドロリ、と出てくる横山の精子。

「んぁ…ん、OK?」
「おん。おーけー」
「…寝る?」
「ふはっ…亮もここで一緒に寝たらええやん」
「でも誰か来たらどうするん?」
「鍵かけてあるし、チェーンロックもしてあるから大丈夫や」
「んふふ、良かったぁ」

もぞもぞと布団に入り込む横山と錦戸。
今日は、いい夢が見れそうだ。

end

24そう:2015/05/04(月) 10:05:32
BJコンビ、終わりました。

みさき様、いかがでしたでしょうか?
うまく書けたか分かりませんが…。

他も、リクエストお待ちしております。

25みさき:2015/05/06(水) 11:35:11
ありがとうございました!
すごく良かったです!

気まずいコンビも書いていただけませんか?
すばるが女体化する…みたいに。

26そう:2015/05/10(日) 19:10:28
みさき様、返信遅くなって申し訳ありません!
女体化ですか…初ですが、頑張ってみます。
裏はアリですよね?

27みさき:2015/05/13(水) 16:52:07
はい、お願いします

28そう:2015/05/14(木) 07:10:57
いつものように、朝の9時ぐらいに起きる。歳をとったのか、生活リズムが一定になってきた。だから、朝早くからの仕事などは辛くてしょうがない。

そう。渋谷はいつものように起きたのだ。しかし、そこにはいつもの違うものがあった。

頭と胸に、違和感が。


「…んぇ?」

寝起きのポヤポヤした頭を回転させようとするが、中々回転してくれない。
取り敢えず、いつものように洗面台に向かう。

「…え、誰?」

しかしその鏡に映っていたのは渋谷ではなく、知らない女性。
いや、顔だけなら知ってる…かもしれない。母親である妙子にそっくりだ。違うところと言えば、パーマをかけたセミロングではなく、サラサラストレートのロングヘアである事と、顔の細かなところぐらいだ。

辺りをキョロキョロと見渡す。

「誰も、居らん…」

そこには、誰の居なかった。しかし、鏡には渋谷ではない、女性が映っている。
つまり鏡の中の女性は…。

「お、俺ぇ?!」

…という事になってしまう。

渋谷はすぐさまトイレへと駆け込んだ。
ズボンと下着を急いで降ろし、自身を確認する。

「な、い…」

少しの希望はあっさりと打ち消された。
それでも俺は夢かもしれない、と頬をつねってみる。

「いひゃい…」

しかしその希望もまたすぐに打ち消されてしまった。

「う、嘘やぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」

29そう:2015/05/14(木) 22:49:40
混乱する頭でまずは携帯電話を手に取り、渋谷の恋人へと電話をする。

4コールほどなった後に、相手は出た。

『もしもし、すばるくんっ?♪どないしたん、こんな時間にっ♪』
「りょお…どないしよ…」
『…え?すばるくん?』

最初は朝から渋谷が電話をかけてきたことが嬉しかったようだが、渋谷の声を聞いた途端、声が変わった。

『ほんまにすばるくんなん?』
「おん…なんか、色々大変なことになっとんねん…」
『…風邪?声、高ない?』
「…りょお、今日仕事ある?」
『ない、けど…』
「家来て!おねがいっ!」
『…わか、った。すぐ行くわ』

通話は、これで切られた。
錦戸は、渋谷の声が高くなっていたことに気がつき、違和感を覚えたようだった。この姿を見たらどうなってしまうのだろう。



電話から約15分後。渋谷の家のチャイムが鳴った。

ガチャ

「すばるく…え、妙子さん?」
「すばるやっ‼︎妙子ちゃうわ‼︎」
「いや…何を言って…あの、すばるくんは?」
「せやから、俺がすばるやって言うてるやんけ!」
「…ほんまに?」
「ほんまやっ!俺かて信じられんけど…朝起きたらこうなっててん…」

困った時の渋谷は、眉を下げるわけではなく、眉間にしわを寄せる。それが癖だった。
今錦戸の目の前に居る女は、困った時の渋谷と同じ表情をしている。つまり、本当に渋谷だ、という事だ。

「と、取り敢えず上がってもええ?」
「そ、そやなっ…どうぞ」

しかも今女が来ている服は、渋谷の私物である、寝巻き用のスウェットだ。どうやら、正真正銘渋谷すばるのようだ。

「あの、すばるくん。服そのままでええん?」
「え?…あぁ、そうやな…別にええんとちゃう?」
「そう?なら、ええんやけど」

渋谷は今、男物のスウェットを来ているため、襟元はブカブカで、裾も長くなっている。手元はずっと萌え袖状態だ。

「りょお…どないしよ…」

ソファーに三角座りをし、涙目になりながら上目遣いで錦戸を見る渋谷。

「す、ばるくん…っ///」

その姿が錦戸に与えるダメージは、非常に大きかった。

「ごめん、我慢出来ひんわ」
「は?っちょ‼︎…ん、ふぁ…」

半ば強制的に渋谷に覆いかぶさるようにして、錦戸は深いキスをした。
渋谷は、突然の事態に頭が付いて行かず、されるがままになっていた。

30そう:2015/05/18(月) 23:22:18
「ふ、ぁ…んん、ん、ふぁ、」

くちゅくちゅ、と唾液が混ざり合う音がリビングに響く。
ソファーの上で、錦戸と渋谷は熱い口付けを交わしていた。

「…はぁ」
「ぷはぁっ…あほ、殺す気か‼︎」
「やって…我慢できひんかったんやもん///」

うわぁ、俺何言ってんねん‼︎
と自分の発言に1人顔を赤くして突っ込む錦戸。
ここでツンデレが発揮したのだろう。

「はぁ…てか、いつになったら戻るんやろ」
「すばる君、めっちゃ綺麗やで」
「うっさいわ、あほ。質問の答えになっとらんし」
「なんか、よく見るとすばる君やわ。妙子さんとはまた違う」
「妙子妙子うるさいわっ‼︎」
「俺は別にこのままでもええんやけど…」

全く噛み合っていない会話。しかし、その会話は進んで行く。

「…何なん、さっきから。そんなに女がええん」
「え…。いやっ‼︎そういう事とちゃうやん‼︎」
「じゃあどういう事やねん…」

なんて面倒くさい彼女なのだろう、と自己嫌悪になりながらも、ついつい聞いてしまう渋谷。
すると錦戸は、勢いよく質問に答えた。

「そんなん、すばる君やったらええねん‼︎いつものすばる君も、女になったすばる君も、コスプレしてるすばる君も、すばる君やから俺はええのっ‼︎」

少々突っ込みどころがあったような気もするが、渋谷には充分な言葉だった。

「…てかコスプレってなんやねん」
「すばる君のコスプレ、めっちゃ可愛いねんもん。ナースとかヤバイで、ほんま」

さっきまでのツンデレはどこに行ったのだろう。錦戸は雄弁になり話をし始めた。
このままでは全く望んでいない方向に話が向かってしまうので、渋谷が止める。

「亮。そんな話とちゃうねん。これからどうするかやろ、まずは」
「んー…もし、明日も戻らんかったら髪の毛切って、サラシ巻いて、トールシューズ履くとか?」
「戻ればええんやけど…」

すると錦戸はいい事を思いついた。

「なぁ、すばる君‼︎俺、戻る方法思いついた‼︎」
「え、ほんまに⁈なになにっ?」
「さっきキスしたやん?」
「え、おん…?」

これから何を言われるのか、渋谷には想像がつかなかった。

「それでも戻らんかった。ほんならさ…」

セックスしてみぃひん?

そう言った錦戸の顔は、気持ち悪いほどに緩くなっていた。

「な、何を言うとんねんっ‼︎」
「ちょお黙って」
「んっ、ちょ、おまっ…ぅあ、ひゃん‼︎」

錦戸はそのまま強引に服の中に手を入れ、胸を触った。
柔らかな感触が、新鮮でいい。

「戻るかもしれへんで?」
「んなわけっ…あ、らへ…んぁ、は、」
「試してみな分からへんやん?な?」

錦戸の低いハスキーボイスが、耳元で聞こえる。
渋谷の耳にかかった熱い息が、錦戸の興奮を表していた。

31そう:2015/05/18(月) 23:43:13
ソファーに渋谷が座っていて、その膝の上に錦戸が乗っかっている。
そんな体勢で、渋谷と錦戸は絡み合うようなキスをしながら、渋谷は錦戸に身体を愛撫されていた。

「りょ…ん、ふ…まっ、て…んん、んぁ」
「ちゅ…なん?」

キスをしながら、一生懸命に渋谷が待って、と言うと、舌を吸うようにして唇を離した錦戸。

「ほんまにやるん…?」
「俺、嘘つかへんもん」

真っ直ぐな眼で渋谷を見つめる錦戸。
しかし、その言葉の信憑性は極めて低いものだった。
天邪鬼な錦戸は、素直を気持ちを伝えたりすることが出来ず、いつも反対の事を言ってしまう。

「いや、お前結構嘘つくやん」
「すばる君にはつかへん」
「っ…」

確かに、渋谷には不器用ながらも素直な気持ちを伝えてくれる。
そして、また真っ直ぐな眼で見つめられた渋谷。
可愛らしい垂れ目も、その下にある泣きぼくろも、今は可愛らしくは見えない。
その眼の奥には確かな男の欲望が見えていた。

「ここでやるん?」
「…床じゃなければ大丈夫やろ?」
「…まぁ」
「ほんなら大丈夫。はい、再開」

そう言うと、言葉通りに熱いキスと愛撫を始める錦戸。
その手は、胸の膨らみを撫で、突起を摘み、腹を撫でて、スウェットのズボンの中へと入ってきた。

「ぁん‼︎は、ぁ、ふ、」
「この、めっちゃ濡れてるやん」

下着の上から渋谷の蜜部をスッ、と撫でる錦戸。そこは下着の上からでも分かる程に濡れていた。

すると錦戸は渋谷の膝から降り、渋谷に立つように指示した。

「な、なん…?」
「気持ちええ事したるだけやで」

それだけ言うと錦戸は渋谷のスウェットと下着を一気に下ろした。

「何すっ、うぁ‼︎は、ぁ、ぁん‼︎」

錦戸は床に膝をつき、露わになった渋谷の蜜部を顔を埋め、ぺちゃぺちゃ、と音を立てながら舐めた。
突然の刺激に、渋谷は声を抑える事すら忘れ、ただただ鳴いていた。

32そう:2015/05/20(水) 22:11:54
「ん…すばる君のここ、トロトロやで?」
「やめっ、は、ぁん、ぅあ、あ、や、」

少しの間顔を離して言葉を発すると、すぐさま渋谷の蜜部に顔を埋めてそこを舐め始める錦戸。
渋谷は錦戸の髪の毛を掴み、顔を蜜部から剥がそうとするが、快感のせいで上手く力が入らず、何の抵抗にもなっていなかった。

「ん…後ろはどうなってるんやろうね?」
「ひゃあ⁈」

しばらくするとやっと顔を離した錦戸。しかし今度は渋谷の孔へと指を侵入させてきた。

「は、ぁ、やぁ、ぁん、ぁう、は、」
「すばる君…めっちゃかわええよ」
「うるさっ…は、ぁ、や、ぁん‼︎」

指を一本から二本、二本から三本へと増やしていき、肉壁を押していく。
バラバラに動かしたり、一気に動かしたりして、渋谷の反応を楽しみながら奥へ奥へと指を進めていった。

「は、りょ、…も、ええからっ…」
「え?」
「はよ、挿れてっ…?」
「っ…‼︎」

頬は紅潮し、眼には涙の幕を張らせ、口はだらしなく開いている渋谷。
今まで、散々鳴いていた渋谷。
どれも、錦戸を刺激するには充分過ぎるぐらいだったのだが、この言葉で、もう理性のストッパーは完全に外れてしまった。

「しゃあさ、自分で挿れてみぃ」
「えっ…」

そう言うと錦戸は、Tシャツを脱ぎ、ズボンと下着も脱いで床に寝転がった。

「そんなん無理やっ!」
「ふーん…ならもう終わろっか」
「なっ…それ、は…」

強気な渋谷だったが、今主導権を握っているのは紛れもなく錦戸である。
充分に快感を与えられた渋谷の身体は、錦戸を求めて火照っていた。

「っ…ふ、ぁあ、ぁ、は、」
「っ…ええよ、すばる君…」
「ふ、ん、ぁん、ゃん、あ、」
「どんどん入っていってるでっ…はぁっ」

渋谷は欲求に負け、錦戸に跨り、静かに腰を下ろしていった。
錦戸はそんな渋谷を言葉攻めにする。
ゆっくりゆっくりと孔に入って行く錦戸の自身。
普段は素通りするような場所まで、しっかりと刺激されるものだから、錦戸が得る快感は確実にいつもの3割り増しはいっていた。

「は、ぁん…な、まだ…?ふ、ぁ、」
「まだやでっ…」
「っ、あ、ふ…んん、ぁ、」
「ごめん、すばる君っ…」
「え、ちょっ‼︎…あぁぁぁ‼︎」

これ以上焦らされるのは我慢できない。
錦戸は渋谷の腰を持ち、一気に下ろした。
そして、下から突き上げる。

「あ、は、ぁん、ぅ、や、ぅあ、ぁん‼︎」
「は、は…すばる君っ…ええ眺めや…」

渋谷は身体の力が抜け、成人男性としては大分軽い全体重を錦戸に預けているため、重力により錦戸の自身は奥へ奥へと入っていった。

33そう:2015/05/20(水) 22:44:02
「ぁん、ぁ、は、んぅ、ぁん、」

ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる結合部。
その音と同時に肌がぶつかり合う音も、リビングに響いていた。

錦戸は、最高の眺めに眼を細めながら、渋谷の締め付けによる快感を噛み締めていた。

「きもち、えぇっ…は、ぁん、ぁう、んぁ‼︎」
「すばる君っ…最高やでっ…」

口をだらしなく開け、目は虚ろになってい渋谷。
快感により、眉間に皺を寄せながら息遣いを荒くする錦戸。
お互いがお互いを求め合って居た。

「ぁ、もっ、あかっ、ぁ、は、ぁん、」
「俺、もっ…すばる君っ…好きやでっ…」
「りょお、は、ぁん、ゃ、んぁ、は、ぁん‼︎」

渋谷の言葉を聞き、錦戸は腰を更に激しく動かした。

「ぁぁああああ‼︎‼︎」
「っ…はぁっ…」

錦戸は急いで渋谷の中から自身を取り出す。

渋谷は今日一番の嬌声を上げて果てた。
錦戸も、その締め付けにより果て、床に精子を撒いた。

「あっぶなぁ…中出しするところやった…」
「…りょお、」
「ん?どないした?って……」

声をかけられ、そちらを向くといつも通りの渋谷が居た。
そう、男に戻ったのだ。

「すばる君っ!戻ったんや‼︎」
「戻った、けど…」
「けど?」
「…ほんまにヤったら戻るってどういう事やねん」

確かに、渋谷の言う通りだ。
錦戸は本当に戻ると思っていったわけでなく、5%ぐらいの確率でもしかしたら…と提案し、実行に移しただけだった。

「まぁ、でも良かったやん!戻ったんやから‼︎」
「…せやなっ。戻ったんやからな!」
「じゃあ、第二ラウンド行きますか」
「っはぁ⁈」

男に戻った素っ裸の渋谷を見て、錦戸が我慢できるはずがなかった。
すると錦戸は渋谷を俗に言う"お姫様抱っこ"で持ち上げると、寝室へと向かった。

そして、寝室に着くや否やベッドに渋谷を降ろし、その上に覆い被さった。

「俺の上で鳴く女のすばる君見れたし、今度は俺の下で鳴く男のすばる君が見たいなぁ…」
「なっ…!」

こいつ本気や。

渋谷がそう感じるのに時間はかからなかった。

愛の第二ラウンドへと突入です。


黄赤/どんな君でも

end

34そう:2015/05/20(水) 22:48:05
終わりました、気まずいの女体化。
いかがでしたでしょうか?
まさかの題名を書き忘れるという失態を犯してしまい、今回も誤字脱字が多いという…。
申し訳ありませんでしたっ!!
以後気をつけます!!

まだまだリクエスト、お待ちしております。リクエストの際は裏ありかなしか(激裏などの指定も可です)をお書き頂けまさよう、お願いいたします。

35Kei:2015/05/21(木) 17:54:18
ひなよこで
玩具プレイで裏ちょっと調教、抵抗
お願いします

36そう:2015/05/22(金) 23:08:49
Kei様、リクエストありがとうございます。
了解しました。玩具プレイ、頑張ります。

37そう:2015/05/23(土) 23:31:48
紫黒/俺のもの



ガヤガヤ、ガヤガヤと。
飲み屋の個室のうちの一部屋で騒いでいる7人。
今日は久しぶりにメンバーで飲んで居た。
丸山と安田が飲みに行くと言い、錦戸がそれに乗っかり、さらに大倉も乗っかった。そこにすばるも乗っかり、どうせなら、と村上も乗っかり、雛が行くなら…と横山も乗っかって。

結局全員で久しぶりの飲み会。ライブ中も全員が集まることなんてなかったから、メンバーたちはとても楽しく飲んでいた。
横山も、例外ではなかった。

「どっく〜ん♪もっと飲めやぁ♪」
「ちょ、横山君っ!飲んでるって!」
「全然飲んでへんやろぉ〜♪」

錦戸にウザ絡みをする横山。それを面白くなさそうに見ている男が一人。

「…雛。顔ヤバイで」
「うっさいわ、アホ」

その男は、横山の恋人である村上だ。
たかが嫉妬。されど嫉妬。
酷く難い感情であることを理解しながらも、イライラが止まることはない。

「横ちょ飲みすぎやでぇ?」
「安ぅ〜♪全然飲みすぎてへんしぃ♪」
「安ぅ〜♪♪」
「んもぅ///」

ベロベロに酔った横山と、同じようにベロベロに酔った大倉に絡まれ、大変そうな安田。しかし、大倉に呼ばれた時の顔は、実に嬉しそうな顔をしていた。
恋人に呼ばれれば、誰でもそうなるか。

「ちょお、安ぅ?こっち来てやぁ!」
「ちょ、横ちょっ?!」

大倉の方へ行った安田の腕を引っ張り、無理矢理横に座らせた横山。
大倉は、酔いすぎていてそんなのは見えていないようだ。ただ名前を呼んだだけで満足だったのかもしれない。

「安のさぁ、Darling凄かった〜!」
「あ、西野カナさんの?」
「そうそう!ハモりめっちゃ綺麗やったでぇ?」
「ほんまぁ?ありがとー♪」

そこそこ酔っている安田。いつの間にか横山と二人で楽しそうに話していた。

「…よこー」

「あとなっ!」

「……よこー」

「え、ほんまっ?」

「…よこ」
「うっわ、全然聞こえてないやん。安と横以外には聞こえるのに」
「…なんやねん、あいつ」

村上が何度呼んでも気づく素振りすらない横山。
また、イライライライラ。イライライライラ。
渋谷がいちいち茶化してくるのにも、イライラ。

「裕ちん、信ちゃんが…」
「あ、まるー♪ちょおこっち来てぇ?」
「え、と…」

チラリ、と村上を見る丸山。明らかに横山の所へ行ったら殺されそうな目をしている。

「まーるー!はよぉ!!ここ座れやっ!!」
「うっ…はい…」

しかし結局は横山の可愛さと面倒くささに負けて、丸山は横山の隣へと座った。

「んふふ、丸ちゅー♪」
「え、」
「ん…ふふ♪」

ちゅ、と。
わざわざ可愛らしい音を上げてくっ付いた丸山の唇と横山の唇。
村上の耳には、全く可愛らしい音には聞こえなかった。

「横。帰るで」
「え?ちょ、ひなぁ?」

グイ、と横山の腕を引っ張って立たせると、素早く自分の荷物と横山の荷物を持ち、個室を出ようとする村上。

「ひな?ひなって。どぉしたん?もう帰るん?」
「先帰るわ」
「おう。あんまり虐めんなよ」
「…ほな」
「ひなぁ?」

横山の腕を引っ張ったまま、スタスタと歩いて行く村上。酔っている横山にとっては酷く速いテンポだった。

38そう:2015/05/24(日) 23:20:27
そのまま外へ出ると、タクシーを拾う村上。

「ひな?ほんまにかえるん?」

舌ったらずな言い方で聞く横山。しかし村上は完全無視。
タクシーを拾い終わり、車に乗り込むんでも、運転手さんに行き先を告げるだけで、あとは無言。

「……着きました」
「ありがとうございました。ほなこれ」
「…○○円のお返しです。ありがとうございました」

村上の住んでいるマンションの近くまで来ると、タクシーを止めて降りる村上。それに続く横山。
結局、ここまでは終始無言だった。
マンションまでの距離を歩く。
風にあたり、横山の酔いも少しずつ覚めていった。

相変わらず早足で、イライラしているように見える村上。

「ひ、ひな?どぉしたん?」
「……」
「ひな…?」
「……」

やはり無視を決める村上。横山は話しかけるのをやめた。

マンションに入り、村上の部屋までエレベーターで昇っていく。随分と高い村上の階まで来るとエレベーターを降り、また早足で歩く。
横山は必死でそんな村上について行った。

玄関に入ると、今までこちらを見もしなかった村上が、横山の腕を強く掴んだ。

「ひ、ひなっ?ちょ、痛いっ…」
「……」

しかし、やはり無言のまま。
村上は横山の腕を掴んだまま、ズンズンと進んで行く。
辿りついた先は、寝室。

すると村上は、横山の身体を投げるようにしてベッドの上へと落とした。

いくらガサツな村上でも、こんな乱暴に横山を扱ったことはなかった。
その理由が強い独占欲による嫉妬とも知らずに、横山は混乱していた。

「ひな…?ほんまにどぉしたん?何で怒ってるん?」
「…はぁ…」

横山が聞くと、村上は深いため息。

「よこ」

やっと口を開いた村上。

「横の恋人は誰?」
「ひ、なやけど…」

真っ直ぐな目で見つめられる横山。目を反らせなくなる。

「それなのに亮に絡んでベタベタしてたんは誰?」
「え…と…」
「全然俺の方に来もせんで、ヤスと楽しそうに喋ってたんは誰?」
「…」
「酔ってるからって丸にちゅーしたんは誰?」
「お、れ…」

村上は横山に立て続けに質問をした。すると横山はやっと村上が怒っている理由が分かってきたみたいだ。

「…横。もう一回聞くで?横の恋人は誰?」
「ひ、な…」

村上が怒っている理由は嫉妬。横山はそれが分かって、少し…いや、かなり嬉しかった。
あの村上が嫉妬。それはつまり、村上は横山のことがきちんと好きだ、ということ。
しかし、そんな純粋な気持ちは村上の一言で崩れ去る。

「じゃあ他の奴とイチャイチャすんなや」

言葉だけならば嫉妬をしたただの恋人。しかし、目の前にある、まるで吸い込まれそうなその目は、そんな可愛いものではなかった。

強い強い独占欲。それが目の奥の奥に映っていた。
しかし相手はメンバー。まだ酔いが残っている横山は、無意味な抵抗へと出た。

「でもっ!メンバー、やし…」
「…反省してないみたいやな。今日はお仕置きや」

そう言った村上は、イライラしているけど、実に楽しそうな表情をしていた。

39そう:2015/05/25(月) 07:30:28
「ちょ、待ってっ…!」
「うっさい」

無理矢理服を脱がす村上。横山が抵抗しても、力の強い村上に勝てるはずもなく、あっという間に全裸になった。

「そうやなぁ…」

少し考える村上。すると、ベッドから降り、どこかからかバイブを持ち出してきた。

「え、ちょ、まさか…」
「ブツブツうるさいのぉ!黙ってろや」

横山に一喝すると、村上は手に持っているバイブを、まだ全く慣らしていないソコにぶち込んだ。

「い"っ!!ぅ、い"だ、い"…!!」

極太のバイブを勢い良く挿れると、横山の孔から血が出てきた。切れたのだろう。痛みにより、涙を流す横山。
しかし村上はそんなの御構いなしにもう一つの道具を取り出す。

「よーこ。これなんだか分かる?」

そう言って横山の目の前に見せたのは

「リン、グ…」

自身に取り付けるリングだった。それを、横山の自身へと持って行き、根元から嵌める。

「ぁ"あ"あ"あ"あ"!!」

すると横山の中のものが動き出した。
村上が、いきなり強を押したからだ。
快感はまだなく、痛みが身体中を走る。

「じゃあ、頑張ってな?」

そう言って、村上はニヤリと笑った。

激しく蠢くバイブ。だんだんと慣れてきて快感を感じるようになってくる。
横山の自身が膨張し、硬くなる。

「あ、は、ふぅ…ぁ、ゃん!あ、ぁあ!」

痛みにより濁点のついたような声をあげていた横山。しかしそれは甘い声へと変わっていた。そして、綺麗な目から溢れる涙も、痛みではなく快感による涙へと変わっていた。

「ぁ、は、ゃん、ぁう、ぁん!ぁ、ぅあ、や、ふぁ…」

喘ぐ横山。それをただ見つめる村上。
手を出さず、ただ見つめる。だって、お仕置きだから。自分以外の人とイチャイチャした横山への、お仕置きだから。

「あぁ!ひ、な…も、やめっ…んんぅ!」
「は?やめて?…やめる訳ないやん」
「ぁん!は、ぁあ、んぅ、ゃん、は、」

ずっと激しく蠢くバイブ。大きな快感の波が迫ってくる。自身が疼き、達しそうになる。
しかし。

「ぁあああ!は、ゃあ、イき、たっ…」

自身を締め付けるリングのせいでイきたくてもイけない。
初めての体験で、非常に辛い体験だった。

40そう:2015/05/26(火) 20:24:07
あれから何時間経ったのだろう。一時間かもしれないし、五時間かもしれない。横山には、とても長く感じられた。
村上は、横山に触れずに、ずっと横山を見ていた。

未だに動き続けるバイブ。横山の精子を堰き止めるリング。横山の意識は朦朧としていた。

「ぁ、やらぁ…ぁあ!は、ぁん、もっ…やめっ…ぁ、てぇ…」
「やだ?やめて?…こんなに感じてるのに?」

大きく膨れ上がり、腹に付くぐらいに反り立っている横山の自身をピン、と弾くとビクン、と反応する横山。
口はだらしなく半開きになり、目はトロンとしていた。

「ぁあん‼︎は、ぁ、ゃん、は、ぅあ、は、」

やだ、やめて。そういった横山を村上は冷たい目で見ていた。

「こうなったんは、誰のせい?」
「俺、のせいっ…ぁん、あ、ゃん、ぁ、ぁあ、」

喘ぎながらも一生懸命に言葉を発した横山。

「せやんなぁ…じゃあさ、横は誰のもの?」
「ひなっ、のものっ!ぁ、ゃん!は、あ、」

雛のものやから。俺は雛のものやから。せやからもうやめて。
横山はそう、心の中で唱えていた。
しかし、村上は不安だった。本当はそんなこと思っていないのではないか、と。

「ほんまに?ほんまにそう思ってる?」

村上の大きな目が、今日初めて横山の潤んだ瞳を捉える。
横山のことを覗くその目は、先程までの冷酷な目とは違い、少し触れば壊れてしまいそうなほど儚い目だった。

「俺、はっ…ぁあ、んぅ、は、雛だけの、もの、やかっ、ら…!ぁん!は、ぁ、ゃん!」
「っ…よこ…好き、好きや。俺以外見んといて」

村上は、呪文のように唱えた。好き、好きや、大好き、愛してる、と。

横山も、村上と同じ気持ちだった。今回悪かったのは自分。自分が村上を不安にさせてしまうような行動をしたから。だから村上はこんなことをしたのだ。そして村上は、こんなにも自分のことを愛してくれているのだ。そう、横山は思っていた。

まだ蠢いているバイブ。それによって充分に解された孔。横山のソコは、バイブよりも大きくて熱い、村上の自身を求めていた。

「ひ、なっ…も、雛のっ、ぁん、は、ぁ、ちょーだい?」
「よこっ…ごめん、ごめんな…」

快感により流れ落ちた横山の涙をその綺麗な指で掬い、謝る村上。その目は、横山のことを愛おしそうに見ていた。
すると横山の中で蠢いていたバイブがその動きを止めた。

「ここも、キツかったやろ?」
「ぁあん‼︎は、キツかった…はぁ、はぁ…」
「今、外したるから…」

そう言うと横山の自身をキツく絞めていたリングが外された。
それと同時に、堰き止められていた大量の精液が勢いよ射精された。

「はぁ…はぁ…ひ、なっ…」
「今、挿れたるから…」

カチャカチャとベルトを外す音がする。その数秒後に、横山の孔へ当てがわれた村上の大きな自身。

そして、一気に奥まで挿れられた。

「んんぅ‼︎は、ぁ、一気にっ…」
「動く、でっ?」

その言葉を合図に、激しく動き出した村上。
ぐちゅぐちゅという卑猥は水音と、湿り気を帯びた横山の肌と乾いている村上の肌が触れ合う音が、寝室に響く。

「ぁあ、ぁ、ゃん、は、ぁん、んぁ、ぁん‼︎」
「よこっ…は、きみたかっ、好き、や…」
「ぁん!は、ぁ、んぅ、は、ゃん、ぁあ‼︎」
「愛してるっ…愛して、んでっ…!」

さっき達したばかりの横山の自身は既に硬く、大きく、熱いものになっていた。

「ぁあああああ‼︎」
「きみ、たかっ…!」

そして、横山は本日二度目の射精をした。
その締め付けにより、村上も果てた。

「よこ…」

村上の下にいる横山を見ると、先程果てたのと同時に、気を失っていまったようだった。

村上は自身を横山よ孔から抜き出し、そっ、と横山の頬を撫でた。まるで、割れ物に触るかのように、優しく優しく。愛おしそうに見つめながら。

「お前は俺のもんや…」

外は、あと数時間で朝を迎えようとしていた。

end

41そう:2015/05/26(火) 20:31:17
雛横、終わりました。大好物です。
玩具プレイ…難しかったかも。
Kei様に気に入っていただければ幸いです。

まだまだリクエスト受け付けております。

42スケア:2015/05/27(水) 16:41:19
雛亮のSMプレイがみたいです。
できれば、亮受けで(監禁的なのもできれば…)

43そう:2015/05/29(金) 23:42:24
スケア様>リクエスト、承知しました。
監禁、頑張ります。

44そう:2015/05/29(金) 23:49:22
スケア様>先程書くのを忘れてしまったのですが、リアル設定でなくても良いですか?

45スケア:2015/05/30(土) 17:42:11
はい。

46そう:2015/06/03(水) 23:17:56
紫黄/過ぎた愛



一体、何日目だろう。

初めての無断欠席をしてから、会社には一度も顔を出していない。上司が怒っているだろうか。同僚が心配しているだろうか。

「亮。今日もええ子にしてるんやで?」
「ひなくん…いってらっしゃい」

そっ、と亮と呼ばれた男の頬を撫でる、ひなくん、と呼ばれた男。

「な、なぁ!今日って、何日なん…?」
「そんな事気にせんでええ。俺の事だけ気にしてろや」

一体今日が何日なのか気になって質問をした錦戸に対し、ピシャリと言い放った村上。
そのまま、電気しかない部屋を出て行く。

錦戸のいる部屋には、窓がひとつもなかった。おまけに置いてある物は今座っているベッドだけ。

「はぁ…」

多分、3週間ぐらい。
錦戸は村上に監禁されていた。

しかし、錦戸は嫌ではなかった。村上が自分の事をそれ程までに愛してくれている、と分ければ、何も嫌な事などなかった。
会社には申し訳ないけど、別に行かなくても生きていけるし。
友達には申し訳ないけど、自分には村上が居ればそれで良いし。

そう思う錦戸もまた、狂っているのかもしれない。

ただひとつだけ、嫌な事がある。それは、この部屋に光の差す場所がない事だ。さすがに、一人でこの部屋に居ると気が滅入る。

「はよ、帰ってこうへんかな…」

帰って来たらきっとまた犯されるのだろうけど、それでも構わない。

錦戸は、村上が居ればそれで良いのだから。

「ひな君…」

光が見たくても、この部屋の外に出る事はできない。
どうやら鍵は外からしか開閉ができないようだし、そもそも錦戸の体はベッドと繋がっている。

「んん…」

体を少し動かすと、ジャラリ、と手元と足元で金属の擦れ合う音がする。
錦戸の手足には、手錠がかけてあった。
これを外してくれるのは食事の時だけ。

結局、今の錦戸に自由はないのだ。

47そう:2015/06/05(金) 00:39:40
物音一つしない一人の部屋で待ち続ける。
お昼は食べなかった。いや、いつも食べられないのだ。

この手錠があるから。

ガチャリ

「亮。ただいま」
「っおかえり‼︎」

突然開いた扉。そこには村上が立っていた。
姿は、まだスーツを着ている。ネクタイも、きちんと締めたままだ。

「ちゃんとええ子にしてた?」
「おん」
「誰も来てへん?」
「おん」
「誰にも会うてへん?」
「おん」
「誰にも見られてへん?」
「おん」
「誰の声も聞いてへん?」
「おん」

いつもの確認。村上は、心配で仕方がなかった。錦戸は自分の物なのに、狙ってくる輩がいるからだ。
この綺麗な錦戸を、他の奴らに見せたくない。この色っぽい錦戸の声を、他の奴らに聞かせたくない。
錦戸を見ていいのは、錦戸の声を聞いていいのは、錦戸を感じていいのは村上だけなのだ。

「亮…」
「ひなくっ…ん」

ゆっくりとネクタイを緩めるながら、錦戸の顔に近づく村上の顔。そのまま、唇がぶつかる。
村上の口付けを受け入れるようにして、錦戸は口を開いた。

「んんっ、ふ、ふぁ…んぁ、ふ、」
「ん…」

舌と舌が絡み合う音と、錦戸の甘い声が部屋に響く。
起き上がらせていた錦戸の上半身が、ベッドに沈んでいく。
それの同時に、ジャラジャラと音が鳴る。

「亮…好きやで?」
「俺も、好きっ…」

錦戸は既に生まれた時の姿になっている。ずっとこの姿だ。朝も、夜も、昼も。

別に、嫌ではない。寒ければ布団にくるまっていれば良いだけの事だし。

「ちょっと待ってな…」

唇を離し、立ち上がった村上。何かを取りに行ったようだ。さて、今日はどんな道具なのだろう。

戻ってきた村上の手には、乳首用のローターと、目隠し、それから首輪があった。

「ひな君…それ全部…?」
「当たり前やろ」

すると村上は、錦戸の乳首にローターを当て、いきなり強で動かした。

「あぁん‼︎あ、は、んぁ、ぁん‼︎」

いきなりの刺激に喘ぐ錦戸。すると視界が真っ暗になった。

「ぁん、あ、は、ひな君っ…ぁん‼︎」
「真っ暗やなぁ。俺が何するか、分からんね?」
「んぁ、は、あぁん、ぁ、ふぁ、」

村上が開発した身体は、すぐに反応を示した。
村上は間を空けずに錦戸の首に首輪をする。

「ひぁっ?!」

目隠しされているため、元から敏感な身体は余計に敏感になっていた。首元に、ひやりとしたものが触れる。数秒し、これが首輪だという事に気付いた。

48そう:2015/06/08(月) 19:47:36
「なぁ、亮」

耳元で聞こえる村上の声。少し掠れた、ハスキーボイス。
その声は、非常に色っぽく聞こえる。

「大倉と喋った?」
「え…?ぁあ、んは、ぁ、ぅ、」

なぜ、村上がそんな事を聞くのか。それは、今日の会社での出来事だった。
村上の部下であり、錦戸の同僚である大倉忠義。錦戸が無断欠席して連絡がつかなくなってから、一番心配していた男だ。

そして、村上のライバル。いや、錦戸は村上以外眼中にないので、ライバルにもならないが。
大倉は錦戸の事を狙っていた。普通に見ていれば全くわからないが、村上には分かっていた。錦戸の恋人として、その周りの人物も用心深く観察していなければならないからだ。

その大倉が、村上に向かって「亮ちゃんを返せ」と言ってきたのだ。村上と錦戸が付き合っている事を知っている人間はいないはずだ。つまり、錦戸と大倉がプライベートの話をしていたか、大倉がここに来たか。

その二択しか村上の頭にはなかった。

「どういう、ことっ…ぁん、はぅ、ぁ、」
「大倉とプライベートの話した事ある?」
「ぁ、それはっ、ふぁ、ぁん、ぅあ、」
「あるん?ないん?」
「ある、っあ…は、ぁん、ふ、」

錦戸は、胸からくる快感に喘ぎながらも一緒懸命に答えた。

「は?あるん?…ふざけんやな」
「んぐっ!」

錦戸がそう答えると、村上は首輪をさらに強く引っ張り、低い、殺気のこもった声で言った。

錦戸の首が絞まる。目隠しをされているため、どこに引っ張られるかもわからない。

「亮は俺のやろ?何プライベートの話してんねん。仕事の事ならまだしも…俺、そんな事許可してた?」
「は、ぁう、してないっ…ふぁ、ゃ、」
「お前は誰のものやねん」
「ひなく、の、ぁ、んぁ、は、ものっ!」

二人の姿を見て、誰かが狂っている、と言った。そして誰かは、違う、愛し合っているだけだ、と言った。

今の二人には、そんな事など関係がなかった。錦戸は村上のもの、村上は錦戸のもの。
ただ、それだけの事だ。

49そう:2015/06/08(月) 23:52:36
村上は、自身を錦戸の前に突き出した。
村上の自身が、錦戸の鼻先に触れる。独特の匂いが漂ってくる。

「舐めろや」

村上はそう、冷たく言い放つと、無理矢理口の中に自身を突っ込んだ。

「んぐっ⁈」

突然の出来事だったが、錦戸は必死になって村上の自身に舌を這わせた。
ねっとり、ねっとりと纏わりつく錦戸の舌。
目隠しされて見えないながらにも、しっかりと村上の自身を舌で愛撫する。

しかし、胸のバイブは止まることを知らない。強のまま、ひたすらに錦戸の突起を刺激し続ける。

「ん、ふぁ、ぁ、んふ、」
「っ…は、」

萎れていた村上の自身は、今でははち切れんばかりの大きさになっていた。
日々の調教のおかげか、そこら辺のAV女優なんかよりもフェラの上手い錦戸。しかし、それだけで満足する村上ではない。

「ん、ひあくん…きもひい?」
「ん…気持ちええよ」

口いっぱいに村上の自身を頬張る錦戸。目隠しをされて、更には胸にバイブを付けられている錦戸。
なんという眺めだろう。
村上はひとり、ゴクリと喉を鳴らした。

「っ…りょっ…」
「ん、ふぁ、へぇほ?」

ええよ、と言った錦戸。達しそうになる村上。
錦戸は、口の中に射精するとばかり思っていた。しかし、村上は、錦戸の口の中から素早く自身を抜いた。

「んぁっ!は、ぁん、」

村上は、錦戸の顔に顔面射精をしたのだ。
錦戸の額に村上の精液が勢いよく飛び散る。先程よりも更に独特の匂いが錦戸の鼻を支配する。

「亮。次何して欲しい?言わな何もしてあげへんから」
「あぁ、もっ…挿れてっ、ぁん、はぁん‼︎」
「何を?」
「ひな君のっ、ぁん、は、ぅあ、おっきいの、頂戴っ…?」

大きく股を広げて待つ錦戸。それを見て微笑む村上。
錦戸は、すっかり村上のものになっていた。
村上は、今は満足感でいっぱいだった。

50そう:2015/06/11(木) 19:08:52
全く慣らしていない錦戸の孔に、村上の熱い、大きな自身を挿入する。
村上の先に、ぬるりとした感触が走る。
そのまま、錦戸の孔を割るかのように一気に挿し込んだ。

「あ"あ"あ"ぁ"…‼︎」

痛みによる声を上げる錦戸。しかし村上は、そんな事などお構いなしに強く腰を打ち付ける。
すると次第に解れていった孔。

村上は、更に強く腰を打ち付ける。

「ぁん、ぁ、は、ぁあ、んあ、はっ、‼︎」
「亮っ…亮っ…‼︎」

前立腺をガツガツと突く村上。
ぐちゅぐちゅ、という結合部から出る卑猥な水音。。パンパン、という音を肌のぶつかり合う音。ジャラジャラ、という手錠や足枷、リードの音。ブーブー、というバイブの振動音。
その全てが錦戸の耳から身体を犯していく。
錦戸は、ただただ鳴いていた。

すると、そっと錦戸の目隠しを取った村上。
急に開けた視界。しかしそれはほんの数秒で、胸から来る快感と首を引っ張られる事による快感、そして孔からくる快感により、すぐに目の前がチカチカしてくる。

「はっ…お前、なきすぎやねん」

快感により鳴く錦戸。
快感により泣く錦戸。

果たして村上の言った言葉の意味はどちらなのだろうか。そんな事も考えられないぐらい、錦戸の脳は強い快感により真っ白になっていた。

「ぁん、は、ぅあ、ゃ、ふ、ぁあん‼︎」

すっかり凶器と化した村上の自身が、熱く柔らかな錦戸の肉壁を押す。痛いくらいの快感が錦戸を支配する。

未だに、胸のバイブは動き続けたままだ。

「ぁん、は、うぁ、ゃん、あ、あ、あ!」

達しそうになる錦戸。すると、村上は急に腰を打ち付けるのを止めた。

「ぁ、なん、でっ…」

涙を流しながら訴えてくる錦戸。窓しかないこの部屋には、先程までの水音はなく、バイブの振動音だけが響いていた。

「やってさ、もうイってもうたらおもろないやん」

まるで当然というかのように言い放つ村上。少しの恐怖を覚えるが、すぐに消えた。
この顔なら、何度も見た事がある。楽しんでいる顔だ。

村上が楽しいなら、錦戸はそれでいい、と思っていた。錦戸は村上を楽しませる事が出来る。村上は、錦戸でしか楽しむ事ができない。

実に美しい愛ではないか。

51そう:2015/06/12(金) 01:06:37
「ぁ、は、よぉ…動いてっ…ぁん、ぁ‼︎」

胸のバイブにより、村上が動いていなくても喘ぎ続ける錦戸。腰を自分で動かしている。

「じゃあ、ちゃんとお願いせな」
「動いてっ、くださ、いっ…!」
「亮?ちゃ、ん、と」
「ぁ、淫乱な、亮を、もっと…は、ぁん‼︎ぐちゃぐちゃにっ、してぇ…?はん‼︎」
「…合格」

腰を動かしながら、トロンとした目で村上を求める錦戸。
知らぬ間に、村上の自身は膨張していた。

「ぁん‼︎は、ゃ、っあ、ぁう、ひぁ、あ‼︎」
「っ…気持ちええでっ…亮っ」

また、腰を激しく動かし始めた村上。快感の波が錦戸に迫ってくる。
さっき果てる事を我慢したからか、先程よりも身体が敏感になっていた。

「ひぁ⁈」

火照った身体。そんな錦戸の身体に額、頬、首、鎖骨、と次々に赤い印を残して行く村上。村上の所有物である証。それは独占欲の表れだった。その印は、とても赤かった。

「ぁ、は、もっ…イき、そっ…ぁ、あん、んぅ、は、‼︎」

ラストスパートと言わんばかりに更に激しく腰を動かす村上。村上のリズムに合わせて自分も腰を動かす錦戸。
錦戸の自身は、腹に付きそうなほどに反り立っていた。

「亮っ…好きやっ…俺だけ、愛せやっ…‼︎」
「ぁ、ぁん、は、ぅあ、あ、あ、あ、あ‼︎」

錦戸の声がより一層高くなる。まるで女性のようだ。

「ぁぁぁあああああ‼︎」
「っ…亮っ…‼︎」

錦戸と村上はほぼ同時に果てた。錦戸の自身からは、一度果てるのを我慢したせいか、多くの精子が流れ出ていた。

「ぁ、ああ、は、ぁ、」

ビクビクと身体を震わせる錦戸。バイブは、未だに動き続けていた。

「ひなくっ…お願いっ…バイブ、ぁ、んぁ、止めてっ…」
「ん…」

プチ、とバイブの電源を切る。

「首っ、苦し、からっ…」
「分かった」

死なれては困るので、首輪も取る。村上の自身はまだ挿れたままだが。

「はぁ、はぁ…」

ひとまず錦戸へ快感を与えるものがなくなり、やっと息を整える。しかし、それで終わらせる村上ではない。

「亮?まだ終わってへんで?」
「えっ…」

達したばかりの錦戸。それは村上の同じだが。
村上は腰の運動を再開した。一度達し、萎れた自身だったが、すぐに先程までの熱や硬さ、大きさを取り戻した。

また、達したばかりで敏感になっている錦戸の身体も同様、村上に奥を突かれ、すぐに膨張し、反り立った。

「ぁ、あ、は、ゃん‼︎ぁ、ぅあ、ぁん、‼︎」

先程の村上の精子が錦戸の孔の中で掻き混ぜられ、より水音が増して聞こえてくる。
錦戸の中で泡立てられ、少しが孔と外へと零れる。

「ぁん、は、ぅは、ぁ、んゃ、ぁん‼︎」

敏感な錦戸の身体は、胸のバイブや首輪が無くても、あった時と同じぐらい感じていた。

「感じすぎやろっ…」
「ぁ、は、やってぇ…んにゃ、ぁん、は、ぅあ、‼︎」

バイブにより赤く腫れあがった乳首に舌を這わせた村上。

「ひぁ⁈」
「ん…」

コロコロと転がすと、パクリとそれを口に含み、強く吸い上げた。

「あぁん‼︎や、は、ぁん、ふ、」

バイブとは違う、ねっとりとしていて暖かい感触が胸の突起を刺激する。自分でも驚くぐらい、錦戸は村上の舌遣いに翻弄されていた。

「ぁ、あん、ひぅ、ゃん、ぁ、はぁ‼︎」
「んっ…うむ…は、」

器用に錦戸の胸を口で愛撫しながら、激しく腰を打ち付ける村上。

錦戸の自身は、先程の結合時となんら変わりは無かった。

52そう:2015/06/12(金) 01:19:40
「ぁん、は、ひぅ、ぁん、ひゃん、んぁ‼︎」
「亮っ…かわええでっ…俺だけが観れる姿っ…」

激しく激しく、休みなど入れずにひたすら腰を動かし続ける。

「あ、あ、イくっ‼︎イく、イってまうっ…‼︎」
「はっ…亮っ…‼︎」

いつの間にか錦戸の胸から外された村上の舌。その代わり、錦戸の名前を呼ぶ。

「あ、あ、あ、あ、‼︎」

錦戸は、高い声を上げた。正直、村上ももう限界だった。
前立腺を、強く突き上げる。

「ぁぁぁあああああ‼︎」
「亮っ、亮っ…‼︎」

またしても、2人ほぼ同時に果てた。錦戸の高い声と、村上の、錦戸の名前を呼ぶ大きな声が窓のないこの部屋に反響していた。

ズルリ、と村上の自身を錦戸の孔から引き抜く。

「ひゃん‼︎」

それにすら反応を見せる錦戸。どろり、と流れ出る村上の2回分の精子。
錦戸は、肩を上げながら息を整えていた。

「亮、愛してんで」
「んぅ…」

疲れたのか、そのまま眠りに入ってしまった錦戸。
そんな錦戸の頭を撫でながら、村上はポツリと呟いた。

「誰にも渡さん…」

美しい愛か。はたまた行き過ぎた愛なのか。
錦戸の監禁生活は、まだまだ続く予定だ。

end

53そう:2015/06/12(金) 01:22:37
終わりました、雛りょ。
いや、SMは難しいですね、やっぱり。誤字脱字等、申し訳ございません。
スケア様、気に入って頂けたでしょうか?

リクエスト、まだ受け付けております。学パロなどもきっと大丈夫だと思います。ドラマパロは無理です。

54Eva:2015/06/12(金) 18:03:33
リクお願いしてもよろしいですか?(2つあります)
1、亮君総受けで媚薬とか使ってくれたらうれしいです。

2、横亮で横受けの学パロがみたいです。

55そう:2015/06/13(土) 00:20:00
Eva様、了解しました。
しかし私、テスト期間に入ってしまったので、書き始めるのが今月の終わり頃になってしまうのですが、宜しいでしょうか?

遅くはなってしまいますが、必ず書きますので。ご理解の程、宜しくお願い致します。

56そう:2015/06/27(土) 23:20:36
遅くなりました。どっくん総受けです。




「亮ってかわええよな」

それは、突然渋谷の口から発せられた。

「は?いきなり何なん。気持ち悪いで、自分」

そんな渋谷に、横山が一喝。

今日はメンバー全員で飲む予定だったが、錦戸はあいにく、ドラマの撮影が入っていたため遅れてくることになっていた。

「いや、なっ?ほら、あいつって天邪鬼やん。ツンデレの極みやん?てか、もはやツンツンツンツンデレぐらいやん?」
「まぁ、せやなぁ…」
「裕ちんに負けず劣らずの照れ屋ですからねぇ」
「おまっ、俺関係無いやろっ」
「亮なぁ…かわええよな…」

そんな会話を、大倉は黙って聞いていた。
錦戸がかわいい、というのは非常に共感できる。
しかし、いきなりそんな事を言った渋谷は、きっと

57そう:2015/06/27(土) 23:29:41

「亮ってかわええよな」

それは、突然渋谷の口から発せられた。

「は?いきなり何なん。気持ち悪いで、自分」

そんな渋谷に、横山が一喝。

今日はメンバー全員で飲む予定だったが、錦戸はあいにく、ドラマの撮影が入っていたため遅れてくることになっていた。

「いや、なっ?ほら、あいつって天邪鬼やん。ツンデレの極みやん?てか、もはやツンツンツンツンデレぐらいやん?」
「まぁ、せやなぁ…」
「裕ちんに負けず劣らずの照れ屋ですからねぇ」
「おまっ、俺関係無いやろっ」
「亮なぁ…かわええよな…」

そんな会話を、大倉は黙って聞いていた。
錦戸がかわいい、というのは非常に共感できる。
しかし、いきなりそんな事を言った渋谷は、きっと何かを企んでいるに違いない。

「でなっ!そのデレが最近なくない?」

渋谷の発言に、他のメンバーは黙って頷いた。
確かに錦戸はここ最近、疲れているのかツンばかりだ。

「…でも、ドラマの撮影とかあって、疲れてるからとちゃうん?」
「そこでやっ!!よぉ聞けや?」

やはり。渋谷は何かを企んでいる。

「疲れている亮ちゃんをみんなで癒して、尚且つデレも見ちゃいませんか?♪」

…相当酔っているのだろう。大倉と村上、そして横山はそう思った。
というか、言っている意味が理解できなかった。

「…なるほどな、渋やん。俺、協力すんでっ!」
「丸山隆平、右に同じくっ!!」

しかし、安田と丸山には理解できたようだ。

「すばる君、どういう意味?」

渋谷が意味のわからない事を言い始めた辺りから一言も喋っていなかった御大倉が、三人を代表して口を開いた。
すると、渋谷の口から衝撃的な言葉が発せられた。

「やからぁ…皆で亮を犯さん?」

58そう:2015/06/28(日) 16:34:25
「…は?」


大倉、横山、村上がハモった。
それはそうだろう。渋谷が言ったのは、つまり、錦戸と一緒に7Pしよう、という事なのだから。

「何でそうなるん?」
「やってさ、亮最近疲れてるやん?やから癒したろう、思うて。ツンしか見てない、言う事は皆に甘えれてないっていう事にもなるやろ?」
「…まぁ」
「やから、甘えれさせたろうや。ストレスも吐き出せるやろうし」

果たして渋谷が言っている事は本心なのだろうか。そして正論なのだろうか。
少なくとも、横山も村上も酔っていた。

「ええやろ?な?雛」

村上は渋谷にめっぽう甘い。渋谷はそれを知っていた。

「…せやな。ええんとちゃう?」
「は、ちょ、雛っ?!」

そして、横山は村上にめっぽう甘い。渋谷はそれも知っていた。

「ええやん、横。な?すばるもいうてる事やし…」
「…わーった!もうっ」

結局、賛同して居ないのは大倉だけになってしまった。だけど、大倉はこの作戦には賛同できない。

「あかんやろ、メンバー抱くなんて」

ピシャリと言い放った大倉。なぜならば、錦戸の事が好きだから。
好きな人が他の男に犯される姿など、絶対に見たくない。

「大倉、諦めぇ。多数決で決定や」

完全に屁理屈である渋谷の発言。きっと、錦戸の事をただ抱きたいのだろう。
もしかしたら、ここに居る全員が錦戸の事を好きなのかもしれない。

横山は村上以上に錦戸に対して甘いし。村上は渋谷以上に錦戸に対して甘いし。渋谷は何だか相思相愛だし。丸山は錦戸を笑わせようと必死だし。安田はベタベタくっ付いているし。

「横、媚薬とか持ってないん?」
「…渋谷さん。まさか今日、ここでやる気?」
「え、せやけど」
「はぁ…多分あったと思う」

そう言うと立ち上がった横山。今日は横山の家で飲んでいる。

「ほれ、あったで」

数分経って、横山が戻ってきた。そして、手に持っていた媚薬をポイ、っと渋谷に渡した。

「おー、サンキュー」
「はいはい」
「大好きやで、横ちゃん♪」
「暑苦しいっ!どっくんならまだしも、何でお前に抱きつかれなあかんねんっ」

つい。本当につい。
横山は言葉にしてしまった。それは、つまり錦戸の事が好きだ、と言っているようなものだ。

「横」
「っ…なんでも、あらへんわっ」
「ふーん…そか」

急に横山を見る目が変わったメンバー。やはり、ここに居る全員が錦戸の事を好きなのだろう。

もちろん、大倉も含めて。

59そう:2015/06/29(月) 22:19:37
ピンポーン

「横山くん?俺っ。来たでー♪」

ニコニコの笑顔で画面に映る錦戸の顔。

「ん、今開けるわー」

横山が席を立ち、オートロックを開ける。すると、数十秒後に玄関から入ってきた錦戸。

「うーっす!遅なってごめんなぁー」
「かまへん、かまへん。ほら、早よ座りぃ」

村上が錦戸に座るように促す。そして、渋谷は丸山に酒を持ってくるようにアイコンタクトを取る。

「亮ちゃん、まずはビール飲む?」
「おん、そうするわ」
「ほな持ってくるな」
「んじゃお願い」

自然に席を立ち、キッチンへと向かう丸山。その手には媚薬が握られていた。そして、錦戸にバレないようにビールを注いだコップに薬を2錠入れる。

「はい、亮ちゃん。まだまだあるからいっぱい飲んでなぁ?」
「ほな、亮も揃ったことやし。横山さん、もう一度お願いしますわ」
「はいはい…じゃ、かんぱーい!」
「「かんぱーい!!」」

コツン、とコップがぶつかり合う。錦戸は撮影の疲れを消すかのように一気にビールを飲んだ。

「ぷはぁ!やっぱ酒は美味いわー!」

そんな錦戸を、他のメンバーは妖しい目で見ていた。いつ媚薬の効果が現れるのか。
特に丸山は楽しみで仕方がなかった。
丸山が入れた量は、規定の倍の量であったからだ。

「亮、撮影お疲れぇ。今日はパーッと飲んで騒ぎぃ!横ちょの家やしっ」
「俺の家やから騒いでええってなんやねんっ(笑)」
「横山くん家やし、騒いでええやろっ!なぁ、亮ちゃん」

錦戸の目には、いつもの光景のように見えていた。これから何が起こるのかも知らずに。大倉は、この時点でもう罪悪感と嫉妬に押しつぶされそうだった。

60そう:2015/06/29(月) 22:20:58
数十分後。錦戸の身体に変化が起こり始めた。

「あー、暑なってきた!!」

そう言い、Tシャツを脱ぎ捨てた錦戸。そんな錦戸に、隣に座っていた安田がすかさず動いた。

「えー、そぉ?そんな暑ないけどなぁ…熱でもあるんとちゃうよね?」
「っひゃん!」

ピタ、と錦戸の首筋に触れた安田。すると、媚薬の効果だろうか。錦戸は、それにすら敏感に反応を見せた。

「っ…熱なんてあるわけ、ないやん(笑)」
「それならええけど…」

そんな安田を見て、次は年上組が動き出した。

「亮、隣きぃや!一緒飲もうっ」
「え、すばる君っ?行く行く!♪」

渋谷の誘いに乗り、安田の隣から渋谷の隣へと移動した錦戸。

「…亮。こっち向き」
「え、なんっ、」

錦戸の唇に触れる、渋谷の唇。キスはどんどん激しく、深いものに変わっていく。

「ふ、ちゅ…んん、んぁ…」

錦戸は、突然のことで頭が混乱していた。確かに、メンバーと飲んでいて酔いが回ってしまいキスをする、またはされる都行った事は度々あった。
しかし、今回は訳が違う。渋谷の口調からするとそこまで酔いが回っている訳ではなさそうだ。しかも、ディープキスなんて、された事がない。

「んん、っあ!!」

いつも以上に敏感になった身体は、渋谷のキスだけでも充分感じていた。すると突然、胸に手が伸びてきた。

「亮、もう乳首勃ってんで?」
「んぁ、ぁ!は、ぁ、ぁん、ふ、んんっ」

その声は村上のものだった。指の腹でくにくにと錦戸の胸の突起を刺激する村上。

「あれ、亮。ここもこんなんなってんで?」
「あぁん!!」

錦戸は、渋谷の口からつい、舌を抜いてしまう程の快感に襲われた。
横山が、錦戸の自身を握ったのだ。

「こっちに集中しろや」
「ふぁ、ぁ、んんっ、ひぅ、や、ぁ、」

渋谷はまた、自分の舌と錦戸の舌を絡めた。

「亮、ここキツイやろ?」

いつも間にかどっくん呼びからジュニア時代の亮呼びへと変化していた横山。
そして、錦戸のズボンのファスナーを下ろした。

「亮。下着にめっちゃ染み付いてんで?キスと乳首だけで、どんだけ感じてるん?」

横山はニヤリと笑いながら、下着の上から錦戸の自身をなぞった。

「ひぁん!!横山くっ、やめっ…」
「りょーお。キスに集中せぇって」
「んんっ!!」
「乳首、そんなに気持ちいいん?」
「んぁ!!ふ、ぁん、ゃ、はぅ、」

喘ぐ錦戸。そんな錦戸を見て、安田も丸山も黙って見ている訳にはいかなかった。
年上組だけにやらせてたまるか。そういった気持ちが前面に出てきた。

しかし、大倉だけは手を出す勇気がなかった。それなのに、嫉妬心ばかりが大きくなっていた。

61そう:2015/06/30(火) 23:51:00
「亮ちゃん、ここヒクヒクしてんで?」

いきなり後ろに回された手。その手は丸山のものだった。指を入れる事はせず、孔の辺りを優しく撫でる。
前は相変わらず、横山に愛撫され続けていた。

「んにゅ、ふぁ、んぁ、ふぅ、あ…」

自然と腰が揺れる錦戸。身体に力が入らず、後ろから抱きしめるよう胸を愛撫していた村上に身体を預ける形になった。

「亮、大丈夫?」
「ん、ふぅ、ぁ、ゃう、」

こくこく、と頷く錦戸。村上はそんな錦戸を見て、胸の突起を摘んだ。

「んぁ‼︎は、ぅあ、ふぅ、ん、ぁ!」

「渋やん、ちょっとええ?」
「ん、ちゅ…なんやねん」
「亮?フェラして?」

我慢できなくなった安田は、渋谷を退かして空いた錦戸の口に自身を無理矢理咥えさせた。

「んんっ!ん、ふぇ、ぁ、ふぅ、んっ!」
「っ…ええでっ…」

安田は、錦戸の舌使いに翻弄された。決して上手とは言えないが、錦戸にされてるという事だけで、安田は人生で一番に感じていた。
そんな中、渋谷は、錦戸の身体中にキスを落としていた。村上、横山、丸山も動きを止めてはいない。

「っあぁん‼︎まりゅっ…ん、ふぅん‼︎」

突然の異物感が錦戸を襲った。丸山が錦戸の孔に指を挿れたのだ。そのまま中指を第二関節まで差し込み、中でグニグニと曲げて肉壁を押す。

「亮ちゃん、気持ちええ?」
「んぁ、は、やぅ、は、ふぅ、」
「っ噛んだらあかんで?」

そのまま、二本三本と指を増やしていく。媚薬の効果もあり、いつも以上に身体が敏感になっているせいか、すぐに解れ始めた錦戸の孔。

「んぁあ‼︎よ、こやっ…あかっ‼︎」

突然大きく甲高い声で啼いた錦戸。横山が、錦戸の自身を咥えたのだ。

「ん、ふぅ…りょお、きもひええ?」
「あぁ‼︎喋ったら、あかんっ…‼︎」

安田のものを愛撫する動きを止めてしまった錦戸。すると、また無理矢理自身を咥えさせた安田。

「ちゃんとやれや」
「んんっ‼︎」

もう、錦戸の腰は揺れっぱなしだった。
横山による自身への刺激。丸山による孔への刺激。村上による胸への刺激。
そして、渋谷による赤い跡。安田による降伏感。
ただ一人、錦戸に触っていない人が居た。

「お、おくらっ…見んといてっ…んんっ、」
「え、亮ちゃん…?」

しかし、それは間接的な刺激を与えていた。
大倉に見られている。
それだけで元から熱い錦戸の身体は余計に熱を持った。

62そう:2015/07/02(木) 21:23:37
「ん…解れたな」
「ひぅ‼︎」

丸山が、錦戸の孔から指を抜く。それだけでも充分に反応する錦戸の身体。

「ちょお丸退け。俺が挿れる」

完全に解れた錦戸の孔。そこに、今渋谷が自身を挿れようとしている。

「えぇー!何でぇな‼︎」
「俺はキスしかしてへんねん。ええやろ」
「俺は解してしかないですっ‼︎」

錦戸の耳に、二人の会話が少しだけ入る。その間も、村上、横山は錦戸のことを愛撫し続け、安田は自身を咥えさせている。

「ふ、ん、ぅあ、はぅん‼︎」

すると突然、横山が強く扱いていた。そんな快感に錦戸が耐えられるはずもない。

「あぁん‼︎」

錦戸は、横山の口の中に欲を吐き出した。

「ん、ご馳走様」

そう言い、喉を動かした横山。錦戸の欲を全て飲んだのだ。
そして、テカった唇を、真っ赤な舌でペロリ、と舐める。

その姿は実に美しく、錦戸の後ろで見ていた丸山や村上でさえ惚れてしまいそうになる。

一度果てて萎れた錦戸の自身。しかし、村上はいつまでも横山に見惚れている訳でなく、すぐに胸の刺激を強める。

「ぁん‼︎は、ぁ、やぁ、ひぅ‼︎」
「亮、もうアソコ元気になってもうてるやん」
「ひゃあ‼︎」

果てたばかりの錦戸の身体はより敏感になり、すぐに元気を取り戻した自身。

熱く熱く熱を持った身体が、快感を求める。まるで全く別人の身体になったみたいだ。

「いれ、てっ…ふぅ、ゃん、んぅ‼︎」
「っ…ええから退け‼︎」
「んぁぁあ‼︎」

いきなり入ってきた、指なんかとは比べ物にならないくらいの質量と熱を持った渋谷の自身。
自然と、錦戸の腰が揺れる。

「ん、はぁ、ぁん‼︎」
「っ…亮、力抜いてっ…!」

きゅうきゅうと締め付けてくる中。渋谷は、痛いくらいの快感を感じていた。

「亮ちゃん。こっち向いて」
「んぇ?」

すると、渋谷に居場所を奪われた丸山が、錦戸の前に顔を持ってきた。
安田は、噛まれたら大変だ、と言い、錦戸の手で自身を愛撫させていた。

「んんぅ!ぁ、ふぁ、」
「ふっ、」

丸山が、錦戸にキスをする。深い深いキス。
すると、力が抜けた錦戸。それを見計らい、渋谷は錦戸の孔の奥へと自身を進めた。

63そう:2015/07/02(木) 21:24:23
「あぁぁあ‼︎は、ぁ、んぁ、はっ、」

役目が終わったかのように、丸山はその場を去ると、携帯電話を手にし、撮影し始めた。
しかし、そんな事が行われているとは分かっていない錦戸。渋谷が、錦戸の腰をガツガツと突いてくる。
それに合わせ、錦戸の腰を振る。

もう、理性などはなかった。
目からは涙を流し、口はだらしなく開き、焦点が定まらない。

そんな錦戸を、大倉はただ見ている事しか出来なかった。

「ぁあん、はぅ、んぁ‼︎ゃ、あ、ぁん‼︎」
「はぁっ、ぁ、あかん、かもっ…‼︎」

渋谷は急にスピードを上げた。

「ひぁん‼︎は、ぁ、あ!ゃ、んぁ‼︎」

錦戸は、それに合わせて安田の自身を扱く手も速めた。

「りょ、も、あかっ…‼︎」

すると、安田は錦戸の手の中に欲を吐き出した。

「イくっ…‼︎」

渋谷も、強い締め付けにより、果てた。
トクトク、と錦戸の中に渋谷の精子が入ってくる。

「はぁっ…良かったで、亮」
「ひぅ‼︎」

ズルリ、と自身を引き抜いた渋谷。それにも反応する錦戸。

「亮。エロい顔してんで」

村上が、そう耳元で呟くと、ビクン、と反応した錦戸。

「お、おくらっ…挿れてっ…?」

そして、錦戸が発した言葉で、その場に衝撃と沈黙が走る。

64そう:2015/07/03(金) 00:20:09
「え、亮…ちゃん…?」
「はぁ、はぁ…大倉っ…」

今まで見ている事しかできなかった大倉。止める事ができなかった大倉。それは、ダメだと分かっていても、大倉の中の酷く汚い欲が邪魔をしていたからだ。

「はぁ…大倉。しっかりせぇよ」
「え?」
「ったく、このヘタレが…」
「は?」
「たつ。亮待たせんなっ」
「ちょっ…」

年上組から訳のわからない事を言われ、また、錦戸に言われた言葉がグルグルと頭の中で回っている。
果たして、自分は今どうすべきなのだろう。

「おーくらっ!もうっ、何やってんねん‼︎」
「大倉。亮ちゃん待ってる」

挙げ句の果てには安田と丸山からも言われる始末。これは、錦戸のことを抱くのが正解なのだろうか。
しかし、今、錦戸は理性が効かなくなっている。ただ、誰かに挿れて欲しいだけなのではないのだろうか。

「亮ちゃん…?何で、ここで俺なん?」

そっ、と錦戸の潤んだ目を覗き込む。

「大倉、が、ええっ…からっ…///」

すると、照れるように顔を背けて話す錦戸の姿が。
これは…脈アリなのだろうか。

「亮ちゃん…」
「皆そんなに見んといてっ…///」

「はぁ…つまらんのー。ほな雛ん家行くか」
「何で俺ん家やねんっ」
「そら、一番広いからなぁ?雛ちゃん」
「そーやで!信ちゃん家が一番ええとこやんっ!」
「信ちゃん!早よ行こっ!」
「はぁっ…お前らはほんまに…」
「ほな大倉。ちゃんと戸締りお願いな」
「…は?」

ゴチャゴチャしたかと思うと、ゾロゾロと横山宅を出て行ったメンバー達。
錦戸と2人きりになった大倉。

65そう:2015/07/03(金) 00:25:48
「おーくらっ…はよぉ…」
「んっ‼︎」

何もしてこない大倉に対して痺れを切らしたかのようにキスをしてきた錦戸。そのまま、舌が入ってくる。

「んん、ふ、っ‼︎」
「ん…ちゅ、んん、ふぅ、」

すると大倉はスイッチが入ったかのように錦戸に覆い被さり、その唇を貪った。

「んんっ‼︎」
「ん…ぷはぁ…」

苦しくなり大倉の背中を叩くと、離れた唇。少し寂しさを感じる。

「亮ちゃん。俺、止まらんで?」
「はぁ…はぁ…止まらんで、ええよっ…」
「今、嫉妬で狂いそう」
「それって…」
「…好きやで、亮ちゃん」
「おおくっ、」

心の内に閉じ込めていた長年の想い。たった一言だが、その一言がなかなか言い出せなかった。
それが今ここで。非常に珍しい形で伝えることができた。
何故か横山宅だが。

大倉は、錦戸が名前を呼び終わる前にその口を塞いだ。

そんな大倉のズボンのベルトに、錦戸が手を掛ける。

「おーくらの、こんなんなってる…」
「ぁ…ほんま、誘い受け得意やな…」

丸山と渋谷によって充分に解された錦戸の孔。そこに、大きくて硬い、そして熱を帯びた大倉の自身を挿れる。

「あぁ…‼︎」

一度果てて、媚薬の効果はなくなっているはずなのに、錦戸はまた、大倉の自身をきゅうきゅうと締め付ける。

「はっ…亮ちゃん、腰動いてるっ…」
「は、ぁ、ぁん、やぅ、ぁん‼︎」

自分から腰を動かした錦戸。大倉も、それに応えるように激しく腰を動かす。中では、渋谷が出した精液がぐちゅぐちゅと音を立てて泡立っている。

「ぁ、おおくらっ、おおくらっ…‼︎」
「亮ちゃんっ…好きやっ…!」

奥の奥まで、自身を突き刺していく大倉。

「あぁあ‼︎そ、こっ…ぁ、はぅ、や、んぁ‼︎」
「ええトコ見っけ…」

前立腺を突かれた途端、先程以上に高くなった声。大倉は、そこばかりを突いてくる。

「あ、あ、あ、あ、‼︎」
「亮ちゃっ…ごめ、…‼︎」

錦戸は、高い高い声をあげ、本日二度目の射精をした。大倉は、その締め付けで果てた。錦戸の中は、渋谷の精液と大倉の精液でいっぱいになっていた。

「はぁっ、はぁっ…亮ちゃん?」
「……」

錦戸は疲れたのか、はたまた快感が強すぎたのか。そのまま眠ってしまった。
錦戸の身体中にある紅い跡。これは渋谷が付けたもの。この胸に、村上が触った。この局部を、横山が愛撫した。錦戸の孔を解したのは丸山。この綺麗な手で、安田のを触った。

「ほんま…何やねん…」

大倉の頬に、ツー、と涙が流れる。何で散々メンバーに好き勝手された錦戸のことを抱かなければならないのだ。

「手ぇ出せなかった俺が言えることちゃうか…」

大倉はゴシゴシと涙を拭き取り、錦戸の後処理をした。それが終わった頃、大倉の携帯に電話がかかってきた。

66そう:2015/07/03(金) 00:26:13
「…もしもし」
『あ、大倉?お前、やるときはやるんやなぁ…』
「え?どゆこと?」

相手は渋谷。やるときはやる、とはどういう事だろう。

『ぜーんぶ見てたで。雛ん家で。そこら辺に俺の携帯あるやろ?それで中継してましたー』
「はぁ⁈」
『アホっ!そんなデカイ声出したら亮が起きるやろっ‼︎』
「いやいやっ…」

キョロキョロと辺りを見回す。すると、見慣れた携帯が。

「あったし…」
『ふっ(笑)ほな、亮の事よろしくなぁ?」
「ちょっ‼︎」
『ゆっくり寝ぇ。俺らは雛ん家に泊まるから。ほな」

ブチッ、と一方的に切られた電話。これは、一体何だったのだろうか。

「寝て、起きれば分かるか…」

取り敢えず、錦戸を寝室まで運び、そのベッドの中に大倉も一緒に入る。
そのまま、深い眠りについた。

次の日。
錦戸が目を覚まして絶叫し、昨晩の事を思い出し赤面し、その声で大倉が起きて2人が付き合い始めるのはまた別のお話。

end

67そう:2015/07/03(金) 00:29:51
終わりました、どっくん総受け。結局大倉とくっつかせてしまった…。てか、みんなで攻めてるとき、大倉全然出てきてない…。

すみません。Eve様、こんなんで大丈夫でしたか?

続いて、同じくEve様リクエストのBJの横受け、学パロ行きます。

68そう:2015/07/06(月) 08:46:03
放課後の教室/黄黒



「ちょ、どっくん…?///」
「ん?何?」
「退いてくれへんかな…///」
「顔真っ赤にして言っても意味ないで?」

何で、こんな少女漫画みたいな状況になったのだ。

今、横山の目の前には錦戸の顔が。そして顔の両脇には錦戸の手が。横山の背中は不自然な形で机に反るようにして付いている。

69そう:2015/07/06(月) 09:39:44
横山は、所謂机ドンをされていた。

放課後の空き教室。ただでさえ空き教室に人など来ないのに、今は放課後。しかも錦戸は教室の鍵を閉めていたし。
横山に逃げ道はどこにもないのだ。

「んっ!」
「ん…」

すると突然キスをしてきた錦戸。啄むようなキスを繰り返す。

「ん、ん、んっ…」

ちゅ、ちゅ、と角度を変えながら、何度も何度も。キスの雨を降らせる。
横山は苦しくなり、錦戸の肩を3回ほど叩くと離れた唇。

「はぁ、はぁ、なんやねん、いきなりっ…///」
「横山君、部活お疲れ様」
「えと…ありがとう?」
「カッコよかったで、汗かきながら走り回る姿」
「なんやねん、ほんまっ…///」

昨日はバスケ部の試合だった。この試合で負ければ3年生は即引退という、大事な試合。
しかし、横山たちのチームは負けてしまった。3年生である横山は引退だ。

「頑張った横山君にご褒美あげる」
「っ…」

この状況でご褒美が何か分からないような弱い頭ではない。つまり、錦戸をくれる、ということなのだろう。

半分は、部活が忙しくて最近出来ていなかったため、錦戸が溜まっている、というのもあるだろうが。

「横山君も後半年で卒業や…」

すると、背中に手を滑り込ませてきた錦戸。そのままぎゅう、と抱きしめられる。
それに応えるかのように、横山も机についていた手を、錦戸の背中に回した。

「どっくんは後1年半で卒業やな」
「横山君よりも若いからな」
「そんなん言うてもまだ高校生じゃ‼︎」

あれ?こんなんしててええん?これ。

そう気付いた横山。しかし、「ご褒美は?」などと自分から言える性格ではない。それに、今まで学校で抱かれそうになれば、幾度となく錦戸を蹴飛ばして来た手前、今更そんな事を言う気にもなれない。

「そういえば、まだ聞いてへんかった」

そう言うと、錦戸は気を取り直したかのように横山の背中に回していた手を移動させ、頬へと持ってきた。

「ご褒美、欲しい?」

妖艶な笑みを浮かべる錦戸。そんな錦戸の顔を見て、横山はゴクリと喉を鳴らした。

「…欲しい」
「んは、よう言えました」

3年生の横山が2年生の錦戸に見下ろされる画。不思議なものである。

70そう:2015/07/11(土) 00:02:54
今度は啄むようなキスではなく、食らいつくような深いキスが横山に与えられる。

「んっ、ふぁ、ん、むぅ、」
「んっ…ちゅ…」
「んんっ!」

舌で歯列をなぞられ、背筋にゾクリ、と電気が走ったような感覚に陥る。
錦戸は、キスが上手い。そんなキスに、横山はいつも翻弄させてしまう。
だから、いつもなんだかんだ言って、流されてしまう。
それはそれで良いかな、と思っているから、というのもあるが。

「ふ、っ、」

苦しくなり、錦戸の肩をトントンと叩くと、名残惜しそうに舌をちゅう、と吸って離れた唇。二人の間には、銀の糸が引いていた。

「はぁ、はぁ…」
「俺のキス、そんなに気持ちええん?」

ニヤニヤと笑いながら聞いてくる錦戸。しかし、この男はストレートに言葉をぶつけられることに弱い。仕返しだ、と思い、横山は沢山の羞恥心を背負いながらも言葉を発した。

「めっちゃ、きもちええ…///」
「っ〜?!///」

真っ赤に染まった横山の頬と唇。そんな状態で、そんな事を言ってくるなんて。
錦戸は、理性が切れるのを精一杯止めた。

「今日は、素直、やねっ…///」
「っ…なぁ、この体勢、キツい」
「え?せっかくの机ドンなのにっ?」
「めっちゃ背中痛いもん」
「っ///」

もん、はアカンって。
錦戸は、心の中でそう呟いた。舌ったらずな言い方で、そんな可愛い喋り方をされたら、また、理性が切れそうになってしまう。

「ほんなら、床でもええ?」
「…それも、身体めっちゃ痛なるやん」
「今日はワガママやなぁ」
「やって、ご褒美、なんやろ?」

コテン、と首を傾げる横山。錦戸は、まだ制服を脱がしてさえ居ないのに、このエロスにやられそうだった。

「ほんなら今日は立ちバックな。はい、立って?」
「っしょ、っと。…ええよ、立ちバックで」

トイレでやるときは、だいたい立ちバック。しかし、横山はいつも立っているのが辛い、という理由で嫌がる。
今日はどうしてしまったのだろう。

「…そんなに、負けたの悔しかったん?」
「…そら、悔しいやろ。俺の青春、終わりやぞ」
「じゃあ、今日は目一杯甘えて?」

そう言うと、錦戸はまた、噛みつくようなキスをした。
そのまま、制服のネクタイを緩めていく。

「むぅ、んんっ、は、ふぁ、」
「ん、ふ…」

積極的に舌を絡める横山。二人の唾液が混ざり合う音が、この空き教室に響く。
そして、錦戸が横山のネクタイを外す。

71そう:2015/07/11(土) 09:41:18
「ん、はっ、ふぅ、」
「ん…ちゅ…くちゅ…」

お互いに舌を絡ませ、熱いキスを続ける。
錦戸の自身が、横山の太腿に当たった。いや、錦戸自ら擦り付けるように当ててきた。
そうしながら、錦戸は横山の制服のボタンをプチプチと1つずつ丁寧に外して行く。

「はぅ、は、どっく…くる、しっ…」
「んっ…はぁ、はぁ…」

銀の糸を引き、互いのテカった唇が離れる。双方とも、息が上がっていた。

「どっく…」
「亮」
「っ…りょぉ…はよ…///」
「きみ君っ///」

横山は待ち切れず、錦戸の手を自分の胸へと持っていった。
胸は、横山の弱い場所。錦戸はそれを知っているし、横山自身ももちろん分かっている。
こんな風に積極的になる時などほとんどないのに。
相当、試合で負けた事で気が滅入っているのだろう。

「きみ君が悪いんやからな?」

錦戸は遂に理性が切れた。横山の胸の突起を、激しく愛撫する。

「ぁん!は、ぁう、ゃん、あぁ‼︎」
「きみ君…かわええで…乳首めっちゃ勃ってるやん」
「ぁ、言わん、といてぇ…はぅ、あん‼︎」

強い快感により、横山の自身が熱を持つ。横山は、先程の錦戸のように、自分の自身を錦戸の太腿に擦り付けるようにしてあてた。

「っ…きみ君、腰揺れてんで?」
「ひぁ‼︎」

錦戸が、横山の腰をそっと撫でる。それだけで、横山はビクンと体を跳ね上がらせた。

「あぅ、は、もっ…下も、触って…ぁん‼︎」
「いっつも、こんぐらい甘えてもええのに…」

ご褒美、と言われたから。横山は目一杯甘えていた。普段はこんな事、恥ずかしくて絶対に言えないけど、今日は錦戸の優しさに甘えたい気分だった。
我ながら、猫のような性格だと思う。

「ふはっ、きみ君のココ、どんなんなってるんやろ?」
「ひぅ‼︎ぁ、ぅあ、ぁ、ひぁ、」

ズボンの上から、横山の自身を優しく撫でる。そして、その手の動きを変え、緩く扱いていく。

「ぁん‼︎は、っ、りょ、直接っ…ゃ、はぅ、さわっ、て…?ぁん‼︎」
「っ…ほしがりやな、きみ君は」

横山の発言は、錦戸の腰にキタ。錦戸の自身も、横山と同じように熱を持っていた。

72チュム:2015/07/12(日) 13:52:27
途中ですが、リクエストお願いします。

一作品前の亮総受の続編?がみたいです。
大倉と別れて、また7pされて、違う人と付き合う…のような。

73そう:2015/07/13(月) 06:34:46
チュム様>リクエストありがとうございます。了解です。書いてみます。

74そう:2015/07/17(金) 19:00:54
横山のベルトを外し、ファスナーをジーと開ける。するとズボンは重力によって膝より下へと向かっていった。
下着の上から、肥大化した横山の自身を優しく撫でる。

「ぁあっ…はぅ」
「感じてるん?」
「ぁう、もっ…ちゃんと、触って…///」

頬を赤らめながら横山はそう言った。すると錦戸は一気に下着も下ろした。横山の自身が外気に触れる。

「きみ君、そこ座って?」
「ぁ…」

錦戸が指差したのはきっと1年は使われていないであろう机。
横山には錦戸のしようとしていることが分かった。分かった上で、その命令に従った。
期待をしているかのように少し脚を広開いて座った横山。

「脚開いちゃって…期待してるん?」
「そんなんと、ちゃう…///」

プイ、と明後日の方向を見てしまった横山。これはただの照れ隠しである。

「ひぁ‼︎ぁ、ぁん‼︎」
「ん…」

すると、錦戸は横山の予想通り、横山の自身を咥えてきた。下腹部から、ジュブジュブという水音が漏れる。上下する錦戸の頭。横山はそのフワフワな髪の毛に吸い寄せられるように錦戸の頭に手を伸ばした。

「ぁ、ひぅ‼︎は、ぁん、ぅあ、」
「ん…きもひええ?」
「あぁ‼︎喋ったら、あきゃんっ…‼︎///」

いつもの噛みグセなのか、快感により舌が回らなくなっているのかは定かでは無いが、きっと後者なのだろう。
横山の頬は先程よりも紅潮し、錦戸が目を上に向けその目を捉えると、物欲しそうに見てくる。

「ぁん、は、きもちっ、ええっ…ゃん‼︎」
「ふなおなこぉはふきやへ?(素直な子ぉは好きやで?)」
「あぁ‼︎喋らん、といてっ…///」

そう言いながらも、横山は錦戸による快感を求めていた。
錦戸の口腔で、横山の自身はどんどんと硬さと大きさを増し、熱を持っていった。

75そう:2015/07/20(月) 04:02:36
「あぁ、もっ、イクっ!イクぅ‼︎」

まるで女性のような声で喘ぐ横山。学校なのに、声を抑えようともしない。
その声を合図に、錦戸は思いっきり吸い上げた。いつもならここで口淫をやめて意地悪をするところだが、今日はとことん甘やかすと決めたから。

「あぁぁぁ‼︎」
「ん…きみ君、声大きいで」
「はぁっ、はぁっ…亮が、激しくする、からぁ…」

息乱れながらも、言葉を発する横山。

「濃かったわ。溜まってたん?」
「…亮やないと、イけへんのやもん」
「っっ…‼︎///」

横山は誘うつもりでそう言った。もっと、もっと快感が欲しい。錦戸が欲しい。
そんな横山に、錦戸は当然煽られた。
白い肌は薄紅色に染まり、真っ赤な唇から見え隠れする真っ赤な舌。
真っ白な肌にポツンと付いている真っ赤な胸の二つの突起。堂々とそそり勃つ横山の自身。

「…自分、悪い奴やなぁ…」
「よう言われるわ…ぁん‼︎」

すると錦戸は突然、横山の胸の突起を舐め始めた。それに応じてなのか、横山が錦戸の自身に触れてきた。

「ちょ、あぅ…きみ、くっ…」
「はっ…亮、感じてる…?ふぅ、はぅ…」
「ん、ぁ…っ…」

いくらズボンの上からだろうが、大好きな人の手で愛撫されて感じないはずがない。それに、いつもはこんな事、錦戸から言わない限りしてくれないから、新鮮だ。

「煽ったんはきみ君やからなっ…」

そう言うと錦戸は横山を机の上から降ろし、四つん這いにさせた。そして、横山の孔を舐め始めた。

「ひぁう⁈」

突然の感覚についていけなくなる横山。ねっとりと湿り気を帯びたソレが秘部の入り口を這いずり回る。
錦戸が、横山の孔に舌を入れてきたのだ。

「んっ、は…ぁ‼︎ひぅ、ゃん‼︎」
「ん…ん…」

わざとピチャピチャと音を立てながら孔を舐める錦戸。その音にすら反応を示す横山。

「あっれぇ〜?今ここいら辺で声した気ぃしたんやけどなぁ…」
「っ…‼︎ぁ、くっ…」

廊下から突然聞こえた声。先生が放課後に文化部が部活をやっているわけでもないこの階で声がしたような気がして見に来たのだろう。
錦戸と横山は廊下からは見えない死角に居るため、声さえ聞こえなければバレる事はない。

「きーみーくーん。あんまり大きい声出すと先生にバレてまうで?」
「っぅ…ふ、くぅっ…」

先生にバレたら…。
考えたくもない。先生にバレたらそのうち生徒にまで噂が出回る。そうすると、錦戸と横山は引き離されてしまうかもしれない。
そんなの、絶対に嫌だ。
かといって、錦戸が快感を休めるわけもなく、ピチャピチャと横山の孔を舐めながら、横山の自身を手淫してくる。

「ぁっ…は、ぅ、っ〜…」

横山は歯を食いしばり、必死に声を我慢した。

76そう:2015/07/21(火) 22:52:41
「ん〜、やっぱり気のせいかっ!」

教師が戻っていく足音が聞こえてくる。それを合図に横山の孔に錦戸の指が入って来る。

「んぁ‼︎っ、はぁ、」
「よお声我慢したね。偉いで」
「ぁん、は、ふぅ、っあ!」

自然と浮いてしまう横山の腰。錦戸はその腰を孔に入れていない方の手で厭らしく撫でていた。

「きみ君、今何本入ってるか分かる?」
「っあう、ゃん、ひぁ!」

孔の中でグニグニと動く指。指と指の隙間を拡げて中を拡張したりしている。

「なぁ、何本?」
「さん、ぼっ…ぁん!ふ、んぁ!」

3本の指が、バラバラに横山の中で動き回る。錦戸はそろそろいいかな、と考え、分かりきった横山のある場所を指で刺激した。

「ぁあん‼︎っ、!」

錦戸の指が横山の前立腺をゴリ、と刺激する。

「ここ、ええんやろ?」
「ぁあ、ゃん‼︎ぁ、あかっ、っあ、ひぅ‼︎」

錦戸が横山の耳元で喋る度に熱い吐息がかかる。それにすら感じてしまう横山。
自身はパンパンに膨れ上がり、グロテスクなまでに赤黒くテカっていた。

しつこく前立腺ばかりを刺激してくる錦戸。
指じゃなくて、もっと、もっと…。

「ぁあ、ゆび、いやっ…!」
「…何が欲しいん?」
「りょ、のっ、太くて熱いのん、ぁ、んぁ、ちょーだ、いっ?」
「っっ〜///」

何も、そこまで言えとは言っていないのに。目先の快感に弱いとは、このようなことを言うのだろう。

「はい、立って?」
「えっ…」

すっ、と指を抜き、横山を立たせた錦戸。

「今日は立ちバックって言うたやろ?」
「っ…分かった」

錦戸は立ちバックが好きだった。壁に手をつき崩れ落ちないように必死になる姿も、快感によって脚がガクガクと震えているのも、全部が興奮につながる。
もちろん、横山限定だが。

「挿れんで?」
「ん、早よキて?」
「きみ君、好きやっ…」
「ひゃぁん‼︎あ、あっ、ゃん‼︎あ、ソコっ…ええっ、気持ち、ええっ…‼︎」

挿れてすぐに前立腺を突いた錦戸。最初から激しく横山の身体を貫く錦戸の自身。

「ぁ、あ、ゃん、は、んぁ、はっ、」
「っ…めっちゃ締め付けてくるやんっ…そんなに気持ち、ええんっ?」

きゅうきゅうと錦戸の自身を締め付ける横山の孔。まるで錦戸の自身を離すまいとしているようだった。
その締め付けにより、錦戸の自身はどんどんと大きさと硬さを増し、熱く熱く溶けていくようだ。

「あぁ、りょ、っの、ぁん、うぁ、おっき…っあ‼︎」
「っ…ほんま、淫乱やな。い、ん、ら、ん」
「はぅ、ゃん、ふ、ぁん‼︎んぁ、ひゃ、ぅあ、」

目の前がチカチカする。脚がガクガクする。口が閉まらない。
横山は快感により、自分で見たら顔をリンゴのように真っ赤にしてしまうほどのだらしない姿になっていた。
錦戸は、そんな横山を見てさらに興奮していた。

77そう:2015/07/25(土) 00:24:31
放置すみませんっ!!

続きです。↓



結合部からはグチュグチュという卑猥な音が響いている。

「きみ君、かわええで…」
「ひぁ⁈っあ、やぁ…それっ、ややぁっ…ぁ!ぁん、は、ひぅ‼︎」

ぬるりとした感覚が耳を襲い、水音が一番近いところで鳴る。それでも相変わらず錦戸は横山の孔を広げるかのように激しく腰を振っている。
ピチャピチャとなる水音で、横山の頭はより一層とろけ、クラクラし、目は焦点が合わなくなっていた。横山の中もとろける程に熱くなり、締め付けを強めていた。
限界。
その言葉が一番似合うだろう。

それは、錦戸も同じだが。眉間にしわを寄せ、横山の耳を舌で擽りながら、荒い息遣いによる熱い吐息も吹きかけていく。
横山の中にある錦戸の自身はどんどん肥大化し、凶器と化していた。

「あ、りょ…も、あかっ…!」
「お、れもっ…はっ、一緒、イこ?」
「あ、あ、あ、あ、あぁあああ‼︎」
「っ…ぁ…」

ラストスパートをかけるようにその真っ白で中性的な丸みを帯び、しっとりと湿り気を帯びた尻たぶに錦戸の肌をぶつけると、横山は今日一番の嬌声を上げ果てた。

そして錦戸も、痛いほどの締め付けにより、果てた。

「はぁ、はぁっ…」
「ごめっ、中出しっ…」
「ええからっ…あとしょり すれば、ええやろ?」

舌ったらずな横山の声が耳に残る。
最初に入った時よりも随分と湿度と熱気が上がった気のする放課後の空き部屋には、二人の荒い息遣いが響いていた。

「きみ君、今日めっちゃ素直やった」
「…うっさいわ、あほ」

ギュウ、と抱き着く横山。運悪いことに錦戸の自身はまだ入ったまま。
色気ムンムンの横山のそんな行動に自分の欲求に素直に生きている錦戸が我慢出来るはずもなく。

「ぁう、またおっきなったぁ…///」
「きみ君が可愛いことするからやん」
「なっ…‼︎///」

その後今度は椅子に座った錦戸の上に座らされ、対面座位で下校時刻ギリギリまで繋がっていた。
その後腰が痛すぎて怒った横山を見て錦戸が可愛い、などと思っていたことを横山は知らない。

end

78そう:2015/07/25(土) 00:32:56
終わりました、BJコンビ!
この二人は可愛いですよね。
大人っぽいというよりかは可愛いです。大好きです。((

続いてチュム様リクエスト、どっくん総受けの続編です。
多分明日の夜中に書き始めます。

79そう:2015/07/26(日) 00:45:24
泥沼関係/緑黄前提の橙黄



「は、ぁ!っぅん、ゃん、ぁん!」
「亮ちゃん…はぁっ」

この部屋に響いているのはある二人の男の熱い吐息と厭らしい水音だけ。目に見えない思いが交差して、頭と身体を麻痺させていく。





きっかけはひょんな事だった。色々あった末に錦戸の彼氏となった大倉が、女性週刊誌にスクープされた。
内容は有名女優との熱愛。写真までバッチリ。大倉は必死になって違うと否定したが、ここまで証拠が揃っているのにそんな言い訳を信じられるはずがない。

…もしかしたら、大倉の言っている事が本当なのかも。
そんな事を思っていても、結局は錦戸。負けず嫌いな性格が災いし、どうしても信じることが、そして許すことが出来なかった。

そして、家を出た。大倉を一人置き去りにし。

「何で、追いかけてこうへんねんっ…」

追いかけてきて欲しかった。この手を掴み、引き止めて欲しかった。大きな腕で抱きしめ、包み込んでもらいたかった。

なのに。大倉は追いかけて来なかった。ヘタレが発動したのだろう。なんて残念なイケメンなのだ。
この事により、錦戸の怒りはどんどん頂上へと登りつめていった。

「もうええっ!大倉なんて知らんっ‼︎」

あの家には帰らない。しかし自分の家に帰ったらもしかしたら大倉が来るかもしれない。だから自分の家にも帰らない。そうすると必然的に誰かの家に泊まる事になる。

「…どーせあいつは暇やろ」

ぼそりと独り言を発し、携帯を手に取り連絡先を開く。
その中に大倉からの着信履歴はひとつもなかった。

付き合って約2年。所謂 倦怠期というものなのだろうか。…いやしかし。錦戸は大倉の事が好きだし、飽きて嫌になった事などない。じゃあ、ただ単に大倉が錦戸に飽きただけなのだろうか。

だったら悲しすぎる。虚しすぎる。

「っ…早よ電話かけよっ」

駄目だ。こんな事を考えていると今にも涙が出てきてしまいそうになる。考えるのはやめよう。

「…もしもし」
『もしもし亮ちゃん?どないしたん?』
「今日オフ?」
『そうやけど…』
「ほんなら今から行くわ。じゃ」
『えっ、ちょ、亮ちゃん⁈』

ブチ、と電話を切る。きっとこいつも知っているのだろう。大倉が撮られたことを。だからこそ、電話は早く切りたい。グダグダと聞かれるのはごめんだ。


そこから約15分後。タクシーを捕まえた錦戸はある人の家に着いた。勢いで大倉の家を出てきたので、変装も何もしていない。
そのため運転手にはすぐバレた。

ピンポーン…

玄関チャイムを鳴らすと、ドタドタという足音が中から聞こえてくる。
ガチャリと扉が開き、この家の住民が顔を覗かせる。

「亮ちゃん、いらっしゃい♪」
「ごめんな、丸。いきなり来て」
「全然大丈夫やで?ささ、上がって上がって!」
「…ありがとう」

丸山は始終ニコニコし錦戸を出迎えた。その笑顔の中に、大倉のことを聞こうとしてくる様子は見られなかった。彼なりの優しさだろう。

「さっきお酒買ってきてん。飲む?」
「…ほんなら、飲もっかな」
「昼間やけど、酒盛りやぁ!♪」

テーブルの上には沢山の酒が。その中には錦戸の好きな酒がたくさん乗っていた。この短時間で足りない分を買ってきたのだろうか。
袋を持って走る丸山を想像し、少しおかしくなった。

クスリと笑った錦戸。そんな錦戸を見て微笑む丸山。この後、あんな事になるなんて誰が想像しただろう。

80そう:2015/07/26(日) 23:13:27
「うぅ…まるぅ〜…」
「亮ちゃん、大丈夫?」
「大丈夫とちゃう…大倉ぁ…」
「っ…」

大倉、大倉と言いながら丸山に抱きつく錦戸。電話がかかってきた時から分かっていた。大倉と喧嘩したのだ、という事は。

そして、それを利用して丸山は錦戸に近づこうとした。
しかしそれが裏目に出て、結局は今、自分を苦しめている。

「亮ちゃん、飲み過ぎやって!」
「ええねん…今日は飲むねんっ!」

ゴクゴク、とウイスキーを口に運ぶ錦戸。思わずその喉仏に目が行く。

「まるぅ…浮気しよ。大倉に仕返しやぁ!」
「は、え…は?」
「だーかーらー!俺と丸が浮気すんの‼︎」
「それはアカンやろっ」
「ええねんっ、あんな奴…」

そう言いながら、錦戸は丸山にキスをした。
知っている。この男は自分に好意を寄せている。その他のメンバーも同じだ。利用して悪いと思う気持ちと、俺の事抱きたかったんやろ?という気持ちが交互に頭の中に浮かぶ。

「丸、抱いて…?」
「亮、ちゃん…」

あぁ、丸山にすべきではなかったのかもしれない。亮とかどっくんとか呼ぶ人たちにすれば良かった。《亮ちゃん》と呼ばれる度に大倉の顔が浮かんでしまう。
それでも、もう後戻りは出来ない。

「…どうなっても知らんで?」
「っ、むぅ、ん、ふぁ…」

丸山は後頭部に手を回すと、錦戸の薄れの唇をハムハムと食べるように口付けた。
そして、唇を割るようにして口内に舌を侵入させる。

「ん、ふぅ、むぅ、んんっ、」

錦戸もそれに応えるように、必死に舌を絡ませる。大倉、大倉、大倉。心の中で大倉を呼ぶ自分の声を無視しながら。

「ん…はぁっ」
「ぷはぁっ…」

唇を離すと、二人の間に今にも切れてしまいそうな銀の糸が引いた。まるで今から始まる関係を表しているかのようだ。

「…ベッド、行こっか」
「おん…」

あくまで浮気相手。それを分かっていながらも丸山はこのチャンスに食らいついた。身体だけでもいい。錦戸の身体だけでも自分のものにしてしまいたい。

「亮ちゃん…」
「丸…」

寝室に着くと、錦戸を優しくベッドに押し倒した丸山。酔った勢いだっていい。もしも明日の朝になったら忘れていたっていい。自分の中で、求められたという事実があれば、それで充分だ。

「んんっ!ん、は、ふ、むぅ…」
「ん…ん…」

くちゅくちゅ、と音を立てながら激しい口付けを交わす。この行為の中に気持ちがなくとも、丸山はそれでもいいと思っていた。

「ゃん!は、ぁ…」

酔っているせいか、錦戸の身体はいつもより敏感になっていた。Tシャツを捲られ、丸山の長い指で腹筋を撫でられる。

「ひぅ‼︎ぁ、ぅあ、」

丸山の唇は錦戸の唇から離れ、頬を撫で、首を撫で、鎖骨を撫でていた。
そして丸山はその鎖骨に付けられた紅い跡を見つけた。…大倉が付けた跡。

「ぁん!」

チクリ、と痛みが快感となって身体を駆け巡る。丸山が跡をつけたのだろう。恐らく大倉が付けた跡の上に。
ごめんな、ごめんな、丸。利用してごめん。
錦戸はひたすら頭の中で謝った。
お前の気持ち気付いてるのに、こんな酷いことさせてごめん。
大倉の跡の上に付けられたとみられる紅い跡。それを思うと、自分が今どれだけ酷いことをしているのかが身に染みて分かる。

81そう:2015/07/29(水) 01:05:41
錦戸の服は器用に脱がされ、いつも間にか上半身裸になっていた。
冷房を付けず、扇風機すらも回していない寝室のモヤモヤとした空気が錦戸を包み込む。

「んっ…は、ぁ、んぅ、ゃ、」

キスで濡れた丸山の唇が、今度は綺麗に割れた腹筋に触れる。舌を使い、ねっとりと登っていく唇。
そして、その唇は錦戸の胸まで辿り着いた。
そのまま、右乳首を唇でつつく。

「ぁん!は、ぅ、んっ…」

身を捩らせ快感に耐える姿は、丸山の興奮を煽る材料としかならない。
そして、つついていた唇の間から舌を出し、ねっとりとしっとりと愛撫をする。

「ぁあ!ぁ、はぅ、ん、んぁ、」
「ん…」

左乳首は、丸山の右手で愛撫をする。

「っあ、ゃ、ぁん、は、」

熱い舌でねっとりと舐め回したかと思えば、ちゅう、と吸われ。
コロコロと指先で転がされたかと思えば、くにくにと指の腹で押され。
錦戸の頭が、だんだん快感に支配されていく。

「ぁ、んぁ、っ、ひぁ‼︎」

すると突然、カリと胸の突起を噛んだ丸山。突然の強い快感に、つい声が溢れる。

「…亮ちゃん…」

そのまま丸山は顔を上げ、錦戸の目の前まで持ってきた。

「ホンマにええん?」

優しく聞くその声が、大倉と重なる。大倉はいつも、最後までやる前にそう聞いてきた。大倉はいつも優しかった。もっとガッツきたいはずなのに、いつでも錦戸に確認を取った。

「っ…ええよ、最後まで、してっ…?」
「…おん。分かった」

丸山は、錦戸を求めてしまった。少しのチャンスに目を眩ませ、判断力が低下し、自分の事だけを考えて行動してしまった。
その結果が、今自分を苦しめている。こうなったのはつい数十分前の事なはずなのに、後戻りが出来なくなってしまった。

錦戸の目は、自分を見ていない。それぐらい、頭の悪い丸山でも分かった。錦戸は、丸山に大倉を重ねて見ている。目に、生理的な涙ではない、悲しみの涙を浮かべて。

だけど、今更後悔したって遅い。両者とも、その気になってしまったのだから。

「丸っ…下も触って?」

そう言うと、胸にあった丸山の手を掴み、自分の自身の上へと持っていった錦戸。

「その顔、めっちゃそそる…」

快感を待つ錦戸の顔。この顔を、大倉はいつも見ていたのだろう。この顔を知っているのは、自分だけではないのだろう。

それが何だか悔しくて。醜いと分かっていても錦戸を自分のものにしてしまいたいという独占欲が湧き出てきて。

ドロドロとした感情が身体中に渦巻いていく。

「あぁん‼︎」

その感情を押し込むかのように、ズボンの上からでも充分に主張する錦戸の自身を思いっきり握った。

82そう:2015/07/30(木) 23:54:14
「あぁ、っ、ぁ、はっ、くっ、」

胸を愛撫されるより、断然快感が大きくて。女性のようなその声を止めるために口元へ手を持っていく。
それが、丸山には堪らなかったようだ。

「声、聞かせて?」

そう言うと、錦戸のズボンのベルトをカチャカチャと外し、ファスナーを下げてズボンと下着を無理矢理下ろした。
今度は、錦戸の自身にモヤモヤとした空気が触れる。

「ぁ、あぁ!ひ、ぁっ、ぁん‼︎」

丸山が触れた錦戸の自身は既に熱を持っていた。声を出させるため、始めっから激しく扱く。先走りでテカテカと濡れている錦戸の自身。それは質量と硬さを増し、さらに熱を持っていった。

ここで、冒頭に戻る。

ここからが、ややこしくやってくる。

ピンポーン

「えっ…?」
「っ…なにぃ?」

突然、チャイムが響いた。

「亮ちゃん、どうする?」
「一応、出た方がええんとちゃう…?」
「…分かった」

丸山は錦戸の上から降り、寝室を出てスタスタと玄関に向かう。

「…嘘、やろ…」

インターフォンに映っているのは大倉以外のメンバーの姿。酒やらなんやらを持っている。

『おい丸。はよ開けろ』

まるで輩のような渋谷の顔が映る。

『ここに亮がおるんは知ってるんやからな』

続けてこのセリフ。惚けるわけにはいかなくなってしまった。

「…今、開け、ます」

片言になりながらも玄関を開ける丸。ゾロゾロと入って来るメンバー達。

「…亮は」
「…二人で飲んでたみたいやけど?」

リビングの飲み散らかした酒のゴミを見て言った村上と安田。静かに丸山を見つめる渋谷と横山。
これは、どうしよう。なんと言えば良いのだろう。あぁ、片付けておけばよかった。

「ちょ、信ちゃん⁈」

そんな事をグダグダと考えていると、スタスタと寝室の方へ歩みを進めて行った村上。ダメだ、バレている。もう、隠し切れない。

バン、と音がして、寝室の扉が開く。

「っ⁈むらか、み君っ…?」

村上の目に映ったのはほぼ全裸の状態で自身を反り勃たせている錦戸の姿だった。
その後ろからゾロゾロと他のメンバーが入って来る。

「な、んでっ…」

もちろん、その中に大倉の姿はなかった。

83そう:2015/07/31(金) 23:22:30
「…亮。何してるん?」
「や、すっ…」

生理的な涙なのか、感情的な涙なのか。どちらなのかは錦戸にしか分からない。
しかし、大倉がいない事を知った途端、ツーと頬に涙を流したのは紛れも無い事実だった。

「…丸。お前な、」
「ちゃうねん‼︎ちゃうねん、横山君…」
「亮ちゃ、」
「俺が誘ってん‼︎もう、大倉なんか、要らんって…だから、抱いてくれ、って…」

これで、とことん分かった。自分は大倉に必要とされていない。今まで錦戸の強がりだった感情が、怒りとも悲しみとも違う感情へとなっていく。

もう、大倉の事は好きじゃない。

「…亮は、ええんか。ホンマにええんか」
「ええに決まってるやろ。ええから、丸と気持ちええ事してたんや…すばる君は?せぇへんの?」

明らかに変わった目。ただ、その目はまだ丸山を真っ直ぐに捉えることは出来ていない。

感情が、丸山へと傾いたのか。
ここにいる全員…いや、丸山以外の全員が頭の中で考える。

「はよ…もっ、限界やって…」

錦戸は近くに居た村上の腕を引っ張ると自分の顔の前に村上の顔を持っていき、深い深いキスをした。

「っ…は、ぁ、」
「ん…ん…」

ネチネチと絡み合う二人。挑発するように、村上の頭越しに横山、渋谷、安田を見る錦戸。

「…渋やん」
「…もう、ええやろ。なぁ、横」
「あんな挑発されたらなぁ…」

バサリ、と上着を脱ぎ捨てる皆。呆然と立っている丸山。

「丸。もう、後悔しても遅いんや。求められたら応える。それでええんや」
「渋、やん…」

「ぷはぁっ…」
「はぁ…村上君、良かった?」

渋谷達の会話を少しだけ聞きながら錦戸とキスをしていた村上。こんな事されて、その気にならない男なんて居ないだろう。

「んんっ!」
「ん…」

形成逆転。村上は丸山のベッドの上に乗り、錦戸に覆い被さるようにして深くて熱いキスをした。そこに、錦戸からの感情がない事を知っていながらも。

「雛、何抜け駆けしてんねん」

そんな村上に声を掛けたのは意外にも横山だった。安田か渋谷が来るの思っていたのに。

「ん、ちゅ…感情なんか、無くてもええねん…」
「…それには、どっくんかて応えられへんやろうしな」

そう言う村上と横山の顔は、どこまでも切なく、悲しいものだった。

84そう:2015/08/04(火) 01:32:41
知っていた。メンバー全員が錦戸の事が好きだと。きっと大倉も、まだ好きだろう。
なのに、独り占めした気分でいた。この錦戸を見れているのは自分だけだと。

「ぁ、っや、ひぅ‼︎」
「ふはっ…亮?すぐ入ってったで?」

プツリと錦戸の孔に沈む横山の細くて長い指。今はまだ、一本だけ。グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでいく。

「亮はどこが弱いん?」

そう言いながら先程まで丸山が弄っていた胸の突起にねっとりと舌を這わせる安田。

「ぁん!ぁ、んぁ、きも、ちえっ…ぁん‼︎」

ザラザラとした安田の舌が錦戸の胸を丸山よりも激しく愛撫する。

「ホンマ、淫乱やなぁ…」
「あぁ‼︎ぁ、っは、ぁう‼︎」

すると渋谷が、硬く反りだった錦戸の自身を口に含んだ。そして、根元を手で擦り先をチロチロと舐める。
激しい刺激は与えず、焦らしに焦らす。

村上はビクビクと震える錦戸の身体にキスを落としていった。紅い跡を残しながら。

「あ、そこっ…ぁん、ゃ、あかっ…‼︎」
「ココ?亮、ここ好きなん?」

錦戸が今まで以上にビクンと震え、大きく腰を浮かせた。横山は錦戸が強く反応を示したそこばかりをグニグニと執拗に刺激する。指は、いつの間にか3本になっていた。
渋谷の咥内で錦戸の自身が大きくなる。先走りが、先程よりも多く出てくる。

最初は焦っていた丸山も、今は焦っておらず、絡み合うメンバーを見てタイミングを見計らっていた。
こうなったら誰が嫌われても一緒。それに、錦戸から誘ってきたのだ。もう…開き直りの精神しかない。そもそも一度犯しているし。

「亮…」
「ひぅ‼︎」

すると安田が胸から舌を離し、耳の中へと入れてきた。
クチュクチュと一番近い場所で鳴る水音。錦戸の耳までもが犯される。

身体には絶えまなく村上がキスを落としていて、時々チクリとした痛みが快感として身体中に響き渡る。

「もう解れたかな…」
「ぁう‼︎」

一気に指を抜いた横山。それにすら反応を示した錦戸。

「裕ちん、俺ええ?」

ニヤリ。
その言葉が今の丸山には一番似合うだろう。
いつもとは想像がつかないぐらい妖艶な笑みを浮かべた丸山が横山を見る。

「…どーぞ」

今回ばかりは譲ってやろう。ここまで錦戸をその気にさせたのは丸山だし、ご褒美とお礼の意味を込めて。

「ぁああん‼︎」

錦戸の中に、指とは比べ物にならない質量のものが入ってくる。下腹部に重みを感じる。

「ぁ、まりゅっ…ぁ、あ‼︎はっ、ゃん‼︎」
「はっ…亮ちゃん…」

横山も渋谷も安田も村上も、錦戸から身体を離していた。

85そう:2015/08/05(水) 00:16:54
「ぁ、は、んぁ、ゃん‼︎んぁ、ぁん‼︎」
「めっちゃ締め付けてくるっ…はっ、」
「ぁ、まるっ…まる、まるっ…‼︎」

錦戸の手は丸山の背中に回り、跡がつくぐらいに強く爪を立てていた。
そんなこと御構い無しに丸山はズンズンと自身を錦戸の孔に埋めていく。

「ぁあ‼︎はっ、そこっ…」
「亮ちゃん、ここがええん?」
「ぁ、ゃん‼︎ぁ、あ、あっ、ダメぇっ…おかし、なるぅ…‼︎」

丸山は錦戸のいいトコロを見つけると、横山と同じようにこそばかりを執拗に刺激する。そのせいで快感はより強いものとなり、錦戸の締め付けも強くなった。
締め付けられることにより、丸山の自身もどんどん熱く、大きくなっていく。
お互いに、絶頂が近づいてくる。

「ぁ、まりゅ…‼︎もっ、あかっ…‼︎ぁ、ぁん‼︎」
「俺、もっ…一緒イこっ?」

ラストスパートをかけるように丸山は腰の動きを速くする丸山。それに合わせ腰を激しく動かす錦戸。
結合部からはグチュグチュという卑猥な音が聞こえてくる。

「あぁぁぁあ‼︎」
「くっ…‼︎」

そして、2人ほぼ同時に絶頂を迎えた。

「はぁ、はぁっ…」

荒い息遣いがムンムンとした部屋に響く。

「俺ら、どうなってまうんやろ…」

ボソリ、と安田が呟いた。

「…亮。亮は今、誰が好き?」
「っ…」

心中を見透かしているかのような渋谷の目に見つめられる錦戸。好きな、人は…。

「….ま、る…」
「えっ⁈」

大倉の次は丸山。なんてひどい男なのだろう。
錦戸は自分でそう思った。しかし、しょうがない。
皆だって俺のことを抱いたんや。何も言われへんやろ。
そう、思ってしまう。

「…ほなさ、大倉やめて俺と付き合おう?」

堕ちていくのを覚悟した顔で錦戸の顔を覗き込んだ丸山。
大倉とはもう普通には喋れないだろう。ここに居るメンバー全員とも今までより少し…いや、大分かもしれない。いずれにせよ気まずくなる事は確定だろう。

「…おん」

その返事は、いつの間にか時計の秒針の音だけが響いていたこの部屋に、酷く重々しく重なって響いた。

「…どうなっても、しゃーないやろ」
「…せやな…」

村上と横山がそう呟く。丸山と錦戸だけでなく、ここに居る皆が堕ちることを覚悟しているようだった。
きっと大倉も、想像がついたから錦戸に電話をしてこなかったのだろう。

どんどんどんどん、堕ちていく。

end

86そう:2015/08/05(水) 00:20:09
終わりました、どっくん受け続編。
チュム様、いかがでしたでしょう?
うん…総受けは難しい。しかも大倉攻めてないし。名前しか出てきてないし。

すみませんっ!!

私事で申し訳有りませんが、村上氏を欲しています。((
もちろんそれ以外もリクエスト受け付けているので、どんどんネタをくださいっ!!

87さあら:2015/08/09(日) 10:34:49
そう様の小説最高です!
リクエストよろしいですか?

よこすばヒナで亮を攻める…みたいな。
3pです□
設定とか任せます←

88そう:2015/08/14(金) 01:34:47
さあら様>最高なんて…ありがとうございます。
リクエストお預かりします。しかし、私情により更新出来ないかもしれません…。
一週間ほど空くかもしれませんが、少々お待ちください。

89さあら:2015/08/16(日) 11:45:00
88コメおめでとうございます!

90そう:2015/08/18(火) 23:17:38
さあら様>本当だ、今気づきました!!何かいいことが起こるかも…!!


…はい。本編です。どうぞ。

91そう:2015/08/18(火) 23:44:08
よく覚えていないけど/黒赤紫→黄


「せんぱーい、全然飲んでないじゃないっすか〜!」
「ちょ、飲んでる、飲んでるから!」

いつもの如く、横山と飲んでいた錦戸。仕事で嫌なことがあったらしい。そして浴びるように酒を飲んだ。
結果。手のつけようがないほどに出来上がってしまった。

「せんぱーい…」
「はぁ…ほんまにもう」

すると錦戸は横山の膝の上に乗り、縋って来た。ベロベロになるといつもそうだ。めちゃくちゃに酒を飲み、甘えたになり、横山に抱きついてきたり、こうやって膝の上に座ってきたり。

その度に横山は、こっちの身にもなってほしいと思っていた。

「んぅ…」
「どっくん、こそばいわ」

すりすりと横山の首元に頭を擦り付ける錦戸。酒のせいで頬は紅潮し、目はウルウルとしている。横山は理性を保つのに精一杯だった。
それに気づかれぬよう、必死に冷静を装う。

そこへ、厄介な二人がやって来た。

ガラガラッ

音を立てて開いた、個室の扉。

「いよぉ、なんや、随分飲んだみたいやなぁ(笑)」
「おい横。なんでお前はいつもそのポジションやねん。ズルいわ、コス山!!」
「…いや、なんでおんねん」

なぜか入ってきた村上と渋谷。

「大将が横たちがここにおる言うてたからさぁ」
「丁度二人で飲みに来たらおるんやもん。ラッキーと思って入ってきた」
「いやいや…」
「せんぱ〜い…あ!村上君とすばる君やぁー♪」

ぎゅう、と横山の膝の上に座って正面から抱きついていた錦戸は、やっと渋谷たちに気づき、そちらに寄っていった。
横山は、名残惜しそうに錦戸を離した。

「二人も飲もうやぁ!」

いつも以上に飲んだ錦戸。まだ飲むとでも言うのか。横山が心の中で呟く。

錦戸の酔い具合を見て、横山が居るのにこんなに飲んだなんて…渋谷たちは疑問に思ったが、横山は錦戸にめっぽう甘いことを思い出し、あぁ…と声を揃えた。

「あ、せやぁ!なぁ、せんぱい。俺、せんぱいの家行きたーい!!」
「ぅお」

そんな言葉を発すると、再び横山の方へ擦り寄り、ぎゅうと抱きついた錦戸。
渋谷と村上はちゃっかり座敷に上がっている。

「ええやん、横ん家で飲もうや!」
「ええやん、ええやん」
「四人で飲もぉ!!ええやろっ、きーくんっ!!」
「っ…きーくんて…///」
「うわ、顔あっか」

もういい。この際二人がいてもいいから宅飲みしてしまえ。もっと酔わせてしまえ。そして、自分も酔ってしまえ。
こういう風に錦戸が甘えてきてくれるのは飲んだ時だけだ。そして、その相手は必ず横山だった。
宅飲みをしたら理性が持たないかもしれない。それでも、酒のせいにしてしまえ。そもそもこんなに飲んでいる上にさらに飲んだら記憶などなくなるだろう。

二人だって、ある程度飲んだら帰るはずだ。

「ええよ、宅飲みしよ」
「やったぁ!きーくん大好きやぁ♪」

横山のその考えが甘かったことに、本人はまだ気づいていなかった。

92そう:2015/08/23(日) 05:04:42
「りょお〜!」
「なにぃなぁ?♪」
「亮。ほら、ここ座りぃ」

タタタッと渋谷の方へ向かって行く錦戸。それに対抗するように渋谷と自分の間をトントンと叩き座るように示す村上。

「…」

そんな二人に振り回される錦戸を見て、可愛いな、と顔を緩めていた。
すると突然。

「すばぅく〜ん…」
「っ‼︎」

酔っ払った錦戸が渋谷にキスをした。そして同じように酔っていた横山がついに我慢ができず、誰よりも先に手を出してしまった。

「…どっくん。こっち来ぃ」
「ん〜?なにぃ?♪」
「ん…」
「ちょ‼︎」
「んぅ…」

村上が声を上げたその時、横山が錦戸の唇に吸い付いた。そのまま、渋谷と錦戸のキスとは違く、深いキスへと向かって行く。

「ん、ふぅ、ちゅ…」
「んんっ、っ、ふぅ、んぁ…」

錦戸の鼻から、甘い声が漏れる。横山は後頭部を掴むわけではなく、愛おしそうにその頬を撫でながらキスをした。

そんな二人を後の二人が黙って見ている筈もなく。特に何もしていない、そしてされていない村上が黙っている筈もなく。

「いっ!」
「ええからこっち向け」
「え、あ、んんっ‼︎」
「んっ…」

錦戸の髪の毛を引っ張り無理やり自分の方へ向かせると、横山と錦戸の唾液で濡れたその唇に吸い付いた。

93そう:2015/08/28(金) 00:56:40
放置すみません。

続きです↓


「んっ…はぁ、はぁ…」

村上と唇を離した錦戸は肩で息をしていた。
唾液で濡れそぼった錦戸の唇。酒のせいか、はたまた先ほどのキスのせいか、トロンとして焦点の合わない目。紅く紅潮した頬。
その全てが、横山、村上、渋谷の理性を刺激していく。

「りょお。ここ、もうこんなんなってるやん」
「んぁ‼︎」

酒のせいで敏感になっている錦戸。キスだけで感じてしまったようだ。渋谷が、もっこりと盛り上がった錦戸の自身をズボンの上からツー…となぞる。
そして、ギュッと握った。

「んぁあ‼︎あ、あかっ…‼︎」
「えっろ…」

口をパクパクとさせ、目に涙を溜める錦戸。また、理性が刺激される。

「亮…ごめんやで?」
「えっ、んぅ…」

すると横山が錦戸の服を捲り、そのまま脱がせた。つまり、錦戸の上半身は何も纏っていない状態になった。

「ひぅ‼︎あ、そこっ…やぁっ…」

突然、錦戸は快感に襲われた。横山が、錦戸の胸の突起を舐めていたのだ。

「ふっ…亮かわええ…」
「んむぅ!っ、ふ、ぁあ、んちゅ…」

蕩けた表情の錦戸。そんな彼を見て村上は今一度、その濡れそぼった唇に吸い付いた。
今度は先ほどのようなキスではなく、優しく、愛らしく、でも激しく。

胸と口腔の快感により、気づいていないのだろうか。
渋谷はその間に錦戸のズボンのファスナーを下げ、ズボンを降ろしていた。
そして、下着もズラし、錦戸の自身を外気にさらす。

大きく膨れ上がった自身を、渋谷はそっと手で包み込んだ。
そのまま、激しく上下に擦る。

「あぁあ‼︎あ、んぁ、はっ、ぁん‼︎や、あ、くっ…」
「亮。キスに集中せぇ」
「そんなにすばるがええの?」
「りょお。気持ちええ?なぁ、気持ちええ?」

大きな大きな快感。耐えきれずに自分でも驚くような声を出した錦戸。しかし、それは三人の心に火を点けただけだった。

94そう:2015/08/28(金) 23:29:51
「ぁ、ふっ、んぁ、ふぁ、はっ、」
「うわ、先走りヤバイで?」

執拗に乳首を愛撫する横山と、執拗に錦戸の自身を愛撫する渋谷により、錦戸のそこは我慢汁で濡れていた。

「もう、入るんちゃう?」
「え、もう?」
「ええんとちゃうのん?」

そんな会話が錦戸の耳に薄っすらと聞こえてくる。そして、渋谷が自分の指に錦戸のカウパーを絡めた。
すると突然、錦戸の後孔に指が入ってきた。

「んくっ⁈」
「亮。力抜きぃ」
「ほら、こっち向いて」
「大丈夫、すぐ気持ちようなるから」

グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでくる渋谷の指。感じたことのない気持ち悪さと圧迫感、そして痛みにより、錦戸の目からポロポロと涙が溢れる。

「ん、ふぅ…んぁ、ちゅ…」

そんな錦戸を見て、力を抜けるように深いキスをしてきた村上。決して激しくはなく、甘い甘いキスだった。

「ぁん!っ、ふ、くっ…」

村上と同様に、また胸の愛撫を再開した横山。それでまた、体の力が抜ける。

その隙を見て、渋谷は一気に指を進めた。指先が、ゴリっとした感触の部分へ当たる。

「あぁ‼︎ひっ、ぁん‼︎や、らぁっ…そこっ…‼︎」
「ここ?気持ちええん?」

錦戸の前立腺を見つけると、渋谷はそこばかりをグニグニと押した。本当ならば態といいトコロを外しておねだりさせたい所だが、生憎錦戸は初めて男に抱かれる。いくら大量の酒が入っているからといい、意地悪をしてもポロポロと涙を流して終わりだろう。
…初めてでなくては、困るのだけれども。

「んぁ‼︎」
「ん…」

すると村上が、カリっと錦戸の下唇を八重歯で噛んだ。それにすら反応を示す錦戸。
胸は相変わらず横山によって愛撫され、後孔は渋谷の指によって解されていく。

村上はキスをやめ、錦戸の自身の方へ向かっていった。そして、大きく膨れ上がった自身へと顔を近づけ、少し息を吹きかける。

「ひゃあ‼︎」

錦戸は既に羞恥心など忘れ、快感のままに声を上げていた。

95そう:2015/08/28(金) 23:30:12
「ぁ、ふっ、んぁ、ふぁ、はっ、」
「うわ、先走りヤバイで?」

執拗に乳首を愛撫する横山と、執拗に錦戸の自身を愛撫する渋谷により、錦戸のそこは我慢汁で濡れていた。

「もう、入るんちゃう?」
「え、もう?」
「ええんとちゃうのん?」

そんな会話が錦戸の耳に薄っすらと聞こえてくる。そして、渋谷が自分の指に錦戸のカウパーを絡めた。
すると突然、錦戸の後孔に指が入ってきた。

「んくっ⁈」
「亮。力抜きぃ」
「ほら、こっち向いて」
「大丈夫、すぐ気持ちようなるから」

グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでくる渋谷の指。感じたことのない気持ち悪さと圧迫感、そして痛みにより、錦戸の目からポロポロと涙が溢れる。

「ん、ふぅ…んぁ、ちゅ…」

そんな錦戸を見て、力を抜けるように深いキスをしてきた村上。決して激しくはなく、甘い甘いキスだった。

「ぁん!っ、ふ、くっ…」

村上と同様に、また胸の愛撫を再開した横山。それでまた、体の力が抜ける。

その隙を見て、渋谷は一気に指を進めた。指先が、ゴリっとした感触の部分へ当たる。

「あぁ‼︎ひっ、ぁん‼︎や、らぁっ…そこっ…‼︎」
「ここ?気持ちええん?」

錦戸の前立腺を見つけると、渋谷はそこばかりをグニグニと押した。本当ならば態といいトコロを外しておねだりさせたい所だが、生憎錦戸は初めて男に抱かれる。いくら大量の酒が入っているからといい、意地悪をしてもポロポロと涙を流して終わりだろう。
…初めてでなくては、困るのだけれども。

「んぁ‼︎」
「ん…」

すると村上が、カリっと錦戸の下唇を八重歯で噛んだ。それにすら反応を示す錦戸。
胸は相変わらず横山によって愛撫され、後孔は渋谷の指によって解されていく。

村上はキスをやめ、錦戸の自身の方へ向かっていった。そして、大きく膨れ上がった自身へと顔を近づけ、少し息を吹きかける。

「ひゃあ‼︎」

錦戸は既に羞恥心など忘れ、快感のままに声を上げていた。

96そう:2015/08/28(金) 23:30:22
「ぁ、ふっ、んぁ、ふぁ、はっ、」
「うわ、先走りヤバイで?」

執拗に乳首を愛撫する横山と、執拗に錦戸の自身を愛撫する渋谷により、錦戸のそこは我慢汁で濡れていた。

「もう、入るんちゃう?」
「え、もう?」
「ええんとちゃうのん?」

そんな会話が錦戸の耳に薄っすらと聞こえてくる。そして、渋谷が自分の指に錦戸のカウパーを絡めた。
すると突然、錦戸の後孔に指が入ってきた。

「んくっ⁈」
「亮。力抜きぃ」
「ほら、こっち向いて」
「大丈夫、すぐ気持ちようなるから」

グニグニと肉壁を押しながら奥へと進んでくる渋谷の指。感じたことのない気持ち悪さと圧迫感、そして痛みにより、錦戸の目からポロポロと涙が溢れる。

「ん、ふぅ…んぁ、ちゅ…」

そんな錦戸を見て、力を抜けるように深いキスをしてきた村上。決して激しくはなく、甘い甘いキスだった。

「ぁん!っ、ふ、くっ…」

村上と同様に、また胸の愛撫を再開した横山。それでまた、体の力が抜ける。

その隙を見て、渋谷は一気に指を進めた。指先が、ゴリっとした感触の部分へ当たる。

「あぁ‼︎ひっ、ぁん‼︎や、らぁっ…そこっ…‼︎」
「ここ?気持ちええん?」

錦戸の前立腺を見つけると、渋谷はそこばかりをグニグニと押した。本当ならば態といいトコロを外しておねだりさせたい所だが、生憎錦戸は初めて男に抱かれる。いくら大量の酒が入っているからといい、意地悪をしてもポロポロと涙を流して終わりだろう。
…初めてでなくては、困るのだけれども。

「んぁ‼︎」
「ん…」

すると村上が、カリっと錦戸の下唇を八重歯で噛んだ。それにすら反応を示す錦戸。
胸は相変わらず横山によって愛撫され、後孔は渋谷の指によって解されていく。

村上はキスをやめ、錦戸の自身の方へ向かっていった。そして、大きく膨れ上がった自身へと顔を近づけ、少し息を吹きかける。

「ひゃあ‼︎」

錦戸は既に羞恥心など忘れ、快感のままに声を上げていた。

97そう:2015/08/28(金) 23:31:47
すみません、多重書き込みしてしまいました。読みにくくなってしまい、申し訳ありません。

98そう:2015/08/31(月) 01:03:34
「亮、敏感過ぎ」
「そらそやろ。喘ぎ癖のある亮があり得ないぐらいの量の酒飲んだんやで?」
「ん…それもそやな」
「ひぁ‼︎」

今度は横山が胸の突起へ息を吹きかけ、錦戸が反応を示す。それを合図に村上が錦戸の自身を咥えた。

「あぁん‼︎」

錦戸の自身がネットリとした感触に襲われる。暖かい村上の口の中で、ネチネチと舌が絡み付いてくる。錦戸の自身は既に達してしまいそうだった。

「ぁ、あかっ…イくっ、イってまうっ…‼︎」

錦戸はそのまま吸われてイかせてもらえると思っていた。しかし村上はそこまで優しくない。それに、好きな子が相手となると、余計に意地悪をしたくなるタイプだ。

つまり、そう簡単には行かず。

「な、んでぇ…?」

錦戸は生理的な涙を大きな垂れ目からポロポロと流し、村上を見下ろした。

「簡単にイってもうたらつまらんやん?」

村上が微笑みながらそういう。その言葉を聞き、錦戸は背中にゾクリとした何かが走った。その挑発的で、でも余裕のある表情で見られたことによる快感か、はたまた恐怖か。
村上はその錦戸の反応を見て、更に笑みを深めた。

「ん、ぁう、ひんっ、ぁ…」

そうしている間も胸からはピチャピチャと横山が突起を舌で愛撫する音が響き、後孔からはグチュグチュという中を掻き混ぜられる水音が漏れていた。

「もうええやろ。亮、挿れんで?」
「ひゃっ!え、ちょっ…んぁあ‼︎」

渋谷は錦戸の後孔から指をサッと抜くと、素早く自分のズボンと下着を降ろし、その体の大きさには似つかわしくない自身を、おもむろに取り出した。
そして、それを錦戸の後孔に充てがうと、グイッと一気に奥まで差し込んだ。

「あぁあ‼︎」

錦戸の身体がビクリと震える。奥まで入ったことにより、もう達してしまったようだ。
しかし渋谷はそんな事御構い無しに、充分に解された錦戸の中で激しく自身を暴れさせる。

その間、他の二人は少し離れていた。一方は写真を撮り、もう一方は動画を撮りながら。

99そう:2015/08/31(月) 20:47:22
「ぁ、奥っ、きも、ちっ…ぁん、ゃ、あぅ‼︎」
「はっ…亮、淫乱…」

まるで遠慮など知らないかのようにガツガツと腰を打ち付ける渋谷。一度達した錦戸の身体は、更に敏感になっていた。

「亮っ…好きやでっ…ごめんなっ…」
「ぁ、んぁ、ひぅっ、ぁん‼︎」

渋谷は快感と切なさから、眉間に皺を寄せる。明日の朝が怖くてたまらない。
そんな事は知る由もない錦戸は、ただひたすら、ひゃんひゃんと鳴き、止めることを知らなかった。

「ぁ、あ、あ、イくっ…‼︎ぁあああ‼︎」
「くっ…‼︎」

錦戸は今日一番の嬌声を上げて二度目の射精を放った。渋谷もその締め付けにより果てた。
錦戸の中にトクトクと注ぎ込まれる渋谷の精子。なんとも言えない感覚だ。

「ひゃん!」

渋谷が自身を抜いた。錦戸の中を一掻きしてから。
それにより、またしても錦戸の中が疼く。
それを悟ったかのように、間髪を入れずに横山の肥大化した自身が入ってきた。

「んぁぁ!」

こちらも先程の渋谷のように一気に奥まで差し込むと、ガツガツと前立腺を突いてくる。
達したばかりの錦戸の自身は、すぐに元気を取り戻した。

「亮…すばるのが中でグチュグチュんなってんでっ…?」
「はぅ、ぁ、言わん、といてぇ…!ぁん‼︎」

耳元で囁く横山。そのまま、ぷっくりとした唇でカプリ、と錦戸の耳を甘噛みする。そんな小さなことにさえ反応を示す錦戸。

「ぁ、あかっ…イってまうっ…よか、まくっ…‼︎」

口をパクパクとさせ、顔は真っ赤に紅潮し、目からは生理的な涙がポロポロと溢れる。
横山はその口から覗く真っ赤な舌に吸い付いた。
そのまま、更に腰を激しく打ち付ける。

「ぁあああ‼︎」
「はっ…」

錦戸は、またしても大きな嬌声を上げ、三度目の射精を放った。身体がビクリと震え、足の指先まで伸び切っている。

すると、今度はダランと身体の力が抜けた。

「おい、横。亮、気ぃ失ってもうたやんけっ」
「そんなん知らんわ、早いもん勝ちや」
「そーやで、雛ちゃん」

挿入するとこなく終わってしまった村上は、この後終始不機嫌だった。
しかし、やはり錦戸のことが好きなのだろう。その身体をそっと抱き上げると横山に案内をさせ、寝室のベッドの上にトン、と降ろした。

「おやすみ、亮」
「ええ夢…はどうやろな」
「夢ん中で腰痛いー騒いでんとちゃう?」

クスクスと笑いながら寝室を後にした三人。錦戸は全く気づいていない。

100そう:2015/08/31(月) 20:48:06
次の日の朝。村上は錦戸の様子を見に寝室を訪れた。

ガチャ

「っ…村上君!俺、何で裸なん⁈ここどこ⁈後、何でめちゃくちゃ腰痛いん⁈」
「……覚えて、」
「ないっ‼︎」

ベッドの上には既に起きていて、腰が痛いのだろう、眉間に皺を寄せた全裸の錦戸が布団にくるまっていた。

「ほぉ〜ん…亮、今日仕事は?」
「午後からやけど…」
「奇遇やな、俺も午後からやねん」
「え、あ、そうなん…?てか、質問の答え‼︎」
「ここは横ん家。何で裸なのか、何で腰が痛いのかは…これから思い出そっか」

錦戸の目の前には、妖艶な笑みを浮かべた村上。グイッと顔を近づけ、その後頭部を掴んだ。

「え、え、ちょっ…」
「忘れた亮が悪い」
「なっ…ん、ふぅ…んんっ!」

錦戸の薄い唇に口付けすると、無理矢理舌で唇をこじ開け、ネットリと絡ませる。

「っ…///う、そやろ…?」
「ホンマや、アホ」

するとまた寝室のドアが開いた。

「おいゴラ!俺のベッドの上で何やってんねん‼︎」
「よかーま君!なぁ、俺何でっ…」
「覚えてへんのやって」
「……そっか」

錦戸は横山の表情を見て、だんだん村上が行動で示したソレが、本当のように思えてきた。

「朝っぱらからうっさいのぉ…」

今度は頭をガシガシと掻きながら明らかに寝起きの渋谷が入って来た。

「あ、ゴリラ!亮に近づくなやっ、昨日挿れれなかったからって襲おうとしたんやろ‼︎」
「ちょ、すばる君⁈」
「すばる、どっくんは昨日の事覚えてないらしいで?」
「……マジかぁ…」

これは、やってしまった。


その後は年上三人に会う度に身体を求められ、好きだ愛してるだ囁かれる毎日。身体を求めない日ももちろんある。しかしそれもそれで本気だと感じてしまう。

答えはまだ出ないが。むろん、いつかは出さねばならないのだろう。

一体どういう始まりなのかは覚えていないけれど。

end

101そう:2015/08/31(月) 20:54:16
終わりました、どっくん受けの三馬鹿攻め。
終わり方微妙で申し訳ございません…。
さあら様、いかがでしたでしょうか?お気に召さないようであれば申し訳ございません。

リクエスト、まだまだ受け付けております。更新できる時間は少ないですが頑張りますのでよろしくお願い致します。


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