[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part6
5
:
名無しリゾナント
:2015/05/27(水) 12:24:24
急襲。
対するさゆみは微動だにしない。
彼女は知っているのだ。迂闊に自分の体に触れた相手は、一つの例外もなく消し炭のようになって崩壊することを。
「余裕ぶってると、後悔すっぞ!!」
左に飛んでからの、フェイント。
右方向から殴りつけようとさゆみの顔面に迫る拳。
さゆみの本能が警告する。「この拳をまともに受けてはいけない」。
大きく体を仰け反らせ、回避体制。
空振り、無防備な背中を曝け出した「金鴉」に、さゆみがそっと手を添える。
「…やっぱり」
不可解な顔をしつつも、相手を滅びに誘うのを諦めて距離を取る。
千載一遇のチャンスだったはずなのに、さゆみは自らそれを手放してしまった。
「はは、わかるみたいやな」
その様子を遠くで見ていた「煙鏡」が、上から目線で言う。
「…治癒の力で、相殺したのね」
「その通りや。さっきのんが飲んだんは、治癒能力者の血…道重さゆみ、お前の血を複製して作ったもんやで?」
「!!」
いつの間に、と言いたいところだが。
ダークネスとの長きに渡る抗争において、さゆみの血を採取する機会など、それこそ山のようにあったはず。だ
から、複製できたとしてもおかしな話ではない。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板