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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part6
4
:
名無しリゾナント
:2015/05/27(水) 12:21:21
「な、なんだよ!なんだよあいつ!!」
「どぅー、おもらししちゃった?」
「し、してねえよ!!」
明らかに狼狽える遥をからかう優樹だが、彼女自身の顔色も優れない。
それほどまでに、凄まじい負の力なのだ。
「水軍流」を修めた里保でさえ、額に汗がにじみ出るほどに。
「あーあ、自分。言ったらあかんこと、言うてもうたな。うちらは決して二人で一人前と違う。のんは、そのことめっ
ちゃ気にしてんねん。ま、うちかて今にもトサカから火が噴き出そうな思いやけどな」
「金鴉」の後方で腕組み構えている「煙鏡」。
表情は変わらないが、口元には蛇のような執念深さが見え隠れしていた。
「さっきから『殺す』だの、『ぶっ殺す』だの。いつになったら行動に移してくれるのかしら」
「慌てんなよ。色んな能力試して遊ぼうかと思ってたけど、気が変わった。一気に決めてやる」
怒りが醒めたのか、それとも内に収める術を知っているのか。
「金鴉」はゆっくりと、さゆみに向かって指差す。そして。
「のんの能力は…『血から能力をコピーする』こと。道重、お前と闘り合うって聞いてさあ…用意しといたんだよね」
「金鴉」が懐から、またもや赤い液体の入った小瓶を取り出す。
そして顔の斜め上に掲げ、握り潰した。
拳から滴る、小瓶の中の血液とも自分の血液とも知れぬ血を飲み干して。
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