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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part6
224
:
名無しリゾナント
:2016/01/08(金) 01:34:34
衣梨奈は思い出す。
リゾナンターになってから間もない頃、彼女は能力の不安定からくる情緒不安で度々ミスを犯していた。
特に、とある重要な依頼において。衣梨奈は感情を暴走させ、最終的にさゆみに土下座するような事態を引き起こしてし
まったこともあった。だけど、そんな衣梨奈をさゆみは笑って許してくれた。思えば、あの時から衣梨奈は自らの欠点を
長所とすべく歩み始めたのかもしれない。
こんなえりやけど、世界一周するくらいの勢いで、前に進むけん!
聖は。
最初にリゾナントでの出会いがあった時に、絵里の隣にいたのがさゆみだった。
憧れの絵里といつも一緒にいるさゆみ。自分も、さゆみのようになれたら。そんな思いが、原点だったのかもしれない。
絵里がいなくなった、喫茶リゾナント。さらに、愛や里沙、れいなまでがいなくなってしまった時に。
さゆみは、明らかに変わった。彼女らしさを残しつつも、後輩たちを引っ張ってゆくその姿に。
そこではじめて、聖はさゆみ自身にはっきりとした尊敬の念を抱いた。
さゆみと喫茶店の仕事をしている時。そして共に戦線に立つ時。全てが、聖の宝物だった。
道重さん。聖は、これからもそんな時間を大切にしていきたい。だから。
八人の、それぞれの思いは必然的にさゆみへ。そして今この場にいない里保へと向かう。
突如として鬼神のような力を振るった里保。しかしそれは誰もが想定にすら入れていなかった悪夢でもあった。自分た
ちの力で御しようのない、天災にすら似た力。それは里保自身が我を失い破壊の限りを尽くしていたことからも明らか
だった。
どこから来たのか、どういう力なのか。
当の本人が倒れてしまった今では知る由もない。が、これだけは言える。
里保は、かけがえのない大切な仲間であるということ。
リゾナンターでも屈指の実力を誇る里保に、メンバーたちは幾度となく助けられてきた。
そして、闇なす脅威と共に戦ってきた。その時間は、絆は誰にも否定できない。いや、させない。
たとえ離れていても、伝わる。彼女の想いが、そして強さが。
リゾナンターを名乗りしもの、その想いはひとつへ。
確固たる意志は、やがて闇に向けられた一振りの太刀へと形を変えるように。
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