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普段狼を見ていないリゾスレ住民が昨今の騒ぎに

14 名無しリゾナント :2017/02/26(日) 11:03:01


今日も今日とて閑古鳥の、喫茶リゾナント。
いつもにも輪をかけて静かなのは、従業員たちがこぞって巨大テーマパークに遊びに行っているせいだ。
店内は静まり返り、キッチンで皿を洗う水の音すら、店内に響き渡る勢い。

まあ、本音を言えばさゆみも行きたかったんだけど…

しかしリーダーという立場上、そんなことを言うわけにもいかず。
ただ、敢えて心の中で叫ぶとしたら。遊園地で楽しんでいる後輩たちの姿を見たかった。

― 傍に、居て下さいね ―

ある日の晩、普段さゆみに悲しくなるほど心を開かない里保は、さゆみに向かってそう言った。
それは月の綺麗な晩だった。閉店後の喫茶リゾナント、一人で佇む里保にさゆみは声をかけた。背後からの抱きつきどっきり、という好奇心と下心がきっかけではあったが。
ただそれで心が解れたのか、里保は普段は口にしない不安を滔滔と語りはじめた。

それは普段リゾナンターの筆頭剣士としてのプレッシャー、それでもその重圧に対して弱音を吐くまいと歯を食いしばっている里保の、珍しくか弱い姿だった。
さゆみは、「鞘師なら、だいじょうぶ」と答えた。何が、どう大丈夫なのか。説明しろと言われたらきっとできなかっただろう。ただ、里保は決して一人ではないということを伝えたかった。伝わってほしかった。そのさゆみの言葉に帰って来たのが、件の言葉だった。

それは。さゆみに対して滅多に感情を出すことの無い里保の、不器用な決意表明のようにも思えた。自分たちが、自分がリゾナンターの未来を切り拓く。だから、それを傍で見ていて欲しいと。
だから、さゆみは約束した。その小さな背中を、見守り続けると。

だからこそ、である。
普段は自分を抑制している里保の、まるで子供のようにはしゃいでる姿とか。テーマパークの露店で売っている長いドーナツを、最初は少しずつ食べているのにいつのまにか一口が大きくなって頬をぷっくりさせている様とか。
そして、それを側で見つめているさゆみ。やがて思わず抱きしめたいという思いがこみ上げて。

と、邪な考えを巡らせていると。


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シングルV「リゾナント ブルー」 / モーニング娘。

ヽ( ゚∀。)ノ<やっぱこれを見ないとね!


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