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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
281
:
名無しリゾナント
:2014/11/04(火) 17:41:54
■ ウィルキャッチニィザア −田中れいなX光井愛佳− ■
「いかせへん…」
光井は痙攣するその手でその脚を掴んだ。
「あかん…あかんのや…行ったらあかん…あかんの…田中さん…」
「愛佳…今、愛佳が何で止めるんか、れいなにはわからんし、言えん理由もわからん…言えんなら、れいなも聞かん」
「後生や…ここに…ここに…」
「でも、ガキさんが呼んどる…わかるやろ…だから、れいなは行く」
「あかん…あかん…ねぇ田中さん…後生や…ここにおって…ここに…」
その脳天に、田中の拳が、炸裂した。
勝てるわけがない。
止められるわけがない、それなのに光井は、力づくで、田中を行かせまいと…
なぜ?いったいなぜ止める?
新垣を助けに行くことの、どこに止めねばならぬ理由がある?
光井は答えなかった。
田中も聞かなかった。
気を失った光井を抱え、四輪駆動車の後部座席へ寝かせる。
自分の長袖を伸ばし、光井のほほについた涙の跡をぬぐう。
「あほ愛佳…」
助けを呼ぶ、新垣の心の叫び、いまは、その叫びに、応える。
だから、今は待っとって。
すぐに、ガキさん連れて、帰ってくるけん。
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