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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
226
:
名無しリゾナント
:2014/10/06(月) 02:44:27
さゆみが、ゆっくりと少女に近づく。
一段と濃い闇に差し掛かったところで、さゆみの体から立ち上る白い煙。
少女の発する「滅びの力」の射程圏内に入ったのだ。
「たっ大変だ!道重さんが消されちまう!!」
「大丈夫だよ、くどぅー。道重さんは消えないから」
自分が見た蛾と同じようになってしまう、そう思い慌てふためく遥を春菜が落ち着かせる。
その言葉通りに、さゆみは安らかな表情のまま、少女に近づいてゆく。
戦闘服はあらかた溶けてなくなってしまってはいたが。
その肌には、傷一つすらついていない。
「ほんとだ…でも、どうして」
「きっと、滅びの力を治癒の力が中和してるんだろうね」
香音の言うとおりだった。
さゆみは自らの体に治癒の力を纏わせることで、身を襲う滅びの力を打ち消していた。
自らもまた滅びの力を操るからこそ、できる芸当ではあるのだが。
そして、ついにさゆみが少女の体を捉える。
はじめは抵抗していた少女だが、さゆみが自分の力によって消滅しないことを知ると、操り糸が切れた人形のように脱力してしまった。
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