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【スレ立て宣言&テンプレスレ】
494
:
3*3+1
:2013/08/23(金) 14:15:17
〈だけど僕らはくじけない〉
3−1
二人は、夕暮れの砂浜に並んで座っていた。
工藤が、譜久村の方をちらちら見ながら、消え入りそうな声で言う。
「本当にすみません……、譜久村さん……」
「もういいよ……、ちゃんと足元を見てなかった聖も悪いんだし……」
そう言いながらも、譜久村は工藤の方に顔を向けてくれない。
工藤は下を向き、意味もなく両手で砂を掻いた。
「……ねえ、どぅー」
工藤が譜久村の顔を見る。
顔が真っ赤だ。夕映えのせいだろうか。
「……どぅーって、口は堅い方?」
「え?」
唐突な質問に工藤は戸惑った。
「どっちかといえば、軽い方だと思いますけど……」
「……あのさあ、今から聖がすること、誰にも言わないって約束してくれる?」
俯いた譜久村の瞳がじっとりと潤んでいる。
(この目は、ヤバい……)
譜久村は大きい。
工藤もだいぶ成長したが、譜久村とは体のボリュームが全然違う。
もし譜久村に力ずくで来られたら、工藤は抵抗しきれないだろう。
もちろん、そういうときに何をされるのか、幼い工藤にはよく分かっていない。
ただ、譜久村との寝技の訓練時に感じた本能的な恐怖が、まだ体の芯に残っている。
「……どぅー、……私のおっぱい、飲める?」
譜久村はそう言うと、両手を交差させてTシャツの裾を掴み、一気にまくり上げた。
工藤は目を大きく見開き、固まっている。
譜久村は立ち上がり、無言のまま着ているものを次々脱いでいく。
そして、全て脱ぎ終わると、覚悟を決めた目つきで工藤を見つめた。
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