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【スレ立て宣言&テンプレスレ】

291名無しリゾナント:2011/05/06(金) 19:28:08
「ああ、そいつも面白いことにな〜光井の学校の生徒らしいんだ」
そう言って吉澤は一枚の書類をマルシェに渡した
「これがそいつのデータだ。急ごしらえだが許せよな」
マルシェは口に出さずにそのデータを上から下までざっと目を通した
「それはまた大変デスネ」
「語尾がおかしいぞ。マルシェ、あんま興味ねえだろ」
マルシェはかぶりをふって「いえいえ」と慌てた

「・・・でもこれまでの話からすると、この子も」
「能力者だろうな」
マルシェから書類を返してもらいながら吉澤が答えた
「ただしどんな力なのかはわからないし、どこにいるのかもわからん。調査対象として報告するつもりだ」

★   ★   ★   ★   ★   ★

二階の住居に亀井を連れていき、ゆっくりと水を飲ませる
「エリ、落ち着くっちゃ。何があったと?」
れいなが亀井の背中を優しくさする
「高橋さん、亀井さんいったいどうしたんでしょうか?」
光井が心配そうな顔で後ろで立っている。さすがの光井もこの亀井の姿は視ていなかったのだろう
「わかんないけど、とりあえず落ち着けさせないと…エリ、ゆっくり深呼吸して」

その甲斐あってか暫くすると亀井は落ち着きを取り戻し、静かに椅子に座っていられるようになった
「何があったの?エリ?ゆっくりでいいから、言える範囲でいいから答えて」
「うん、愛ちゃん、あのね・・・夢をみたの」
「夢?」
「うん、夢。それも怖いような・・・悲しいような・・・分からない夢
 でも、なんだかわかんなくなっちゃって…ここに来たくなったんだけど途中でなんか苦しくなっちゃって」
「教えてくれる?」
亀井はこくりと頷き、ゆっくりとみた夢を話りだした


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