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作者があとがきとか語っちゃうスレ

55名無し募集中。。。:2008/11/03(月) 01:07:39
リゾスレの現行スレ>>816-830『消え失せよ一切全ての者達よ』の後書きを少々。

蒼の共鳴特別編第4夜でさえみを書いた時に、さえみで何か一本話を書きたいなと
ふと思ったのがきっかけで、色々ぼーっと妄想した結果がああいう形になりました。

リゾスレ内で出来上がっていた、強くて優しくて頼れるお姉さん像、でも、それって
あくまでもリゾナンター側から見た視点でしかないんだよなーと。
じゃあ、視点を変えて見てみたら、一体彼女はどういう立ち位置でどういう人間になるんだろうか、
そう思わなければ、ああいう話ではなく、もうちょっと闇成分の薄いものになっていたかもしれません。

全てを消し去る力、それって結構―――ダークなイメージが強いよね、と。
ぶっちゃけ、彼女はダークネスサイドにいてもおかしくないようなキャラだなと思います。

元々闇に近い(自分の想いを優先して、実の母親を消してしまったり等々)彼女が、
リゾナンター達と関わることで、共鳴の声を聞くことの出来るさゆみと気持ちがすれ違い、
溝が出来て離れていく(光側と闇側)過程を書きたかったので、そういう意味では目的は達成出来たので
よかったなぁ、と思っています。

共鳴は、リゾナンター側からしたら「絆」だったり「光」だったり「無限の可能性」を感じさせる、
正のものである印象ですが、それを感じることの出来ない人間からしたら、虐げられたような、そんな
感覚を味わうような気がします。

そもそも、正義とか悪なんて見る人の視線一つで変わってしまうものだ、と思っているので…
さえみにとっては、リゾナンターは自分の存在理由であり存在意義であるさゆみを奪う悪でしかなく、
共鳴という感覚も、得体の知れないものでしかないわけです。

自分の全てで、世界そのものであったさゆみに拒絶されたことで、
さえみの中に元々存在した闇が爆発し―――結果、完全なる闇に墜ちた彼女は、
自分の全てを壊した彼女達を消し去ることを願い戦いの場に赴いたわけですが、
その結果がどうなったかは想像がつきません。

ただ、こうした側面もあるのかもしれない、そういうことが伝われば幸いです。
それにしても、さえみは書いてて楽しかった、ちょっと歪んでる感じがあれですけど。

またこういうさえみを書くのもありかな、なんて思いつつ。
沢山の感想ありがとうございました。


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