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【萌え死に】ショートストーリー投稿用スレ【上等】

4きゃのん★:2005/10/06(木) 22:49:24
『さて、そろそろミーティングの時間だが……真の奴、まだ昼休みでどっか行ったきりなのかな?』
(ガチャ)
「プロデューサープロデューサー! ちょっと見てくださいよ〜!」
『こらこら、騒々しいぞ! もう少し落ち着いて……え?』
「へへっ! ど、どうです?」
『どうですってお前、いつから眼鏡なんか掛けて……ん? どっかで見たことあるな、その眼鏡……?』
「おっ、さっすが観察眼が鋭いですね、プロデューサー。」
『何だおい、見たことあるはずだ……秋月さんの眼鏡じゃないかそれ。何だってお前が……?』
「いや、大したことじゃないんですけどね、へへっ。実は、さっき事務室で、律子と一緒にTV見ながらお昼食べてたんですよ。」
『ふんふん。』
「そしたら、お天気のコーナーに出てきた新しいキャスターの人が、眼鏡のすっごく似合う知的な女性の方で。」
『へぇ〜。俺は見なかったな……別の局だったのかな?』
「それで、律子も眼鏡かけてるでしょ? 自然とそっちに話がつながって……」
『ははぁん、何となく話の展開が読めてきたぞ。つまり、そこでお前が……』
「そうなんですよ。『ボクが眼鏡掛けたらどうなるか?』って話になって。で、律子から借りて掛けてみたんですよ!」
『なるほどな。』
「でも〜、律子ったら『あんまり似合ってないんじゃないのぉ?』とか言うんですよ! それで、プロデューサーに見てもらって、どうなのか確かめようと……」
『おいおい、俺なんかの評価でいいのか?』
「い、いいんです! ……ボクのこと一番見て欲しいのは、プロデューサーだけなんですから……(ぽそっ)」
『ん? な、何だって?』
「え? ああっ! な、何でもないです! そ、それより、どうですか? 似合ってます?」
『う〜ん、そうだなぁ……まぁ、悪くはないな。』
「なぁんか煮え切らないなぁ……ちょっと想像してみてくださいよ! 例えば、眼鏡掛けたボクが、お天気コーナーのキャスターやってるところとか……」
『(想像中……)うん、それはなかなか……』
「でしょでしょ? (くらくらっ)ありゃりゃ? おっとっと……」
『! おいおい、どうした? 大丈夫か?』
「へへっ、すみません。律子の眼鏡、かなり度がキツくて……ちょっと、くらくらきちゃいましたよ。」
『まぁ、目のいい人間が度の強い眼鏡掛けるとそうなるよな。あんまり長いこと掛けてると、却って自分の目に良くないぞ。』
「は〜い、わかりました。じゃ、そろそろ外しますね。」(眼鏡にスッと手をかける)
『うん、外した方がいいな。……眼鏡が無い方が、俺は好きだからな……(ぼそ)』
「(ドキッ)え、えぇっ?!……う、うわっ!!」(ふらついてよろける)


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