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日々の事

1KAZUKI:2004/01/06(火) 12:05
日々の事。

2KAZUKI:2004/01/06(火) 12:09
メールのお返事は
http://jbbs.shitaraba.com/music/1173/storage/1064649975.html
このスレの最後の方にありまっする

前の「近況」スレが何を書くスレッドが判んなくなって来たので、も少し緩めの”日記兼日々思う事”スレとして
新規スレ立てです。

3KAZUKI:2004/01/06(火) 12:22
お昼休みだが自宅に戻ってCD整理。
ともかくレビュー途中の作品だけでも見つけてしまわないと。
にしても、せめて引越しのときにアルファベット順辺りで並べとくんだったなァ…。

4KAZUKI:2004/01/06(火) 12:53
>>2のラス辺り、政治絡みの意見やフールスメイト関連でご意見。
あんなグダグダした書き物がウケるとは(失礼ながら)よく判らん…
書いた本人にしてみれば「ここで書いたのは失敗だったかな」とちょっぴり後悔してるくらいなんだが

う〜ん…。政治関連の意見、読みたいですか?

まぁ、ここは現状、音楽サイトなんで、当面はあくまで音楽中心でと言う事で。
異端がらみはまず参考文献リストでも作ってみて、自分で勉強しながらコンテンツを増やしていく事にしよう。

5KAZUKI:2004/01/07(水) 21:09
突然の夜勤と残業で丸々一日つぶしてしまった。
帰りにジュンク堂。チェスタトンの随筆が復刊されているのを発見して未読分を購入。

8KAZUKI:2004/01/08(木) 23:06
今、このサイトはインフォシークの無料webスペースを使用しているのだが、なんでももう暫くすると現在のような
ポップアップ広告ではなくて埋め込み広告強制表示になるらしい。
ポップアップだって相当イヤなのに、埋め込み広告強制表示なんぞになったら迷惑極まりない。
とは言ってもそこは無料だし、タダで使わせて貰ってるのに抗議をかますわけにも行くまい。
そういう訳でここ数日新天地を探している。

今のところ独自ドメインの取得を考えているのだが、現行だと独自ドメインは登録者の情報開示が義務付けられて
いて、そこの所が少々踏み切りがたい。
今日はその”登録者情報”がどのくらい判るんだろうと思って知ってる所を数箇所試してみたのだが、当初想像して
いたより遥かに細かい所まで表示されてしまうので驚いた。
今日始めてその辺の記事を読んだので、もう少し勉強してみないと判らないが、なんつーか、危ないなァ。

9yuki:2004/01/08(木) 23:29
独自ドメインの登録ですが、WHOISにプライバシーを表示させたくない場合など
レンタルサーバ会社経由で登録してもらえば個人情報は開示されません。
例えば
http://21-domain.com/html/m1050_1.html のQ3や
http://j-navi.com/cgi-local/order/order_form.pl の4など
調べて見ると良いかもです。

10KAZUKI:2004/01/08(木) 23:35
yukiサンどうもありがとう。

ほへえ。開示しないことも出来るのか。そりゃ素晴らしいや。
んじゃあ我がサイトもいっちょ独自ドメインでやってみるかな。

11KAZUKI:2004/01/09(金) 00:16
それから今日はフォントをDL購入した。
バナーの新デザインに欠かせない最後のパーツがようやく。

「美学系」。最初は今さら感があってあまり深く考えなかったが、よく考えてみると「美学」なり「耽美」なり
そういうキーワードでひっくるめると”ヴィジュアル系”よりも成り立ちや経緯が考えやすくなるというか、
そういう意味で便利ではある。

”ヴィジュアル系”と括るとどうしても『X‐JAPAN』や『SHAZNA』を範囲に入れる必要が生じてくるのだけど
(そこでゲイ文化やLAメタルについての言及が必要になる)「美学」や「耽美」なら異端文学やゴス精神との
繋がりに集中して考えればいいしなァ。

まぁ、『SHAZNA』にしたって、当時徐々に失われつつあった”歌謡曲”を復興させたと言う意味では結構重要かも
しれないと思ってるんだが。

12KAZUKI:2004/01/11(日) 10:20
ドメイン取得デキター
新サーバ広告でなくて快適ー

せっかくだから俺はこの赤のサーバを
…じゃない、せっかくだからちょっと更新してから告知するとするか
パーツそろったからバナー更新したいんだが、残念ながら今日も夜勤だ

14KAZUKI:2004/01/11(日) 13:49
いわばヴィジュアル系の元祖であるところの『X-JAPAN』は勿論そうなんですけど、エクスタシー系の
バンド群にだって「美学」はあるわけです。
その辺は重々承知なんですけど、今後うちのサイトで扱うのはポジパンやニューウェーブ流れの
「暗闇の美学」路線で行きたいな、と。

『X-JAPAN』を筆頭とするエクスタシー系だと、自分の受け取り方がその辺、違ってきてしまいまして。
指向として”暗鬱”もしくは”空虚”と言うよりは”絢爛”や”豪奢”といった言葉の方が似合う感じです。
彼らの曲を聴いて感じるのはどちらかと言えばHR/HM寄りのカタルシスなので、今、自分が考えてる方向とは
ちょっと違ってきてしまうんですよね。
『X-JAPAN』だと「Jealousy」とか大好きなアルバムなんですけど。う〜ん。

15KAZUKI:2004/01/13(火) 11:32
早めのお昼休み、のんびりしてると不意に扉をガンガン叩く音が。
某運送会社のおっちゃん、あんた昼間はいつもそんな不在確認しとったんかい…。

さて今日は早く帰れますように。

17KAZUKI:2004/01/15(木) 23:17
ここ一ヶ月くらいの間、文章のスタイル、規則の類をほとんど気にせずに好き勝手に書いている訳だが
(なので接続詞が適当だったり間近で同じ言葉を繰り返し使ったりしてるのだ)
そろそろダラダラと書くネタも尽きてきたし、無秩序にも飽きてきた。

残ったお題についてはいつか書くかもしれない。書かないかもしれない。
(しかし、とりあえず「匿名掲示板」「社会党」「音楽雑誌」についてはいつの日か何か書くだろう。
「匿名掲示板」はとうの昔に過去の経験でしか無くなっているし、「社会党」は風前の灯だし、
「音楽雑誌」についてはこないだフールスメイトを読んだのが久々な程遠ざかっていたが、そんな題材
だからこそ、ダラダラと何か書いてみたくもある。)

ともあれそういう訳で『Diary』は一端終わり、『Guestbook』が始まる。

18KAZUKI:2004/01/17(土) 13:20
ここでダラダラ書かれている文章の内、呼びかける・話しかける形式で書かれているのはメールのみの方や
福岡に戻ってきてからとみに増えた実社会でのWeb仲間あての物です。
何度かメールには書いているのですが、俺は日常生活を共有する人がWebの掲示板で日常の雑記や通信を書き合う
ような状態と言うのが非常に苦手で(目指せ”気取りっこWebサイト”)、今のところそこの辺りはかなり
気を使ってもらっている訳ですが、そういう交流の内、メールに書き漏らしたことや、書けていない事のうち
書きたい事をダラダラと書いてたんですね。

しかしなんだかいびつな方法ではあり、妥協点を模索中です。
そんなだったらいっそBBS無くしちゃうとか。
その分LINK先にこまめに遊びに行って礼を欠かないようにしないとだけど。
メールフォーム式にするとか。

19KAZUKI:2004/01/17(土) 13:21
おおう”が”連チャン。

夜勤明け。明日は飲み会。

だから日記にはせんというのに

20KAZUKI:2004/01/17(土) 16:28
やぁグッドモーニング。
…う〜ん、オラなんだかBBSへのLINKを外したら済むだけの話のような気がしてきたぞ。

23KAZUKI:2004/01/20(火) 22:36
さりげな〜く開いてますが、過去ログ整理を少々行ってから休止するっちゅうわけです。
更新予定スレッドなんかは時々確認しておかんと。
そういうわけで今後は管理人が記憶の9引き出しを探るための幽霊BBSと化す予定であります。

今後はちっと作業して作業が一段落したらまた休止、で。
将来管理人がレスしないゲストブック専門の掲示板として復活したりする事もあるかもしれないし、
完全閉鎖はしないでおくかな、と。

Whois 検索でサーバ管理者、登録者の個人情報が判る事を知らなかった方(管理人)が…。
まぁ、よほど悪意を持った人が使用しない限りはそっからトラブルになったりはしないと思うけど、
もしも何かあったら迷わず警察にネ。

「あっ」と思った時は既に手遅れ、「おやっ?」で警戒、これ鉄則。

あと、うちみたいに希望すれば個人情報を開示しないレンタル先もあるみたいだし、そういう所を
使うのもいいやね。

24KAZUKI:2004/01/23(金) 23:23
いやぁ〜、アナタ。
とっもっかっくっアナタ。溢れでる物を抑えきれずに言葉にならない。

いや話の本筋とは関係ないが。

過去ログの整理ってともかくメンドイなァ。
仕事は仕事でアホみたいに忙しいし、仕事終わって家帰って過去ログの整理やってたらなんだか
機械人間にでもなったような心持ちだよ。
ゲストブックは新しく借りなおした方が早いんじゃないかとも思わないでもないが、せっかくだから
最後までやるとしようか。

仕事がヒマな時は”頼むから死ぬほど忙しくなってくれ”と思うが、なったらなったでイヤなもんだな
多忙な頃が夢なんて後からしみじみ思うもの、か。水谷豊の唄みたいだ。

本日の余談。
ぶっちゃけZARDと倉木麻衣の選曲は逆やろう。どっかの週刊誌ではホメてたが。

25KAZUKI:2004/01/23(金) 23:49
大方針は変わらないが小方針はしょっちゅう揺れ動く。

新規バンドのレビュー入れて更新してから移転告知するつもりだったが、こんなじゃ無理かもなー。
少しずつでも告知を始めたほうが賢明かもだ。
ともかく仕事してるからCDやら本やら満足に買えるわけで、そっちに穴を開ける訳には行かんからなァ。

しかし追加レビューならともかく、新規のレビューなら絶対に余裕のある時間が必要だ。
今無理に書いてもろくなものは書けないで虻蜂とらずが関の山だろう。
まぁ今日は早めに休んで、明日考えるとするか。ともかく疲れた!

26KAZUKI:2004/01/24(土) 00:01
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040123-0003.html
ピンクフロイドバレエ。わーお

結構イケるかも

27KAZUKI:2004/01/28(水) 12:29
せっかくかぎをあげたのに できのわるいせいとだ
ねっきょうしたまえ
ねっきょうしたまえ
さらにねっきょうしたまえ

おけしょうばかりをべんきょうして
いつだつとこうぼうはいらないのかね?


…そうだね。
まんがいち かぎがかぎあなにあわなかったら こわいものね。

28KAZUKI:2004/01/28(水) 14:42
夜勤の時間まで使ってようやく集計が終わったのだけれど、肝心のプログラムをまだ上げてくれておりませんでした
おいらはドッと疲れてしまって帰ってくると同時に泥のように眠って現在に至りましたとさ。ふわぁぁ。

29KAZUKI:2004/01/28(水) 23:21
今はサイトと繋がってないし、そのせいで訪問者も少なめになってるので
このBBSの開店閉店は管理人の気分次第、完全ランダムになっちょります。

総スレッド数だけがじわじわと減っておるわけだね。ふふふ。
スレが空っぽになったぐらいにゲストブックとして再生、ちうわけやね

30KAZUKI:2004/01/28(水) 23:29
せっかく熱狂を手に入れた人もしばらくすると恥じ入るように小さくなって元の状態に戻ってしまう。

端正も冷静もどこにでもあるのにどうしてみんなそっちの方を欲しがるんだろう

32KAZUKI:2004/02/03(火) 17:02
宗教、神。う〜ん、神ねぇ。
自分はまだ未成年だった頃の一時期を除いて「世界を統べる絶対者」の存在を信仰したことは無いし
(両親の教育の一環として勉強した初歩の仏教だった)これからもないだろうけど。

(思考実験として仮に、例えば”世界の摂理”としてそういったものを仮定せざるを得ない場合でも、
少なくとも『人格を持ち、我々人類と交流が可能で、人間の欲望や、コンプレックスの解消といった
願望を解消してくれる存在』とは絶対に想定しないと思う)

人間は無限の何かを手に入れるために生きるのだと思っている。
(”無限の何か”があまりにも大仰なレトリックだと感じるなら”永続性のある何か”でも良い)
自分がそうなる事を望む場合もあるし(名誉欲)、他者にそれを委ねる場合もある(共同体への忠誠)。
だいたいは家族を構築し、子孫を作る事でそれを満たす場合がほとんどかもしれない
(しばしば人格の継承と混同される『血筋』の継承)。
それは殆どの場合人間の内面において手に入るもので、世界の外に存在する絶対者に与えられるたぐいの
物ではない、と自分は考えている。

では、1)何故世間には”世界の外もしくは全てである所の絶対者”を想定する宗教が存在するのか?
2)宗教が必要なのは誰か?
3)宗教の与える安息とは何か?それは通常の生活では手に入らないものなのか?
そして、
4)宗教は必要か?
…と、いう観点から考えてみる必要がある。
ちなみにそれぞれの問いに対して自分の中には答えがあるけれど、まだまだ不完全だと思うので
ここには書かない。

この設問に明確な答えを出すにはもっと人間の”弱さ”を見つめなければならないのではないかと
思っている。光の下だけでなく、光の差さない暗い所まで進んで行かないと答えの糸口すら掴めまい。

33KAZUKI:2004/02/04(水) 21:29
と、上のようなことを書くと(ぶっちゃけ上に書いてある事は現代のほとんどの宗教の否定なので)
「じゃあ管理人KAZUKIが余暇を削ってまでキリスト教や仏教の文献を読んでいるのは何ゆえ?」と思う人も
いるかもしれない。

そこでそれは何故かと問われれば、それは
「神、絶対者、世界の摂理の証明こそが人類の行った最も大胆な知的挑戦だからである」としか言いようがない。
その証明の過程そのものもいちいち興味深いのは勿論。

世界の外に、もしくは背後に絶対者を想定し、それを果敢に証明する事で人間はどこまでも偉大になり、
同時にどこまでも愚鈍になった。
神の名を冠する事でどれほどの偉大な美徳が生まれ、また、償いようもないほどの蛮行が繰り返されたかは
歴史を紐解けば誰にでもすぐに判る事である。
人は無限を蔵する人格を仮定する事で、ありえないその無限を手に入れる方法を考え、それに挑んだ。

神の設定の是非は別に論議するとしても。
管理人が最近とみに考えるのは、ニーチェが”神は死んだ”と呟いた瞬間に矮小化を始め、結果、現在では
全く喪われてしまったある精神性についてなのだ。

34KAZUKI:2004/02/04(水) 21:41
人間には”無限”が必要だ。
しかしそれは、人間が外から与えられる物であってはならない。

世界中の子供達に。未だ櫂無き小さな船達に逸脱と光芒と熱狂を。
まばゆい鍵が、彼らと彼女らの世界を拓きますように。

35KAZUKI:2004/02/19(木) 23:04
随分はかどったな…。あと一歩ナリィ

『人間は多面体』そんなに物珍しい意見ではないよ。
学生の頃から判ってる人は判ってるし、就職してからも何度となく聞いたし、自分が昔遊んでた
匿名掲示板でも何度でも見た気がする。

ていうか。
この手の「人生訓」に”自分しか思いつかない物”なんて、まず無いと思った方が。


>人間には”無限”が必要だ。
そう、欲望も無限です。
それでは、これを抑制するために(無限な「個人の内面」と「社会」を調和させるために)
人間は何を作ったか。
”宗教”だと解答としてはちょっと目が粗いです。

36KAZUKI:2004/02/20(金) 20:30
たまたま早めに帰れたので天神で買い物してたら、微妙なスタンスと謎のメール攻撃で
俺に「暗黒系サイトはもうコリゴリだ」と言わしめた某サイトの管理人氏とバッタリ出会う。
ベタなヒップホップ好きの格好で、今はヒップホップに興味がある、と眼を輝かせながら語ってくれた。

…かなりの困ったちゃんだが、同時にまた、愛すべき謎の人でもある。

39KAZUKI:2004/02/20(金) 21:22
遠い昔から変わらない性分なのだが、管理人は”自分に絡んでくる困ったちゃん”が、実は結構好きだ。
例えば一度困らされた相手でも、時折ふとその”俺を困らせっぷり”が懐かしく思い出されて
「あのコったら最近は元気でやってるのかしらウフフッ」等と親不孝通りのショーパブ『あんみつ姫』の
トマトママ風に語りつつ、その人物のサイトやら或いはその人物の生息する掲示板やらをちらっと覗きに
行ってみたりする。
(多分この辺りの性懲りの無さは「十年先の豪邸よりも目先の大騒ぎ」を重んじる我が家の家風が
 原因だと思う。
 思えばこんな性格の人物が今でも匿名掲示板に入り浸ったりしてなくて本当に良かった)

そんでもって相変わらずアレげな感じだったりしたら嬉しいのだが、ちょっと分別がついて成長してたりすると、
成長を確認した安堵と同時に一抹の寂しさを感じたりもするのである。

今かい?寂しいさ、もちろん。ちぇ。

40KAZUKI:2004/02/26(木) 12:10
ロップス画集を購入。な〜んだ、ジュンク堂に置いてあったのか、と脱力。
国内版では出てないと思い込んでたので完全に盲点になっていて、背表紙に「ロップス」の文字を
発見した時はホントに驚いた。
生田耕作が裁判沙汰に巻き込まれたバイロス画集もここから出てたのか。

生田耕作と言えば「ダンディズム」の単行本どこにやったっけか。
余暇が少ないときに限って不思議と読みたくなるんだよな。

あとは海外でも絶版になってるモッサの画集が欲しい。
あんまり熱心に探してる訳ではないけど、クリヴェリも。

ちなみに入り口には書き加えましたが。
ここ、以前のBBSと構えは同じなのですが、ホスト規制してあって管理人以外は書き込めない
(…はず。俺と同じ福岡県の某ベッドタウンに住んでて、かつ同プロバイダ加入者なら、
書き込めるかもしれないのだが)設定になってます。

45KAZUKI:2004/02/26(木) 15:22
・偶像と英雄
 興味深いですが、音楽に限らず何かを鑑賞するというのはそもそも虚像を追いかけることです。
 英雄になりうるのは創作者、表現者本人だけで、鑑賞者は全て偶像崇拝者なのです。
 ミイラ取りがミイラに、とまでは言わないけれど、自分も音楽が好きで、なおかつ他の音楽ファンとの
 差別化を図りたい意思があるのなら、前提としてそういう自覚、注意は持っていた方が良いと思うです。

 それにしてもそんな意見や会話が穏当に成り立つって事自体、某掲示板も俺が遊びに行ってた頃に比べて
 随分落ち着いた…って事なのか。まぁ再び見に行きだすとハマっちゃいそうなので行きませんが。
 ともかく、自治が成り立ってるのは良い事だと思いますよ。
 音を楽しむ人間同士、仲良くやれれば一番良いしね。

 なんか話がぼやけましたが、つまり偶像と英雄を判別する、なんて事に時間を使うぐらいなら、せめて自分が
 英雄になれるかどうか試してみるなり、「崇拝者」の自覚と覚悟を持った上でハジけて楽しんだ方がまだしも
 有益ですよ。と。
 それで仮に「英雄になれない」「崇拝者になれない」事が判ってしまったとしたら、尚の事Goodだと思うし。

 ともかく「俺は、私は他の奴と違うんだ」と固く信じたままでその”他の奴”と同じ事をやってる状態よりは
 かなりマシだと思います。

 どうも”又聞きの又聞き”で、上手く回答になってるか不安ですけど。

47KAZUKI:2004/02/26(木) 16:02
・リンク変更の件
 相互リンクは行っておりません、と明記してありますので、全く構いません。
 自由に変更してくださいませ。
 むしろそういった形で特別に処置していただける事自体、面映い気すらします。
 こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

49KAZUKI:2004/02/26(木) 16:28
>>46に関して。
その人が嫌っているグループのファンと「崇拝者の自覚を持った崇拝者」(既にレトリックの罠が入ってますが、
ぶっちゃけ言ってしまうと「対象と距離を保つファン」の事です)の違いはどの辺なのか、と考えてみるのも
良いかもしれません。
”時代”に関する定義、”影響”に関する定義も必要ですね。
”次の時代”は誰が判別するのか。売り上げか、音楽雑誌か、自分自身か。ワイドショーに登場する回数で
判別するのもそれはそれで意義があるかもしれません。

何かを”英雄”として持ち上げている以上、”神格化”と冷静に距離を保っているようでいて、実は神格化を
行ってしまっているのです。

どうせならばもう一歩距離をとって、自分のスタンスへの自覚を持ち、他者への屈従としての神格化よりも
自分の中の”熱狂”に火を灯す材料として、その上でそこに訪れる物を待ってみて欲しい…と自分ならば
思うのです。

しかしここまで考えたら、実際にその書き込みの前後も見てみたくなりますね。
音楽関連の板なんでしょうけど、面白いことを書く人がいるものです。
その書き込みを「反論するに足る事」と「それ以外の事」で分けるなら明らかに前者ですし。
でもまぁ、自分との約束を破ってしまうのもアレですし、やっぱり我慢すると致します。

50KAZUKI:2004/02/26(木) 23:29
>>45>>49は某掲示板の書き込みを送って、質問してくださった方へのレスです。
そもそも”どこの板か”どころか、前後の流れすらわからない状態でそこだけ切り取った物を見てるので
相当判りにくいレスになってますです。ご指摘あったので一応そういう事実関係を注釈。

それから最近またポツポツ来る様になったんで見解をきちんとお答えしときますが
「いいじゃないですか、名前変えて書き込むくらい。いろいろ考えるさ、にんげんだもの」
そもそもウチはとっくの昔にモメてないし、ようやく自分の思う形で平和に運営出来て来てる所なので、
焚きつけられても困るのだよなァ(素レス)。
その話はちょっと聞いてはいますが、うちからイジるつもりは全く完全に超クリヤーに無いので無関係、
つー事でバーリヤッ
6ロックの人と4シの人に関する質問は今後一切受付けねーです

51KAZUKI:2004/02/27(金) 01:00
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_02/g2004022612.html
"タレントのKAZUKIこと"
やな芸名持ってる犯罪者だな

52KAZUKI:2004/03/05(金) 02:01
もうヘロヘロでござんす。
>>50
 焚きつけた訳ではないんですね。いや、面目ない。
 ”以前モメた(笑”とかのネガティブワードに過剰反応しちゃったですよ。
 「気になる理由」もなんとなく了解しました。ただ、言い分としては正しい所もありますよ。
 過剰供給で質が物凄く下がってるのも確かだし。その辺は身びいき無しで見た方が…と。
 で、とりあえず本件は

 「KAZUKIってばドジっ子!テヘッ☆」

 って事で収めといてください。よし丸く収まった!


 でもまぁどっちにしたって、俺には実際の所は判らんし、判った所で何がある訳でも無いからその件に対する
 スタンス自体は変わらないです。
 推測通りなのかも知れないし、全然違うのかも知れないし。
 「かもしれない」って話は前聞いた事ありますけど、別段掘り下げて聞き返そうとも思わなかったしなァ

 ご質問の欧州非英語圏の個人輸入代行、前使ってた所が潰れてしまったので新しい所を試してます。
 よさそうだったらLINKに加えますので。
 基本的に、個人輸入まで規制されるような事態にはならないだろうと思っています。

 ・弟
 負け犬になって帰って来るぐらいなら野垂れ死んどけ、とは言いました
 東京じゃ駆け出しなんだからシゴかれるのは当たり前です
 全力でやってもフィットしないのはしょうがないけど、力も出し切らない内から”言い訳”や”逃げ道”の
 記憶ばっかり抱えて戻ってくるような真似はするなよ、と
 歌唱力自体は上がっていて、きちんと頑張ってるみたいですよ。

53KAZUKI:2004/03/05(金) 03:06
『島耕作』だったら突然の辞令が来ても大丈夫なので心配無用だ。

どこからともなく彼に言い寄るレディーはみんな本件に関する重要人物の知り合いか上司か部下なので
相手の情報がツツヌケだったりこっちの言いなりになったり「島君はなかなか見所のある若者だワッハッハ」とかなので
全然心配無用だ。むしろビジネスチャンスだ。

言い寄ってくるレディーがいなくても一見ジェントルに見えた相手が実は裏社会に一枚噛んでたりするので
レディー達の人脈や情報網で相手はペシャンコだ。

しかし実際の話、そんな構造の話ばかりだからこそ”島耕作”はずっと第一線でやっていけてる訳だから。
そもそもこの作者、”島耕作”以外の作品だと結構真っ当にストーリーテラーしてて、しかも島耕作よりよっぽど面白いのだ。
傾向として”アクシデントから広がるアドベンチャー系”の話(ビジネス漫画向けの展開)よりは”時間軸を逆に辿って
行く類の因縁話”好きだしね。
そう考えていくと因縁話の構造をチマチマと書き上げるパターンを、ビジネスの舞台に「色恋絡み」という一種露骨とも
言える方法で持ち込んだ”島耕作”シリーズは、ひょっとしたらこの人にとって最大の問題作なのかも知れない。

ああ話それましたが。
俺が書きたかったのはね、”大衆性”と”ポップ”は似て非なるものだけど両立しますよ、とそういう感じの

54KAZUKI:2004/03/05(金) 03:13
全然違うし。
つーか7行目と8行目の間で破綻している。

そんな構造の話こそ大衆性のある話な〜のだ、とかバカボンのパパ口調じゃなくて書きたかったのだ
しかし島耕作だって現れた時は大衆性があるだけでなくポップだったのかも知れず、と

寝ようかな。

55KAZUKI:2004/03/05(金) 12:52
・『風の中のイーリアス』
 結構意図と違った捉えられ方が。でも元々あれはタイトルと中身のバランスが微妙だしナー(汗
 トロイの木馬、を。

56KAZUKI:2004/03/05(金) 12:57
語感にこだわらず『風の中のオデュッセウス』とかにしとけば良かったかなァ、やっぱ
アメリカンハードの乾いた質感と欧州ロックを思わせるウェットな部分のどちらが木馬でどちらがギリシャ軍かはともかく

57KAZUKI:2004/03/05(金) 13:05
解決されないジレンマ、という意味ではやっぱり「トロイの木馬」が出て来る『イーリアス』の方が似合ってるか。
『オデュッセイアー』の物語を連想されたらそれはそれでリンダ困っちゃうし。

60KAZUKI:2004/03/19(金) 00:28
すいません、3月中旬になったら更新どころか倍忙しくなりやした
せっかく移転のお知らせで回ったLINK先の方々にフォローが出来ておりませんです
4月までにはなんとかしたいネ
数多くないメールのお返事もまだ出来ておりません、スマンソン。

北欧系だなスマンソン。押入れの中からメロトロン引っ張り出してきたと思ったら返す刀で教会に放火したりしてるんだな
(北欧に対するかなり偏った理解)。

・自衛隊海外派兵
 う〜ん、無茶苦茶長くなりそうなんで避けてましたがどうしてもと言われれば…
 今回は大雑把に。で、そのうちまた改めて書くかも知れないです。

 ザッと言わせて貰えば、
 有事法制の整備自体は日本が一人前の国家になるためにもいずれやらなければならない事。
 (もちろん基本的に国内の防衛に関する法制に限り、解釈次第で予防戦争が引き起こせるような曖昧さ、自由度は
 文言内に含ませるべきではない)
 そもそも税金を払って養っている自国の防衛力が、イザという時に本当に使えないような軍隊である事の方が
 よほど怖いです。
 がしかし、国防に対する国民の理解がまだまだ得られていない現状での海外派兵、しかも”イラクへの派兵”を
 選んだのは選択肢として最悪…といった所でしょうか。
 戦後日本の”鬼子”扱いされてきた自衛隊にさらなる重荷を負わせる事になってしまったような気がします。
 派兵という行為自体は、危険地帯への治安維持任務など、東アジアの地域平和に寄与できる可能性もあり、一概に
 否定すべきとは思わないけれど(近隣諸国の国民感情、警戒感への配慮等、これもまた微妙な政治問題なのですが)
 仮に肯定するにしても、今回のようなケースを初舞台にして欲しくはなかったです。

 管理人は、戦争の永久放棄を謳った現行の憲法第九条を無価値と考えたり、戦争とそれに伴う自己犠牲を盲目的に
 賛美する意図等を全く持っていない事を最後に申し添えておきます。

 心を空にして音楽を楽しみ、レビューサイトを運営できるのも、日本が平和であればこそ…です。

61KAZUKI:2004/03/20(土) 13:17
ちなみに上記意見、現在猛威を振るいつつあるテロリズムに関する意見は含んでおりませんのでご了承の程を。

イラク戦争にせよ海外派兵にせよ、諸悪の根源は悪しきテロリズム、という点だけは誤解のないように。
テロとの戦い自体は国際社会が協力して推し進めなければならない問題であり、”イラク戦争”はそのための
方法として、国際社会の同意を得ないままのアメリカ軍による武力攻撃、という方法が選ばれた点が問題なのです。

テロリズムとの戦いに関しては、その発生過程を含めてどのように対応していくべきかと言う”方法”こそを
真剣に論議すべき時期なのだと思っていました。
欧州や中東で立て続けに起こる爆弾テロによって必要以上に過激な意見だけが幅を利かす事の無いよう願うばかりです

62KAZUKI:2004/03/20(土) 14:37
9.11のテロ攻撃が無ければイラク戦争は起こらなかったろう
9.11のテロ攻撃はアメリカの中東に対する軍事展開と武力行使に格好の口実を与えたと言える

どちらにせよ悲惨なのは、テロの犠牲になった人々と、戦争によって様々な物を奪われた民衆である事だけは間違いない

63KAZUKI:2004/03/27(土) 23:40
久しぶりに何か書こうかと思ったらいわゆる”身に覚えのない債権の請求”てのが4件も届いていた。
警視庁も最近はちゃんと連絡フォームを準備してあるんだがやっぱりメンドイのだ

ちなみに知らない人のためにLINKしておく
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anket/mail1.htm

>灰サン
 『夜想/ゴス』のお話、近日中にこちらの方に書くことに致します。

64KAZUKI:2004/03/27(土) 23:42
ありゃ、跳ばないや。
ご使用の際はURLをコピペして使ってくんしゃい。

65KAZUKI:2004/03/27(土) 23:49
あと、ヘッダのコピーも忘れずに。

『薔薇の葬列』がピーターの主演映画のタイトルでもあったという事実を今日DVD売り場で初めて知って驚く俺。
そしてジャケのあまりのインパクトについついレジまで持ってってそのまま買ってしまう俺。

67KAZUKI:2004/03/30(火) 16:53
・ハマス
 季節の魚の話題みたいやな

 まぁ時期が時期だけに勘繰りたくはなりますよね。
 スペインに歩調を合わせる国家が多くならない内に、中東にさらなる緊迫した状態を形成して
 なしくずしにイスラエル&親米西側諸国VSパレスチナ&イスラム諸国という構造に持ち込もう
 とでもしているのか、とか。
 つーかせめてその程度でも何らかの遠謀はあった上で行われた、とでも思わなければ、ハマスが
 テロリズムを容認する危険な集団だという事実を差し引くとしても、タイミング的に訳が判ら
 なさすぎます。

68KAZUKI:2004/04/02(金) 23:04
引越しのお手伝いや新人さんへの研修資料作りとか

そういう訳なのでレスはもちっとお待ちを!

ところで、
・大の大人が
 よく判りませんが、流行ってるんでしょうか。

69KAZUKI:2004/04/03(土) 00:00
りるサン、快音サン、まっつんサンお久しぶりです、こちらこそ大変お世話になりました。
現在この掲示板は管理人以外書き込めない設定になっておりますので、何かありましたらお手数ですが
メールにてご連絡下さい。

>Crefサン
 時事問題を語る時に”凡庸”を懼れるべきでは無いと思います。
 むしろ”他人の耳目を惹き付けさせる為だけの過激、奇矯な意見”の害悪を知るべきです。

 >既成概念
 むしろ既成概念が”何処にあるのか”の方が優先して考えるべき問題だと思います。
 ありもしない物、というか自分の心の中にしかない物に対して、意気盛んに攻撃を加える…といった
 深刻かつユーモラスな光景はインターネット拡大期に時々見かけたものですが。
 少なくとも音楽に関しては、少し大きな街に行けば大概のスタイル、フォーマットが入手可能となった
 恵まれた状況の昨今、”ジャンルの定義にこだわるタイプ”は以前よりも明らかに減少しているのでは
 ないでしょうか。

 >HR3大バンド、プログレ四天王etc...
 もちろん彼らが優れた作品を実際に世に送り出し、それらの作品が入手し易かったから、と言うのは
 大きな理由の一つだと思います。

 それから個人的に考え続けている事ですが。
 現代ほど情報の流れが早くなかった時代、音楽マニアは同好の士を見分ける、”聴き方のスタンスや
 聴き込み具合を判定して自分との相性を判別する”為の共通言語、全国共通のリトマス紙を持つ必要が
 あったのではないでしょうか。

 長い間他者に取って代わられる事の無かった彼らが、インターネットによる情報、距離格差の僅少化が
 進む現代において徐々に神秘の祭壇から降ろされつつあるのは、むしろ良い傾向だと思っています。

 昔のように”聴いていなければコミュニティへの参入が困難になる”等と言う窮屈な存在ではなく、
 純粋に”良い音楽を長い間作り続けてきたミュージシャン達”として評価が進むのであれば(というか、
 昨今は既にそういった再評価自体が一段落した気配すら伺えます)それはインターネットがもたらした
 最も歓迎すべき出来事と言えるのではないでしょうか。

70KAZUKI:2004/04/03(土) 10:16
>>69書き足りてないとこあるんで、その辺はまた折に触れて。
ていうか久々にこんな時間まで寝ちゃったよ。昼から再び仕事場へ

71KAZUKI:2004/04/04(日) 22:12
一時帰宅。ついでに以前の書き込みにちょと追加です。
>Crefサン
 >「罪のない人が死ぬから悪いんだなあ」位しか言えません
 凡庸な意見だと卑下していらっしゃいますが、自分はCrefサンが仰るその立脚点こそが一番大事なのだと
 思っています。
 ”華麗な論理展開”や”諧謔にあふれる語り口”等々も確かに素晴らしいですが、そういった華麗さや
 サービス精神に彩られた論争を繰り返す中で、段々と自分の素朴な軸足の位置を忘れてしまうような人を
 (例えば掲示板やブログ等で)最近しばしば見かける気がしますし、そういった話よりも何よりも、人目を
 惹きやすい奇矯過激な意見が幅を利かすのを防ぐには(そういえばヒトラーも、最初は「子供だましの
 大げさな意見ばかりを言う小物だ」と思われていたそうですよ)日々を生き、生活を守る、権力無き
 一般人としての視点をしっかりと守る事以外に有効な方法は無いのではないだろうか、と思っていますので。

 サイト開設の際はご挨拶に伺わせていただきますので、そちらを選ばれた際はご一報ください。

72KAZUKI:2004/04/04(日) 22:21
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htm
話がさらに進んでますね。まずは7月の参院選で。

73KAZUKI:2004/04/05(月) 22:13
>りるサン
 中心にある巨大な”がらんどう”には世間の柵からの開放があるのでしょうね。
 そしてそこには当然ジェンダーも含まれると思われます。
 過激さを彩る”グロテスク”は中心から遠ざかるための回転力、肌と血を爪の間にかきむしりながら
 鮮やかな朱の軌跡を描く彗星の尾なのです。

 妬み、震え、激昂し、喰らい、排泄し、本能のままに異性を求める人間と言う生き物の”生”は元々が
 秩序とは無縁なグロテスクなもので、そこには他人の説明や表現によって新しく付け加えられる要素は
 そもそもありません。
 しかし同時に、誰もが持つそのグロテスクな部分こそが”驕慢”という陥穽や”卑屈さ”の檻から人間を
 優しく救いあげているのです。
 誰もが経験するある季節の到来と共にそれが理解できた時、本能的にユニセックスな存在を求める事は
 無くなり、ジェンダーフリーな別世界の象徴としてのこういった種類の音楽(誤解の無いように一応
 書いておくと、管理人はそういったスタンスで彼らに注目している訳ではありませんが、かといって
 そういった要素を全く無視している訳でもありません)や、性差の溶解としての”やおい”の世界から
 離れていくのかもしれませんし、逆に全然そうではなくて、女性はそういう物、世界を一生心の中に
 アルカディアや隠れ里として持ち続けていく物なのかもしれません。

 「誠実である以外殆どとりえのない主人公が自動的に自分の事を好きになってくれる女の子達に囲まれて
 幸せな日々をすごす」フォーマットを持つ一連のマンガ達は、男から見た”男”と言う役割からの解放、
 ユニセックスへの仄かな憧れという要素を含んでいるかもしれない、と考えた事があったのを、この文章を
 打ち込みながら突然思い出したので、まとまりのないこの文章のシメとして最後に書き添えておきます。

76KAZUKI:2004/04/08(木) 12:30
後輩と上司が同時に休んだんでお昼休みがポッカリ空いてしまった。
まぁたまにはこんな日も。

>灰サン
 『夜想/ゴス』
 まず、あの書き込みに関してはあくまで一読した印象での”日本のゴス”の位置づけが面白く、見るべき部分がある、
 というスタンスなので、あの記事を「日本のゴス事情を包括した文章として全肯定」している訳ではない、という点を
 ご了承ください。
 ”夜想”はかなり好きな雑誌ですが、かと言って闇雲に”夜想”を擁護するスタンスは採るつもりはありません。
 (つーか俺もあの書き込みの後何回か読み返したんですが、他の細かい異論については別段急いで書かなくても良いなと
 想ってる内に、随分な時間が経っておりましたとさ。どっとはらい。)

 ただ、細かなあの記事の欠損、短所は別としても今回灰サンに教えていただいたサイト内にあったような、あの雑誌
 ”全体”に対するそういった批判は幾分的外れなのでは無かろうか…とも思うので、そこの点だけ少し。

 まず「夜想」自体、特集に暗黒舞踏やベルメールを採り上げてきたことからも判るように、現代日本における
 暗黒/異端/ゴス文化の一つの源流、揺籃とも言える存在であり、その「夜想」が”これまでのゴス”をそのまま
 復刊特集として取り上げたとしても、それは”新しい皮袋に薄められた古い酒を入れる”にも似た行為になるで
 あろう事は、百戦錬磨の編集者たちにとっては容易に想像できたであろう、という点には留意しておくべきでしょう。
 中身の薄い”広く薄いゴス紹介””これまでのゴス総集編”的な物を作るよりも、現代において進化し続ける先鋭的で
 新しい”ゴス概念”を提示しようと編集者たちが目論んだ結果があの特集内容であり、あれらの文章なのではなかろうか
 と思うのです。

 「夜想/ゴス」そのものを”一読すればゴシック、ゴス文化が一望できる便利なムック本”として読むか、現代日本において
 多種多様な展開を見せつつある”ゴシックという物に対する捉え方”の一つを提示したものとして読むか、で受ける印象も
 随分違ってくるのではないかと思います。

 …と、言うのが自分のスタンスです。
 ご紹介のサイトの記事も、そういった受け取り方の一つとして読むのが良いのではないかと思いますよ。
 また、その他の内容については個人的に首肯することも多く、楽しく読ませて頂きました。
 良いサイトを紹介してくださってありがとうございました。

77KAZUKI:2004/04/08(木) 13:31
ちょっと書き漏れ。

>中身の薄い”広く薄いゴス紹介””これまでのゴス総集編”的な物を作るよりも、現代において進化し続ける先鋭的で
>新しいゴス概念を提示しようと編集者たちが目論んだ結果があの特集内容であり、あれらの文章なのではなかろうか
>と思うのです。

その結果”ゴシック”の根源要素である”冷めた美的感覚”や”世界のロマン主義的解釈”に関しては幾分チープな
部分が現れている、とも思っています。そこの所は紹介していただいた記事と同じ見解です。
(年度末にかけて忙しくならなければ、そういった部分については書こうと思っていました。また、上記根源要素は
あくまで「KAZUKIにとっての条件」である事にはご注意を。)

78KAZUKI:2004/04/09(金) 18:51
ほぼ38時間の職場カンヅメから久々に開放されたと思ったらえらい事になってるなあ
しかしテレビ報道のこの動揺っぷりはなんなんだ
今のテレビマン達はダッカ事件から何も学んでないんだろうか?そんな事は無いと信じたいけれど。
人質となっている人々を無事救出する為にはまずテロリストたちの情報を集めなければ話にならないだろうに

海外ジャーナリストへのインタビュー。彼らはさすがに落ち着いている。
他国から見たこの”人道支援”は始めから”海外派兵”以外の何者でもないのだから

それにしてもほとんどの人々にとって最悪の展開ではある。
こんな馬鹿な派兵に、民間人の人命と日本の国家としての面子が被せられてしまった。
行くも戻るもままならぬとはこの事だ

韓国人牧師らは医療スタッフのふりをして難を逃れたらしい
仮にキリスト教徒と判ればただではすまなかったろうな。

ほとんど寝てないんで一先ず寝。拘束されている方々の無事を祈りつつ。

81KAZUKI:2004/04/10(土) 11:01
ミギの人もヒダリの人も陰謀論で足の引っ張り合い?う〜ん。
”日本経済への影響”は平時なら一つの有効な視点だけど、「テロリストの要求に屈せよ」派に対する説得力を
果たして持ち得るのかな。

拘束されている人たちの命は自分や他の人々と同じ一つの命だ。
しかし、ここで人質をとって要求に従わせるような手段、無差別テロリズムに屈すれば、日本人全てが「テロリストの
要求、(極言すれば暴力)に屈する人々」と世界中のテロリスト、過激派達に認識される事は考えておいた方がいい。
今後は金銭、外交、現地に居る他国軍隊や自衛隊の武力、その他あらゆる手段を使って拘束されている方々の救出を
図るべきだが、自衛隊の撤退だけはやってはいけない。
人質にされている方々の人命も、それ以外の人々の命も同じ一つの命なのだ。

それにしても、「イラク派兵反対・機を見て速やかに撤退」派の自分がこんな意見を書くハメになるとは…。
だからハナっからイラクへの派兵などしなければ良かったのだ。

しかし、”テロリストに対する怒りよりも先に”政府に文句を言う人々は一体なんなんだろう。
確かに海外派兵は戦後史に残る愚行だが、今は他にすべき事があるのでは。
人質になっている方達の不安や恐怖を考えれば非常に書きづらい事だが、そもそも三日以内の自衛隊の完全撤兵など
実質不可能なのだ。
今行うべきは、テロリスト達との交渉による期限の引き伸ばしと人質にされている人々の生命の暫定的な安全確保、
それと並行しての情報収集(イラク国内の勢力を使った交渉→解放の余地は無いか等、つまりテロリスト達に要求を放棄
させる、武力行使を含めたあらゆる選択のための情報を少しでも増やす事)ではなかろうか。

84KAZUKI:2004/04/10(土) 11:18
多分、中東のテロリストからすればダッカ事件の経験から言って日本が一番簡単で弱腰な相手と思われているだろう。
だからこそ日本人は狙われたという側面は無視すべきでない。
テロリストの要求に屈するというのは、弱みを握られた相手に恐喝されて金を払うようなものだ。
相手はしばらくは黙るけれど、金が無くなるとすぐに同じネタで次の要求を出してくる。
そして、”次の要求”でダメージを受けるのは自分の家族や最愛の人かもしれないのだ。

テロリストもイラク派兵も悪い。しかし今は、テロリストの不当な手段による要求に屈せずに、人質にされている方々の
安全を確保するための方法を探さなければいけない。

同じ陰謀論なら、むしろ日本に撤兵させないためのアメリカの陰謀かと疑いたくなる。
トホホ…

それにしても陰謀論は粗雑だ。デモに数千人の動員があったから「そんな人数を急に集められるのはおかしい」だとか…
日本のいわゆる”革新勢力”もひところに比べて随分元気が無くなったけど、まだまだその程度の動員力はあるよ。

85KAZUKI:2004/04/10(土) 12:31
結局今回の事件を複雑にしているのは
「テロリストに拘束されている方々の人命」という”世間的にもどう考えても大事な物”と
「自衛隊のイラクへの派兵」という”世間的にはかなり賛否両論が割れる物”の比較になってしまって
いるからなのか。
本質は「暴力的な手段で自らの要求を通そうとするテロリストへの対処」でしかないと思うのだけれど。

こういう時に留意しなければならないのは「人質の命はどうなってもいいのか」という論法で自分に敵対する人々や
論者の批判をする事に対する自覚の有無である。
実はその論法こそまさに”テロリスト/脅迫者の論法”なのだ。

陰謀論を唱える人々も、今この時期に小泉政権の責任追及に躍起となる人々も、人質の命を利用して敵対勢力の打倒を
図るという意味では立場としてテロリストと大差無いのかも知れない、という懐疑的な視点は忘れてはいけないし、
この問題に関する発言者は自分がそういった”手段”としてこの事件を論じていないかに常に留意する必要がある。

責任論は彼らが無事救出されてからでも遅くないのだ。今は彼らの救出に全力を集中すべき時だと思う。

86KAZUKI:2004/04/11(日) 12:49
一連の報道からピックアップ。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20040411/mng_____kok_____002.shtml
http://www.sankei.co.jp/news/040411/kok051.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040411-00000003-yom-int

この他に日本赤軍系グループ関与の疑いも報じられており、もしも多少也と赤軍系のグループが関与しているとすれば
日本との連絡が密すぎる事への疑惑や、声明文が日本の国内情勢に詳しすぎる点(文面が日本国内の革新系の主張と
似すぎているとの指摘)に関しては解消されると思う。
自作自演の疑いは決して0%では無いけれど、自分としては現時点ではほとんど問題にしていない。

上の報道から自分が推測するのは、今回の犯行グループの”多数”を占めるのはおそらく衝動的に愛国的行動を図った
まだまだ精神的に未熟な若者たちなのだろう…という事だ。
スニーカーを履いている、室内でロケット砲を持ち歩く(武装を必要以上に誇示する)等の疑問点もそう考えれば
説明可能である。
宗教指導者達の説得で人質の解放を決めたと言う点からも、彼らの世代的地位が伺えるのではないだろうか。

一番上の報道、拘束された人々の内の一人が事前にメンバーと接触していたという件に関しては、接触していた方が
ストリートチルドレン達の社会復帰支援に従事していたと言うことから察すれば、それほど不思議ではないと思う。
そもそも上記報道では単に「接触」とあるだけで、ここからはそれほど多くの推測は引き出せまい。

同じ上記報道からでも、自作自演説を補強する人もあるし、イラク国内のかなりの勢力が関与した陰謀説を推察する
人もいる。情報は見方によって大きく意味が変わると言う良い見本なのではなかろうか。

90KAZUKI:2004/04/11(日) 14:01
>同じ上記報道からでも、自作自演説を補強する人もあるし、イラク国内のかなりの勢力が関与した陰謀説を推察する
>人もいる。情報は見方によって大きく意味が変わると言う良い見本なのではなかろうか。
誤解の無いように書いておくと、自作自演を疑う精神性自体はむしろ健全なことだと思う。
特にイスラム圏のように日本人にまだまだ馴染みの薄い地域での事件に関しては、情報をいちいち鵜呑みにする
事の方がよほど危険だろうとも思うし。
ただ、現時点程度の情報レベルで憶測の話をどんどん進めていってもほとんど意味は無いのではなかろうか。
ブログや一般サイトの日記等を見ていると、かなり多数の場所であらゆる情報の読み方が「自作自演説の補強」に
傾いて行っているのが判って逆に恐ろしさを感じる。疑問点を追及するのは大事だけど、情報の読み方自体に
初めからバイアスがかかっていては逆に害の方が大きいのでは。
現時点ではあらゆる可能性を平等に考慮して情報を吟味する冷静な姿勢が必要なのではなかろうか。

どちらにせよ現在イラクに駐留している海外の軍隊には早く撤退して欲しいと考えるのがイラクの人々の本音だろうし
(ただ、そのためにはイラク人達による自発的な秩序回復の努力ももっと必要だと思うが)その流れを踏まえた意見の
一つとして、今回の犯行グループによる日本に対する「自衛隊撤兵」の要求があるのだと思う。
が、かと言ってその要求を実現させるための手段として今回のような方法が採られた事は絶対に許せる事ではないが。

やはり、イラクを始めとする中東諸国との友好関係を考えれば考えるほど、自衛隊は機を見てなるたけ早めに撤兵を
行うべきだとの考えが新たになる。
もっとも、今回の事件が起こったせいで早期撤兵はタイミング的にかなり難しくなってしまったが…。

91KAZUKI:2004/04/11(日) 14:02
今日は久々に飲み会。夏ごろに兵庫から知り合いが遊びに来るのでそのための打ち合わせを兼ねた、歴史サイト絡みの
ミニオフ会である。うちのサイトを知っている人も来るので、少しは音楽関係の話も出来そうだ。
まだ確認はされていないが、拘束されている方々の解放に関する報道も行われているので昨日よりは随分明るい気分で
外出する事ができる。
帰ってくる頃には拘束された三名の方々が無事解放されている報道に接する事が出来るように願いつつ…。

93KAZUKI:2004/04/11(日) 23:05
実際、”解放”が事実行われるとするなら”小泉政権の責任”と”対米追従せざるを得ない日本の現状”については
きちんと考えていかなければいけない問題ではあるし、拘束されている方達の解放後こそそういった問題を議論する
最良のチャンスでもあるのだ。
(しかし、現状ではやはり「テロリストへの対処」を核にしなければ話の重点が拡散しすぎてしまうだろう。)

最終的には「対米追従しなくて済むようにするにはどうすべきか」という”日本の未来図”まで考えていかなければ
ならないと思う。

あと、忘れられがちだけど覇権国家はアメリカだけではない。アジアなら中国、欧州ならフランス辺りは現状あまり
目立ってないだけで十分に覇権国家としての軍備、能力を持っているし、アフリカなら南ア、アジアならインド、
その他中央アフリカや南米でも数カ国は将来的にそうなり得る。
単にアメリカの傘の下から抜け出しても、他の国の後を追うだけなら意味は無い、という意見についても考え合わせる
必要があるかもしれない。
自分達の世代は”自立した平和国家”としての日本を、型紙だけでも完成させることが出来るだろうか。

94KAZUKI:2004/04/12(月) 08:18
>>92はよっぱらーとは言えちょっと書きすぎなので一端削除です。
芯となる意見自体は変わらないので今後も出るかも。

とりあえず、しばらくの間は職場にカンヅメなのであった。

95KAZUKI:2004/04/13(火) 00:04
茨城からの部品が届かなかったので、超・長時間残業になるはずが簡単な打ち合わせ程度ですんだ。
早く帰れたのはいいが、これはこれで微妙。

イラク問題に関してはとりあえず「現時点で書くべきだと思う」自分の意見はほとんど書いている。
付け加えは状況の変化に応じてぼつぼつと。

今回拘束された人々の内、他の二人については判らないけど、高遠氏について。
今回はこのような事件の渦中の人となり批判を受けているけれど、高遠氏がこれまで行ってきたストリートチルドレンに
対する支援活動自体は、その価値を少しも減じてはいないと思う。国外退去が勧告されている地での活動に対する批判は
甘んじて受けなければならないだろうけれど、高遠氏の活動がイラクの平和の下に再び再開される日の到来を待ちたい。

イラクで人質13人解放の報。早く全ての拘束された人々が解放されるように願いつつ。
イラクがアメリカの占領政策を耐え抜き、一日でも早くフセイン時代とは違う「平和と独立」を獲得する事を願いつつ。
同じく一日でも早く、アメリカが、現在の方法とは違う、本来の意味での”対話”を思い出すことを願いつつ。
そして日本という国家が”対米追従”でもなく”夢想的平和主義”でもない「意志力」を身に付ける日の到来を願いつつ。

96KAZUKI:2004/04/13(火) 00:18
音楽を選ぶ人が音楽を奏でるように、絵画を選ぶ人が絵画を描くように。
ある選択には、それを決意するだけの必然性を持ったそれまでの道のりがあるはずである。

なので、NGO活動を選ぶ人にはおそらくそれだけの必然性を持った人生があったのだろうと思う。
自分の主義としては「組織に属して行われるボランティア」の全肯定など出来ないが、その心情だけはどことなく
理解できそうな気もする…というお話。

97KAZUKI:2004/04/13(火) 14:45
>灰サン
 うちは無関係だと思います(汗。

 う〜ん。『レビューサイト』は、ただの『レビューサイト』ですからね。
 その文章の書き手がどんな理由でそこまで考えたのか判らないけど、ちょっと考えすぎてらっしゃるのかな?と
 いう印象を受けました。
 自分のスタンスとしては”レビューすること自体を楽しむ”というあり方はあっていいと思っています。
 例えば、ウチだってそうですし、ね。
 そのバンド、グループ、ミュージシャンを好きという点では全員同じ。
 しかしその表し方は各々バラバラ、という、それだけの話だと思うのですが。

 そのバンドのレビューやレビュアーのスタンスのどんなところに腹が立ったのかは推測するしかないのですが、
 ひょっとしたらどうも”表す”で構えちゃってるんでしょうか。聴いたままを説明してもいいし、感情の中に
 ガーッとやって来た物をそのまま書いてもいいのだし。
 どのみち、関心の無いものに関しては書けませんし、その人も、レビューを書いた人も、お互い『LUNA SEA』
 なり『X』なりが好きでそういう文章を書いてらっしゃる訳でしょうから。
 言葉を選ばずに言えば、「ファン同士の不毛な争い」には見えます。

 間に挟まれた灰サンは辛いかもしれませんが、もしも長引くようであれば、そういった考え方を二人に対して
 粘り強く話し合っていくしかないんじゃないでしょうか。

 >KAZUKIさんの考え方
 基本スタンス。「書く事が好き」ではあります。
 ”熱狂”は制御されるべきものだと思います。制御されない熱狂はただの無秩序です。
 「書く事」というのは単にその制御の方法だと思っています。
 だからどっちかといえば、そのレビュアーさん寄りになってしまうかなあ。

98KAZUKI:2004/04/13(火) 15:10
その、盛んに文句を言ってる側の友達の”自分の好きな物を楽しみ尽くしたい”というのはまさに自分の考え方とも
合致しているんですが、肝心の「楽しみつくす」というカテゴリーの中に「好きな物について何事か表現する」と
いうのを入れて考えてあげないのが、なんだか不思議といえば不思議な感じはします。

問題の根っこには音楽以外の、例えばその怒ってる相手に対する、素直で無い感情なんかも含まれているのかも
知れませんね。ちょっと厳しめの意見かもしれませんが…。

99KAZUKI:2004/04/15(木) 00:22
夜勤明け。新人を指導しつつの夜勤はこちらも勉強になるが、疲れも溜まる。
明日は新担当業務の打ち合わせ&顔合わせ。資料作りは午前中。

簡単な付け加え。
イスラム教圏に住む全てのイスラム教信者が「イスラム過激原理主義」を信奉している訳ではないのは勿論である。
”普通の”イスラム教徒であるテロリスト達が、むしろ西暦を使用する人々に読ませるために西暦を使用した可能性も
ある。

日本製電化製品は世界に広く輸出されており、ついでに書けば海外からの観光客が土産として求める物の上位でもある。
また、バグダッドにもブロガーがいる事からも判るように、FAXやインターネットの使用は”困難”ではあるにせよ
無理ではない。
イタリア製小銃等は他国の駐留軍隊でも使われており(つまり普通に海外に輸出されている兵器と言う事でもある)
それほど入手しにくい物ではないようだ。
そもそも根底には中東が相当な未開の地であると言う誤解があるのだろう。
そういえば職場では、中国やアフリカにはインターネットが無いと思っている同僚もいた。
中東は反イスラエルの立場からの日本赤軍の影響力が非常に強い場所でもあり、日本人協力者の存在は大いにありうる
と思っているが、しかしそれは巷間かまびすしい”自作自演”とは質の違うものだろう。

雑感。
ビンラディンの脅威を喧伝するときには豊富な資金力とそれを背景にしたハイテクやネットによる情報収集等が
言われていたのに、イラクのテロリスト達が起こした事件に対してはインターネットどころかパソコンの扱いすら
ままならない人々、との先入観が先行する。不思議と言えば不思議かもしれない。

今回の事件を起こした犯人に対してはやはり”テロリスト”と呼ぶしかない。
そうでなければ”犯罪者”だ。現在のイラクにおける人々の苦境や、今回の戦争そのものに対する不満はある程度
までは想像→理解可能だ(と思う)が、それでもその主張を世界に届けるための方法は完全に間違っていると
言わざるを得ない。

100KAZUKI:2004/04/15(木) 00:22
テロとの戦いと言う論理は対米追従だと言う論理を見て驚く。対米追従かどうでないかには関わりなく、
テロリズムには毅然として向き合わなければならない。
また、ただ毅然と向き合うだけでなく、その原因を良く探る事こそが大事でもある。テロリズムとは
”方法”であり、首謀者や構成員を排除すれば”根絶した”と言えるような物ではないのだ。
(アメリカの対テロ戦争論理に含まれる最も大きな欺瞞である。)
イラクの混乱のそもそもの原因がアメリカの行った強引かつ独善的な予防戦争である以上、もっとも単純な
対応処置は米軍を主体とする駐留軍の撤収、およびそれに並行しての国連への移管だろう。

傾向。
自作自演説を信奉する人々の動機に関して言えば。
初期はウヨクVSサヨクと言った非常に白黒のはっきりした単純なベースに基づく憶測の積み重ねが肥大して
いった物であったが、現在ではむしろ事件をネタとして処理する事によって、事件に対する局外者である
と言う立場を積極的に表明するために言及されているケースの方が多いようだ。

拘束されている方々の家族に文句を言うのは幾分筋が違う気もする。
自分も、自分の家族が同じ目に逢えばやはり程度の差はあれ似たような興奮状態にはなると思うし、テレビ等で
激する姿が放映されたためにバッシングを受けているが、その後は会見時の様子も落ち着いてきている。
少なくとも初期の興奮状態から来る言動に関しては、もうこれ以上あげつらう必要は無いんじゃなかろうか。

外務省に迷惑をかけるなと言う論調もあるが、ああいった状況に陥った海外渡航者の親族に対する対応も外務省の
仕事の一部であり、関係者に対する精神的なケア(その中にはもちろん「甘んじて親族や関係者からの文句を
引き受ける、文句の聞き役になる」というオプションも含まれる)も出来なければ困るだろう。
そもそもネットなりテレビを通して事件の経緯を見守る殆どの人間は部外者であって、事件解決や日本の今後の
政治状況に対して”今”可能なアクションはほとんど無いのだ。無用な混乱や手間を呼ぶ行動が誰かの得に
なるとは到底思えない。

すでに政府による(救出のための)情報管制も始まっている現在、我々部外者にとって今大事なのは、軽挙妄動せず
静かに見守る事だろう。


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