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国際政治について語る場所

1工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/01/15(水) 09:02
同時多発テロ事件から1年以上経ちました。
事件発生当時に僕が書いた文章があるので、転載しておきます。

2工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/01/15(水) 09:03
【公的保安組織及び日米関係について】 (2001-10-16 02:07:25)

本当はあまり政治的な事ををここに書いていいものやら迷ったのですが、特別にどこ
かの党や団体を擁護するわけではなくて、ただ単に個人的な意見を民主主義国家の人
民の一人として語りたいだけですし、やはり心の中に秘めているだけではなく、公共
に開かれた場にてこういった発言は積極的に公開されて様々な立場の人々からの反応
を請うべきだろうと思い、日米関係のあり方についての僕の見解を述べることと致し
ました。

僕はとにかく、暴力的な政治行為には断じて反発致しております。当然それはテロ行
為のみならず、アメリカの報復行為も含めた全ての政治的暴力行為に対してであり、
軍隊というものの存在にも嫌悪感を覚えております。確かに平和を守る為の暴力とい
うものが必要だという考え方は判りますが、実際にテロや事件が起きてから動いたと
ころで、亡くなった方々にとっては警察や軍隊は何の役にも立たなかったという現実
は決して消え去ることの無いものです。日米安保条約では米軍が日本の安全を保障し
てくれるということになっていますが、易々と軍部施設などへの攻撃を許してしまう
ような組織に、本当に日本を守る事なんて出来るのでしょうか?これは日本の自衛隊
や警察にも言えることですが、地下鉄サリン事件のような少人数でのテロですらも未
然に防ぐことが出来ないわけですから、はっきりいって米軍基地への援助や自衛隊や
警察の存在は、税金の無駄遣いであるようにしか思えません。

しかしもしそういった組織が無かったら、安全な市民生活は誰が守ってくれるのだと
いうような反論があるかもしれませんが、考えてもみてください。若し仮にあなたが
夜道を歩いていて武装した暴漢に襲われたとしても、そこが交番や基地の目の前でも
ない限り、警察や自衛隊や米軍があなたを助けに来てくれる可能性はかなり低いはず
です。すなわち、いくらそういった保安組織が用意されていたところで、いざという
ときには自分で自分のみを守るしかないということです。だったらそもそも公的な保
安組織は別に無くても構わないということになりませんか?それでも誰かに守っても
らいたいという人は、民間の保安組織に守ってもらえばいいのです。現に人の多く集
まる場所や、身の危険を感じている有名人などは、警察や軍隊などははなから頼りに
せず、民間のガードマンを雇うのが常識であります。

だから日本も、暴力に対して暴力で報復を画策するような野蛮な政策は断じて支持せ
ず、たとえ日米関係が険悪になろうとも、アメリカに対して平和的な措置を採る様、
強く働きかけていくべきであると思います。そしてもしもアメリカがそういった要請
を無視して暴力を行使するようなことがあれば、全ての条約を破棄することも辞さな
いという断固たる立場にて対応すべきであろうと僕は考えております。

最期に、僕は決してナショナリズム的な意味でこのような発言をしているのではなく、
あくまでも生命というものがいかなる思想や信条よりも大切なものであるというとい
う個人的立場からの意見であるということを明記しておきます。そういった意味では、
この世に存在するあらゆる宗教の類もまた根源的には人命を信仰よりも軽視している
という点において、僕の立場とは一線を画すものであるということも、付け加えつつ、
ここでいったん、筆を置く事としましょう。

3工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/01/15(水) 09:03
【宗教と戦争の関係について】 (2001-10-16 02:11:10)

今回のテロ行為はイスラム原理主義者の犯行であろうとの見解が世論を賑わわせてい
ますが、そもそも戦争と宗教とは常に深い関係にあるものであると僕は考えているの
です。

それは日本も例外ではなく、第二次世界大戦の折には戦争の必勝祈願のために日本国
民全員が靖国神社にお祈りをし、たくさんの兵士たちが神のために戦って死んでいっ
たのです。さらに神道を信仰しない者は非国民として投獄され、ひどい仕打ちを受け
た挙句に多くの罪無き人々が獄中死を遂げています。このような歴史を見るにつけ、
大日本帝國時代の日本のやってきたことも、イスラム原理主義となんら変わらないの
ではないでしょうか?

そして今もなお、そういった血塗られた歴史の遺物である筈の靖国神社に首相が参拝
をしていたりするのですから、わけがわかりません。いうなれば靖国神社に日本の総
理大臣が参拝するという行為は、ドイツの首相がナチス軍を褒め称えるようなもので
あり、極めて狂気の沙汰であるとしか僕には思えないのであります。

4名無しさん:2003/01/15(水) 21:12
工藤先生、なんとかイラク・アメリカ戦争を
阻止してください。

5工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/01/16(木) 18:18
皇后の生家・正田邸の取り壊しを反対する人達が「皇室ゆかりの建物に手をかける
と祟りにあうぞ!」などといって解体業者を恫喝する場面がテレビのニュースで流
されていました。天皇が人間宣言をした今でも、天皇=神という発想を持ち続けて
いる人々がいるということです。すなわち彼らにとっての「皇室」は、「宗教的崇
拝の対象」ということです。日本もアメリカやイラクと変わりません。事実上の国
教が存在するカルト国家ということです。正田邸は33億円の相続税を財務省に物納
する目的で土地を明け渡すために取り壊されているのです。それを止めたいという
のなら、反対団体の支持者達が身銭を切って代わりに相続税を支払えばよいのです。
取り壊し反対を求める署名は6万人分あるそうです。33億円を6万で割れば、ひとり
あたりの負担は5万5千円です。何日もかけて抗議活動をする暇があったら6万人が
5万5千円を持ち寄ればいいだけのことなのです。しかしそれは勿体無いのでしょう。
日本の財務省でさえ、6万人の抗議ごときでは動かされないとなると、アメリカの
政策を動かすなんてことはそんな簡単にはいかないことでしょうね。ましてや敗戦
国として半植民地化されているかのごとき日本の言う事を、どれだけ聞き入れてく
れるやらわかったもんではありません。僕は参加する事に意義を感じない人間です。
どうせ参加するなら確実に成果を導き出すべきだと思うからです。万全の体制で臨
んでみて、それでダメなら間抜けな敗者として生き恥を晒す事になるのです。

6工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/03/25(火) 22:59
久々にこのスレを上げてみます。

7名無しさん:2003/05/17(土) 03:30
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_rev.cgi/3ded39fbb71fd0102573?aid=&amp;bibid=02292409&amp;volno=0000&amp;revid=0000200405

↑エマニュエル・トッド著『帝国以降 アメリカ・システムの崩壊』って
本なんだけど、いま話題の本らしい。国際政治を考える上で何かの参考に
なると思うので、是非一読下さい。

8工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/05/22(木) 07:29
>>7
情報ありがとうございます。
国際政治に関して僕に出来ることと言っても
たいしたことはないかもしれないですが、興味はあります。
自分で何らかの行動に出ようというわけでもないのですが、
小説の題材にならないものかと考えていたりするので、
かなり自分勝手ではありますが、
実際に行動に出てみて成果を挙げるのも大変な事ですからね。

僕がデモに参加したりしないのは、
参加することに意義はないと思っているからなんです。
デモによって、実際に戦争を食い止める事が出来たり
というような結果につながらない限りにおいては、
どんな政治的運動も自己満足で終わってしまうのです。

だったら最初から自己満足だと認めたうえで、
自分の役に立つ方法を選んだほうがいいと思うのです。

9秘するが花:秘するが花
秘するが花


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