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哲学について

1工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/05(火) 04:23
これは単なる僕の趣味なのですが、僕は子供の頃から宇宙や時間や
人生についてあれこれ考えをめぐらしてみることが好きでした。
誰でもそういうことは一度は考えるものだとは思うのですが、僕は
どうもそういうことに関してはかなり徹底して妥協せず考えたい部分
があって、そう簡単には納得できないのです。哲学者の中島義道氏は
「哲学にもその他の音楽や文芸などの表現同様に専門的な才能の有無
が存在する」と言っています。さらに中島氏は、こう続けます。
「哲学的才能は、やはりその他の表現の才能同様に、知識をどれだけ
積んでいるとか知能指数が高いというような事とは一切関係なく、あら
ゆる物事に対してどれだけ徹底的に疑問を投げかけ、答えを探求できる
か、というところにこそある」

17工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/13(水) 06:46
>>15 日常的なことということなら、やはり僕らは表現活動に重きを置いて生活
しているわけですから、それが一体、どんな意味を持つのかって事を、哲学的に
考えてみたいです。ところで、ミキ君はバタイユを読んだ事ありますか? 彼は
性的体験をベースにして世の中の事を考えようとした稀有な思想家です。僕も斜め
読み程度なのですが、下ネタを崇高な思想にまで高めて語りつくした彼の著作
『エロティシズム』は、歴史的名著だと思います。

18工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/13(水) 07:25
以下、僕が2ちゃんねる文学板に書いたものです。

ショウペンハウエルは「読書とは人の頭を借りて物を考える
事だ」と言っていますが、読書をする以前に自分の哲学を持ち得ている読
者にとってはそうはならないのです。その場合には「自分の考えた事がす
でに先人によって言われつくされていたり、反論されたりしないだろうか
」と言う事を確認するための作業として機能します。読書をする以前の哲
学は、自覚のあるなしは存在するにせよ誰しもが持っているはずのもので
す。何の哲学も持たない人間は、一切の人生の選択も決定もできない、
操られ人形です。

19ミキ:2002/11/15(金) 20:23
ショウペンハウアー横道ついでに

「本」について

ボクは小学5年で数学を諦めたくらいなのでかなり理論に頭が弱いです。
ショウペンハウアーが簡単だったのは、ボクの喉まで出かけていた事が書いてあった為です。
PUNKから革命を目指していた(つもりだった)十代の頃は、E・フロム、W・ライヒを
読んだりしていました。ボクの場合「本」は音楽とし対して変わりが無いような感じでだと解釈しています。
あまりボクは勉強していないのです。
この為、哲学の初歩の初歩で簡単につまずいて塞ぎ込むな馬鹿な真似もします。

20工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/16(土) 01:32
僕が和光大学時代にお世話になった岸田秀教授のメッセージが、和光大学公式サイト
の表現文化学科のコラムページに掲載されていました。やっぱり心に沁みます。
以下、岸田先生のメッセージからの抜粋です。

人間は、パンのみで生きるにあらず、つねに何かを表現していないではいられ
ない存在である。その表現の手段は何でもいい。詩をつくり、歌を歌ってもい
いし、音楽を奏でても、作曲しても、芝居をやっても、小説を書いても、絵を
描いてもいい。人間がこれまで腹の足しにならないそれらのことを飽きもせず
に続けてきたのは、何の役にも立たない無償の表現にこそ、人間の人間たるゆ
えんがあるからである。

そうなんですよ。生きるための努力をするだけならどんな動物にだってできる
んです。僕らは人間なのです。だからこそ、表現するんですよね。

21ミキ:2002/11/18(月) 23:47
表現させられてしまう生き方というのもあるね
意思とか関係なく
息を吸ったら吐くものが芸術というか
まぁなんかもうちょっと細かいところに突っ込んでいかない?
自分から積極的に議題のテーマを出せないのは今のボクは、他人の何らかとシンクロしないと
何も出てこないからです。

22工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/19(火) 04:25
ちょっとテーマからずれてしまうかもしれないのですが、現状の僕にとっての
表現と言うものについて書いてみます。僕は今、とにかく小説で新人賞をもらい
たいと思って小説を書いているのですが、実はプロ作家になる事が目的ではない
のです。それはあくまでも僕が抱いている大きな目標の達成に必要不可欠な社会
的発言権を得るための通過点でしかないのです。哲学も何らかの目的意識が根底
にないと、袋小路に迷い込んでしまうような気がします。考える事が目的なのでは
なく、目的のための手段として考えるということです。

23工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/19(火) 04:32
たとえばいまこうして行っているミキ君との交流の成果が、1+1で2になるのでは
なく、1+1が10になるような方法について考えているのです。それぞれの活動が
ばらばらに行われている限り、1は1でしかないわけですが、活動をうまくリミック
スしていく事で、それは普及率においても収益面においても、10倍以上のの成果を
あげられるのではないかと考えているのです。10人いれば100倍になります。

24工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/19(火) 04:34
具体的に何をしようとしているのかはまだ書かないでおきますが、大まかな答え
はすでに見つかっています。現実にそれを実行する方法を考えているところです。

25ミキ:2002/11/19(火) 23:38
了解。

26工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/30(土) 17:38
何故と問う必要なしに本能のままに生きていゆける動物とは違って人間の本能は
壊れてしまっているから生きる理由を物語に求めるのだと岸田先生の唯幻論では
説明されています。「物語」というのは「小説」というような
狭義の「物語」のことではなく、人間が創り出した全ての「物語」のこと
を指します。たとえばそれは「国家の物語」であったり「宗教の物語」で
あったり「家族の物語」であったり「仕事の物語」であったり「スポーツ
の物語」であったりするのです。そういった人間が営むありとあらゆる文
化活動を総称して広義の「物語」と呼ぶことが可能なのです。他にもたと
えば食事にも「料理の物語」とも呼ぶべきバックボーンがありますし、
「お洒落の物語」、「恋愛の物語」、「セックスの物語」などなど、何も
かもなんらかの「物語的背景」を持つ活動にすぎないのです。

27工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/30(土) 17:38
僕は唯幻論の支持者ですが、実はこの「唯幻論」自体も「物語の一種」に
過ぎないという矛盾をはらんでる事は重々承知の上です。「唯幻論」を社会に
適用すると実はとんでもないことになるのです。人間が編み出したいかなる
法も正義も悪も全ては人類が生き延びていくために創り出した「幻想」にすぎ
ないということですから、この世には本当の意味での「善」も「悪」も存在せ
ず、本来人間はいかなる「法律」や「教義」に従う必要もない自由な存在なの
だという思想なのです。そういうこともあって「唯幻論」を危険視する知識人
も多いと聞いたことがあります。しかし僕には「唯幻論」が最も社会の本質を
説明できている思想であると思えてならないのです。岸田秀先生は、「優れた
思想体系というものは、それによって世の中のありとあらゆる事を説明できる
ものでなければならない。そして私の説く唯幻論を適用するとそれが可能なの
です」と著書の中でおっしゃっています。実際、岸田先生が何か社会的事件が
起こる度にそれを見事に説明してしまうところを見るにつけ、唯幻論で説明で
きない事象は一切ないとしか思えないのです。

28工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/30(土) 17:39
「金銭や不動産、その他あらゆるものの所有が可能である」という発想も
単なる幻だし、「血縁や恋愛、友好、その他全ての人間関係」も幻なのです。
全てはその幻のルールが変化すれば泡の如くに消えてしまう単なるその場しのぎ
の「思い込み」にすぎないのです。地球もいつかは滅びます。何もかも終わるのです。

29工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/11/30(土) 17:39
でも別に全てが幻だからといって落胆する事はないのです。この世の全ての
面倒くさいしがらみが人為的なその場しのぎの戯言だとわかる事によって、
胸のつかえがとれて楽な心地になれる人が大勢いるはずなのです。唯幻論は
そのための方法論なのです。宗教も学歴も資本も戦争も全ては幻想に基づく
勘違いが原因なのです。この理屈さえ知っていれば過ちは阻止できるのです。

30ぽげ:2002/12/01(日) 21:15
ワタクシも岸田さんの本は結構読んでます。
唯幻論とはいわゆる唯物論に対置されるわけですが、岸田さんの出した対談集で、
マルクスのいう「物」とは実はフェティッシュ(つまりは幻想)なのではないか、
と、柄谷行人が突っ込んでいたのが興味深かったです。

31工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/02(月) 11:08
>>30 個人の思い込みより共同幻想のほうが怖いということです。思い込みの激し
さから個人が殺人を犯すのも怖いですが、共通の思い込みにとらわれた大勢の人間
が殺し合えば戦争が起こります。それを考えると個人個人が争うだけの個人主義の
ほうがどれだけ平和だろうと僕は思うのです。資本主義にも社会主義にも宗教主義
にも言える事です。国や宗教ありきではなく個人ありきであってほしいものです。

32ぽげ:2002/12/04(水) 20:56
岸田秀はどうですか?
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1003332798/l50

こんなスレッドを発見しました。

33工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/05(木) 23:33
>>30 実は「唯幻論」は単なる学者の一思想に留まるようなものではないんじゃな
いかと僕は考えています。「国粋主義」「宗教主義」「唯物主義」による政治は、
世界各国で行われてきましたが、そのいずれもが様々な国内外の紛争や無秩序を
産み出す弊害を伴った不良品の側面を持っているということは歴史を紐解いてみ
れば明らかです。ここで思い切って「唯幻論」を基本とした国政を考えてみても
いいのではないだろうかと思うのです。

34ぽげ:2002/12/06(金) 17:51
全てが幻想だとする「唯幻論」では、
「国政」等々の「物語(幻想)」を纏め上げることはできるのでしょうか。
むしろそれらを必要としないアナーキズムを擁護する思想に思えるのですが。

35名無しさん:2002/12/23(月) 02:52
工藤さんは様相論理学にも精通しておられると
聞いていますが、本当でしょうか。

36名無しさん:2002/12/23(月) 02:58
>>30
柄谷さんは岸田さんの精神分析のことを
「インチキ精神分析」と言っていましたよね。
という、柄谷さんのNAMも結局解散になって
しまいましたが。
しかし、このNAMの解散というのは、戦前の
共産党の解体と似ていますね。挙国一致体制にむかう
中で、共産党が解党したわけですが、今もそんな雰囲気が
漂っていますから。

37名無しさん:2002/12/23(月) 03:09
それと、工藤さんのプロフィールの好きな思想家欄に
ラカンの名がありますが、あれを本当に読めるのなら
凄いですね。自分なんかはジジェクを読んで解った
つもりになるのが精一杯ですからね。
『イデオロギーの崇高な対象』とかで。因みに
所謂ラカンの「対象a」ですが、ジジェク的にはあれは
「金・薬・女」だそうです。解りやすいですね(w。

38工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/23(月) 07:11
>>35 プラトンやアリストテレスといった古い論理学しか齧っていませんので、
想像されているようなものとは違うかもしれません。現代思想には疎いのです。

>>36 これは>>34にも通じる事なのですが、唯幻論はフロイドの精読から岸田先生
が読み取った思想を独自に膨らましていく事で編み出された思想体系です。宗教や
戦争や犯罪といったありとあらゆる人間の社会的行動の全てをひとつの理論で説明
しようとするスケールの大きさは、資本論に比較される事もあります。理論上は完
璧であると多くの人々から信じられていた社会主義が事実上は次々と崩壊してして
いったわけですが、唯幻論を政治利用した政府はいまだかつて存在しないため、ど
うなるかはわからないのです。「何も存在しない状態」を「ひとつの物質で満たさ
れている状態」と区別できないように、法律が一切ない無政府主義と、世界がひと
つの法律の支配下にある全体主義は、実は全く同じものです。そういった理論を用
いれば「法律なき法治国家」の実現は可能だと思うのです。結局、柄谷氏が一度は
支持したはずのNAMという機構もまたインチキな側面を持っていたということです
よね? 理論を実践した結果、どんな結果が待ち受けているかは、試してみないこ
とには完全には知りえないということです。

39工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/23(月) 07:12
>>37 ラカンはユングやアードラー等と同じくフロイドの精神分析から派生した思
想体系を打ち立てた一人ですよね。そういう意味では岸田秀も同格にあると僕は考
えています。ラカンの著書そのものは読んだことがなく、新宮一成氏による解説書
を読んで知っただけです。それで興味をそそられたのです。

僕は基本的に思想哲学というものを自分の都合のいいようにいいとこ取りして受け
取るようにしています。「正しさ」よりも「好ましさ」に重きを置いているという
ことです。受け手次第では必ずしも正しいものが好ましいとは限らないし、正しく
ないものが好ましくないということにはならないというわけです。こういった考え
方は文化人類学や社会学でいうところのマルチカルチャリズムといった思想体系に
連なってくるものです。アインシュタインの相対性理論やゲーデルの不完全性定理
やホーキングの多元宇宙論なども考慮して結論を出してみると、「真理がひとつで
あるとは限らないという真理」が明らかになります。現代思想の潮流に暗いもので
すから、すでにそれはどなたかの思想として発表されているのかも知れません。

40名無しさん:2002/12/23(月) 21:02
工藤さんは同志を集めて文学集団「工藤組」を作ったら
どうですか?

41名無しさん:2002/12/25(水) 02:54
それと、工藤さんはクイズミリオネラに
出たらどうですか。工藤さんの雑学は
かなりのものがあるわけですから。
生活費も賄えるし。

42工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/28(土) 00:06
>>40 僕の創作傾向とそれに対する評価がある程度さだまってくるような時期が来
たら、そういうことも考えたいですが、現状はまだまだです。

>>41 クイズ番組は出てみたいですが、不況ということもあって参加したい人が
多いみたいなので、予選に出るのですら数ヶ月待ちで難関らしいですよ。でも番組
を見ていると8割くらいの質問は難なくわかるので、悔しい思いはしています。2割
は答えられませんから優勝できるほどではないにしても、いくらかの賞金は絶対に
獲得できると思います。

43工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/28(土) 00:21
>>41の続きです。僕の知識は良くも悪くもとにかく「浅く広い」んです。本屋で
目を通す雑誌は数十冊ありますし、ネットで循環しているサイトは100以上、必ず
見るテレビ番組は20ほどといった具合にアンテナを張り続けてきたからだと思いま
す。あと、「リスト」の制作や「年表」「目録」を見るのが好きだということもあ
るかもしれません。だからひとつの分野に関する知識では専門家の先人にまず敵わ
ないですが、たとえば「歴史・文学・映画・漫画・絵画・写真・彫刻・建築・数学・
科学・物理学・コンピュータ・テレビゲーム・ファッション・クラッシック・ジャ
ズ・ロック・パンク・テレビ・アニメ・アダルト・少女漫画・自動車・アイドル・
演劇・お笑い・地理・法律・哲学などなどのありとあらゆる分野からセレクトされ
た100問」というテストがあれば、けっこういいところまでいける自信はあります。
これを何らかの仕事に活かせればいいなと思っているところです。クイズ王と呼ば
れる方々が誰でも仕事上でその知識を活かせているわけではないでしょうけれど。

44名無しさん:2002/12/28(土) 06:15
雑学的知識がおありなら、公務員試験を受けたら
どうですか。郵政外務職員なら33歳まで受験可能です、
関東、東海、関西方面では。(詳しくは官庁のHPを見て下さい。)
一次試験は「教養(人文科学、社会科学、
自然科学、数的処理、判断推理など)」を問い
ますから、雑学のあるひと、本を読むひとは有利です。
東京アカデミーなどの通信講座(5万円)を受講すれば、
工藤さんなら余裕で一次試験は突破でしょう。
(東京アカデミーのHPでも見てみて下さい。)

ただ、原付バイクの免許は持ってないと二次試験の面接では
不利かもしれません。
原付バイクは学科試験だけで取れます。実技は不要です。
これも学ぶもの向きですよね。なんで、工藤さんは郵便配達員
をやりながら、気長に作家を目指すのがいいと思います。
作家を目指すなら、書籍の購入費用とかもかかりますし。

45工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/28(土) 08:18
>>44 不況ですから公務員志望者が多くて難関だったりはしないかと気がかりでは
ありますが、「郵政外務職員なら33歳まで受験可能」というのは知りませんでし
たので、考えてみます。高校時代に年賀状の配達のバイトはやっていたんです。あと
確か、親戚に郵便局員をしている人がいますんで、聞いてみようかと思います。

46工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/28(土) 08:28
>>45の続きです。今年の7月から新人賞応募のために書いてきた作品がいま80枚くら
いでこのままでも応募可能なのですが、20代最後の記念になるような納得のいく出来
というには程遠い仕上がりようのため、過去の文豪による名作や現在の流行作家や新
人作家の作品の研鑽による文章修行を積んだ上で応募しようと考えているところなの
です。それを来年いっぱいかけて書き上げて応募したら、しばらく文学から離れて、
生活の地盤を立て直すことに専念してみようと思っているので、そこで郵政外務職員
の試験を受けてみるのがいいのかもしれません。生活費に追われながらの生活なもの
で、原付免許と通信講座を受けるために必要な6万円を捻出できる状態ではないとい
う事情もあって、すぐには着手できませんが、視野に入れておきます。

47工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2002/12/28(土) 08:30
そういえば、学生時代に新聞の朝夕刊の配達と集金を3年間やっていたので、配達
業務には向いているかもしれません。

48名無しさん:2002/12/28(土) 21:45
工藤さん、すまない。
来年から郵便局が公社化されるのに伴い
採用試験の内容も変わるもたいですね。
なんで、関東地方で郵政外務試験、33まで受験できるか
どうか微妙です。郵政事業庁の採用情報も工事中でした。
因みに郵政総合職なら33歳まで受験可能です。
これは確定済みですが、かなりの難関試験です・・。

49名無しさん:2002/12/29(日) 03:41
郵政事業庁のHPアドレスです。
http://www.yusei.go.jp/

以前見た時(2,3ヶ月前)には関東の郵政外務職員試験は上限33歳まで
とあったのですが、その条項がもう消えてますね。口惜しいですね。
因みに、郵政短時間職員試験というのがありますが、これは前見たとき、
かなり年齢上限は高かったと思います。33歳以上だったと思います。
来年も募集するかもしれないので、随時HPチェックすることをオススメ
します。来年は公社化するので、年齢制限とかどうなるかは今の
ところはわかりません
が、短時間職員といえども、採用されれば無職からは脱出できますよね。
給料はあんまり高くなかったとは思いますが、定額収入は得られるので、
家賃滞納は免れることはできると思います。なんで、HPのチェックは
したほうがいいと思います。あと、市役所の臨時職員という手も
あるみたいですが、僕の情報網では解らないので、工藤さんの検索
能力・情報収集能力を駆使して色々と探して見てください。

50工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/01/01(水) 08:46
>>48-49 あけましておめでとうございます。レス、ありがとうございます。
とりあえず今年の前半は派遣の仕事の依頼が入ってきていますので、どうにか
しのげそうです。といっても短期ですから、そのばしのぎにしかならないんですが。
その分、短期の派遣業務の時給はかなり高いので、どうにかなりそうです。
おととしは半年くらいはフリーでこまごまとやっていて、まともに勤務していた
時期は半年程度だったんですが、その分だけでも年収160万だったそうです。その
分への市県民税の請求が今来ていて、驚いてしまったんですがw ちなみにそのペ
ースなら年収は320万円というなかなかのものになるわけですが、残りの半年の収入
は微々たるものでしたから、いま困っているというわけです。一時的には頑張れる
のですが、長続きしないというこの性格をどうにかしなくてはなりません。公務員
の場合、超過労働時間が少なめですよね? そのあたりが創作との兼ね合いの役に
立ちそうですから、何とか頑張ってみたいと思います。年齢制限のことが気がかり
なので、調べてみようと思っています。いろいろとありがとうございます。

51名無しさん:2003/01/19(日) 22:01
工藤さんは、仏教哲学にも詳しくて、
中村元先生の「論理の構造」も読破
なさっていると聞いたのですが、
本当ですか?

52工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/02/03(月) 23:26
>>51
仏教の知識は多少あるつもりですが、そうは言っても
色々な宗派があったりして幅が広いですからね。
その本は読んでませんが、どういった内容のものなんでしょうか?

53名無しさん:2003/02/04(火) 09:39
>>52
仏教論理である因明と西洋形式論理との
比較研究の書みたいです。

54工藤 伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/02/07(金) 01:18
>>53
中村元さんのことは岩波文庫のブッダ関連本の翻訳者という程度しか知らなかった
んですが、調べてみたら印度哲学研究での著書をずいぶん出してらっしゃるんですね。
宗教研究者でありながらもあくまで在家の立場を守り、特定の教団に肩入れすること
がなかったというところに魅力を感じました。今度、読んでみます。

55名無しさん:2003/09/09(火) 15:55
工藤さん、哲学者の東浩紀がはてなダイアリーに参戦
している模様です。

ttp://d.hatena.ne.jp/hazuma/

この件についてはどう思われますか?

56工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/09/13(土) 18:14
>>55
古代哲学が好きなせいもあって現代思想にはあんまり興味がないんですけど、
東浩紀氏は社会学や創作評論の分野にも手を広げていて、気にはなっています。
都立大の宮台真司氏や和光大の上野俊哉氏、文芸評論家の大塚英志氏などと
近いフィールドで活躍している印象があるんですが、どうなのでしょうか?
たしか、大塚氏編集の『新現実』にも参加されてましたよね。

57名無しさん:2003/09/13(土) 19:38
>>56
>都立大の宮台真司氏や和光大の上野俊哉氏、文芸評論家の大塚英志氏などと
近いフィールドで活躍している印象があるんですが、どうなのでしょうか?

その通りだと思います。東はもともとは「批評空間」系のデリダの研究者
として出てきたけど、今では方向転換して、宮台や上野や大塚などのサブカル
路線に連なろうと必死ですよね。「新現実」に参加したのもそのためだし、
最近では「ファウスト」に参加していますよね。

そういえば、「新潮」10月号で浅田彰が「新潮」のような伝統的な文芸誌
はやがて全滅する恐れがあると言っていましたが、東的には、それを見越して
さっさとサブカルのほうへ行ったという印象もあります。東自身がそもそも
サブカル好きのオタクだというのもあるけど、結構そこら辺計算しているように
見えますね。

58工藤伸一</b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/09/13(土) 20:43
>>57
岩波講座の創作関係のシリーズで、
筒井康隆氏らと並んで東浩紀氏も執筆していますが、
その際、東氏は「小説という表現形式に未来はない」
というようなことを書いていて、それを読んだ筒井氏が、
「彼の言い分もわかるし面白いけれど、その小説という表現形式の
ともし火を消さないために頑張ろうというのがシリーズの趣旨で、
俺も未来の文壇を担う才能の出現を待ち望んでいると書いていたから、
こういうのは困るなと思った。でも俺の文章のほうが先に刊行されたので、
とりあえずは助かった」というようなことを言っていて、面白かったです。

それにしても、伝統的な文芸誌の読者って、漫画やアニメが流行りだした
20年以上前からすでに、コミケ動員数にも及ばない程度しかいないわけで、
そういう意味では浅田氏の言説は、いまさら言ってもナンセンスな気がします。

59名無しさん:2003/09/26(金) 04:05
エドワード・サイードさん死去 パレスチナの代弁者

米コロンビア大学教授(比較文学)で、イスラムや
パレスチナ問題でも発言を続けてきたエドワード・
サイード氏が25日午前6時30分(日本時間同日
午後7時30分)、ニューヨーク市内の病院で死去した。
67歳だった。死因は明らかでないが、同氏は長く
白血病を患い、この数年は大学に姿を見せることも
まれだった。    

朝日新聞(09/26 01:21)

60工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/11/14(金) 23:37
>>59
エドワード・サイード氏については詳しくないのですが、
この件についてのコメントを頂けると助かります。

61名無しさん:2003/11/15(土) 21:39
>>60
サイードの死に関して、コロンビア大学でサイードと同僚だった
柄谷行人氏が読売新聞にコメントを寄せているので、ご参考
までにどうぞ。

エドワード・サイード氏を悼む。
 
                         柄谷行人

 私は1990年からコロンビア大学で定期的に教えるようになった。
比較文学科において、エドワード・サイードは同僚であった。しかし、
まもなく彼は白血病になった。私は彼に会うとき、いつもこれが最後
だと思っていた。そして、そのような観点から、彼の仕事を見ていた。
ところが、重態が伝えられながら、彼はいつも奇跡的に生き延びた。
それがくりかえされるたびに、私は、案外サイードはこんなかたちで
長生きするのではないかと思うようになった。だから、予期していた
にもかかわらず、彼の死はやはり不意打ちであった。
 
 サイードの仕事が西洋におけるオリエント研究に与えた影響は絶大
である。旧来の西洋中心的な視点は根本的にくつがえされた。
その結果、たとえばアメリカにおける日本研究も決定的に変貌した
のである。それは、批評的言説が世界を変えるという、数少ない例の
一つであった。 

 しかし、彼にもどうしても変えられなかったことがある。それはパレ
スチナ問題である。今年ロサンゼルスで、彼の講演を聞いたが、単純な
事柄をほとんど涙ぐみつつ訴える感じであった。もはや気取りも精悍さ
もなかった。彼がいうのは、パレスチナのことを考えてほしい、という
ただ一つのことだ。いうまでもなく、パレスチナ問題には現代世界の諸
問題が集約されている。しかし、サイードがいなかったならば、私はそ
れを自分にとって切実な問題として受けとめることにはならなかっただ
ろう。
                         (文芸評論家)

62工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/11/18(火) 22:00
レス、ありがとうございます。
なるほど柄谷行人氏の元同僚の方なんですか。
僕自身は柄谷行人氏の著作は殆ど読んでいませんもので、
高橋源一郎氏と親しい人という程度の認識しか持っていなかったもので、
サイード氏の事も存じ上げなかった次第であります。

ちなみに名無しさんは、岸田秀には興味ありますでしょうか?
プロフにもありますように、僕は岸田ゼミに在籍していたんです。
以下、『岸田先生退職宴会通信』からのコピペです。

●岸田先生の最終講義が開かれます。もちろん誰でも聴講可能。私達の退職
記念パーティーとは別の催しですが、興味のある方も多いと思いますので、
お知らせします。

日時:2004年1月31日(土曜日)2時30分から
場所:和光大学
当日は同時に退職される鈴木勁介先生と順番に講義されますが、順序は未定
です。追って教室番号や演題など、更に詳細が判明した時点でお知らせする
予定です。ご注目ください。

63ぽげ:2003/11/18(火) 22:44
岸田さん退職するんだ。
おつかれさま。

64工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/11/27(木) 21:06
>>63
ぽげ君、書き込みありがとう。
もし上京する予定でもあれば、参加してみたらどうかな?

65ぽげ:2003/12/18(木) 07:59
さすがに1月は無理っぽいなあ。
でも、来年は本格的に上京する予定。

66エビちゃん:2006/07/06(木) 03:05:41
ちょっとヤバイ写真が友達経由で回ってきました。
エビちゃんこと蛯原友里さんのほぼ全裸写真。なんでも撮影時にスタッフが盗撮したものらしいです。マガで配信する予定なので、見たい人は空メ送って待っててね。
空メ⇒613022s@agw.st
説明⇒http://66.160.206.49/maga/


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