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親切な人が質問にやさしくマジレスするスレ1

248名無しライター:2016/11/04(金) 22:45:19 ID:cEbcgpEA
【告白】某受賞者の実態
私は数年前、某有名コンクールで大賞を受賞しました。
その作品は映像化され、脚本家としてデビューしましたが
その後うだつが上がらず、ついに先日別の仕事に就くことにしました。つまり引退です。

なので未来ある皆さんのために、私の様な失敗をしないために
私がなぜプロとして通用しなかったのかをお伝えできればと思います。


結論から言いますと、理由は、“添削によって受賞した”からです。
私はコンクール応募用のシナリオを某学校の添削を受け
そこからしっかりと改訂し、応募しました。
結果、そのシナリオは大賞を受賞しました。

私はプロ脚本家の未来が開けると思ってました。
ですが、もうわかりますよね?
2作目が書けないんです。いえ、クオリティがぐっと落ちるんです。
まさかシナリオを書くたびに添削を受ける訳にもいかず、私は悩み続けました。


あるコンクールでは、最終候補に残ると、「添削を受けましたか?」という質問があるらしいです。
審査側も、この添削を非常に警戒しているんですね。
私の知っているプロデューサーは、添削の事を「ドーピング」と言ってました。

また、コンクールで受賞しながら活躍してない人の殆どは、
添削による受賞だとも言ってました。


ではなぜ審査側は添削を禁止しないのか?
理由は2つあります。
1つは、確認のしようが無いこと。添削してないと言えば審査側は信じるしかありません。
2つめは、一度応募要項に「添削を受けていない作品」と明記しようとした時に、
某シナリオ学校から猛抗議があったらしいです。
学校的としては添削は大事な収入源だからです。
シナリオ学校があるから良質のシナリオが集まることも事実なので、審査側はこの反対を飲んだそうです。


コンクールの殆どは、良いシナリオではなく才能ある脚本家の発掘を目的としています。
添削は、別の人間の脳が入ってしまう、まさにドーピングなんですね。
だから、現場のプロデューサーたちは添削を受けた作家だと知ると
実に冷ややかな態度に変貌します。

なので、本気でプロを目指している皆さんは添削を受けずに受賞を目指した方が
絶対に将来的には良いと思います。
添削で旨味を得るのは、そこで収入を得ている人だけなのです。
中にはブログで添削をしている怪しい人物もいるようですが要注意です。
絶対に関わってはいけません。


私は、取り返しのつかない大失敗をしました。
それは、せっかく受賞して知り合ったプロデューサーの信頼を失うことです。


これを読んでくれた人の中から偉大な脚本家が誕生することを祈って。


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