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ハイドゥナンの石の器
1
:
137
:2014/10/25(土) 12:08:51
藤崎さま、いつも素晴らしい著書をありがとうございます。
さて、表題の件ですが、「 ハイドゥナン 」に確か、沖縄で古代から伝わる石の器の作り方のエピソードが紹介されていたと記憶しています。
この石の器は実在するものなのでしょうか?
それともフィクションなのでしょうか?
もし実在する場合、どこかでこれを実際に見ることは可能でしょうか?
以上、どうぞよろしくお願いします。
2
:
藤崎慎吾
:2014/10/25(土) 22:07:26
書き込みありがとうございます。石の器は実在しますよ。与那国島では「イチダライ」と呼ばれています。「石盥」の意味ですね。普通の民家の庭などで、よく見かけます。とりあえず民俗資料館をお訪ねになれば、その庭に色々な大きさのイチダライが並べてあると思います。ただし『ハイドゥナン』にあるイチダライの製作法は、もちろんフィクションです。とはいえ実際にどうやってつくったのかは、未だ明らかではありません。
3
:
137
:2014/10/27(月) 12:51:58
ご回答、ありがとうございます。
与那国の巨石文化
//www.yonaguni.jp/kyoseki/kuoseki.htm
石堀の水ため(石盥・いしたらい)
与那国島はひょっこりひょうたん島だった?
//4travel.jp/travelogue/10466609
民俗資料館の館長
沖縄の風景
//okinawanofukei.ti-da.net/e1829933.html
トゥージのある風景
沖縄・八重山探偵団
//bin.ti-da.net/e644020.html
とぅーじ
※「 ERROR!! NGワードが含まれてます。」
と表示されて書き込めないので、URLの頭を削ってみました。
などで紹介されていますね。
「とぅーじ」という言葉、「刀自(とじ)」から来てるのではないか。と。
沖縄では、「妻」を意味する言葉として、今もなお普通に使われている。
書かれてて、驚きました。
「刀自(とじ)」と見ると、蘇我刀自:聖徳太子の奥さんを真っ先に思い出します。
上記にも奈良時代の言葉が沖縄・八重島には残っていると書かれていて面白いですね。
どうやって作ったのか。。。。。。
上記URLのどこかに、比較的柔らかい石なので彫るのはそんなに苦労しないだろう。
と書かれていたように記憶しています。
それより、こんな重いものをどうやって運んだのか?
の方に一般的には関心があるようですね。
『ハイドゥナン』での作り方、すっかり信じてました。(^o^)ゞ
4
:
藤崎慎吾
:2014/10/27(月) 19:46:21
石灰岩なら柔らかいでしょうが、与那国島のイチダライは砂岩なので、むちゃくちゃ硬いです。金属を使って加工したとしても、かなり苦労したでしょう。風呂桶にも使えそうな大きさのやつを見ると、気が遠くなります。だから『ハイドゥナン』に書いたようなフィクションを思いついたわけです。
5
:
137
:2014/10/28(火) 10:43:31
なるほど。。。。。。
そうなると、謎ですね。。。。。
石を溶かす液体なんてのはないものでしょうか?
樹木は根で岩を抱えて、その岩の養分を分解しつつ吸収して岩を砂や土に変えるかと思います。
その時樹木は何らかの液体を根から分泌してると思うのですが、
昔の人は最も強力な分泌液を出す樹木を知ってて
それを塗ってしばらく放置しておくともろくなるとか。。。。(^o^)ゞ
微小生命体がピエゾ電流を通信手段として利用し、
それが地震発生エネルギーになるというアイディアにはブチのめされました。
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