銀河鉄道【ジャレさん号】火星まで30秒 - 1161916330

976：ジュピター：2007/09/19(水) 21:29:10: ジャレッドの表現には標準以上の高レベルなものと、みょうにシロウトじみたものが
ランダムに同居しているような気がします。
これはあくまで私の想像でしかありませんが、彼はとても頭がいいと同時にとても衝動の強い人で、
ある程度じぶんの中でこなれた物に対しては、とても高い水準の表現ができる一方、あるときの衝動
（思いつきとも言えるかもしれませんが、笑）でとびついてやってしまった物にたいしてはあ～あ、
といった結果になってしまうものが多々あるような気がするのです。
普通の人が、人様にお見せするには、と、ある程度の完成度に達しなければブレーキが働きやらないような物でも、
ジャレッドにはそれが働かない。あるいは未熟な自分を見せるのを恥ずかしいと感じない人なのではないでしょうか？
そしてそれをどこまで第三者とシャエアできるか。
ジャレッドが怪我をしてまで、客席に飛び込んだり、客にうたわせたりするのも、
そういった過程での表現の模索のように私には思えてしょうがないのです。
ジャレッドの側に立ちすぎた見方でしょうか？

私がいままで音楽（主にロック）を聞いてきた中で本当に天才かも、とおもったアーティストが、
私がよく知る中で多分3人います。
プリンス、モーマス、そしてジャレッドです。　めちゃくちゃな組み合わせですね。
ジャレッドに関しては音楽に関してのみというわけではなく、映像やビジュアル等の
クリエイティビティーやプロデュース能力等も含めた点から見ての意見ですが。
モーマスのステージなんてプロフェッショナルという意味ではまったくヒドイものです。
最近は見ていないので、変わったかどうか知りませんが。
でもあれが彼の表現なのだ、と思うと妙に納得してしまう。
その点タイプやエネルギーで全く異なったものでも私は共通した物を感じてしまいます。

ジャレッドをよく知らない人の前で、ジャレッドって天才かも、とかいった事を喚きちらしても、
あ～あ、いいトシをして、とあきれられるのが関の山でしょう。
でも、すくなくともこちらの皆様にはちょっと穿った見方過ぎるのでは、
とは思われるかもしれないものの言わんとする事のほんの一部でも理解はしてもらえるのでは、
と思うのですがいかがでしょうか。

私もタンクさん同様彼らの音楽世界は確実に広がる可能性を無限に持ってるのだから、
日々のﾗｲｳﾞに満足して欲しくない、という意見にはもちろん同感です。
でもそれと同時に、ジャレッドの才能がやり残して後悔する物がないように、"彼にとっての成功"　
を極められるように。
その為にはどこに出ても恥ずかしくないようなプロフェッショナルで堂々としたバンドとしての
正道を歩いてもらわなくてもかまわない。
人が眉をひそめるような実験を繰り返してもらってもかまわないと私は思ってしまうのです。
その過程で立ち去る人ももちろんいるでしょうが、それはそれでしかたのない事です。

いいたい事がうまく伝わったかどうかわかりませんが、また返答になっているかわかりませんが
とりあえず。
読んでくださった方ありがとうございました。