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【マハ=ディヤルニ】 ルザナイ教 【バーフルード】

9言理の妖精語りて曰く、:2011/01/12(水) 12:19:22
【プフェリのサリデグ】

羽子として生まれた聖人。彼が生まれたのはプフェリの法術大家の一族であった。
当時この部族は、異民族との闘争を行っており、羽子としての体質から術を使うことの出来ない
サリデグは、法術の力の源たる天使と祖霊から憎まれた子とみなされ、
疎まれ、やがて乳母とともに追放された。乳母は、サリデグが術をロクに使えない
羽子として生まれてしまったことの責任を押し付けられてしまった。
この乳母は産婆もつとめており、出産時に妖術をかけたことにされたのである。
追放後しばらくは乳母はサリデグの面倒を見ていたが、やがて共に居ることを拒むようになり
サリダグを捨ててしまう。その後のサリデグはまさに生き地獄を味わう。
迫害され、好奇の目で見られ、人として扱われなかった彼は、神のみを心の支えとし、
自身の出自も相まって、やがて法術すらも否定し、ただマハ=ディヤルニのみを崇拝することに
専念する境地に至る。ルザナイ教の一派「唯信派」のおこりである。
彼が起こした宗派は彼の名をとってサリデガーラ(サリデグ派)とも呼ばれる。

羽子は高度な術を使えない代わりに、何かしらの強大な力を秘めている、と
言われるが、サリデグがどのような「力」を備えていたかは不明である。
唯信派の信者たちは「神を肉眼で見ること」「神を直視できること」であったと信じている。
これは「霊が見える」「人とは違う世界が見える」といったレベルの話ではなく、
高位の天使や大聖ですら霊眼、天眼を介して見なければ視覚だけでなく命までも焼き尽くされるという
神の輝ける御稜威をありのままで直視できたという意味である。


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